元気&HealthのJunchanのblogに、ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週のテーマは心の健康として、色の効果「衣・食・住」をまとめています。前回のブログでは、色の基本的な内容、マンセル色相環、色のもつ基本イメージです。そして住空間への色の心理的影響、イメージも受け取り方は、人それぞれです。2回目の今日は、食への心理的効果をまとめてみましょう。食の色味は、食欲と関係します。そして食材の色は記憶色となって選別しています。色の同化と対比、そしてその同化や対比を上手く利用して料理の色を引き立たせる方法など、テーブルウェアなどのポイントをまとめていきましょう。

 

1.食とCOLORがつながるまでのアプローチ3つ

1-1 食欲と色との関係性

1-2 食材の色 フードカラー

1-3 食欲を満たすテーブルカラー

今日のプラスα

2.見た目も味覚、味のエッセンス

3.美味しい食卓の照明とは?

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・食事は、すべての感覚、五感を満たす生理活動「食欲」

 

1.食とCOLORがつながるアプローチ3つ

食とCOLORの関係性を、「食欲」「食材」「テーブルウェアの演出」この3つのポイントからアプローチしていきましょう。

1-1 食欲と色との関係性

同じ料理でも器・食器との色や形が大きく影響することがあると思います。そのお話の前に、「食欲」を振り返ってみましょう。

◯目の前の料理...食べるか?否か?その判断「食欲」

料理は、目で愛でるとも言われます。視覚で楽しみ味を思い浮かべる。そこに香りの情報もプラスされる。食欲は、人が生きるための生理的欲求です。マズローの5段階欲求でいちばん低次の基本的欲求となります。以前のブログでお伝えしたことを復習しておきましょう!

●空腹感と満腹感のバランスで決まる「食欲中枢」

食欲を司る食欲中枢は、大脳の視床下部外側野にあり、空腹感を感じる摂食中枢と満腹中枢でコントロールされています。摂食中枢が刺激されると食欲がわき、満腹中枢が刺激されると食欲は、無くなります。

・空腹感とは?

空腹感は、生物があたりまえに生じる生きるための感覚、生理的欲求です。身体の栄養素が無くなったと感じる感覚、食後、数時間経過したのち、脳が身体の中の栄養素が不足しているという刺激を受けている状態、食べ物が欲しくなる感覚をいいます。

・満腹感とは?

満腹感は、お腹がいっぱいになり、もうこれ以上食べ物は必要ない、食べる行動をやめさせる機能です。空腹感で不快さを感じた脳は、満足感を得て食欲は抑制されます。

・食欲とは・・・

このように生理的に起こり、生命維持に関わる欲求です。長く食物を摂取しないでいると発せられる飢餓感として身体からのサインです。

 ◯視覚から得る食の情報、眼で感じる、心理的・感覚的に起こる食欲

もう一つが、心理的・感覚的に起こる食欲です、「わぁ~~美味しそう!」この感情を伴う食欲で五感を刺激されることにより心理的に起こる欲求があります。「もうお腹いっぱいだわぁ...」というのに、目の前に出されたデザートに思わず手が出る、「甘い物~♡」ということもあるのではないでしょうか。これがよく言う別腹なのかも知れませんね。

五感とは、味覚(大好きなスイーツの味など)、視覚(食材の見た目、美味しそう)、嗅覚(かおり、甘いかおり、スパイシーな刺激)、聴覚(シャキシャキ、バリバリ)、身体感覚(アツアツな出来たて感、キンキンに冷えた喉越し)などの五感もさらに食欲に関わってきます。人は、食事をするときにさまざまな五感を感じています。この中には、会食、会話を楽しみながらの食も、身体感覚として五感をさらに効果的に刺激しています。最後の「Pure Medical attitudeからのメッセージ」で加筆していますので合わせてぜひお読みください。

人の食欲を左右する因子として「血糖値」「自律神経」「ホルモン」「五感」の4つがあげられると言われています。

※関連ブログ:生理的欲求「生理的欲求「食欲」とは?

◯人は五感で食事をする

これらの五感の情報は、大脳皮質へ伝わり、扁桃体で知識や経験として統合されます。この情報の蓄積には、その人の感性、好みとしてフィルターを作っています。言い換えると、好き嫌いとなり、好き嫌いは、五感で判断されているのです。

扁桃体は、人の情動反応を処理しています。受け取られた食に対する五感反応は、視床下部の摂食中枢、すなわち摂食中枢と満腹中枢を刺激しています。

◯視覚から得る食の情報、色で危険を察知する

食物を目にした時、古いか、新しいかをまず見た目で判断しませんか?冷蔵庫に入れて忘れていた食物に気づき、まだ食べられるかどうか?その判断です。変色していたり、カビが生えていたり、さらにニオイを嗅ぐ。食材を買いに行ったときも、新鮮さのチェックを一番始めに色で判断していませんか?野菜を品定めするときには、葉が黄色くなっているものや、レタスやキャベツなどの切り口の変色で、新鮮なを見極めているのではないでしょうか。魚は目の濁り味のないものとか、で判断していませんか。

知識として、左脳からの情報を引っ張り出し、魚の目、背びれや鱗の状態なども見ることがあるでしょう、でも知らない場合は、人は無意識にでも五感を使っています。何となくこっちが良いと判断しているのだと私は思っています。但し、まったく見ずに買う方もいるのかも知れませんが。余談ですが、この商品購入の判断基準には「バリュー価値観」が関係しています。

食べても大丈夫かどうかを無意識にも、見た目でちゃんとチェックしています。目の前に出された食事を目で安全かどうかを何となくでも無意識は、身を守るためにジャッジしているということです。

どちらの肉を食べたいと思いますか?

食材の鮮度:彩度(色の鮮やかさ)

<食材の鮮度:彩度 色の鮮やかさ>

●満腹中枢の声 VS 見た目 心の中の小さな葛藤

食べすぎないようにするには、意識的に満腹中枢の声をちゃんと受け入れることです。

もう食物・栄養は十分という満腹中枢の声に対して、見た目が「これ大好きもっと食べれば幸せホルモンドンドン出るよ~♪」という悪魔のようなささやきを取るかで、食べ過ぎるかどうかが決まります。意識で食欲中枢をコントロールできるかどうかで決まるともいえます。

◯日本の食文化から見た色彩

日本には、お正月におせち料理を作り、食べる文化があります。今では、ネットで注文する時代となっていますが、以前は年末大晦日まで主婦が作るものとして、私も高校の時に、好きな伊達巻と栗きんとんを作ったことを記憶しています。おせちの始まりや歴史は、ここでは語りませんが、「色」にまつわる意味を見てみましょう。

●おせち料理の色と意味
  • 黒豆      :黒 魔除けの色
  • 数の子     :黄 五行の中心色 鰊は春告魚(はるつげうお:春の使者)
  • 伊達巻(だてまき):黄 五行の中心色結ぶという縁起物、
  • 海老      :赤 瑞祥(吉兆)の色、老人、長寿
  • 昆布      :黒 魔除けの色、喜ぶにつながる縁起物
  • 金団(きんとん):金の塊を意味する、招福のシンボル
  • 蒲鉾      :紅白の慶事、祝い事の象徴
  • 鯛       :めでたいにつながる福の神、恵比寿様が釣る瑞祥の印、赤は慶賀
  • 柚子      :黄 五行の中心色

おせち料理に重箱に詰められる料理には、さまざまな意味があります。これ以外にも煮物や酢の物など、日本古来のおせち料理にはさまざまな意味が込められています。彩りもよく、新しい年を迎えるための慶事にふさわしい色鮮やかな色彩を、バランスよく造り手の心とともに、お重箱に詰め込まれています。

お正月に家族揃って笑顔で1年の安寧を祈り、お節料理を食べることが何よりです。新たな年の始まりとして、人としての欲求、食欲を心の彩りとともに、豊かに満たすことになるのではないでしょうか。

 

おせち料理の色と意味

 <おせち料理の色と意味>

 

◯日本料理の五味・五色・五法・五感

古来、日本の食は、視覚、目で愛で、触感で噛みごたえ、のどごしで食を感じながら、味覚で味を味わう楽しみがある。素材のもつそのものの味を上手く引き出し、素材固有色を生かして調理されると言われているそうです。「五味」「五色」「五法」「五感」という日本料理の特徴があるとされています。

《五 味》 甘・旨・塩・酸・苦

日本の四季を表す食材の味、甘味・旨味・塩味・酸味・苦味の5つの基本の味

《五 色》 赤・黄・青(緑)・白・黒(紫)

赤・黄・青(緑)・白・黒(紫)の5色。食材や器の色、黒塗りの盆や、朱塗りのお椀、アクセントに用いられる、葉や花の色みも含まれます。

《五 法》 生(切る)・焼く・煮る・蒸す・揚げる

調理法のこと、切るは刺身、焼くは焼き物、煮るは煮物、揚げるは揚げ物を意味しています。会席料理には、この五法で調理されたものが必ず出されます。

《五 感》 視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚

人は五感を活用して日常の食事を味わっています。一番最後に関連内容で書いています。

 

日本料理の特徴

<日本料理の特徴>

 

1-2 食材の色 フードカラー

食材の「色」は食欲に関係します。では、どのような色どりの料理が美味しく見るのでしょうか。フードカラーをまとめていきましょう。

◯食欲をUPさせる美味しく見える色とは

カツオやマグロの刺身が黒っぽく鮮度が落ちていたら食べたくなくなる、当然そのような状態でスーパーに陳列されていたら買おうとも思わないのではないでしょうか。真っ黒に焦げたトーストも、黄色くなった葉物野菜も食べたくなくなる。みかんやトマトの熟した色が緑色だとまだ熟していないと判断されます。

肉や果物の色は、暖色系の色が多く、色合いや色みで鮮度を判断し、変色の状態でその食材を判断しています。一般的に、青色の食材を探すのは難しいとされています。

●食欲をそそられる色

食欲をそそる色は、暖色系は自律神経を刺激し、消化作用を助けてくれます。食欲を増進させる色は、暖色系の赤~橙~黄から中間色の緑までとなります。中でも橙色はもっとも食欲を刺激する色みとされています。

●食欲を減退させる色食欲と色

逆に食欲を減退させる色としては、青緑、青、紫、グレーなどの色があげられます。どちらのビールが飲みたいか?やはり、普通のビールの方が飲みたいと思いますが、ブルーのビールにも興味をそそられる、飲んでみたいと思うこともあるのでしょうか。怖いものみたさという好奇心。。。笑

 

 

◯味覚と記憶色の関係

記憶色とは、人がイメージとして記憶している色のことです、イチゴやトマト=赤、バナナ=黄 などの色です。食材を選ぶ時に、食品や食材などの持つ固有の色とこの記憶色が関係しています。長い食習慣や過去の経験により、大抵のものの感じや味を記憶しています。甘くて美味しいイチゴは赤かった。よく熟れたバナナは黄色く、古く、傷んでくると茶色っぽく黒ずんでくる。このように記憶されて購入の時に判断しているのではないでしょうか。美味しく見える色

このように記憶色を無意識に使い、その色から味を連想(イメージ)し、自分の好みの味かそうでないかを購入するときや、食べる前に判断していることがあるのではないでしょうか。

鮮度の高い固有色(その物の持つ色)は食欲を刺激し、鮮度の低いと感じる固有色は、食欲を減退させてしまうことになります。

<美味しく見える色>

 

◯食の五原色(赤・黄・緑・黒・白)

食の色の意味をまとめておきましょう。

※注意)通常よくある食品分類の色分けとはやや異なっています

《赤の食品》

肉や赤身の魚に含まれるタンパク質は、身体のエネルギー源、臓器を作る栄養源になります。人参などの赤い色素はカロテノイドの一種、β-カロテン、より鮮やかな色ほど、カロテンの量も豊富に含まれます。カロテンは血液をサラサラににし、美肌と目の健康にもプラス効果が得られます。

赤身の肉・レバー・トマト・リンゴ・イチゴ・赤ピーマン・スイカ・ラディッシュ など

《黄の食品》

大豆やチーズなどには、心を安定させる成分が含まれます。大豆は脳細胞を活性化、記憶力アップ、、グレープフルーツやレモンには、ビタミンCを多く含み、風邪の予防や老化防止に、バナナはカリウムが豊富な食材です。

バター・チーズ・トウモロコシ・バナナ・グレープフルーツ・レモン・パイナップル・メロン・カボチャ など

《緑の食品》

緑色野菜は、豊富なビタミン源となります。小松菜、ほうれん草、春菊などに含まれるビタミンKは、骨の生成に欠かせない栄養素です。ブロッコリーやニラ、菜の花は貧血予防に、胎児の発育には欠かせない栄養素を含んでいます。アボカドは、悪玉コレステロールを減少させてくれます。

ホウレン草・小松菜・キュウリ・ネギ・ピーマン・ブロッコリー・アスパラガス・キウイ・アボカド・ズッキーニ など

《黒の食品》

ヒジキや海苔の含まれる鉄分は、血液を作るためには欠かせません。女性に多い鉄欠乏性貧血の予防のためにも十分に摂りたい食材です。ワカメ、昆布などのぬるぬる食材は、抗がん作用があり、コレステロール値を抑える働きもあります。

ヒジキ・ワカメ・昆布・海苔・黒ゴマ・黒豆・コンニャク・シイタケ・ソバ・小豆 など

※関連ブログ 「大切な微量ミネラルたち」「貧血の分類とよくある貧血

《白の食材品》

ごはん、麺類などの炭水化物などの糖質は、脳のエネルギー源となる栄養素です。不足すると脳の機能にも影響することがあります。よくいわれる糖質抜きのダイエットも注意が必要です。牛乳、木綿豆腐には、カルシウムが多く含まれ吸収が良い食材です。

白米・牛乳・豆腐・ジャガイモ・レンコン・大根・カブ・タマネギ・カリフラワー・ニンニク・ショウガ など

《紫の食品》

紫の食材にもみておきましょう。ナス、ブドウ、ブルーベリー、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの仲間、アントシアニン色素は、視細胞へ働きかけます。視力回復などに効果があるとされ、肝機能を向上させ、皮膚やコラーゲンの生成も促進させます。

ナス・ブドウ・ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリー など

1-3 食欲を満たすテーブルカラー

前回のブログで少し触れましたが、色の見え方が周囲の色に影響することや、補色の関係性色が残像として残ることがあります。

◯フードコーディネートが必要な理由

美味しい料理でも盛り付け方により見た目も味も半減してしまうことがあります。一生懸命作ってもあまり美味しそうに見えない...そんな残念な結果になってしまったことありませんか。フードコーディネートは、食欲にプラスするためには欠かせない要素となります。季節の食材を用いて、調理し、彩り鮮やかに品よく盛り付けを行うことで作られた料理も活かされます。お料理もきちんとお化粧をしてあげないとです。

◯フードコーディネートに必要なこと

食にはさまざまなシーンがあります。いつ、どこで、誰と、何を、どのようになどそれぞれの状況に応じてメニュー構成やテーブル設定なども考えることが求められることがあるのではないでしょうか。

●五感を満たす、五味・五色・五法の組み合わせ

食材の組み合わせ方、料理の取り合わせ、料理法、器の使い方、バランスのよく五味・五色・五法を取り入れて五感で味わえるような構成をしていくことが、フードコーディネートには必要とされます。

●器の選び方

器にもさまざまな種類があり、その役割も大切です。そのポイントは器の持つイメージが料理に合うか否かです。

《器のイメージ》
  • 色・デザイン・スタイル
  • 素材
  • 季節感
《配色》
  • 料理と器の配色
  • テーブルの配色
  • 食事をする空間全体の配色
《季節感》
  • 食材の旬
  • テーブルウエアの素材の色・柄・材質 などの季節感
  • 行事・文化
《テーブルスタイル》 シーンに合わせたスタイルを考える
  • フォーマル
  • インフォーマル
  • トラディショナル

◯美味しい色に見える工夫

料理を盛り付けるときにメイン食材の色がベースカラーになります。

●メインとなるベースカラーを中心に

日本の食文化でみると、茶懐石のメインとなる椀盛りのメインは、白身魚や鳥肉、豆腐、ゆばなどの無彩色が中心のベースカラーとなります。ベースカラーの引き立て役として有彩色のサブカラーを彩りとして野菜類の色みが加わる。さらにアクセントカラーとして、柚子などの香り物が添えられます。洋食にしてもメインのなるベースカラーを引き立てる様にサブカラーの野菜類が置かれます。

●季節感を添える

季節に合わせた季節感を盛り込んだコーディネートも食欲にプラスになります。季節の食材を効果的に用いることをベースに、メインとなる食材のベースカラーを引き立てるような配色を考える。夏は、色数を少なくして、白や肌色が見えるような涼しげな印象のコーディネートになるように配色をすること。冬は暖色系の赤・黄を多めに用いて暖かさを演出するように心がけてみてください。

 

2.見た目も味覚、味のエッセンス

色相の同化や、明度の同化は日常的に起こっています。またそのような見え方を利用して、食品パッケージや、配色を考えて盛り付けされています。よくいわれる「インスタ映え」です。

◯合わせる色で見える印象が変わる、色の対比現象

色の対比とは、それぞれの色の持つ独自の性質が強められるために、隣り合う2色の相違がより大きくなる現象です。

《色相対比》

色相の異なる色が隣り合う場合、それぞれの色が影響し合うために、色みが変わってしまうことをいいます。

《明度対比》

明るさの異なる色が隣り合う場合、それぞれの色が影響し合うために、明るさが異なって見えてしまいます。明るい方はより明るく、暗い方はより暗くなり明度差が大きくなります

《彩度対比》

彩度の異なる色が隣り合う場合、それぞれの色が影響し合うために、鮮やかさが変化して見えます。鮮やかな色はより鮮やかに、濁りみのある色はより濁った色に見えてしまい彩度差が大きくなります

これ以外にも、補色対比、色陰現象といわれるものがあります。

 

対比 隣り合う色の見え方

<対比 隣り合う色の見え方>

◯色が変わる?目の見え方の不思議、色の同化現象

色の同化とは、隣り合った色同士が似通って見えてしまうことをいい、同化現象といいます。

  • A 色相の同化:近接した色相に近づく 黄色の地の場合
    • (左)に緑のラインを入れると緑みを帯びて見える
    • (右)赤のラインを入れると赤みを帯びる
  • B 色相の同化:中間色の紫の場合
    • (左)青のラインを入れると青みを帯びて見える
    • (右)赤のラインを入れると赤みを帯びて見える
  • C 明度の同化:グレーの地の場合
    • (左)黒のラインを入れると黒みを帯びる見える
    • (右)白のラインを入れると白みを帯びて見える
  • D 彩度の同化:鮮やかさが近づく 中彩度の緑の場合
    • (左)鮮やかな緑のラインを入れると地色がより鮮やかに見える
    • (右)灰みの緑のラインを入れると地色がより灰みがかって見える

 

色の同化現象

<色の同化現象>

この色の同化現象を考えながら、スーパーの食材を眺めて見るのも楽しいかも知れませんね。オクラが緑色のネットに入っている理由、みかんが赤いネットに入っている理由がちゃんとあるのです。

 

3.美味しい食卓の照明とは?

照明の種類によって、色の見え方が異なると思ったことありませんか?

◯照明の種類

●白色電球

白色電球は、赤~橙~黄の波長を多く含みます。もっともダイニングテーブルに適している光源です。自律神経を刺激、食欲を増進させてくれます。消化を促進させ、温かみのある光は、気分を穏やかにさせ、リラックス効果が得られます。人の表情をいきいきとさせ、家族団らんにふさわしい光を演出してくれます。

●蛍光ランプ

蛍光ランプには、さまざまな光の色があります。昼光色、昼白色、白色、温白色などこの順番で黄みが増えていきます。昼光色は、やや青みを帯びた光でさわやかな印象を持つ光です。昼白色は、いちばん自然に近い光の色になります。白色は、やや温かみのある雰囲気となります。

◯演色性ということばを知っていますか

照明は、光源(光を発するもの)の種類によってこのように含む色みが異なります。買い物へ行き、帰宅後に買ってきた食材を見て、何だか買った時と色みが違うなあと、そんな経験ありませんか?

食卓など食事をする場所の照明、この照明の光源の相違から食べ物そのものの色が異なって見えてしまうこと演色性といいます。

●温かみのある色

白熱電球は、赤みへの傾向が強くなり、ほとんど青みを含みません。暖色となる赤~橙~黄が鮮やかさを増して見えることになります。赤みの肉や魚は、色鮮やかに美味しそうと感じられますが、緑黄色野菜はくすんでみえることになります。

●食欲が減退する色

昼光色の蛍光灯は、赤、橙などをほとんど含まない光源となります。そのため、料理の大半を占める赤~橙色の料理の鮮度が低下して見えてしまうことになります。空腹感が感じない、消化を低下させてしまうこともあります。思っている以上に照明の色が食材の鮮度の見え方に影響しています。

 

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

食事は、すべての感覚、五感を満たす生理活動「食欲」

 

◯食欲中枢を再考する「生理的刺激」と「心理的刺激」

介護予防運動指導員としての学びの中で、高齢者のフレイルや認知症の問題が必ずあげられます。以前のブログでも扱った内容ですが、3つのフレイル「心理的・認知的フレイル」「身体的フレイル」「社会的フレイル」があげられます。この社会的フレイルの問題としてあげられていることが、孤食の問題です。家族がいても孤食になっているという現実です。

●栄養補給だけではない食べること

食欲とは、空腹を満たせばよいと思っていないでしょうか。そして空腹が満たされれば何でもよいと思っているのではないでしょうか。ただ物を食べるだけで食欲は満たされないと私は思うのです。空腹感を満たすことはできるとは思います。空腹感が満たされれば、食欲中枢の生理的刺激が満たされます。しかし、心理的刺激はどうでしょうか。

人の食欲は、大脳の視床下部外側野にある食欲を起こさせる食欲中枢、摂食中枢と満腹中枢でコントロールされています。摂食中枢が刺激されると食欲がわき、満腹中枢が刺激されると食欲は、無くなります。(関連ブロク参照)

食欲は、今日のトップでお伝えしたように生理的に起こる食欲、すなわち生命維持に関わる欲求です。長く食物を摂取せずにいると飢餓感、空腹感を感じます。人の脳の扁桃体は、人の情動反応を処理しています。受け取られた食に対する五感反応は、視床下部の摂食中枢、すなわち摂食中枢と満腹中枢を刺激しています。

●食欲と五感の関係性

人は、自分が好きなものを目の前にした時どのような感情の変化がみられるでしょうか。

  • 視覚:自分の大好きなものを目の前に置かれ、味をイメージして食べたいと思う。大好きなそのものの味を思い出し、イメージの中ではすでに味わっているのかも知れません。満腹状態でも、眼が食べたいと思うということをいうことがあるのではないでしょうか。食器も含めた、盛り付けなどの見た目、色彩、色味も大きく影響しています。
  • 味覚:そして、実際に味わい、美味しい、もっと食べたいと思うのかも知れません。満足感や、充足感とともに、物足りなさのようなマイナス感情を持つこともあるのかも知れません。さらに人は、イメージの中でも味覚を感じることができます。レモンを思い出し酸っぱさ感じることができるのです。
  • 触覚:実際に食べた時の、舌触りや、触感がなめらかで快い、歯ざわり、舌触りなど、のど越しなどを感じることで、幸せホルモンが分泌されます。
  • 嗅覚:食した時、匂い、かおり、刺激的なにおい、カレーやスパイス、甘いかおり、レモンや柑橘系、お醤油を焦がす香りなども食欲を満たし、嗅覚は本能に直結し、記憶と結びつきやすい感覚器官です。
  • 聴覚:食事の時の音、シャキシャキ噛み砕く音、つるつるなめらかな啜る音もですが、調理をする包丁とまな板の音、炒めるジュッという音、炭火で焼くときのパチパチ音なども食欲につながります。
●プラスの心理的刺激感覚

上記にあげた五感プラス、視覚と聴覚から得られる共感覚としての身体感覚があると私は思っています。食事の空間を創り出す「空間・場の空気」です。食材やテーブルやテーブルウェア、照明、その他の物以外の人とのコミュニケーションです。美味しい料理を食べながら談笑する、人の温度感、ぬくもりのある空気です。その場のエネルギーをすべて人は受け取り生理的刺激を満たすとともに、人として心理的刺激として受け取りホルモンが分泌されます。自己肯定感に繋がり、いきがいに繋がります。この部分をともに満たして、食欲が満たされるのではないでしょうか。

※関連サイト フレイルの関係性「人生100年での向き合うべき課題

◯美味しい食事よりも、楽しい食事が食べたいと思ったこと

空腹感を感じないけれども食べなければならない、十分に消化酵素も分泌されないのでしょう。すぐに食べたくなくなってしまいます。気心知れた人たちとの会話を楽しみながら食べることが、最高に贅沢なテーブルウェアになるのだと私は思っています。

食卓を準備するときに、好きなお惣菜を並べるのも良いのかも知れません。でも、食材選びから作ることをイメージし、料理をするプロセスもエッセンスです。誰かのために料理をすること、食べたときのことばや表情を想像しながら、心を込めて作る(創る)ことを楽しむこと、その心はやはり最高の隠し味となり、プラスαのエッセンスなのではないでしょうか。作れる幸せも最高の幸せホルモンが得られるのだと私は思います。

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード® Junchan♪

 

今日のまとめ

  • 食欲は、生理的欲求であり、生理的刺激と心理的刺激が作用する
  • 熟した色は、赤~橙~黄の暖色系、食欲を減退させる色は、青緑、青、紫、グレー
  • 五味・五色・五法を活かしたフードコーディネートをおこなうことで、五感で食欲は満たされる

 

次回、最終回はいよいよ、「自分をささえてくれるCOLOR」です。24日AM7時の予定です。

 

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今日も最後までありがとうございました。

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