JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 動脈硬化の危険因子の5回目、最終回です。糖尿病は広範囲に渡りさまざまな身体的影響を及ぼします。世界的にも多くの糖尿病の発症数の増加がみられる「飽食の時代」です。「自分はまだ大丈夫」では無いのかもしれません。今までに何度も糖尿病はまとめてきましたが、今回はどうして糖尿病が動脈硬化のリスクとなるのか?血糖値コントロールが必要なのか?この部分を焦点として今回は「糖尿病」をまとめていきたいと思います。
1.血糖コントロールを勧める理由、動脈硬化リスク上昇
1-1 糖尿病の定義と診断基準
1-2 血糖値コントロールの必要性・目的
1-3 糖尿病と脂質との関係性糖尿病と動脈硬化の関係性
今日のプラスα
2.糖尿病が動脈硬化を加速させる理由
3.糖尿病を改善するための運動の実際
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・なかなか続かない運動…どうしていますか?
1.血糖値のコントロールを勧める理由、動脈硬化リスク上昇
はじめに...
動脈硬化の促進因子とされる5つの危険因子は下記の5項目です。5回目最終回は「糖尿病」です。
《動脈硬化を促す5つの危険因子》
①高血圧 ②脂質異常症
③喫煙 ④肥満 ⑤糖尿病
1-1 糖尿病の定義と診断基準
❍糖尿病の状態とは
《 糖尿病とは 》
インスリンの作用不足による
慢性的な高血糖を主徴とする
種々の特徴的な代謝異常を伴う疾患群
糖尿病は上記のように高血糖の状態となり、血液検査で血糖値やHbA1cの値が一定の基準を超えている状態となる疾患です。
※「糖尿病の診断基準」過去ブログ「「高血糖症状」糖尿病の症状とは?」
❍生活習慣によって発症する2型糖尿病
2型糖尿病の発症は生活習慣の密接な関係があります。
〔1型糖尿病〕
- 膵臓のランゲルハンス島のβ細胞の破壊が発症原因
- おもに、自己免疫疾患が原因
- インスリンの分泌能が著しく低下、もしくは全く分泌されない状態
- 生活習慣とは全く関係がない
- 以前は若年性糖尿病、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていた
〔2型糖尿病〕
- インスリン抵抗性が発症原因(インスリンの機能低下・分泌不足)
- 日本人の90~95%が2型糖尿病
- インスリンの分泌が悪い、働きが悪いなどインスリンが関与する糖尿病
- 脂質異常症や高血圧など他の生活習慣病との関係性が深い
- 動脈硬化の原因となる
1型糖尿病の場合では、眼や神経、腎臓などの細い動脈に影響を及ぼす病気が生じやすいとされています。このような一部の1型糖尿病の場合と多くの2型糖尿病疾患がある場合、アテローム動脈硬化が発症しやすい状態となります。
※関連ブログ「1型糖尿病は2型とは違う」「知って欲しい糖尿病の基礎」
《糖尿病の診断基準》
- 早朝空腹時血糖値 126mg/dl以上
- 75g OGTT 2時間値 200mg/dl以上
- 随時血糖値 200mg/dl以上
- HbA1C(国際標準値) 6.5%以上
- 糖尿病 :空腹時血糖 126mg/dl以上、または2時間後血糖値 200mg/dl以上のいずれか1つでも該当
- 糖尿病型:上記の1~4のいずれかが確認された場合
- 正常型 :空腹時血糖値 110mg/dl未満なおかつ 75g OGTT 2時間値 140mg/dl未満
- 境界型 :「糖尿病型」「正常型」いずれにも属さない場合は「境界型」と判定
※1~3いずれかと4が確認された場合には、糖尿病と診断されます。
※関連ブログ「病識高めて合併症も予防しよう」
1-2 血糖値コントロールの必要性・目的
糖尿病は高血糖となる疾患です。
❍どうして血糖値コントロールする必要があるのか?
《 血糖値コントロール目的 》
高血糖値の改善・正常値に近づける
「血糖値」と「HbA1c」
高血糖状態を改善し、血糖値を正常値内でコントロールするためには、食事療法・運動療法を基本とし、薬物療法が行われます。
❍血糖値コントロールの指標として「血糖値」と「HbA1c」
健診項目の血液検査の中にある、代謝系検査の「空腹時血糖」と「HbA1c」が糖尿病に関する検査です。
〔空腹時血糖〕 基準値(正常値)109mg/dl 以下
- 空腹時の血液中のブドウ糖量:血糖値を測定
- 糖尿病の発見と診断としてもっとも重要な検査
- 通常9時間以上の絶食で空腹時に採血して測定
血糖値は食事により上昇し、食後2時間くらいでもとに戻ります。健診(絶飲食時)以外で採血による検査では「食後何時間ですか?」と聞かれるのではないでしょうか。食事や間食は血糖値に影響します。加糖入りの飲み物でも当然、血糖値は変化します。
〔ヘモグロビンA1c:HbA1c〕
- 過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映できる
- 血糖コントロールの指標
血中のブドウ糖濃度が高い状態持続すると、余分なブドウ糖は体内のタンパク質と結合した状態で存在します。血液中の赤血球のタンパク質に結合したものをグリコヘモグロビンといい、このうち、HbA1c は糖尿病と密接な関係があるとされています。
赤血球の寿命は約120日、赤血球に結合したHbA1cは食事や運動の影響を受けずに測定することが出来るために、血糖値のコントロールとための指標とすることができます。
●血糖コントロールの目標値(HbA1) ※再掲「知って欲しい糖尿病の基礎」
- 6.0%未満:血糖正常化を目指すときの目標値(正常値)
- 7.0%未満:合併症を予防するための治療目標値
- 8.0%未満:有害事象等により治療強化が困難な場合の目標値
- 「治療強化が困難な際に限り8.0%未満」とし、基本的な治療目標は7.0%未満となります
❍高血糖値が身体にもたらす影響
血液中の血糖値が持続的に高い状態にあると、さまざまな合併症を招くことになります。
糖尿病には深刻な合併症があります。その詳細は過去ブログをご参照ください。
《 糖尿病の三大合併症 》
細小血管障害
「網膜症・腎症・神経障害」
《 大血管障害 》
「冠動脈疾患・脳血管障害・足壊疽」
※関連ブログ「症状を自覚する前に知って欲しい合併症」
高血糖状態を放置し続けると、この3大合併症以外にも身体にさまざまな重大な合併症発症につながります。その発症をいかに防ぐかということは血糖値コントロールの目的となります。
●2型糖尿病の合併症
- 細小血管障害:3大合併症 ①網膜症 ②腎症 ③神経障害
- 大血管障害 :①冠動脈疾患 ②脳血管障害 ③足壊疽
- がん
- 認知症
- 骨折
それぞれの詳細は過去のブログ「症状を自覚する前に知って欲しい合併症」をご確認ください。
●血糖値コントロールと定期検診で進行を抑える
定期検診と早期の治療により、進行を抑えることも可能となります。自分の身体の状態が「今、どのような状態にあるのか」ということを意識的に観察し、受け入れることがもっとも大切です。
高血糖状態を食事と運動によって、そして場合によっては薬物療法を加えて、血糖値を正常値により近づけて良好な血糖コントロールを維持することから始めます。
1-3 糖尿病と潜在レベルで進行していく動脈硬化との関係性
糖尿病は初期の自覚症状がほとんどない状態で進行していきます。
血糖値が「高めですね」と言われたら、必ず意識的に行動起こすことが大切です。
❍合併症は自覚なく進行していく
糖尿病による合併症を起こさないためにコントロールは必要となりますが、すでに何らかの合併症を発症している場合に、その状態を現状維持するために血糖コントロールは必須です。
糖尿病の進行は、じわじわと徐々に進行していきます。
高血糖値状態が持続されることによって、細小動脈の動脈硬化が気づかないレベルで徐々に進行し、神経や眼、腎臓など身体のなど様々な組織で障害をもたらします。
<糖尿病の血管障害>
❍小さな身体からのサインを気にして欲しい
合併症の症状が自覚された場合、さまざまな身体的所見や症状を伴うことがあります。痛みやしびれを感じる、感覚まひ、鈍くなるという神経症状によって、ケガをしやすくなる、さらに免疫力が低下するために感染症を引き起こしやすくなります。網膜症は視力の低下を招き、ケガの原因にもつながりやすくなります。
●雪だるま式に症状が進行する
糖尿病は軽度のうちは、あまり症状がみられない疾患ですが、ひとたび何らかの合併症が出現すると、日常の中でも不都合を生じ生活が制限されることがおおくなります。
糖尿病性腎症の発症がよい例です。腎機能が低下し人工透析は必要になると日常生活に大きな制限が加わることになります。多くの場合週3回ほどの透析のために、通院が必要となります。
合併症がすでに発症してしまった方も、血糖値を適切な範囲に保つことで合併症を進行させることや、他の合併症の発症を防ぐことができます。合併症発症させない、進行させない、そして、健康寿命の延伸につなげるということが血糖値の適正コントロールを行うための目的となります。
※情報サイト 糖尿病治療の目的 国立国際医療研究センター 糖尿病センター
2.糖尿病が動脈硬化を加速させる理由
糖尿病の原因は、生活習慣、とくに食生活・過食、運動不足、大量飲酒などの生活習慣が原因となります。
❍糖尿病が加速させる動脈硬化
糖尿病がある場合では、無い場合と比較した時にアテローム動脈硬化の発症傾向が多くみられるとの報告があります。若い年代でも同様とのことで、血糖値が動脈硬化に影響しているということが考えられます。
◯血糖と中性脂肪との関係性
糖尿病はさまざまなその他の危険因子、とくに高血圧、高トリグリセライド血症、高LDLコレステロール血症、低HDL血症などを合併することが多く、脂質異常症をもたらすことになります。
●糖尿病でどうして加速される動脈硬化?
・その1 脂肪の材料が多い状態
身体に脂肪をたくさん蓄えた状態、高トリグリセライド血症は、内臓脂肪として中性脂肪が蓄積される影響で、肥満と深い関係性がみられます。前回のブログでまとめたように肥満の状態は、インスリン感受性の低下、インスリン抵抗性となり高血糖を招きます。
糖は中性脂肪の材料となるため、中性脂肪の多くは体内で糖から作られています。高血糖状態は脂肪をたくさんつくるための材料がある状態だということになります。その結果、中性脂肪値は高値となります。
・その2 インスリンによる作用
体内の脂質量を調整する酵素、LPL(リポタンパクリパーゼ:過去のブログ参照)の機能はインスリンによって活性化されています。LPLはVLDL(超低比重リポタンパク質)をLDLへと変化させる酵素です。
LDLよりも多くの中性脂肪が含まれているのがVLDLです。VLDLはLPLによって、LDLコレステロールへと変化しますがここにインスリンが関与してきます。
より中性脂肪を多く含む、VLDLの濃度が上昇することになります。
このように、糖尿病の高血糖状態は、高中性脂肪血症の原因となります
※関連ブログ「リポタンパク質とコレステロール」
・その3 食後の血糖値、その血管への影響
食後、急激に血糖値が上昇することが問題だということをメディアでも紹介されています。
いわゆる、同じ食事を取っても食べる食材の順番によって、血糖値の上昇の仕方が異なると言われています。
食前の血糖値がコントロールされていても、食後の血糖値のコントロール不良、急激な血糖値の上昇が、血管に対してダメージを与える影響が高いと言われています。中性脂肪の血中濃度の上昇が問題視され、食後に上昇する中性脂肪が血管障害に関わっているとされています。
・その4 糖尿病は続発性(二次性)脂質異常症の原因
糖尿病は過去のブログでもお伝えした脂質異常症の原因、続発性脂質異常症の中の1つです。
続発性脂質異常症の原因には、脂肪を多く含む食品の過剰摂取、糖尿病、慢性腎臓病、甲状腺疾患のほか、生活習慣によって招く、運動不足や過剰飲酒などがおもな原因です。
生活習慣病は、それぞれの疾患が相互に関与しています。高血糖が中性脂肪の上昇をもたらし、肥満・やメタボリッシンドロームが動脈硬化を促進します。
糖尿病はインスリン抵抗性を中心として糖代謝と脂質代謝が同時に生じることもあるとされています。その場合は、続発性脂質異常症とはいえないのかも知れないようですが、中性脂肪の高値を指摘された場合には、血糖値にも注目することが必要です。
インスリン抵抗性を意識して、血糖値を正常化することで中性脂肪も低下すると考えられます。
3.糖尿病を改善するための運動の実際
糖尿病の改善方法にはおもに「運動療法」「食事療法」「薬物療法」の3つがあげられます。
特に急増している2型糖尿病の原因としてあげられているのが、運動不足とエネルギーの過剰摂取です。つまり、運動と食生活の改善が必須ということになります。そのうち運動は必須です。
❍糖尿病に対する運動療法の目的
運動療法では、血糖値のコントロール、インスリン抵抗性と脂質代謝の改善を目的とし、糖尿病の改善を目指します。厚労省のHPにあったものは、
- 食事療法と運動療法を励行し、血糖値のコントロールおよび肥満の解消
- 経口血糖降下薬、インスリン療法は必要に応じて
- 血圧、脂質代謝の管理
- 治療の目標は急性・慢性の合併症予防、合併症の治療と進行を抑えること
<運動療法の効果 糖尿病対策>
❍推奨される運動の実際
- 運動の頻度はできれば毎日少なくとも週に3~5回
- 運動強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動、
- 運動時間は各20~60分間、合計150分以上
- 週に2~3回のレジスタンス運動を同時に行う
運動によって、使用した筋肉の作用によって、糖や遊離脂肪酸の利用を促進させことができます。その結果、血糖値のコントロール、高血糖の改善、インスリン感受性の増加によって脂質代謝の改善、血圧低下、心肺機能の改善などの効果が期待できます。これら相互の効果によって、糖尿病の改善を促します。
●脂肪細胞への作用からポジティブなサイクルへ
有酸素運動により、内臓にある脂肪細胞が縮小し肥満の改善が期待できます。脂肪組織で産生されるインスリン作用阻害物質(アディポサイトカインなど)を抑える効果もあります。その結果、筋肉、肝臓での血糖コントロールが改善され、血糖値の安定が得られるという効果があります。
●レジスタンス運動の効果
レジスタンス運動を行うことで、筋量の増加、糖の処理能力が改善されるために、血糖値コントロールにも有効となります。
❍運動の種類
- 有酸素運動 :ウォーキング・ジョギング・水泳・自転車などの大きな筋を使用する全身運動
- レジスタンス運動:腹筋、ダンベル、腕立て伏せ、スクワットなどを、負荷をかけておこなう運動
❍糖尿病にともなう運動種目
介護予防の運動指導から下記の場合の運動療法の実際をまとめます
- 糖尿病の合併症がない
- インスリン投与の必要がない
- 治療薬が必要のない
●インスリンの利きを良くする方法
- 合併症予防のために、インスリンの利きを良くする
- 少ない量のインスリンで足りるようにする
- 細胞内に蓄積されたエネルギーを減少させる
- 脂肪細胞に蓄えられた脂肪量を減少させる ※運動量および食事制限ともに可
- 骨格筋細胞は、細胞内に蓄えられた糖質を減少させる ※運動が必須となる
- 細胞が血糖を蓄えられるよう、本来の機能を取り戻す
《有酸素運動の実際》
- 頻度:3~7日/週
- 強度:中等強度(RPE:11~12)から高強度(RPE:14~17)
- 時間:週に150分の中等強度~高強度
- 種類:持続的でリズミカルで大筋群を使用する運動
- ※例:ウォーキング、サイクリング、水泳など
- 減量目的・現状した状態の維持目的では
- 250~300分/週
- 中等度以上の強度の身体運動が必要
◎一般に中等強度の有酸素運動とは?
- 最大酸素摂取量の50%前後
- 運動時心拍数
- 50歳未満:心拍数 100~120/分
- 50歳以上:心拍数 100/分 以内
※不整脈などがあり心拍数を測定しにくい場合は、自覚的運動強度として「ややきつい」~「楽である」を目安とする。
RPE:ボルグの主観的運動強度
(Rating of Perceved Exertion Borg’sRPE)
- 6~12までの15段階での表示
- 安静時心拍数 60/分 最大心拍数 200/分として表示
- この点数の10倍の値は、運動時の心拍数とほぼ一致
- 最大心拍数の60%、15(きつい)が85%に相当するとされている
※関連ブログ「脳卒中の予防あれこれ」
※関連ブログ「運動とエネルギーとの関係性」「脳卒中の予防あれこれ」
《レジスタンス運動の実際》
8~10種目のレジスタンス運動を1種目につき、10~15回を1セットとして1~3セット繰り返すことが勧められます。運動の種目・セット数などを徐々にならしていくことも必要となります。
- 頻度:2~3日/週
- 最低でも2日
- 2日連続しない
- 強度:10~15 RMの反復回数、1~3セットで開始
- 徐々に8~10RMの反復回数で、1~3セット
- 種目:最低8~10種目
- 種類:マシン、フリーウエイト
※RMは反復回数
糖尿病を改善させる目的として有酸素運動とレジスタンス運動、双方の実施が推奨されます。単独の運動よりも、それぞれの運動を併用させることによって、より効果的に糖尿病を改善させる効果があるということが実証されています。
❍水中運動は負荷が少ない
水中運動は有酸素運動とレジスタンス運動の両方の効果が期待できる運動です。今年6月のブログでまとめていますが、膝への負担が少なく、肥満による糖尿病には安全でなおかつ効果が期待できます。
※関連ブログ「外的要因その2 さまざまな環境要因」
❍事前の健康チェックが必要です
いきなり運動をはじめても身体に負荷がかかるだけとなり、逆効果と成ることもあります。メディカルチェックを受けることや、個人の能力に応じた運動量に合わせて行うことが大切です。糖尿病で治療中の方は、主治医に相談することをお勧めいたします。
※情報サイト 糖尿病を改善するための運動 e-ヘルスネット
生理検査アティテュード®からのメッセージ
なかなか続かない運動…どうしていますか?
やらければならないのは分かっている
だけれどもなかなか続かない…
そんな時どうしていますか?
理由・いいわけをしていませんか?今日は忙しくて疲れたから、忙しくて時間がとれないから、ちょっと風邪気味だから…などなど
脳内会話していませんか?
❍2人の自分の本当に得たいもの
同時に行うことが出来ない矛盾する行動に対してどうしていますか?たとえば
- 運動して健康になりたい自分
- 運動が苦手な自分
このような2人の自分がいるのではないでしょうか。別の相反する自分の感情それぞれに得られる利得があります。どちらにも捨てがたい、自分にとっての得たい、無意識のり得かもしれません。
その無意識の利得に気づくことが始めのステップかも知れません。本当に欲しい利得は何なのか?自分の現在から未来を見据えたときに、どんな自分でいたいのか?未来の自分をイメージできるのか?未来の目標、そしてその目標を達成することで何がえられるのか?
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Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko katayoshi
今日のまとめ
- 糖尿病とはインスリンの作用不足による慢性的な高血糖を主徴とする代謝異常を伴う疾患群
- 血糖値のコントロールと高血糖の改善で合併症の発症、進行を抑えられる
- 糖尿病の改善には有酸素運動・レジスタンス運動ともに必須
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情報引用・その他情報関連サイト
- 糖尿病を改善するための運動 e-ヘルスネット
- 糖尿病治療の目的 国立国際医療研究センター 糖尿病センター
『Pure Medical attitude』過去のブログ
『関連ブログ』
- その症状 何を疑う? §1「高血糖症状」糖尿病の症状とは? 2018.12.3
- 知って欲しい §1 1型糖尿病は2型とは違う 2018.11.1
- 糖尿病を知る §1 知って欲しい糖尿病の基礎 2018.2.19
- 糖尿病を知る §2 症状を自覚する前に知って欲しい合併症 2018.2.21
- 糖尿病を知る §3 病識高めて合併症も予防しよう 2018.2.23
- どうして脂質異常症になるのか? §2 リポタンパク質とコレステロール 2018829
- 運動を考える §2 運動とエネルギーとの関係性 2019.6.13
- 夏こそ気をつけたい脳卒中 §3 脳卒中の予防あれこれ 2018.7.13
- 運動を考える §4 外的要因その2 さまざまな環境要因 2019.6.27
《最近のブログ》
『今日のテーマブログ』動脈硬化
- 足が痛くて歩けない、でも休むと復活「末梢動脈疾患」 2019.8.19
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §1高血圧 2019.8.22
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §2 脂質異常症 2019.8.26
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §3 喫煙の身体への影響 2019.8.29
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §4 肥満から肥満症 2019.9.2
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §5 糖尿病・血糖値コントロール 2019.9.5
『眼の健康』いつまでも明瞭な視覚を
- §1 加齢黄斑変性 2019.8.5
- §2 眼圧が正常な緑内障 2019.8.8
- §3 誰にでもおこる白内障 2019.8.12
「運動を考える」
- §1 運動に必要な栄養素を考える 2019.6.10
- §2 運動とエネルギーとの関係性 2019.6.13
- §3 外的要因その1 熱中症シーズン到来、暑熱環境 2019.6.23
- §4 外的要因その2 さまざまな環境要因 2019.6.27
「眠れていますか? 」
- §1生まれながら身体がもつ生体リズム 2019.5.13
- §2 睡眠の役割とは、脳を育むこと守ること 2019.5.16
- §3 睡眠周期と睡眠段階 2019.5.20
- §4 睡眠の発達と年齢による変化 2019.5.23
- §5 眠れない障害「睡眠障害」 2019.5.27
- §6 睡眠時に呼吸がとまる睡眠呼吸障害 2019.5/30
- §7 良質な睡眠を確保しませんか 2019.6.3
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米国の精神科医ミルトン・エリクソン博士は、発達障害だった?!
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