JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今日は、身体の健康情報として、厚労省から注意喚起が促されている「麻しん・はしか」を取り上げたいと思いますが、「麻疹・はしか」という疾患をご存知でしょうか。2月18日の厚労省の感染症エキスプレスで、「麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について」という文書が届いています。関西方面での発症報告から、増加が見られるとのことです。麻疹の病態について早めの注意喚起を促したいと思います。非常に感染力が強く、特に乳幼児や妊婦への、感染への注意が必要とされる疾患です。
1.麻疹・はしかに注意して欲しい、理由とポイント3つ
1-1 麻疹を発症させる、麻疹ウイルスとは?
1-2 麻疹の感染は空気感染
1-3 麻疹の症状経過と感染力の強い時期
今日のプラスα
2.麻疹には、重篤な合併症もあります
3.麻疹予防法 ワクチン接種
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・妊婦や、その家族、風疹同様に麻疹へも注意して欲しい
1.麻疹・はしかに注意して欲しい、理由とポイント3つ
麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
1-1 麻疹を発症させる、麻疹ウイルスとは?
麻疹は、急性の全身感染症として知られています。
○国内で麻疹は、排除認定されたけど...
麻疹において、日本では 2015年(平成27年)に、世界保健機関西太平洋地域事務局により、排除状態にあることが認定されたとのことです。その後、海外からの感染者入国により、国内での感染拡大の報告が散見される疾患です。
その、麻疹が関西地方中心に、麻疹感染者の移動に伴い、国内で広範囲の地域への麻疹の感染者数の増加報告があるとのことで、厚生労働省健康局からの注意喚起が促され、医療機関には、この情報の通達がなされていることと思います。
○麻疹の原因「麻疹ウイルス」の感染力は非常に強い
麻疹ウイルスの感染経路の多くは、空気感染(飛沫核感染)ですが、その他、飛沫感染、接触感染と様々な感染経路を示し、その感染力は極めて強いといわれるウイルスです。
麻疹を疑うとき、人との接触を出来る限り避ける
●自分の周囲にもし麻疹感染者が確認されたら
自分の周囲に、「麻疹」もしくは「はしか」と言われた人がいたら自分の体調にも注意をしてください。麻疹は、通称「はしか」とも言われています。非常に強い感染力をもつウイルスのために、接触後に、体調不良を感じた場合には、他の人との接触を最低限にすることが求められる感染症です。
麻疹が疑われる症状が見られる場合は、受診しようとおもう医療機関へ事前に電話連絡を行い、受診伝え要否や、注意事項などの指示を仰いでください。そして、移動の際は、電車・バスなどの公共機関を可能な限り避けること、人との接触を出来る限り避けていただくことが望まれます。それだけ、感染力が強いという意味です。
※情報関連サイト「麻しんについて」国立感染症研究所、「麻しんについて」厚労省HP
●麻疹は、世界規模での対策強化
世界でも、途上国での5歳以下の子どもの麻疹感染が、おもな死亡原因とされる疾患です。世界全体で、毎年約2,000万人が麻疹に感染、小児を中心にとした、約200,000人が麻疹が原因による死亡例があるとのことです。集団においては、予防接種により感染予防が可能だとされ、予防接種の向上など、麻疹の排除に向けての対策が強化されている疾患です。
冒頭でお伝えした通り、日本国内での発生は、予防接種の徹底により激減し他疾患です。2010年(平成22年)以降、最近の国内発症は、海外由来の遺伝子型のみの検出のため、海外輸入症例とされます。海外へ行かれる場合は、麻疹の発症地域にも注意することが必要です。
○麻疹の病態
麻疹に対して免疫を持たない者が感染した場合、典型的な臨床経過としては10~12日間の潜伏期を経て発症します。
人の体内に入った麻疹ウイルスは、全身のリンパ組織を中心に増殖し、一過性に強い免疫機能抑制状態となります。そのために、麻疹ウイルスそのものによるものだけではなく、その間に別の細菌、ウイルスなどの感染症が懸念され、重症化する可能性があり、合併症の発症に注意が必要です。最後に、合併症もまとめていきますので、合わせてお読みください。
<麻疹ウイルスの特徴>
1-2 麻疹の感染は空気感染
麻疹は、おもに空気感染だとされますが、他の感染経路の場合もあります。予防のためにも確認しておきましょう。
○麻疹ウイルスの感染経路
空気感染とは、空気中に飛散しているウイルスが、体内に侵入することによって感染することをいいます。
<空気感染・飛沫核感染>
- 感染者の咳やくしゃみの飛散が空気中で乾燥し浮遊
- 浮遊ウイルスを吸い込み感染
●麻疹はさまざまな感染経路から
麻疹ウイルスは、感染者の咳やくしゃみにとともに排出され、その飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫感染、さらにウイルスが付着した手で、顔を触ることで口や鼻から感染する接触感染でも罹患することがあります。
麻疹発症者が周囲へ感染させる可能性がある期間は、発疹が出現する4日前から、発疹出現後4~5日くらいまでとされます。そして、感染力が最も強いのは発疹の出現する前の期間だとされています。
麻疹の病原体は、麻疹ウイルス(measles virus)、パラミクソウイルスによって引き起こされる人のみの疾患だとされています。動物や無症候性の感染は確認されていません。感染力が極めて高く、麻疹ウイルス感染者へ曝露の場合は、発症率は90%を超え、ほぼ発症するとされているほど強いウイルスです。
●典型的な飛沫感染ではない
麻疹ウイルスは、前駆期、発疹期早期の感染者の咳やくしゃみ、鼻腔、口腔などの分泌物など、呼吸器からの飛沫を介して伝播しますが、咳により、短時間だけ近距離で空中にとどまるりますが、閉鎖された空間では、最長2時間、空中で確認され伝播される可能性があると言われます。
感染力は、発疹出現の数日前から、発疹出現の数日後まで持続するといわれています。発疹の落屑(らくせつ:皮膚の表層が角質片となってはげ落ちる状態)が始まる時期になると、麻疹ウイルスの感染力は失われます。
●麻疹ウイルスは乾燥には弱い
麻疹ウイルスは、空気感染が最も多く、他の感染経路でも感染しますが、乾燥した場所では短時間しか生存できないために、感染者の触った接触部位からの伝播される可能性は飛沫感染よりは低くなります。
1-3 麻疹の症状経過と感染力の強い時期
麻疹の発症は、小児に多くみられ、感染性が非常に強い疾患です。
○麻疹の感染力とおもな症状
麻疹ウイルスの感染力は、きわめて強いとされ、麻疹に対する免疫を持たない場合は、感染者に接すると、90%以上の人が感染するとされています。麻疹ウイルスに対する免疫が無い状態で感染した場合、潜伏期間が約10~12日間、発症、カタル期、発疹期、回復期と経過をたどります。
麻疹ウイルスに感染すると、すべて発症し、発症しない不顕性感染はありません。通常、潜伏期間の後、38℃くらいの発熱および、かぜ症状が2〜4日持続、その後39℃以上の高熱とともに特徴的な発疹が出現します。麻疹のおもな症状として、発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血(結膜炎)さらに、口腔粘膜の粘膜疹(コプリック斑)および頭尾方向に拡大する斑状丘疹状皮疹を特徴とする。
○麻疹の経過
麻疹ウイルスに感染すると、その経過によってさまざまな症状を呈します。症状の詳細をまとめていきます。
〔前駆期:カタル期〕
※カタルとは、感染症による粘膜腫脹と、濃い滲出液を伴う病態のことをいいます
- 麻疹ウイルス感染後、潜伏期間10~12日後、発症する
- 38℃前後の発熱 2~4日継続
- 倦怠感、小児の場合、機嫌が悪いなどの様子の変化
- 上気道炎症状:咳嗽、鼻漏、咽頭痛の出現、増強
- 結膜炎症状 :結膜充血、眼脂、羞明の出現、増強
- 消化器症状 :乳幼児では8~30%に下痢、腹痛を伴う
- 頬粘膜にコプリック斑が出現(発疹の出現後1~2日前)
- コプリック斑とは:やや隆起した、紅暈(こううん)に囲まれた約1mmの白色小斑点、このコプリック斑は麻疹に特有の症状とされます。
- 口腔粘膜の発赤、口蓋部の粘膜疹、時に、溢血斑を伴うこともある
- 発疹出現後、2日目の終わりまでに急速に消失する
〔発疹期〕
- 2峰性発熱:カタル期での発熱が1℃程度低下した後、半日ほどで再度、39.5℃以上の高熱
- 高熱とともに、耳後部、頚部、前額部より特有の発疹が出現 (※情報サイト「麻疹」国立感染症研究所)
- 翌日には、顔面、体幹部、上腕に、その2日後には四肢体幹に発疹が出現
- 全身に発疹が広がるまで、39.5℃以上の発熱が3~4日間継続する
- 発疹は、鮮紅色で、扁平な状態から皮膚面より隆起、融合して不整形斑状(斑丘疹)となる
- 指圧によって退色、一部は、健常皮膚面を残す
- 発疹はさらに、暗赤色となり、出現順に退色していく
- この発疹期には、カタル症状は一層強くなり、特有の麻疹様顔貌となります
〔回復期〕
発疹の出現後、回復期に入ると解熱します。全身状態も改善してきます。発疹は退色、色素沈着はしばらく残りますが、カタル症状も次第に軽快してきます。合併症状の発症がないかぎり7~10日後には回復がみられます。
<麻疹の経過>
○麻疹の感染力が強い時期
感染者の気道からの麻疹ウイルスの感染力は、前駆期・カタル期の発熱時期が最も強いとされます。その後、5~6日間、発疹の色素沈着以後、麻疹ウイルスは見られなくなります。
○麻疹の合併症
また、合併症として、肺炎、中耳炎、まれに、脳炎、失明などがあるとされています。肺炎や脳炎は、重症化すると死に至ることもあり、特に注意が必要です。最後に詳しくまとめていきます。
麻疹は、支持療法となり、予防には、予防接種が非常に効果的です。
●修飾麻疹
麻疹は、一度感染して発症すると、終生免疫が得られる(一生免疫が持続する)と言われています。しかし、過去のワクチン接種による抗体力価が弱くなった場合など、免疫力が不十分な場合に感染すると、症状が軽症となるために、非典型的な感染を示すことがあります。
- 潜伏期間が延長する
- 高熱が出ない
- 発熱機関が短い
このような状態でも、麻疹ウイルスを保有するために、感染力が弱くても、他者への感染源にはなるために注意が必要です。
2.麻疹には、重篤な合併症もあります
麻疹の病態のところで、麻疹ウイルスによる強い免疫機能抑制状態となりことによる、他の細菌やウイルスによる合併症を発症しやすいということをお伝えしました。麻疹には、死亡原因にもなる合併症があります。
○麻疹の合併症とされる2大死亡原因
麻疹の重篤な合併症には、麻疹肺炎と麻疹脳炎があげられ、2大死亡原因といわれています。
●肺炎
肺炎の合併症は、約6%に認められるとされます。麻疹ウイルスの肺への持続感染により発症、予後不良だとされ、死亡例も多く見られ、乳児死亡例の60%は、肺炎だとされます。発疹の出現が無いことが多く、麻疹抗体も産生されません。ウイルスの排泄が長期間認められ、急性、もしくは亜急性の発症を示すとされます。
- ウイルス性肺炎:麻疹発症の初期に認めらる
- 細菌性肺炎 :原因菌として肺炎球菌、インフルエンザ菌、化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌などがあげられ、発疹期過ぎても解熱しない場合に注意
- 巨細胞性肺炎 :成人、あるいは、細胞性免疫不全状態の場合にみられる
●脳炎:中枢神経系合併症
思春期以降の麻疹感染の場合は、肺炎よりも死亡例が多いとされます。発疹出現後の2~6日頃に、脳炎は発症することが多いとされます。脳炎の発症と、麻疹の重症度との相関性はなく、半数以上は回復しますが死亡例もあり、25%くらいに中枢神経系の後遺症を残すこともあります。後遺症として、精神発達遅滞、痙攣、行動異常、神経聾、片麻痺、対麻痺などがあげられます。
●亜急性硬化性全脳炎:SSPE(subacute sclerosing panencephalitis)
亜急性硬化性全脳炎は、麻疹への罹患後、潜伏期間は4~8年、平均約7年の後、発症する重篤な合併症です。SSPEの発症リスクは、2歳未満で麻疹の罹患があげられ、6~10歳頃の学童期に発症することが多いとされます。
SSPEの原因は、麻疹ウイルスの中枢神経への持続感染が原因だとされ、長期間の潜伏期間後、進行性の中枢神経症状を発症、最終的な予後は非常に悪いとされる合併症です。
それ以外の年齢での発症することもあります。成人での発症例では、非典型的な経過をとることが多いとされ、若年発症の進行性の認知機能障害などに場合は、SSPEの鑑別が必要とされます。
また、ワクチン株によるSSPEの発症は、疫学的にもウイルス学的にも認められていないとのことです。
●中耳炎
麻疹の多い合併症の1つとされるものに、細菌感染による中耳炎があります。中耳からの膿性耳漏で見つかることが多く、症状を訴えることが出来ない乳幼児には注意が必要です。中耳炎よりも治りにくい、乳様突起炎を合併することもあります。
●クループ症候群:喉頭気管気管支炎
クループ症候群とは、気管と喉頭の炎症のことをいい、発熱、鼻水、典型的な犬が吠えるような咳があげられます。吸気性喘鳴(高いキューキューいう呼吸音)と言われ、ときに息を吸うことが難しくなることもあります。麻疹の合併症として多くみられ、麻疹ウイルスによる炎症と他の細菌の二次感染によるとされます。
●心筋炎
心筋炎や、心外膜炎を合併することもあります。麻疹の経過の中の半数以上の感染者心電図に、一過性の非特異的な心電図異常が見られますが、重症化はまれだとされています。
<麻疹の重篤な合併症2大死亡原因>
3.麻疹予防法 ワクチン接種
麻疹は、非常に感染力が強く、ほとんどが空気感染です。そのため、手洗いやマスクのみでの予防は困難だとされています。麻疹ワクチンの概略をまとめていきましょう
『麻疹予防の有効手段はワクチン接種』
○麻疹ワクチン
そのため、有効な予防手段は、ワクチン接種により、麻疹に対する免疫力を持つことだとされます。ワクチンの2回接種で、発症リスクを最小限に抑えることが期待できるとされています。
●麻疹ワクチン接種は、感染者との接触後でも間に合います
麻疹に感染していると思われる人との接触後、72時間以内に麻疹ワクチンを接種することで麻疹の発症を予防できる可能性があるとされています。また、接触後5、6日以内の場合、γ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性があるとも書かれていました。詳しくは、医療機関でご確認ください。
渡航予定がある場合、教育関係者の予防接種が勧められます。麻疹の罹患歴がない場合、予防接種2回があきらかでない場合も接種への検討が勧められています。麻疹の罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。
○麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)
麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種により、約95%の人が、麻疹ウイルスの免疫を獲得できるとされています。さらに1回で免疫がつかなかった場合でも、2回の接種では、免疫を獲得できることができるとされているために、現在では2回の接種となっています。 ※情報サイト「麻疹2回接種」国立感染症研究所
●麻疹ワクチン接種後の副反応
ワクチン接種後の副反応として、よく見られる症状としては、発熱、発疹、鼻汁、咳嗽、接種部位の紅斑・腫脹などです。重大な副反応としては、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病、ごく稀に報告があるようですが、ワクチンとの因果関係が不明な場合も含まれています。
アナフィラキシー反応
麻疹ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いています。卵そのものではないために卵アレルギーによる反応の心配は、ほとんどないとされますが、アナフィラキシー反応の既往がある場合など、重度のアレルギーがある方は注意が必要です。ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応への否定ができません。そのため、接種時には医師に必ずご相談ください。
●麻疹ワクチンは生ワクチン
麻疹ワクチンは、弱毒化された生ワクチンです。そのため、接種後5~14日、ワクチンの中の麻疹ウイルスが体内で増殖する時期に発熱や麻疹様の発疹が見られることがあります。そのほか、接種部位の局所反応や熱性けいれん、じんましんなどの症状も、一過性にみられることがあるとされています。 ※情報サイト国立感染症研究所 「麻疹ワクチン」
100~150万人接種に1人以下の割合で、脳炎脳症、急性血小板減少性紫斑病程度とされます。前述した、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)のワクチン接種後の発症例は、無いとされています。
副反応の頻度については、MRワクチンを使用の場合でも、麻疹ワクチンと概ね同じとのことです。お子様の麻疹ワクチン接種に関するQ&Aは、こちらで詳細をご確認ください。 ※国立感染症研究所 「麻疹ワクチン」
生理検査アティテュード®からのメッセージ
妊婦やその家族、風疹同様に麻疹へも注意して欲しい
一般的に、妊娠中の麻疹に感染すると、重症化するとされています。流産や死産、早産のリスクが上昇するという報告があるとのことです。
胎児の先天性異常は無いとのことですが、発達異常、羊水量の異常、新生児麻疹などの可能性があるようです。
○妊娠中は予防接種できません
麻疹ワクチンは、生ワクチンのために妊娠中は接種することはできません。若い女性で、妊娠を計画中の方で、抗体を持っていない場合は、事前に妊娠2ヶ月前にはワクチン接種をすることが勧められます。風疹も同様です。身近なご家族も抗体を持たない場合は、とうぜん同様に予防接種をしてください。
●妊娠中に感染者との接触があった場合
医療機関にまず相談することです。麻疹ワクチンは、妊娠していなければ接種出来、予防が可能とされますが、妊娠中は、当然ワクチン接種は禁忌となります。あきらかに麻疹感染者との接触が確認された場合、Γ-グロブリン注射を接触6日以内に行うことが勧められると思います。麻疹の抗体価が陰性の場合は、分娩後に速やかにワクチン接種をすることをお勧めいたします。
○母親の免疫を貰える
麻疹は、感染により終生免疫を持つことができます。母親が出産前に、麻疹への罹患、もしくは予防接種などで、すでに免疫をもっている場合、乳児には、母親の胎盤を介して、抗体を保有しています。この抗体は、生後約6~12カ月間免疫力を持つことができます。
麻疹は、ワクチン接種が効果的です。今、国内での発症・流行が懸念されています。感染力が非常に強いウイルスだからです。私も学生の頃の知識、子どもが小さい頃、麻疹風疹おたふく風邪ワクチン(MMRワクチン)の時代の頃の知識のみでした。今回再確認で、まとめさせていただきブログでのUPです。合併症の死亡例には知らなかったこともあり、知識が更新されました。
今後も、予防医学に意識を向けて、みなさまと最新情報をシェアしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 麻疹は非常に感染力の強い、空気感染により伝播する
- 麻疹を疑うとき、人との接触を出来る限り避ける。交通機関などの利用控える。
- 麻疹ウイルスの感染力は、前駆期・カタル期の発熱時期が最も強い
Pure Medical attitudeワーク
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