JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ このブログは、社会人の健康維持のために知っていて欲しい必要なことを中心に出来る限り、最新の情報を元にまとめていますが、先日「第1回PXフォーラム」という会に参加する機会があり、その場で1型糖尿病の方と知りあうご縁を戴きました。その方は1型糖尿病への理解普及のためにさまざまな活動をされています。このhealth Blogでも糖尿病は、何度かまとめていますが、それはすべて生活習慣病から発症する2型糖尿病が中心です。今日は様々な理由から、この1型糖尿病を知って欲しいと思いまとめていきます。

 

1.大きくことなる1型糖尿病理解 そのポイント3つ   

1-1 1型糖尿病は、自己免疫疾患です

1-2 1型糖尿病の症状とは?

1-3 1型糖尿病の種類   

今日のプラスα

2.1型糖尿病のメンタルケアと医療費の問題

3.ご存知ですか?「11月14日は糖尿病デー」です      

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・医療現場へコーチングをの思いから創られた「PX研究会」

 

1.大きく異なる1型糖尿病理解 そのポイント3つ

以前の糖尿病のブログでも、簡単まとめていますが、1型と2型ではまったく発症のメカニズムは異なります。にもかかわらず、多くの1型糖尿病に人が大きなストレスを抱えているという現実問題を知ることになったことが直接的なきっかけにもなっています。  ※関連ブロク「知って欲しい糖尿病の基礎

1-1 1型糖尿病は、自己免疫疾患です

糖尿病と聞くと、生活習慣病から発症する2型糖尿病のことだと思う方がほとんどではないでしょうか。というよりも、糖尿病に種類があることも知らない方が多いのではないでしょうか。

糖尿病とは

糖尿病は、インスリンが十分に機能しなくなることにより、慢性的な高血糖状態となる疾患です。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値をコントロールする働きを担っています

◯1型糖尿病と2型糖尿病は異なります

糖尿病とは、血液中の血糖値を一定に保つために分泌されているインスリン機能低下によって起こります。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。

下記に、以前のブログからの抜粋をまとめます。

〔1型糖尿病〕

膵臓のランゲルハンス島のβ細胞の破壊により、インスリンの分泌能が著しく低下しているか全く分泌されないために発症した糖尿病です。1型糖尿病は、生活習慣とは全く関係のない、自己免疫疾患が原因だとされています。以前は若年性糖尿病、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていたものです。

〔2型糖尿病〕

日本人の90~95%がこのインスリンが関与する2型糖尿病です。インスリンの分泌が悪い、働きが悪いなど、インスリンが関与する糖尿病です。インスリンが分泌されているのに働きが悪いものをインスリン抵抗性といいます。このインスリン抵抗性は、脂質異常症や高血圧など他の生活習慣病との関係性が深いとされています。動脈硬化の原因にもなりますので早期の対応が望まれます。

 

このように、日常生活習慣の悪影響よる糖尿病を2型糖尿病と呼ばれ、厚労省を筆頭に医療費削減もあり、取り上げられている糖尿病はおもに2型糖尿病だと思います。身近に多いのもこのタイプの糖尿病ではないでしょうか。

一方、今回まとめていきたいのは、この生活習慣病とは異なる「1型糖尿病」です。1型糖尿病は生活習慣とは無関係とされる、自己免疫性疾患などが原因とされます。

2型糖尿病とは、原因がまったく異なりますが同じ糖尿病の病態を示すとされています。

◯1型糖尿病の原因

1型糖尿病は、突然発症することがある疾患です。

1型糖尿病に理解を、英首相は56歳で罹患

Facebookにこのニュースをシェアされた友人からの情報です。

英国のテリーザ・メイ首相が2012年、56歳で1型糖尿病と診断されたのは有名な話。内務相を担当していた当時のげき痩せぶりに「職務のストレスかな? 心配だなあ」と労働党の某政治家が嫌みたっぷりにツイートしたところ、「体重が落ちたのは1型糖尿病にかかったからだけど、別に職務遂行能力には影響しない」と一蹴してみせた。

●インスリンは、膵臓のβ細胞で作られる

では、生活習慣病とは異なるといわれる「1型糖尿病」はどのようなことが原因となるのかをまとめていきましょう。血糖値をコントロールしているインスリンが、膵臓で作られていることは、よく知られて知ることかと思います。そして、膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞で作られています。 ※関連ブロク「膵臓の位置と役割

 

〔ランゲルハンス島とは〕

膵臓内に散在する内分泌組織で、20万から200万個程度といわれています。

染色液での染まり方から、B細胞:インスリン、A細胞:グルカゴン、D細胞:ソマトスタチンを合成しています。

 

このβ細胞が何らかの原因により、破壊されることにより、インスリンを作れなくなることにより発症します。このβ細胞が破壊されてしまう原因は、あきらかではないとされています。

考えられている要因としては、自己免疫疾患です。自分で自分の細胞を攻撃してしまうことによるとされています。

※関連ブロク 自己免疫疾患とは「自然治癒力UPで健康力

●1型糖尿病の原因と考えれているさまざまなこと

・発症機序の詳細は不明だとされていますが、自己免疫が関係しているとされることの理由として、1型糖尿病の診断では、血液検査で自己抗体(抗GAD抗体・IA-2抗体など)の上昇がみられることがあるとされています。遺伝因子と環境因子の相互作用により発症する自己免疫疾患と考えられているとのことです。

・一部の1型糖尿病中には、あきらかに自己免疫性とは言えないものもあるとされています。自己抗体がみられず、膵臓にも炎症細胞の浸潤が証明されない場合は、自己免疫疾患とはいえません。このタイプは、アジア、アフリカ人に多いとされ、その原因についてはほとんど不明とのことです。

  • 2型糖尿病の中には、インスリン療法中に1型を発症する症例もあるとのことです
  • 自己抗体が関与した、β細胞破壊に対する反応
  • 数種のウィルス感染による、β細胞の破壊や、自己免疫反応を刺激する分子の何らかの機序の関与などもあるとされている
  • 1型糖尿病にみられる感受性遺伝子を持つ民族集団もある
  • 生まれながらにこのβ細胞の機能低下がある場合もあります

 

このβ細胞の破壊に関しては、これらの感受性遺伝子、自己抗原、および環境因子の相互作用があると考えられていますが、明確な原因はあきらかになってはいないという現状があるようです。β細胞からインスリン分泌がほとんど出きなくなることが多く、1型糖尿病の診断後は、インスリン投与が必須となることは、どの原因でも同様とされます。

 

1型糖尿病と2型糖尿病

<1型糖尿病と2型糖尿病>

 

1-2 1型糖尿病の症状とは?

糖尿病全体の約5%が1型糖尿病といわれています。若い人を中心に幅広い年齢での発症がみられる糖尿病です。そのため、以前は、若年者糖尿病ともいわれていました。私が学生の頃は、子どもに発症する糖尿病だと学んだ記憶があります。しかし、若年層以外にも多く発症することから、現在ではその呼称から「1型糖尿病」とされています。逆に中高年に多くみられる2型糖尿病が若年者(学童など)での発症が増加傾向だとのことです。

◯突然発症する1型糖尿病

1型糖尿病は突然発症することが多く見られるようです。かぜを引いた後に、発症したということもあると聞きます。急激に進行する症状が、突然に見られます。

  • 口渇:普段より異様にのどの渇く
  • 頻尿:尿量が増加する
  • 急激な体重減少
  • 強い疲労感
●高血糖状態がもたらす危険な状態

数日~数週で急激に発症し、激しい口渇、尿量の増加、意識障害、体重減少などの症状が起こります。膵臓のβ細胞が破壊されるために、身体は、ブドウ糖をエネルギー源として使うことができなくなります。そのため、身体に蓄積されている脂肪を、エネルギー源として使おうとするために、ドンドン痩せていくことになります。

また、脂肪をエネルギーとして使う時に生み出されるケトン体が血液中に大量に増えてしまうため、ケトアシドーシスの状態となり昏睡状態に陥ることになり、生命に関わる非常に危険な状態となります。さらに高血糖による浸透圧バランスの不均衡により利尿作用が亢進します。その結果もたらされる脱水と電解質の喪失状態となり、生命の危険的な状態となります。

●糖尿病性ケトアシドーシス

糖尿病性ケトアシドーシスとは、糖尿病の症状として出現するインスリンの絶対的欠乏により結果もたらされる酸性血症:アシドーシスの状態をいいます。高血糖、高ケトン血症、代謝性アシドーシスが特徴とされ、ほとんどが1型糖尿病での発症です。

インスリンは、身体でのブドウ糖利用を促進する機能をもつホルモンです。1型糖尿病を発症すると、このインスリンが欠乏するために、身体はブドウ糖を利用することができなくなります。肝臓、筋肉などの細胞が血糖を取り込むことができなくなります。その結果、脂肪酸からエネルギーを確保することになり、その代謝産物となるケトン体によって、血液は酸性に傾く状態、アシドーシスとなります。過剰に産生されたケトンによるアシドーシスをケトアシドーシスといい、糖尿病によって引き起こされた場合、糖尿病性ケトアシドーシスといいます。

数日間から数時間で多尿、嘔吐、腹痛などの症状が出現し、進行することでと昏睡や意識障害をもたらし、最悪死に至ることもあります。

※関連ブロク「症状を自覚する前に知って欲しい合併症

●インスリン絶対的欠乏による危険性

1型糖尿病は突然に発症すると言われます。この発症時に危険な状態になることは言うまでもありません。1型糖尿病は、原因不明とされるの自己免疫機能の異常により、膵ランゲルハンス島のインスリン産生細胞といわれるβ細胞の破壊のより引き起こされる疾患です。急激な発症機序による糖尿病を発症し、ケトアシドーシスを引き起こすことにつながります。

●インスリン投与は、絶対に欠かすことが出来ない

1型糖尿病では膵β細胞から分泌されるインスリンの分泌が低下し、枯渇している状態です。この状態への対応は、不足しているインスリンを補充することになります。つまり、インスリンの補充が1日でも行われなければ、糖質をエネルギー源としている人間の身体機能として、生命に必要なエネルギーの供給が途絶えることになります。

●シックデイ:体調の悪い日

体調の悪い日のことをSick day、シックデイといいます。糖尿病がある場合、風邪を引いた時や、食事が摂りにくいときなど血糖値のコントロール調整が必要とされる体調の悪い日があります。ウィルスなどに対する抵抗力が低下しているためで、感染症にかかりやすいこともあります。発熱、下痢、嘔吐などの状態の日をいいます。

1型糖尿病でインスリンの使用必須場合でにこのような状態の時、血糖が変動する要素が多いとされます。インスリン投与をやめること無く、出来る限りいつもと同じカロリー量を摂取することが必要されるとのことです。インスリン投与をやめてしまうと、ケトアシドーシスを引き起こす危険性があるからだとされます。

◯1型糖尿病の合併症

●糖尿病性昏睡

糖尿病性昏睡は1型に限らず糖尿病の急性合併症のひとつです。一時的に著しい高血糖となり、昏睡状態となります。上記にまとめた、シックスデイなどの体調不良の時に、いつものようにインスリン投与が出来なった場合に昏睡を起こしやすく、糖尿病性ケトアシドーシスには注意が必要です。

●糖尿病慢性期合併症

1-3 1型糖尿病の種類

糖尿病とはインスリン機能低下により血糖値が上昇する疾患ですが、その原因によりいくつかのタイプに分類されます。

◯膵β細胞の破壊の原因による分類

原因は、まだ不明とされ、自己免疫性が約90%、残り10%が原因不明とされる、特発性だといわれています。
A.自己免疫性 1A型
B.特発性   1B型

◯1型糖尿病の発症形式による種類

1型糖尿病は、β細胞の破壊による発症とされますが、一般的には進行性とされ病態が進むことによりインスリンがほとんど分泌出来ない状態となるために、インスリン依存状態となります。生命維持のためにインスリン投与は必須です。1型糖尿病の進行速度によって3段階「劇症」「急性発症」「緩徐進行」に分類されます。

  • 劇症糖尿病
  • 急性発症糖尿病
  • 緩徐進行糖尿病

◯劇症1型糖尿病

劇症型1型糖尿病は、症状の出現が急激なものとして、近年注目されている病態とされています。3タイプの中で、最も急激に発症、1週間前後でインスリン依存状態に至るタイプとされます。このタイプの発症が危険とされるのは、すぐにインスリンを補充するされなければ、前項でお伝えした「糖尿病ケトアシドーシス」を発症し、深刻な状態になることもあるため、早い段階での診断と対応が重要とされることです。

自己抗体検査は、認められないことが多く、発症が急激であるために、発症時の血液中の血糖値は高値となりますが、過去の血糖の指標とされるHbA1cは、低値となります。

《劇症1型糖尿病診断基準》(2012年)

下記1~3のすべての項目を満たすものを劇症1型糖尿病と診断されます

  1. 糖尿病症状発症後、1週間前後以内で尿中ケトン体陽性、ケトン体上昇(ケトーシスあるいはケトアシドーシスの状態)
  2. 初診時の(随時)血糖値が288 mg/dl 以上、かつHbA1c値 (NGSP:国際標準値)<8.7 %
  3. 発症時の尿中Cペプチド<10 µg/day、または、空腹時血清Cペプチド<0.3 ng/ml かつ グルカゴン負荷後(または食後2時間)血清Cペプチド<0.5 ng/ml
<参考所見>
  • 発症する90%以上が20歳以上
  • 原則としてGAD抗体などの膵ランゲルハンス島関連の自己抗体は陰性
  • ケトーシスと診断されるまで原則として1週間以内であるが、1~2週間 の症例もある
  • ほとんど場合、発症時に血液中のアミラーゼ、リパー ゼ、エラスターゼ1などの何らかの膵外分泌酵素が上昇している。
  • 約70%に前駆症状として直前に発熱、咽頭痛などの上気道炎症状、上腹部痛、悪心・嘔吐などの消化器症状が認められる
  • 妊娠に関連して発症した場合の1型糖尿病のほとんどが、劇症1型糖尿病

◯急性発症1型糖尿病

1型糖尿病の中で最も発症頻度が高く、典型的な1型糖尿病タイプとされています。糖尿病症状が出現し、数ヶ月でインスリン投与が必要とされます。

《急性発症1型糖尿病診断基準》(2012)
  1. 糖尿病症状(高血糖、口渇、多飲、多尿、体重減少など)出現後、おおむね3ヶ月以内にケトーシスあるいはケトアシドーシスに陥る
  2. 糖尿病と診断され、早期より継続してインスリン投与を必要とする
  3. 膵ランゲルハンス島関連の自己抗体が陽性を示す
  4. 自己抗体の証明はできないが、内因性インスリン分泌量が欠乏している
判定基準
  • 上記の1~3を満たす場合「急性発症1型糖尿病(自己免疫性)」と診断
  • 1、2、4を満たす場合、「急性発症1型糖尿病」と診断してよい
  • 内因性インスリン分泌の欠乏が証明されない場合、あるいは膵ランゲルハンス島関連自己抗体が不明の場合は、診断保留として期間をおいて再評価を行う。
<参考事項>
  • 尿ケトン体陽性、血中ケトン体上昇のいずれかを認める場合、ケトーシスと診断。速やかにインスリン治療を開始した結果、ケトーシスやケトアシドーシスを発症しないことがある
  • 当初インスリンを必要とした後、数ヶ月間インスリン効果が改善する時期(honeymoon period)が一過性に見られることもあるが、再度インスリンが必要な状態となりその後持続する場合もある
  • 自己抗体陽性が経過中に確認された場合、膵ランゲルハンス島関連自己抗体陽性と判定する。ただし、インスリン自己抗体(IAA)はインスリン治療開始前に測定した場合とされる
  • 内因性インスリン分泌欠乏の基準は、空腹時血清Cペプチド<0.6 ng/ml、但し、劇症1型糖尿病の診断基準を満たす場合にはそれに従うとされる。

◯緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)

緩徐進行1型糖尿病とは、発症直後は、食事療法と運動療法で血糖コントロールができますが、半年~数年かけてゆっくりとインスリン分泌量が低下していくタイプとされます。そのため、2型糖尿病のような状態から発症するために、2型糖尿病と診断されることもあるとされます。膵臓のインスリン分泌量の状態によってインスリン療法を開始していきます。経過中に自己抗体が検出されることにより、緩徐進行1型糖尿病だと判断されることもあるようです。

《緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準》(2012)
必須項目
  1. 糖尿病発症後の経過中、自己抗体が陽性となる
  2. 糖尿病の発症時、ケトーシス、ケトアシドーシスが無い、高血糖への対応として、インスリン緊急投与はない

上記1、2を満たす場合、「緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)」と診断

<参考事項>
  • 経過とともにインスリン分泌量が緩徐的に低下、糖尿病発症後、3ヶ月を過ぎたのち、インスリン投与が必要になり、高頻度にインスリン依存状態となる
  • 小児の発症の場合、糖尿病との診断された時点で、すぐに少量(0.5単位/kg体重以下)のインスリン投与をおこなうこともある。
  • GAD抗体やICAは多くの場合、経過とともに陰性化する。GAD抗体やICAの抗体価にかかわらず、インスリン分泌能の低下がごく緩徐であることや、変化しないために発症後10年以上の経過をみても、インスリン依存へ進行しないこともある

 

2.1型糖尿病のメンタルケアと医療費の問題

今回このテーマに決めた大きな理由のひとつとして、下記の友人のFacebook投稿があります。

ただ、気になる解説も記事中に1つ。

「メイ首相のように百戦錬磨の女性ならまだしも、思春期~若年層の患者は人前での自己注射に抵抗を感じ、屈辱感を抱きやすい。先日カナダから報告された調査結果では、14~24歳(平均年齢19.1歳、男性3割)の回答者のうち65.5%が劣等感や恥ずかしさを抱えているとした。さらに、こうした負の感情を持っていると、血糖コントロール不良になる確率が2.25倍に上昇するほか、致命的な結果を招く重症の低血糖の発症率がおよそ3倍に増えることもわかっている」 ここまで、報道記事の内容。。。

そして

こうした数字を目にして驚かれる向きは多いだろうが、1型糖尿病の経験者や関係者なら、誰しもが「だよねー」「やっぱり…」と大きく頷かれることだろう。最近でこそ、インスリンポンプやFGM普及の恩恵により、「注射」や「血糖測定」を、人目に触れずに気軽にできるようになった。そのこと自体は素晴らしいと思うし、素直に拍手を贈りたい。しかしその一方で、それだけを喜ぶことは「本当の解決なのか?」とも思う。

我々が真に求めているのは、「臓器の機能が欠損しても、それを特別扱いせずに、ごく当たり前のこととして受け容れてもらえる社会の創造」のはずだからだ。

 

どう思いますか? メンタルが大きく関係していることを示す、リアルな数字…

◯1型糖尿病は、少なくない?!

日本国内での「インスリン分泌が枯渇した1型糖尿病」人数として、厚労省研究班での今年発表された数字は、約10万人~14万人(有病率で表すと0.09%~0.11%)とのことです。

1型糖尿病の割合が、糖尿病の全体の約5%と言われると、少数なのか?と思ってしまうのではないでしょうか。国内に10万~14万人という数字を少ないと思えますか?

特別視されるという現状があるから、ひたかくしにしているという背景が私には、そこに見えてきました。

先日PX研究会で出会うことができた方は、1型糖尿病をなどの疾患に対して、特別視すること無く「当たり前のように」といわれています。身障者雇用の水増し問題も取り上げられていますが、それもこれも個性なのだと私は思っています。人間の優劣、上下などありえない、あるべきではないと考えています。

人との関係性であるのは、個人の価値観と信念のみ、考え方の相違のみだと思っています。自分を受け入れることが出来る人は、周囲の誰かれもなく受け入れることが出来ると私は思っています。あまりにかけ離れた価値観をもち、受け入れることが出来なければそれだけの問題です。離れればよいことだと私は考えています。ただ、そこには個人的なさまざまな葛藤が生じることは否めません。それが人間の性でもあるのではないでしょうか。

◯膨大な医療費

いろいろ検索する中で、こんな記事も出てきます。以下抜粋…

1型糖尿病患者は社会的・経済的に大きな負担を強いられている
日本には「小児慢性特定疾患治療研究事業」があり、18歳未満で発症した1型糖尿病患者は、家庭の医療費の負担を軽減ために、医療費の自己負担分が補助される。その公益性と福祉事業としての価値は高く評価されている。
一方で、現行の制度では、治療費の公的助成を受けられるのは20歳未満までで、それ以降は通常の保険診療に切り替わる。このため、成人した1型糖尿病患者は社会的・経済的に大きな負担を強いられるようになる。

(中略)

しかし、同時に医療費の増大ももたらしている。1997年と2015年を比較した調査では、医療費の家計に占める割合について、5%未満は48.4%から34.2%に低下し、20%以上は6.9%から10.1%に増加した。世帯収入に対する医療費の割合が10%を超えている家庭も30%を超えている。

 ※情報サイト 糖尿病ネツトワークより

 

知らなければスルーしてしまう問題です。でも、私は、知ることが出来たので公に敢えて出します。医療費の問題を行政でもっと考えて欲しい、1型糖尿病の方は、インスリンが無いと死に至ります。そのことを誰だけ国がわかっているのでしょうか。消費税の引き上げなどするのならば、必要な人へのサポートを願います。

2型糖尿病からの副作用としてあげられる腎不全に人に対する人工透析には、経済的な負担が軽減されるように医療費の公的助成制度が確立しています。成人の1型糖尿病は、治ることは現状ではありません。人の死に至る問題だからこそ1型糖尿病に対しても何らかの公的な制度を検討して欲しいと節に願います。

 

3.ご存知ですか?「11月14日は糖尿病デー」です

今年2月のブログの中でもご案内しました。ちょうどこのタイミングで、1型糖尿病の方と知り合うことになったのも何かのご縁です。その経緯もあり、私に何が出来るのかを考え、今回、1型糖尿病をまとめることにしました。前回は、1型糖尿病に関しては、7行でしたのでm(_ _)m

今回は、生活習慣病と混同されてしてしまっていること、そして、現状を知ってほしいとの思いからまとめてみました。微々たる力でしかありませんが、やらないならば、行動起こしたほうが良い!そう考えています。

世界糖尿病デーについて

世界糖尿病デーとは、インスリンを発見した、カナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、11月14日を糖尿病デーとして顕彰しています。(世界糖尿病デー設定委員会サイトより抜粋)

11月14日の世界糖尿病デーは、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年12月20日に国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が加盟192カ国の全会一致で採択され、国連により公式に認定されたとのことです。

世界のどこかで、6秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となるそうです。

今年も国内でさまざまな企画があります。昨日の日曜日となる、11日からが多いようですが、週末まで行われている地域もあります。機会があえばぜひご参加ください。世界糖尿病デー 神奈川県歴博

全国各地(国内)の関連イベント~11月14日は世界糖尿病デー~

※写真は神奈川県HPより引用

 

 

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

◯医療現場へコーチングをの思いから創られた「PX研究会」

 

このブログの本文は、医療や心理学などの情報を中心に、事実を正確にまとめています。そして私の個人的な意見は、「医療の在り方」として「生理検査アティテュードからのメッセージ」として、若い臨床検査技師、社会の人たちに伝えたいことを中心に心に届けたいことなどを書いています。

冒頭でお伝えしたように、今月3日、秋葉原で開催された、「一般社団法人日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会」PX研究会の開催した「第1回PXフォーラム~医療の質の『未来』を創る~」に参加させていただくことが出来ました。個人的にもやっと時代が進んだことを喜ばしく思います。

PXとは、Patient eXperience 「患者経験価値」と約され、PS(Patient Satisfaction)患者満足度とは異なります。

「医療の質はコミュニケーションの質にある」

2012年に私が学会で発表したタイトルです。医療にNLPの必要性を伝えたくて、医療スタッフたちに伝えたくて発表しました。NLPということばはもちろん用いてはいません。まだまだNLPトレーナーとしては駆け出しの頃、私なりに何かを訴えたくて、アクションを起こしたくて福岡まで学会へと赴いた次第です。その気持は、今まだ強く、いやそれ以上に必要性を感じています。PXの推進するコーチングは、NLPスキルの中に含まれます。

私は、周囲との良好なコミュニケーションに基づく基本となるものは、自分自身とのコミュニケーションだと思っています。私自身がNLPを学ぶことで大きく周囲への意識が変わったことを実感出来たからです。まず、

自分は、何者ものなのか?

自分が大切に思っていること、判断基準は?

思考の基本となる信念・価値観を意識しているか否かで周囲の関係性が変わります。良好な関係性のベースには、相手の領土を侵さないということが大切です。人は誰しも、自分の領土の上で思考し、意識的にも、無意識的にも、さまざまな判断を行っているからです。相手を否定知ることは、相手の領土に不法侵入するようなものだと私はイメージできます。

この関係性は、医療現場でも同じだということを根底で理解することで良質な関係性、信頼関係が築けると思っています。NLPと伝えても、それ何?と言われるのが落ちです。だから、むしろコーチングとお伝えしたほうが良いのかも知れません。でも、私が伝えたいのはNLPです。自分の心のケアのためでもある方です。良質の医療は、医療スタッフのメンタルレベルにも、相関するような関係性が必ずあると私は思っているからです。

 ◯医療者自身が自分の心のケアが出来ること

自分のことがわからない人に多く出会います。自分の思考、悩み、ストレスに埋もれているそんな方に出会います。そして、気がつかないうちに、眉間にシワをよせている…以前の私自身の姿だったと今ならそう思えます。その時は、自分の行動、思考はすべて正しいそう思っていました。片意地をはって、ギリギリで行動している。

そして、「どうしていつも〇〇なの!」「なんで言ってもわからないの!」そんなことをブツブツと念仏のように、日常的にイライラとストレスを抱えていました。ギリギリの状態で仕事をこなし、家のことも中途半端、子どもには、早く早くが口癖で、私がこんなに頑張っているんだからわかってよ!そんなことを考え自分がいちばんに、誰よりも大変な思いをしている!

どうしてそんなにイライラしているのでしょうか?いつも戦闘態勢、仕事も家も、心の休息時間ありますか?身体は元気だから。まだまだ大丈夫だと思い突っ走る…プツン!

ある日突然糸は切れてしまいます…

眉間にシワをよせて、病気を持つ人を受け入れることできるのでしょうか?

自分の心のケアリングも大切です。自分の心を救えるのは、自分です。

 

Pure Medical attitudeDSC_1365

生理検査アティテュード®

 

Junko Katayoshi

 

 

 

今日のまとめ 1型糖尿病

  • 膵臓のβ細胞の破壊によるインスリンの分泌量の低下もしくは、全く分泌されないことが原因
  • インスリンは必須、欠乏すると糖尿病性ケトアシドーシスを発症し危険な状態にもなる
  • 急性発症1型糖尿病がいちばん多く、発症後、数ヶ月でインスリン投与が必要とされる

 


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THINK YOUR LIFE -ミドルエイジとともに-side by side-
共同代表 Junko Katayoshi

今日も最後までありがとうございました。

 

☆アンコモンセラピー読書会☆

セカンドバージョンスタート致しました!

ヒプノセラピーにご興味ある方、ご参加お待ちしております!

毎月、大崎ゲートシティ スターバックスコーヒーで開催しています。

8月に、5年3ヶ月かけて、1冊の本、名書 ミルトン・エリクソンの「アンコモンセラピー」を完読いたし、「アンコモンセラピー読書会Part2」が、10月よりスタート致しました!

催眠療法の大家「ミルトン・エリクソンの戦略的手法」を紹介されているこの本の読書会、次回は、11月19日(月)となります。心理療法にご興味ある方ぜひご参加お待ちしております。HPから or Facebookイベント