元気&HealthのJunchanのblogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 先週末は、ちょっと秋の彩り...今週は「色・COLOR」を考えて見たいと思います。豊かな感性を育てること、色彩、それは、人生のさまざまなシーンで深く関わっていることがあることに気づいているでしょうか。どのような関わりを持つのかをいっしょに見ていきましょう。色から元気がもらえることも、受けとめ方が変わることもよくあります。緊張ほぐし、自律神経を整えることにも繋がります。知らないならば知っていたほうが良いこと、それだけで人生の背景が変わることがあります。初回は、色の基本的な概略から、色の持つパワーを見ていきましょう。

1.色・カラー・COLORを理解するための基本の3ステップ

1-1 色を表現することばの基本『色の三属性』

1-2 色を創る、COLORの基礎『明度・彩度』

1-3 空間を創り出す、色の持つカラーエナジー

今日のプラスα

2.色の意味を知っていますか?

3.エモーショナルカラー、共感覚ということば  

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・私が色に興味を持つた理由

 

1.色・カラー・COLORを理解するための基本の3ステップ

色を理解するためにやはり、基本的な色のあれこれからはじめていきましょう。

1-1 色を表現することばの基本『色の三属性』

以前のカラーの講座を行った時、色の表現方法の言葉が意外にわからない方がいらっしゃることもあるようなので、そこから始めたいと思います。

❍有彩色と無彩色

色は、有彩色と無彩色とに大きく2分類することができます。

  • 有彩色:色みを持つもの 赤・黄・緑 など
  • 無彩色:色みの無いもの 白・灰色・黒など

※色みとは、色の濃淡の具合、色合い違い、色加減ということばで表現ができるかと思います。

❍有彩色の持つ色の三属性とは?

色の三属性とは色のもつ3つの属性、色の性質をいいます。

●色の三属性
  • 色相:ヒュー hue
  • 明度:ライトネス lightness、バリューvalue
  • 彩度:サチュレーション saturation、クロマchroma
《色 相:ヒュー hue》

色相とは、有彩色にある色みや色合いのこと、色の様相のことをいいます。この色相を順番に輪にして並べたものを色相環といいます。赤・橙・黄・緑・青・紫などこれらはすべて含まれる色が異なります。

《明  度:ライトネス lightness、バリューvalue》

色の明るさや暗さの度合いのことです。明るい色のことを明度が高い、暗い色のことを明度が低いと表現します。白~灰色~黒の段階を明度の尺度として用います。

理想的な黒、光をすべて吸収する黒を明度0、理想的な白、光をすべて反射する白を10として、段階的に表現します。明度の範囲は、9.5~1.0となります。有彩色の明度は、明るさの感じが無彩色の基準に等しいところで明度数字、明度記号を用いて表示されます。

《彩 度:サチュレーション saturation、クロマchroma》

色みの鮮やかさの強度、強さのことです。鮮やかさが強ければ、彩度が高い、高彩度といいます。鮮やかな、さえたと表現される色みが高彩度となり、鮮やかさが弱ければ、彩度が低い、低彩度と表現します。くすんでいる、にぶいと表現される色みが低彩度となります。

❍マンセル色相環:マンセル・カラー・システム (Munsell color system) 

 

マンセルの色相環

<マンセル色相環>

色相をスペクトルのように赤~橙~黄~緑~青~青紫の順に並べて、赤と青紫とをつなぐと、上のような色の輪「色相環」が出来上がります。R (赤)・YR (黄赤)・Y (黄)・GY (黄緑)・G (緑)・BG (青緑)・B (青)・PB (紫青)・P (紫)・RP (赤紫)で表現されます。

マンセル色相環は、アメリカの画家、美術教育者であるアルバート・マンセルによって作り出されたものです。色を5つ (赤R・黄Y・緑G・青B・紫P) に分け、その中間にYR・GY・BG・PB・RPの5つが設定されています。マンセルは、さらにそれらの色相を10で分割した計100色相で表現しています。

※関連サイト「マンセル・カラー・システム」Wikipedia

1-2 色を創る、COLORの基礎『明度・彩度』

「マンセルの色相環」、色の連続性、規則性を感じる「色相環」を見ているだけでわくわくしてきませんか?色の明度と彩度をもうすこしみていきましょう。

❍3つの色の混色からすべての色が生まれる

プリンターのカラーインクの3色をご存知かと思いますので、マゼンタ、黄、青からだということを知っている方は多いと思いますが、この3色からすべての色は作られています。「マンセルの色相環」は、この3色を混ぜ合わせてサークル状に並べたものです。色を混ぜることを「混色」と言います。この3原色をすべてまぜあわせると無色になります。

●色料の三原色
  • マゼンタ(赤紫)5RP
  • 黄       5Y
  • シアン (緑みの青)5B
●補色の関係性

色相環の向かい合う色、180度反対側の色と色の関係性を「補色」といいます。黄色(5Y)と青紫(5PB)との関係性のことをいいます。この補色関係の2色を混色しても無彩色となります。

❍同じ色の仲間・違う色の仲間

●Pure color 純色とは?

各色相、色の中でもっとも鮮やかな、彩度の高い色を「ピュアカラーPure color 純色」といいます。

●明度の違いによる色の違い

赤とピンクとが同じ色相だということは、赤に白を加えることで作ることができるので、簡単に理解できるのではないでしょうか。青と同じ色相は、水色やスカイブルー、紺色などが同じ色相の仲間となります。

●色相の異なる色の違い

色相環の中で、赤5Rに接するやや黄色みのある10Rの赤は、橙・オレンジ色に近い赤となり、色みが異なることが色相環から理解できるかと思います。

●茶・ブラウンは、橙・オレンジと同じ色相

この10Rの赤に、黒を混ぜ合わせて明度を下げると茶・ブラウンを作ることが出来ので、橙とブラウンは同じ色相の色となります。

❍暖かい色・寒い色とは?『暖色・寒色・中間色』

色相環の周囲に付け加えました。この色みが色彩心理に関係してきます。

  • 暖 色:暖かさを感じさせる色相 赤~橙~黄 10RP~5Yの色
  • 寒 色:寒さを感じさせる色相  青~青緑~緑 5PB~10Gの色
  • 中間色:暖かさも寒さも感じさせない色、暖色と寒色の間の色

暖色・寒色・中間色

<暖色・寒色・中間色>

 ❍明るい色と暗い色、もっとも明るい色相は「黄色」

全色の中で明るい色は明度10の白、もっとも暗い色は明度0の黒になります。有彩色、純色(pure color)の中でもっとも明るい色、明度の高い色は、色相環の中で黄色です。

Pure colorに白を混ぜていくと、白の割合に応じて徐々に明るい色、明度の高い色に変化していきます。逆に黒を混ぜていくと、明度の低い暗い色に変化していくことになります。純色に灰色を混ぜていくと、徐々に濁った色になります。濁りみの度合いが彩度になります。

明度の違い
  • 明るい色:純色に混ぜられる、白の割合
  • 暗い色 :純色に混ぜられる、黒の割合
彩度の違い
  • 純色に混ぜられる、無彩色の割合

 

1-3 空間を創り出す、色の持つカラーエナジー

人はさまざまな色に囲まれて生活しています。自分がどのような空間に今いたいか?どのような色彩に囲まれていたいかを考えること、考えていることを意識したことがありますか?

❍快適な空間とは?

空間の色が創るイメージがあります。住空間は広範囲で、住環境を占有するスペースになります。気がつかない関係性で自律神経にも関与していることがあります。

●赤:ビビッドな色彩の空間

ビビッドな強い赤い色の部屋をイメージしてみてください。赤は、神経の興奮を促します。血圧を上昇させ、呼吸数を増やし、筋肉を緊張させます。赤の色の持つエネルギーが気分を高揚させ、アクティブな行動へと駆り立てるエネルギーです。補色となる緑とともに用いることでより効果的にモチベーションをUPさせることが出来ます。
しかし、過度に赤を用いた空間にいると、神経が高ぶり、興奮状態となり、疲労感となることがあります。

●オレンジ:明るく楽天的な色の空間

オレンジ色は、楽しく、楽天的で明るさを感じさせる色です。生活に新たな変化を求めるときや、プラス思考へのシフトチェンジ、より積極的で前向きに進みたいと思うプラス志向、外向的な行動力を求める時にサポートしてくれるカラー空間を演出できます。補色となる青をバランスよくコーディネートすることを考えたいです。

●黄色:いちばん明るい空間

黄色は、脳の機能を活発化させ働きをよくしてくれる、思考を高める効果が期待できます。ハイテンションで仕事をこなしたいと思う場合には効果的なのかも知れません。寝室などの用いてしまうと、心因的に不眠不休の状態となりかねません。黄色はもっとも質量として拡大、前進して感じられる色です。寒色と一緒にコーディネートするなどの配色効果を上手く用いることで色を楽しむことができるのではないでしょうか。

●黄緑:芽生えの色、若葉イメージの空間

新緑の色、若葉の色、黄緑色は、芽吹きの色です。若々しく、新鮮なイメージなを持ち、生気がみなぎる色です。白とともに用いることでより、新鮮で生まれ変わるような、ワクワク感をもたらし、優しく優美さを伴うリラクゼーションカラーの空間へ誘うことができます。

●緑色:落ち着きのある空間を創る

中間色となる緑色は、外向的な刺激の抑制効果がある色です。高揚感を沈め、不安感から解放し、静かな安らぎを与えてくれる色です。観葉植物などの色彩を眺めるだけで、眼の疲労感がやわらぎ、休養を得られる癒やされ効果もあります。緑は、逆に、人工的な感覚として受けとめられる場合もあり、不快な色と思う方もいます。

●ターコイズ:爽快なフレッシュ感の空間

ターコイズ用いられることで、みずみずしいイメージの空間を創ることができます。心を解放し、リラックス効果を与えてくれます。現状を変えたいという心に答えてくれる色とされています。

●青:鎮静効果のある空間

青系の照明や色彩に囲まれた空間は、心を沈静化させてくれる場となります。青の空間に身を置くことで、血圧の低下や、呼吸回数、筋肉の緊張を解きほぐす効果が得られます。赤と逆の作用になります。ストレスや神経の弛緩を促し、イライラ感を沈静化させてくれる色です。しかし、濃い青色を広範囲に用いた空間にいると、気分が落ち込みブルーは気分になることもあります。

●バイオレット:プラスの効果の空間

赤と青の混色となる紫、バイオレット(10PB)は、赤と青の双方の心理効果が反映された色となります。ナイーブで趣味的な色となり純色の中でももっとも暗い色がバイオレットです。明るい色みと上手くバランスを考えて組み合わせることで効果的に存在感のある空間を創ることができます。

●紫:ミステリアスな印象の空間

紫は、サイキックで、ミステリアスな印象をもつ色です。そのため、比較的小さい部分に用いることが求められる色です。補色関係の「思考の色」とされる黄色に対して、この紫は「直感の色」とされ、洞察力にも関係するとされています。ひとりで静かに瞑想すること場にふさわしい空間を創り出してくれます。

●グレー:どの色とも馴染む調和の空間

グレーはどんな色とも上手く調和がはかれる色です。青みを帯びた色は、人工的でクール感のある空間、黄色みを帯びたグレーは、ノスタルジックな柔らかみのあるインテリア空間を創り出すことができます。色みが抑えられることで、素材感が活かされる空間演出ができます。

●モノトーン:組み合わせる色や素材でさまざまな変化を楽しめる空間

白や黒のモノトーンで創られる空間は、コントラストを活かすことで、シンプルで機能的な雰囲気を生み出します。ポイントとなるアクセントカラーや、ファブリックの柄を活かし、都会的で洗練された印象とすることや、シャープなイメージ空間を創ることもできます。

●ブラウン:大地の色が創る空間

ブラウン系の色は、大地のイメージを持ちます。ゆるぎない豊かさを育む色です。ブラウン系の色でコーディネートされた空間は、色の持つ温もり感、落ち着いたムードある場を創ることができます。濃厚なチョコレートのような茶色は、堅牢でスマートなイメージで、明るいライトブラウンは、まろやかな安心感で包まれるような空間演出が可能です。

❍色の持つエネルギーを活かすコントラスト効果

コントラストのボリュームでも空間の持つイメージが変わってきます。アナロジーカラーコーディネートとコントラストカラーコーディネートとに分けられ基本4種類のコーディネートがあります

アナロジーカラーコーディネート
  • 同系色:同じ色相によるなじみのコーディネート
  • 類似色:似たような色相同士によるなじみのコーディネート
コントラストカラーコーディネート
  • 同系色や類似色による際立ちのカラーコーディネート
  • 反対色:対照色相による際立ちのカラーコーディネート
●同系色:同じ色相によるなじみのコーディネート

穏やかで柔和なイメージが得られます。統一感を優先させ過ぎて、壁、床、家具類などの調度品などすべてを同系色でまとめ過ぎてしまうと、視覚や心理が求める適切なコントラストのバランスが崩れ、逆に不安定な感覚となり、不安感や居心地の悪さを感じることがあります。

●類似色:似たような色相同士によるなじみのコーディネート

似通った色相同士、色相環でとなりあう色同士のカラーコーディネートは自然体で居心地の良い室内を創り出します。ツートーン、スリートーンなどでまとめることで、色彩を豊かにすることで色のハーモニーを得るように組み合わせていきます。素材感をまとめることも大切なポイントです。

●同系色や類似色による際立ちのカラーコーディネート

同系色や類似色で、壁と床、壁と家具などの色を明暗のコントラストを強めることで、引き締まったシャープな印象の空間を創ることができます。適度なコントラストにすることがポイントで、あまり強いコントラストにしてしまうと緊張を強いるような空間になってしまうことがあります。

●反対色:対照色相による際立ちのカラーコーディネート

反対色をメインにすることで色の持つ個性を発散させることができます。バラエティに富み、個性的な空間にすることができます。

❍ウォームな部屋とクールな部屋

暖色は、温かく感じ、寒色は冷たく感じられます。

暖色系の色相、赤、橙、黄などの色は温かく感じられます。北向きの暗い部屋は、暖色系の明るい色相を用いると心理的温度差を演出することができます。

寒色系の色相、青や青緑などは冷たく感じられます。同じ色相でも明度や彩度により、感じ方には個人差があります。

 

2.その色から何をイメージしますか?

「赤」から何を連想しますか? 人は色を見て何を連想するのか?

❍色から何を思い浮かべますか

色の連想を考えてみることも、その時の心模様を表現しています。同じ色を見ても、イメージされるものは人によりさまざまです。同じ人でもその時の心情、若い時と年を経たときとで色の好みも変わるのではないでしょうか。

個人でも変わるように、人それぞれです。個人を超え、社会的は背景や、地域や民族によるもあります。人は様々な体験から、感じ方、思考判断もその時の感情の影響を受けています。当然その感情のもつ色、感情的色彩も異なるのではないでしょうか。色は、感情状態のサイン、シグナルと考えられ、シンボルや象徴とされます。

❍色からの象徴的連想:色彩心理

  • 赤 :活動的、活気、愛情、情緒、歓喜、興奮、緊張、色情的、怒り、革命。幼稚、野蛮、卑属、危険
  • 橙 :躍動、陽気、元気、快活、嫉妬、明快、平和、温和、明るい、はしゃぎ、積極的、わがまま
  • 黄 :快活、光明、明快、陽気、快活、明朗、希望、発展、光明、軽薄、臆病、冷淡
  • 緑 :平和、希望、安全、新鮮、安らぎ、平静、若々しさ、有望、純情、公平、理想、知性、着実、未熟
  • 青緑:安息、涼しさ、沈静、憂鬱
  • 青 :落ち着き、涼しさ、寂しさ、希望、悠久、清澄、深遠、崇高、孤独、冷静、厳格、真実
  • 紫 :高貴、優雅、優美、神秘、厳粛、哀れ、不安、心配、優しさ、軽率、永遠
  • 白 :純粋、潔白、清楚、清潔、衛生、清々しさ、公明、無邪気、純真、神聖、信仰
  • 灰 :落ち着き、曖昧、憂うつ、哀れな、薄暗い
  • 黒 :陰鬱、不安、不定、暗黒、悲哀、厳粛、死、悲哀、絶望、沈黙、恐怖、堅実

 

3.エモーショナルカラー、共感覚ということば  

共感覚ということばがあります。

❍共感覚とは?

色を感じるのは視覚、音は聴覚で、味は味覚で感じます。でもゾクゾクする感覚は、聴覚で入ってきた音を聞き、体感覚で感じますが、ゾクゾク感を肌で感じていることもあるのではないでしょうか。眼でレモンを見て味覚で酸っぱさを感じる。

共感覚とは、本来感じる感覚器官以外の感覚も引き起こすような場合もあります。この感覚のことを「共感覚」と言います。

●色の共感覚とは?

色と結びつく感覚を色の共感覚といいますが、音と色が結びつく色調、味と色で結びつく色味、においと色が結びつく色香などさまざまなものと結びつくことがあります。

●今の気分は何色?

楽しい気分のときや悲しい気分のときを色で表現すると何色ですか?そんな質問をNLPワークのときにもおこないます。聞かれると何気に抵抗感なく考え、思いついた色を答えるのではないでしょうか。悲しいときは心は、「心はすごくブルーだよ」とか、楽しい気分のときは、ポップで弾むイメージのオレンジ色かも知れません。

ハッカのクールなにおいのイメージは、爽やかな色味のグリーンとか思い浮べるのではないでしょうか。

❍共感覚で味わう

人は、色から味を感じることもあります。また、においから色を感じることもあります。真っ黒に焦げたトーストを見たら苦味を感じることや、早生みかんの若い緑色を見たら、酸っぱさとしてを感じませんか?レモンを見て酸っぱさ感じ、黄色を思い浮かべるのではないでしょうか。

人は、視覚から味をイメージして食欲を感じることもあります。家族や大切な人に美味しく料理を味わってもらいたいなぁと、特別な日のお料理は特に、フードカラー・色も考えて、食卓を演出し、盛り付けも意識してみてください。きっと想い出に残る食卓になりますよ。

❍音を聞き色がイメージされる

楽器の音を音色としてよく表現されることもあります。フルートの音色を明るい青、チェロを濃紺、コントラバスを黒などの色に例えます。ニュートンは、音楽に用いられるオクターブからスペクトルの7色を導くこと、ゲーテやカンディンスキーの楽器の音を色での表現は有名な話となっています。

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

私が色に興味を惹かれた理由

 

「あなたを助けてくれる色です」

これが、パーソナルカラーを学ぶきっかけになったひとことです。パーソナルカラーからアナリストへそして、カラーデザイン取得へと誘われます。色と心理とのリンクに気づく時、色彩の豊かな魅力に引き寄せられました。色は心に彩りを与えてくれます。

人は、日常の中でさまざまな色に囲まれて生活しています。意識的にも、無意識的にもさまざまなシーンで色が関係しているということなのですが、意外に意識されていないのではないでしょうか。

❍白衣の色が血圧に影響する「白衣高血圧」

医療の中でいうならば、「白衣高血圧」ということばがあるくらいです。「白衣=病院=医師=看護師」この連想などの緊張などの要因から起こるのではとされている高血圧と言われています。病院での血圧が自宅での測定値よりも高くなることから「白衣高血圧」と呼ばれています。

❍補色で決まる手術着の色

色相環の向かい合う色の関係性を補色ということをお伝えしましたが、色の残像という現象の中でこの補色の関係の色が残像として出現します。

色の残像とは、同じ色をずっと凝視したのちに、白い紙や壁に視線を移すと残像として現れる色のことをいいます。手術時は、血液の色となる「赤」をずっとみている状態となります。赤の補色となる色は、青緑となりますので、血液の色「赤の補色となる青緑」が出現する残像減少を防ぐために、手術着の色は白ではなく、青緑や、緑、青のものを着用しています。

それ以外にもCOLORは、「衣・食・住」にさまざまな様相を創り出しています。

❍衣にまつわるCOLOR

女性にとって毎日のスタイリングは、悩むところではないでしょうか。トップスとボトムスの色からワンポイントのカラーなどさまざまなアイテム1つ選ぶにも悩ましいときがあります。服の場合は、フォームやデザインや素材感もあります。その中でも色の組み合わせに四苦八苦している方も。通勤にふさわしい色をセレクトすることや、仕事が終わった後の予定を考えること、誰に会うかを考えることもあるかも知れません。無難な色を選んだほうがとか、ちょっと素敵に見える色を選ぶことや、このスーツの色だとこのネクタイとかも考えることもきっとありますよね。そして、悩み疲れて、黒や無彩色、色のあるものとしたら、紺や茶に落ちついてしまっていたりすることもあるのではないでしょうか。実にもったいない...笑、このあたりは、最終日に「パーソナルカラー」としてご提案していく予定です。

❍食に関わるCOLOR

食材の色も食欲にかかることもあります。料理の盛り付けも色を考えることで美味しそうに見せることもできます。食欲が無い時に少しでも食欲がえられる色みを、食卓のセッティングから整えることも求まられます。今年の夏はとても暑い日が続き、食欲も減退、そんなときに見た目に涼し気な色彩でテーブルクロスや、食器の色みなどを考える工夫も効果があります。部屋の照明も食欲に影響します。

みかんがよく赤色のネットに入っていることや、オクラが緑のネットに入っていることも食材を美味しく見せる効果となります。食に関わるCOLORは、次回まとめていきたいと思います。

❍住に関わるCOLOR

今日お伝えした、空間をどのようなカラーで創るかで心的作用も変えることができます。空間の使用目的に合わせた色彩を意識的に用いることです。壁の色を変えることはなかなか出来ませんが、カーテンやカーペットなど、ラグのカラーを変えることで気分転換をすることも可能です。夏と冬でカーテンの色を実際に変えることもよくあるのではないでしょうか。

部屋の色は、思っている以上に無意識に視覚に入ってくる色です。色を意識して効果的に用いることも生活の彩り気分を変えることができるのではないでしょうか。

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • 色の三属性とは、色相・明度・彩度
  • 明度は明るさや暗さ、彩度は色の鮮やかさ、色の三原色「マゼンタ、黄、シアン」の混色で色は作られる
  • 色はそれぞれのエナジーがあり、効果的に知って活かす

 

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共同代表 Junko Katayoshi

今日も最後までありがとうございました。

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