Health attitude blogに今日もご訪問ありがとうございます。さていよいよ何を書こうか…笑 そんなことを思う日々、先日友人とLINEをしていて、私の過去の糖尿病ブログを読み返している…と言ってくれた。そう言えば糖尿病もしばらくぶり?そんなことから

今更ながら…糖尿病予防のヒントにつながる再まとめ

こんなテーマでまとめていきます。昨年末、厚労省のHPに日本人の食事摂取基準がまとめられています。そこから見えてくる「食」への意識変化もあるのではないかと考えます。炭水化物・糖質は必要な大切な栄養素です。ややこしいことは過去に書いているのでどの部分を省いてまとめています。

 

1.生活習慣病2型糖尿病への対応、血糖値への理解

1-1 糖尿病(Diabetes Mellitus)の定義と種類

1-2 血糖値が上昇すると

1-3 血糖値は「血中のブドウ糖濃度」では、ブドウ糖とは?

今日のプラスα

2.血糖値のコントロールは必須、合併症への理解

3.栄養素・炭水化物を考える

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・健診を受けていつも思うこと

 

1.生活習慣病2型糖尿病への対応、血糖値への理解

今更ですが、その1として…国民病といわれる、糖尿病とはからはじめて、今回は詳細を省いて、シンプルにまとめていきます。

1-1 糖尿病(Diabetes Mellitus)の定義

今回は、糖尿病: Diabetes Mellitus、DMと略されます。私の場合、DMと聞くと「ダイレクトメール」ではなく私の場合「糖尿病」を思い浮かべています。余談ですが、これも価値観の違いなのですよね…(笑)

糖尿病とは

❍糖尿病とは

上記の定義に示したように、インスリン作用不足は、膵β細胞から分泌されるインスリン分泌量の低下、および筋肉、肝臓、脂肪におけるインスリン感受性の低下によって高血糖状態となります。

糖尿病の病態は、インスリンが十分に機能しなくなることにより、慢性的な高血糖状態となる疾患です。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値をコントロールする働きを担っています

糖尿病の高血糖の状態とは、血液検査で血糖値の上昇、過去の血糖値を反映しているHbA1cの値が一定の基準を超えている状態となる疾患です。

※過去ブログ「「高血糖症状」糖尿病の症状とは?

❍糖尿病の分類

糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病とに分類されますが、適切な分類が治療のためには必要となります。

1型糖尿病:自己免疫疾患による

2型糖尿病:生活習慣により発症

一般的に注意が促されているのが、生活習慣と密接に関係性して発症するとされている「2型糖尿病」です。

〔1型糖尿病〕
  • 膵臓のランゲルハンス島のβ細胞の破壊が発症原因
    • おもに、自己免疫疾患が原因
    • インスリンの分泌能が著しく低下、もしくは全く分泌されない状態
    • 生活習慣とは全く関係がない
    • 以前は若年性糖尿病、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていた
〔2型糖尿病〕
  • インスリン抵抗性が発症原因(インスリンの機能低下・分泌不足)
    • 日本人の90~95%が2型糖尿病
    • インスリンの分泌が悪い、働きが悪いなどインスリンが関与する糖尿病
    • 脂質異常症や高血圧など他の生活習慣病との関係性が深い
    • 加齢、肥満、運動不足、家族歴、耐糖能の異常など、多数の危険因子が関与する多因子疾患
    • 動脈硬化の原因となる

1型糖尿病の場合では、眼や神経、腎臓などの細い動脈に影響を及ぼしさまざまな疾患を生じやすいとされています。1型糖尿病の一部と、2型糖尿病の多くの症例において、アテローム動脈硬化を発症しやすい状態となります。

※関連ブログ「1型糖尿病は2型とは違う」「知って欲しい糖尿病の基礎」「動脈硬化を正しく理解

2型糖尿病と1型糖尿病の違い

<2型糖尿病と1型糖尿病の違い>

 

1-2 血糖値が上昇すると

今更ですが、その2として…血糖値とは…

血糖値とは?

血液中のブドウ糖の濃度

血液 100 ml 中のブドウ糖量:㎎ / dlで表す

そして、糖尿病は高血糖となる疾患、すなわち「血液中のブドウ糖濃度がコントロール出来なくなり高くなる状態」です。

❍では、どうして血糖値をコントロールする必要があるのか?

高血糖状態は、身体にさまざまな症状をもたらします。

特定健診での基準は、空腹時血糖 100 ml/dl 以上または、HbA1c 5.6 %以上を高血糖として、早期の糖尿病の発見基準としています。

※関連ブログ「臨床検査技師が伝える特定健診の読み方・その1」「臨床検査技師が伝える特定健診の読み方・その2

高血糖状態になると身体はさまざまな反応を示します。その高血糖症状が見られる血糖値の指標として、

高血糖

血液中の血糖値

160~180 mg/dl を超えた状態

この「高血糖値」の状態においてみられる症状として

高血糖症状

「多飲症」「多尿症」「体重減少」

●多飲症・口渇

異常に喉の乾きを感じます。体内の血中のブドウ糖濃度を適正化するために、糖を排泄しようとします。そのために過剰な水分摂取が必要になるためです。

●多尿症・尿量の増加

腎臓でのブドウ糖の濃度を希釈するために、尿量の増加し、ブドウ糖の排泄を促します。

●体重減少・尿量の増加

尿量の増加が促進され、尿中へ大量カロリーが排泄されます。そのため強い空腹感を生じます。

高血糖の症状

<高血糖の症状>

※関連ブログ 「「高血糖症状」糖尿病の症状とは?

❍血糖値はインスリンでコントロール

糖尿病になると、膵臓から分泌されるインスリン量の不足、機能低下などによって、インスリンが作用されなくなることによって、血液中のブドウ糖が組織・細胞に届けられなくなるために高血糖となります。

食事を摂ると血液中のブドウ糖の濃度、血糖値は一時的に上昇します。しかし、インスリンが分泌されることによってブドウ糖はすぐに細胞に入るので、血糖値はすみやかに正常範囲内に戻ります。しかし、糖尿病の状態になると、インスリンの効果が乏しいために、ブドウ糖がすみやかに細胞内に入ることができにくく、血液中のブドウ糖が過剰となり、血糖値がいつも高い状態になります。

❍多量のブドウ糖によって生じる血管損傷

細胞に入るとエネルギー源として役に立つブドウ糖ですが、血液の中で高血糖状態が持続すると、血管を破壊して動脈硬化を起こすようになります。細胞に入るとエネルギー源として役に立つブドウ糖ですが、血液の中では、血管を破壊して動脈硬化を促進する要因となります。

❍高血糖が持続すると

血糖値が高い状態で長期間持続すると、さまざまな慢性症状がみられるようになります。糖尿病は血管へのダメージが大きく、動脈硬化をもたらすことが知られています。そのため血管の狭小化をもたらし、血流が妨げられ、全身の組織、臓器への栄養や酸素不足という状態が大きな問題となります。その結果多くの合併症の原因となります。

❍糖尿病の合併症

血液中の血糖値が持続的に高い状態にあると、さまざまな合併症を招くことになります。高血糖症状が特徴とされる糖尿病は、やはりいちばん気をつけなければならないのが、血管損傷に関わる症状となります。

●高血糖による血管損傷 ~各臓器への血流障害の影響
  • 脳 :脳卒中
  • 眼 :糖尿病網膜症 ⇛ 失明
  • 心臓:心筋虚血 ⇛ 心臓発作
  • 腎臓:糖尿病性腎症による腎不全
  • 神経:糖尿病性末梢神経障害 ⇛ 特に下肢の感覚低下、末梢動脈疾患(PAD)、足壊疽、切断

このように多くの臓器が影響を受けます。

※PADの関連ブログ「糖尿病神経障害と足切断

❍高血糖値が身体にもたらす悪影響

高血糖状態を放置し続けると、糖尿病の3大合併症以外にもさまざまな重大な合併症発症につながります。それらの発症をいかに防ぐかということが血糖値コントロールの目的となります。

特に脳や心臓の血管が被害を受けやすく、脳卒中や心筋梗塞の原因となります。また、目の網膜や腎臓、神経を傷害し、「3大合併症」と呼ばれる糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病神経障害を引き起こします。失明や腎障害からの透析導入のほか、壊疽(足に血液が行き渡らず、切断する必要が生じる病気)からの足切断、認知症など、大きな障害につながります。

しかし、糖尿病の初期段階では、ほとんど自覚される症状がありません。症状が出たときには、糖尿病が進行してしまっていることが多いのです。このため、年に1度は健康診査を受け、自分の血糖値を確かめる必要があります。

●2型糖尿病の合併症
  1. 細小血管障害:3大合併症 ①網膜症 ②腎症 ③神経障害
  2. 大血管障害 :①冠動脈疾患 ②脳血管障害 ③足壊疽
  3. がん
  4. 認知症
  5. 骨折
『糖尿病の三大合併症 』
『細小血管障害』

「網膜症・腎症・神経障害」

《 大血管障害 》

「冠動脈疾患・脳血管障害・足壊疽」

※関連ブログ「症状を自覚する前に知って欲しい合併症

❍細小血管障害

身体の末梢血管、細い血管損傷による合併症

この合併症は、よく聞くこともある「糖尿病の3大合併症」とされ、ゆっくりと進行していく慢性合併症とされ、経年変化として現れます。明確な自覚症状が無いままにじわじわと進行していくために気づきにくく、そのため定期的な検査により、進行の有無を確認することが必要と考えられます。

それぞれの詳細は過去のブログ「症状を自覚する前に知って欲しい合併症」をご確認ください。

❍大小血管障害

身体の太い血管、大血管の動脈硬化による合併症

高血糖は血管の老化をもらたします。すなわち動脈硬化を進行させる大きな原因となり、血管狭窄などを生じる大きなリスクとなります。血管は身体にとって各組織や細胞に栄養と酸素の供給を行う役割を持ちます。

2型糖尿病では生活習慣からのリスクが大きく、高血糖以外にも動脈硬化のリスクとして、高血圧や脂質異常症、肥満、喫煙習慣、加齢なども動脈硬化症と深く関わりをもちます。動脈硬化は、身体の比較的太い血管と、それにつながる臓器への障害をもたらし、さまざまな大血管障害を発症させまます。

※間欠跛行とは、歩くと足が痛むが、休むと消失、また歩くと痛みを感じるという症状の繰り返し。

糖尿病の血管障害

<糖尿病の血管障害>

 

1-3 血糖値は「血中のブドウ糖濃度」ですが、ではブドウ糖とは?

今更ですが、その3として…ブドウ糖とは?

❍ブドウ糖(glucose)とは何か?

血液中の主な糖成分で、グルコースとも一般的に言われます。炭水化物の中の単糖類で、体内のエネルギー代謝の源となるのがこのグルコースです。人の身体にとって、重要な栄養素であり、脳のエネルギー源として利用できる唯一の物質がブドウ糖です。

❍ブドウ糖は糖質の最小単位、単糖類の代表

糖類の中での最小単位とされる単糖類の代表とされるのがブドウ糖です。ブドウ糖同士の結合やその他の単糖類である果糖やガラクトースとなど結びつき、ショ糖・乳糖・でんぷんなどを構成します。

食物として摂取された炭水化物・糖質は、このブドウ糖まで分解され、ブドウ糖として小腸から血中に取り込まれます。全身を流れる血液中から組織の細へと送られ、身体のエネルギー源として利用されます。言い換えると、細胞が活動するためにはこの「ブドウ糖」が必須となります。そのため血液中の血糖値は常に一定に保たれるように機能しています。

炭水化物の種類

<ブドウ糖・炭水化物の種類>

※関連ブログ「活力源となる炭水化物

❍ブドウ糖は細胞活動・生命維持活動に欠かせないエネルギー

ブドウ糖は人の身体を構成しているすべての細胞のエネルギーとなっています。脳まもちろんのこと、筋肉やすべての臓器が正常に機能し、生命維持においてエネルギーは必要不可欠、その源となるのがブドウ糖です。

そのため、人の身体はブドウ糖が低下する状態「低血糖」を起こすと活動停止に陥ります。ちなみに、血糖値が50 mg/dlを下回ると、大脳のエネルギー代謝が維持できなくなり、意識障害や精神症状を引き起こします。

※関連ブログ「病識高めて合併症も予防しよう

低血糖の症状

<低血糖症状>

血糖値は、高すぎても、低すぎてもNG

細胞は常に活動しブドウ糖を必要としているので、私たちの体には血糖値を一定に保つ仕組みが備わっています。低血糖症の症状の細胞のエネルギー不足で起こる症状としては、異常な疲労感、眠気、集中力欠如、めまい、ふらつき、健忘症、光過敏症、甘いものへの欲求などがあります。

身体症状として、心拍数や拍出量の増加、血糖と脂質の上昇、代謝の亢進、手足の冷え、呼吸が浅い、眼の奥が痛む、動悸、頻脈、狭心痛、手足の筋肉のけいれん、失神発作、手指の震えなどもみられます。

❍ブドウ糖は優秀なエネルギー源

ブドウ糖は体内に摂取されると、すばやく分解吸収されますので、低血糖症状が出現した場合や、激しい運動後のエネルギー消耗時は、その他の栄養素よりも素早くエネルギーを補給したいときに適する栄養素です。

ブドウ糖は血糖として、血液中に存在し、その濃度は、インスリンによって一定になるようにコントロールされています。ブドウ糖の血中濃度が上昇すると、インスリンが膵臓から分泌され、中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられます。このメカニズムから、余分なブドウ糖は、肥満を招くことになります。

 

2.血糖値のコントロールは必須、合併症への理解

前項でまとめたように、糖尿病の合併症は深刻な、さまざまな問題を併発します。

❍合併症を発症させないための血糖値コントロール

高血糖状態を改善し、血糖値を正常値内でコントロールするためには、食事療法・運動療法を基本とし、薬物療法が一般的に行われます。

《 血糖値コントロール目的 》

高血糖値を改善し、正常値に近づける

「血糖値」と「HbA1c」

❍血糖値コントロールの指標として「血糖値」と「HbA1c」

健診項目の血液検査の中にある、代謝系検査の「空腹時血糖」と「HbA1c」が糖尿病に関する検査です。

〔空腹時血糖〕 基準値(正常値)109 mg/dl 以下
  • 空腹時の血液中のブドウ糖量:血糖値を測定
  • 糖尿病の発見と診断としてもっとも重要な検査
  • 通常9時間以上の絶食で空腹時に採血して測定

血糖値は食事により上昇しますが、健常者では食後2時間くらいでもとに戻ります。健診(絶飲食時)以外で、血糖値検査の目的で採血する時に「食後何時間ですか?」と聞かれるのではないでしょうか。

食事や間食は血糖値に影響します。加糖入りの飲み物でも当然、血糖値は変化します。そのような場合には、検査結果にも影響があるということです。

〔ヘモグロビン A1c:HbA1c〕
  • 過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映できる
  • 血糖コントロールの指標
●血糖コントロールの目標値(HbA1)
  • 6.0%未満:血糖正常化を目指すときの目標値(正常値)
  • 7.0%未満:合併症を予防するための治療目標値
  • 8.0%未満:有害事象等により治療強化が困難な場合の目標値
    • 「治療強化が困難な際に限り8.0%未満」とし、基本的な治療目標は7.0%未満となります

血中のブドウ糖濃度が高い状態持続すると、余分なブドウ糖は体内のタンパク質と結合した状態で存在します。血液中の赤血球のタンパク質に結合したものをグリコヘモグロビンといい、このうち、HbA1c は糖尿病と密接な関係があるとされています。そのため、このHbA1cが測定されます。

赤血球の寿命は約120日、赤血球に結合したHbA1cは食事や運動の影響を受けずに測定することが出来るために、血糖値のコントロールとための指標とすることができます。

※関連ブログ 「糖尿病・血糖値コントロール」「知って欲しい糖尿病の基礎

❍糖尿病の慢性合併症への対応

糖尿病は、高血糖による血管に症状が出やすい疾患です。合併症の進行予防、または、引き起こさないようにするためには、血糖値の適切なコントロールが必須となります。そして、その他の生活習慣疾患につながるようなリスクを回避することです。高血圧症、脂質異常症、体重コントロール、禁煙などが求められます。

合併症の診断や進行に関しては、さまざまな検査により診断されます。定期的な検査と診察による経過観察が必要となります。

※関連ブログ「 メタボリックシンドローム

 

3.栄養素・炭水化物を考える

厚生労働省のHPに昨年末「「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会」の報告書が取りまとめられています。

❍炭水化物・糖質は太ると思われている…

ローカーボダイエットを誤った用い方をすると、非常に危険なことにもなります。ブドウ糖のところで示したように、炭水化物は必要な栄養素です。摂らなくて良いものではありません。

❍よく聞く「食物繊維」も炭水化物

食物繊維の定義はまだ十分には定まっていないとされています。過去のブログでもこの食物繊維をまとめていますが、易消化性炭水化物を糖質とし、難消化性炭水化物を食物繊維と呼ぶとされています。

食物繊維とは

人の消化酵素によって消化されない

食物に含まれている難消化性成分の総称

この食物繊維は、便秘の解消に役立ち、血中の悪玉コレステロールとされるLDLの上昇を抑制し、コレステロールを排泄させる役割があります。接触的に摂取して欲しいこの食物繊維も炭水化物です。詳細は過去のブログをご一読ください。

※関連ブログ「消化されない食物繊維

❍糖尿病の食事療法の目的

さまざまな生活習慣病予防(高血圧、脂質異常症、糖尿病)の予防、慢性腎臓病(CKD)の発症と重症化を予防のために、食事療法は効果が期待されています。

今回厚労省でまとめられた「食事摂取基準」の中で、2型糖尿病の食事療法の意義としてあげられているのが

「全身の代謝の状態を良好に維持することで、合併症の進展を抑え、予防すること」

 このようなことが強調され、食事の改善が非常に重要性であることが示されています。

❍インスリンのバランスのための食事の適正エネルギー摂取

2型糖尿病の場合、インスリンの分泌とインスリン機能低下が原因となっています。そのため、インスリン作用を適正に維持することが重要となってきます。そのため、食事で摂取されるエネルギー量を適正に管理することは、インスリン作用とのバランスを取りやすくすることができるためです。

インスリンの需要と供給のバランスをとることができるために、高血糖の改善が促され、肥満の対策にもつながります。その他の脂質、タンパク質も代謝には大きく関与し、高血糖を改善させるためにはさまざまな栄養素のバランスを考えて摂取することが大切です。

❍個人のライフスタイルや嗜好にあった食生活

糖尿病は一生の疾患であり、食事も毎日のことです。毎回の食事の度に負荷となるような食事ではかなりのストレスとなります。糖尿病も個性と受けとめながら、個々の食事を楽しめる方法、個人の食の好みを考えることも必要です。あれはダメ、これが良いからよ好まないものを食べるのはストレスを生じることになり、「療法」とは程遠い物となってしまいます。

個人のライフスタイルや食の好み・嗜好に合ったものをうまく生かして、量と質を満たすようにうまくメニューを考えることも求められます。必要なエネルギー量も個人差があります。年齢、男女差、体格、運動量も大きく関係しています。若い時と同じ量を摂取していたのでは多すぎるということになります。

身体活動レベルを、3段階「低い」「ふつう」「高い」で判定し、基礎代謝基準値および参照身長から、エネルギー必要量は計算されます。

※関連ブログ「身体の原動力 エネルギー発生栄養学

※情報引用サイト  日本人の食事摂取基準「炭水化物」厚労省リンクPDF
カロリー500

 

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・健診を受けていつも思うこと

9月に入り誕生月なので、毎年このあたりで健診を受けるようにしています。

健診を受けましょう!と言いながら自分で受けないのは本末転倒ですよね。歯科検診もコロナがあって、春からずっと棚上げしていたことです。内視鏡は昨年受けているので、今回はパス(笑)

❍健診を受けるのは不健康

検査技師でありながら、検査を受けると身体には良くないと、いつも思うのです。

1食抜くとそれなりの負担が身体にはかかる

今回も1食抜くだけでも、身体にはそれなりの負担がかかることを再認識しました。朝のウォーキングも歩かないとスッキリ目覚めた感覚がないので、軽めに歩き、帰宅後はひたすら空腹を感じながらも、お茶でがまんです。そして、それなりの暑さで汗はかくし、何気に低血糖だよなぁ…そんなことを感じながら、ふわふわ状態で歩いていました。

❍習慣と異なる飲食の影響とは

帰宅後、早めの昼食を摂りましたが、何気に眠くて仕方がない状態。血糖値が上昇したためなのでしょう。さらには、何となくかったるさを感じながらも歩いてジムへ向かいました。ふと、1日の水分量が不足している?ということは、ミネラルもいつもより少ない…そんなことを思いながら、少し多めにミネラルウォーターを摂り、身体を動かすうちに、動くのが楽になりいつもの感覚に戻っていくのを感じていたのです。

習慣を変えることも身体には何らかのストレス

馴染みになった看護師さんとの何気ない会話も和みます。その看護師さんいわく、働きやすいクリニックですとのこと、すごく大切ですよね。

ちなみに、また身長2mm 伸びたぞ~~笑 ← 姿勢がよくなったためかと、自画自賛(笑)

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Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • 糖尿病はインスリンの作用不足による慢性的な高血糖を主徴とする疾患
  • 高血糖が持続すると血管損傷をもたらし、さまざまな合併症を発症する
  • 血糖値コントロールは必須
  • ブドウ糖は炭水化物・糖質の最小単位、単糖類の代表、大切な栄養素

 

『Pure Medical attitudeからのお知らせ』

『 オンライン』で パーソナルセッション

気になる…だけど…

話してみたい…けれどもすごく高いハードルがある

申し込めない…そんな時が私にもあった

コロナ下でのオンラインをやっと決断した。

きちんとクライアントの心と向き合いたいそう思う気持ちが、オンラインへの抵抗感が根強く、なかなか決断できませんでした。試行錯誤しながらも自分のことを振り返り、オンラインでやることを決断いたしました。

オンラインでの会話の経験を重ねたのち…

初めの一歩がものすごく分厚く、高い壁…

断崖絶壁の上に立たされている…そんな気分…

でも、今更ですが、思い出したのです自分自身もそうだった…

顔出ししなくてOKです。話せることだけでOKです。話すだけでどれだけ、どれほど心が救われるか…そのことを過去の自分が思い出させてくれたのです。声だけでもいいです。聴かせてくださいませんか?話したいその気持ちを

『 オンライン』で パーソナルセッション

Pure Medical attitude

かたよし 純子

情報引用サイト

『Pure Medical attitude』過去のブログ

●今日のテーマの関連ブログ
●最近のブログ
Pure Medical attitude 生理検査アティテュード®

かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。