JunchanのHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 10月に入り、秋が深まる季節となりました。インフルエンザの流行が早いといわれる昨今、本格的シーズンに入る前に、「喉 のど」の健康に意識を向けてみませんか?喉のはいち早く、体調をキャッチしてくれる器官ではないでしょうか。その喉・咽頭に今週は、フォーカスしていきたいと思います。ウイルスや細菌などの敵の攻撃から身を守るために、喉は最前線で戦ってくれています。そのメカニズムを知ることで適切な対応ができるのではないでしょうか。
1.口からつながる「のど」の機能を知るための3ステップ
1-1 呼吸器と消化管と関係する大切な器官「のど」知ろう
1-2 口を開けて見てみよう! ~中咽頭の機能とは?~
1-3 喉頭と声帯の機能 ~嚥下機能と声の出るしくみ~
今日のプラスα
2.喉頭機能のひとつ、摂食嚥下機能の重要性
3.喉のトレーニングも意識してみませんか?
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・のどは、私の体調管理のバロメーター
1.口からつながる「のど」の機能を知るための3ステップ
口を開けて鏡を見ることがありますか?人の「のど」は、咽頭(いんとう)と喉頭(こうとう)からできています。
1-1 呼吸器と消化管と関係する大切な器官「のど」知ろう
口・鼻~喉そして食道、気管はすべてつながっていて、それぞれが関係しています。その構造から簡単にまとめておきたいと思います。
❍咽頭と喉頭を合わせてのど
よくいわれる「喉・のど」と呼んでいるのは、咽頭(いんとう)と喉頭(こうとう)とを合わせた部分のことを示しています。
この喉は、空気が出入りを行っている呼吸器としての役割を持つ気道、声をつくる発声器としての喉頭、飲食物が通過する食道につながる消化管という3つの重要な役割を担っている器官となります。
- 気道 :呼吸器としての空気の通り道
- 喉頭 :声つくる部分
- 消化管:食物の通過する部分
❍喉とつながる鼻と口
今回まとめていく咽頭(いんとう)は、消化管の前面、口腔と食道の中間にある部分、鼻から食道につながる部分となります。
※関連ブログ「最近、むせることがある!? 誤嚥のサイン」
●咽頭は「上咽頭」「中咽頭」「下咽頭」に区分
のど(咽頭と喉頭)は、鼻、口とつながっています。それぞれが、呼吸、嚥下、発声などの機能を持つ器官となります。頭部の前方にあるのが、鼻腔、口腔、喉頭になり、後方に咽頭が位置しています。咽頭は鼻の奥から食道までの部分で、上から上咽頭、中咽頭、下咽頭に分かれています。
上咽頭は、呼吸する部位で鼻腔からつながる部分、中咽頭と下咽頭は、呼吸と食べ物が通過する部分となります。上咽頭と中咽頭の境界は、飲食物が鼻に入ってしまうことや、声が鼻に抜けないようにする機能が備わっています。
下咽頭は食道につながり、喉頭は気管に連続しています。この喉頭の上には喉頭蓋と呼ばれる「蓋・ふた」があり、飲食物が通過するときには気管の入り口をふさぎ、飲食物が気管に入らないように保護しています。
《上咽頭》
上咽頭は、鼻腔の突き当たりとなる部分で、鼻、鼻腔から続く口蓋よりも上部を「上咽頭」といいます。口を大きく開けると見える、のどちんこと言われている口蓋垂と扁桃の上後方部分となり、脳を支えている頭蓋骨を境として脳と接する部分となります。上気道(呼吸器)の一部とされ、耳(中耳腔)からつながる耳管の開口部がここにあります。カゼや鼻炎からの炎症が波及して、上咽頭炎を発症すると、耳管や中耳におよび、中耳炎を発症することがあります。
《中咽頭》
上咽頭につながる部分となり、口を開けたときに見える部分が「中咽頭」となります。ここより上部が、上咽頭となりますが、上咽頭は軟口蓋の背部となるために見ることは出来ません。中咽頭は、口腔の一部でもあり、消化管、上気道でもある部分です。この部分の両側に扁桃があり、カゼなどの炎症のときに、咽頭炎や扁桃炎を発症する部分となります。
《下咽頭》
下咽頭は、のどのいちばん下部、食道につながる部分、中咽頭から下の部分を「下咽頭」となります。ここも舌があるために直接に見ることが出来ない部位となります。喉頭の背部から両側方にかけて存在する腔となり、ここから消化管へつながります。
炎症が慢性化しやすい部分とされていて、悪性腫瘍のできやすい部位でもあります。さらに魚の骨など異物が引っかかり易い部位でもあり、下咽頭痛や嚥下障害が発生する部位にもなります。
喉頭は、この下咽頭の前面に位置し、「のどぼとけ」にあたる部分となります。
<喉 咽頭と喉頭>
1-2 口を開けて見てみよう! ~中咽頭の機能とは?~
喉の役割としては、気道となる空気の通路、消化器となる食べ物の通路、のと2つとなります。
❍中咽頭の役割
中咽頭は、1つの通路で、気道と消化管の両方の機能を持つ部分となります。下咽頭と喉頭で2つに分かれ、空気は喉頭から気管を経て肺へ、食物は下咽頭から食道を通って胃へ流れていきます。
中咽頭から2分してつながる
- 中咽頭 ⇨ 空気 ⇨ 気管 ⇨ 肺
- 中咽頭 ⇨ 食物 ⇨ 下咽頭 ⇨ 食道 ⇨ 胃
中咽頭は、口を大きく開けた時、目でみることができる部分となります。
❍中咽頭の区分
中咽頭は、4区分され、軟口蓋、扁桃、後壁、舌根と名称がつけられています。
中咽頭は、食物や空気の通路であり、食物をのみ込む嚥下や言葉を話す構音を、うまく行うための重要な働きをしています。
●軟口蓋(なんこうがい)
口の中の上の部分を口蓋と言いますが、軟口蓋は、口蓋の一部となります。硬口蓋の後方部分となり、柔軟な組織で、口蓋垂と呼ばれる突起状の部分とその上の柔らかい部分が軟口蓋となります。嚥下のときに鼻腔に食物が入り込むのを防ぐ役割をしています。(※上顎の固い部分となる、硬口蓋は、中咽頭ではなく口腔の領域となります。)
《軟口蓋の機能》
軟口蓋は、鼻と口とを開閉する扉のような役割を持ちます。この軟口蓋の機能が低下すると、食物が鼻に流れ込むことになります。さらに、話す時に、鼻に息が抜けてしまうために、話ことばが、相手に対して、聞き取りにくく、分かりづらくなることがあります。この状態を開鼻声と言うそうです。
●扁桃(へんとう)・口蓋扁桃
扁桃は、以前、扁桃腺と言われていた部分です。咽頭の粘膜内部には、多くのリンパ組織があり、このリンパ節の集合を扁桃といっています。通常は、口蓋弓の下部に左右1対ある口蓋扁桃を指すとされます。
そのほかに咽頭扁桃、舌扁桃、耳管扁桃などがあります。アーモンドの種子に形状が似ているためにこの名称があるようです。口を開けた時に見える口蓋扁桃、舌の付け根にある舌扁桃となります。耳管扁桃は、耳管への異物侵入を防いでいるとされ、耳管咽頭口周囲にあります。
《扁桃の機能》
扁桃は、リンパ組織で、細菌やウイルスなどの異物侵入に対して抗体を産生、生体防御機能を持つとされます。扁桃が感染を受け、扁桃炎を発症することがあります。成人では、食物や空気の通路としての役割のみとされていますが、幼児期では、この扁桃は、免疫防御機能を持ち、外界からの異物侵入を防いでいます。
リンパ組織が豊富で、悪性リンパ腫の好発部位となります。
《扁桃とアデノイド》
鼻腔の奥にはアデノイドがあります。扁桃とアデノイドは、リンパ組織で作られた器官となり感染予防のために機能しています。小児期に最も大きく、年令とともに徐々に小さくなっていくのが正常です。
また、咽頭扁桃が病的に肥大した状態をアデノイド増殖症、咽頭扁桃肥大症、あるいは腺様増殖症というとされていますが、いずれも同じものと解釈されているようで、このような状態をアデノイドいうこともあるとされます。
●後壁(こうへき)
口の中の奥、突きあたりの部分を後壁と呼んでいます。後壁は咽頭と頸椎の間の壁です。
《後壁の機能》
食物や空気の通路となっていますが、軟口蓋が挙上した時に、この後壁に接することで、鼻咽頭への食物の逆流を防止しています。
●舌根(ぜっこん)
舌の付け根部分を舌根といいますが、舌根は、中咽頭に含まれますが、口を開けて見ることができる舌の前方は、口腔に分類されます。
《舌根の機能》
舌根は、咀嚼された食物を食道に送りこむという大切な機能を持つとともに、嚥下機能の大切な働きを持ちます。舌根が喉頭の上側となる気道を塞ぐことで、気管に食塊が入り込むことを防いでいます。この嚥下機能障害が起きると、誤嚥を招き、むせや誤嚥性肺炎の原因となるために、口から食事を摂取することが難しくなります。
<中咽頭の名称>
❍咳反射で守る防御力
人が埃っぽい場所にいると自然に咳がでることがよくあると思います。タバコの煙でも同じような反応を示すことがよくあるのではないでしょうか。この、咽頭の粘膜は、異物に対して非常に敏感に反応します。体内に入ろうとするホコリや細菌、ウイルスなどの侵入に対して、せき反射を起こし異物を排除するように機能します。
●カゼを引いた時、声が嗄れる
声門の上下にある咽頭や、口腔、鼻腔、気管、肺などを音声付属器官とも言いますが、これらの器官で、喉頭原音が共鳴や修飾されることで、通常聞く、個別の声が作られます。日常生活の中では、この音声付属器官の影響を当然受けることになります。炎症による声帯の腫れはもちろんのこと、ポリープや腫瘍、声帯が麻痺をしても、声門閉鎖が十分にできなくなるようなことが生じると、声が嗄れてしまうことになります。
❍喉の防御機能
喉は筋肉でできた通路でが、この通路から食物は食道へ運ばれ、呼吸に際して空気は、肺へ空気と通貨していきます。これらを取り込むとともに、さまざまな異物も体内に侵入してきます。この喉の表面も鼻や口と同様に、粘液を分泌し、線毛をもつ細胞からなる粘膜で覆われていることで、侵入してきた異物が肺への侵入を防いでくれています。気管や咽頭の粘膜から分泌される、粘液で異物を絡みとることで短として体外に排出しています。さらにホコリの粒子は、粘膜が捉えられ、繊毛にはたらきによって食道に運ばれ飲み込まれてしまうこともあります。
●咳は、異物に対する防御反応
気管や、咽頭に対して強い刺激を与えるような大きな異物、たとえば喉を詰まらせるようなものや、煙などの有害物質の侵入に際して、瞬間的に排出させるための反応が咳です。鼻腔のくしゃみも同様です。
❍口蓋垂の機能「のちんこ」はなぜあるの?
口蓋垂、いわゆる「のどちんこ」は、口を開けて覗いたときに扁桃の間にぶら下がる小さな組織です。喉に炎症が起きると腫れているのが見えるのではないでしょうか。
迷走神経支配を受ける、口蓋垂筋だとされています。口蓋垂は、ただぶら下がっているだけではなく、唯一人間がもつ組織で、存在意味があります。
●口蓋垂の役割
口蓋垂は、食物を飲み込む時に、鼻腔に入るのを防ぐ役割、さらに、言葉を話す時に一定の音を作り出すための補助的な機能をもつとされています。
●口蓋垂はいびきの原因?!
口蓋垂が長いと、いびきの原因になることや、閉塞性睡眠時無呼吸症の一因になることもあるとも言われています。飲酒や疲労によって口蓋垂が軟口蓋や舌根とともに腫れることで、気道を塞ぐことがあるといびきの原因にもなると言われているようです。
1-3 喉頭と声帯の機能 ~嚥下機能と声の出るしくみ~
喉頭は、咽頭からつながる部分となり、気管より上の部分となります。
❍喉 頭
舌骨よりも下に位置し、頸部中央部分、ある気管となります。咽頭と気管をつないでいる部分となります。体表から喉に指をあてて、嚥下時「ごっくん」すると上下に動くのを触知することができる部分となります。
男性では、のどぼとけのところがこの喉頭の位置となります。
●喉頭で分けられる空気と食物
気管につながる喉頭では、空気を気管に送り、飲食物は、食道に送るように振り分け作業をしています。
●喉頭の機能は、誤嚥防止
嚥下の時、食物が気管や肺に流入することを防止する役割を持ちます。さらに、発声の機能を持ちます。嚥下時には、喉頭蓋が後方に倒れ込み、声門が閉鎖することにより、気管に食物が入り込む事を阻止し、肺を保護しています。
❍声の発生に関わる声帯
声帯は、喉頭の上部にあり、声を出すための機能、発声に関わる重要な器官です。
声帯は、左右一対あり、腱状のをした構造物です。喉頭の左右の壁から2枚の粘膜のひだが張り出すような状態で軟骨の間にあります。声帯は、声のもとになる音を作り出す器官となり、この左右の声帯の間を声門と呼んでいます。声門の上の部分を声門上部、下の部分を声門下部とされています。
●声の発生時
発声時、肺から排出される呼気がこの声門を通過するときに、声帯筋により声帯が振動し、音が出ます。空気の流れを断続的に遮ることで声帯を振動させることで音声を生じています。
- 声門が開いた状態:声を出していないとき、V字に開き、空気が出入りする
- 声門が閉じた状態:声を出すとき
●声の差は、声帯の大きさの関係する
声帯の振動により作られた音が声の元になり、喉頭原音と言っていいます。原音は、咽頭や、鼻腔、口腔で共鳴や修飾されることで声となります。男女でこの声帯の長さが異なります。男性の方がやや長く幅も広いために、男性の声は、女性の声よりも太く低音となります。子どもの声帯は、とうぜん大人よりも小さく、思春期に入る頃に急激に声帯も成長し声変わりをします。
この声帯の反応に関わっているのが、反回神経となります。反回神経は、喉頭の筋肉の作用し、その筋肉が声帯を動かすというメカニズム声を発生させています。
2.喉頭機能のひとつ、摂食嚥下機能の重要性
高齢者の摂食嚥下は、誤嚥性肺炎の原因として問題視されていることは、以前のブログでも何度かお伝えしていますが、ここで再掲しておきましょう。
❍摂食嚥下とは?
「摂食・嚥下」とは、食物の認識から、口腔に取り込むことに始まり、胃に至るまでの一連の過程を示しています。「摂食」と「嚥下」という2つの動作を合わせて「摂食嚥下」として扱われます。
人は、口から食物を摂取することで、生命活動を維持しています。そのために、摂食嚥下いう動作を、生命維持のために毎日、無意識に行っています。口にした食物を咀嚼し、食道へ送り込みます。この何気ない動作も、喉頭が、気道を塞ぎ、正しく食道に食塊を送ることで成立しています。
食物を取り込み飲み胃に送られるまでに障害があると、摂食嚥下機能障害とされます。
❍摂食嚥下機能障害によるリスク
この摂食嚥下機能障害によるさまざまなリスクを下記にまとめておきましょう。
●誤嚥性肺炎、窒息
よく知られるようになった誤嚥性肺炎があげられます。誤嚥とは、気道がきちんと塞がれないことにより、食物とともに、細菌などが肺に入り込み、その結果、肺炎を発症することになります。高齢者の肺炎の70%がこの誤嚥性肺炎だとされています。誤嚥の結果、気管に食べ物が挟まると窒息することになります。医療や介護の場では食事の際には細心の注意が必要とされます。
●誤嚥性肺炎予防には、口腔ケアも重要
医療現場では、嚥下機能に問題が生じると、ほとんどの場合食事を止めてしまいます。飲水も止められ、経管栄養が半強制的に行われることが多いのが、急性期病院です。
この際、食事しなくても、口腔ケアは必須となります。口腔内の汚れを飲み込みその際に、気管に入り込み肺炎を引き起こすことがあるからです。舌苔などのケアも含めて毎日の口腔ケアが重要となっています。
●脱水や低栄養
食事は、生命活動の維持のために必要な栄養素の確保するための動作です。1日に必要な水分や栄養素が不足することで、重篤な疾患を招くこともありますので、栄養管理上からも摂食嚥下機能を保つことはとても大切です。
●生理的欲求「食欲」への喪失感
食欲は、人間の最も低次の基本的欲求とされています。(アブラハム・マズロー)人間の生命維持に関わる最低の次元で、「睡眠欲」「食欲」「排泄欲」がこれにあたるとされています。摂食嚥下障害となり食べられなくなると食欲を失うことになります。人の五感の楽しみを奪われることになります。
※関連のブログ「生理的欲求「食欲」とは?」
●QOLの低下
十分な栄養管理ができないために、さまざまな障害が生じ、生活の質が低下します。障害の程度に応じて、介入方法を考え、導入方法と改善方法を考える必要性が生じます。
※摂食嚥下の関連ブログ
3.喉のトレーニングも意識してみませんか?
声帯は、筋肉ではありませんが、飲み込みには、喉頭周囲の筋肉が関与しています。
❍使わない機能は退化していく
声の発生させること、話すことも大切なこととなります。ひとり暮らしで人との会話が無くなると、声も出しにくくなることはもちろんのこと、メンタルにも大きく影響します。
●おすすめの歌効果
ご高齢になられた方にも、歌を歌うことをお勧めいたします。
月1回の地元の「ふらっとカフェ」でボランティアを行っていますが、ここではいつも会の最後に2~3曲歌を歌います。昔なつかしい曲の歌集から、空で覚えているような、誰でも知っているような曲を選んでいます。
歌は、会話よりも音域がさまざまとなるために声帯も刺激され効果的です。自分の好きな歌手や歌を大声で歌ってみてください。上手い下手は関係ありませんょ(^_-)-☆
❍カラオケのお勧め
先日、平日の日中にカラオケへ行ってみたのですが、1時間歌えばかなりの運動量かと。。。笑。
ちょっと、歌のカロリー消費を調べてみました。最近のカラオケ店には、消費カロリーが表示されるものがあるとか、1曲歌うと10分のウォーキングに相当するというものも出てきました。カロリー消費の高い曲だと、10曲で1時間のウォーキング効果もあるとか…その信憑性は定かではありませんが、ストレス解消を兼ねて、時にはカラオケも良いのではないでしょうか。
❍健康トークは、めちゃ盛り上がります!
6月から、綾瀬に月1回おじゃまして健康トーク「HEALTH TALKING」を開催させて戴いています。平日の昼間、若いかたは50歳代くらいから70歳代くらいまでいらっしゃるかと思いますが、テーマを決めてワイワイガヤガヤ、話が弾みます。健康に関係するテーマなので、みなさん真剣なのですが、では何を食べたら良いのか?ということになると、一気に話が盛り上がります。日常生活に密着すると、興味津々、自分の行動の良し悪しも気になるところなのですよね。
元来女性は、おしゃべりが大好きです、話し始めるとなかなか終わることはありません。いつも時間オーバーですが、楽しい時間を共有させて戴いています♡
次回は、11日木曜日、AM7時にUP、「喉の疾患」をまとめていきたいと思います。
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・のどは、私の体調管理のバロメーター
私の場合、かぜの予兆をいち早くキャッチするのがのどなのです。
❍喉で体調管理
私の場合は、朝の目覚の感覚を、喉から意識することがよくあります。そして、寝起きにいちばん始めに行うことが、お茶でのうがいからです。もうこの習慣は、10年以上でしょうか?はるか昔の記憶です(笑)お茶でのガラガラうがい、そして、冬の季節は、柑橘類です。可笑しなアンカー(暗示のようなもの)が、私の中にあります。
●朝1個、みかんを食べるとカゼひかない?!
これは、高校入試の時の担任が言ったことばです。それをその時から半ば信じている…笑
今、考えると確かに、ビタミンCの補給ですから、理にかなっている自己暗示で、実にシンプルな思考なのです。でも、カゼ引きません。私は10年に一度くらい寝込むことも人間ですからあります。その時は、かなりのメンタル含めて体調が思わしくない、強制休養が身体からのメッセージとして起きるとき、身体のバランスが崩れたときです。そして、もう若くはなく、無理をするのも身体と相談することが大切だというもあります。
❍カゼは引かないことになっている
カゼは、引かないことにしていると、豪語しているのですが、総合病院勤務中は、寝込んで、休むと予約検査に影響し、他のスタッフたちに迷惑をかけてしまうから、「這ってでも出勤する」ということも意識していたのが過去の私です。まあ、仕事はどんな職種でも休むと迷惑をかけることが多々あります。そう考えると今のほうが個人ですから、余程大きな影響なのです。
●免疫力がアップする
喉が、いがらっぽい、痛みがある、このような症状は、カゼを引きこむサインです。でも、細菌、ウイルスに対して、抗体が産生されますので、ある意味これも必要なことなのです。人は、無菌状態で生活することはできません。抗体産生し、免疫力を高めることも大切なのです。そのためにも、これからシーズンを迎えるインフルエンザに対して予防接種を行うことは、必要なことだと私は思っています。
❍さまざまなある予防接種に必要性
先日の、「HEALTH TALKING」で、予防接種の必要性を、小さなお子さんを持つお母さまたちから聞かれたことがありました。
予防接種は、自分自身の抗体価をあげ、侵入・発症に対して備えるためでもあり、周囲に拡めないためでもあります。たとえ発症しても軽症で収まります。実際私も15年前にインフルエンザにかかりました。当然、病院勤務していましたので、予防接種も受けています。
社会全体のことを考えての予防接種です。医療者は、特別な理由がない限りは、必要な疾患の抗体を持っていることが望まれます。そのために、予防接種も積極的に受け入れることは、私は必然だと思っています。
●社会とは、人がつくるシステム
社会との関わりをさまざまな形で保ち、機能が「社会システム」です。そのシステムを構成しているのが「人」であり、人の生活の基盤が意味しているのが現代社会です。周囲との縁を断ち切ることは出来ません。決められた予防接種も社会生活を営む者の義務としてのルールではないかと私は考えます。
今日のまとめ
- 咽頭と喉頭を合わせて「喉・のど」といい、咽頭は上から上咽頭、中咽頭、下咽頭
- 口を大きく開けて見えるのが中咽頭、中咽頭は4区分され、軟口蓋、扁桃、後壁、舌根となる
- 咽頭につながる喉頭が、気道を塞ぎ、誤嚥を防ぐ、喉頭にあるのが声をだす機能、声帯がある
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