JunchanのHP、blogサイトへのご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 新しい年が始まり10日が過ぎました。今回の年末年始は、例年になく、たっぷり休養宣言をして、気ままに、さらに気づきの多い時間でもありました。気がつかないうちに、背負っている負荷を感じること、思い込みに過ぎなかったことなど様々です。みなさまはどんな新しい年をスタートさせていますか?2019年でHPからのブログ更新も3年目に突入いたしました。今年も決めた間隔で頑張ります。今日は、原点として「生理検査アティテュード」そしてもっと、臨床検査、臨床検査技師を知って欲しいという願いを込めて、health attitude blogをスタート致します。
1.検査のプロ、臨床検査技師が行う「臨床検査」の3つのこと
1-1 「臨床」の意味と「臨床検査」を再確認
1-2 臨床検査技師が行う「生理検査」とは?
1-3 存在感の無い「臨床検査技師」もっと認知度を上げたい!
今日のプラスα
2.私が臨床検査技師になった理由
3.臨床生理学は赤点追試、転じて、大好きな 超音波検査
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・医療者こそ「臨床」の意味を意識することの必要性
1.検査のプロ、臨床検査技師が行う「臨床検査」の3つのこと
臨床とは?ということに関して、以前「臨床心理学」にところで記載したことがありました。初めに、ここで簡単に再掲しておきましょう。 ※関連ブログ「臨床心理学って何?」
1-1 「臨床」の意味と「臨床検査」の再確認
「臨床」ということばに意味には、「対人」人に対してという前提があります。
❍「臨床」ということばの意味
臨床ということばは、床にのぞむ(臨む)と書きますが、病人の床のそばに行くという、ベッドサイドという意味を持ちます。医療の場では、病を持つ人のために行われる検査に対して「臨床検査」とされます。
❍多くの分野に広がる「臨床」
臨床ということばの狭義の意味としては、医学・歯学・看護学などの医療分野における場合の対して用いられます。医療の中では、「臨床医」「臨床検査技師」「臨床工学士」などと呼ばれる職種があります。最近では、心理学、教育学、社会学、法学などの学問領域などに対しても、医療、教育、カウンセリングなどを行う際に、現場や現場を重視する立場のことをいいます。臨床医学、臨床薬理、臨床心理、臨床教育などといわれています。
英語でいわれるところの臨床:clinicという語源には、人が上に横たわることのある寝台やベッドの意味があるとされています。
在職中にお世話になった臨床医の方が「自分は一生 臨床医でいたい」そう言われていたことを思い出します。
❍臨床検査とは?
臨床検査は、「対人」として直接人に対して行われる検査である生理学的検査のみでなく、人の生体から得られた、血液や尿などの検体検査も当然臨床検査となります。このような人の体内から排泄されたものや、採取された検体に対して行われる検査や、人の身体に対して直接行われるさまざまな生理検査のことを「臨床検査」といいます。
臨床検査は、病を持つ人に対して、補助診断として疾患の診断・治療、症状など原因やその人の身体の状態を知るために用いられ、医療機関などで行われる検査です。また、早期発見や予防医学を目的とする健康状態を知るためにも行われることがあります。
●検体検査と生理検査
臨床検査は、人の体内から血液やその他の体液、組織、細胞などを採取することや、排泄された尿や便、分泌物などを検体(検査の対象物)を材料にして、間接的に行われる検体検査と、直接生体に対して行われる心電図、呼吸機能検査、各種超音波検査などに分けられます。
《検体検査》
- 一般検査
- 尿中成分の分析、尿糖や尿タンパク、赤血球、白血球などの混在の有無、pHや比重など
- 便の成分、血液の混在(消化管出血)寄生虫卵など
- その他、体液などの分泌物や浸出液、排泄されたものや、必要に応じて採取することもある
- 血液学的検査
- 赤血球、血色素量の測定(貧血の有無、種類)、白血球数測定(炎症の状態)、その他
- 生化学的検査 血液の血球成分を取り除いた血清・血漿成分を用いてさまざまな成分分析
- 肝・膵機能検査:AST/ALT、Γ-GTP、ALP、LDH、タンパク質、アルブミン、ビリルビン、アミラーゼ、コリンエステラーゼ など
- 腎機能検査 :クレアチニン、尿素窒素 など
- 脂質代謝検査 :TC、HDL、LDL、TG など
- 代謝系検査 :血糖、HbA1c、尿酸 など
- 感染症検査 :B型・C型肝炎 など
- ホルモン・炎症反応 など
- 免疫血清学的・輸血や臓器移植関連検査 免疫機能の状態
- 抗原抗体の検出、血液型、交差適合試験 など
- 遺伝子関連検査
- DNA異常、遺伝子系特性
- 細菌・微生物学的検査
- 疾患の原因となる細菌や微生物の同定、細菌培養 など
- 病理学的検査
- 臓器の組織診や細胞診、悪性・良性の判断
これ以外にも、まだまだ多くの検査があり、検査の種類や方法は多岐にわたります。
※関連ブログ
《生理検査》
- 循環器系検査:心疾患、 心筋梗塞、狭心症、心不全などの診断
- 心電図、負荷心電図、ホルター心電図
- 心音図
- ABI・TBI/PWV・CAVI 脈波など
- 呼吸機能検査
- 肺活量、1秒率、残気量検査 など呼吸器機能測定、COPD、喘息などの呼吸疾患検査
- 脳波検査 脳からの電気信号を記録
- 脳神経疾患検査
- 眼底検査 糖尿病などで眼底の生じる動脈硬化などの血管系変化の状態
- 網膜の撮影(無散瞳)
- 超音波検査(エコー)
- 心臓超音波検査
- 腹部超音波検査:上腹部・下腹部(膀胱・前立腺・子宮・卵巣など)、消化管
- 頸動脈超音波検査
- 甲状腺超音波検査
- 下肢・上肢の動・静脈超音波検査
その他、熱画像検査(サーモグラフィー)や、睡眠時無呼吸検査(SAS)などの検査も行います。
次のところで詳しくまとめていきましょう。
❍献血したことありますか?
献血された血液は、必要な人に対して輸血されます。そのため、輸血される人の安全のためにさまざまな検査が行われていることをご存知でしょうか。
血液センターでは、献血者への感謝の気持ちとして、7項目の生化学検査と8項目の血液学的検査の結果を希望者に対して献血後、書簡郵便にて通知してくれます。さらに希望者に対して、感染症検査とされる(B型・C型肝炎検査、梅毒検査、HTLV-1抗体検査)検査結果を異常を認めた場合のみ通知してくれるとのことです。
❍輸血に必要な「交差適合試験」は臨床検査技師が行います
言い換えると、これらの検査はすべての献血された血液に対して検査が行われているということです。そして、この輸血に際して「交差適合試験」が行われますが、この検査もすべて臨床検査と呼ばれる検査であり、これらの検査を実施しているのが臨床検査技師です。
- ※検査項目の詳細は、日本赤十字社 東京都赤十字血液センターのHPより「検査サービス」
- ※関連ブログ「手術の前におこなう検査」
1-2 臨床検査技師が行う生理検査とは?
直接、生体に対して行われる臨床検査を生理検査もしくは、生理学的検査といいます。
これまでの過去のブログでも、テーマに関連する検査をまとめていますので、今回は、検査項目と簡単な説明のみといたします。詳細は、過去のブログをリンクさせていますので、合わせてお読み戴ければ幸いです。
❍生理検査・生理学的検査の種類
いちばんよく知られているのが心電図でしょうか、そして健康診断や手術前に行われる、肺機能検査、超音波検査(腹部・心臓・頸動脈・甲状腺・乳腺・整形領域・下肢領域など)なども受けたことがある検査ではないでしょうか。これ以外に総合病院規模で行われることが多い検査となりますが、脳波、筋電図・神経伝導速度や、そして眼底・眼圧検査なども健診で検査技師がなうことが多い検査です。最近では、動脈硬化を調べる循環器関連の検査、睡眠時無呼吸検査も多く行われるようになりました。さらに耳鼻科で行われる聴力検査や、めまい検査に関係する重心動揺計や、サーモグラフィーなども検査技師行うことがある検査です。
今回は、目的・身体の臓器ごとに生理検査を分類してみましょう。
❍循環器関連の検査
●心臓の検査
●心電図検査は、小学校入学の時に誰でも検査を受けることになっています。心電図がは、人の身体、細胞には常に弱い電流が流れています。その微弱な電気信号を波形にしたものが、心電図です。心臓の筋肉の状態や不整脈(脈の間隔が不均一で不規則な状態)など心臓疾患の状態を診るための第一選択となるのが心電図検査です。
さらに、超音波検査は、今では聴診器代わりに用いられるともいわれる検査で、心臓の動きや、血液を全身に送るためには重要な機能を持つ心房や心室の間にある弁の動きなどを確認していきます。心臓疾患の診断と治療には必須の検査となっています。
※関連ブログ「高齢者の多くに潜む慢性心不全 」
●心電図で何が分かるの?
心電図は心臓の検査の中で最も基本的な検査となります。
心臓は、生命受精したときから拍動を開始し、一生動き続けてくれる大切な臓器です。命ある間、常にリズミカルに拍動し続け、全身の組織の細胞に血液を送り続ける役割を担います。動きを止める時は「死」も意味することになります。
心臓の動きを知るためにまず行われる検査が「心電図」です。通常12誘導といわれるものです。
- 不整脈
- 虚血の有無 狭心症や心筋梗塞などの心筋障害の有無
- 心臓を動かすための刺激伝導障害の有無
<心電図検査時の注意・こんなときはどうするの>
~心電図が苦手だと感じるあなたへ~
以前のブログでさらに詳しくまとめています。
私自身も多くの人の心電図検査を行ってきましたが、受ける側になってみると呼吸をどうしようなどいろいろ考えます。そして、女性の場合には、特に胸を露出することになりますので、恥ずかしいという気持ちもあるのではないでしょうか。
心電図を実際にデータとして記録している時間は、1分にも満たないわずかな長さであることがほとんどです。でも、何故か検査時間が長くて不安になったことありませんか?それにはさまざまな原因や理由があります。
《心電図を長くなる場合の理由》
- 医師の指示による「長めに記録」の場合
- 不整脈が見られたとき(不整脈の種類の鑑別のため)
- 筋電図が混入してしまう
- 緊張のために無意識に力が入っている
- 身体に痛みがある
- 寒さによる震え
- 痙攣や麻痺などにとる不随意運動
- 呼吸による基線の揺れ (胸式呼吸から腹式呼吸をお願いする)
主なものを上げました。検査中に気になることがある場合は、担当技師にぜひ聞いてみてください。意外に言われて気づくこともあるものです。
以前の「不整脈理解のための心電図を知る」のブログの「今日のプラスα」でさらに詳細をまとめています。合わせてお読み戴けたらと思います。
●頸動脈超音波検査
動脈硬化の指標となる、頸動脈の血管壁の状態を検査します。脳につながる大切な血管で、脳梗塞の原因にもなり、動脈硬化が原因となる疾患などのスクリーニング検査(ふるい分け検査)としてや、予防医療としても行われる検査です。IMT(内膜・中膜複合体)の計測や、流速などを測定し、プラークや狭窄の有無などを評価します。
※関連ブログ「よく聞きませんか!? 心不全とは?」「循環器疾患のリスクを知る」「 脂質異常症の基礎 」
●下肢動脈検査
下肢動脈の狭窄や閉塞をみる検査
●ABI/PWV、CAVI
ABIは、閉塞性動脈硬化症の診断に用いられる検査です。下肢動脈の閉塞の有無をみるために行われますが、同時に測定できる脈波伝搬速度:PWVで得られる結果が、動脈硬化の指標となります。
CAVIは、上肢ではなく、大動脈と心臓と下肢の伝搬を測定しますので、より動脈硬化の状態を類推することができる検査となります。
- ABI:足関節上腕血圧比(Ankle Brachial pressure Index) ※閉塞性動脈硬化症(ASO)の診断
- PWV:脈波伝播速度(Pulse Wave Velocity)
- CAVI:心臓足首血管指数(キャビィ Cardio Ankle Vascular Index)
※関連ブログ「循環器疾患の原因と発症予防」
❍脳の検査
●脳波(Electroencephalogram:EEG)
脳波とは、脳の活動状態を示し、脳から出される電気信号を波形に示したものです。波形の周波数(振幅)により、α波、β波、θ波、δ波に分類されます。リラックスしたときには、α派となることは、一般的にもよく知られているのではないでしょうか。
脳波検査では、安静時の脳波はもちろんのこと、睡眠、光刺激(光の点滅)、3分間の過呼吸(深呼吸)、音刺激などの負荷を加えて誘発される波形の有無を検査します。てんかんの診断(病型の判定)、けいれん、意識障害などの評価、器質性脳障害などの部位、睡眠異常の診断目的に行われます。
その他、特殊な職業上(鉄道運転手やパイロットなど)、脳に異常がないことを定期的に確認するための健診として脳波を記録することもあります。
❍循環器以外の超音波検査
●腹部・消化器・泌尿器領域の超音波検査
- 上腹部 :肝臓・胆のう・膵臓・脾臓 など
- 泌尿器科領域:腎臓、膀胱、前立腺、腎動脈
- 下腹部 :子宮、卵巣、
- 循環器領域 :腹部大動脈、総腸骨動脈
- 消化器領域 :胃、十二指腸、小腸、大腸、虫垂 など
腹部超音波検査は、臓器の形態や大きさ、異常なものが出来ていないかなどを見ていきます。分かる疾患も各臓器さまざまです。
●頸部・甲状腺の超音波検査
甲状腺、耳下腺、顎下腺、頸部リンパ節など
●乳腺超音波検査
乳がんなど腫瘤性疾患の検査です。
※関連ブログ「乳がんを知る ~超音波検査士の目線から~」
●下肢静脈 DVT(深部静脈血栓症)
深部静脈血栓症とは、長時間同じ姿勢を取り続けていることで下肢静脈に生じる血栓で、肺塞栓症の原因となることが多いとされます。その血栓の有無をみる検査です。
※関連ブログ「手術の前におこなう検査」
●皮下腫瘤
皮下にできたしこりなどの性状、大きさなどを超音波で確認する。
❍眼科領域での検査
●眼底写真
検診時の散瞳剤を用いない検査に対して検査技師が行います。細小動脈の観察ができる部位となります。眼底写真を撮ることで、高血圧や糖尿病疾患を持つ方の病状に対して、動脈硬化などの状態が推測できるためによく実施されます。
●眼圧測定
眼底検査同様に、健診・ドックで行われる眼圧測定は、検査技師が行うことが多い検査です。(眼科では、通常視能訓練士が実施しています)緑内障の有無をみるためには欠かせない検査です。
※関連ブログ「眼のトラブルその1」
❍肺機能検査
●呼吸機能検査(スパイロメトリー)
- 肺活量(vital capacity:VC)
- 努力性肺活量(forced vital capacity:FVC):フローボリュームカーブ、1秒率
- 残気量測定
- 肺拡散能
思っている以上に、努力を必要とされ、苦しいと思う検査です。
健診や術前検査で肺活量を測定したこがある方もいらっしゃるかと思います。呼吸のときの呼気量(吐く息)と吸気量(吸う息)を測定し、肺機能、呼吸の能力、酸素を取り込む力を調べる検査です。拘束性障害、閉塞性障害、混合性障害の換気障害の分類ができます。息を吸ったり吐いたりして息を吸う力、吐く力、などを調べます。。
基本は、椅子に座った状態で検査が行われますが、姿勢が検査結果に影響することがあります。背中が丸くなると、肺が押されて、呼吸しにくくなります。さらに緊張した状態で身体に力が入ってしまうと、呼吸筋もキュッと締まってしまい息を吐き出しにくくなりますます。できるだけリラックスして戴き、肩の力を抜いて背筋を伸ばしておこないましょう。
肺活量(VC)と努力性肺活量(FVC)の違い
気道とは、肺に通じる空気の通り道で、鼻腔・口腔・喉頭・気管・気管支などからなります。肺活量は、空気をたくわえられる肺の容量を測定する検査ですが、努力性肺活量は、空気の通り道となる肺につながる気道の状態をみる検査です。喫煙が原因となるといわれているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という疾患には欠かせない検査です。
※関連ブログ「のどを意識してみると…」
FVCで描く「フローボリュームカーブ」とは、呼出パターンを縦軸に呼気流量(フロー)、横軸(排気量)を示したものです。肺疾患によりこのカーブが特徴的なパターンを示します。
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸停止、もしくは低呼吸になる疾患です。睡眠中に無呼吸を繰り返すために、脳は不眠状態となり、さまざまな合併症を引き出すことになります。激しいいびき、就寝中の意識覚醒の短い反復、そのため夜間の頻尿、睡眠不足となり、昼間の傾眠傾向は、集中力の低下、作業効率の低下、居眠りを招き、労働災害の原因にもなることがあるために、疾患への対応が必要となります。
※関連ブログ「喉頭の炎症性疾患と喉の腫瘍性疾患 」
❍感覚障害に対する検査
●筋電図・誘発筋電図検査(運動神経伝導速度・感覚神経伝導速度)
筋電図検査は、筋肉に針を刺入する検査で、医師が行います。
検査技師が行う検査は、誘発筋電図検査となります。神経細胞から発せられる活動電位が末梢および中枢に到達するまでを波形に示し記録し、神経が伝わる速度を計測する検査です。誘発筋電図検査も神経を刺激しますので、痛みを伴う検査となります。
手足のしびれ感や、筋力低下、歩行障害、麻痺など、感覚障害が疑われる時に行われます。糖尿病の末梢神経障害などの指標として行われることもよくあります。
※関連ブログ「糖尿病性神経障害とは?」
❍自律神経障害
●CVR-R:CVR-R:Coefficient of Variation of R-R intervals
心電図R-R間隔変動係数心電図のR-R間隔の変化(心臓のゆらぎ)をみる検査
※関連ブログ「糖尿病の合併症をみる検査」
●起立性調節障害OD負荷
学童に見られる起立性調節障害の検査で、15分間起立したまま心電図と血圧を記録します。立位による心電図の波形変化の度合いや、血圧の低下などにより、起立性調節障害(OD)が有るか否かを判断する検査です。
※関連ブログ「青年期 子どもから大人への変化」
❍耳鼻科領域で行われる検査
耳鼻科にはST(言語聴覚士)が関わっている施設もあります。その中でも、聴力検査や重心動揺検査などは検査技師が行うこともよくあります。
●聞こえの検査
- 純音聴力検査 :聴力検査の中でも基本的な検査、聞こえの程度、障害部位のおおまかな判断
- 語音聴力検査 :ことばの聞き取り
- ティンパノメトリー:鼓膜や耳小骨の動き
- 耳小骨筋反射検査:顔面神経の障害は
- 聴性脳幹反応検査:聴覚神経系を刺激し、脳幹部での電位を波形で記録
※関連ブログ「耳・聞こえのトラブル」
●めまいの検査(ENG:electronystagmograph)
めまいが起きている時には、眼振といわれる不規則な動きが見られます。ENG検査は、この眼振を波形としてみる検査です。眼の前の動く物を眼で追うなどの検査を行います。
●重心動揺検査
身体のバランス、重心の揺れをみる検査です。揺れの状態を評価し、機能障害や機能低下の部位を検査します。
いかがでしょうか、ここであげた検査は、私自身が関わったことがある生理機能検査で、一般的に総合病院で行われている検査です。これ以外にもさまざまな生理機能検査があります。
1-3 存在感の無い「臨床検査技師」もっと認知度を上げたい!
臨床検査技師の認知度をWeb検索すると、2017年の調査で20%くらいとのこと…
❍病院で働く人とは?
医師、看護師、薬剤師、レントゲン技師などはよく出てくる職業、検査技師はなかなか出てきません。それは、病院すべてにいるわけではないからでしょうか。総合病院クラスにならないとなかなか「臨床検査技師」は、雇用してもらえません。数年前のアンケートでは、掃除のおばさんよりも認知度が低いそうです(笑)
●ドラマにときどき設定されるようになったけど…
1年前のTVドラマ、昨年1月~3月に放送された石原さとみさん主演「アンナチュラル」では、臨床検査技師の設定があり、嬉しい~と思っていました。東海林夕子さんが演じる、検査技師はカッコいい~という印象でしたが、飯尾和樹さんが演じる検査技師、ややオタク系の暗めなイメージでも以外にいそうと思っていました。
ドラマはなかなかの高視聴率だったようです。臨床検査技師の認知度に貢献して欲しいと願います。
❍臨床検査を行うのが「臨床検査技師:MT:Medical technologist」
臨床検査技師は、国内では「 臨床検査技師法(法令番号 昭和33年法律第76号)」で定められた国家資格です。以前は、医師が行っていた検査を医療の分業化、検査の煩雑化、高度化により現在の医療において、臨床検査技師は不可欠な存在となっていると考えられます。
昭和33年(1958年)4月公布では「衛生検査技師法」の成立によるものです。衛生検査技師は、業務独占ではない検体検査のみであり、都道府県知事免許での資格でした。
その後、医療の分業化と検査の高度化により、昭和45年(1970年)心電図などの生理学的検査業務を加えた、臨床検査技師となっています。この臨床検査技師は、厚生大臣免許となり、従来の検体検査に加え、人の身体を直接扱う生理学的検査と採血行為が新たに業務に加えられています。
その後、平成17年(2005年)法改正により、臨床検査技師の定義が見直され、衛生検査技師は廃止されています。平成26年(2014年)、診療の補助行為として新たに検体採取業務が加えられています。平成29年には、遺伝子検査などの臨床検査技師の定義が見直されています。
❍臨床検査技師は、病院検査、臨床検査のプロフェッショナル
今回あげた、検査項目は、主なもののみです。臨床検査技師が行う検査業務は、非常に多岐にわたります。検査に必要な採血や体液などの採血や、採取の業務から始まり、採血された血液の遠心・分離処理を行い、得られた血液を用いて血球数、生化学的検査を依頼に応じて検査を行います。
●採血管の種類の多さに驚きませんか?
採血時のお名前の確認はもちろん非常に大切です。しかし、採血管が検査ごとに異なることを理解していますか?今では、総合病院では、電子カルテから検査依頼に応じて、必要な採血管にきちんとラベルが貼られて、が備されるシステムが導入されている病院が多くあります。
電子カルテ導入前は、依頼された検査項目により採血管が異なるために必要なものを揃えていました。採血管の種類、採血後の検体の取り扱いも検査項目により様々です。その採血後の温度管理なども気をつけなければならない非常にデリケートな検査もあります。検査を受ける方々の大切な身体の一部分です。特殊検査がどんどん増えている時代です。採血時、採取時の作業も非常に増えているのが現状なのです。
●血液以外にもあるさまざまな検査
尿検査でも同様です。排泄されたもの、汚物などという認識をしてしまいがちですが、血液同様大切な検体です。速やかに処理を行わないと、必要な細胞が壊れてしまい検査できなくなってしまうこともあります。常に緊張感を強いられる検査が多くあります。検体検査もより微量で行うことが出来るようになりましたが、それだけさらに細やかな注意を必要とされる検査が増えています。
その他、組織検査や細胞診、近年増加している、遺伝子検査などの検体検査も実際の検査に至るまで、非常に繊細な作業があることをご存知でしょうか。
●直接被検者と向き合う生理検査を行う人「臨床検査技師」です
人に直接検査を行うのが生理検査です。上記にあげた検査以外にもさまざまあります。せめて、心電図検査を行っている人を看護師だと思っている方が多いようです。特にご高齢者ですが、「看護師さん」と思われています。異なるユニフォームならば、検査技師だと思って欲しいというのがささやかな願いでしょうか。看護師は人手不足なので、大きな病院では、日中の心電図や採血業務には検査技師が多く関わっています。臨床検査のプロとして、検査技師の存在を知って欲しい気持ちがあります。
❍病院や健診など、さまざまな場所での関わり
検査を受けたことが誰でもあるのではないでしょうか。その検査には、間接的にも検査技師と関わりを持っているのです。採血された血液の先に、いるのが臨床検査技師だということを知って戴けたら嬉しいです。
輸血を受けたことがある方は、必ず交差適合試験(クロスマッチ)が行われています。その検査を行っているのが検査技師なのです。
●地元で検査のお話をさせてもらっています
地元のふらっとカフェ(認知症カフェ)で、臨床検査技師/健康管理士として、検査関連のお話をさせて戴いています。病院から街中にもっと多くの検査技師が出向いて欲しいと思います。
2.私が臨床検査技師になった理由
手に職をつけること。このことがいちばんの目標、その目的は、「安定」だったかも知れません。結果、私の生活は、今でもさほどの不安はありません。
❍大学進学ではなく、専門学校を選んだ理由
臨床検査技師という資格を知ったのは、高校3年の時に本屋の立ち読みだったかと、その本の情報として資格が取れる専門学校として「臨床検査技師養成科」を知ったと記憶しています。
●商業高校に意識が向いていた、小・中学校時代
小学校時代自分で珠算を習いたいと希望して、全珠連1級まで取得しています。半世紀も前の時代、習いごとのひとつとしてのそろばん教室が何気にブームという時代です。検定試験でもよく行くことが合った商業高校とは、当然、馴染みが深かったわけですから、商業高校へ進学して、就職するというよくある選択肢を思い描いていました。
中学校から高校進学を決める時、商業高校で良いかと思っていた私に、両親が言ったのは、普通科へ行って大学へ行くことを言われたからです。何の抵抗感もなく「そうか…」と兄と同じ普通科高校へ進学したのです。姉や兄と年が離れている私は、女性が短大や4年制大学へ行くことが珍しくない時代となっていたことも要因のひとつです。
しかし15歳にまだ将来の夢も希望も無かった、深く考えることもなかったとしたほうが正しいのかも知れません。
●子どものストレス原因にもなる現在の進学事情
このことを自分の子どもたちと比較すると、可愛そうだというにはシンプル過ぎる複雑な思いがあります。自分の子どもたちの頃からですから、現代社会では、どうなっているのでしょうか…
もともと、大学進学させても良いという両親でしたから、高校から進路を決める時に、私が大学進学を希望したら、両親はダメとは言わなかったと思います。
●いちばんお金をかけて貰った末っ子?
理系の専門学校進学への必要経費は、決して安い金額ではありません。文系の4年制大学の諸費用以上に、臨床検査科専門学校の費用はそれなりに高額でした。中高の6年間私学へ通った姉や、経済学部へ進学した兄よりも高かったのかも知れません。姉や兄のへの実際の経費は知りませんが、自分の学費がいくらだったのかは、願書を取り寄せていますのでしっかりと把握していました。
自分が選んだ専門学校への学費を出してもらったのだから、資格を取ることがまず目標となりました。その間、理学療法士への希望も有ったことを以前ブログで書いていたかも知れません。
❍病気に関するキーパーソン
途中いろいろありましたが、結果的に総合病院に勤務して、いちばん安心したのは母だったのかも知れません。家族に何かがあると、診てもらえる病院に娘がいるという安心感は、母の中にはあったのでしょう。
●病院関係者という安心
医療者も人間です。いっしょに働く人の家族という意識、特別な扱いをするわけでは無いのですが、心の何処かに、何らかの感情があること、それは当然だと私は思っています。家族が入院していても、すぐに病室に行くことが出来るということも私にとっては非常に安心できることでした。今さらながら当時を振り返り、感謝の念に耐えません。
●説明への理解力は早いけれども…
両親が医療機関に関わる時、病歴その他の説明や、医師からのいろいろな疾患に対しての治療の説明は、私が全てキーパーソンとなりました。付き添いも休める限り休み、付きそうことになります。病状や治療方針などのムンテラに関して、担当医からの説明は当然理解力がいちばん有る私に対して行われます。でも、父や母の晩年での対応は、命にかかわることでもあり、末っ子の私ひとりでは決めかねることもよくありました。だからなおさら医師の説明を認識出来たかということを、その都度、「私は分かるけど、わかった?」と姉や兄に確認するようにしていました。
それほど、医療者は無意識に、使い慣れたことばで説明してしまっていることが多いこともよくあると思っています。
❍私が臨床検査技師として出来ること
病院を退職してしまうと「検査技師です」という人は少ないのかも知れません。でも、病院にいなくても検査技師として出来ることがあると思っています。
人生最後まで、「臨床検査技師」ですと言い続けようと思っています。そのために何が出来るのか?そんなことを毎日模索する日々です。検査を語ってください、エコーを教えてくださいと言われたらどこにでも飛んで行きます(笑)
3.臨床生理学は赤点追試、転じて、大好きな 超音波検査?
私はよく、エコー大好きですと言いますが…
❍生理検査を好きな理由
私が生理検査を好きな理由があります。人の健康に関われる、病気を持つ人の心に触れ合うことができるからだということ最近やっと気づいたようです。
生理検査は、Face to Faceだから
❍そして超音波検査が好きな理由…
総合病院に入った時は、血液検査を行い、骨髄像を学べると喜んでいたのです。その私が、ちょっとした理由で、配置換えを希望した結果、生理検査へ行くことになったのです。生理検査で心電図をとらねばならない...ちょっとしんどかったです。今のようなボタン押すのみでななかったからです。
輸血やクロスマッチ、血清や微生物が好きだった私は、心電図の原理がよくわからないし、臨床生理学はチンプンカンプンの教科でした。その私が赤点だった生理検査をやることになったのです。人との会話もどちらかというと苦手でした…なのに生理検査をやることになったのです。
そして、超音波検査は、学ぶ場所も無く、本も1~2冊のみ、ほとんど独学での学びでした。学べば学ぶほど奥が深かったからかも知れません。どの症例も同じものは無いからです。症状があって検査に来られて、エコーでその原因が分かるからかも知れません。
どうして好きなのか?というはっきりとした理由にまだたどり着いていないように思います。人が好きになったのきっかけは、心理学を学び始めてからなのです。その答えはもう少しあとになって分かるような気がします。
生理検査アティテュード®
・医療者こそ「臨床」の意味を意識することの必要性
~検査技師を目指す学生、そして、若い検査技師のみなさんに伝えたいこと~
臨床検査技師の教育カリキュラムには、さまざまな「臨床〇〇」という授業科目があり、あたりまえのように学習してきました。検査技師として最前線から退き、改めて「臨床」という意味を考えています。果たして自分は、
真の「臨床」を実践できていたのか?
という問いです。ざっくりあげてもカリキュラムにはこれだけあります。
- 臨床検査医学
- 臨床血液学
- 臨床血液学実習
- 臨床化学
- 臨床微生物学
- 臨床免疫学
- 臨床生理学
言い換えると、これらを医療で実践するのが臨床検査技師の役割です。「臨床」とは、検査を受けていただく方々となりますが、受けて戴く人がいるから「臨床検査」なのだということを常に無意識に置き実践することが出来るのが真の臨床検査技師なのだと今更ですが再認識して欲しいと願います。
❍「この検査、誰のためにあるの?」という質問
総合病院に長年勤務させて戴くことが出来た私は、多くの臨床検査科の学生さんたちにの実習指導をやらせて頂く機会に恵まれました。そんな病院実習生への質問です。答えはさまざまです。
印象に残っているのは、「自分のためです」そう答えた学生がいました。この「生理検査アティテュードからのメッセージ」をお読み戴いているみなさんは、どう答えられますか?
●「臨床の意味」と「在り方:attitude」につながる姿勢
このことは、以前のブログでも書いた内容ですが、検査を行う検査技師自身が在り方を考えて欲しい部分、それが「臨床」を見失わないように気をつけなければならないことだと再確認したところでもあります。
臨床の意味、在り方を考え、姿勢を正すことを常とすること、それが「臨床検査技師」に求められることだと私は思っています。超音波検査は、見た人の技量によることを否定できない、ということです。だからよい臨床検査技師、超音波検査士を育てることを目的にしています。
私がいう「よい超音波検査を行う者」とは、感性を育てることを意味しています。超音波技術を育てることはもちろん当然ですが、五感で行う超音波検査、超音波への感性を育てることです。被検者の心にどこまで寄り添うことができるかということです。
私が大切にしていることは、「在り方 Attitude」です。医療の在り方を考え、臨床検査の在り方を考えることができる技師です。検査の在り方とは、被検者の在り方につながります。自分が担当することになった人たちに常に感謝して、その方がどんな検査の在り方を望まれているかをきちんと感じられる技師です。人は人と繋がり生きています。検査であうという一期一会の出会いでしかないかもしれません。あなたで良かったと心から思ってもらえる、感じてもらえる検査を常に考えることができる臨床検査技師を育成します。
※関連ブログ「健康診断結果を読む④ 生理検査とは」
●超音波、見えないのは誰のせい?!
よく聞きます…
「脂肪が多くて見えないと言われた…」
「太っているから無理と言われた…」
このような言動は、気をつけないとハラスメントに相当することばとなる、と私は思います。確かに、見え方、描出の良し悪しは、個人の体型にも大きく影響するということも否めません。しかし、描出する努力をするということが「ライセンス」で守られているという、前提の上に成り立っていると考えます。与えられている、国家資格や認定資格であり、それらの資格で保護される職種なのだと私は思っています。ライセンスがなければ、傷害罪やパワハラでの侮辱罪などに問われる行為や言動となるのです。
生理検査は、実施者となる検査技師の技量が、検査結果に大きく影響する部分です。心電図にしても、呼吸機能検査にしても、「技師の経験」の影響することも否めない部分があります。その中でも特に、超音波検査は、見た人の技量が非常に大きく影響する検査となります。
「見えないのはあなたのせいよ」そんな言葉が聞こえてきそうな検査を行っていることを見受けたことも少なからずあります。「おいおい、頑張れよ~!」と、私は言いたい、見る側の努力義務は、必須です。
「見えにくいときは、より丁寧な検査を行う」
このことが求められると私は思っています。使う診断装置の特性を知ること、そして最大限に使いこなすための知識を得ることは最低限必要です。診断装置の設定で得られる画像が著名に異なります。診断装置の能力を最大限に引き出す技術や使いこなす知識を若い人に教えることも技師の役割です。
医療機器は日進月歩です。でも、古いながらも活かせる方法を模索することも、メタ知識として技師が持つべき技術です。超音波検査は、描出されて初めて所見ととるか、とらないかの段階になります。ですから見えなければ評価できません。正常とも異常とも判断できないからです。
❍育成することが、自分を育てる
よく言う「インプット」と「アウトプット」です。学習した知識をしっかりと自分のことばで説明することで、点が線となり、メタ知識、メタ認知となるからです。知識から知恵への変容にも繋がります。
描出方法を意識が学び、身体感覚として身体の動作として無意識レベルに落とし込む、さらにその自分の行動を意識化し、他者に伝えること、伝わる伝え方を自分の中で実践を含めて昇華させて知恵となると私は思っています。
●社会の中で人は育つ
この、知識から知恵へ学びは、多くの若い技師や学生への指導をさせて戴くことで学ばせた貰った経験から成されています。横浜の総合病院で臨床検査技師としての勤務経験が今の私につながります。多くの人との関わりがあり、育てて戴けたことに心から感謝いたします。
●自分がうまくいく方法(プロセス)の自己分析
毎日、プローベを持ち描出している画像、自分がどうやって検査しているかを再認識してみてください。無意識を意識化することで、ワンランクUP出来ると私の経験からお伝えすることができます。
改めて「臨床」の持つ意味を受ける人たちとともに、考えて行きたいと思っています。
今年もhealth attitude blogを
どうぞよろしくお願いいたします。
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 臨床という意味は、人に対してという前提がある
- 生理学的検査は、直接人に対して行われる検査のことをいいます
- 病院や健診で採血された血液検査などを行っているのが臨床検査技師です
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生理検査アティテュード®
『心と身体のケアリング』
じっくり、しっかりと寄り添いながら、新しい自分発見のケアリングとカウンセリングそして、「自分基準」を見出し、コアな部
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- 日本赤十字社 東京都赤十字血液センター
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米国の精神科医ミルトン・エリクソン博士は、発達障害だった?!
催眠療法の大家とされる、精神科医エリクソン博士は、変わった子どもと言われ、さまざまな感覚障害を持ち、読字障害、失読症ともいわれ、さらに色盲に音痴だとされています。そのエリクソン博士「ミルトン・エリクソンの戦略的手法」を紹介されているこの本の読書会、次回は、来年2019年1月21日(月)となります。Facebookイベントまたは、HPイベントからご連絡ください。
心理療法にご興味ある方、ぜひ、ご参加お待ちしております。