今日も、Health attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です。睡眠をテーマとしてお伝えして3週目になります。先週までは睡眠構造や質の変化などへの理解を通して、睡眠が私たちの心と身体の健康にとって大切な役割を担っているということ、眠ることのへの必要性を再認識するきっかけとなればと思いまとめてきました。そして今日は、その睡眠の5回目ですが、睡眠障害をまとめていきたいと思います。睡眠障害の病態は実にさまざまです。不眠症だけではなく過眠症も睡眠障害です。プラスαでは、過眠症もまとめていきます。

 

1.睡眠障害の理解へのファースト3ステップ

1-1 さまざまな病態を持つ睡眠障害とは?

1-2 眠れない状態「不眠症」とは?

1-3 その他の睡眠障害

今日のプラスα

2.睡眠障害によるさまざまな弊害 生活習慣病との関連性

3.十分な睡眠でも眠気におそわれる「過眠症」 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・眠れない人が多い社会、だからこそ。。。

 

1.睡眠障害の理解へのファースト3ステップ

睡眠障害とはさまざまな多様な病態の総称

1-1 さまざまな病態を持つ睡眠障害とは?

○睡眠障害国際分類の8分類(2005年)

  1. 不眠症
  2. 睡眠呼吸障害
  3. 中枢性過眠症
  4. 概日リズム睡眠障害
  5. 睡眠時随伴症
  6. 睡眠関連運動障害
  7. 孤発性の諸症状、未解決の諸問題
  8. その他の睡眠障害

この中で記載されている疾患名は90以上あるとされ、実にさまざまな眠れない原因あることがわかるのではないでしょうか。

●眠れない人が多い?!

厚労省のHPにも「睡眠障害」という項目があります。その中に「睡眠障害は国民病」とありました。国内の成人の5人に1人の割合で不眠に悩んでいるということなのです。高齢化による不眠や、生活スタイルの変化による概日リズムの乱れ、ストレスなどがそのおもな原因だと考えられています。

●眠れない理由は人それぞれ

良質な睡眠を取れないことによる弊害も無視出来ないことが多々あります。日常や社会生活にさまざまな支障きたし、大きく生産性を欠くことにもつながりかねません。過重労働への代償として深刻な事故につながることも否定出来ないからです。

眠れないことがストレスにもつながり、ストレスからも眠れなくなることがあります。生活習慣が原因となることもありうつ病との関連性も無視できない、深刻な国民病なのではないでしょうか。

○不眠症だけではない、睡眠障害

睡眠障害と聞くと、眠れない状態 すなわち、不眠症を思い浮かべるのではないでしょうか。睡眠障害の概念は、上記にあげた「睡眠障害国際分類」(2005年改訂版)によりまとめられていますが、睡眠障害には不眠症のほかにも、睡眠関連呼吸障害、過眠症、概日リズム睡眠障害、睡眠時随伴症、睡眠関連運動障害などがあります。

○睡眠障害、そのサインの分類

厚労省HPでは、睡眠障害のサインや症状を4つに分類しています

  1. 不眠
  2. 日中の過剰な眠気
  3. 睡眠中に起こる異常行動や異常知覚・異常運動
  4. 睡眠・覚醒リズムの問題

この4分類です

○どうして良い睡眠が得られないのか?

人は日中過剰な精神的肉体的なストレスなどにより眠れなくなることは、日常的によくみられることで、眠れないことが不眠症ではありません。この状態では睡眠障害とはいいません。睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題がある状態をいい、常習的に起こっていることが睡眠障害です。

●睡眠障害を引き起こしている問題は何か?

具体的には、睡眠中に起こる異常行動や異常知覚・異常運動、睡眠・覚醒リズムの問題、不眠の原因には、環境や生活習慣によるもの、精神的・身体的な疾患から来るもの、服用している薬剤によって引き起こされるものなどさまざまです。

不眠だけでなく、日中眠くてしかたないという異常な眠気や、睡眠中に生じている病的な運動や行動、睡眠リズムの乱れが戻せない状態などを症状とする疾患も含まれ、このような要因が複数重複していることも少なくありません。

睡眠障害を引き起こしている、現状の睡眠の何が問題なのか、原因は何か、主観的症状と客観的情報など多面的にみていくことが大切だとされています。

○睡眠障害の症状やサイン

症状やサインには、自分で自覚できる、困っている状態のものと、周囲から指摘されるものとがあります。

●自覚出来る症状
  • 不眠:寝つきが悪い、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡できない
    • 精神疾患の有無、身体疾患、服用薬などの確認
  • 過眠:日中の居眠り、異常な眠気
    • 睡眠不足や睡眠の質の悪さ、基礎疾患の有無、過眠症の有無
  • むずむず脚症候群:就寝時の異常感覚
  • 睡眠・覚醒リズムの問題:睡眠・覚醒リズムのチェック
    • 概日リズム睡眠障害:適切な時刻での入眠、起床
●周囲から指摘される症状

いびきや夜中に寝ぼけるなど、周囲から指摘される症状

  • いびき
  • 無呼吸:睡眠時無呼吸症候群、突然いびきが途切れる
    • 体重、飲酒、服用薬などの確認
    • 睡眠中の異常行動:寝ぼけた行動、寝言、睡眠中の大声や叫び声、夢との関連性
  • 睡眠時随伴症
    • 異常運動:入眠初期、夜間に脚がピクピクと動く状態
●その他の確認
  • 就床時の異常感覚:周期性四肢運動障害
  • 睡眠環境・習慣 :好ましくない睡眠環境、睡眠を妨げる生活習慣
    • 睡眠環境:騒音、日当たり、寝室の照明、音(TVやラジオなど)
    • 生活習慣:就寝、起承時刻床へのこだわり、昼寝、嗜好品(飲酒、喫煙、コーヒーなどのカフェイン類)

 

1-2 眠れない状態「不眠症」とは

眠れない状態「不眠症」をまとめていきましょう。

不眠症とは?

不眠症とは睡眠を妨げない通常の環境下で、

  • 入眠障害:寝つきが悪い
  • 中途覚醒:一旦寝ついた後に覚醒する
  • 早朝覚醒:通常よりも1~2時間以上早く覚醒し、以降眠れない
  • 熟眠障害:ぐっすり眠れない、満足感がない、休養感が得られない

このような症状を認め、日中の倦怠感、意欲低下などの何らかの精神運動機能に障害を認める状態

 

不眠症

<不眠症>

○不眠症の診断基準

睡眠時間の長さに関係なく、睡眠に対する不足感があり、身体的、精神的、社会的に支障がある状態とされています。身体的な苦痛とされるストレスにより、一過性に夜間眠れない状態は、生理的な反応とされ、不眠とされても不眠症とは言わないと定義づけられています。

不眠症の診断基準

  • A.睡眠の質や維持に関する訴えがある
  • B.この訴えは適切な睡眠環境下において生じている
  • C.以下の苦悩障害が最低1つは認められる
    1. 倦怠感、不定愁訴
    2. 集中力、注意、記憶の障害
    3. 社会的機能の低下
    4. 気分障害、焦燥感
    5. 日中の眠気
    6. 動機、意欲の障害
    7. 仕事中、運転中のミスや事故の危険
    8. 睡眠不足に伴う緊張、頭痛、消化器症状
    9. 睡眠に関する不安感

※ICSD-2睡眠障害国際分類第2版

○眠れないことによる障害

不眠症とは、眠れない状態により、さまざまな障害を伴うことをいいます。1ヶ月以上の睡眠問題が続き、そのこうが原因で、日中への影響として、「倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下」などの不調が出現する疾患です。

●不眠となる原因もさまざま

眠れない原因もさまざまです。ストレスなどの心や身体的な疾患、薬剤の副作用なさまざまですが、眠れないことが続くこともストレスになり持続されることで眠ることへの不眠恐怖が生じ、過緊張、睡眠へ強いこだわりが生じ、悪循環に陥ることも少なくありません。

 

不眠恐怖

<不眠恐怖>

○高齢者に多い睡眠障害

国内の5人に1人が「睡眠で休養が取れない」「何らかの不眠がある」といわれています。加齢とともにその傾向が増加しています。60歳以上の約3人に1人が睡眠問題で悩んでいるといわれています。私の母もよく眠れないと言っていたことを思い出します。

●加齢による変化の受け入れ

高齢者の睡眠の質が変わってくること、若い時のようには眠れなくなることは、前回のブログでもまとめています。さらにうつ病、認知症などによるメンタルの問題も睡眠障害のリスクとなります。若いときにはさほどの影響がなかった運動不足・夜勤などの生活習慣やカフェやアルコールなどの嗜好品でも睡眠障害が生じることがあります。

若い時とは異なるということ

『加齢を受け入れる、身体の状態が変わっている』

という、心も身体も変わっている現実を受け入れることも必要です。

●身体の変化、環境や生活のなどの変化に対する心の受け入れ方

高齢になると、さまざまな環境の変化が否応なしに起こります。退職、死別、独居などの心理的なストレスとなりやすい変化に加え、そのような変化から、メリハリのない日常生活へと移行していく時期でもあります。身体の底力的な低下から、さまざまな疾患につながることもストレスとなり、気力の低下が不眠症をはじめとするさまざまな眠れない原因となり、睡眠障害になることも少なくありません。

●高齢者に多い睡眠障害

高齢者に多くみられる睡眠障害として、

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • レストレスレッグス症候群
  • 周期性四肢運動障害
  • レム睡眠行動障害

これらの疾患が不眠症の原因と考えられる場合には、専門診療施設での検査と診断が必要となります。

 

1-3 その他の睡眠障害

不眠症以外のその他の睡眠障害をまとめておきましょう

○むずむず脚症候群

最近 時々耳にします。むずむず脚症候群ということを聞いたことありますか。下肢の特にふくらはぎたや足底部を中心に、夜間睡眠時に非常に不快な感覚にとらわれる症状を主訴とした状態です。

虫が這うような、痛みやほてり感、かゆみなどとても眠れるような状態ではないとされます。脚を動かすことで不快感が改善されますので、睡眠時に常に脚を動かしているような状況となります。

むずむず脚症候群

<むずむず脚症候群>

●むずむず脚症候群の合併症

睡眠中の足関節の周期的な不随運動により睡眠障害を生じる周期性四肢運動障害の合併が60~80%にみられるとのことです。

○睡眠覚醒リズム障害:概日リズム睡眠障害

体内時計の調節障害のために生じる睡眠時間帯の異常が持続する、睡眠障害の総称のことをいいます。

睡眠覚醒リズム障害の分類

  • 睡眠相後退型症候群
  • 睡眠相前進型症候群
  • フリーラン型
  • 不規則睡眠・覚醒型

このように障害をきたす体内時計によりさまざまですが、体内時計に問題がない状態、すなわち時差ボケや交代勤務の影響で睡眠時間帯をずらしたことによって生じる不眠や、身体的な不調もこの睡眠覚醒リズム障害に含まれます。

○深刻な障害をもたらす「睡眠相後退型」とは

この睡眠覚醒リズム障害の中でも「睡眠相後退症候群」が最も多く、深刻な社会的問題を生じるとされています。

●睡眠相後退型症候群

睡眠相後退症候群は、午前3時以降など早朝に近い深夜にようやく寝つくという症状のため、朝方社会に適応出来ないという問題が生じます。周囲からは、単なる遅刻や欠勤常習犯、たるんでいるだけ、夜遊びが過ぎるのではなど、誤解されることが多く、自分自身では朝早くに起床する必要があるのにも関わらず、まったく覚醒することが出来ないということが症状とされます。

さらに、ようやく眠りにつくことができると、睡眠時間はむしろ長めとなるために、昼過ぎになってようやく覚醒するという状況、そのため欠勤や常習的な遅刻となり社会的適応が出来ずに、中退や退職ということに追い込まれてしまうことも少なくないからです。

睡眠相後退症候群(DSPS)

<睡眠相後退症候群(DSPS)>

●睡眠相前進症候群

睡眠相前進症候群は、その逆です。睡眠時間が前にずれ込みます。午後7時過ぎには強い眠気のために寝てしまい、午前3時頃など深夜に覚醒するなど睡眠時間帯がきわめて早くなる状態です。早寝を望んでいないのに生じることが問題となり、社会生活にも支障を生じることがあります。

●フリーラン型

フリーランとは非同調型とも呼ばれ、24時間周期の昼夜サイクルに同調しなくなり、24時間周期から外れて出現する状態となります。入眠・覚醒時刻が日々遅れていきくために、睡眠時間帯が夜間の場合は、無症状となりますが、遅れるにしたがい、徐々に寝つけなくなり起床困難となります。睡眠時間帯が日中にずれ込むと、強い眠気や集中力低下、倦怠感などの症状がみられます。

○レム睡眠行動症候群

眠っているのに夢体験と同じ行動をとってしまう状態です。通常、健康人では、レム睡眠中には骨格筋が弛緩しているために動くことが出来ません。しかし、レム睡眠行動障害ではこの行動抑制機構の障害のために、夢の中の行動がそのまま現実の行動となって現れてしまうことになります。

大声で寝言をいうことや、手足を動かし何かを探すよう動作をする、殴る、蹴るなどの激しい動作となることがあります。このレム睡眠行動障害では、行動中に覚醒させることが容易とされ、異常行動と一致した夢内容を想起出来ることが特徴です。

レム睡眠行動障害(RBD)

<レム睡眠行動障害RBD)>

○ナルコレプシー

ナルコレプシーの最も基本的な症状としては、通常では考えられない状況においても、日中突然に生じる耐え難い眠気と居眠りを特徴とします。

この睡眠発作のほか、情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺という特徴的な症状がみられます。

ナルコレプシー

<ナルコレプシー>

おもなものをあげましたが、慢性的な睡眠不足により3ヶ月以上持続する深刻な眠気となる「睡眠不足症候群」もあります。睡眠の大切さをこの機会にぜひ考えて戴けたらと思います。

 

2.睡眠障害によるさまざまな弊害 生活習慣病との関連性

ここまでお伝えしましたが、睡眠障害はさまざまな弊害をもたらします。睡眠障害

  • 事故:交通事故、業務中の事故、転倒事故などの増大
  • うつ病、神経症のリスク増大
  • 起床困難による遅刻、不登校や出社困難
  • 身体疾患の増大 糖尿病、高血圧など、免疫力低下
  • 寿命にも関与

○睡眠不足と生活習慣病との関係

糖尿病の症状や高血圧の症状は、不眠によりさまざまな影響を及ぼすことが知られています。

●不眠症による糖尿病への影響

健常者の睡眠時間が短縮されると、血糖値の上昇が認められるということが分かっています。その理由として、睡眠時間が短縮されると、朝食後の血糖値の上昇に対してインスリンの分泌量上昇が認められないことが分かっています。

糖尿病などの生活習慣病の場合、健常者と比較して約2倍の不眠症状が認められるとされています。入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などの高い出現頻度だということです。糖尿病の症状である、多飲に対する多尿となり排尿回数の増加、末梢神経障害による手足の痛みや痺れ感などにより不眠症状が高頻度にみられるようです。

●不眠症による高血圧症への影響

睡眠中は通常副交感神経優位となり血圧の低下がみられます。しかし、不眠状態となると交感神経優位となりますので、当然血圧も上昇したままとなります。徹夜をすることで、最低血圧は約10mmHgの上昇がみられるとのことです。高血圧症の人約30%に不眠性が認められるようです。

眠れない状態、不眠症を改善させることで、糖尿病も高血圧症も改善されることが期待できます。

眠りは、ホルモンの分泌にも大きく関与しています。さまざまな疾患を引き寄せることにもなります。

 

3.十分な睡眠でも眠気におそわれる「過眠症」

不眠症に対して過眠症があります。

○眠くて、眠くてどうしようもない過眠症

過眠症とは、

夜間十分な睡眠にもかかわらず、

日中に強い眠気が出現し、居眠りをする

過眠とは、このような病的な眠気がみられることをいいます。

●長期間の睡眠不足

長期にわたって睡眠不足が蓄積されているような場合でも、このような状態がみられることがあるとされ、十分に眠ることで自然に眠気がおさまることもあります。初回の生体リズムのブログの中でも、まとめていますが、健康な人でも日中眠気をきたすことがあり、この場合は十分な睡眠を確保すると自然に眠気がとれます。

《日中眠くなる、概半日リズム》

体温との関係性をもつと考えられている、約半日後の午後の時間帯に眠気を生じる半日周期の概半日リズム

1日の中で早朝の最低体温となる時間がもっとも強い眠気を生じる

※関連ブログ「生まれながら身体がもつ生体リズム

●さまざまな弊害をもたらす眠気

病的な眠気をもたらす過眠症も、不眠症の寝不足による眠気同様にさまざまな弊害をもたらすのは当然なことです。自分では起きていたい、頑張っているのに起きていられない状態も病的とされ、過眠症とされます。

学業成績に影響することはもちろんのこと、社会生活にも支障きたします。いちばん深刻な問題は、周囲からの評価かも知れません。

居眠りばかりしている『いい加減な人』

という見方をされることかも知れません。精神的に追い込まれる状態につながります。

さらには、重篤な事故につながることも少なくありません。居眠り運転による事故、転落、転倒などの事故に巻き込まれるリスクにつながります。生活習慣病を悪化させるリスクになることも容易に理解できるのではないでしょうか。

●代表的な過眠症

ナルコレプシーと周期性傾眠症があげられています。

○過眠症の診断

DSM-5(アメリカ精神医学会の心の病気に関する診断基準)の診断基準では、最低3ヶ月間、週に少なくとも3回の症状の持続、それが著しい苦痛や機能障害をもたらし、他の精神障害や、医学的疾患、薬物の影響ではないこととされています。1日10時間以上の睡眠を最低2週間常にとっている、もしくは日中何度も居眠りをしてしまう場合過眠症と診断されます。

●過眠症は異常な眠気を伴う

夜間眠れないために疲れてしまう状態とは異なり、過眠症では、日中の眠るべきではない場面での居眠りです。仕事中、食事中、会話中などに何度も眠ってしまうような異常な状態です。

過眠症はこのような、日中の過度の眠気もしくは、長時間の夜間睡眠が繰り返されることが特徴とされています。

●鑑別診断
  • 睡眠不足は過眠症ではない
  • 長時間睡眠で、著しい苦痛や機能の障害を呈さない
  • 女性は男性より睡眠時間が長い傾向にある

甲状腺機能亢進症や脳腫瘍などの身体疾患がも原因となりうるとされ、カフェインや精神刺激薬の離脱症状など、バルビツールやベンゾジアゼピンの慢性使用は、耐性を生じ不眠に陥るため服用量が増え、そのために昼間に眠気が生じてくるということもあるようです。

眠れないという症状は、不眠症や概日リズム睡眠障害の可能性もあります。

○過眠症の原因

遺伝性素因がその一因と考えられていますがそれ以外には、

  • ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群などの他の睡眠障害の症状として
  • 向精神薬による副作用など:うつ病、不安障害、双極性障害などへの処方薬
  • 薬物やアルコールに過飲
  • 脳障害、非定型うつ病、尿毒症、線維筋痛症などによる合併症として
  • 体重過多の場合の過眠症傾向:エネルギー消費の低下による悪循環を生じる

過眠症は昼間に強い眠気があり、一度眠ると目覚めにくい状態を指します。概日睡眠リズム障害とは、睡眠と覚醒のリズムが乱れ、極端に寝る時間が遅くなったり早くなったりする状態です。睡眠時随伴症とはいわゆる夢遊病など、睡眠中に起こる異常行動です。

睡眠関連運動障害には、上記でまとめてむずむず脚や寝ている間の痙攣、歯ぎしりなどがあります。睡眠障害は大人だけでなく、子どもにも起きることがあります。

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

眠れない人が多い社会、だからこそ。。。

 

今回ここまで『睡眠』を扱う予定ではありませんでした。

ブログテーマとして書き初めて、その奥の深さと、自分の中の興味関心の拡がり、自分自身の「睡眠傾向」を顧みる機会にもなっていることを実感しています。

○眠れないということ

個人的には、睡眠障害は無いと思っています。夜、布団入れることの幸せを感じる人かもしれません。そして、すぐに眠りに落ちます。

フルタイムの仕事を辞めてから意識的に生活パターンを見直そうという無意識の行動に変化していったからです。フルタイムときは、当直勤務も有ったために睡眠パターンのばらつきが多くあったことを自覚しています。

○生体リズムの大切さ

そのばらつきを無意識に是正していた行動が、食事のパターンを変えないということでした。夜中に急患で起こされても、絶対に食べないということを決めていました。結果的にその行動、体内リズムを整えることにつながっていたということを、その後の健康管理士の学びの中や、今回の睡眠学から学んでいます。

医療者の健診を行うときに思うのは、御本人が自覚している以上に、身体にはさまざまな影響、意識されていない身体へのストレスが現れているということです。食事時間がバラバラ、夜勤のときに空腹を感じ、必ず夜食を摂ること、そのような影響なのか消化管のガスが異常に多いことやメンタルから生じているさまざまな症状...

医療者が元気に働ける環境を創ることを心から願います。

社会人のためにこそ、医療者や介護者が元気でいなければならない。なぜならば、病院や介護関連施設などが社会人との関わりにおいて

社会人の受け入れの場所

だからです。疲れた時、病んだ時、人の手をかりたいと願う時に必要不可欠な「空間」だからです。人の心の温もりがことばが、疲弊した心の人が本来持つ、自己防衛の力、免疫力を取り戻す事に繋がり、生きるためのエネルギーになります。

私は技術以上に

寄り添う心、プラスのエネルギーを分け与える場

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このことがいちばん必要とされ、求められる場所だと私は思うからです。

眉間にシワを寄せて、眠気を我慢しながらのUS診断を行う勤務状況が改善されなかった。その現実が私自身の医療・仕事に対する価値観に反するという思いが今でもあります。

医療者にもっと(*^_^*)♪

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

 

今日のまとめ

  • 睡眠障害とはさまざまな多様な病態の総称
  • 不眠症とは、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害のような症状を認め、精神運動機能に障害を認める状態
  • 睡眠障害は、不眠症のみではなく、十分に眠っても眠くなる過眠症も睡眠障害

 

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