JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週のテーマは、鼻の機能、特に嗅覚を取り上げてまとめています。初回は、鼻の構造とにおいの関係性、前回は、嗅覚障害を中心に鼻の疾患、そして今日は、嗅覚にフォーカスしてまとめていきたいと思います。ここまでも、嗅覚の特性として、記憶との関連性をいろいろお伝えしてきました。さらに脳との記憶との関連性なども絡めてまとめていきましょう。そして、知ることで、原始脳につながる香りを活かした生活を楽しむためにぜひお役立ていただけたら嬉しいです。

1.においと記憶と脳、生活に活かすための3つの特性

1-1 原始記憶とされる嗅覚の特性を再確認  

1-2 乳児嗅覚は、生命維持に関わる遺伝子の記憶特性

1-3 毎日の記憶力UP、記憶と五感の関係特性

今日のプラスα

2.人の味覚の発達とは

3.においで同種を誘うフェロモンとは?

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・実践心理学の中で使われる五感

 

1. においと記憶と脳、生活に活かすための3つの特性

鼻の機能のひとつ、におい・嗅覚を受け持つ部分に五感としての心理的な部分にフォーカスして見ていきましょう。

1-1 原始記憶とされる嗅覚の特性

前回のブログでも嗅覚の特性としてまとめました。原始記憶といわれる理由は、嗅覚は本能、生きのびるためにっ必要な記憶だからです。

❍脳に直結する嗅覚

人の五感:視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の中で、唯一、嗅覚中枢のみ、情動・感情中枢と隣り合わせの大脳辺縁系に位置します。このために嗅覚が原始記憶といわれている理由です。においは感情に強い影響を与えます。

●嗅覚中枢の位置、脳の

人の脳は、脳幹(間脳、中脳、橋、延髄)、小脳から成り立ちます。脳幹は、生命維持、生きていきためにいちばん大切な部分となります。この脳幹を包み込むように大脳に守られているかのように頭蓋骨の中を大部分を締めているのが人の脳の特徴です。人の大脳は、非常に発達していて、神経細胞が集中する、灰白質=大脳辺縁系は、大脳皮質と、白質=神経線維でから成り立ちます。大脳皮質で物事を考えということをおこないますが、辺縁系では、本能系の役割を担っています。

嗅覚中枢の位置

<嗅覚中枢の位置>

●脳の進化からみる嗅覚

脳の進化は、中心部分から外側にむけて進化の過程が見られます。中心部分にいくほど、野生的で、原始的な脳となります。大脳辺縁系は、脳の古い部位の一つとされ、嗅葉olfactory lobesと関連しているといわれています。魚類の脳には、この辺縁系が確認されます。動物の進化で高等になるほど新皮質の部分が大きな割合をしめるようになりますが、この辺縁系の発達には差がなくなります。辺縁系は、動物共通の機能となります。

嗅覚中枢は、大脳辺縁系に位置しますので、より他の五感と比較すると、この原始的な部分直結していることになります。「におい=嗅覚」の大切さが理解できるのではないでしょうか。

●嗅覚中枢もある、大脳辺縁系とは?

大脳辺縁系は、喜怒哀楽などの感情を司る部分、大脳基底核の外側を取り巻くように大脳の内側、奥深くにある部分の総称となります。生命維持や本能、行動情動行動、意欲、記憶、自律神経系の活動にかかわる部分の総称である。記憶の貯蔵庫(短期記憶に関わる)といわれる海馬、感情との関係が深い扁桃体など小型の脳が集まる部分となります。海馬と扁桃体は、それぞれ記憶形成と情動発現に大きく関与するとされる部分となります。

《扁桃体》情動の中心的な役割

扁桃体は、側頭葉内側の奥に存在し、アーモンド形をしていて、視覚、聴覚、嗅覚、味覚など、様々な神経細胞が集まります。情動反応の出来事の処理と記憶に関わり、貯蔵における主要な役割を持つことが分かっています。

大脳辺縁系の一部として考えられていて、視床下部に情報を送り、ドーパミンがの放出を促します。状態での快感が好きという感情を生みだし、扁桃体の細胞に記憶され、扁桃体は好き、嫌いに反応する細胞があるといわれています。

《海 馬》記憶の形成や保持

海馬は、大脳辺縁系の一部で、特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官となります。虚血に対して弱く、アルツハイマー病の最初の病変部位ともいわれています。認知症で萎縮が見られる場所としてご存知のかたも多いのではないでしょうか。

海馬は、脳の研究が最も進んでいる部位とされ、心理的ストレスを長期間受け続けることにより、ストレスホルモンと言われるコルチゾールの分泌が進むことにより、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮するといわれています。心的外傷後ストレス障害:PTSDやうつ病では、海馬に萎縮が見られるといわれています。海馬は、短期記憶に関係し、一時的な記憶の貯蔵庫としての機能を持ちます。

逆に、脳内ホルモンといわれているβエンドルフィンの分泌が海馬にも効果的に影響するとされ、長期記憶が増強するととされています。

※参考サイト「海馬」「扁桃体」Wikipedia

《側頭葉》

側頭葉には、記憶の中枢、聴覚の中枢、臭覚の中枢、感覚言語の中枢があります。特に記憶の役割が重要とされ、長期記憶の保存を行います。聴覚野でもある、側頭葉は、音声の他に、文字の意味を理解する、感覚言語中枢にも関わりを持っています。

記憶できない障害は海馬の障害となり、思い出せないという記憶障害は、側頭葉の機能低下となります。

●認知症は海馬の萎縮が多い

認知症の原因のひとつとして、海馬の萎縮があげられますが、認知症となっても、側頭葉の障害がなければ、長期記憶は保たれていることになります。そのため、過去のことはしっかりと思い出すことができます。

大脳領域・機能

<大脳領域・機能>

1-2 乳児嗅覚は、生命維持に関わる遺伝子の記憶特性

嗅覚は、生まれでた時に、生きていくために母親から母乳を得るために必要なの能力、本能として必要な生得的な記憶です。脳の奥深く。嗅覚が、原始脳とされること、人の胎生期での発達過程を振り返ってみても、理解できると思います。

❍視覚を補う嗅覚の発達

乳児の嗅覚の発達を再度まとめておきましょう

  • 胎生期 8週頃 鼻の形成
  • 胎生期 20週頃 嗅覚細胞の完成、嗅覚機能の完成
  • 生後5~6日 母親の母乳のにおいを嗅ぎ分ける、母親への信頼感、危険なものの判断能力を持つ

新生児は、生後2、3ヶ月くらいまでの視力は、0.01~0.02程度、視覚が未発達な分、鋭い嗅覚を持ちます。生後数日で母親のにおいを本能で嗅ぎ分けるようになります。嫌なにおいを嗅ぎ分け、危険を感じる刺激臭には、顔をしかめるそぶりや、いい匂いには表情を変えて反応します。母親に抱かれるだけで安心感をもち、愛着反応・アタッチメントを育てていきます。母親のにおいをしっかりと認知し、他の人と嗅ぎ分ける能力を持ち、他の人に抱かれると泣き出してしまうことがあります。粉ミルクの種類を変えただけでもにおい違いを気づいてしまうこともあります。

※関連ブログ「乳児の心発達 アタッチメント

●母親から受け継ぐ記憶

乳児にとって安心できるにおいは母親のにおいです。乳児の嗅覚は、思っている以上に鋭い嗅覚を持ちます。そのため、母親が化粧品や香水など香りの強いものを用いると乳児は混乱を示します。嗅覚は、記憶に残りますので、化粧品のにおい=母親のにおい情報として記憶されることになります。

子どもの好き嫌いにも、母親の好みの影響がみられるということもあるようです。母親があまり食べないものは、馴染みが無く、刺激物として認識され、好んで食べていたものを好むようになるということもあるようです。

●乳児に対しては、アロマにも注意が必要?!

私は、ほんの少しアロマテラピーをかじったのみなので、詳しくは分かりません。でも、今回「嗅覚の発達」を調べる中で、非常に嗅覚に敏感な乳幼児には、アロマにも注意が、さまざまなところで必要だということが記されています。生後すぐ、出産直後や授乳中の乳児には、母親のにおいを覚える大切な時期ですので、もちろん添加物のない自然のものを用いて、ごくごく1/10くらいの低濃度、10分程度の短時間で、使用頻度を減らすべきとされているようです。アロマご興味があるお母様は、専門の方に一度ご相談することをお勧めいたします。

●乳児は、嗅覚の記憶を重ねる学習時期

乳児にとって、嗅覚も学びの時期です。豊かな感性を発達させるために、視覚や聴覚、触覚などの、他の五感とともに嗅覚を発達させていきます。においの違いがしっかりと嗅ぎ分けられるように、さまざまな経験をさせてあげることが心と体の成長には必要となります。我が子の感性を育てるのは、一番身近にいる母親や父親なのだと思います。

❍鮭も生まれた故郷が記憶に残る「母川回帰」

以前記憶の講座を受講した際に、「鮭の母川回帰」の話がありました。それより以前にも聞いたことがありましたが、川で生まれた鮭が海に下り、再び同じ河川に戻ってくるという習性のことを「母川回帰」といいます。

●どうしてサケやマスが戻れるのか?

サケやマスがどうして自分が生まれた河川を記憶して、戻って来ることができるのか?帰って来たことをどのように判断しているのでしょうか?サケは、海洋で生活して平均約90%以上が母川へ帰り、母川以外の川へ帰ったものでも、その多くが母川の近くの川へ遡上するといわれています。

どうして母川に帰れるのか?ほんとうのところは、いまだに解明されていないとのことです。でも最近の研究で、このサケ。マスの母川回帰には、嗅覚が関係していることも分かってきたとのことです。幼魚は、海洋に出る前、短い期間(2日以内、数時間)に母川の水質、つまり流域の土壌や植生に由来する独特の臭いを記憶していると言われ、嗅覚刷り込み説が有力であるとされているとのことです。

 

1-3 毎日の記憶力UP、記憶と五感の関係特性

嗅覚が、その他の五感よりもより記憶とつながることはここまで何度もお伝えしました。

❍香りと記憶の関係性

嗅覚は視覚や聴覚に比べると、記憶を呼び起こす作用が強いということは、デブラ ゼルナーらによって報告されています。

●プルースト効果

「においと記憶」の関係性で検索すると有名な「プルースト効果」というものがあります。プルースト効果とは、ある特定の香りから、その香りに関係する過去の記憶が呼び覚まされる心理現象のことをいいます。フランスの文豪マルセル・プルーストの代表作『失われた時を求めて』の中に出てくる主人公が、香りで同様の体験をすることから、こう呼ばれています。

プルースト効果とは?

『ふと口にした紅茶に浸したマドレーヌの味や香りから

幼少期の夏の球果を思い出す…』

このプルースト現象につながる香りは、快感に関わる大脳前部の前頭眼窩野(ぜんとうがんかや)や、記憶に関係している大脳内側の働きを活性化させることが分かったとの報告がありあり、さらに炎症にも良い効果が得られ、体調を改善させる働きもあることが確認されているとのことです。

❍イメージや色の記憶と香りの調和

イメージや色に関係する記憶と、調和する香りを知覚することによってその香りは強く作用することが知られています。

●嗅覚と色の効果 ~色による知覚臭の増加~

鼻のにおいの強さの感じ方に対する色の効果において、におい物質が鼻孔を通って嗅細胞を刺激した場合、色がにおいの強さを高めるとされています。ただし、におい物質が口腔からの場合にはこの効果はないとのことです。同じ液体にて無色よりも、有色のほうがより強くにおいを感じるという報告があるとのことです。

❍嗅覚と味覚、そして視覚が相互に関連する

イメージしてみてください。目の前に何となくカレーのような香りのするお皿が置かれています。しかし、そこにあるのは、見た目いつものカレーの色では無く、白いカレーのようなものが…

人は、嗅覚はもちろんのこと、視覚でも食欲を感じます。嗅覚と味覚の関係性は、初回のブログでお伝えしています。そして、食欲には、においと味と見た目ももちろん関係してくるのです。

人の生活に五感は、深く関わりを持っていることは言うまでもありません。特に「食」は、身体を作るためには欠かせない3食の食育にかかわります。色味、味覚、風味そして食感、さらに聴覚ももちろん大切です。五感を意識的に日常生活に取り入れることで、心も身体も豊かな感性を養うことができるのではないでしょうか。

特に小さなお子さんを持つママたちのことを意識して胎児の発達もと入れながら、今回はまとめていきました。ママの「手料理のかおり」が、お子様の記憶のメモリーとして、さらに次の世代へと引き継がれること心から願います。

※関連ブログ「食欲の色み

 

2.人の味覚の発達とは

嗅覚と密接な関係をもつ味覚の発達にも簡単に触れておきましょう。

❍人の味覚の発達とは

胎生期、2~3ヶ月で頃には、口腔構造が出来ているとされ、味を感じる器官の味蕾も出来ていると言われています。母親の羊水の成分を味として感じているのではないかともい考えられているようです。新生児の味覚は、生まれた時にはすでに充分に発達しているといわれ、大人よりも敏感な味覚を持っているとされています。味を感じる味蕾の数は、成人の1.3倍あるといわれ、薄味でも反応することも分かっています。

●人の本能がキャッチする母乳の味とは?

新生児は、甘味、苦味、酸味、塩味という4つの味覚を感じることができるといわれ、本能的に母乳の味とされる、甘み、塩味、うま味を好むといわれています。新生児は、母乳を味わう力を、生まれながらに持っています。母乳に含まれる成分として、人の成長に必要な、エネルギー源となる炭水化物が甘味として、タンパク質であるアミノ酸がうま味として、ミネラルは、塩味として含まれていることをちゃんと味わうことができるのです。

●危険を察する酸味を嫌う本能

乳児の味覚は、苦味や酸味を嫌います。苦味は毒として、酸味は、腐敗しているとして危険な味として本能的に避けようとします。

❍味覚とは

味覚は、動物の五感のひとつ、食物に応じて認識される感覚とされます。生理学的には、基本的に、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つがあげられます。

5つの基本味
  • 甘味 :炭水化物 エネルギー源の味
  • 塩味 :塩分 ミネラルの味
  • うま味:タンパク質:アミノ酸の味
  • 酸味 :腐敗したものの味
  • 苦味 :毒の味
本能の味覚:母乳の味と危険察知

<本能の味覚:母乳の味と危険察知>

❍大人よりも味に敏感な子ども

乳幼児は、甘味に対しては早くから反応し、塩味は、1歳~3歳くらいの間、発達すると言われています。味を感じる味蕾は、幼少期に発達し、人の味覚は、おおよそ3歳までにほぼ決まり、8歳頃までに確定するとされます。そして、30~40歳代頃には、1/3まで減少すると言われ、子どもの方が大人よりも味覚には、敏感だと言えます。

●大人は味覚に鈍感になる?!

子どもの頃、食べなかった食物を、大人になってから好んで食べるということがあるのではないでしょうか。それは、この子どもと大人の味覚の感じ方の違いによるものかも知れません。言い換えると、子どもは好き嫌いが有っても、味覚により敏感なためであり、あたりまえなのかも知れません。

❍辛味の補足

辛味は、料理をするときや、食べるときにも重要な味覚で、分類する概念のひとつとされます。トウガラシ・ワサビ・ショウガ・サンショウなどに代表される刺激的な味を辛味といいます。辛味は強い刺激からくる痛覚や温覚などから感じるもので基本味には入っていません。しかし味覚受容体細胞にとっては、辛味はこれにあてはまらないとされます。辛味は、神経刺激としての舌、口腔のバニロイド受容体(カプサイシン受容体)で感じる痛覚とされるためです。

とても刺激であり、耐えがたいと感じることもありますが、多くの場合は、食欲を増進させ、新陳代謝を促進する効果がみられます。特にトウガラシの辛さは、日常的に多量に使う食文化が世界各地にみられます。、

 

3.においで同種を誘うフェロモン

フェロモンは、動物や微生物が体内で作られる外分泌物。同種の他の個体に一定の行動や発育の変化を促すための、情報伝達に使われる生理活性物質のことである。と、ややこしくWikipediaには書かれています。

❍フェロモンの一般的性質

ファーブルの『昆虫記』の中に、蛾の雌が雄を誘引する様が記載されているようです。その当初、同種の動物間で情報伝達される外分泌物「エクトホルモン」と名付けられていたとされていますが、その後、1959年にギリシャ語の「pherein:運ぶ」と「hormao:刺激する」を合わせた「pheromone:刺激を運ぶもの」とされ定着したとのことです。

フェロモンは、ホルモンなどと共通の性質とされ、一般に揮発性が高く、ごく低濃度、微量で効果があるものが多いといわれています。哺乳類や爬虫類についても、一部臭腺からのフェロモンの存在が確認されているとされています。昆虫の行動は、本能の行動だと言われ、ごく限られた刺激に対して限られた反応を示すとされ、フェロモンの果たす役割は大きいといわれています。

❍フェロモンの種類

解発(リリーサー)フェロモンと起動(プライマー)フェロモンがあります。

  • 解発(リリーサー)フェロモン:空気や水を介して他の個体の中枢神経系に伝えられ、特異な行動を引き起こす
  • 起動(プライマー)フェロモン:内分泌腺や発生に影響を与える、ミツバチの女王物質など
●解発フェロモンの種類

一般には、性的に発情(興奮)を誘発させる性フェロモンが知られています。

・性フェロモン

性的に成熟したことを相手に知らせ、誘引する

・道しるべフェロモン

道しるべのためのフェロモン、アリが餌を発見して巣に帰るとき、フェロモン分泌して地面につけて、他の個体を餌へ導く

・警報フェロモン

外敵などの危険を自分の集団に知らせる、ミツバチでは刺針とともに警報フェロモンを出す。

・集合フェロモン

交尾や越冬などのため仲間を集合させるフェロモン

❍フェロモンの利用

フェロモンは昆虫でよく知られていますが、哺乳類などでも嗅覚的生活をするもにに多く発達しているとされています。最近はフェロモンを利用して特定の種の害虫駆除の目的で利用されているるようです。

ゴキブリを例にすると、ゴキブリは、集合フェロモンを出しているとされ、この成分を誘引剤として、ゴキブリを粘着捕獲や、毒餌を食べさせる方法が使われています。同様の方法でアリや他の昆虫に対しても利用され商品化されています。

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

実践心理学の中で使われる五感

 

実践心理学「NLP」は、神経言語プログラミング、Neuro –Linguistic Programming の略です。

私の心理学は、NLPから始まっています。そこからさまざまな学びへと繋がり今があります。今回、嗅覚を取り上げ、それ以前からの、発達~聴覚へとまとめながらさまざまなことを考えました。人の発達過程を知ることが心理学につながること、そして、いかに人間が理にかなう発達成し遂げ、古代から今にすべてがつながることをです。

NLPは、「実践心理学」とか「脳の取り扱い説明書」ともよく言われます。でも何だかよくわからないものというイメージが先行しています。その理由は、エビデンスが明確にされないまま伝えてしまっているからなのです。その部分まで加えて、NLPコースを行うと膨大な時間と費用がかかります。

すごい!なんとなく魔法のように変わることができた!

こんなわけの分からないようなことをいう方もいるようです。しかし、実際、NLPは魔法ではありません。しっかりとした、心理学的な裏付けがあり、簡潔に買われる方法をスキルとして伝える方法をまとめたものがNLPです。今年の春に一応自分の中でNLPのエビデンスとして認識することができ、解決してブログでも一応まとめています。

❍使えなければ実践ではない!

NLPワークを行うな中で、NLPスキルを学びワークとしてさまざまなことを行います。でも、その内容が何となく日常に直結しないことや、現実的ではないこと、ワークのためのお題目のようになっていることも、よくあるのです。

今、私が行っているワークは、NLPにさまざまな自分自身の学びを加味して作ったオリジナルのワークがほとんどです。そして、どうして嗅覚のまとめの中でNLPを用いたかというと、NLPワークの中では、常に五感を直結させて行うことが多いからです。NLPでは脳の時間空間をよく用います。脳は、過去も、現在も。未来もありまでん。自由自在に頭の中で空間移動が可能な状態でワークを行います。そこに、五感を想起させます。

嗅覚を用いてあるワンシーンとつなげることも行います。ある時は、アロマセラピーを行う友人とのコラボ企画も行いました。意図的に、未来の成功イメージと香りを紐づけします。「香り=成功」という方程式を結びつけるのです。

人の健康のためにいかにNLPを用いるのか?これも私の中のテーマです。nlp-concept

※関連ブログ「心理臨床から理解する実践心理学NLP」

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

 

今日のまとめ

  • 嗅覚や、脳の中心部に近く、記憶につながる原始脳ともいわれる
  • 嗅覚は、胎生期から発達して、本能的に母親のにおいを感じて安心感を得ている
  • 嗅覚は色の効果がプラスされると、より強くにおいを感じる

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参考サイト

<Pure Medical attitude のblog>

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THINK YOUR LIFE -ミドルエイジとともに-side by side-
共同代表 Junko Katayoshi

今日も最後までありがとうございました。

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