JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週のテーマは「バランス」です。前回は身体のバランス、重心を意識して体幹の姿勢を整える事によって、身体の均整が保たれます。そして心も整えられます。では、ストレスを感じたときや、深い悩みから立ち上がれないときはどうしたら良いのでしょうか?私は心もバランスを意識することが大切だと考えています。2回目はそんな心のバランスを考えていきたいと思います。
1.心のバランスを意識することの大切さ
1-1 ネガティブな状態から見ている?
1-2 囚われから、ネガティブ状況からの脱出の勧め
1-3 ライフサイクルはつながっている
今日のプラスα
2.心のバランスとは?トラブルへの対応、モチベーションの保ち方
3.「病気」は、病は気からと書きます
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・こころと身体はひとつのシステム
1.心のバランスを意識することの大切さ
心と身体はつながっている
ということをよくいいます。
このブログでもさまざまなテーマとともにお伝えし、異なる視点・観点から書いてきました。その関連から自律神経バランスの大切さもまとめてきました。
1-1 ネガティブな状態から見ている?
しかし、今回ここでまとめようとしていることは、自律神経ではありません。前回は身体そのものの「体幹」のバランスという意味でまとめましたが、今回は「こころ」のみのバランス、一言でいうならば「心のゆらぎ」すなわち「ポジティブ思考」と「ネガティブ思考」という視点で心のバランスとしてまとめていきます。
時に人は…
ネガティブな感情に囚われてしまい
身動きが取れなくなることもある
❍グルグル思考していませんか
今、すべてがうまく回らない、何をやってもうまくいかない時、五里霧中、暗中模索などなどさまざまなネガティブな想像の渦に巻き込まれているような時、将来がまったく見えなくなるようなそんなこともよくあります。
自己暗示をつぶやいていませんか?
ぶつぶつと心の対話の中で、
・自分はどうせそんな運命だから仕方がない
・いつも良いことの後には必ず悪いことが起こる
・嫌なことが続いているから、きっとまた起こるに違いない
・良いことがあってもまた何かきっと悪いことが起きるに違いない...
そのような状況のときの自分自身の心の中では何が起きているのでしょうか?
❍外からしか見えない事実・現状の把握
今回の台風では多くの停電が起こりました。このブログを書いている時点でも、電気の復旧に時間がかかっているという状況のようです。そして熱中症などで命を落とされた方もいるということを耳にしています。心からご冥福をお祈りします。
電気の無い状況において、家の中という環境はいわゆる「情報の閉鎖空間」となっています。
●情報社会の恩恵を用いる
夜中の3時、台風による強風と大雨という状況の最中で停電という不安な状況に見舞われたら…
暗闇の中TVから、視覚情報として得ることが出来ない。雨風がまだ強く、エリアメールのみの一方的な情報、外に出ることは危険…
このようなときの情報得るための手段として、現在では携帯電話やスマートフォンの普及が貢献しています。ネットからの情報を得ることが可能です。実際に、今回の停電に見舞われた友人の中に、携帯電話を介して友人からLINEでさまざまな情報をもらった、そしてその情報がすごく役立ったということも言っていました。
●プチ停電の不安
数ヶ月前の我が家のプチ停電「目覚めたら停電…」という状況でした。
ブレーカーの安全装置の誤操作のようですが、原因不明。スマホが有って良かったと実感したということもありました。
情報過多のこの時代に、ネットやSNSからのリアルな情報にいかに助けられているのかということを考えることも必要なのかも知れません。そして有効的に用いることが出来るということを知ること、行うことと同時に、正しい情報をキャッチ知る能力、そのための知識、学習も必要となると私は思っています。
さらに、情報発信者のモラルへの可否が問われることはいうまでもありません。
❍思考の閉鎖空間からの一歩出ること
話がそれましたが、何を伝えたいのかということですが、ネガティブなグルグル思考の状況とは、このような孤立した環境下にいる自分と同じような状況にあるのではないでしょうか。
停電?困る!暑い!冷蔵庫の食材が腐る!さらに、オール電化の家ではさらに何も出来ないというパニックとなります。家電の多くが電気の恩恵を受けているからです。
●外から見ることの大切さ、外に情報発信すること
停電という状況が起こっていない場所から、停電地域では「大変なことが起こっている」この暑さの中、冷房などの空調を使用することはもちろん、さまざまな家電が電気制御されている状況では、身動きすることも出来ないのが現代社会なのではないでしょうか。いわゆる閉鎖空間に一瞬で陥るということです。
人の中にある問題も情報として客観的に外部に伝えることで、逆の立場からアドバイスや情報処理をしてもらうこと、そのためのアドバイスも受けることがあるのではないでしょうか。
人の心も閉鎖してしまうと、グルグル思考から、「不安というサイクル」身動きが取れなくことがあると思っています。
❍今、何が起きているのか
私のまわりで「負のサイクルに陥っている人」から聞くことばですが…
「最近よくないことが続いている…」
そして
「大丈夫かな?」と聞かれることもあります。
このようなことに対してどのように答えますか?
今、自分に何が起こっているのか?
ということをあたかも他人事のように受け入れることが大切だと私は考えます。
1-2 囚われから、ネガティブ状況からの脱出の勧め
「最近よくないことが続いている…」「大丈夫かな?」と聞かれても、自分のことではないので大丈夫か否かは、私にはわかりません。このようなことを聞かれたときに、私が伝えることの本質としての意味は、
自分の生きる道は自分で決める
ということです。
「気の持ちようだからね」そして「事実に対してどう解釈るのかだよね」と伝えます。このような言葉は身内に対してですが、ちょっと冷たいと思われるのかもしれませんが、身内への質問の本質は、気休めや慰め、優しさを求めていると思うからです。身内や身近な人に対する真のカウンセリングには難しいということを実際に経験しています。
カウンセリング、コーチングの場ではちょっと言葉の用い方、かけ方が異なります。
❍自己分析は自己責任に基づいて
すべて自分の思考の中で起こっていることに対しては、自分で対処する方法を考えることも、いかなる方法を取るのかということもすべても実行可能であり自由選択です。
そして、現状を受け入れて考え、その考えに基づいて実行しななければ道は開かれないと私は思っています。
●自己分析の大切さ
他者に相談すること必要だと思っています。さまざまな人からの助言や換言は受けることもその時点で出来る選択肢のひとつです。そして、思考の幅を変えることにつながるさまざまな行動を起こすことです。その中からより良い方法が導き出されるのではないでしょうか。
- 現状を客観的に受けいれる
- 今ここで、何が起こっているのか
- 今この現状で、いちばん問題となっていることは何か
私は常にそう考えています。他者からこのようなことを聴覚情報から受け入れることによって、客観的に現状を捉えることも可能になります。
❍会話で使われる神経回路
~コミュニケーションの勧め~
脳に伝えられる感覚情報は、視覚・聴覚・身体感覚(味覚・嗅覚・触覚)とありますが、それぞれ脳での対応する神経細胞が異なります。そしてそれぞれの感覚器官は相互のコミュニケーションを行いながら1つの行動につながります。
会話では、視覚・聴覚・身体感覚がすべて使われ、人は意思決定する状況を創り出すことが可能となります。
会話でのコミュニケーションでは、このような作業が脳の中で繰り返されるのではないでしょうか。相手の声のトーンや言葉の使い方、相手の自分に対する感情も感じられるのではないでしょうか。「会う・話す」という過程の中には、心の通いあいが存在します。その過程で、さまざまな神経細胞が使われます。
ひとりで悶々とした状況で、グルグル思考をしていても、同じこと考えがリピートされるだけです。
※関連ブログ「音を認知する「聞こえる」ということ」
❍コミュニケーションの大切な目的
近年、認知症に対するさまざまな予防法などを目的としてセミナーや講習会、認知力UPということが厚労省ベースでも積極的に行われています。私自身も認知症サポーターとして地域でのボランティア活動に関わらせてもらっています。
最大の認知症予防は「人との会話」「地域に赴くこと」が大切です。人は人の中で活きていくこと。自分の囚われの中から脱出してくることです。
●人との語らいから得られるゆらぎ
人との会話ではさまざまな情報の行き来が生じます。SNSでは得られない情報交換もプラスされます。リアルにあうことを私はいちばん大切にします。会うということは、相手のエネルギーを感じることが出来るからです。
1-3 ライフサイクルはつながっている
自分の運命は自分で切り開く、過去を振り返る時にいくつかの「人生のターニングポイント」に気づくことがあるのではないでしょうか。
1人の人の生きてきた証を振り返ること
- どのように事実を受けとめ
- その事実をどのように解釈して
- そのときに持った感情とは
- 何を考えたいたのか
- 何を思っていたのか
- どんな未来を想像したのか
- どうやって決めたのか?
ということです。ざっくりと、このような感じで過去を自己分析することをお勧めします。詳細は「今日のプラスα」でまとめていいます。
❍自分の中にある矛盾に気づくとき
人の身体の中でおこっていることなので、確かに自律神経も関係しているのでしょう。しかし、今回は自律神経に視点を置くのではなく、心の浮沈ということに意識を向けたいと思います。
『自分の中の矛盾に気づいていますか?』
自分の中に何か問題があるとき、その問題に気づいていないこともあるのではないでしょうか。うまくいかないとイライラしているとき、何を思い描いているのか?
- 問題に気づいていない
- 何も問題は無い
- 問題が分からない
- 自分で出来ることはすべて行ってきている
- 常に正しいことをしている
- 何もしてくれない
などなど...個々に感じていることはいろいろあると思います。
自分の感情に占拠されていませんか?
最初にお伝えした「心の囚われ」です。
現状の自分の問題は何なのか?行き詰まりを感じている人に「いちばん問題なのは?」と質問しました。
即答出来ないことがほとんどなのかもしれません。人はさまざまな問題や課題を抱えながら毎日過ごしていることがほとんどではないでしょうか。問題や課題がない人はいないと思っています。
そのことが問題となっているということに対して、その「事実」に気づいていないだけだと私は思っています。現状の困った状況を引き起こしている「真の事実」そことのいちばん大きな根っこはつながっていると思っています。
その大きな根源はその人の生きてきたライフサイクル上にあると思っています。忘れていたような事実、忘れしまいたいような事実なのかもしれません。でもその事実が有ったから「今」があるのだと私は考えます。
あたかも他人のように観る
過去の自分も、他人事のように思い出してみてください。
その事実があったことにも気づいていないこともあるのでは無いでしょうか。
生まれた時から現在まで、そして未来へのライフサイクルはつながっています。
過去のあのときの行動選択が在り
今の自分が存在する
私は常にそう考えています
そして
人は常に最上の選択をしている
人には日常の中でさまざまな問題や課題、事故や事件に遭遇することもあるのではないでしょうか。
❍さまざまなライフサイクルイベントの中での事実
今回の台風の問題もそのひとつだと考えています。
- 観測史上最大規模の台風
- 今まで体験したことのないような規模
- 一瞬にして世界が変わるような状況になる
今回、関東を直撃した台風の気象情報関連として、私が記憶している文言ではこんな表現をしていました。
このような情報を見聞きしたときに、自分のいる環境下で何を認識し、想定して行動に移したのかということです。この段階には「現状の把握」から「結果としての現状」まで、さまざまなステップがあると私は考えます。
これだけ読まれて、違和感や異論を言われる方もいると思いますし、そしてこのことに対しても、それはそのまま受け入れます。
❍事実を意識レベルで受けとめる、そこから選択、そして行動
この事実を冷静に受けとめ、受け入れることからです。そしてどのような意味を見出すことが出来るのか、どのような対応するのかということを、常に意識し考え、選択し対応することが求められるのではないでしょうか。その時点で自分が出来ることに対して、出来ることへの最高最上の行動選択を行い、実行に移すことです。
自分のいる自然環境の現状は?
- 生活環境・その自然とのコミュニケーション
- 日本の自然環境への意識
- 世界環境への意識
- 地球規模での環境意識
今、社会で何が起きているのか?
- 身近な人とのコミュニケーション
- 地域とのコミュニケーション
- 社会とのコミュニケーション
- 世界規模でのコミュニケーション
このようなことに対して耳を傾け、そこからる、他人事ではなく自分事としての意識をもつ、そして考える。
そのうえで今ある状況下で起こっている事実に対して「人は最上の選択をしている」と言えるのだと私は思います。
人間は1個の『有機システム』
この表現の中に自然との共存・共栄を考えること
それが
人間が生きるための根源につながる
そして
自然サイクルの中で生かされている
ここから私が学んだことは、
- 自分のシステムとコミュニケーションを行うこと
- 自分と関わりのある有機システムとコミュニケーションを行うこと
- 自分を取り囲むシステムとコミュニケーションをとること
- 自然とのいうシステムとコミュニケーションをとることが自分
などでしょうか。
2.心のバランスを保つ
トラブルへの対応、モチベーションの保ち方
日常生活の中、さまざまな場面や出来事に対して人は、一喜一憂することがあるのではないでしょうか。「喜怒哀楽」を表現することで人は心のバランスを保っていると私は思っています。
❍自己対話のスタートがリスタート
自分の過去を振り返る時、いくつかの大きなターニングポイントに気づくことがあると思います。まったく何も無かったこという人はいません。現在につながる分かれ目のような出来事です。
大切なことは一見するとネガティブと受け取った「事実」の中にはそこからのリターンポイントとなる肯定的な意味があることを探し出すということです。すなわち再起につながることや、今につながるなにかの「きっかけ」が必ずあると思っています。
その時の記憶がネガティブな状況だったとしたら、その時にどのように自分が対応していたのか?ということに意識をむけることです。
ターニングポイントから何を得ることが出来るのか
- その時、何が起こっていたのか?
- そのときの事実をどのように受けとめていたのか
- その時の感情、イメージ
- 思い出す情景:いつ、場所、人、人の表情、物、色、形、イメージの大きさ
- 聞こえてくる音:人の声やもの音の種類、トーン、方向、大きさ、喧騒や曲、音源など
- そのイメージを想起するときの感情
- その感情を感じている身体の場所
- その事実をどのように解釈して、今、理解できているのか
- どんなその時、どのような結果を望んでいたのか
- その時点でどのような未来を想像したのか
- どうやってその状況から抜け出すことができたのか
これらを、感情を伴う状況で、どっぷりと過去の事実を体験して欲しいのです。
❍過去に戻ることは決してない
そしてもし嫌な事実、トラウマとなっているような記憶・事実だとしても、決して、その時には戻れません。
同じ次元に人は絶対に戻ることはできません。起きたことはすでに過去の事実、そのときの意味・解釈を今はどう感じることができるのかということに意識を向けます。そうすることで、そのときの感情も変えるこということも人はできるのです。
理由は、過去とまったく同じことが起きるということは不可能でもあるからです。あたかも表面上は同じように見えることがあっても、すでにその時から時は、多くの時間を経ているからです。だから、まったく同じことは起きないと言い切れると私は考えます。
だから、思い出しても、安全だと言い切れるのです。
事実を乗り越えて来たから、今の自分がいる
❍常にベストの心と身体のバランスを意識する
そのために自分の心と身体をスキャンニングをすることです。
身体に生じている痛みや違和感、その原因に心が関係しているということも少なく有りません。心に何らかの違和感が無意識レベルにあるだけでも、身体に症状となって表出されます。心も身体も小さな変化を早期にキャッチすることが大切です。そのためのスキャンニングなのです。
そして、自律神経バランスも意識することが大切となってきます。
自律神経バランスが取れた状態をハイレベルに位置することで、どのような悲痛となるような感情の変化にも対応出来ると考えます。
ハイレベルの自律神経バランスとは、自律神経バランスは交感神経と副交感神経で常に保とうとしています。バランスが取れているともに良い状態、高い状態ならばハイレベルでバランスを保つことができますが、どちらかが低いレベルの時は低いポジションでしかバランスを維持することが出来ません。
大きな問題を解決に導き、乗り越えるためには大きな力が必要です。そしてその時に得た力は、自分の中のプラスの力に変換されます。
どれだけ辛いことを経験したことがあるのかということが、
すべて優しさの深さにつながります。大きなゆらぎには大きな波を生む力あります。
人はゆらぎの中でこころのバランスを保っていると私は考えます。
3.自律神経バランスを整えるために必要な「ゆらぎ」
人にとってゆらぎが大切なことをこれまでのブログでも何度かお伝えしてきました。そして、神経障害を起こしやすい糖尿病では、このゆらぎが減少するということが多いことを以前のブログでまとめています。
ゆらぎの減少は自律神経バランスが崩れていることを示します。
❍人の持つ「ゆらぎ」
規則正しく脈打っているように見えて、心拍が変化していることが普通です。自律神経障害をもたらすと、ゆらぎが低下します。このゆらぎは実際に、心電図を一定時間記録することで「CVRR(Coefficient of Variation of R-R intervals )」として測定できます。
※関連ブログ「糖尿病性神経障害とは?」
❍人のもつ多様な役割・パートがあることを意識する
人には誰でも多くの役割・パートとしての多面性があります。
生活環境である家庭では、親であること、子であること、母親・父親、孫やその逆の立場もあるかと思います。子どもの環境下でのポジションもさまざまな役割をもつことがあり、仕事する環境下でも、多くの対人関係の中での役割、さらに婚姻関連での、親戚関連などあげればきりがありません。
そのさまざまな役割での「顔」があるのではないでしょうか。その役割の中での行動がさまざまな問題や課題に発展することも少なく有りません。
気づいていないこと
もしくは
無意識に気づかないふりをしていること
ということもあると私は考えます。1人の人の中にある問題をその多くある役割それぞれにさまざまな問題やを生じているという現実を認めないで、1つの問題に対峙しても解決出来ないと私は考えます。
もし解決できるのなら、多重人格となるからです。人格は1つだけれどもさまざまなパートがあるというだけなので、問題の根底は同じだと私は考えます。
身体からの声と心のポジションを意識化すること、そしてその現状に必要な最上の行動を選択肢から選び出し、チョイスすることです。
だからこそ柔軟な思考ができる環境を常に意識し、自分の周囲に準備すること、自分の中に多くの役割・パートがあるということを意識することが必要なのだと思います。
その時に必要なのが意識的に自律神経バランスを保つことが必要だということです。
※関連ブログ「自律神経と疲労との関係性」「心の安定のための呼吸と脳の関係性」
病は気からと書く「病気」
心を病んで良いことはありません。心を病むことによってさまざまな身体の障害が出てくるからです。
身体に異常がある場合は検査をすると異常値として見えてくることがありますが、「こころ」はいろいろな方法が試されているものの、まだ数値でなかなか測ることが難しいのが現状です。
普段からだは自律神経系・内分泌系・免疫系のバランスによって微妙に調節されています。
しかしストレスによりこのバランスが崩れたりするとからだの病気が生じます。
逆にからだの病気はこころにも影響します。また日常のストレスは食べ過ぎ・飲みすぎといった不健康な行動を通しても間接的にからだの病気を引き起こすので、お互いの関係をよく知っておくことは大切です。
こころとからだの関係を考える時、こころはからだのどのあたりにあるのだろうかという疑問が湧いてきます。
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・心と身体はひとつのシステム
私の心理学との最初の出会いは神経言語プログラミング「NLP:Neuro-Linguistic Programming」でした。その中の「NLPの前提」に
「心と身体は1つの有機システム」
という前提が掲げられています。
❍人の身体は有機システム
「こころ」学び始めた当初「有機システム」ということばの意味が理解出来ませんでした。NLPを学び始めたきっかけは、心理学にひかれたからではありません。
「変われます!」「楽しいです!!」
この2ワード、そしてコミュニケーションツールとされていたので、NLPの学びは生理検査行う、臨床検査技師の仕事にプラスになるだろうと思ったのがきっかけでした。心理学を学ぶのだという意識はありませんでした。
有機システムに話を戻すと、「有機」ということばは、検査技師として馴染みが深いワードなのですが、その「有機」というワードと「システム」というワードが組み合わさって有機システム?
数学者でもあった創始者のリチャード・バンドラー博士ならではの表現力なのでしょうか。心と身体はつながっている、連動しているという意味解釈としてよく理解できます。
❍どれだけ悩んだか、どこまで深い経験だったのか
今回はこころのバランスということで書き始めましたが、ことばを紡いでいく中で、思考がさまざまな方向へつなげられていきました。なかなか収集がうまく収まらずに試行錯誤しました。
その中でただひとつこれだけはお伝えしたい、人は必ず復活できる力を自分の中に見出すことができる。そしてその力はさまざまなコミュニケーションと中で培われていく。
落ち込むことも必要だと思っています。うまくいかない現状から何かの問題解決の緒(いとぐち)が見つかることもよくあるのです。そして、その辛さが深いほど人の悲しみや辛い気持ちに寄り添うことができるのではないでしょうか。
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko katayoshi
今日のまとめ
- 自分の思考の中から1歩出て、客観的に自己評価すること
- 問題は気づかないところにあることもあり、そのことに気がつかないこともある
- 心と身体はひとつの有機システム
『Pure Medical attitudeからのお知らせ』
パーソナルセッション
health attitude session
心と身体をトータルでサポートいたします。
知っているようで以外に知らない自分自身
何かやりたいけれども、何をやってもしっくりこない
やりたいことが分からない、その方法も分からない
そんな堂々巡り
自己の行動を俯瞰すること、自分を客観視することにより
日常では気づかないような、さまざまなことが見えてくることもあります。
自分の中になる凝り固まった価値観に気づくこともあります。
気づかないうちに思い込んでいることが
行動へのブレーキになっていること、
そのことにも気づいていないこともあります。
私自身がそのこと体験してきたから
変われない理由は何もない。
必要なのは「変わりたい意思・行動」のみです。
Pure Medical attitudeのカウンセリングともコーチングとも受け取れる、自分の可能性を引き出す「独自の心と身体の個人セッション」です。
じっくり、しっかりと寄り添いながら、新しい自分発見のケアとカウンセリングそして「自分基準」を明確にしていくサポートをさせて戴きます。
「健診結果」の評価・対策もいたします。年間サポートもぜひ、ご相談ください。
※ブログや、セミナーに関する、ご意見・ご質問などお問合せは、こちらからお気軽にどうぞ
みなさまのお声をぜひ、お寄せください!楽しみにしております!
『Pure Medical attitude』過去のブログ
『関連ブログ』
- 生きるを考える §3 死生学から見た生き方 2017.12.1
- 耳の健康を考える §2 音を認知する「聞こえる」ということ 2018.9.12
- 記憶と目標 §1 目標達成のための記憶の理解 2019.1.14
- 脳と記憶 §2 過去から現在、未来につながる記憶の利用 2017.5.1
- 「難聴の問題」大切な人の声、聞こえていますか? 2019.3.7
- 心の表現方法の5日間 §1 心を上手く表現することば 2017.5.1
- 疲労を考える §2 自律神経と疲労との関係性 2017.10.25
- 糖尿病と足の関係性 §1 糖尿病性神経障害とは? 2018.6.11
- 呼吸を整える §2 心の安定のための呼吸と脳の関係性 2017.9.27
「バランスをとる」
- §1 身体のバランス・姿勢の大切さ 2019.9.9
「動脈硬化」
- 足が痛くて歩けない、でも休むと復活「末梢動脈疾患」 2019.8.19
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §1高血圧 2019.8.22
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §2 脂質異常症 2019.8.26
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §3 喫煙の身体への影響 2019.8.29
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §4 肥満から肥満症 2019.9.2
- 動脈硬化を促進する5つの危険因子 §5 糖尿病・血糖値コントロール 2019.9.5
「眼の健康」いつまでも明瞭な視覚を
- §1 加齢黄斑変性 2019.8.5
- §2 眼圧が正常な緑内障 2019.8.8
- §3 誰にでもおこる白内障 2019.8.12
「運動を考える」
- §1 運動に必要な栄養素を考える 2019.6.10
- §2 運動とエネルギーとの関係性 2019.6.13
- §3 外的要因その1 熱中症シーズン到来、暑熱環境 2019.6.23
- §4 外的要因その2 さまざまな環境要因 2019.6.27
「眠れていますか? 」
- §1生まれながら身体がもつ生体リズム 2019.5.13
- §2 睡眠の役割とは、脳を育むこと守ること 2019.5.16
- §3 睡眠周期と睡眠段階 2019.5.20
- §4 睡眠の発達と年齢による変化 2019.5.23
- §5 眠れない障害「睡眠障害」 2019.5.27
- §6 睡眠時に呼吸がとまる睡眠呼吸障害 2019.5/30
- §7 良質な睡眠を確保しませんか 2019.6.3
※ご意見・ご質問は、こちらからお気軽にどうぞ
みなさまのお声をぜひお聞かせください!お待ちしております!
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
代表 かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。
☆アンコモンセラピー「ワンコイン¥500」読書会☆
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米国の精神科医ミルトン・エリクソン博士は、発達障害だった?!
催眠療法の大家とされる、精神科医エリクソン博士は、変わった子どもと言われ、さまざまな感覚障害を持ち、読字障害、失読症ともいわれ、さらに色盲に音痴だとされています。そのエリクソン博士「ミルトン・エリクソンの戦略的手法」を紹介されているこの本の読書会です。心理療法にご興味ある方、ぜひ、ご参加お待ちしております。
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