今日もHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。メンタルも語る臨床検査技師・超音波検査士のかたよし純子です♪ 体重が気になるけれど、なかなか減量できない、気をつけているのに健診を受けると高脂血症といわれてしまう。どうしてなのでしょうか?

摂取カロリーと消費カロリーのバランス

そしてエネルギー量だけではなく、食べている加工食品食品の成分が大きく関与しているのではないでしょうか。そんな中でも、今回は脂肪を意識して見てみませんか。別名、悪玉コレステロールといわれる動脈硬化の原因となるLDLコレステロールを考えてみましょう。

1.LDLコレステロールは下げる努力が必要なのか

1-1 どうして下げるの?悪玉とされる「LDLコレステロール」

1-2 笑えない共通性、脂肪は、死亡につながります(笑)

1-3 LDLコレステロールを下げることは必須

今日のプラスα

2.しっかり減らしたい、飽和脂肪酸への理解

3.しっかり摂りたい、不飽和脂肪酸への理解

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・はっとした、他人事ではない私ごと…笑えない事実

 

1.高脂血症、LDLコレステロールは下げる努力が必要

昨年末の心臓疾患に関係した講義の中でインパクトがあったことは、「LDLコレステロール」でした。

1-1 どうして下げるの?悪玉とされる「LDLコレステロール」

何らかの動脈硬化が原因とされる循環器疾患や糖尿病などの疾患を指摘されている場合や、可能性がある場合、LDLコレステロールを極力下げる努力が必要だとされ、70 mg/dl 以下といわれていました。

❍LDLコレステロールの基準を再確認

脂質異常症の診断基準とされる項目は、特定健診での測定することは決められています。健診の結果をご確認戴ければと思いますが、

下記に脂質異常症の診断基準の数値を示すと、

《脂質異常症の診断基準》

(空腹時採血)

LDLコレステロール:140mg/dl以上

HDLコレステロール: 40mg/dl未満

中性脂肪:150mg/dl以上

LDLコレステロールは「140mg/dl」です。講義ではその半分以下でよいといわれていました。

コレステロールには、種類があることを過去のブログでも説明しています。LDLコレステロールといっていますが、LDLは低比重リポタンパク:Low Density Lipoprotein、HDLは高比重リポタンパク:High Density Lipoprotein を略したもので、リポタンパク質の状態で体内に存在しています。言い換えると、リポタンパク質の分子にふくまれる中性脂肪、コレステロールの量が異なり、体内で関連する組織での役割が異なります。

❍LDL-CとHDL-C の体内での働き

《LDL:低比重リポタンパク》悪玉コレステロールリポタンパク質の種類

LDL-Cの成分組成は、中性脂肪が約10%程度、コレステロールが47%とされ、その他のリポタンパク質と比較し、コレステロールの割合が高いリポタンパク質です。

血液中で合成され、コレステロールを末梢組織に運んでいます。LDLよりも比重の低いVLDLから中性脂肪がなくなった遺残物は、肝臓に取り込まれますが、そこからはLDLが合成されます。

《HDL:高比重リポタンパク》善玉コレステロールHDLコレステロールの回収機能

HDLは肝臓や血液中で合成されるいちばん小さいリポタンパク質です。脂質含有量がいちばん少なく、中性脂肪は、約5%タンパク質が多く、そのため高比重、高密度な粒子となります。

HDLは全身の末梢組織から余分なコレステロールを回収し、肝臓に運び中性脂肪を分解しています。

 

❍HDL-Cは、高いほうがよい

上記の示したように、LDL-Cが動脈硬化を促進させるということに対して、HDL-Cは末梢血管に蓄積されたコレステロールを回収する役割を持っています。そのため、HDL-Cの数値が40mg/dlと低い場合も脂質異常症とされる基準となっています。

LDL-C と HDL-C 成分の違い

<LDL-C と HDL-C 成分の違い >

※関連ブログ「新陳代謝には欠かせない 脂質」「コレステロールを知る」「リポタンパク質とコレステロール」「脂質異常症

 

1-2 笑えない共通性、脂肪は、死亡につながります(笑)

他愛もない発想ですが、

「しぼう」と入力して変換すると

「脂肪」も「死亡」も出てくる

笑えない共通性、同音異義語なんだなぁ…とそんなことを考えながらPC入力しています。「脂肪」の異常を放置しておくと、さまざまな障害につながり、健康寿命を短くし、「死」へのリスクも上昇していきます。

❍脂質異常症の放置は、動脈硬化を進行させる大きな要因

過去のブログの中では何度も、動脈硬化のメカニズムを説明しています。

簡単に再掲すると、動脈内膜の表面に並ぶ内膜表面にLDLコレステロールが沈着し、アテローム形成されます。そして、そのLDLコレステロールの回収にあたるのが、HDLコレステロールです。

動脈硬化発症のメカニズム

●脂質異常症と動脈硬化との関係性

脂質異常症は動脈硬化をひきおこしていますのでやはり適正な脂質を維持しなければ、健康な血管を保つことはできません。この脂質異常症に大きく関係しているのがコレステロールと中性脂肪となります。

粥状動脈硬化(アテローム動脈硬化)の発生機序

身体の比較的太い動脈、主要血管に生じやすい動脈硬化です。アテローム動脈硬化・粥状動脈硬化とはその字のように「おかゆ」のような柔らかな状態のプラークです。

●アテローム性プラーク形成の形成

アテローム動脈硬化のメカニズムはさまざまな要因が関与し、複雑だとされています。

繰り返し生じる内皮細胞(動脈壁のいちばん内側の内膜表面に並ぶ細胞)の小さな損傷が要因となり、内皮細胞の機能異常が、プラーク形成のおもな要因だと考えられています。

●損傷した血管壁、内膜の修復のために増殖する平滑筋細胞

損傷を受けた動脈の壁から、修復に必要な白血球(単球やT細胞など)を引き寄せる化学物質が放出されることから始まるとされています。

白血球は損傷した壁の中に侵入し、脂肪性の物質を豊富含む泡沫細胞に変化して、コレステロールや脂肪性物質を内部に蓄え始めます。その結果、動脈の壁内部では、平滑筋細胞の増殖が起こります。

●プラークとは?

このプラークは、線維状の膜に覆われた沈着物として超音波でもよく見られる変化です。それらは動脈の内側の中でまだら状に蓄積されていきます。さらに経時変化により、プラークの内部にカルシウムも蓄積なども生じ、、血管径を狭小化させていくことになります。

●血小板による修復がさらに動脈硬化を促進

ドロドロの粥状硬化は隆起性に生じますので、狭小化した部分の血管は、血流障害を起こします。その刺激により血管壁が損傷するため、その損傷部位の修復のために血小板が集結し血栓を形成します。血栓が形成された血管の内腔はさらに狭小化、血管壁も硬くなるためにさらに動脈硬化が進行することになります。

❍アテローム動脈硬化は大動脈に多い

アテローム動脈硬化は、血栓や潰瘍を生じる原因

このアテローム性動脈硬化は、内膜や中膜が比較的よく発達した動脈に多くみられる動脈硬化です。

身体機能の基本となる主要な動脈

心臓の冠状動脈、大動脈(胸部・腹部)

脳、頚部、腎臓、末梢動脈など

などに生じやすい動脈硬化です。徐々に血管壁の肥厚を生じさせ、動脈の内腔が狭小化していきます。その結果、虚血性心疾患とされる狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、腎梗塞、手足の壊死などの原因となります。

❍脂質異常症は笑えない疾患リスクが上昇します

冒頭の「脂肪は、死亡につながる」という意味は、脂質異常に伴う、動脈硬化はさまざまな生活習慣病の原因となります。動脈硬化を引き起こす血管によって、心筋梗塞や脳梗塞、腎梗塞、末梢動脈疾患などを発症リスクとなります。

今でこそ、これらの疾患で救命される割合は上昇していますが、死の不安を実体験する前にリスク回避を、ぜひ生活習慣の改善をすることをお勧めいたします。

※関連ブログ「 脂質異常症の基礎

 

1-3 LDLコレステロールを下げることは必須

昨年8月のブログでもお伝えしていますが、「境界域LDLコレステロール」が設定されています。

❍脂質異常症の診断基準 2018年

2012年の日本動脈硬化学会「動脈硬化疾患予防ガイドライン2012年度版」の改定で、「脂質異常症の診断基準」のかなでは、新たに「境界域高LDLコレステロール血症」を設定しています。 

境界域高LDLコレステロール

120~139 mg/dl

●2018年から特定健診にプラスされる項目 non-HDLコレステロール

さらに、コレステロールの中でLDLコレステロール以外にも、動脈硬化に関与するものが指摘されています。前回のブログの再掲ですが、総コレステロール(TC)から HDLコレステロールを引いた non-HDL コレステロールを用いることが2018年の特定健診に組み込まれています。

non-HDL-C=TC-HDL-C

高non-HDL-C:170 mg/dl以上

境界型高non-HDL-C:150~169 mg/dl

脂質異常症の診断は以下の表のようになります。

※関連ブログ「脂質異常症

脂質異常症の診断基準

<脂質異常症の診断基準 2018年特定健診追加

※参考資料「第3期特定健診・特定保健指導に 向けた見直しについて – 厚生労働省

❍LDLコレステロールが高くなる最大の原因

体内の栄養バランスの偏りは、摂取される栄養素のバランスの偏りが最大の原因です。すなわち、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスです。

健康情報番組などでも聞くことが多く、説明されているかと思いますが、

飽和脂肪酸の過剰摂取

LDLコレステロールの上昇

食事で摂取される飽和脂肪酸の過剰摂取が、LDLコレステロールを上昇させます。

飽和脂肪酸は、中性脂肪、コレステロールの原料とされますので、飽和脂肪酸を過剰に摂ると、中性脂肪やコレステロールの合成も増えることのなり、血液中の脂質を増やします。

飽和脂肪酸 :肉の脂身に多く含有、常温で個体

肉の脂身(肉の白い部分)、バラ肉、鶏肉の皮、バター、ラード、生クリーム、カカオなど

飽和脂肪酸は、LDLコレステロールを上昇させます。多くの加工食品にも含まれていることが多い脂肪成分です。

●不飽和脂肪酸:魚類に含有する脂質、常温で液体
  • まぐろ(トロ)、ぶり、いわし、さばなどの魚類の油
  • 亜麻仁油、エゴマ油、オリーブ油、サフラワー油
  • 大豆、ごま

不飽和脂肪酸は、人の体内で作ることが出来ない脂肪であり、必ず摂取する必要があると言われる「必須脂肪酸」で、魚類に多く含まれています。近年、サバやイワシなどの青魚が身体によいとされている理由です。

この不飽和脂肪酸は、LDLコレステロールを下げる作用もあります。

❍LDLコレステロールが高いと言われたら

LDLコレステロールを多く含む食材や食品を減らすことが最優先です。そして、コレステロールを多く含むとされている食材・食品も減らすことをお勧めいたします。コレステロールを多く含む食材は、卵黄、タラコやイクラなどの魚卵類ですが、卵黄は多くのスイーツにふくまれます。

甘いものが食べたくなったときは、食べないが第1選択肢ですが、第2選択肢としてはせめて、和のスイーツにすることもよいのかも知れません。

●不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸のバランス

先日も何かの健康番組で言っていましたが、通常、飽和脂肪酸の摂取量が多く、脂質異常症の原因となることが多いようです。

不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸のバランスは、2:1がベストとされていますが、このバランスの逆転が多くなっていることが問題とされています。不飽和脂肪酸も過剰に摂取すると、全体のエネルギーが多すぎてしまいます。飽和脂肪酸を減らすこと、そしてコレステロールを減らすことも意識した食生活に改善してみてはいかがでしょうか。

※引用サイト「脂質異常症」e-ヘルスネット

中性脂肪も要注意!

中性脂肪:トリグリセライドの上昇も脂質異常症です

中性脂肪の上昇は、エネルギー量の過剰摂取、カロリーオーバーです。

特に甘いものやアルコールや揚げ物、糖質などの過剰摂取です。夏場に熱中症対策としてスポーツドリンクを多飲すると、多くの糖質が含まれていることが少なくありません。コーヒーショップで提供される飲み物にも要注意です。摂取カロリー分は、運動による消費が必須となります。

オメガ3とされる多価不飽和脂肪酸は、中性脂肪も下げる働きが期待できます。

※関連ブログ「中性脂肪も意識して!

 

2.しっかり減らしたい、飽和脂肪酸への理解

何度聞いても「脂肪酸」混乱する…そんな方のために

しっかり減らしたい:固体の飽和脂肪酸:肉の脂身

しっかり摂りたい:液体の不飽和脂肪酸:魚の脂質

バランスに注意したい飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸をしっかりとまとめていきましょう。脂質の量と質を知ることが健康維持には不可欠です。

❍脂肪酸は炭素・水素・酸素の構成で分類

脂肪酸は、炭素、水素、酸素で構成されています。この炭素の数や炭素と炭素のつながり方などの違いにより構造的に分類されます。そしてこの構造の違いにより、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に分類されます。

この2種の区別、しっかり理解を深めましょう!

❍飽和脂肪酸とは

飽和脂肪酸は常温でも固体で存在することが多く、コレステロールの原料となり重要なエネルギー源です。過剰摂取することにより、肥満や動脈硬化の原因となります。

不飽和脂肪酸に比べると、酸化されにくいという特徴があります。

●飽和脂肪酸の働き
  • エネルギー源になる
  • 中性脂肪をつくる(中性脂肪中の飽和脂肪酸の増加は、血液ドロドロの状態になる)
  • コレステロールをつくる

●飽和脂肪酸の種類

  • 動物性油脂に多く含まれる:パルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、
  • 乳製品に多く含まれる  :酪酸、
  • ヤシ油に多く含まれる  :ラウリン酸
●飽和脂肪酸を多く含む食品
  • 肉類 :牛肉(脂身付)、豚バラ肉、ベーコン、鶏肉の皮、フォアグラ
  • 油脂類:バター
  • 乳製品:生クリーム、牛乳、ヨーグルト、チーズ
  • 卵類 :卵黄
飽和脂肪酸の摂取を減らすために!
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とのバランス 

1:1~1:2の割合がベスト

  • 肉類は脂身を避ける
  • ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工食品の脂身に多く含まれる
  • 牛乳やチーズ、バターなどの乳脂肪分には飽和脂肪酸を多く含む、低脂肪製品に変える
  • 炒め物はフッ素加工の調理器具を用いて油を減らす
  • 生クリームやバターを含む食品は、飽和脂肪酸を多く含むため摂取をさける
  • どうしても食べるなら、せめて和菓子に変更

 

3.しっかり摂りたい不飽和脂肪酸への理解

不飽和脂肪酸はその構造(炭素の二重結合の数)でさらに分類されます。

❍不飽和脂肪酸の分類

不飽和脂肪酸を多く含む脂質は、融点が低く、常温では液体で存在します。飽和脂肪酸に比べて酸化しやすいという性質があります。

不飽和脂肪酸は、さらに、二重結合が1個の物を一価不飽和脂肪酸、2個以上のものを多価不飽和脂肪酸といいます。

❍一価不飽和脂肪酸

オリーブ油、サフラワー油(高オレイン酸精製油)

  • LDLコレステロールの低下作用
  • 酸化されやすい

❍多価不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸のうち、分子中に二重結合を2つ以上有するもの

多価不飽和脂肪酸の分子構造は、炭素同士が二重結合部分の場所でその二重結合のある場所で分類され、n-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)とn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)に分類されます。

●n-6系脂肪酸 リノール酸・アラキドン酸

ごま油、種実類、大豆 などに多く含まれる

  • LDLコレステロールの低下作用
  • 一価不飽和脂肪酸よりも酸化されやすい
  • リノール酸の過剰摂取のリスクに注意(酸化されやすい、炎症作用がある)

リノール酸の過剰摂取には注意!

リノール酸は、フライドチキンなどの揚げ油に含まれることが多い脂肪酸です。

体内でアレルギー誘発物質を生成し、花粉症やアトピーなどの症状を引き起こす可能性も指摘されているとのことです。

●n-3系脂肪酸 α-リノレン酸・EPA・DHA

マグロ(トロ)、ブリ、イワシ、サバ、亜麻仁油、エゴマ油 など

  • LDLコレステロールの低下作用
  • 一価不飽和脂肪酸よりも酸化されやすい

EPAおよびDHAは心筋梗塞や脳卒中、糖尿病、乳がん、大腸がん、肝がん、加齢黄斑変性、認知症、うつ病、などの予防効果が期待できるといわれています。

❍不飽和脂肪酸の過剰摂取にも注意が必要!

不飽和脂肪酸もエネルギー源となる脂質です。身体に良いからといって過剰摂取はNGです。

不飽和脂肪酸も過剰摂取は肥満の原因

不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸

<不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸>

❍体内で作れない!身体に必要!だから必要な「必須脂肪酸」

最後に、人間が生きていく上で、必要不可欠な脂肪酸を必須脂肪酸といいますが、

必須脂肪酸は、体内で合成出来ない!

リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸

必須脂肪酸は、植物油に豊富に含まれる脂肪酸で、欠乏するとさまざまな障害をもたらす不可欠脂肪酸です。
そして、人の体内で合成することが出来ないため、食物から摂取しなければならないために必須といわれる脂肪酸です。欠乏すると発育不全、皮膚の角化、脱毛腎障害などを引き起こします。

※関連ブログ「中性脂肪も意識して!」「新陳代謝には欠かせない 脂質」「 運動に必要な栄養素を考える

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

はっとした!他人ごとではない自分ごと…笑えない事実

 

昨年末に書いた「有言実行」ということにもつながります(苦笑)

今回のテーマ「LDLコレステロール」は自分ごとでもあるのです。LDLコレステロールが低くない、いや、上限ギリという数値なのです。昨年末の、講義で言われた

LDLコレステロール70 mg/dl 以下

このことばが意識にしっかりと刺さっているのです…

❍必ず確認したい「食品成分表」「原材料名」など

日常何気にスーパーやコンビニで手に取る加工食品の「食品成分表」を見ていますか?

「コレステロール0」にも注意!食品成分表を見て選択

店頭に並べられている多くの食品を選ぶ時に、何を基準にしていますか?

商品の表に書かれた「脂肪0」「コレステロールを下げる!」「EPA」や「DHA」最近よく聞く「オメガ3脂肪酸配合!」などのキャッチコピーでしょうか?

脂肪「0」は、「0」出ない場合もあり、いくらかの脂肪成分が入っていることはよくあります。糖質も同様です。購入のときには、成分表示を確認する習慣をお勧めいたします。

❍確認の勧め、選んだ食品に、何がどれだけふくまれているのか?

抗酸化作用があると言われるポリフェノールがよいとされ、カカオ率の高いチョコレートや骨粗鬆症予防にカルシウム摂取を促されるヨーグルトやチーズなどは多くの乳脂肪分が含まれます

「身体の酸化に注意して!」

この言葉に、毎日、チョコレート、ヨーグルト、チーズを食べていたら、どれほどの脂肪を摂取していることになるのか?となります。

乳脂肪成分も脂肪です

これらの食品以外の加工食品にも、脂肪成分が多く含まれていることがあるということを意識してみてください。現代は飽食の時代、スイーツには多くの乳脂肪分が含まれる、脂身の多い肉が大好き、そしてこよなく食べたくなる…

脂肪は『脂肪依存症』を招く

食品は出来る限り、食材からシンプルに作ることがよいと私は考えています。

『見る・確認』することから、食意識は変わる

※関連ブログ「食事療法と運動のポイント

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Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko katayoshi

 

今日のまとめ

  • LDLコレステロールは基準値よりもさらに低いほうがよい
  • 脂肪の摂取は、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸とのバランス2:1を意識する
  • 身体によいとされる、不飽和脂肪酸も過剰摂取はNG、とくにリノール酸には要注意

 

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