元気&HealthのJunchanのblogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週はアレルギーをまとめていきたいと思います。何を書こうかけっこう悩み、アレルギーを表立って取り扱っていないことに気づきました。4月に寒暖差アレルギーを取扱、うちわで行っているNLPワークでは「花粉症」対策も行いました。しかし、真っ向からのアレルギーはまとめてイないのではと思いテーマ決定です。関東地方では先週梅雨あけしましたが、梅雨の時期のカビがアレルギーの原因となることもあります。そして近年アレルギーが増えています。先日お会いした小さなお子さんを持たれるお母様のご心配でもあるようです。

1. アレルギー反応を理解するためのポイント3つ   

1-1 抗原抗体反応のひとつ、アレルギーとは 

1-2 いろいろありますアレルギーの分類    

1-3 アレルギー反応のメカニズム   

今日のプラスα

2.命に関わるアナフィラキシーショック        

3.天然ゴム、ラテックスアレルギーとは?      

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・ある日突然発症します

 

1. アレルギー反応を理解するためのポイント3つ   

アレルギー( Allergy)とは、その語源は、ギリシア語の

allos「変化する」+ergo「作用・能力」

変化した反応能力:Allergy アレルギー

1-1 抗原抗体反応のひとつ、アレルギーとは 

アレルギーとは、体内に侵入した異物に対して起こる「普通とは異なる過敏な反応」という意味になります。

アレルギーの定義

免疫反応に変化が生じ、調節機能の異常が生体に障害をもたらすこと、免疫反応によって引き起こされた生体の全身性もしくは局所性の障害と定義されています。

【本来正常な免疫反応が、有害になる反応アレルギー症状】

免疫反応は、体内に侵入してきた異物(抗原)を排除するために働く、生体にとって不可欠な生理機能、抗原抗体反応です。そして、アレルギーも、この抗原抗体反応の1つであり、つまり、本来正常に機能するべき免疫反応が特定の抗原に対して過剰反応してしまう状態となり、有害な反応に変わるということを意味しています。

●免疫反応とは?

人の体内には、さまざまな本来持つ体内成分と異なる物質が侵入してきます。細菌、ウイルス、食物、ダニ、花粉などがが常に体内への入ってきていますが、身体を守るためにこのような物質を異物(抗原)として認識し、攻撃、排除する免疫機能で体内を一定条件の保とうとする仕組みがあり、この反応を免疫といいます。

●アレルギーも免疫反応

アレルギーも広義の上では、免疫反応のひとつですが、定義に示したように、異物(抗原)に対して過剰反応してしまい、自分自身を傷つけてしまうような状態がアレルギー反応となります。

●主なアレルギーの原因物質:アレルゲン

体内への侵入物質、アレルギーを引き起こす物質、抗原をアレルゲンと呼んでいます。この体内に侵入してくる異物のはウイルス、細菌はもちろんのこと、アレルゲンとなる物質にも実にさまざまなものがあります。ハウスダスト、ダニ、花粉などのほか、米、小麦、酵母、ゼラチンなどの食物もアレルゲンとなります。

●アレルギー反応に関わるものとは?

本来、人の体内に異物が侵入しないように身体はさまざまな防御機能で侵入を阻止する機能が備わっていますが、何らかの影響でその防御機能が破綻した場合にこの免疫反応が機能します。関連細胞として、抗原提示細胞、リンパ球、好酸球、マスト細胞など、タンパク質や化学物質として、IgE抗体、ヒスタミン、ロイコトリエン、インターロイキンなどが関連してさまざまな種類のアレルギー反応発症しています。アレルギーのメカニズムは、3項目目でまとめていきます。

●アレルゲンとは?

アレルギー反応の原因物質をアレルゲンといいます。免疫反応の抗原抗体反応として、抗原ともいいます。アレルゲンとなる物質の多くはタンパク質です。食物、ダニ、カビ、昆虫、ハチ毒、動物の皮屑、花粉、薬品、天然ゴムなどさまざまなものが挙げられます。

※関連ブログ「生まれながら持つ免疫力

 

1-2 いろいろありますアレルギーの分類

アレルギーは原因や、発症の仕方により分類されてます。通常はⅠ~Ⅳ

【I型アレルギー】即時型 アナフィラキシー型

Ⅰ型アレルギーとは、免疫グロブリンIgEが関与することで引き起こされるアレルギーです。免疫グロブリンが肥満細胞(マスト細胞)や白血球の好塩基球に結合して、そこにアレルギーのもととなる抗原が結合することで、細胞からヒスタミン、セロトニンなどの生理活性物質が放出されることで、症状が現れるとされます。この反応は抗原が体内に入るとすぐに現れ即時型過敏と呼ばれます。アレルギー性鼻炎、気管支喘息、じん麻疹などの症状呈します。

即時型 15-20分で最大の発赤と膨疹を特徴として、ヒスタミンによる血管拡張や血管透過性亢進などが起こり、浮腫、掻痒などの症状が出現します。血管拡張、血管透過性亢進やかゆみなどは数時間で引いてくるため、即時型アレルギーと呼ばれます。花粉症も含まれますが、花粉症は、抗原と常に接している状態のため、ヒスタミンが出続ける状態になるために数時間でも引かない場合があります。

●アナフィラキシーショック

激しい反応を示すものを、全身性のものをアナフィラキシーと呼び、さらに急速な血圧低下によりショック状態を呈したものをアナフィラキシーショックといいます。

〔Ⅰ型アレルギー 代表的疾患〕
  • アナフィラキシーショック
  • アレルギー性鼻炎 ※花粉症含む
  • 結膜炎
  • 気管支喘息  肥満細胞、好塩基球から出るLTにより、強烈な気管支収縮が起こることによる
  • 蕁麻疹
  • アトピー性皮膚炎

【Ⅱ型アレルギー】細胞障害型 細胞融解型

Ⅱ型アレルギーは、免疫グロブリンIgGが、何らかの原因で自分の細胞表面が抗原として認識されてしいまうことで引き起こされるアレルギー反応です。自分の細胞に対する抗体(IgM、IgG)が産生されてしまい、自分自身の細胞を攻撃してしまいます。代表的な反応として、B型肝炎やC型肝炎などのウイルス性肝炎が挙げられる。ウイルスを体内から除去しようとする結果、肝細胞が破壊されるため症状を来している。ペニシリンアレルギーも、II型アレルギーの一種とされます。この種のアレルギーの有無は、クームス試験などの検査によって調べられます。

※クームス試験:赤血球の細胞膜上に免疫グロブリン(抗体)が結合しているか否かを調べる

〔Ⅱ型アレルギー 代表的疾患〕
  • 不適合輸血による溶血性貧血
  • 自己免疫性溶血性貧血(AIHA) 赤血球表面に対する抗体が原因
  • 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
  • 悪性貧血
  • リウマチ熱
  • 薬剤性溶血性貧血
  • 顆粒球減少症
  • 血小板減少症
  • グッドバスチャー症候群  腎、肺基底膜のコラーゲンの立体構造変化で抗原が表面に現れる。
  • 重症筋無力症
  • 橋本病
  • 円形脱毛症

【Ⅲ型アレルギー】アルサス(Arthus)型 血清病

免疫反応により形成された免疫複合体(抗原・抗体・補体)が、周囲の組織に対して障害を与えてしまう反応です。障害を及ぼす範囲が、限局的な部分反応の場合アルサス型反応、全身におよぶものを血清病としています。Ⅲ型タイプのアレルギーは、2~8時間で発赤や浮腫となって出現するとされています。

※補体とは:免疫反応を媒介する血中タンパク質の一群をいいます

〔Ⅲ型アレルギー 代表的疾患〕
  • 血清病:動物由来の血清を人の体内に投与時に起きるアレルギー反応(予防注射など)
  • 関節リウマチ
  • SLE(全身性エリトマトーデス)※ループス腎炎(SLEの腎炎)
  • 急性糸球体腎炎
  • 関節リウマチ
  • 過敏性肺臓炎
  • リウマチ性肺炎
  • 多発性動脈炎
  • アレルギー性血管炎
  • シェーグレン症候群

【IV型アレルギー】遅延型

Ⅳ型アレルギーは、細胞性免疫:T細胞、マクロファージなどが関係するアレルギーでです。抗原と特異的に反応する感作T細胞によって引き起こされます。感作T細胞から、活性物質が出されることで周囲組織の障害を引き起こすとされています。マクロファージの活性化には、生理反応があり、薬物アレルギー、金属アレルギーなどがみられます。このⅣ型アレルギーのみ細胞性免疫が関わるとされ、リンパ球が群がることで引き起こされるために、増殖、活性化に時間がかかり、1~2日の時間を要するために遅延型過敏症と呼ばれています。ツベルクリン反応、接触性皮膚炎などが挙げられ、24~48時間後、発赤、硬結となって出現します。。

おもな疾患としては接触性皮膚炎よく言われる、ウルシかぶれは、アレルギー性接触皮膚炎の一種とされます。その他、ツベルクリン反応、移植免疫、金属アレルギー、腫瘍免疫、シェーグレン症候群、感染アレルギー、薬剤性肺炎、ギラン・バレー症候群主なものです。

●ツベルクリン反応

ツベルクリン注射を打って赤く腫脹がみられた場合は、一度結核菌に罹患し、免疫力があるとされ、逆に、腫脹がない場合は、結核菌に対する感作T細胞が作られていない場合とされます。

〔Ⅳ型アレルギー 代表的疾患〕
  • アトピー性皮膚炎
  • ツベルクリン反応
  • 接触性皮膚炎
アレルギーの種類

<アレルギーの種類>

よく聞く一般的のアレルギーとされる、花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーは、Ⅰ型アレルギーに分類されます。次のところでⅠ型アレルギーのメカニズムをもう少し詳しくまとめていきたいと思います。

 

1-3 アレルギー反応のメカニズム  

アレルギーは、抗原抗体反応です。抗原抗体反応とは、体内に侵入した抗原:異物に対する防御反応です。抗原に対応するのが抗体で抗原に対して特異的に結合して起きる反応のことを言います。

【防御機能と免疫システム】

本来生まれ持つ防御機能、人の皮膚や粘膜には、外からやたらに体の中に物質が入ってこないようにするバリア機能と呼んでいる仕組みがあることを以前のブログでもお伝えしています。アレルゲンとなるさまざまな物質が、人の体内に侵入すると、抗原提示細胞によりアミノ酸配列が認識されます。そしてその形状に合ったIgE抗体が産生されることになります。通常、タンパク質となる多くのアレルゲンは、加熱処理され体内に取り込まれ、さらに消化酵素によりその構造が変化し、アレルゲンとしての活性は低下されることになります。

●身体の持つ免疫システム

アレルゲンが体内に侵入すると、皮膚や粘膜の抗原提示細胞がそれらを発見して認識し、抗体となるIgEが作られます。産生されたIgE抗体は、血液中を流れて皮膚や粘膜にいる肥満細胞(マスト細胞)の表面に付着し、新たに侵入してくるアレルゲンに対して待機する状態となります。この状態を感作といっています。

この感作された状態のみでは、アレルギー反応を起こすことはありません。再度、抗原となるアレルゲンが体内に侵入することにより、抗原と抗体が結合することとなり、抗原抗体反応を起こすことになります。この結果、肥満細胞からがさまざまな炎症をもたらす物質となる、ヒスタミン、ロイコトリエンなどの化学物質が放出されることになります。これらの化学物質は、アレルギー反応を引き起こす刺激を伝達するものとなり、さまざまなアレルギー反応が引き起こされることになります。

アレルギー反応メカニズム

<アレルギー反応メカニズム>

 

2.命に関わるアナフィラキシーショック

アナフィラキシーは発症後、短時間のうちに全身性アレルギー症状を示す反応であり、生命にかかわることもあります。

❍アナフィラキシーの症状とは?

アナフィラキシーの症状は、全身性に複数の臓器、皮膚、粘膜系、呼吸器系、循環器系、消化器系、神経系の症状が見られます。その症状は、アレルゲンの飲食、または、吸い込むことにより引き起こされます。血圧の低下や意識障害などを引き起こしすことにより、重篤な場合は、生命を脅かす危険な状態、アナフィラキシーショックを招くことになります。アナフィラキシーの症状は、短時間で症状があらわれることを特徴としますが、症状が出るまでの時間は、アレルゲンや個人によりさまざまとなります。

●全身症状が特徴とするアナフィラキシー

皮膚症状とする、じんましん、発赤、かゆみなど、咳や喘鳴などの息苦しさを主徴とする呼吸器症状、さらに目のかゆみ、唇の腫れなどの粘膜の症状が多く見られます。その他、腹痛や嘔吐などの消化器症状や、循環器症状として、血圧低下が現れます。急激な血圧低下などが原因で意識を失う場合は、「ショック症状」と考えられ、危険な状態とされます。

❍食物アレルゲンによる症状

臓器によっても、軽度から重度まで症状は様々となります。

●皮膚症状
  • じんましん
  • そう痒感(かゆみ)、
  • 発赤
  • 湿疹
  • 血管運動性浮腫
●粘膜症状
  • 眼症状 :結膜充血、そう痒感、流涙、眼瞼浮腫
  • 鼻症状 :くしゃみ、鼻水、耳閉感
  • 口腔症状:口腔・口唇・舌の違和感・腫脹、咽頭の痒み、イガイガ感
●消化器系の症状
  • 強い腹痛
  • 悪心、嘔吐
  • 下痢、血便
●呼吸器系の症状
  • 息切れ
  • 呼吸困難
  • せき
  • 咽頭浮腫
  • 喘鳴(呼吸音のゼーゼー、ヒューヒュー)
●全身症状
  • アナフィラキシー:多臓器の症状
  • アナフィラキシーショック:頻脈、血圧低下、意識障害、虚脱状態(倒れる)、失禁

❍薬物や蜂毒は危険です

薬物や蜂に刺された場合などのハチ毒は、直接体内にアレルゲンが入り早く症状が出る傾向があるとされます。

アナフィラキシーは、一度治まった症状が再びアナフィラキシー症状が出現する、二相性反応を示すことがありますので注意が必要とされます。必ず、医療機関を受診することが大切です。

【アナフィラキシーの原因となるもの】

アナフィラキシーの原因は食物がもっとも多くみられ、蜂などの昆虫類、薬物など原因は日常生活のさまざまなシーンにあります。

  • 食物:鶏卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツなど
  • 蜂毒:蜂の毒液:スズメバチ、アシナガバチなど
  • 薬物:ペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの解熱鎮痛剤、抗てんかん薬、ワクチンや麻酔薬、輸血、造影剤(レントゲン検査時など)
  • ラテックス(天然ゴム):天然ゴムの樹液に含まれる成分のラテックス、またバナナ、アボカド、キウイなどにもアレルギーを起こす「ラテックス・フルーツ症候群」が知られています。  ※今日のプラスαで詳細まとめています。
  • 運動:運動誘発性アナフィラキシーと言われているものもあります。最終回でまとめていきたいとおもいます。
  • その他:ごくまれに、クラゲなどによる刺傷、ハムスター、ヘビ、ダニ、アリなどに噛まれたときなど、物理的刺激によるアナフィラキシーもあるとされているようです

❍もしも、アナフィラキシーの症状が出たときは

原因のアレルゲンを取り除きます。食物の場合は、口の中のものは、吐き出し、口を洗いてください。原因となる食物が手や身体に付着している洗い流します。蜂の毒針抜けるようでしたらすぐに取り除きます。

但し、あまり無理をすると、毒針や毒を体内に押し込んでしまうこともありますので、すみやかに 医療機関への受診が求められます。

 

3.医療者に注意、ラテックスアレルギー

ラテックスアレルギーは、天然ゴムの成分によって引き起こされるアレルギー反応です。医療用手袋などに使われている物質です。

❍ラテックスとは?

天然ゴムの原料となるゴムの木は、そのほとんどが東南アジア地域に集中して栽培されている、パラゴムノキという種類とされます。ラテックスとは、その成長したゴムの木の幹に傷をつけそこから得られる多くのタンパク質が含まれている白い樹液です。

❍ラテックスアレルギーとは?

皮膚と天然ゴムの中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じん麻疹などの皮膚障害よく見られる症状です。原因となるものは、天然ゴムが含まれる、天然ゴム製手袋、医療用手袋に使われていることが多く、医療従事者のラテックスアレルギーが多くみられます。日用品でも炊事用手袋や、介護用に用いる手袋など、乳児用おしゃぶり、玩具、スポーツ用具、コンドームなどにも使われていることがありますので、使用時に商品素材を確認することが大切です。

❍ラテックスアレルギーのハイリスクグループ

医療従事者、特にNRL製(天然ゴムラテックス製)の手袋を多用する手術室関係の医師や看護師、歯科医療従事者などという報告があるようです。手袋パウダーの吸引することで、症状を発現するとされ、症状は、接触部位の接触蕁じん麻疹、全身性に拡大するじん麻疹、アナフィラキシー、アナフィラキシーショック、ラテックスアレルゲンの吸着したパウダーを吸い込むことで喘息発作、結膜炎、鼻炎症状が起こるようです。アナフィラキシー症例の報告もあるとされています。

予防と対策として、ラテックスアレルゲンとの接触を避けることが必要とされます。現在医療用具では、ほとんどの製品でラテックスフリー化が進んでいます。手術用手袋も、性能のよい非ラテックス製手袋が販売されています。病院内のリスク管理上は、すべての医療用具のラテックスフリー化が望ましいとされています。

❍ラテックス・フルーツ症候群

ラテックスアレルギーを持つ人の約半数近くで、ラテックスアレルゲンと交差反応性のあるバナナ、アボカド、キウイ、クリ、メロン、モモなどの果物に含まれる成分で、じん麻疹、アナフィラキシーの報告があり、ラテックス・フルーツ症候群(latex fruit syndrome )と呼ばれているそうです。

❍天然ゴムにかぶれたら

ゴム手袋などの製品にもこのタンパク質が残留し、アレルギー反応を起こすものと考えられるとされます。天然ゴム製品を使用した時に、皮膚症状が有った場合は、ラテックスアレルギーの可能性がありますので、天然ゴム製品との接触は控え、一度確認することをお勧めいたします。

排尿障害のためラテックス製の持続導尿カテーテルを留置することもありますので注意が必要です。

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・アレルギーとは無縁…いいえ!ある日突然、発症します

 

若い時、私はアレルギーとは無縁だと思っていました。しかし、30代半ば過ぎで花粉症にはなったようです(笑)

❍皮膚科もあてにはならない場合

そして、今から5年くらい前のことでしょうか、ある日突然、私にとっては「突然」という表現がピッタリなのですが、顔が腫れた。眼の回りを中心に赤く腫れあがっていました。思い当たるこのとも原因が分からず、皮膚科へ受診。そこでは、化粧品のかぶれだと言われました。化粧水など使わないわけにはいかないので、クリニックで言われたものを購入、しかし一向によくならない。

周囲の人に聞くとシャンプーも突然合わなくなるとわ言われ、低刺激の石鹸や化粧水も試すが、あまり変化がない。一つずつ使用しているものを検証、そして、自力でわかったのが化粧パフでした。

❍天然ゴムと表示

いつも使っているメイク道具なのに、イヤ、後から考えると半年くらい前からの使用でしょうか、100均で袋詰になってたくさん入っている使い捨て化粧パフがあります。それが原因でした。パフを見ると天然ゴム使用とありました。それ以来パフを購入するときには、必ず確認しています。イメージコンサルの講座でメイクの講習を受けた時にリキッドタイプのファンデーションとともに使い始めたことがきっかけ。おそらく半年くらいで症状が出始めたのです。

ラテックス製品に天然ゴムの素材が使われています。それまで手袋は仕事柄日常的に使用していました。ラテックスも使っていたかも知れませんが特別何の変化もなく、頻度的に少なっかのでしょう。

私の記憶の中に、外科のあるドクターが「僕、ラテックスアレルギーだから」と言って周囲の人が使う手袋とは別のものをつかっていたことを今さらながら思い出します。医療者にとって、手袋は必需品です。その素材をしることも大切とされます。場合によっては、アナフィラキシーを起こす重篤な場合もあります。

偶然私は、化粧パフで知りましたが、生理検査を行う上でも手袋は必需品です。若い技師さんたち、医療・介護の人たちにも知っていて欲しいと思います。医療者に多いラテックスアレルギーです。

❍厚生労働省から注意喚起が出されています

厚労省から「リウマチ・アレルギー対策」として情報呈示されていますが、もし病院(歯科も同様)で処置を受けるときなど必ず「ラテックスアレルギー」があることを伝えてください♡

生理検査アティテュード®

ラテックスアレルギー

今日のまとめ

  • アレルギー反応は、正常に機能するべき免疫反応が特定の抗原に対して起きる過剰反応
  • 免疫グロブリンIgEが関与、激しい全身性の反応は、アナフィラキシーショックを招くこともある
  • 感作された抗原提示細胞に再びレルゲンが付着することで、ヒスタミンなどの化学物質が放出される

 

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