『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

先週に引き続き、今週も生活習慣病を扱っています。月曜日は、健診で必ずチェックされるメタボリックシンドロームを扱いました。その内蔵脂肪、メタボ基準にも入る「脂質異常症」を今日はみていきましょう。よく聞く「善玉・悪玉コレステロール」もまとめてみました。「脂質」肥満の敵として見られがちですが、だとしたらどうして、人間は、体内に蓄えられるのでしょうか?脂質の働きと脂質バランスをたもつ方法をもみていきましょう。

1.脂質を知るための3つのポイント

1-1 脂質異常症って何だろう 

1-2 コレステロールを知る、悪玉、善玉とは?

1-3 脂質異常症の予防法

 

1-1 脂質異常症って何だろう

脂質異常症は、血液中に含まれる脂質量が過剰、または不足している状態をいいます。2007年4月日本動脈硬化学会は、「動脈硬化疾患予防ガイドライン2007年版」を公表、2007年7月に高脂血症から脂質異常症に改名された。この背景には、脂質が低い状態、「HDLコレステロール症」が重要であるにも関わらず「高脂血症」では適切ではないためとの理由があるとのことです。

血液中の脂質には、おもに以下の脂質があります

  • コレステロール        (要注意・要治療 220mg/dl 以上)

 HDLコレステロール       (要注意・要治療 40mg/dl  未満

 LDLコレステロール       (要注意・要治療 140mg/dl 以上

  • 中性脂肪(トリグリセライド) (要注意・要治療 150mg/dl 以上
  • 遊離脂肪酸
  • リン脂質

脂質異常症は、LDLコレステロール、中性脂肪の高値や、HDLコレステロールが低値となった状態をいいます。 ※上記、要治療数値参照、数値は空腹時採血です。

このような状態が持続されることにより血管異常変化が、動脈硬化の要因になり、心疾患や脳血管疾患の原因となります。この、脂質異常症は、動脈硬化の密原因として密接に関わり合っています。

【脂質の働き】

脂質は、炭水化物(糖質)、たんぱく質などと並んで私たちの身体にとっても必要なものです。体内で重要な役割を担っています。しかし、増えすぎると動脈硬化の原因となりさまざまな生活習慣病に関わる問題となってしまいます。

脂質は、細胞膜や核酸、神経細胞などの主要構成成分であり、主要なエネルギー源です。1gあたり、9kcalのエネルギーを生み出します。さらに、脂溶性ビタミン、ビタミンA・D・K・Eやカロチノイドの吸収を助けます。細胞膜・血液・ホルモンなどの原料となり肌や頭皮の健康にもかかわっています。

【血液中の脂質の種類】

〔コレステロール〕 ※ 次の項目で説明いたします
  • 細胞膜の構成成分
  • ホルモンの材料
  • 胆汁酸の材料
〔中性脂肪〕トリグリセライド 
  • ブドウ糖が足りなくなると、エネルギー源となる
  • 体温を一定に保ち、臓器を守る働きをする。エネルギーの貯蔵庫となっています
  • 肝臓で合成され、皮下脂肪、内蔵脂肪として蓄えられているます
  • 増加しすぎると、動脈硬化や、肝臓に蓄積された中性脂肪は脂肪肝を引き起こします
〔遊離脂肪酸〕 ※中性脂肪が分解されて血液中にある状態
  • 直接働くエネルギー源になる
  • 細胞膜の構成成分になる
  • 遊離脂肪酸が増えすぎると脂質異常症の原因や、インスリン抵抗性が強くなり糖尿病の原因となる
〔リン脂質〕 
  • 血液中に存在し、細胞膜の構成成分になる
  • 水に溶けにくい中性脂肪、コレステロールを血液や胆汁になじませる働きをする

【脂質の特徴】

脂質を多く含む食品は、肉類、油脂類、魚介類、乳製品などに含まれます。脂質の過剰摂取により、エネルギーのとり過ぎとなり、肥満や糖尿病の原因となります。また、脂質が欠乏すると、エネルギーが最も高い栄養素であるためにエネルギー不足となります。また、脂溶性ビタミンの吸収が悪くなり、肌荒れや便秘の原因にもなります。

脂質は、摂りすぎる傾向にあるために、油を使った料理を控える、脂質が少ない材料を使用するなど過剰摂取に注意が必要です。

【脂肪酸】

最近よく加工食品に用いられる「トランス脂肪酸」が、心臓病のリスクを高めるなど聞かれたことがありませんか?ここで、「脂肪酸」を簡単に説明しておきましょう。

脂肪酸は、人間の身体に必要なエネルギー源となることはお伝えしたように、細胞膜(細胞の表面にある膜)の構成成分や、ホルモンバランスを整える、脂溶性ビタミンの吸収を助けるなど重要な働きを担っています。身体の中では、この大事なエネルギー源を切らすことがないよう、使い切れなかった分を中性脂肪という形状として蓄えています。血中では、上記でまとめたように遊離脂肪酸という形で存在しています。脂肪酸は、結合の形(炭素と水素分子の構造)で大きく飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分けられます。

〔飽和脂肪酸〕

飽和脂肪酸を多く含む脂質は、常温でも固体となっていることが多く、重要なエネルギー源です。不飽和脂肪酸に比べて酸化されにくく、重要なエネルギー源ですが、過剰摂取は控えたい脂質です。不飽和脂肪酸との摂取率に注意することが必要です。

飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸=1:1~1:2 が望ましい

〔不飽和脂肪酸〕

一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸とに分けられます。一価不飽和脂肪酸は、オレイン酸(オリーブ油)、多価不飽和脂肪酸は、ごま油、サフラワー油などはよく知られているかと思います。不飽和脂肪酸を多く含む脂質は、常温でも液体で存在し、飽和脂肪酸に比べて、酸化しやすいという特徴があります。

 

脂肪酸一覧

<脂肪酸一覧>

〔トランス脂肪酸〕

トランス脂肪酸は、不飽和脂肪酸の一種です。水素原子の結合する位置で、トランス脂肪酸はトランス型とシス型とがあります。トランス型の脂肪酸は、天然に出来るものと、加工や精製によりできるものとがあり、トランス型の多くは、酸化されにくい状態にする過程の副産物として作られます。

脂肪酸は、マーガリンやショートニングなどの加工油脂やこれらを原材料に使ったパン、ケーキ、スナック菓子、レトルト食品などの多く含まれます。トランス脂肪酸は、心臓の冠動脈疾患を増やす報告があります。とり過ぎには気をつけたい食品です。

 

1-2 コレステロールを知る、 悪玉、善玉とは?

おなじみのコレステロールも身体にとって、とても大切です。人間の身体にある60兆個の細胞の細胞膜の構成成分となっています。コレステロールがなければ細胞をつくることができません。さらには、ホルモンや消化を助ける胆汁酸の材料にもなっています。胆汁酸は、脂質の消化吸収にかかわり、コレステロール不足により、腸管での脂質の消化吸収が悪くなってしまいます。

コレステロールは、1日1.5g~2g程度必要とされ、主に肝臓で70~80%作られ、残りの20~30%が食品から摂取されています。コレステロールの過剰摂取や、肝機能障害により調節機能のバランスが崩れると、血中のLDLコレステロールが増加し、脂質異常症となってしまいます。

コレステロールや中性脂肪は、水に溶けないためリン脂質の働きにより、リポタンパク質の状態で血液中に存在し、全身の細胞に運ばれています。

【リポタンパク質】

脂質が血液中(血漿中)に存在する形状がリポタンパク質です。その組成や比重により分けられています。

〔カイロミクロン〕

小腸から吸収された脂質が腸管粘膜でカイロミクロンに合成されます。食物から吸収した脂質を肝臓に運び、肝臓でコレステロールの合成を調節しています。脂溶性ビタミン(ビタミンA・E)を運ぶ役割もしています。

〔VLDL 超低比重リポタンパク質〕

肝臓で生成されて血中へ、肝臓で合成された脂質を末梢神経へ運んでいます。体内のコレステロールを調整しています。

〔LDL 低比重リポタンパク質〕

血液中で合成され、コレステロールを末梢組織に運んでいます。

〔HDL 高比重リポタンパク質〕

肝臓、血液中で合成され、末梢組織から余分なコレステロールを回収し、中性脂肪を分解しています。

これらのリポタンパクのうち、コレステロールを最も多く含むのが、LDLです。血液中に増加すると、血管壁に付着し、動脈硬化の原因となります。そのために「悪玉コレステロール」と呼ばれています。

またHDLは、タンパク質を多く含み、それぞれの細胞で使い切らなかった余分なコレステロールや動脈壁に蓄積されたコレステロールを回収して肝臓に運ぶ役割をしているために「善玉コレステロール」と呼ばれています。これらのLDLが多すぎることや、HDLが少なすぎても体内のコレステロールのバランスが崩れ脂質異常症となります。

LDLとHDLのバランス 「L/H比」とは、

L/H比=LDLコレステロール÷HDLコレステロール

この数値が高いと動脈硬化の危険性が高まるといわれ、一応2.0以下を基準値とされているようです。

 

【コレステロールの体内での働き】

  • すべての細胞膜に存在し、細胞膜をつくります
  • 脂質の消化を助ける胆汁酸の材料となります
  • 副腎皮質ホルモン、男性ホルモン(アンドロゲン)、女性ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)などをつくります
  • 皮膚に存在のするコレステロールが日光の作用をうけ、ビタミンDがつくられます

 

cholesterol

<cholesterol>

1-3 脂質異常症の原因と予防法

食生活が豊かになることで脂質異常症が増加していると言っても過言ではないと私は思っています。食事の内容の変化、和食(穀物・野菜・魚中心)から、肉類中心の動物性脂質を多く含む食事への変化が影響していると思います。動物性脂質の摂取量の増加が、LDLコレステロールの増加を招き、脂質異常症の原因となっていると考えられます。

【遺伝的要因】

家族性高コレステロール血症は、500人に1人の割合でみられます。LDLコレステロールを血液中から細胞内に取り込む「LDL受容体」に先天的に異常があり脂質異常症を発症します。

【脂質異常症の原意となる疾患や薬】

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌低下により、エネルギーを利用できなくなるために全身の機能低下を起こします。総コレステロール値が上昇します。

原発性胆汁性肝硬変症〕PBC

割合的に中年女性に多く見られる肝臓の胆管にみられる免疫疾患で、総コレステロール値が上昇します。

クッシング症候群

副腎疾患で、満月様顔貌(ムーンフェイス)、高血圧、多毛、月経異常を起こします。総コレステロール、中性脂肪の高値を示します。副腎は、腎臓の側に位置する内分泌器で、副腎皮質からはコレステロールを原料にして、多種のステロイドホルモンを分泌しています。

ネフローゼ症候群

腎機能低下で起こります。むくみ、タンパク尿、低タンパク血症、低アルブミン血症、高コレステロール血症の状態となります。

尿毒症

腎不全が進行して引き起こされます。中性脂肪が上昇します。

〔閉塞性黄疸〕

肝臓で作られた胆汁は、胆管という管を通って腸管に排出され消化を助ける役割をしています。黄疸とは、この胆汁が流れ出る胆管が、何らかの原因(腫瘍や結石など)で閉塞し、胆汁が流れなくなることにより、胆汁のうっ滞が引き起こされ、皮膚や粘膜がビリルビン色素で黄染した状態をいいます。総コレステロール値の上昇、HDLコレステロールの低下がみられます。(黄疸の原因は、胆管の閉塞以外にもあります)

〔糖尿病〕

総コレステロール値上昇、中性脂肪値が上がります

【生活習慣による原因】

脂質のバランスを保つためにはやはり、食生活、運動習慣、喫煙がなどの生活習慣が大きく関わります。

  • 高カロリーの食事や過食、動物性脂質のとり過ぎ
  • コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品のとりすぎ
  • 菓子類(スナックなど)果物のとり過ぎ
  • アルコールの過剰摂取
  • 運動不足
  • 喫煙
  • ストレス過多 ※肝臓でのコレステロール、中性脂肪の合成促進が促されます

脂質異常症は、自覚症状もなく進行します。動脈硬化を引き起こすために重篤な疾患の原因にもなります。健診などで数値の異常を指摘された場合は、生活習慣を見直すことが必要です。発症する前の予防を心掛けることが最良の方法となります。肥満、喫煙、飲酒、ストレスなどに気をつける必要があります。

【食生活の改善】

食生活の改善は、必須です。脂質のとり過ぎは、血管そのものに影響し、動脈硬化を引き起こします。

〔LDLコレステロール高値〕

摂取エネルギーを最低限に抑え、栄養バランスを考えた食事とる。

飽和脂肪酸、コレステロールを多く含む食品を避ける、青魚や食物繊維を多く含む野菜をとる

〔中性脂肪高値〕

摂取エネルギーを抑え、偏食に気をつける、肥満を併発している場合が多く、カロリー制限を徹底し、動物性脂質(肉の脂身)菓子類、清涼飲料やアルコールを控える。

両方共に高い場合は、両方のポイントに気をつけることが大切です。

【運動の習慣化】

運動習慣を見直すことで、食事療法にもプラスの効果が得られます。肥満をコントロールすることが大切です。運動により、心肺機能の向上が得られ血液循環が改善され、LDLコレステロールや中性脂肪の分解が活発化され、HDLコレステロールが増えます。また、持続的に運動することで、基礎代謝も向上し、太りにくい体質に改善されます。

ここで注意したいのは、日常、運動習慣のない人の急激な運動による身体への負荷を考える必要があるということです。医師などに相談し、無理なく続けられる有酸素運動を行うことをお勧めします。特に高血圧症、糖尿病、心疾患を持つ方は、自己判断での運動開始は控え、医師の判断を仰いでから運動を開始してください。

有酸素運動とは、糖質や脂質をエネルギーとして消費しやすい運動です。やや早めに歩くウォーキングや、足腰に問題がある方は、身体への負担が少ない、水中ウォーキングなどが適します。自分の趣味に合った方法で継続できる運動を選ぶようにしましょう。1日20~30分程度の有酸素運動を行うと脂肪の消費が高まります。その運動を週3回以上続けることで、基礎代謝量を維持し、向上させることが可能となります。いずれにしても、継続することが必須となります。

【その他の生活習慣改善法】

禁煙、ストレス解消、定期健診が求められます。喫煙は、中性脂肪の合成を促進させ、中性脂肪やLDLコレステロールを増やすだけでなく、HDLコレステロールを減少させてしまいます。LDLコレステロールを酸化させて動脈硬化を促します。精神的なストレスは、血圧、血糖値や中性脂肪の値を高め、動脈硬化の危険リスクを上げます。特に慢性的なストレスは、過大な影響力となります。定期的な健診は、自分の状態を把握することが出来、生活改善の目安にもなります。同じ医療機関で受けることが、前回との検査結果を比較でき、推移を把握することができるために健康維持の効果が得られます。

 

2.脂質異常症のための血液検査の豆知識

健康診断で行われている脂質関係の検査を見ていきましょう。健康診断の当日は、朝食を取らずに来院するように指示があると思います。脂質検査そのものは、中性脂肪以外は、食事の影響を受けにくい項目になりますが、それ以外にも空腹での採血が望ましい理由があります。血液検査を受ける時は、なるべく空腹時が望まれます。採血時に「食後何時間ですか?」と聞かれることがあるかと思いますが、食事の影響がある場合もあるためにお聞きしています。

【脂質の状態を調べる、血液検査項目】

以下のものが、通常、健康診断などで測定される項目です。

〔総コレステロール・TC〕 要治療 220mg/dl 以上

コレステロールは体内にある脂質の一種で、脂肪酸と結合した状態のエステル型、別々に分かれた遊離型があり、療法を合わせて総コレステロール(T-Cho)といいます。コレステロールは細胞膜の材料となります。血管の強化や維持にも重要な役割を果たしています。さらに副腎皮質ホルモンや性ホルモンをつくっています。脂肪の消化を助ける胆汁酸の主成分でもあり身体には、必要不可欠なものです。

〔HDLコレステロール・HDL-C〕  要治療 40mg/dl 未満

善玉コレステロールとも言われ、血中で使われなかった悪玉コレステロールを回収する働きがあります。さらに動脈硬化を防ぎ、有酸素運動で増加し、喫煙、肥満で減少します。

〔LDLコレステロール・LDL-C〕   要治療 140mg/dl 以上

悪玉コレステロールとも呼ばれ、過剰になると動脈硬化を引き起こします。

120~139mg/dl の間のものを「境界域高LDLコレステロール血症」で分類されます。

〔中性脂肪・トリグリセライド TG〕 要治療 150mg/dl 以上

身体のエネルギー源です、増えすぎると動脈硬化を促進させる。肥満、食べ過ぎ、アルコール多飲、運動不足で上昇します。

通常は、空腹時に採血を行い測定しますが、中性脂肪以外は、食事の影響を受けません。中性脂肪は、食後約6~8時間で空腹時の状態に戻ります。

〔血清の乳びと溶血とは?〕

「乳び」「溶血」このようなことばを聞いたことありますか?血液検査の備考欄に、「乳び」「溶血」などのコメントが入ることがあります。通常採血した血液は、測定するために遠心分離器にかけ、血球成分(赤血球や白血球など)と上清の液体部分「血清」に分離します。この血清といわれる透明の黄色い液体を測定します。この血清が白く濁った状態を「乳び」していると表現します。血清中に脂肪成分でありカイロミクロンが多い状態で、正常者でも食後の採血などで見られます。

カイロミクロンは、上記で説明していますが、食事から得られた中性脂肪やコレステロールなどを肝臓に運ぶ役割を担っています。食後でカイロミクロンが増えた状態で採血されたために乳びとしてみられることがあります。正常なものでもみられますが、食後数時間後でもみられたりした場合は、脂質の代謝異常や高脂血症の疑いも否定できませんので注意は必要となります。

もう一つは、「溶血」というコメントもみられたことがある方もいらっしゃるでしょうか。「溶血」は、遠心分離した上清の「血清」部分が赤くなってしまった状態です。赤血球の色素成分「ヘモグロビン」が何らかの原因で赤血球が壊れてしまい、赤血球成分のヘモグロビンが血清中に混在して、赤くなってしまっていることを示します。原因は、採血中に手間取ったなど血液が出にくかったことにより赤血球が壊れてしまったことがおもな原因ですが、まれに、赤血球が弱くて壊れてしまうこともあります。

これらの、「乳び」「溶血」は、検査測定値に影響をおよぼすことがあります。そのため検査結果に記載されます。

溶血の場合は、腎機能、電解質をしめす「カリウム」や肝機能の「AST(GOT)」などがは、赤血球中に多く含まれるために通常の結果よりも高くなっていると思われます。そのため、採血し直すことは必須とならざるを得ません。

乳びも、測定項目により、混濁を見る検査では、正しく示されていないこともあることを考えることが必要なり、空腹時に再検査とする必要があります。

検査結果を見た時にこのような備考記載にも気をつけてみてください。

 

3.毎日の食事で、何を食べれば良いのかな…

〔飽和脂肪酸・動物性脂質〕

肉類、油脂類、乳製品などに多く含まれる

牛肉(脂身)、豚バラ肉(脂身)、ベーコン、鶏肉の皮、フォアグラ、バター、生クリーム、卵黄、チーズ

〔一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸〕

魚や植物に多く含まれている脂肪酸です。オリーブ油、サフラワー油、なたね油、とうもろこし油、ラー油などのオイルにも含まれています。 亜麻仁油、しそ油、エゴマ油などは火を使わずに、ドレッシングなどで食べます。多価不飽和脂肪酸は、直射日光や空気で酸化しやすい特徴があります。暗所で保管し、オイルの瓶の蓋の開けっ放しを避けることが必要です。

〔トランス脂肪酸〕

マーガリン、ショートニング、パン、ケーキ、スナック菓子、ファストフード揚げ物、チョコレート、ケーキ

簡単にまとめましたが、さまざまなサイトなどで調べると、重複する食品もみられます。考えはじめると何を食べることがいちばん良いのかも、判らなくなってきてしまいます。足りなくても、足りすぎても体内のバランスが崩れてしまいます。このようなことから、少しずつ、さまざまな食品から摂取することがいちばんバランスよく摂取できるのではないかと思います。

日本食の基本であった、「一汁一菜」、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁など)に、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本食の献立の構成の一つです。そしてこの3品を順番に食べるという食べ方を幼少の頃、両親に教わった記憶があります。しかし、今の時代、1品ずつ食べていく「ばっかり食い」をよくみます。私自身でもそのような食べ方を気づかないうちにしていることがあります。途中でお腹がいっぱいになり残してしまうということもあったりします。このような食事習慣も影響があるのではないでしょうか。フレンチのコース料理、1品ずつ提供されることへの慣れも、ばっかり食いに抵抗が無くなったことにつながっているようにも感じます。こんな習慣が、気に入った食品を食べ続け、栄養バランスを考えた食事から遠ざかっているようにも感じます。

日本食が見直されてきている時代でもあります。日本人である私たちが、いちばん見直し毎日生活に取り入れる必要がいちばんあるのではないかと思います。見た目が食べたくなり購入してしまう習慣から見直してみませんか。家の中に持ち込まないのがいちばんです。どうしてもお菓子類を買う時は、個包装のものを買う。量を減らすことから行動するのです。そして、行動できたら、自分に出来たということを認識する。徐々にできるたことの認識を増やしていきます。

メンタル力を上げることにも繋がります。ぜひ、健康的な食生活、運動習慣を心掛けてみましょう。

 

今日のまとめ 

  • 脂質も大切な栄養素です。適切な摂取量をバランスよくとる
  • 善玉も悪玉もともに必要な身体の構成成分です。
  • できる小さなことから食生活改善、運動習慣改善をはじめることが第1

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『身近な疾患 生活習慣病』

 

<関連サイト>

  • 脂質異常症           Wikipedia
  • 脂肪酸             Wikipedia
  • トランス脂肪酸の健康への影響  農林水産省
  • リポタンパク          Wikipedia
  • 甲状腺機能低下症        Wikipedia
  • 原発性胆汁性肝硬変症      Medical Note
  • クッシング症候群        Wikipedia
  • ネフローゼ症候群        Wikipedia
  • 尿毒症             Wikipedia

 

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今日も最後までありがとうございました。

 

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