JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 自分の「思考の癖?」どこを向いているのか? 1本のメールにそんなシンプルなことを考えることもある。

新年の始まりに目標を考えている方もいるのでしょうか。未来につながる1年を過ごすために目標を掲げ、意識することをやはりお勧めいたします。「目標?いつの間にか忘れている、どうせ無理」そんな方も多いのでしょうか。達成できない目標には理由があります。無意識にそんなことに気づいているのだと考えます。ならば、意識してみればよい。記憶と絡めて今週は、記憶と目標、脳の効果的な使い方を私風にまとめていきたい思います

1.自分の記憶の使い方を理解するための、3つのアプローチ

1-1 記憶は人生の同伴者、記憶とは

1-2 記憶の種類の再確認と記憶のエラー

1-3 アンカリングにつながるプライミング効果を用いた記憶

今日のプラスα

2.脳の特徴を理解すると言葉が変わる

3.認知症が心配...あと5年頑張って♪ とのこと

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・進化させ毎年やります、目標実現ワーク

1.自分の記憶の使い方を理解するための、3つのアプローチ

1-1 記憶は人生の同伴者、記憶とは

今週、何を書こうか迷いました...笑

新年の初めはやはり、年間を、今年1年間を意識したいもの、とするとやはり目標は必要と私は考えます。そして目標をクリアしていくために「記憶」を理解することはやはり必須。

「人は、常に進化している!」

この言葉は、私が好きなことばのひとつです。以前ブログでまとめたことをベースに、私自身の気づきや思考の変容を絡めてバージョンUPさせ、「記憶と目標」を今週まとめていきます。みなさまの目標・基準クリアにプラスになることを願っています。

❍『記憶はなくてはならない人生の同伴者』

この言葉は、過去のブログでも書いていますが、記憶の研究者 エビングハウスの言葉です。

記憶は魔物のようなもの

覚えたくても覚えられない

忘れたくないものもわすれてしまいます

忘れたいのに忘れられない

記憶は、なくてはならない人生の同伴者

2014年2月、福田 幸男教授(横浜薬科大学教授・放送大学客員教授・横浜国立大学名誉教授)の公開講座のときのことばです。そのとおりだと感じ、もっと記憶について学びたいと思いました。もうそれから5年が経ちます。さまざまな方向から学び、記憶は自分自身の生きてきた証だと思っています。

●記憶は生きてきたことの証、そして、最高のリソースの宝庫

人は毎日多くのものを見て、聞いて、感じて記憶しています。そして、忘れていくことも多々あります。記憶に無いなぁ...そんなことを感じると加齢も感じることが多いのではないでしょうか(笑)

「人の記憶はまだまだ、解明されてない」

とも言っていました。解明されればきっと認知症にも希望の光が当てられるのでしょう。認知症も気になるお年頃なので(笑)、今日のプラス情報で最新情報をまとめますね。

生きてきた年月で膨大な量の情報を記憶しています。生きていくために必要な記憶は、日常的に使われている記憶です。例えば、出先から家に帰るまでの方法と手順、あたりまえと思うかも知れませんが、アルツハイマー認知症になると帰れなくなることもありますよね。ちゃんと記憶を使っています。家電の使用方法も、買った初日のみ、以降は毎日マニュアルを見ることも無く、または、まったく見なくても何となく使用できているのではないでしょうか。似たような家電を今までたくさん使っているからかも知れませんよね。でも、新生児には使うことが出来ないのではいでしょうか。

人は、生まれてから、歩くことを学び、言葉を話すことを学び、文字を学び、さまざまな多くのことを学び、学習を重ね記憶し、生活しています。

※関連ブログ「乳児のコミュニケーション力の発達

そしてさまざまな感情とともに、自分が経験や体験したことを記憶しています。たとえそれが思い出すことがほとんど無くてもメモリーにはその断片が残っているのではないでしょうか。その断片には最高のリソースが眠っていることもあるのではないでしょうか。

ある日突然に、「どうしてこれが気になるの?」そんな風に、懐かしさとして感じるようなこともあるのかも知れません。

❍常に情報更新することの大切さ

社会のさまざまなところで、情報が常に更新されています。そして、その速さも目まぐるしく私が医療情報をと思うのは、そんな情報更新の速さです。ほんの数年前まで、指示されていたことが、否定されたりなどあたりまえのようになっています。その速さに人々が振り回されていることもよく感じることもよくあります。だからこそ、私も常にフレッシュな情報に眼を向け、聞き耳を立て、感じている毎日です。

余談ですが、インフルエンザの治療薬で今年2018-2019年の中心は、タミフル、リレンザ、イナビルから、「ゾフルーザ」という薬剤(12歳以上向けの錠剤)のようですよ。発症後48時間以内、1回投与でよいということです。

健康情報を例にあげましたが、現代は情報過多でもあるように感じます。その中で生活する私たちは、多くの情報から刺激にさらされていると言っても過言ではないのではないでしょうか。情報に埋もれていると言っても良いのかも知れません。だからこそ正しい知識、自分に必要な知識を取捨選択し、新たなものを加え、古い情報を更新していくことが必須となり、重要になってくるのです。

正しい知識を得るためには自ら実践的に学ぶことも大切だと私は思っています。

❍記憶とは

『ものごとを忘れずに覚えていること、覚えておくこと』

  • 過去の経験の内容を保持し、後でそれを思い出すこと
  • 将来に必要な情報をその時まで保持すること
  • 生物に過去の影響が何らかの形で残ること。
  • 必要な情報を保持しておくこと。メモリー

記憶の研究者としてでよく出てくるドイツ人、エビングハウスがまとめた「Ebbinghausの忘却曲線」があります。人の記憶は、短時間で忘却が起こっているが、ある一定の時間以降は、忘却のスピードが落ちるというものを曲線でしましたものです。この記憶は、完全に0にはならず、一定時間内に再学習によって取り戻すことができるというもので、毎日の復讐することで記憶が定着されるというものです。下記に有名な忘却曲線を記します。

Ebbinghausの忘却曲線

<エビングハウス記憶曲線>

試験前に覚えなければならないことは、山のようにあり、覚えたと思っても忘れてしまう、大事な場面でなかなか思い出すことが出来ない。あれぇ…何だったかなぁ…日常、こんなことの繰り返しではないでしょうか。

私くらいの歳(ご想像ください・笑)になると、買い物に出て、あれ!買うの忘れた!と、必要なものを買い忘れることもよくあります。買い物に出たことを忘れるとちょっと危ないですが、買い忘れはまだうっかりさんの範囲です。中年期になると、物忘れをすることで落ち込んでしまう方もいるのではないでしょうか。でも、買い忘れたことを思い出すのでOKとも言えます。

●加齢と記憶流動性知能と結晶性知能

しかし、繰り返し行うことで記憶は定着します。加齢とともにその速さは遅くなるのかも知れません。しかし、記憶はできます。そして老年期の知能の発達も実証されていることも実証されています。発達の可塑性や獲得的側面が明らかにされていす。生涯にわたる発達の段流動性知能と結晶性知能階を示しています。

《結晶性知能とは?》

過去の経験や教育により、蓄積される能力のことをいいます。習得知識、判断力、語彙の豊かさななどを反映する能力とされています。学習することで身につく能力です。

●記憶を失うと…

記憶障害に陥る、記憶喪失などになると人はとても不安になります。

記憶喪失になったことはありませんが、人は、記憶を失うと自分自身を失ったように感じるのではないでしょうか。記憶が無くなることの不安さは、何となくですが想像ができます。もしご家族が認知症とされたのなら、その不安さも同様なのかということも想像出来るのではないでしょうか。

無ければ生活できません。自分の家も名前も忘れてしまったら…ものすごく不安で身動き取れなくなります。まさに、人生の同伴者です。

昨年秋のTBSドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と~」を見た方いるのではないでしょうか。私何気にドラマオタクの傾向があるので、見ていました(笑)若年性アルツハイマー病にかかった産婦人科医師を描いたドラマです。見ていて痛い部分もありましたが、世間に若年性アルツハイマー病を知って貰うために、記憶が無くなるということ知るためにはよいのではないでしょうか。

ドラマの中では、買うことそのもの、買ったことを忘れて、同じものを何度も購入してしまうというシーンがありました。このような場合は、認知症にも注意が必要かもしれません。

 

1-2 記憶の種類の確認と記憶のエラー

記憶にはさまざまな種類があります。

❍記憶のプロセス

簡単に特長のみをまとめてみます。記憶には、3つのプロセスがあります。記憶処理のプロセス

  • 記銘 覚える    memorize
  • 保持 覚え続ける  retention
  • 想起 想い出す   retrieval
    • 再生(手がかり) recall
    • 再認(確認する)   recognition

記憶を保持するためには、まずは記銘が必要になります。

●記銘のプロセスの分類
  • 感覚記憶 五感情報、感覚器での記憶、短時間でわずかな情報を記憶する
  • 作動記憶(短期記憶) すぐに消えてしまう記憶
  • 長期記憶   いつまでも残っている記憶
  • 宣言記憶   情報を保持している記憶「5月5日はこどもの日」
  • 手続き記憶  手順などの技能の記憶「仕事の作業手順」など

感覚記憶と作動記憶が上手く働かないと、覚えられないということになります。

※関連ブログ「効率的に脳を使うための記憶の理解

❍プライミング効果

長期記憶の中のエピソード記憶は、思い出せなくなってしまう部分も多い記憶です。思い出すための記憶材料として以前にもまとめたことのある「プライミング効果」というものがあります。プライムとは、呼び水という意味で使われ、記憶を引き出すための呼び水という意味で、プライミング効果と言われています。

エピソード記憶とは、「いつ、どこで、何をしたのか」というような、時間や場所などの空間を含む、個人的な体験や出来事に対する記憶です。ある場所に行くと、過去に〇〇さんと来たことがあるとか、この曲を聞くと頑張っていた頃の自分を思い出すなど、固有の場所や特定の曲などが、プライミング効果の役割を果たしています。

❍記憶のエラーを理解する

記憶には、多くのエラーがあるとされています。いわゆる記憶違いですよね。冒頭で挙げたように、忘れたくなくても忘れてしまうという「忘却する」、記憶が「変容する」そして「忘却できない」という記憶のエラーがあります。

●忘却する
  • 物忘れ:時間とともに記憶が弱まったり、失われてしまう
  • 不注意:不注意により、記銘されない、想起できない
  • ど忘れ:緊張した時など、一時的に忘れてしまう、妨害、頭が真っ白になる
●記憶の変容
  • 誤帰属 :実際に起こっていないことを記憶体験のように錯覚する
  • 被暗示 :誘導や示唆により、誤った記憶が植え付けられる
  • 書き換え:記憶の再編集、現在の新たな考えや知識が過去の記憶に影響を与える
●忘却できない
  • 忘れたくても、忘れられない、つきまとう記憶、PTSDなど

 

1-3 アンカリングにつながるプライミング効果を用いた記憶

今週のテーマは、「記憶と目標」です。目標に関しては、次回にまとめますが、この目標達成に「プライミング効果」は効果的に用いることができます。日常生活の中でも何気に使っているのですが、しっかりと意識してみてください。

❍プライミング効果は潜在記憶を引き出す

このプライミング効果は、意識的に思い出そうとしても思い出せない、記憶が残っている状態とされます。以前、行ったことのある作業など、忘れていても、再度やっていることで勘を取り戻す、いわゆる「昔取った杵柄」と言われるものなどもプライミング効果が機能しているといえます。アルツハイマーなどの認知症になっても潜在記憶は残るとされています。

●プライミング効果:事前学習として

人は見ることで学習していきます。初めて行うある作業を行う時、事前に2度目、3度目見ておくこと、すなわち下見をすることで、作業を行う時にスムーズに行うことができることがあります。この事前に見ておくという行動が実際に作業を行う時の呼び水、プライミング効果となります。

プライミング効果とは

何かを学習する時に、先行している事柄を見聞きしておくことなど、事前学習することにより、後に学習する事柄が思い出しやすく、覚えやすくなる効果をいいます。より効率よく学習効果を上昇させることができます。

❍知覚的プライミング効果と意味的プライミング効果

プライミング効果は、先行して行われる刺激(プライマー)が処理され、その後の刺激に対して行われる学習行動・目的行動などの後続刺激(ターゲット)が促進させたり抑制させたりする効果のことをいいます。先に伝えしたように、プライミング効果は、意識されない記憶、潜在記憶によって行われます。抑制される場合を、ネガティブプライミング効果ということもあるようです。プライミング効果は、知覚レrベル、意味レベルで起こるとされ、それぞれ情報処理される場所が異なります。

  • 知覚的プライミング効果:知覚レベル、刺激とされる知覚のモダリティ(様相)の違いにより、それぞれのモダリティに相当する、特異的な大脳皮質によって媒介される
  • 意味的プライミング効果:意味レベル、側頭連合野などの意味処理に関連する大脳皮質によって媒介される。

❍直接プライミング効果と間接プライミング効果

プライミング効果は、プライマーとターゲットの関係性分けられ、大きく分けて直接プライミング効果と間接プライミング効果とに分類される。

●直接プライミング効果

直接プライミング効果とは、プライマーとターゲットとにおいて、同じ刺激を長期間何度も与えることによって引き起こされるプライミング効果のことをいいます。通常は、知覚的プライミング効果として見られる現象とされます。何度も繰り返し行われることにより反応時間が短くなるという効果も見られ、直接プライミング効果は、潜在的な想起過程において起こっている現象だとされています。

●間接プライミング効果

間接プライミング効果とはプライマーとターゲットとが異なる場合に起きるプライミング効果です。通常は意味的プライミング効果によってみられます。先行刺激となるプライマーとして関連性の高い刺激となり、意味的プライミングを短期間に連続して与えた結果としてのターゲットが出される現象でみられるます。関連性の高い刺激となるプライムを短期間のうちに連続して与えた結果ターゲットとが出てきます。意味的に関連の高い、意味的プライミングや音韻的に関連の高い、音韻プライミングが与えられた場合です。

いい間違えゲームをやったことありませんか?

ピザを10回言い、その後で、ひじを指して「ここは?」と質問する。思わず「ピザ」と言ってしまう、というシンプルなケームをことをやったことがあるのではないでしょうか。

これも間接プライミング効果です。

間接プライミング効果も直接プライミング効果もともに、ターゲットへの刺激に対する想起意識は潜在的、つまり無意識レベルで起こっている反応だということです。

❍プライミング効果の利用法、目標を無意識に落とし込む

人の脳はほとんど使われていないといわれています。膨大な知識や情報が蓄積されているされています。そして、必要な時にその情報が引き出されます。そのきっかけとなるのが、プライミング効果でもあります。

●記憶術としてのプライミング効果

プライミング効果を用いて、うまく刺激をすることで、関連付けされた記憶を呼ぶ出すことができるようにもなります。いわば記憶術としてのプライミング効果ということになります。何かを記憶したい時に、意味のない単語を丸暗記をするよりも、意味があり、イメージしやすく容易に想像ができるような印象的な情報を関連付けて、認識することで、より記憶力をあげることが出来ることになります。

言い換えるとイメージとともに、より印象的に脳に記銘するためにプライマーを意図的に作るということです。このプライミング効果は、脳血流として効果があることも、機能的磁気共鳴画像法 (fMRI)で科学的に裏付けされ、確認されています。

●自分のために脳を使う

この膨大な脳の情報を使わない手はありません。私の学んだNLPは、「脳の取扱説明書」ともいわれています。NLPの中では「アンカリング」という方法でプライマーのことをアンカーと言っています。

必要な時にこのアンカーを発火させることで、必要な行動に繋げるということがアンカリングとなります。すなわち、プライミング効果=アンカリングともいえます。

❍脳はすごくシンプルです

先にあげた「ピザゲーム」のように、人は簡単にプライミング効果の影響を受けてしまいます。実にシンプルな反応をすることがあります。このシンプルならではの特性を知らないよりも、知っていたほうがよいのではないでしょうか。

●簡単に広告ベースに嵌っている脳

毎日何となくTVを見ていませんか?もしくは、PC画面に表示される多くの広告やプロモーションなど。視覚情報、聴覚情報として入れ込まれているのです。

商品選択をするときに、TVで見たことがあるために何となく、自分が知っているブランドだから「安心」と、買ったことがない商品でも見慣れているために安心だと思いこんでいることはないでしょうか。口コミも同じような効果があり、〇〇さんが言っていたから何となく安心ができるというようにです。

いかがでしょうか、次回は、目標のためにそのようにプライミング効果を用いるのでしょうか。そんなことを扱います。是非またお読みください。

大脳の情報処理

<大脳の情報処理>

2.脳の特徴を理解すると言葉が変わる

脳は非常にシンプルだと思っています。脳の使い方を知ること、特徴です。

❍脳の特徴として

  • 否定形は理解できない
  • 時間がない:過去・現在・未来の区別ができない
  • 人称がない:自分のことか、他人のことか区別できない
  • 繰り返すことで定着する:プライミング効果
  • 脳の第一言語はイメージ
    • 強いイメージは、弱いイメージを覆してしまう
    • 感情を伴うイメージはより強力
    • 五感を用いて、より体感的でリアルなイメージはさらに強力

脳にはこのような特性があります。だからこそ自分の日常行動がすべて、脳に影響するということになります。否定形がありません。

電車に駆け込もうとしている人に「駆け込み乗車はやめてください!」と注意しても、ワードとして聞いていることばは、「駆け込む」ということばです。制止したいのならば「止まってください」と言わなければ制止させることはできません。

過去の出来事をあたかも今この瞬間に起こっていることのようにイメージ出来ることがあるのではないでしょうか。さらに、腹立ち紛れに怒鳴りちらしても、自分で行っている言葉をいちばん初めに聞いているのは、自分自身です。言った言葉は、良いことも悪いことも、褒め言葉も、罵倒する言葉も、すべてが自分自身に帰って来るということの意味は、このことにあるのではないでしょうか。

脳の第一言語はイメージです。人称が無いという意味は、イメージも、言葉もすべて誰に対してのものなのか脳は認識できないのです。

❍ことばは考えて使うことで活かせる

このことの意味が理解出来るのではないでしょうか。ポジティブな言葉を否定形で使うことや、嘲りや、怒り、貶すようなことは、自分に向けていっているのと同じなのです。

目標を考えた時にもこのことばの使い方は非常に大切です。毎日の言葉だけでも、目標実現に近づけることが出来ると私は思っています。

前を向くことで、前に進むことができます。あたりまえだけでども、後ろを向いていては、前に進むことができません。難しく考えること無く簡単にシンプルに考えることで、脳は自分らしく自分のために活躍してくれる、私はそう信じています。

 

3.認知症が心配...あと5年頑張って♪とのこと

年を重ねて、認知症が不安で、心配になるのは、記憶が人生の同伴者であるからではないでしょうか?過去の記憶があるから生きていくことが出来る、その記憶・ともに歩み続けてきた伴侶を失うことほど辛いものはありません。

❍記憶障害、認知症とは?

記憶に障害が起こると健忘やの認知症になります。再掲ですが、「健忘」とは、記憶障害のうち、特に宣言的記憶の障害された状態を指し、エピソード記憶や意味記憶のことになります。一般的に言う「もの忘れ」から「記憶喪失」まで含んだ概念とのことです。

  • 原因による分類       心因性、外傷性、薬剤性、症候性、認知性
  • 時間的関係による分類    記銘障害、想起障害 、銘と想起の障害
  • 健忘した記憶内容による分類 全健忘、部分健忘
●認知症は、認知性健忘です
  • 血管性認知症 脳梗塞やくも膜下出血など脳血管疾患により、出血や神経細胞壊死による
  • 変形性認知症 
    • アルツハイマー型認知症
    • レビー小体病、
    • 認知症を伴うパーキンソン病(PDD)
    • 前頭側頭型認知症(FTD)かつてのピック病

昨年末、東京医科大学 医学教育分野・医学教育推進センター 三苫 博先生の講演を聞く機会を得ました。その中で、脳には予備知能があるということ、つまり、傷害された機能を回復する力があるということです。しかし、機能回復するのは、早期に限るということのようです。

やはり、加齢とともに脳機能は衰えますが、しなやかな脳は、日常生活で努力することにより可能だとのことです。生活習慣病を改善すること、そのためには2型糖尿病のコントロール、高血圧や高脂血症の改善、体重コントロールは必須です。そのために、運動や食生活の改善、良質な睡眠、禁煙があげられます。

さらにいちばん大切なのは、閉じこもりを改善し、社会との関わりを持ち、知的な活動を行うこと、すなわち「社会交流」が最も大切なことのようです。これらの改善で、リスクが1/3改善されるそうです。

そして、あと5年頑張ってくださいと言われていました。その意味は、5年程度で認知症に対する薬剤が作られるとのことのようです。

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

進化させ毎年やります、目標実現ワーク

 

やはり新年を迎えると自分自身の目的に沿う、目標を考えます。

3日に毎年受講している「GIFT」という講座で行っています。ワークを行う環境下でしっかりと自分の今年に向きあう時間としたいからです。そして、参加させて戴くことで、そこでもいろいろな刺激を受けます。

❍毎年、改善進化をさせています

そして、NLPトレーナーとしてもワークを考え実施します。毎年目標実現としてワークを組み立てますが、同じようで同じことはやりません。私があまのじゃくだからかも知れませんんが…笑

理由はそれだけではありません。1年間を通して私自身も多くのことを学んでいます。記憶が蓄積され、メタ記憶も拡大していきます。その変化するリソースで考えて組み立てるので、当然ワークも進化していきます。

❍今年のワードに基づいて

年末から年始にかけて、いくつかの「ワード」は意識されいます。そのワードから連想されるワークを組立ってていきます。ワークの場・空間を創るのは、トレーナーの役割です。トレーナーのステートを伝えることが目的となります。そのために現状で最高のステートを創り込めるワードからのイメージでその場の空間創りを行うためだからです。

ブログを書く時も同様です。

言葉を伝える時も、行間に感情を込めることが大切だと私は思っています。ことばは言霊だから、自分の表現力でこれからもお伝えしていきます。_20190114_005257

 

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • 人の記憶は、短時間で半減してしまうが、0にはならない
  • プライミング効果とは、記憶を呼び戻すための呼び水となる
  • プライミング効果を用いることで、学習効果をあげることができる

 

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今日の情報・関連サイト

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代表 かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。

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