JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週は、喉の健康をまとめています。前回のブログでは、喉のしくみや機能を中心に、高齢者の関わる誤嚥性肺炎のリスクなどをまとめています。口腔、喉の機能がわかったところで、今日は、口腔や咽頭の疾患をまとめていきたいと思います。冬を目の前にして喉に意識をむけてみませんか? 鼻腔や口腔からの感染予防を意識して欲しい季節だからです。そして、今日のプラスαでは、口腔内の免疫機能に大きな役割を果たしている「唾液」と「ドライマウス」まとめています。冬場は、空気も乾燥する季節です。ぜひ合わせてお読み戴けたらと思います。
1.「口腔・咽頭」にみられる炎症性疾患3ポイント
1-1 口腔内の炎症「口内炎」とは?
1-2 喉に出現するさまざま症状とは?
1-3 咽頭の炎症「咽頭炎・扁桃炎」
今日のプラスα
2.唾液が気になったので...調べてみました
3.唾液の減少、口腔乾燥症・ドライマウス
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・健康は、口腔ケアから、オーラルフレイルを知って欲しい
1.「口腔・咽頭」にみられる疾患3ステップ
口腔~咽頭、喉頭は、人の栄養素を取り込む器官です。さまざまな保護機能がありますが、その過程にさまざまな炎症性疾患を引き起こすこともあります。
1-1 口腔内の炎症「口腔炎」とは?
口腔の炎症性良性疾患からまとめていきましょう。
❍体内への入り口の炎症「口内炎」とは
口腔疾患とされる「口内炎」は、口の中の粘膜の炎症の総称となり、さまざまな器官の部位によって舌炎、歯肉炎、口内炎、などと呼び分けられます。
❍口内炎の原因
口内炎の原因は、さまざまあるとされていますが、ストレス、ビタミン不足なども関係しますが、よくあるのは、歯で口の中を噛んでしまうことや、歯ブラシで粘膜を傷つけてしまうこともよくあります。また、原因不明のこともあり、他の疾患の影響で口内炎併発することもあります。
《口内炎原因》
- 偏食による鉄分、ビタミンの不足(ビタミン欠乏症の症状として発症)
- ストレスや睡眠不足
- 粘膜への物理的刺激:歯ブラシや口腔粘膜を噛んでしまう、不正咬合など
- 唾液の不足による口腔の乾燥
- 口腔内、入れ歯の衛生管理不良
上記以外に、遺伝性の原因として、食物アレルギーや粘膜が薄いなどの体質も原因としてあげられることがあります。
❍アフタ性口内炎(再発性アフタ性口内炎)
最も多く見られるのが、アフタ性口内炎です。繰り返し、アフタ(灰白色斑)が見られるために再発性ともいわれるようです。口の中に灼熱性の痛みを伴う口内炎ができる疾患で、小児期に多く、頻発するとされています。よく見られる疾患ですが、明確な原因は不明とされ、遺伝傾向もあるとも言われています。口腔内のケガや、ストレス、特定の食物が原因とされ、灼熱的な痛みを感じたあとに、アフタ性口内炎が出来ます。
●出来やすいとされる食物
チョコレート、コーヒー、ピーナッツ、卵、シリアル、アーモンド、イチゴ、チーズ、トマトなど
《アフタ性口内炎の症状》
通常、灼熱的な痛みから、発症するとされ1~2日後に、5~10mmくらいの潰瘍アフタ性口内炎が出現し、4~7日間持続するとされます。唇や頬の内側、舌、歯ぐき、口の底の部分、軟口蓋、のどなどの組織の柔らかい部分に見られます。通常、10日以内には自然に消失します。ただし、重症化すると、発熱、頸部リンパ節腫脹、全身疲労感などの症状もあるとされます。
《アフタ性口内炎への対応》
口腔内を清潔に保つことが大切で、うがいとステロイド軟膏が効くとされます。なかなか治らない場合、広範囲に及ぶ場合は、再発を頻回に繰り返す場合には、他の疾患の症状のことや、薬剤性の場合もありますので診療機関への受診することが必要となります。
❍カタル性口内炎
口腔内粘膜が、赤く腫脹し、水疱を形成し、アフタ性とは異なり境界が不明瞭です。口の中が熱感を持ち、唾液の分泌増加がみられ口臭が発生することや、味覚が分かりにくくなることがあるようです。舌の縁や、歯肉のよく出来ますが、口腔粘膜全体に出現することがあります。
《カタル性口内炎の原因》
口腔内の不衛生、義歯などの刺激、熱湯、化学薬品などの粘膜への刺激も原因となります。カゼ、胃腸疾患の部分合併症状としても発症します。
❍ウイルス性口内炎「ヘルペス性口内炎」
ウイルスが原因で起こる口内炎もあり単純ヘルペスウイルスの感染される、ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)があげられます。疱疹性歯肉口内炎ともいわれます。
一般的には、不顕性感染(無症状の感染)とされますが、まれに症状が出現する顕性感染となりヘルペス性口内炎として発症がみられます。発症の多くが小児となりますが、近年成人にも見られるとのことです。感染源は、主に唾液などの接触感染、飛沫感染となります。
《ヘルペス性口内炎の症状》
倦怠感、発熱など全身性の症状と、口腔粘膜に多数の口内炎が出現、歯肉の発赤、腫脹、びらんが特徴とされます。そのため、口腔内は不潔となるために口臭が強くなります。顎下周囲のリンパ節腫脹、痛みが強く、接触痛もあるために、食事を摂取することがこんなんとなり、会話することも痛みを生じます。
食事が摂れなくなることから、全身管理が必要となるために、入院治療が必要となることがあります。
●水痘帯状疱疹ウイルスが原因となる
身体に発症する帯状疱疹同様に、顔面や口腔内に発症することがあります。全身に拡がることは無く、神経支配する領域に一致する形で身体の片側性にブロック状に発疹が多発します。三叉神経領域の顔面皮膚に好発するとされ、広い範囲に帯状に発赤と小水疱が出現します。強い痛みを伴い、重症化する場合もあるとされています。ヘルペス性口内炎同様に、重症化した場合は、入院での全身管理が必要となる疾患です。
❍その他の口内炎
●口腔カンジダ症
真菌(カビ)による口内炎に、カンジダ・アルビカンスがおもな原因菌となる口腔感染症があり、口腔粘膜の痛み、味覚障害がなどの症状がみられます。カンジダ菌は、口腔内の常在菌とされ、通常は他の常在菌との均衡が保たれていますが、免疫力の低下、唾液量の減少、長期間にわたる抗菌薬投与などにより、常在菌バランスが崩れることで、カンジダ菌が増殖することで発症するとされています。免疫力低下の原因としては、副腎皮質ステロイド薬の投与時、糖尿病、全身衰弱などのがあげられます。
●アレルギー性口内炎
特定の食物、薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす
●ニコチン性口内炎
喫煙の習慣化により、口腔粘膜の損傷などが原因で発症、口内の粘膜や舌に白斑が出現し、がん化することもあるようです。
上記以外、手足口病、はしかなどのウイルスによる口内炎や、性感染症・STD(梅毒、淋菌、クラミジアなど)によるものもあるようです。
全身疾患が原因されるものには、自己免疫性疾患のベーチェット病、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデスなどの症状として口内炎が発症している場合もあり、さらに初期のがん疾患のこともあります。長期化するなど、気になる症状がある場合には、耳鼻咽喉科などの受診が必要とされます。
1-2 喉に現れる症状とは?
喉が炎症を起こすとどのような症状が見られるのでしょうか
❍喉に現れる症状とは
●喉の痛み
喉に炎症が生じた場合、痛みを感じます。カゼのときには、喉にも炎症が生じるために、痛みを生じますが、その他、咽頭炎や扁桃炎など、喉の粘膜が腫れる場合や、扁桃周囲に膿が溜まった状態となる扁桃周囲膿瘍、さらに喉の奥の咽頭炎や、喉頭蓋の炎症となる急性喉頭蓋炎などによっても喉の痛みを感じます。
扁桃炎、扁桃周囲膿瘍では、食事などに際して、飲みこみの時に強い痛みを生じます。喉頭炎では、声かすれも見られ、急性喉頭蓋炎では、腫れが強くなると、気道を塞ぐことにもなるために、呼吸困難になることがあります。
●喉の違和感がある
喉がすっきりしないなどの違和感、異物感として感じることがあります。この症状も多くの人にみられ、慢性咽頭炎、扁桃炎、喉頭がん、咽頭がんの初期症状のときもあります。さらに胃食道逆流症(GERD)、や加齢による粘膜分泌低下による乾燥が原因で、違和感として感じることもあるようです。原因となる症状が何も見られない心身症のひとつとしてあげられるのが、咽喉頭異常感症とされます。
●息がしにくい
先程あげた、喉頭炎の場合もあります。息がしづらい気がするだけならば、問題にはなりませんが、本当に息ができない場合は、命に関わりますので、速やかな対応が必要とされます。
ゆっくりと深呼吸してみることを試してみましょう。もし楽に息を吸ったり吐いたりすることができるのならば、心因性の症状と考えられますが、ほんとうにうまく呼吸が出来ない場合や、ひゅーひゅーといった音がする、息が漏れる、声が嗄れる、むせるなどの症状がある場合には、気道の狭窄も考えられます。命の危険性もあるために緊急の対応が必要となります。
●話しがしにくい
発音しにくい、声が出しづらい、言葉に出来ないなどの声帯の異常による障害を発声障害といいます。声帯の異常によって、声の質が悪くなる状態を言います。前回のブログで、声帯で原音が作られ、咽頭、口腔、舌、鼻腔などで言葉になるとお伝えしましたが、これらの器官に異常が生じると、声は出せるけど、言葉がよく分からない、はっきりしないなど、声帯以外の器官が関係してきます。
●声がれ
声がかれる症状がよく見られるのは、カゼに伴う急性喉頭炎です。急性喉頭蓋炎では、喉の強い痛みゃ呼吸困難を伴うことがあります。声のかれが長期間に見られる場合は、声帯ポリープや声帯結節、喉頭がんや下咽頭がん、声帯麻痺(反回神経麻痺)などの疾患が疑われることがあります。声がれの場合には、早めに耳鼻咽喉科への受診を勧められます。
●咳や・痰が出る
カゼに見られることが多い症状ですが、特に急性咽頭炎、急性気管支炎の場合に一時的な咳が出やすくなります。咳が長期間続くような場合では、胃食道逆流症(GERD)、喉頭アレルギー、せき喘息、慢性気管支炎、肺結核、肺がんなどさまざまな疾患や血圧の薬剤などがありとされています。
痰は、呼吸器の粘膜保護のために分泌されている液体です。かぜや気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、喉頭炎などの炎症性疾患により、粘膜からの液体の分泌が増えることにより、喉から痰となって排出されるものです。咳や痰が長期間続く場合には、内科、耳鼻咽喉科での診察を受けることをお勧めいたします。
●痰血が出る
痰に血液が混ざることを血痰といいますが、口から血液が混在する場合は、どこからかの出血の可能性があります。鼻、歯ぐき、喉や食道などの消化器系、肺などの呼吸器系これらのどこの器官から出血しても血痰となります。耳鼻科領域以外でも、内科領域でも関連します。いずれにしても出血源を調べることが勧められます。
●飲み込めない、飲み込みにくい、むせる
嚥下に関わる障害になります。飲み込めないという症状の原因は、食物の通り道が何らかの原因で狭くなっている場合、食物を送り込む筋力の低下などが考えられます。
炎症による粘膜の腫れで飲み込めないということもあります。この場合、注意することが必要なことは、腫瘍性疾患による狭窄です。咽頭がん、食道がんなどの有無を確認することが大切です。
そして、むせるという症状は、本来食道に入るものが、喉頭でうまく気管への蓋ができずに、食物などが気管や気管支に入ってしまう状態が生じていることになります。いわゆる「誤嚥」が起こっていることになります。この場合も、飲み込み症状と同様に、腫瘍性疾患の有無や、声帯の運動障害の有無の確認が必要となります。
高齢者の機能低下による誤嚥は、誤嚥性肺炎の原因となるために注意が必要です.
※関連ブログ 「摂食嚥下障害 」
●いびき
いびきの症状は、睡眠中に喉が狭くなることが原因とされ、呼吸による振動がいびきの原因といわれています。無呼吸を伴わない状態では、単なるいびき症とされますが、代表される疾患は、睡眠時無呼吸症候群があげられます。
その他に、鼻の疾患とされる、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などがある場合に、いびきを発症しやすくなると言われています。
※関連ブログ 胃食道逆流症(GERD)「胃潰瘍と胃の炎症性疾患」
1-3 咽頭の炎症「咽頭炎・扁桃炎」
口を開けた時に見られる炎症、咽頭炎と扁桃炎をまとめていきましょう
❍咽頭炎
炎症が咽頭に起こった状態が咽頭炎です。咽頭は、外界から鼻・口を通して直接外部と接する部分となります、そのため、身体の中でも感染症を起こしやすい部分となります。
●咽頭炎の原因
外気温の変化などのストレスや、喫煙、疲労、寝不足、などによる身体の抵抗力が低下した際に、細菌、ウイルス感染などへの免疫力が低下し、喉が赤く炎症を起こします。
●咽頭炎の症状
咽頭炎には、急性咽頭炎と慢性咽頭炎とがあります。
《急性咽頭炎》
多くの場合は、急性咽頭炎としてカゼの症状としてみられることが多く、喉の違和感、咽頭痛、嚥下痛などの症状がみられます。倦怠感、発熱などの全身症状がみられることもあります。発熱、咽頭痛、咳、痰などを訴え、口を開けると赤く腫れた咽頭が見えると思います。咽頭炎は、咽頭粘膜とリンパ組織の炎症を主とし、粘膜の発赤や腫脹、扁桃炎を合併すると発熱や嚥下痛が著明になります。
《慢性咽頭炎》
慢性咽頭炎は、大気汚染が関係し増加の傾向にあるとされています。過度の飲酒、喫煙などの刺激物により、炎症が慢性化している状態となります。咽頭の異物感、乾燥感、軽度の嚥下痛などを主症状としますが、自覚症状は軽いものが多く、どちらかと言えば、咽頭異物感や違和感などの症状に悩まされるものとされます。刺激物を遠ざけることが必要とされます。
●咽頭炎への対応
原因疾患の除去、慢性鼻炎、副鼻腔炎などへの対応、慢性症状の場合は、吸入、うがいなどでの局所対応とされます。
《喉に異常がない場合》
喉病変が見られない場合は、心因性のことが多く、咽喉頭異常感症といわれます。
心身症とされる「咽喉頭異常感症」とは?
咽頭や喉頭の異物感が持続するが、あきらかな疾患がみられないものを「咽喉頭異常感症」といいます。
にもかかわらず、「喉の締めつけ感」「喉が詰まった感じがする」「喉の閉塞感」といったような喉の違和感を訴える状態を「咽喉頭異常感症」(咽喉頭神経症)といいます。これらの症状に対して、原因となる咽頭・喉頭・頸部などの炎症や腫瘍などの原因疾患が見つからない場合は、咽喉頭異常感症とされます。
このような症状は、何なに集中できているとき、食事中にはさほど感じることはありません。つばを飲み込むときなどに強く症状を感じることが特徴とされます。
●咽喉頭異常感症の原因
多くは、心因性の要因がかかわるとされ、ストレス、抑うつ傾向の強い人、女性の場合は更年期にみられる傾向があります。身近な人が咽頭・喉頭に関連する疾患にかかったり、情報を得たりということで気になり始めるようです。逆流性食道炎、極度の貧血、嚥下障害や、がんに対する不安感などからも症状の訴えがあるようです。
咽喉頭神経症ともいわれていたことがあり、かつてヒステリー症候群とも呼ばれていたとのことです。
❍扁桃炎
口を開けた時に喉の奥、左右両側にあるのが扁桃です。(以前は扁桃腺と言っていました)
扁桃炎は、ウイルスや細菌感染による炎症です。ウイルス感染によるものが多く、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなどが原因としてあげられます。
●扁桃炎を起こすウイルス
- アデノウイルス
- 単純ヘルペスウイルス
- EBウイルス
- エンテロウイルス
その他、常在細菌による細菌が原因菌となることもあり、体力低下時に発症しやすく、溶連菌感染が原因の場合は、合併症を起こしやすいとされています。
●扁桃炎を起こす細菌
- 溶連菌
- 肺炎球菌
- インフルエンザ菌
- 黄色ブドウ球菌
●扁桃炎の原因
扁桃の機能は、体外からの異物侵入に対して阻止する防御機能をもちます。鼻や口から、ウイルスや細菌などの病原体が気管や肺への侵入することを最前線で予防しています。そのために扁桃には多くの免疫細胞が存在し、扁桃の表面は、細菌の巣になりやすく感染源となってしまうことあります。扁桃が病原体に感染し、炎症が起きた状態が急性扁桃炎となります。
●口蓋扁桃の炎症とアデノイド増殖症
子どもの扁桃が腫れ始めるのは、2~3歳頃からで、6~9歳がもっとも多くみられます。口の奥にある扁桃(咽頭扁桃)が腫れると赤くなりますが、白く膿栓が付着することもあります。咽頭扁桃のことをアデノイドといい、この咽頭扁桃が増殖したものをアデノイド増殖症といいます。アデノイドは、鼻づまりの原因となり、扁桃やアデノイドの肥大は、睡眠時呼吸障害の原因にもなるとされます。
●大人になると萎縮する扁桃の役割
口蓋扁桃は、4~8歳で最も活動が活発となり、成人では小さく不明瞭になります。子どもは、身体の免疫機能が未発達な状態のために、外部からの攻撃を受けやすい口腔内に、扁桃と防御機能を持っています。扁桃炎を発症するのは、おもに子どもですが、学童期をすぎると扁桃は萎縮していきますので、扁桃炎も発症しにくくなります。子どもが成長し、身体の免疫機能が機能し始めることで、扁桃はその役割を終え、萎縮していくとされています。
大人になっても扁桃の縮小が見られない場合を慢性扁桃炎と言っています。この状態で、扁桃に病原体となる細菌が常在していると、免疫機能が低下したときや、新たに細菌の侵入を受けた場合に扁桃炎を発症します。
●扁桃炎の症状
扁桃は、喉の奥の左右にあります。扁桃が赤く腫あがり、白い膿を持つことがあります。扁桃炎の主な症状は、喉に強い痛みがあり、38℃以上の高熱、咽頭痛、悪寒戦慄、倦怠感、頭痛、関節痛など、その他、顎や頸部リンパ節の腫脹、そのために耳や側頭部にも痛みが及ぶことがあります。熱が高く、その高熱に伴う症状も多く見られます。
鼻カゼから発症することもあり、扁桃炎が原因なって、鼻や喉頭、気管へ炎症が波及し、結果的にカゼ症状を引き起こすことにもなります。
扁桃炎 ⇨ 鼻や喉頭の炎症 ⇨ カゼ ⇨ 扁桃炎
このような感じの繰り返しが起こることもあり、カゼに続き、関節痛の症状がでることもあるようです。細菌感染では、溶連菌、ブドウ球菌肺炎球菌などがあげられますが、扁桃に膿がたまり、扁桃の表面を白色の膜で覆ってしまうような場合もあります。
❍扁桃周囲炎と扁桃周囲膿瘍
急性扁桃炎の炎症が拡がり、深い部分にまで達し、口蓋扁桃をおおう被膜と口蓋扁桃をおおう被膜と周囲の咽頭収縮筋のとの隙間に炎症がみられるものを扁桃周囲炎といい、膿がたまった状態を扁桃周囲膿瘍といいます
両方の扁桃に炎症がおこることは少ないようで、左右どちらかの口蓋扁桃に強い症状がみられます。口を開けることも困難な状況となるために、目視で確認し難い状態となりますが、片側の扁桃が暗赤色にひとく腫れ、むくんだように見えることがあります。赤く腫れて化膿するために口臭が強くなることもあり、扁桃の表面に白く膜をはっているのが確認できます。
●扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍の症状
急性扁桃炎の症状に続き、高熱が出ます。喉の強い痛みがあり、口を大きく開けることが辛く、飲食の飲み込みにも困難な状態となります。こもったような声となり、頸を傾けても痛みを感じる状態となります。
●扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍への対応
高熱と激しい痛みのために飲食が十分に摂取することができなくなります。脱水を招くこともあるため、水分や栄養補給のために補液などの点滴治療などが必要となることもあります。
口蓋扁桃に繰り返し炎症が起きると、発熱、咽頭痛のほか心臓、腎臓、関節、皮膚など全身疾患への影響もあります。再発を繰り返すようになると、扁桃を摘出することも必要とされます。早めに診療機関を受診しましょう。
2.唾液が気になったので...調べてみました
唾液とは、唾液腺から口腔内に分泌され、その成分は、水、電解質、多くの酵素が含まれる液体です。正常な人では、1~1.5L/day分泌されます。すごい量ですよね。気になりませんか?唾液の機能。
❍唾液とは?
唾液腺からの分泌物を唾液といいます。唾液腺は、3つの大きな唾液腺:大唾液腺とされる「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」の他に、口腔内に多数分布する小唾液腺が唾液を分泌しています。この分泌物が混合したものが「唾液」となります。
●唾液の組成
- 分泌量:約1~1.5L/日 ※食物の種類によって分泌量は異なる
- 外 観:粘り気のある無色の液体
- 成 分:約99.3%が水分、ムチン0.3%、有機物0.2%、無機物0.2%
- 比 重:1.002~1.008
- pH :5.4~6.0
●漿液性と粘液性
- 耳下腺 :漿液細胞のみ 漿液性 消化酵素を含み、糖質分解酵素であるプチアリンが含まれている
- 顎下腺・舌下腺:漿液細胞、粘液細胞の混合腺、ムコタンパク質が含まれている。
《プチアリンとは》
糖を加水分解する消化酵素、おもに胃の中で行われる
《ムコタンパク質》
食塊を包み込み、飲み込みを助ける作用をもつ。
❍唾液の機能
言い換えると、1日に1L以上も身体が必要としているということになります。唾液の役割を下記にまとめておきましょう。
1.咀嚼・嚥下機能を助ける補助作用
唾液には、強い粘性を持つムチンがあります。食物に湿り気を与え、食物を食塊として咀嚼、嚥下しやすくする効果があります。
2.溶媒作用・味覚へのサポート、味蕾への補助作用
唾液の水分で、食物中の味物質が唾液中に溶け込むことで、味蕾受容体となるレセプターとの反応補助となります。
3.洗浄作用 自ら清掃を行う自浄作用
食物繊維の咀嚼により、口腔内が機械的に清掃される
4. 化学的消化作用 唾液中のアミラーゼの機能
唾液中に含まれるα-アミラーゼにより、デンプンが麦芽糖に分解される
5.歯や粘膜の保護作用
唾液に含まれる、ペリクルという唾液タンパクによって覆われることで、口腔粘膜はウイルス・最近からの感染や、機械的刺激からの損傷で守られています。
6.緩衝作用・酸塩基バランスの保持、中和する作用
唾液には炭酸、重炭酸、リン酸などの作用により、口腔内を中和する機能を持ちます。歯垢のpHが酸性に傾くと歯の脱灰 (カルシウム塩の結晶の溶出現象)がおこります。
7.抗菌作用 細菌に対する免疫作用
唾液中には、細菌の活動を抑える、物質が含まれます。リゾチーム、ペルオキシダーゼ、免疫グロブリン、ラクトフェリンなどがみられる。
8.歯の再石灰化作用
唾液中には、歯質の再石灰化を促進するためのさまざまなイオン物質が含まれます。カルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンなど。
9.発がん性、変異原生抑制作用
唾液中に含まれる発がん物質とされるベンゾピレンに対抗する作用があるということです。
※変異原とは?
変異原とは、がん細胞などの突然変異を引き起こすものを指し、この変異原を抑制する作用があると言う意味です。
<唾液の機能>
❍唾液腺の疾患
大唾液腺には急性、慢性の炎症が起きますが、唾液腺にみられる疾患を、まとめておきましょう。
●唾液腺炎
唾液腺は、大唾液腺と小唾液腺から分泌され唾液を作っています。これらの唾液腺に何らかの異常があると、唾液が流れる排泄管に異常が起きると唾液の分泌不良となります。唾液腺内で化膿性炎症が発症すると、膿が口腔内に排排出されることがあります。
唾液腺の感染症の多くは、唾石などのより、唾液の流れがふさがれることにより発症します。また、唾液の分泌量が非常に少ない場合でも感染症を起こしやすくなるとされます。
唾液腺炎のリスク
- 年齢、50歳代および60歳代
- 慢性疾患、口腔乾燥症
- シェーグレン症候群
- 口腔領域の放射線療法、甲状腺がんの放射性ヨード療法を受けた人
●唾液腺の腫脹
ムンプスウイルス感染が原因とされる、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)をはじめ、「急性化膿性耳下腺炎」「急性顎下腺炎」「慢性唾液腺炎」などがみられます。炎症部位の腫脹、疼痛、唾液分泌異常、さらに腫脹により、口を開けにくくなる、嚥下痛、言葉の障害などの症状もみられることがあります。
その他、大唾液腺の腫れが成人に多く見られる疾患には、シェーグレン症候群、糖尿病、サルコイドーシス、過食症などがあげられています。
《腫瘍性疾患》
唾液腺に発症した悪性や良性の腫瘍によって唾液腺の腫れが起こることもあります。腫瘍による腫脹の場合は、しこり状に硬く腫れます。良性腫瘍の多くは、しこりに可動性がありますが、悪性の場合には、周囲の組織と癒着しますので動くことが無く、硬く触知されます。
●唾石症
唾石症とは、唾液腺もしくは、唾液腺が流れる排泄管内部に結石ができる疾患です。
顎下腺唾石症がいちばんおおく見られるようですが、耳下腺や舌下腺など他の唾液腺にも発生する石です。結石が作られると、唾液の流れが阻害されますので、当然唾液腺が腫脹し痛みが出ます。食事に際しては、多くの唾液が分泌されるために腫脹や、疼痛として感じることが特徴とされます。さらに感染症を合併すると痛みなどの症状の悪化とともに、口腔内に膿が排出されることもあります。自然に石が排出することもあるようですが、排出しない場合は、結石を摘出しなければならなくなります。
3.唾液の減少、口腔乾燥症・ドライマウス
口腔内が乾いた状態になることを口腔乾燥症・ドライマウスといいます。唾液分泌の低下だけでなく、口の中が乾いていると感じる症状のすべてを意味しているとされます。
❍口腔乾燥症・ドライマウスとは?
唾液の分泌量の低下のみではなく、さまざまな原因があるとされています。
前項の唾液のところで、1日の唾液の分泌量は、平均約1~1.5Lだとお伝えしましたが、この唾液で口腔内の食物残渣を消化器管へと、排出してくれています。加齢による分泌量の低下や、ストレスによっても唾液が出にくくなることもあり、先に上げた唾液腺の疾患などの障害によっても生じます。
❍口腔乾燥症・ドライマウスの影響
唾液の減少は、前項であげた「唾液の機能」が保たれなくなるためにさまざまな影響を及ぼします。
●唾液が減る、ドライマウスになるとどうなるの?
歯周病、虫歯、口内炎、味覚障害などをおこしやすくなり、話しにくい、乾いた食物が食べにくい、唾液による自浄作用ができなくなり、抗菌物質も減少、口腔内が不潔になりやすいために、免疫機能も当然低下します。
この状態は、当然むし歯や歯周病の原因となります。口腔粘膜にも影響し、口内炎の発症や、経口摂取障害の原因となります。高齢者では、口腔内の乾燥と、衛生管理の不良から、誤嚥性肺炎の原因にもつながります。
●口腔乾燥症・ドライマウスへの対応
ドライマウスは様々な病気の症状としてもみられることがあり、原因となる疾患がある場合は、その治療が行われます。適度な水分補給や、こまめにうがいを行い、口腔内を清潔に保ち、加湿することが大切です。体の緊張やストレスも原因となりますので、自律神経バランス整えていくことも大切です。
❍口腔乾燥症・ドライマウスの症状
唾液は、抗菌作用があり、口腔内の雑菌の繁殖を防いでいるために、この唾液が減少すると、口に中のネバネバ、ヒリヒリした感覚、う蝕(歯質の脱灰)、歯垢の増加、強い口臭などがみられます。
《口腔乾燥症・ドライマウスの症状》
- 口の乾きが気になる
- 唾液が出ないと感じがする
- 口の中のカラカラ、ネバネバが気になる
- 口が乾燥してうまく会話ができない
- 乾いた食物が食べにくい、飲み込むときによく水を飲む
- むし歯が増えた、歯周病がひどくなった、口臭がする
- 舌がヒリヒリ、口の中がぴりぴりする
- 夜間に起きて水を飲む
- 義歯で口の中が傷つきやすい
- 唇がひび割れして痛い
- 口の中の乾燥が3カ月以上毎日続いている
口腔内の乾燥が気になる場合は、歯科・口腔外科などを受診が勧められます。
❍口腔乾燥症・ドライマウスの原因
ドライマウスの原因には、さまざまあるとされます。
●唾液腺機能も加齢により低下する
最も多いのは加齢だとされ、口や顎の筋力の低下や萎縮が、唾液腺にも影響するために、機能低下による分泌量の低下を招き、中年以降、口腔内が乾燥しやすくなります。
●唾液は自律神経支配
唾液の分泌は自律神経支配となります。ストレスや緊張状態では、交感神経が優位となり、唾液の分泌が抑制されます。緊張状態が継続したときや、激しい興奮状態で口がカラカラになったことがある方もあるのではないでしょうか。人は、極度のストレス状態や、緊張状態を強いられることで、自律神経バランスが崩れ、唾液の分泌量も減少します。
●歯の健康管理不良
むし歯の未治療や、合わない入れ歯の使用により、咀嚼回数の減少や、食べることへのストレスも唾液の分泌量を低下させる原因となります。
●薬剤の副作用
抗うつ剤、抗アレルギー剤、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、降圧剤などの副作用の中に、唾液分泌の低下がみられるものがあるとのことです。
●唾液の分泌が低下する疾患
シェーグレン症候群では、唾液腺、涙腺などの外分泌腺の萎縮がみられ、口と目が乾燥する自己免疫疾患だとされています。重症化した糖尿病も、糖の血中濃度が上昇するために、の口の渇きが現れることもあります。
《ドライマウスの原因》
- 加齢による唾液分泌量の低下
- 口呼吸(鼻閉により口で呼吸をする)
- 心因的ストレス
- 多尿を引き起こす疾患:糖尿病、腎臓病、尿崩症、飲酒など
- 熱性疾患などによる発汗過多
- 薬剤の副作用
- 唾液腺疾患
- シェーグレン症候群
口腔内の炎症から、免疫機能に関係する唾液のまで今回は、範囲が拡がってしまいました。次回は、喉頭に関連する疾患・悪性疾患を中心にまとめていきたいと思います。来週15日(月)AM7時にUPの予定です。また、ぜひご訪問ください。
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・健康は、口腔ケアから、オーラルフレイルを知って欲しい
今年の1月にオーラルフレイルの講座を受講する機会を得ることができました。人生100年時代の到来への対応として、フレイルへの対応の必要性が問われていますが、その、プレフレイルの状態をキャッチするために、オーラルフレイルの大切さを知ることができました。
❍人は口から栄養を摂ることが健康の源
私は、そのこと現実問題として考えさられたことがあります。そして、私自身も食べられなくなったら人生を終えようと思っています。それが、人としての自然な姿だからです。
●食へのこだわりではなく、自然な姿としてへのこだわり
グルメ番組にも興味がなく、美食家でもなく、高級食材にもこだわりはありません。むしろ何でも美味しくいただければ良いと思っている方です。
人間が人間らしくその身体を駆使して生活することが必要だと考えるのみです。口から栄養を摂取し、消化・吸収をおこない、不要なものを排泄すること。このシステムに障害が出たら補修し、補修できなくなったときが、人生を終えるときだと思うのです。
❍食事をしなくても誤嚥性肺炎
誤嚥は、食べ物だけではありません。唾液でむせることかありませんか?唾液も食道に流されなければならないのですが、誤って、気管に入り込むと激しく咳き込むことあるのではないでしょうか。
●口腔内が汚れた状態だと…
夜中に就寝時にも、当然唾液が分泌されますので、突然、咳き込んだりとかする場合は、唾液を誤嚥していることになります。口腔ケアが疎かになると、唾液にも当然細菌が増殖されます。その唾液が気管に入り込むと当然肺炎の危険性が上昇することになります。
❍しっかり咀嚼することから
健康は、しっかりと咀嚼し、唾液とともに胃に送ることで、消化吸収が良い状態で行われます。噛めなくなると食欲も減退します。しっかりと咀嚼できる健康な歯を持つことが大切です。オーラルケアの大切さを以前のブログでまとめています。お時間ある時にぜひお読み戴けたらと思います。
※関連ブログ「口腔ケア、オーラルフレイルが健康寿命を変える!?」
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード® Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 口内炎は、さまざまな原因から発症し、全身疾患からできることもある
- 喉の症状はさまざま、心因性で息ができないこともある
- 扁桃炎は、免疫機能が未発達な子どもがおもにかかる疾患
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