JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 前回お伝えしたように、平均寿命が伸び、さらに高齢化がすすんでいる現状を踏まえ、健康寿命の延伸のためにも今週は「眼の健康」として加齢が原因となる疾患をまとめています。前回は「加齢黄斑変性」そして、今日はよく知られている「緑内障」です。緑内障はこれまでも何回かお伝えしています。意識喚起のために再編集していきたいと思います。40歳以上の方には、「眼の健康」意識的に検査をお勧め致します。緑内障は、昨年9月今年2月にまとめています。今回は緑内障という疾患をキャッチするためのシンプルな情報のみとしたいと思います。

 

1.40歳はリスク年齢と言われる緑内障、知るための3ステップ

1-1 40歳以上の年齢もリスク因子です。緑内障とは?

1-2 眼圧は正常、緑内障は大丈夫?! 眼圧との関係

1-3 どうしてなるの?正常眼圧緑内障のリスクを再確認

今日のプラスα

2.緑内障の症状が気づきにくい理由

3.緑内障予防のために「今」できること

生理検査アティテュード®からメッセージ

・ 強度の近視と乱視のリスク

1.視力を失う原因の第1位「緑内障」理解への3ステップ

厚生労働省の調査によると、糖尿病性網膜症が日本の視力障害の原因のトップとされていましたが、現在は「緑内障:Glaucoma」が抜き、第1位となっています。

1-1 40歳以上の年齢もリスク因子です。緑内障とは?

緑内障の発症には加齢が関係しています。年齢とともに発症者数は増加し、40歳代では5%と、20人に1人の割合で発症がみられます。

『緑内障の定義』

日本緑内障学会のガイドラインによると、

「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」と定義されています。

日本眼科学会 日本緑内障学会のガイドライン(第三版)

❍2000年以前から知られている眼の病気

緑内障は、約2000年前から失明につながる眼の病気だとされています。

自覚症状として意識されることが少ないために、気づかずに進行してしまうということになり、放置すると失明につながります。

緑内障:Glaucomaの名前の由来

ギリシャ語 『Glaucos bluish green』青っぽい緑

地中海の海のような緑色の瞳

そして

やがて失明する

❍気づいていない「未治療」の緑内障

しかしながら、現在では、早期発見・早期治療によって失明のリスクを軽減させることもできる疾患とされています。人生100年といわれる時代、最後までしっかりと視覚を保つということを意識して欲しいと思います。

健診で何らかの異常を指摘されても、見えていると思うので、未治療となっている人がその半数、緑内障でも、診断されている人は、10%だけだと言われています。緑内障に気づいていない未発見の潜在者数は、国内で400万人ともいわれたいます。緑内障が疑われる人の数の、約9割の人が気づいていない状態だといわれています。

そして、診断されても症状としての自覚されることがあまりなく、継続治療をやめてしまうことも多いようです。

❍失われた視野は、戻りません!

緑内障は、定義にあるように、視神経の損傷が進行していく疾患だとされ、失われた視神経はもとに戻らない、不可逆的な視力障害とされます。

眼圧の上昇を伴うことが多いとされますが、常に眼圧上昇するわけではありません。

「緑内障」は、

高齢者の病気?! ではありません

緑内障は高齢者が発症する病気だと思っていませんか?40歳以上の年齢もリスク因子とされています。白内障も加齢性の疾患ですが、白内障は手術で視力を改善できますが、緑内障は、現在の治療では進行を止めることしか出来ません。現在での一般的な治療としてあげられるのは眼圧を正常に保ち、病気の進行を止めるだけの対処療法となります。

緑内障とは?

視神経が損傷し、不可逆的に視力障害が起こる

眼圧の上昇を伴うものと、伴わないものとがある

 

1-2 眼圧は正常、緑内障は大丈夫?! 眼圧との関係

眼圧は正常だから緑内障は大丈夫…?!

❍眼圧とは眼の硬さ、眼の中を循環する房水が関与

大規模調査による、日本人の平均眼圧は14.5 mmHg とされ、正常眼圧の平均は11~20mmHgです。眼圧と神経損傷との関係は複雑だとされています。眼圧の上昇は、直接的な神経圧迫や血流減少により軸索損傷をもたらすことも一因とされます。

●個人差がある眼圧とは?

眼圧は「房水の分泌と排出のバランス」に左右されます。房水の流出路の閉塞や、狭窄によって眼圧が上昇します。

房水と眼圧との関係性

●房水とは?

房水とは、眼の中を循環する液体です。

毛様体で作られ、虹彩、線維柱帯を経てシュレム管から排出され、眼外へ排泄されるという経路で循環しています。この房水が循環することによって、眼圧が保たれています以前のブログのイラストでご確認下さい。

房水の流れ

●眼圧とは

眼圧は、眼の硬さであるともいえます。緑内障の原因として、眼球が硬くなる、眼圧が上昇すると、視神経が障害されやすくなり、リスクが高くなるとされています。

緑内障の治療では、点眼による薬物療法、レーザー療法、手術療法などが行われています。その目的の多くは、眼圧を下げることで緑内障の進行を防ぐことを目的としています。

※関連ブログ「「緑内障」に注意!40歳になったら目の健康

●ばらつきがある「眼圧」に一喜一憂していませんか?

日本は四季豊かな自然環境に恵まれたいます。そのため温度変化に伴うことも眼圧に影響し、冬季に高く、夏季には低くなりやすいことも知られています。

眼圧は、1日の間でも時刻により変動します。そのうえ、どの時期に眼圧が高くなるのかというパターンは個人差が大きいことが知られています。

●眼圧の変動因子とは?

日常の中で眼圧に影響する要因としては年齢、性別、屈折(近視や遠視の程度)、人種などの個人差、さらに体位、運動、血圧などがあります。このように多くの因子が複雑に影響して眼圧は変化しています。

眼圧に関係する因子

<眼圧に関係する因子>

●眼圧の上昇がおもな原因となる緑内障

眼圧上昇する緑内障「房水」に関係する緑内障はおもに2種類、以前のブログでまとめています。

  • 開放隅角緑内障:房水流出不足により眼圧が上昇
  • 閉塞隅角緑内障:周辺部の虹彩の変形により、房水の流出が妨げられ眼圧が上昇

眼圧は房水の分泌と排出のバランスに左右され、房水の流出路の閉塞や狭窄によって眼圧上昇が原因となる緑内障。

❍眼圧と緑内障との関係性

眼圧の正常値は、11~20mmHg とお伝えしましたが、

眼圧 正常範囲=緑内障は大丈夫ではない

このことをしっかりと理解して欲しいと思います。リスクを持つ方は視野検査で実際に見えているかどうかを検査することをお勧めいたします。眼科を受診しましょう。

●眼圧異常が無いタイプ「正常眼圧緑内障」

しかし、日本国内では

「正常眼圧緑内障」緑内障全体の約70%

眼圧21mmHg以上が高眼圧とされますが、眼圧の上昇で緑内障を発症する割合は、年にわずか1~2%程度だとのことです。また、緑内障の人の約3分の1は、眼圧が正常とされ、緑内障のほとんどが正常眼圧緑内障だとされます。

その理由として...

上記でまとめた、眼圧に影響するリスク因子が関係しています。

  • 通常行われる眼圧測定結果は、真の眼圧を示していない可能性が否定できません。その理由は、外部から測定した眼圧は、角膜の厚さに関係するために、角膜が薄ければ測定値が高くなり、逆に角膜が厚い場合は、低く測定されることもあるからだとされます。
  • 血管疾患による血流減少が、視神経を損傷することなどもあげられています。

 

1-3 どうしてなるの?正常眼圧緑内障のリスクと症状を再確認

正常眼圧緑内障
眼圧は正常範囲でも、視神経が障害される緑内障

正常眼圧緑内障の原因、視神経の障害される原因として、視神経の血液循環の不良、遺伝や免疫、酸化ストレスなどさまざまな因子があげられます。

眼圧の上昇がない場合でもこれらのリスク因子により、視神経が障害されるために緑内障が発症すると考えられています。

さらに、正常眼圧緑内障は、高齢者に多くみられ、近視がある場合の頻度も高いことから、加齢や近視もリスク要因であると考えられています。中等度以上の近視は、かなりのリスク因子となります。

❍眼圧のばらつき

眼圧は、さまざまな要因によって変動することを上記でもまとめました。もう少し詳しく下記でご確認ください。さまざまな環境因子も関係し、個人での変動幅は、5mmHg以内とされます。

  • 日内変動(時間):午前中に高い傾向がある、起床時低い、
  • 体位による変化 :立位<臥位<背反位<即立位  *眼の高さが心臓よりも低くなると上がる
  • 季節による変動 :冬に高い、夏季に低い傾向がある
  • 加齢による変化

その他、性別、近視や遠視の程度や、人種、運動、血圧などによっても眼圧は変化します。

眼圧は1つのふるい分け検査として行うことは必要だということではないでしょうか。

❍眼圧以外の緑内障のリスク因子

一部の人間ドックでは、眼圧測定と無散瞳での眼底撮影を行う健診もあります。実際私もこれらの検査を行っていましたし、簡単に実施できる検査です。

以前のまとめた情報を再掲しておきます。緑内障のおもな原因

  • 加齢 40歳以上
  • 遺伝 家族歴 :9倍
  • 眼圧 21mmHg以上
  • 近視 強度近視:2.6倍のリスク
  • 遠視
  • 血流 動脈硬化、高血圧
  • 酸化ストレス 睡眠時無呼吸症候群:10倍
  • 眼のケガや手術の既往歴

実際の緑内障の人の全体の半数くらいしか、気づいていないといわれています。緑内障は40歳以上がリスク因子とされていますが、

60歳以上は発生率が6倍!!

だといわれています。

❍気づかれない「緑内障」

気づいていなくても、40歳以上の人の20人に1人の割合で緑内障が見られるともいわれています。

緑内障を発症しているということに気づいていない場合も多くあるということです。緑内障の有病率は、年齢とともに増加し、日本ではますます増加する傾向にあるということが指摘されています。

❍人は両眼で見て、認知している

眼の構造を以前のブログでもまとめたことがあります。人は左右の眼で見ている範囲が異なります。脳は、右眼で得られた情報と、左目で得られた情報とを合わせ他画像で認識しています。

●視力検査での視野両眼の視野

人の眼は、中心部分から120度よりも外側(耳側)は、片眼でのみ見ている部分だとされます。この眼の見え方の特性により、視力検査では異常とならないために気づかないのです。

 

●合算された視野情報を認知

視野検査では、片眼ずつ矯正視力でさまざまな場所で光る点を認識していき、見えない部分を確認していきます。

左右の眼で見える領域が異なります。上部は瞼に影響するために、加齢による眼瞼下垂などが視野に影響することもあります。

人は、物を両眼で見て、それぞれの眼の網膜情報を視神経へ送り、脳の視覚野に送られて、左右の合算として結像させ、認識しています。そのため、右眼で見えていない部分があったとしても、左目で見えている場合は、脳が受け取る情報は両眼の合算としてですから、きちんと結像されますので片側の眼が見えていないことに気づくことができません。

そのため、視神経がダメージを受けていることに気づくことが、遅れてしまいます。

※関連ブログ「視覚をになう、眼の構造と視力低下

このように人がどのように「物を認知しているのか?という「視覚認知の特性」を理解して欲しいと思います。そして、もしかしたら見えていないのではないのか?見えていないことに気づきにくいということ知ってください。

緑内障は、10年以上の長い年月で徐々に進行していきます。40歳代で気づいたら、そこから進行しないように、予防することが出来るのです。

 

2. 失った視細胞は取り戻せない

現段階では、

緑内障が進行すると回復は望めない

失った視細胞はそのまま、つまり見えないままだということです。

iPS細胞による研究は行われているとのことです。その関連情報も先日聞いています。でもまずは、自分の見え方、眼の状態をしることだと私は思っています。

❍視神経は取り戻せない

失った視神経の機能を回復させることは、現状の治療ではまだ出来ない、病気の進行を抑えることのみだということです。言い換えると、現状の視覚を維持することへの対応だということです。何も手を施さなければいずれ「失明」してしまう疾患だということです。

緑内障のはっきりとして原因は分かっていないことが多く、一度喪失した視野を回復させることは、現状では困難だとされ、そのために失明してしまうとされています。視野狭窄は自覚されないことが多く、気づいたときには、末期症状となっていることが多く、発見するためには定期的な健診が必須となります。

緑内障は、眼圧の上昇すること視神経が障害されることも一因ですが、特徴的な視神経の変形と視野欠損、視野異常を示します。

眼圧が正常範囲であっても緑内障を発症していることが多く、現在では、視神経乳頭の脆弱性が緑内障の原因として考えられています。

❍眼圧を下げることの効果

眼圧を下げるは、進行を抑えることに効果がある

以前、緑内障の原因は眼圧が高いことだと考えられていました。そのため眼圧を下げることで視野障害の進行を抑えるという方法がとられています。では、正常眼圧緑内障の場合は効果が無いのでは?と思われるかもしれませんが、緑内障は、視神経の形(乳頭形状)と視野の特徴的な変化から診断され、正常眼圧緑内障を含めたすべての緑内障に対して、眼圧を下降させることで、緑内障になるリスクが下がることが知られています。

正常眼圧緑内障の場合でも進行する可能性を低くすることができるとされています。

❍気づきにくい緑内障の症状

緑内障の自覚症状は、

  • 暗点  =見えない場所が出現する
  • 視野狭窄=見える場所が狭くなる

という症状があります。人は、日常生活では両眼で物を認知しています。そのため多くの場合、緑内障の進行は緩やかなこともあり、初期は片眼でもし、視野障害が発症していてもまったく自覚出来ないことがほとんどだとされ、かなり進行した状態となって初めて気づくことができる、ものが見づらくなったという、視力低下の状態となってはいじめて気づき、失明することもありのです。

❍急性緑内障発作

急性緑内障発作ということがあるようです。急激に眼圧が著しく上昇した場合、眼痛、充血、目のかすみなどの目の症状の他に、頭痛や吐き気を自覚することもあるとされます。急速に視野症状が悪化するために、すぐに眼科治療が必要となります。 (※下記の種類のところをご参照ください)

❍緑内障の症状

緑内障の自覚症状としては、見えない場所(暗点)が出現する、あるいは見える範囲(視野)が狭くなる症状が最も一般的です。しかし、日常生活では、両眼で見ているということ、脳が見えない部分を補います。多くの場合、病気の進行は緩やで10年以上ともいわれます。初期は視野障害があってもまったく自覚しないことがほとんどです。

緑内障の進行は常に一方通行です。自覚されたときには、かなり進行した状態で、手遅れの場合がほとんどです。

●急激な眼圧上昇による症状

急性緑内障発作のような、急激な眼圧上昇を示す場合は、眼痛、充血、目のかすみのほか、頭痛や吐き気などの症状を自覚すこともあり、早急に受診することが必要だとされます。

❍緑内障の診断

日本緑内障学会のガイドライン(第三版)では、緑内障の診断は、乳頭形状(眼底写真)と視野検査による視野での特徴的な変化から診断されます。

緑内障は、以前から眼圧の上昇で視神経が障害されることが原因だとされてきました。

そして、現在では正常眼圧緑内障が多い日本人では、必ずしも、眼圧上昇だけが原因でないことを今日は強調してお伝えしました。

しかし、この眼圧を下げることが、正常眼圧緑内障を含めたすべての緑内障に対して、効果があり、緑内障の進行する可能性を低下させることが知られています。

 

3.緑内障予防のために「今」できること

緑内障によいといわれている食品、前回まとめたものを再掲しておきます。

❍スペルミジンに期待できる効果とは

スペルミジン (spermidine) とは、ポリアミンに分類される有機化合物です。

●ポリアミン (polyamine) とは?
  • 第1級アミノ基が3つ以上結合した直鎖脂肪族炭化水素の総称
  • 人には20種類以上、含まれている
  • ウイルスから人まであらゆる生体に含まれ、細胞分裂、タンパク合成などの活動に関与する成長因子
  • 母乳にも含まれ、出産後10日~2週間前後に増加
  • 消化器の成熟化、乳児の成長促進に寄与するとされ、粉ミルクにも添加されていることもある
  • 記憶に関与しているともいわれている
  • 体内のポリアミンは、加齢によって減少、老化との関連性が示唆されている
  • 体内では、オルニチンなどから生合成されている
●抗酸化作用を持つ、スペルミジンの効果

抗酸化作用を持つと言われ、マウスの実験で、寿命を伸ばすことが確認されています。大豆、チーズ、マッシュルームなどの食品に含まれています。納豆1日1パック程度の摂取で、食べることにより、腸の中から神経を保護する役割をもつとされているそうです。

このスペルミジン入の飲水で、網膜の変性が抑えられ、緑内障の進行が遅くなるということが実証されていることや、スペルミジンによって、視神経が少し伸びたとの実験もあるようです。今後の研究に期待したいものです。

●ポリアミンを多く含む食品

白子、貝類、きのこ類、納豆、大豆、小豆、チーズなどがあげられます。

❍カロリー制限は、神経保護効果がある

人以外の動物の研究では、カロリー制限が寿命に関係するというが分かってきました。食事の回数を1日おきにすることで、緑内障の進行が非常に遅くなったということです。

●動物実験の検証、絶食はケトン体の抗酸化作用、視神経保護に効果がある

動物実験での結果では、理由として1日おきに絶食とすることで血中ケトン体が上昇します。そのケトン体の上昇が緑内障の進行抑制に期待できるとのことです。

絶食は健康を害することに繋がりますので、人の場合では食べ過ぎないことが基本です。食事内容を考え、適切な食生活を行うことが求められるようです。

●緑内障に進行抑制には
  • 抗酸化作用:酸化耐性遺伝子発現の上昇
  • 神経保護 :神経栄養因子遺伝子発現によるケトン体上昇

視神経保護へのさまざまな取組が現在、研究されています。

iPS細胞の研究などには、今後の研究成果に期待したいものです。でも今自分にできること、現在一番良いと考えられる対処40歳を過ぎたら、特定健診の項目には含まれていませんが「眼の健康」をしっかり意識して欲しい、毎日継続できることを実行していくことが健康寿命の延伸につながります。

自分の眼で人生最後までしっかりと視覚認知できる眼でいるために、労り、慈しみをもって自分の瞳を輝かせて行きましょう!

かたよし 純子

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

 強度の近視と乱視のリスク

❍眼は私のコンプレックス

前回の緑内障のところで書いていますが、20歳頃からコンタクトレンズを使用しています。眼鏡よりもコンタクトレンズのほうが矯正しやすく視力が確保できます。そのような理由からもコンタクトレンズを用いています。

近視も、乱視もかなりあるのです。通常の範囲を超えている…笑

あまりの乱視のためメガネ屋さんで笑われたことがあります。失礼な話です。。。

❍緑内障と言われたら

昨年のブログで緑内障を扱ってから、久しぶりに眼科を受診し眼圧上昇を指摘されました。

もともと、極度の近視が原因で視神経乳頭陥凹を指摘され、総合病院勤務していたときには、定期的に半年に1回、視野検査を受けていたのです。退職前に年1回で大丈夫でしょうといわれ、退職後は行っていなかったのです。眼圧上昇ははやり落ち込みます。予防の意味で点眼薬を使用しています。でも、老眼はまだ指摘されていません(^^)v 笑

やはり、近視と乱視が強いことを指摘され、緑内障のリスクを持つことからでしょう。

「歳か…」と諦めずに、現状を受け入れることも大切です。大切なことは、定期検診と毎日のケア、点眼薬を忘れないことです。

最後にお伝えします。

眼底検査で「視神経乳頭陥凹」の指摘を受けたら、必ず眼科受診をしてください。

そのまま「自分は大丈夫」というのは錯覚です。光を失うことになることになることもあります。

 

Pure Medical attitudeDSC_0667

生理検査アティテュード®

 

Junko Katayoshi

 

今日のまとめ

  • 正常眼圧緑内障、日本では70%がこのタイプ
  • 40歳以上は、緑内障のリスク因子、眼圧測定、視野検査を受けましょう
  • 正常眼圧緑内障でも眼圧を上昇させないことで現状維持が期待できる

 

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