元気&HealthのJunchanのblogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週は、ミネラルをまとめています。初回は、熱中症でよく言われる「塩」、2回目は、「骨」を構成するために必要な多量ミネラル、そして今日は、微量ミネラルの中でも貧血に関係する「鉄・銅」そして、いろんな機能をもつ「亜鉛」を中心にまとめていきたいと思います。あまり知られていないその他の微量ミネラルたちもとても大切な役割を果たしています。プラスαは、亜鉛欠乏でお馴染みの味覚障害の原因をまとめていきたいと思います。

 

1. 微量ミネラルの必要性を知るポイント3つ

1-1 若い女性に多い、鉄欠乏性貧血の原因「鉄 Fe」    

1-2 あらゆる組織に存在し、関係している「亜鉛 Zn」

1-3 意外と知られていない?銅不足は貧血を招く「銅 Cu」

今日のプラスα

2.その他の微量ミネラルも意識して欲しい 

3.サプリメントの効用と薬害    

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・サプリメントの効用と薬害

 

1. 微量ミネラルの必要性を知る3つ

前回のブログでもお伝えしましたが、ミネラルには、1日に100mg以上の摂取が必要とされている多量ミネラルと、100mg以下でも必要なミネラルを微量ミネラルとして、食事摂取基準として定めています。

◯不足するとさまざまな悪影響をもたらす「微量ミネラル」

食事摂取基準として定められている微量ミネラルとは、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの8種類となります。微量ミネラルは、多量ミネラルほど大量には、体内に存在しなくても、欠乏症を招くと身体にとってはさまざまな影響が現れることもある重要な役割を持ち、無くてはならない大切な栄養素です。

昨年9月にもこの微量ミネラルをまとめていますが、今回は、よく聞く、主に貧血の原因なるとされる、鉄と銅、そして味覚障害の原因とされる亜鉛をビックアップしていきます。

 

微量ミネラル

<微量ミネラル>

1-1 貧血の原因 「鉄   Fe」 

鉄は、成人の体内に3~4g程度存在し、この鉄が不足すると若い女性に多く見られる、鉄欠乏性貧血になるということはよくご存知なのではないでしょうか。

体内にある鉄の約70が赤血球の中のタンパク質の中にある血色素ヘモグロビンの構成成分として、存在しています。

◯鉄の種類と機能とは?

鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄があり、吸収の違いがあります。鉄分子の種類やいっしょに摂取される物質により、鉄の吸収率は異なります。鉄の吸収率は、鉄がヘム鉄の状態で食物に含まれているときにいちばん吸収が良いとされます。

●ヘム鉄とは?
  • 食物のヘム鉄とは、動物性食品、レバーや赤みの肉、かつおなどの魚類、あさりなどに含まれる鉄です。
  • ヘム鉄は還元型であるため、タンパク質が結合したそのままの形で十二指腸から空腸上部で吸収されます。
  • 動物性食品に多く含まれるヘム鉄は、非ヘム鉄より体内への吸収率が高い
●非ヘム鉄とは?
  • 非ヘム鉄とは、植物性食品、緑黄色野菜、卵、豆腐、海藻類などに含まれる鉄です
  • 非ヘム鉄はそのままの形では吸収されず、還元された後、吸収されます
  • 食物由来の非ヘム鉄は、胃の分泌物により第一鉄に還元されるために、食物の結合体から外れる必要があるためです。

鉄には、このようにヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があり、食材によって含まれる鉄の種類が異なります。動物性、植物性ともにバランス良く、偏らないようにすることが大切となります。

◯鉄の機能とは?

鉄には、機能鉄と貯蔵鉄があります。

●機能鉄

ヘモグロビンは、全身の細胞に広く分布していますが、約70%がヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンというタンパク質の構成成分となっています。これらを機能鉄と呼んでいます。酸素を全身に運び供給する役割を担っています。

●貯蔵鉄

機能鉄とされる赤血球の鉄分が足りなくなると、残りの約30%、肝臓、骨髄、筋肉にフェリチンやヘモジデリンとして貯蔵されている貯蔵鉄が使われます。

●鉄の役割 鉄の輸送と利用

人の体内での鉄の役割は、酸素運搬に関わるタンパク質として不可欠な成分とされています。鉄が無いと全身に酸素を運ぶことが出来ません。鉄は小腸粘膜細胞から吸収され、酸化されタンパク質と結合してトランスフェリンとなり、血液を介して全身に運ばれます。ヘモグロビンとなって酸素の輸送や、筋肉中での酸素を蓄えるミオグロビンの構成成分となります。

ヘモグロビンは、赤血球の色素として含まれ、全身の組織に酸素運搬するために必要不可欠なことはよくご存知かと思いますが、その機能には、鉄が不可欠となります。

 

機能鉄と貯蔵鉄

<機能鉄と貯蔵鉄>

◯鉄欠乏症とは?

鉄が不足すると無力感や食欲不振などが起こることがあります。鉄は、赤血球の色素成分ヘモグロビンの主成分です。不足すると鉄欠乏性貧血になります。必要な量の酸素を全身に運ぶことが出来なくなるために、全身の組織が酸素不足になり、疲れやだるさが現れます。運動能力や免疫力の低下、体温調節の不全を招き、疲れやすい、頭痛、動悸、食欲不振などの症状が現れます。

体内の鉄が不足するとヘモグロビンを必要量つくることができず、酸素の運搬、老廃物である二酸化炭素の回収が上手く出来なくなります。細胞の成長や分化の調節にもきわめて重要とされ、乳児では発育が遅れ、成長期や妊産婦は特に注意が必要です。若い人、特に女性には、鉄欠乏が多くみられます。

鉄が不足すると、免疫力の低下も生じることとなります。鉄は、健康維持に必要な多くのタンパク質や酵素の構成成分に対してもとても大切な役割を担っています。

●鉄欠乏性の症状とは?
  • 疲労
  • 持久力低下
  • 動悸・息切れ
  • 筋力低下
  • めまい・頭痛
  • 蒼白状態
重度の鉄欠乏症
  • 異食症:氷、土、絵の具、チョークなどの異物を食べたくなる異常な欲求症状
  • 舌炎、口角炎、爪甲の陥凹(匙状爪)なども見られることがあります。
●鉄欠乏予防に、鉄の効率的な摂取

鉄は、体内に吸収されにくい栄養素の1つとされます。吸収率の高い食品や吸収率を上げるような食べ合わせをすることにより効率的に摂取するようにしましょう。

●鉄の吸収に必要なタンパク質とビタミンC

鉄の吸収にはタンパク質とビタミンCが必要となります。ビタミンCは、非ヘム鉄を効率的に取り込むことができます。植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、ヘム鉄の吸収に比べて、20~25%といわれています。非ヘム鉄を摂取する時は、食べ合わせを意識すると良いとされます。タンパク質を多く含む食品、魚介類、肉類、大豆、卵、乳製品などがあり、ビタミンCを含む食品には、野菜、果物、イモ類などがあります。鉄の調理器具を用いることも、調理中の鉄の量が増加すると言われ、よく言われている方法です。

●鉄の吸収を阻害する食品

穀類、豆類の多く含まれるフィチン酸やコーヒーや紅茶などに含まれるタンニン酸は、鉄の吸収を阻害しますので注意が必要です。

◯鉄を多く含む食品

●ヘム鉄を多く含む食品

動物性食品:豚レバー、鶏レバー、かつお、あさり、赤身の肉など

●非ヘム鉄を多く含む食品

植物性食物:小松菜などの緑黄色野菜、納豆などの豆類、海藻類など

◯鉄過剰症

鉄は健康な人の通常の食事では、吸収率が低いために過剰症はありえないとされています。サプリメントや鉄製剤を適切に利用しないと過剰摂取が起こることもあります。

過剰の摂取を長く続けことにより鉄沈着症となり、膵臓、性腺や下垂体などの内分泌、肝臓や胃腸、心臓に蓄積されると障害が起きることもあります。鉄剤の過量投与など、一度に大量の鉄を摂取すると、非常に危険です。鉄中毒( 鉄中毒)では、消化管、肝臓、心臓、脳が損傷を受け、死に至ることもあります。

 

1-2 あらゆる組織に存在し、関係している「亜鉛 Zn」

亜鉛と聞くけど実際に何をしているのかご存知ですか?亜鉛の働きは、多岐にわたっています。

◯味覚だけではない多くの亜鉛の機能

亜鉛は、成人の体内に約2~4g存在しています。その多くが筋肉、骨に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺など多くの臓器に存在し、新陳代謝、タンパク質の合成、DNAやRNAの合成などの遺伝情報、インスリン合成など、免疫反応に関わるさまざまな酵素の構成成分となっています。マグネシウムとともに最も多くの酵素の働きに関与し、成長、健康の維持に大切なミネラルとされています。

生殖腺ホルモンの活動に関与し、性腺機能減退症、生殖腺発育不全、前立腺肥大・前立腺の機能の正常化に関わっています。人の母乳に比較し、牛の母乳に少ないため、人工栄養児の発育不全が見られたために乳児用ミルクに銅とともに添加が許可されています。

◯亜鉛の機能とは?

●味覚障害 味蕾の新陳代謝に関与

亜鉛は、人の欲求「食欲」に関わる大切な五感のひとつ「味覚」に関わるミネラルでもあります。人の味覚を正常に保つ働きとして、食べ物の味は、舌にある味蕾という器官で感じ取ります。舌の表面にある味蕾の細胞分裂を促進し、味覚を正常に保つ機能があります。味蕾は新陳代謝が活発で約4週間のサイクルです。亜鉛はこの働きを促しており、不足すると味覚障害が起こることがあります。

●免疫機能障害 感染症、自己免疫疾患に関与

亜鉛は、免疫機能に関わる細胞の働きに影響を与えます。免疫力を高める機能を持ち、不足すると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。感染症だけではなく自己免疫疾患も亜鉛の低下に関わることがわかっています。

●爪や皮膚、毛髪の新陳代謝

亜鉛は皮膚、粘膜、爪の状態を保つために必要となります。亜鉛が不足すると、慢性湿疹、爪の異常、脱毛などの症状が現れることがあります。

●成長障害 細胞分裂や増殖に関与

亜鉛は、多くの酵素の構成成分として、タンパク質やホルモンの合成、DNAの複製などに深く関わります。乳幼児や子どもに亜鉛不足が起きると、成長障害となることがあります。

●生殖機能に関与

亜鉛は、精液中に高濃度に含まれ、人の第二次性徴にも影響をするミネラルです。生殖機能に深く関与し、精子や、男性ホルモンのテストステロンの生成に関わり、精子の機能障害(運動率や精子数)や、勃起不全・EDを引き起こすこともあります。

◯亜鉛が欠乏するとどうなるの?

亜鉛は、上記のようなさまざまな機能を持ちます。亜鉛欠乏症の特徴は、発育遅延、食欲不振そのほか、不足すると、味覚障害、嗅覚、聴覚が低下、皮膚炎など、欠乏することで生殖機能の低下、月経不順や成長障害、免疫機能低下などさまざまな症状の原因となります。インスリンの構成成分とため、糖尿病の人には欠乏症が多くみられるようです。重症化すると、脱毛、下痢、性機能障害、発達の遅延、インポテンス、目や皮膚の症状、体重減少、創傷治癒遅延、や精神的無気力も起こる場合がある。

●亜鉛欠乏症は非特異的な症状です

このような症状の多くは、非特異的とされるために、個々の健康状態の関係してきます。そのため、亜鉛が原因か否かは検査が必要とされます。

◯亜鉛不足の原因とは?

●偏食やダイエット

食生活の偏りによる亜鉛摂取量の不足

●ベジタリアン、ビーガン(完全菜食主義者)

食物繊維に含まれるシュウ酸は、亜鉛の吸収を阻害します。また、亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれるために、食べないと当然不足します。

●加工食品やレトルト食品に含まれる食品添加物

食品添加物(ポリリン酸など)は、亜鉛の吸収を阻害します。

●アルコールの代謝による亜鉛の消費と排泄

アルコール代謝の過程で、亜鉛が消費され、さらに尿中への亜鉛の排泄を促します。大量飲酒では、注意が必要です。

●運動による発汗

亜鉛は、汗や尿から排泄されます。そのため、アスリート・スポーツ選手に亜鉛不足しやすいミネラルだと言われています。スポーツで引き起こされる貧血、スポーツ貧血として亜鉛欠乏性貧血が上げられているそうです。

《亜鉛不足》
  • 成長障害
  • 味覚障害
  • 貧血
  • 食欲不振
  • 皮膚炎
  • 生殖機能の低下
  • 慢性下痢
  • 脱毛
  • 免疫力低下
  • 低アルブミン血症
  • 神経感覚障害
  • 認知機能障害 など
●亜鉛の吸収を阻害する物質

食物繊維やフィチン酸(穀類、豆類に多い)、加工食品に多く含まれる食品添加物などが亜鉛の吸収を妨げます。特に、加工食品の摂取が多い若い世代に味覚障害が多く見られるようになってきています。またアルコールの摂取により、亜鉛の尿中へ排泄量が増加することも亜鉛不足の原因となります。おつまみには、亜鉛を多く含む肉や魚、大豆製品、ナッツ類を使用したものを選ぶことがお勧めです。

 

亜鉛欠乏症

<亜鉛欠乏症>

◯亜鉛の効率的な摂取

亜鉛は、動物性タンパク質といっしょに摂取すると効率的に吸収されます。鉄を多く摂取すると、亜鉛の吸収が阻害され、亜鉛を多く摂ると銅の吸収を阻害することになります。他のミネラルとのバランス考えることが大切です。

通常の食生活では過剰の心配はありませんが、摂りすぎると頭痛などの症状が表れることがあります。

●亜鉛を多く含む食品

亜鉛は、あらゆる細胞に含まれるため、肉、魚介、種実類、穀類など多くの食品に含まれています。味噌にも多く含まれますので調味料として、活用するのも効果的です。

  • 動物性食品:牡蠣、牛肉、レバー、卵、タラバガニ、あわび、チーズ など
  • 植物性食品:ナッツ類(ピーナッツ、アーモンド、くるみ)、胚芽米、高野豆腐、納豆、切干大根 など

◯亜鉛過剰症とは

通常の食事では過剰症は起きないとされています。継続的な過剰摂取により、銅の吸収障害による貧血、免疫障害、神経症状を示すことがあります。

●サプリメントに注意!

亜鉛の過剰症となる原因として、複数のサプリメントの常用などで過剰に摂取した場合、亜鉛メッキされた容器での保存食品による亜鉛の溶解、特定の薬剤を飲んだ場合などがあげられます。

亜鉛を過剰摂取した場合にまれに起きる症状として、吐き気、嘔吐、腹痛、低血圧、下痢、黄疸、胃障害、腎機能障害などがあるようです。神経症状が出ることがあるほか、銅や鉄の吸収を妨げることがあります。

また、相対的に鉄や銅が欠乏することによる貧血症状や、免疫障害、性機能の低下、味覚や嗅覚機能の低下、HDLコレステロールの低下、抗酸化機能の低下などがまれにあるようです。

1-3 意外と知られていない?銅不足は貧血を招く「銅 Cu」

銅は、筋肉、骨、肝臓に多く、成人の体内に約100~150mg存在します。鉄の働きを助けるミネラルとされています。

◯銅も体内でお仕事しています!銅の機能とは?

銅と聞くと、銅メダルを思い浮かべてしまうのですが、ちゃんと必要なミネラルです。筋肉や骨に約50%が、肝臓に約10%が含まれます。その他、脳、腎臓にも含まれます。銅は、体内の多数のタンパク質の構成要素として、ほとんどがタンパク質と結合しています。結合していない、遊離銅イオンには毒性があるとされています。通常、代謝での必要量を超えて吸収された銅は胆汁を介して排泄されます。

遺伝的機序により、銅がアポタンパクへの組み込みを阻害される疾患や、体内での有毒となる銅蓄積を阻止するプロセスが制御されてしまうと過剰症となることがあります。

●鉄とともにヘモグロビン産生

銅は、鉄の働きを助けるミネラルで、骨髄でヘモグロビンをつくるときに腸管からの鉄の吸収を促進し、生成に不可欠なミネラルです。銅は、鉄の吸収のみならず、ヘモグロビンを産生するためにも不可欠です。鉄が十分にあっても銅がなければ、赤血球が上手く産生されないために、貧血となります。

・ミネラルの相互作用

銅の欠乏は、ヘモグロビン産生に関与しているために、貧血や成長障害などの原因となることもあります。上記で説明したように、亜鉛の大量摂取は、銅の吸収を阻害することがあるとされますので、ミネラル相互のバランスが大切となります。通常の食生活をしていれば銅が不足することはありません。

●酵素の構成要素としての機能

活性酸素を除去する酵素の成分として多くの代謝に関与しています。つまりサビない身体を作るために、過酸化脂質の生成を予防しています。

●骨の形成を助ける

コラーゲンやエラスチンといった血管や骨を丈夫にする成分をつくるために、動脈硬化や骨粗鬆症などの予防にも関わっています。

◯銅が欠乏すると?

銅は、遺伝的な要因がない場合は、食事による摂取不足による重大な銅欠乏症が生じることは稀だとされています。もし、極端に摂取不足が生じて欠乏した場合には、銅欠乏性の貧血、低色素性貧血などを発症します。ヘモグロビンの生成が減少し、貧血となります。毛髪異常、白血球減少、脊髄症、成長障害、骨石灰化障害などがあらわれます。

しかし、これは遺伝性の吸収不全、難治性の下痢症などによる特別の場合とされ、日常の食生活では欠乏症はほとんどみられません。

●銅欠乏症の原因
  • 小児期、重度のタンパク欠乏症
  • 持続性の乳児下痢症 ※通常ミルクのみの食事と関連
  • 重度の吸収不良(スプルーまたは嚢胞性線維症などで)
  • 胃の手術後  ※ビタミンB12欠乏症もみられることがある
  • 亜鉛の過剰摂取
●銅を多く含む食品

多くの食品に含まれます。食品バランスに気をつけて食事をすることが大切です。

牛レバー、甲殻類(いか、かに、えび)、大豆などに多く含まれます。牡蠣、アーモンド、くるみ、ピーナッツ、カシューナッツ、ココア など

◯銅過剰症

銅の過剰摂取により、排泄障害による肝機能障害、腎不全、脳神経障害などが起こります。

サプリメントなどで大量摂取をしたとき以外、とり過ぎによる過剰症はまれで、先天性の代謝障害以外には、銅製の食器や調理器具で酸性の食品を扱ったことによる中毒があるとのことですが、通常の食生活では心配はありません。

●ウィルソン病(先天性銅中毒)

ウィルソン病とは、遺伝性疾患(劣性遺伝子変異体がホモ接合型)で男女ともに罹患することのある銅代謝の障害です。肝および他の臓器に銅が蓄積して、肝障害、神経障害が出現します。

ウィルソン病は、先天性欠陥により銅輸送が障害されることにより胆汁への銅の分泌が減少することにより、銅が過剰の状態となり、その結果、肝臓への蓄積が生じます。この状態は、出生時に始まるとされています。肝線維化が生じることで、最終的に肝硬変となります。銅は、肝からさらに血中移し他の組織へと拡散されます。脳に対して最も破壊的な症状を示しますが、腎や生殖器にも影響し、溶血性貧血を引き起こします。

 

銅の機能

<銅の機能>

2.その他微量ミネラルも意識して欲しい

その他の微量ミネラルには、ヨウ素 セレン、マンガン、モリブデン、クロムがあげられます。その他ミネラルに関してもざっくりとまとめておきましょう。

◯甲状腺ホルモンの主要成分「ヨウ素 I」とは?

成人の体内に約10㎎存在します。そのほとんどが甲状腺に存在しています。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの合成には、ヨウ素が必要とされます。甲状腺ホルモンは、新陳代謝を促し、体内でさまざまな重要な機能を調節しています。

甲状腺ホルモンは、妊娠・授乳期の胎児や乳児の骨や脳の正常な発育のためにも必要となるホルモンです。成長ホルモンとともに成長促進機能があるため、ヨウ素が足りないとは発育不全となります。そのため乳児や妊娠中の女性では特に重要なミネラルです。

●ヨウ素欠乏症

ヨウ素の欠乏により、甲状腺ホルモンがつくられなくなり甲状腺機能低下します。そのため甲状腺刺激ホルモンが過剰分泌され、甲状腺が肥大する甲状腺腫(甲状腺腫刺激ホルモンの過剰分泌)となります。成人では免疫力の低下、乳児では知能や身体の発育障害、新陳代謝が低下し発育不良、疲れやすくなる。

  • 甲状腺腫の形成
  • 甲状腺機能低下症
  • 妊孕性(にんようせい)の低下(妊娠しにくくなる)
  • 皮膚症状 皮膚の浮腫、乾燥
  • 声がれ
  • 精神機能障害
  • 毛髪症状 硬く、薄くなる
  • 体重増加
妊娠中のヨウ素欠乏
  • 流産と死産のリスクの増大
  • 胎児の発育不全
  • 胎児の脳障害
  • クレチン症:知的障害、低身長、耳が聞こえない、ものが言えない、先天性異常、甲状腺機能低下症
●ヨウ素を多く含む食品

ヨウ素は海水中に存在しています。海藻類、いわし、さばなどの魚介類に多く含まれます。はまぐり、小エビ、たら、牡蠣、鮭、パインアップルなど

●ヨウ素の効率摂取

ヨウ素は、海産物に多く含まれます。意識的に海産物を摂取しましょう。

◯ヨウ素過剰症

ヨウ素を過剰摂取すると、甲状腺機能が過度に働き、甲状腺ホルモンが過剰につくられます。その結果甲状腺機能亢進症となり、甲状腺が肥大する甲状腺腫となります。

また、毎日多くの昆布の過剰摂取を続けると、甲状腺ホルモンが作られなくなり甲状腺機能低下症となることもあります。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの生成には必要なミネラルですが、その一方で、昆布を毎日摂取することは、ヨウ素過剰になります。ヨウ素の摂りすぎを止めると自然に回復します。

◯セレン Se

セレンは、成人の体内に約10㎎程度のわずかなミネラルですが、あらゆる組織に存在しています。ビタミンEとともに、身体の過酸化脂質の分解にかかわり、抗酸化作用を防いでくれるミネラルです。ビタミンC、Eとともに、組織が若々しい柔軟性を保つのを助ける老化防止、がん抑制する働きが注目され、更年期障害の改善にも役立つとされています。セレンは、甲状腺が正常に機能するためにも必要とされています。

●セレンを多く含む食品

の食事では、不足することはないとされていますは、セレンは、重要性が見直されているミネラルです。セレンは、タンパク質と結合しています。まぐろやかつおなどの魚介類に多く含まれ、食事が植物性に偏ると不足しやすいミネラルです。その他、リンゴ酢、ほたて貝、エビ、はまぐり、牡蠣

●セレン欠乏症

セレン欠乏症はまれです。セレンの摂取量が少ないとされる中国の一部地域みられるセレン欠乏症があります。主に小児や若い女性に多くみられるウイルス性疾患である克山病(ケシャン病:中国の北東部から南西部に見られる地方病)を発症する可能性が高くなります。克山病は心臓の内壁に損傷を与え、心筋症を引き起こす疾患です。通常の摂取では、心配ありません。長期多量不足の場合、消化器、排泄器官のがん、肝臓機能障害、筋力低下、老化など

●セレン過剰症

サプリメントで過剰摂取すると、脱毛、しびれ、爪の異常、吐き気、嘔吐、下痢、発疹、疲労、神経の損傷などを起こします。

◯マンガン Mn

マンガンは、成人体内に約10mgしか含まれていませんが、肝臓、膵臓、腎臓、毛髪などに存在しています。骨の生成を促進し骨の発育に重要なミネラルです。骨や身体の組織を維持し、炭水化物、タンパク質、脂質の代謝に重要な役割を持ちます。抗酸化作用を持ち、細胞膜の酸化を防ぎ細胞を維持し、成長や生殖に関係しています。

肝臓の酵素作用を活性化するためにも必要とされます。複数の酵素の構成成分で、マンガンを含まない酵素でも、活性化のために必要とされることも多いとされます。 不要になった窒素を尿素に変えて、排泄する作用にも関わっています。

●マンガンを多く含む食品

植物性食品、特に穀類、野菜類、豆類、肉類、酵母など、アーモンド、大麦、そば、くるみ、ほうれんそう、ピーナッツ、干しぶどう、かぶの葉などなどにも多く含まれます。

●マンガン欠乏症

マンガンは、通常では欠乏症はありません。不足すると骨の発達障害や生殖能力の低下をもたらします。

●マンガン過剰症

通常の食事では過剰症はない

◯モリブデン Mo

モリブデンは、成人体内に約9㎎以下とこく微量存在します。肝臓、腎臓、副腎に多く存在しています。

モリブデンは、肝臓、腎臓の働きを助け、尿酸の代謝や炭水化物と脂質の代謝に必要なミネラルです。とくに炭水化物の代謝を潤滑に行なうために必要です。銅中毒の予防に作用します。

●モリブデンを多く含む食品

肉類、大豆や玄米などの穀類に多く含まれます。

●モリブデン欠乏症・過剰症

普通の食事では、欠乏も過剰摂取となることは、まずないとされています。不足すると、尿酸の代謝障害や貧血を起こすとされています。

◯クロム Cr

生体内の存在量は、わずかに2㎎程度です。体内のさまざまな臓器に存在します。

クロムは、炭水化物のエネルギー代謝に必要な酵素に関わり、脂質代謝で脂肪酸とコレステロールの合成を促進する働きをもつ大切なミネラルです。インスリンの機能を助け、糖尿病予防、糖耐性要素物質といわれています。血糖値を調節するインスリンの機能をサポートし、炭水化物、タンパク質、脂肪代謝や貯蔵に機能します。脂質の代謝に関わるためにコレステロールや中性脂肪を下げ、動脈硬化や脂質異常症の予防のために機能しているとされています。

●クロム欠乏症

クロムは、通常不足することはありません。クロムが不足した場合、インスリン機能低下、炭水化物の代謝異常などがおこります。糖尿病、高血圧、動脈硬化、心臓病などをおこしやすいとされています。症状としては、体重減少、錯乱、協調運動障害、糖尿病のリスクが増加(糖質に対する反応性低下)などがあります。

●クロムを多く含む食品

バランスの良い食事を意識し、シュウ酸が、クロムの吸収を阻害するため、調理時は葉物野菜のアクを取ることが効率よく摂取するコツです。食物に含まれるクロムは、ごく少量しか吸収されません。ビタミンCとナイアシンを含む食品と一緒に摂取すると効率的に吸収されます。

魚介類、海藻類、種実類などに多く含まれます。ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、全粒穀物 など

●クロム過剰症

仕事でクロムを扱う職業従事者に、腎不全、呼吸障害などの症例があるようです。少量のクロムを経口摂取しても有害性害ではありません。工業汚染などによって発生する毒性のあるクロムに曝露することがあります。その際に、皮膚、鼻の軟骨、肺、消化管を刺激することがあり、肺がんを発生させることもあります。

 

3.近年増えている味覚障害とは? 原因は亜鉛不足?

「味がわからない」味覚障害という疾患、私の家族からだったか、知人がそう言われた、ということを聞いたのは、20年以上前の事だったでしょうか、診療科はどこなのか?口腔外科?そんな疑問を持ったことを記憶しています。

◯さまざまな要因がある味覚障害

今回調べてみていろんなリスクがあることを再認識。やはり、疾患の原因は、そんな疾患でもさまざまな要因が絡み合っていることがよくある、その典型例かも知れないと感じます。とくに現代人が最近多いとされている疾患にはそんな傾向があるのでは無いのかと感じます。

同じ疾患でも、すぐに良くなる人と、そうでない人、同じような症状、程度でもそれはよくあること。今日は、最後に、味覚障害のリスクをまとめておきたいと思います。

●食生活の偏りによる亜鉛欠乏
  • 舌表面にある味覚を感じる味蕾の新陳代謝には、亜鉛が関与しています。食生活の偏りによる亜鉛不足により代謝障害となり味覚障害がもたらされます。
  • 加工食品に含まれる多くの食品添加物には、亜鉛の吸収阻害をもたらす物質があるとされます。
●加齢による味覚の低下
  • 味覚は、加齢により感覚機能が低下します。高齢化とともに味覚障害は増加しています。
  • 味覚障害の半数は、65歳以上となっています。
●嗅覚の低下をともなう味覚の低下
  • 味覚と嗅覚は、密接に関係しています。味覚と嗅覚は、同時に脳に刺激が伝わることで風味として味わうことができます。
  • 嗅覚が低下すると味覚も感じにくくなります。味覚障害を起こしやすくなります。
●舌の表面の舌苔による味覚低下
  • 白い苔のような舌表面の舌苔の堆積による味覚障害
  • 舌苔とは、はがれ落ちた舌細胞や食べかす、細菌などが堆積したものです。
  • 舌苔は、強いストレス、疲労時、高熱時などに色が変わることや、舌の違和感や味覚障害が出現します。
●がん治療、薬剤の副作用
  • 薬剤の中には、味覚障害を招くものが多くあります。
  • がん化学療法により味覚障害が出現することがあります。唾液分泌量の減少、口腔中の痛みをともなうことがあります。

◯味覚障害の原因となる疾患

口腔内異常により味覚障害を引き起こす疾患として、舌炎、ドライマウスがあります。その他、貧血、消化器疾患、糖尿病、肝不全、腎不全、甲状腺疾患などがあげられます。神経障害が原因となるものには、顔面神経麻痺、脳卒中(脳梗塞・脳出血)聴神経腫瘍、糖尿病などがあげられます。

●舌炎

舌炎とは、味蕾のある舌の表面が炎症を起こした状態、食物がしみることや、痛みにより、味が分かりにくくなるために、味覚障害を引き起こします。

舌炎の原因は、さまざまで、熱い食物によりやけど、義歯による傷、ウイルス感染などがあげられます。

●ドライマウス(口腔乾燥症)

唾液分泌の減少、口呼吸などによる口腔粘膜の乾燥などにより起こります。唾液の分泌量が減少することにより、食物の味物質がわかりにくくなります。味蕾の機能が低下し、味覚障害を招きます。

ドライマウスの原因は、加齢、早食いの習慣、生活習慣病、精神的なストレス、薬の副作用などが挙げられます。

●糖尿病

糖尿病の合併症で、糖尿病性神経障害による味覚神経麻痺を招くことがあります。さらに、糖尿病性腎症により腎機能が低下により、尿中への亜鉛の排泄量が増加し、亜鉛不足となり味覚障害を起こすとされます。

●顔面神経麻痺

顔面神経麻痺に伴い、まれに味覚障害が起こることもあります。脳出血などによる半身麻痺、帯状疱疹による神経障害も起こすことがあります。

●聴神経腫瘍

聴神経に発生する良性の腫瘍で、腫瘍が大きくなると顔面神経障害を起こすことがあります。麻痺が起こると味覚障害が生じることがあります。

●脳卒中(脳梗塞、脳出血)や頭部外傷など

脳卒中を起こした場所や症状により、味覚を司る神経障害を起こすことがあります。また、頭部外傷により味覚に関与している部位の中枢神経障害により味覚障害を招くこともあります。

味覚は、大切な五感の機能

五感の喪失は、毎日の生活の味も失います。食欲につながる味覚は大切。味覚障害は、生活の質を下げてしまうことにもつながる、大切な感覚器官です。

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

サプリメントの効用と薬害

 

◯微量ミネラルの欠乏症

今日お伝えした微量ミネラルは、普通の食生活では、ほとんど欠乏することが無いと言われているものがほとんどです。

そして今、新たな栄養失調として、「新型栄養失調」が問題視されています。

高齢者のタンパク質不足が問題とされていますが、若い人にも増えている「新型栄養失調」があります。偏った食生活により、必要な栄養素が不足している状態となっていることで起こっている栄養失調です。カロリーはそれなりに摂取されていても、加工食品が多いことや、食材が偏っていることから起こっていることに気づいていない方も多いのではないでしょうか?

そして、あれやこれや聞きかじった情報で、摂取されているサプリメントが、私が今回いちばんお伝えしたい、気にしたいポイントです。新型栄養失調の問題も近い内にまとめていきたいと思いますが、意外に気づいていないのが、サプリメントによる影響です。

◯ほとんど起きない過剰症

さまざまなお話を聞きながら、検査データを見ることがあります。そして、健診結果を拝見する。。。こんなにきれいな検査データなのにどうして?そんな方に時々お目にかかることもあります。

「食べているものを書き出してみてください」

それでも、理由が見えてこない。

きれい過ぎるデータの中にも落とし穴がある

身体は実に正直です。何の異常もなさそうなデータ、でも現実的に症状として身体の異常が出現している時には、「表向きのデータ」に惑わされるな!

最近、そんなことを学べせて戴く機会がありました。

改善案をご提案をさせて戴き、終わろうとしたその時、「サプリメント」が出てきたのです。恐るべき、サプリメントです。ご自身の気になる症状のために、あれやこれや、3種類のサプリメントが出てきた。あぁ、うっかり聞き忘れていた私が悪い。。。

女性にありがちなのです。「サプリメント」

私自身も、まだ健康意識が低かった頃、サプリメントを1種類ですが、飲んでいたことがありました。でも、効いた感覚0だったので中止。それ以来一切用いていません。

栄養は食材から!

これが私のモットーです。

サプリメントは、食材と意識されていない、そして薬としても意識されていないことが多いのではないでしょうか。確かに食材では無いのですが、身体に良いと思い栄養補給として用いているのなら、表現の抵抗はありますが、「食材」とも言えると私は思うのです。

何が含まれているのかをきちんと把握しなければ危険です。特に、複数のサプリメントを用いている場合は、栄養素が、重複し過剰摂取されることもあります。いわば、薬害です。今回のケースは、さらにその後の追加もあったのです。完全に薬害だと感じたケースです。

サプリメントを摂取されているときは、病院で処方を受ける場合にはきちんと自己申告してください。思わぬ副作用を起こすこともあります。サプリメントも安くないのではないでしょうか。忙しいからなかなか食事まで手がまわらないということも理解できます。私自身がそう思っていた時期が確かにあります。便利な加工食品もよく利用してきました。加工食品には多くの添加物が入っていることは避けられません、ならば、ちゃんと体内での排泄する仕組みを維持しなければ、それはがんのリスクが高まります。

今は、味覚を楽しみながら新鮮な食材を楽しんだ方が良いと私は思います。

食を削ることは、健康を削ること、心を削ることになる

私にはそのように感じられます

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

 

 

来週は、Health Blogをお休みさせて戴きます。次回は、8月8日(水)ちょっと長いお休みになりますが、よろしくお願い致します。単発で投稿することも考えておりますのでお楽しみにして戴けたら嬉しいです(^^)

 

今日のまとめ

  • 動物性食品に多く含まれるヘム鉄は、非ヘム鉄より体内への吸収率が高い
  • 亜鉛の機能はさまざまあり、その欠乏を見つけるにはさまざまな検査が必要となる
  • 銅が鉄とヘモグロビン結合を助けている、そのため銅欠乏症は貧血を招く

 

 

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臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級

THINK YOUR LIFE -ミドルエイジとともに-side by side-
共同代表 Junko Katayoshi

今日も最後までありがとうございました。

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