今日もHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。今週始め、よこはまユースで開催された「ひきこもり」に関する講座を受講する機会を得ました。現在推定、国内でひきこもり人数は100万人を超えているということも否定できないのが現実です。この状態に対して、ひきこもり対策推進事業として、今年6月に根本厚生労働大臣から「ひきこもりの状態にある方やそのご家族への支援に向けて」というメッセージが出されています。以前、「青年期特有の心の病」の中でもひきこもりをまとめていますが、ひきこもりは長期化し、青少年のみの問題ではありません。今日は過去のブログに加筆し、再度まとめていきます。

1.ひきこもり状態に対する正しい理解と対応

1-1 ひきこもりの定義とその現状

1-2 多様化する社会的ストレスからの逃避「社会的ひきこもり」

1-3 ひきこもりからの離脱

今日のプラスα

2.家庭内暴力は毅然とした態度で

3.ひきこもりの長期化『8050問題』

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・誰がひきこもりになってもおかしくない「危うい社会」

 

1.ひきこもり状態に対する正しい理解と対応

今年3月に内閣府がひきこもりに関する調査報告結果を発表しています。そして、「ひきこもり対策推進事業」として各都道府県に「ひきこもり地域支援センター」を設置しています。

はじめに…私から伝えたいこと

『ひきこもり』ひきこもり

それは、怠けているのではない

誰にでも起こり得ることです

ちょっと長い『ひと休み』

そして、いちばん抜け出したいのは本人

1-1 ひきこもりの定義とその現状

今週初めに、TVで「ひきこもり」をテーマとした番組がありました。

❍ひきこもりの国内現状

国内でのひきこもり人数、40~64歳での推計61万3千人のひきこもり状態の人がいると報告しています。その内訳は7割以上が男性、約半数が7年以上の期間におよぶとのことです。

15~39歳の推計人数、54万1千人と合わせると、

日本の『ひきこもり』は100万人以上

少なくないとは思っていましたが…

そして、今、問題になっているのがひきこもり状態が長期化し、高齢化しているということです。8050問題といわれています。

❍社会的ひきこもりの定義

厚生労働省で定義している「社会的ひきこもり」とは、

社会的ひきこもりの定義

今、社会が取り組まなければならないことは、上記に示したように定義される「社会的ひきこもり」とされる、社会から孤立した状態の人が増えているということです。

❍ひきこもりが引き起こす問題

ひきこもり状態から、抜け出ることができる人もいますが、その人数は年間数千人とされ、逆にひきこもり状態に陥ってしまう人が約1万人、年々増加しているということが現実問題です。これほど、人で不足が社会問題となっている現状で、政府は70歳まで労働人口と考えていかなければならない時代にとって、喫緊の問題となっているのが、日本の現状です。

 

1-2 多様化する社会的ストレスからの逃避「社会的ひきこもり」

ひきこもりの原因は大きく2つに分けられます。

❍ひきこもりと社会的ひきこもり

  1. 統合失調症、気分障害、強迫性障害、パニック障害などの精神疾患や軽度の知的障害、学習障害、広汎性発達障害などが背景にあり、二次的にひきこもりになっている人
  2. あきらかな精神疾患が背景になく、ひきこもりそのものが主な特徴で、一時的なひきこもり状態にある人

上記の「1」の状態を除き、「2」の状態を「社会的ひきこもり」とし、その原因はさまざまな要因だとされ、社会に出ていけなくなる状態、社会参加ができなくなる、就労、就学できない、家族以外の他者との親密な仲間関係を築けない状態を「ひきこもり」と定義されています。

言い換えると、ごくふつうの誰にでも起こり得る「状態」と受けとめて欲しいということです。すごく真面目に自分と向き合いすぎて、たまたま社会と関わることが少しだけ難しい、そこからの出口が見えづらくなっているとも考えられます。そう思い込んでいるだけだともいえるのです。

❍ひきこもり状態となる精神障害を見極める

ひきこもり状態には、確定診断前の精神障害が含まれる可能性も指摘されています。適切な医師の診断を受けることが勧められます。

●鑑別を要する疾患
  • 統合失調症 ※もっとも鑑別が重要
  • 発達障害  ※誤診されることが多い
  • スチューデント・アパシーと退却神経症
  • 回避性人格障害
  • 社会不安障害
  • 境界性人格障害
  • 思春期妄想症
  • うつ病
  • 分裂病質人格障害
  • 循環性気分障害

社会的ひきこもりと鑑別が必要な疾患

<社会的ひきこもりと鑑別が必要な疾患>

❍複雑化する人間関係

心理学を学ぶ中で、さまざまな年代での心の問題があることを学んでいます。

ひきこもりは学校に行かれない、保健室登校ともいわれた不登校と同一視され、同じレベルで扱われ、就学期の問題と見られていました。しかし、社会人となった青年から、今では中高年、高齢者に至るまでそれぞれの段階でのひきこもりが生じています。

●社会的ひきこもりは社会的孤立

厚労省では、ひきこもりには何らかの精神疾患がある場合を除き、「社会的ひきこもり」として定義されています。

学校や職場、それは、自宅以外の場所に出ていけなくなる状態です。ひきこもることで外界から受けるストレスを回避し、仮の安定を得ているに過ぎない状態です。そして、その状態からも離脱できなくなっています。ひきこもりとは。その状態を示す用語であり診断名ではありません。

外出することは可能であり、必要ならば自分の興味関心のある場所、趣味に関することや、空腹を満たすために近くのコンビニへ行くことはできます。社会的な孤立であり、他者との親密な関係性を保つことができないということも「社会的なひきこもり」と定義されています。

❍社会的ひきこもりとなる原因

この社会的ひきこもりは、さまざまな理由から社会参加への自信喪失となり、強い不安感、恐怖感を感じています。その行動の特徴を次にまとめます。

●社会的ひきこもりの行動特徴
  • 不登校との関連性が高く、長期化している
  • 長期化によって、自力での社会復帰が困難となり、高年齢化が問題となる
  • 高齢化により、孤独死に至ることもある
  • 長期化とともに、精神症状を発症すること
  • さらに、家庭内暴力などの問題が生じることもある
  • 社会に対する関心がない
  • 外傷体験、挫折体験がある
  • 対人恐怖があり、ほとんど外出しない、昼夜逆転生活
  • 子ども返りのような行動とともに、親をこき使う
  • 親や家族の対応を責め、親との接触も避けるようになる

❍ひきこもり行動への理解

ひきこもり行動を知る上で大切なのは、

「個人」「家族」「社会」

この3つの関係性です。これらは、ひとつのシステムとして成立している必要性があり、バランス取りながら相互関係して日常生活の中で機能してなければなりません。

健常な個人-家族-社会システム

<健常な個人-家族-社会システム>

社会的ひきこもりとは、「個人」も「家族」「社会」ともに、すべてにおいて悪循環が生じ、それぞれが閉鎖的で完全に機能不全に陥ってしまっていることが特徴となります。

それぞれのシステム相互に対して何らかの力が作用しても、その力関係が相互に有効に機能することがなく、力を加えられた内部ではストレスとなってしまう状態となり空回りしているとも言えます。

ひきこもりのメカニズム

<ひきこもりのメカニズム>

ひきこもりへの対応には、この悪循環となっている状態を知り、理解する必要性があります。

家族がひきこもり状態に焦り、焦燥感、不安感ら、怒鳴る、叱咤するなどのさまざまなネガティブアプローチを試みるのではないでしょうか。このような働きかけは本人にとってはプレッシャーやストレスにつながります。さらに状態を悪化させてしまいます。

さらに身近な家族はこの問題を誰にも、どこにも相談することが出来ず、ただひたすらに隠し通そうとするために、ますます社会から孤立させてしまうとういう悪循環システムが成立してしまう結果になり、ひきこもり長期におよびことにつながります。

❍ひきこもりの背景的要因

定されている。ひきこもりとその親和性の規定要因に関する調査によれば、対人恐怖、うつ・罪悪感、暴力、依存などの精神症状があり、家族との情緒的絆が弱く、対人スキル苦手意識が強いことが、一般対照群からひきこもり群および親和群を判別する要因であることが見いだされている。

インターネットの普及による弊害も指摘されています。インターネットは多様な情報の有効活用などの利点がある一方、過剰使用、有害情報への接触、サイト上での誹謗中傷、犯罪被害、反社会的行為への参入、ひきこもりを助長してことも考えられます。

 

1-3 ひきこもりからの離脱は身近な「対話」から

参加した講習会では、「安心してひきこもれる関係」といっていました。

❍安心してひきこもれる関係性

ひきこもりは、社会から自分を守るため

人間にとって、必要で正常な反応

●必要な基本的対応方法と心構え

いちばん身近にいる家族が安心できる場所を作ることだといわれました。ひきこもり本人がいちばん辛い状態だということ、信じて待つという気持ちで、周囲の人は受け入れる覚悟と根気がもっとも必要とされます。そして、家族全員が同じ態度で団結することも必要です。どうしてひきこもり続けるのかなどの原因追求や誰が悪いのかなどの犯人を探すようなことも一切関係性を断ち切ることになります。

●不安や追い込むことばはNGワード

「怠けている」「甘えている」「わがままばかり」など避難するような否定的なことばや、不安を想起させるようなことば、突き詰めるようなことばや、苦悩と向き合わせるようなことばも禁忌です。これらの言葉掛けは、関係性を途絶えさせ、ますます本人を追い込み、家族内でも孤立させてしまうことになります。

●家族がいっしょにひきこもることもNG

本人に遠慮して家族が個人的な楽しみを断つこともよくありません。

その行動に、「自分はあなたのために好きなことを我慢している」「楽しむことを避けている」「あなたのために頑張っているのよ」というような、心情となり、犠牲的な感情がその行動にあるのではないでしょうか。

本人は無意識で自分が原因で家族に迷惑をかけているという気持ちが必ずあり、家族が我慢していると思うことでさらにその罪の意識を持つこともります。家族が健全な心でいること、元気でいることがもっとも良い環境となります。楽しみを見つけて、その楽しかった世間話をすることがむしろ必要とされます。

❍ひきこもりからの離脱方法

ひきこもりへの対応は「対話」からだといわれました。

対話とは

お互いが面と向かい

声を出して ことばを交わすこと

※議論・説得・尋問・叱咤激励・アドバイスは対話ではない

❍目的は対話し続けることにある

議論・説得・尋問・叱咤激励・アドバイスは対話ではないと上記に書きましたが、こちらの希望であって、ひきこもり状態の心には、それらのことばは苦痛でしかありません。再び心を閉ざし、逃げ場を失うだけです。対話ではない会話は、自己を再び追い込み、守りのためにひきこもりの場へと戻る事になってしまいます。

●答えは自分の中にある

何らかの変化を求めて、アドバイス地味たこともよい結果には繋がりません。離脱へのストーリーは自分で決めなくては絶対に上手くいきません。その方法は個々に異なり。その答えはすべて個人が決めることが最良の方法です。

日常の他愛ない会話を何も問題は無いよという姿勢で世間話をすることです。そして、対話とは主観性を交換することです。自分の正しいことが、相手にも正しいとは限りません。そんなことに人は意外に気づいていないことが多いのです。

●対話が生み出す自然な信頼空間

人は話をすることで、思考がまとまってきます。そして、気がつけばさまざまなことを話すようになっています。心地よいことばのキャッチボールが相互関係の絆を深め、気づいたらさまざまな問題となることをひきこもり本人のことばで話すようになることもあります。

❍対話の基本としては…

挨拶・誘い・お願い・相談

この4つは相手の感情に踏み込むことが少ないため、そのまま自然な対話へと進めることができます。

自分のことから、話題になっていることなど世間話などごく自然な会話です。否定的なことばではなくても、ひきこもり状態の人に対して、将来のことや、どんな仕事がよいのか、過去のことや、同級生の話題などは絶対にNGです。話たくなる時を待つことです。

❍ひきこもり対策推進事業

ひきこもりは本人の意思だけではなかなか抜け出すことが困難です。親や家族だけでは長期化しやすいという問題があります。親や家族が支援団体に相談するなどの社会、外部との接点を持ち、本人自身が社会と何らかの接点を持つことが大切です。

●ひきこもり地域支援センター設置運営事業

厚労省では平成21年度より、ひきこもりに特化した専門的な第一次相談窓口としての「ひきこもり地域支援センター」を都道府県、指定都市に設置し運営されています。ひきこもりの状態にある本人やその家族が、地域の中でいちばん初めに相談できる場所として設置されています。そしてここからより適切な支援につなげることを目的としています。

支援コーディネーターとして社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士など配置され、地域における関係機関とのネットワークの構築や、ひきこもり対策にとって必要な情報を広く提供するといった地域におけるひきこもり支援の拠点となっています。

※関連サイト「ひきこもり対策推進事業」厚生労働省

 

2.家庭内暴力は毅然とした態度で

お金の問題などから、暴力的な行動にいたることも少なく有りません。収入を得るということは、社会との関わりを持つことによる対価です。

❍決めた金額を一定額

お金の大切さを言い含めるのではなく、社会との関わりがない状況でお金を得ることが大変であることを自ら気づかせることも必要です。要求されたら与えるのではなく、決めた一定額のみとすること、必要以上に与えないことも大切なことです。

❍暴力を振るわれたらどうしますか?

人は誰でも

暴力を受けないという権利がある

そのことをきちんと、毅然として伝えることです。

自分の要求を受け入れられないことに対して、暴力的な態度を示した場合には毅然とした態度で向かうことが大切です。暴力を振るわれることを恐れて、言いなりになることや力で抑え込むこと、刺激的なことばを避け、暴力はダメだ、よくないことだというのではなく、自分の気持ちとして「嫌だ」ということばで感情を伝えることが大切です。

●毅然とした態度で第三者の援助

もしも、暴力的な態度を示した場合には、第三者を介入させることです。そして再度、暴力的な行動を行った際には、警察に通報するということを予告的に伝えることです。事前に警察に相談しておくことも必要だとされます。

●距離を保ちながら、安全につながる行動

実際に身の危険が生じた場合には、毅然とした態度で「通報」もしくはその場から「避難」し、予告した通りに実行することです。冷却時間を置き、暴力が嫌だから避難すると伝え、その日のうちに実際に行動に移すことです。

そして非難後は、すぐに連絡をすることが必須です。さらに、実際に距離を置いても、必ず毎日連絡することが必須です。

その際にはきちんと「暴力が嫌なので距離を置く」と伝えることが大切です。
「いっしょに居たくないから」「あなたが嫌なので逃げた」わけでははないこと、個人の人格を非難することばは絶対にNGです。

『嫌な状況』を伝える

人格否定=あなたが悪い、嫌い

ということばは、絶対にNG

『暴力が嫌だ』と伝える

●ゆるやかな歩み寄り

一泊程度の一時帰宅を数回切り返し、完全に暴力的な行動がおさまるまで戻らないことが鉄則です。

 

3.ひきこもりの長期化『8050問題』

ひきこもりの青少年が数十年という期間長期化し、親も高齢となるにも関わらず、収入や介護に関する問題も生じてくる。

親 80歳代、子 50歳代

この親子関係で生じる問題

日本国内で、2010年代以降発生している長期化したひきこもりに関する社会問題です。

❍長期化するひきこもりが引き起こす8050問題

日本は超高齢化社会といわれています。

青少年の「ひきこもり」という言葉が社会で聞かれるようになったのが、1980~90年代だとされ、その頃からそのままひきこもりが持続し、約30年経過しています。

30年という年数を歳にひきこもり世代に足すと、ひきこもり続ける子ども世代が40~50歳代となり、30年前に50歳代の親世代は現在70~80歳代となっています。80代の親が50代の子どもの生活までも支え、養わなければならないという状態が8050問題です。

背景にあるのは子どもの「ひきこもり」です。こうした親子が社会的に孤立し、生活が立ち行かなくなる深刻なケースが目立ちはじめています。親の収入のみで生活していた親子は、親の高齢化によって収入が無くなり、さらに、さまざまな問題から外部へ相談できないという状態が、親子でそのまま社会から孤立し、生活できなくなるという深刻な状態が隠されていることが少なくないということです。

❍隠されているさまざまな問題

日本の超高齢化社会はさまざまな問題につながります。

80代の親とひきこもり状態の50代の子が同居する世帯の孤立・困窮化に伴うさまざまな問題があります。

全般に社会との接点が少なく、高齢の親が無収入の子を預貯金や年金で支えているという世帯も多いことから、社会問題として顕在化することはなかった。

※関連サイト「80-50問題」Wikipedia

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・誰がひきこもりになってもおかしくない危うい社会

私の周囲でもひきこもりの話をよく聞きます。

決して 少なくない。

私自身も、ネガティブな思考が持続すると、ひきこもりたくなります。

報われない努力に人は無気力になることもある。逃げ込みたい場所を探し求めて、その疲弊しきった思考の延長線にはブラックで、そして、ほっとしたいという、ただそんな感情が常にある。そう…それはあたかも「シェルター」に逃げ込むような、かなりグレーなイメージのやや居心地に欠ける薄暗いシェルターかも知れない。暗闇を求めたい心は、何も見たくないと、視野を閉ざしたいという心かも知れない。

その薄暗さには強い光はいらない

やさしく、それでいて、強く、やわらかな「光明」を差し込める人はすぐ側にいる人…

そして、その光を探し、その光に手を差し伸ばしてみてください。探そうと思う心をもつことで、必ず気づくことができます。

過去を振り返ると、何もしたくなくなる、無気力に状態に落ち込む、このような状態になることは誰にでもあるのではないでしょうか。頑張る人ほどその傾向があり、そして、自分の未来に光を見いだせない…複雑な社会がその状態を長引かせている。多くの社会人がけっこう余裕がないからということも一因なのではないかと個人的にはそう思っています。

多くの人が精一杯で、いろんな問題を多くの場面で抱え込んでいる。社会環境が複雑化するほどに、その影響も大きい。それは、社会の中で人はいくつものパートを持つからです。

例えば、1人の女性の家族という最小限の場の中でも「子」「親」「妻」「兄弟」「姉妹」、親戚との関係性に及ぶとその倍以上拡がり、ご近所との関係、自治会、子どもが関係する社会、学校や子どもの友人のママ友、教師、さらにはPTA関連へ拡がり、働く女性はさらに増え、書き上げたらきりがありません。

そして、そのそれぞれで、さまざまな人間関係があります。

人の悩みは「人間関係」が作り出している

コミュニケーションのボタンを掛け違えてしまっただけなのかも知れません。そのことになかなか気づかない。自分の思いと、直ぐ側にいる隣が常に同じ景色を見ているとは限らないということなのではないでしょうか。

『ひきこもり』

それはふつうのことです

あなたにも起こり得ること

❍超高齢化社会にみるさまざまな問題

日本は超高齢化社会を迎えています。

このhealth attitude blogでもよく取り上げていますが、高齢者が高齢者を介護するという「老老介護」、その他、健康寿命の問題や、膨大な医療費問題さまざまあります。8050問題もその関連だと考えます。

人生100歳時代ともいわれていますが、健康で100歳までと考えると果てしない努力が必要だと誰もが考えるのではないでしょうか。いつまで働けるのか、定年後2,000万円以上必要だといわれ、途方にくれる中高年や高齢者も少なくないと思います。

定年後も働きたいと考えても働く場がなかなか得られないのが現実問題なのではないかと個人的には考えます。ひきこもり状態で、社会的地位のある公務員や一流企業のような場面でも、あからさまないじめが行われているという報道を耳にすると、社会に対していっそうの不安を感じるのではないでしょうか。希望した企業に入社できたとしても、もし、以前のようないじめがあったら…そう想像することはたやすく、ますますひきこもらざるを得ないと考えてしまうのではないでしょうか。

❍インターネット社会の闇につながるひきこもり

個人的にはインターネット社会の犯罪問題には疎い方だ思っています。

このひきこもりを検索するとそんな闇問題もさまざま見えてくることが今回ありました。ネットで安易に稼げる、儲かるという情報が犯罪につながることも少なくないと感じます。その歪がさまざまな犯罪に番っていることも否定できないように私は思います。

今週初めに参加することができた「ひきこもり」講演会には、平日の日中にも関わらず多くの人が参加されていました。この問題の根深さを垣間見た気がしています。

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Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

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今日のまとめ

  • ひきこもりは誰にでも起こることでああり、怠けているのではない、いちばん抜け出したいのは本人
  • 社会的ひきこもりとは、6ヶ月以上社会参加していない、社会から孤立している状況
  • ひきこもりは、社会から自分を守るため、人間にとって、必要で正常な反応

 

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Pure Medical attitude 

生理検査アティテュード®

代表 かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。

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