Health attitude blogに今日もご訪問ありがとうございます。先週から再編集を行っていますが、前回は便秘、では次は何を書こうか…けっこう悩むんです(笑)先日「特定健診」を受けてきました。若くない我が身、LDLの数値が気になるお年頃、若い頃からHDL-Cが高く、総コレステロールも上限ギリという数値の持ち主、女性ホルモンの低下とともに一気に総コレステロールは上昇します。健診結果の数値の上下に、一喜一憂してもムダ!

トータルで考える脂質の数字

心病むだけ損だということを実体験致しました。数年で評価も変わる時代、そんなことを感じながらnon-HDLコレステロールをフォーカスしての再編集です。

 

1.動脈硬化の原因とされる?「LDLコレステロール」

1-1 改めて、脂質異常症とは?

1-2 「non-HDLコレステロール」とは?リポタンパク質とは?

1-3 LDLコレステロールと動脈硬化の関係性

今日のプラスα

2.酸化LDLは、細胞を錆びさせる活性酸素が関与

3.推奨される食生活とは?

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・私も悩める高コレステロールの数値保持者です

 

1.脂質も必要な栄養素、改めて「脂質異常症」とは

動脈硬化の原因とされる?「LDLコレステロール」

1-1 脂質異常症の診断基準とは?

以前、高脂血症といわれていましたが、HDLコレステロールの低下も問題となることから脂質異常症とされ、善玉コレステロールといわれる HDLコレステロールと悪玉コレステロールといわれる LDLコレステロールとされています。

❍脂質の適正値を知るための項目因子

特定健診として行われる脂質検査は、現在、横浜市の場合ですが

特定健診「脂質検査」

「中性脂肪・トリグリセライド」

「HDLコレステロール」

「LDLコレステロール」

この3項目の血中濃度が測定されています。

脂質異常症とは脂質の血中濃度が高すぎても、低すぎても動脈硬化の促進リスクとなるため、その状態を知ることを目的として測定しています。

今年1月のブログ「脂質異常症、LDLコレステロールが高いと言われたら… 」でもまとめていますが、2018年から特定健診にプラスされた項目として「non-HDLコレステロール」があります。

『non-HDLコレステロールとは』

non-HDL-C=「総C」ー「HDL-C」
総コレステロールからHDL-Cを引いたもの

*C=コレステロールです

高non-HDLコレステロール

170 mg/dl 以上

境界型高non-HDLコレステロール

150~169 mg/dl

動脈硬化のリスクとなる脂質は、LDLコレステロールと中性脂肪だけではないということです。

❍HDLコレステロール以外が「non-HDLコレステロール」

コレステロールの中には、LDLコレステロール以外にも動脈硬化に関与するものが指摘されています。動脈硬化の予防に寄与する役割を持つとされているHDLコレステロール以外のコレステロールがこのnon-HDLコレステロールということになります。そのため、総コレステロールから HDLコレステロールを除いた non-HDLコレステロールを用いることが2018年の特定健診に組み込まれています。

現在、脂質異常症の診断は以下のように決められています

脂質異常症の診断基準

<脂質異常症の診断基準>

 

1-2 「non-HDLコレステロール」とは?リポタンパク質とは?

“non-HDLコレステロール”が健診項目として、

動脈硬化のリスク因子として注目!

「コレステロール」は過去にもまとめていますが、今回は「non-LDLコレステロール」のポイントを置いて再編集いたします。中性脂肪やLDLコレステロール以外にどんな動脈硬化リスク因子となるコレステロールがあるのか?ということを中心にまとめていきます。

❍身体に無いと困ることになる「コレステロール」とは」

何となくイメージにこんな公式ありませんか?

「コレステロール=動脈硬化」

なんで体内にコレステロールがあるのか?身体必要な成分だからなのですが、コレステロールがなければ「細胞」細胞をつくることができません。コレステロールは細胞にとって、重要な構成成分です。ホルモンや消化を助ける胆汁酸の材料でもあります。コレステロールが不足すると、腸管での脂質の消化吸収が低下してしまいます。

❍リポタンパク質で存在するコレステロール

必要なコレステロールの70~80 %が肝臓で作られ、残りの20~30 %が食品から摂取されています。これ以上の過剰摂取をすることでバランスが崩れ、肝機能障害を発症することや、血中の LDLコレステロールが上昇し、脂質異常症となってしまいます。

コレステロールを理解するには、リポタンパク質を知ることが必要です。

脂質(油)は水に溶けない

『リポタンパク質』で存在

コレステロールは、リポタンパク質の状態で血中に存在し、血管の中を流れて全身の細胞まで運ばれています。

❍リポタンパクとは何か?

脂質はリポタンパク質の状態で、血液中(血漿中)に存在しています。その組成や比重により5種類に分けられています。

リボタンパク質はコレステロールや中性脂肪などを運ぶことが役割です。おもに3つの方法で行っています。

  1. 食事から摂取した脂質を「カイロミクロン」の状態で肝臓へ運ぶ
  2. 肝臓で合成された脂質を「VLDL」「IDL」「LDL」として末梢組織へ運ぶ
  3. 末梢の余分な脂質を「HDL」が肝臓へ運ぶ
●リポタンパク質 5種類
  • カイロミクロン ほとんどが中性脂肪
  • VLDL:超低比重リポ蛋白
  • IDL :中間比重リポ蛋白
  • LDL :低比重リポ蛋白
  • HDL  :高比重リポ蛋白

血液検査で総コレステロールとして測定されているリポタンパク質は、カイロミクロンを除き、「VLDL」「IDL」「LDL」「HDL」の4種類です。カイロミクロンはその成分のほとんどが中性脂肪です。

〔カイロミクロン〕

カイロミクロンはその成分のほとんど 85~90 %が中性脂肪で、コレステロール5~7%ほどです。そのため、総コレステロールの数値に影響するリポタンパクとしてはごくわずかと考えます。小腸から吸収された脂質が小腸粘膜でカイロミクロンに合成されます。肝臓に運ばれ、コレステロールの合成を調節し、エネルギーとして使われています。脂溶性ビタミン(ビタミンA・E)を運ぶ役割もしています。

●総コレステロールに含まれるコレステロール
〔VLDL 超低比重リポタンパク質〕

半分以上が中性脂肪です。肝臓で生成され血中へ、肝臓で合成された脂質を末梢へ運んでいます。体内のコレステロールを調整しています。

〔IDL 中間型リポタンパク〕

VLDLの中性脂肪が分解されてLDLになる中間物質

〔LDL 低比重リポタンパク質〕

コレステロールの割合が最も多いのがLDLコレステロールです。VLDLの中性脂肪が分解されてLDLになります。動脈硬化のリスクとされ「悪玉コレステロール」といわれているのがLDLです。血液中で合成され、コレステロールを末梢組織に運んでいます。

〔HDL 高比重リポタンパク質〕

タンパク質成分が最も多く、末梢組織から余分なコレステロールを回収する働きを持ち、動脈硬化を予防している「善玉コレステロール」といわれます。肝臓、血液中で合成され、中性脂肪を分解しています。

総コレステロールに含まれるリポタンパク質は、下記の4種類です。リポタンパク質のタンパク質をアポタンパクといいます。

リポタンパク質の種類 総コレステロールに含まれる

<リポタンパク質の種類>

❍脂質異常症の診断基準「non-HDLコレステロール」

すなわち「non-HDLコレステロール」とは、総コレステロールからHDLコレステロールを除外したものなので、

「non-HDLコレステロール」とは
VLDL:超低比重リポ蛋白
IDL:中間比重リポ蛋白
LDL:低比重リポ蛋白

となります。

このなかで、IDL-Cは冠動脈疾患の危険因子として注目されているという報告もあります。一般的に単独で測定はされませんが、non-HDLコレステロールに含まれますので、総コレステロールとLDLコレステロール、そして、HDLコレステロールの数値には意識を向け「non-HDLコレステロール」をみて欲しいと思います。

※関連ブログ「コレステロールを知る

 

1-3 LDLコレステロールと動脈硬化の関係性

コレステロールの中で動脈硬化のリスクが高いとされいるのが、悪玉といわれている、LDLコレステロールです。

❍どうしてLDLコレステロールが動脈硬化を招くのか?

動脈硬化のメカニズムは過去のブログでまとめています。その再掲です。

●動脈壁の内幕に形成されるプラーク

LDLコレステロールは動脈壁の内膜の表面にプラーク形成されます。この内膜の表面には大切な内皮細胞があり、この細胞がLDLコレステロールのよって障害されることになります。

内皮細胞は、血管の拡張作用や血液凝固を防ぐことなど大切な機能を持ちます。血液中のさまざまな物質により刺激され、血管に負担がかかるとこの内皮細胞が破壊され、正常に機能しなくなります。

●プラーク形成は身体の修復機能

そのため身体は傷つけられた組織を修復にかかります。傷つけられた血管の内膜を修復するために血小板で修復され血栓が形成され動脈硬化がさらに進行することになります。

内皮細胞を傷つけなければ

プラークは形成されない

※関連ブログ「脂質異常症

❍循環し続ける LDLコレステロールの酸化

上記に示したように、リポタンパク質の中でももっともコレステロールの成分が高いのが、LDLコレステロールです。細胞は決められた文しかコレステロールを取り込むことは出来ません。過剰なコレステロールは血管の中を循環し続けることになります。その結果、肝臓で作られる量は減少し血中のLDLコレステロールは循環しながら血管に沈着、酸化変性され 酸化LDLとなり動脈硬化を起こすことになります。

LDLコレステロールの増加、値が高いと、これまでの数多くの研究から動脈硬化を起こし、狭心症や心筋梗塞を発症しやすくなることが証明されています。プラスαで「酸化LDL」をまとめていきます。

❍LDLとHDLのバランス比「L/H比」も要チェック

HDLコレステロールは、LDLコレステロールを回収する役割をもちます。この数値のバランスも要チェックすることをお勧めいたします。

L/H比=LDL-C÷HDL-C

この数値が高いと動脈硬化の危険性が高まるといわます。

一般的に「2.0以下」が基準値とされています。

 

2.酸化LDLは、細胞を錆びさせる活性酸素が関与

LDLコレステロールが血管で酸化変性することで酸化LDLとなり、動脈硬化へと進行します・

❍酸化LDL・変性LDLとは?

酸化LDLコレステロールとは、血中で活性酸素などによって酸化された状態です。活性酸素などフリーラジカルの作用によって、LDLコレステロールが酸化変性されたものを指します。

この酸化 LDLは血管壁を傷つけ、血管拡張能を低下させ、血管壁に沈着し、さらにこの部分にマクロファージ(白血球)が捕食しプラーク形成を促進させ、動脈硬化を引き起こします。

※情報サイト「酸化LDL」e-ヘルスネット

フリーラジカルとは?

不対電子を持つ原子や分子をフリーラジカルといいます。

すべての物質は分子から成り立っていますが、通常、分子の中の電子は2つで対となり、安定した状態で存在していますが、その電子が対になっていない、ひとつだけ離れて、非常に不安定な状態で存在していることがあります。この状態を不対電子といいます。ラジカルとは「過激で急進的」という意味で電子の不足が不安定な状態であり、反応しやすいという性質をもちます。

※関連ブログ「どうして疲れちゃうの?その原因とは? 」この中の活性酸素のところでまとめています

❍LDLがターゲットとなる理由

LDLコレステロールの成分は上記に示したように、中性脂肪とコレステロール、アポタンパクそしてリン脂質があります。中心にコレステロールエステルと中性脂肪が、外側にはリン脂質などが存在し、これらの脂質には酸化されやすい不飽和脂肪酸が含まれます。そのため、活性酸素などのフリーラジカルのターゲットとなり変性しやすく、酸化LDLとなりやすい状態にあると考えられます。

❍身体の中の酸化ストレス、活性酸素とは?

活性酸素に関しては過去のブログでもまとめています。

身体の中で酸素分子の、電子の略奪が引き起こされ、活性酸素が酸化ストレスを生じさせています。この活性酸素の発生を再掲しておきましょう。

〔酸化とは、電子が奪われること〕

電子が奪われることを酸化といい、逆に電子を奪って安定することを還元といいます。

酸化は他の分子から電子を奪われ、失う不安定な状態、つまり酸化してしまことです。体内の細胞をサビさせてしまうことになります。酸化が進行すると鉄がサビつくように、細胞を腐らせてしまうことになります。活性酸素は、非常に酸素力が強いとされ、体内の細胞を次々と酸化させ、この強い酸化力により体内の細胞破壊、血管や臓器をボロボロにしていくなどが、活性酸素が引き起こす問題となります。

※関連ブログ「どうして疲れちゃうの?その原因とは? 」

〔酸化ストレスと抗酸化作用〕

体内で酸化を引き起こすこの有害作用を「酸化ストレス」といいますが、身体には守る機能、対抗する作用として抗酸化作用があります。

通常は、身体には抗酸化能を持つ抗酸化酵素やビタミンE・Cなどが酸化ストレスから身体を守っています。そのため、LDLがすぐに酸化され、酸化 LDLとなることはありません。

しかしながら、喫煙などには酸化ストレスを増大させるリスクがあります。加齢もこの抗酸化作用が低下すり因子となり、LDLの酸化が促進されるともいわれいます。

❍体内では常に化学変化が起こっている

この活性酸素と抗酸化作用、酸化と還元という反応が身体の中で常に起こっています。人間の身体は細胞で作られています。活性酸素があることもあたり前なのです。

活性酸素は酸化毒ともいわれ動脈硬化を起こしやすくする過酸化脂質を作り出すことや、体内の細胞を酸化させてしまうため老化の原因となります。動脈硬化、糖尿病、癌や認知症のなどさまざまな疾患の原因となることや、シミ、ソバカス、しわ、などの原因になるなど身体に有害な作用を招くことが知られています。

人間の身体は本来、酵素によって活性酸素を抑える働きが備わっていますが、年齢を重ねるとともに体内で作られる酵素の量は年々減少していきます。抗酸化ビタミンは、酵素によって処理しきれない活性酸素の働きを抑える抗酸化物質のひとつとして注目されています。

❍活性酸素の持つ、身体を守る働き

活性酸素は、酸化させるという悪いことばかりではありません。体内で酸素を利用して行われている代謝過程においても自然に発生し、酸素を吸えば必ずつくられ、呼気の2%が活性酸素になると言われています。

そして、活性酸素には身体を守る働きもあります。免疫機能を有し、白血球やマクロファージとして体内に侵入した細菌などへの貪食作用で排除する働きがあります。またエネルギー産生の過程で余った水素と結合して水になり対外へ排出させる働きもあります。

●活性酸素の過剰発生は酸化毒になる

しかし、過ぎたるは及ばざるが如し、身体を守る働きも持っているものとされますが、増えすぎると酸化毒になってしまうとされています。自律神経細胞で起きると疲労の原因物質になるとされます。

※関連ブログ「食物から栄養素取り込む消化と吸収

オオバ

 

3.推奨される食事とは?

人の身体は食べたもので作らえています。食生活の改善は必須です。改めてコレステロールを意識するならば、お勧めの食を再掲しておきましょう

❍増やしたい食品

  • 食物繊維の多い食品
    • 穀類、雑穀:玄米、七分づき米、麦飯 など未精製穀類
    • 豆類   :大豆、納豆
    • 野菜類、果物類
    • 海藻類
    • きのこ、こんにゃく)を増やしましょう。
  • n-3系多価不飽和脂肪酸の多い食品:青背の魚
  • n-6系多価不飽和脂肪酸の多い食品:大豆

❍減らしたい食品

  • 飽和脂肪酸の多い食品
    • 動物性油脂:肉の脂身、バラ肉、ベーコン、ひき肉、鶏肉の皮、ラード
    • 乳製品  :バター、生クリーム、牛乳、ヨーグルト、チーズ、洋菓子
    • 卵類   :卵黄
    • パームヤシ、カカオ、
  • トランス脂肪酸の多い加工食品:インスタントラーメン、マーガリン、洋菓子、スナック菓子、揚げ菓子 など

*食品成分表で「脂肪成分」の数値を確認するようにしてみてください。

  • コレステロールの多い食品
    • 動物性のレバー、臓物類
    • 卵類:卵黄、タラコやイクラなどの魚卵類、卵黄を含むスイーツ類にも注意

❍抗酸化作用のある食品「ビタミンACE(エース)」

活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるとしてビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを総称して「ビタミンエース」といわれています。

❍ビタミンA

ビタミンAに含まれる β-カロテン(カロテノイドの一種)には活性酸素の発生を抑え、取り除く働きがあるほか、細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きがあります。β-カロテンという栄養素は必要に応じて、体内でビタミンAに変わるといわれています。ビタミンAも抗酸化作用がある栄養素のひとつとされ、さらに皮膚や粘膜の健康を維持するはたらきもあります。β-カロテンは、緑黄色野菜に豊富に含まれています。

〔ビタミンAを多く含む食品〕

レバー、すじこ、のり、大葉、にんじん、ほうれん草 など

❍ビタミンC

ビタミンCは強い抗酸化作用があり、抗ストレス作用を持つホルモンの合成促進や、発がん物質の合成を抑制、小腸での鉄の吸収を促進します。過酸化脂質の生成を抑制します。筋肉、皮膚、血管、結合組織などのタンパク質であるコラーゲンの生成に関与し、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞の予防に関与しています。風邪のひきはじめにビタミンCは効果を発揮します。

ビタミンCは、水に溶けやすく熱に弱いとされていますが、イモ類含まれるビタミンCは、でんぷんに守られているために、他の食品果物や野菜にくらべると損失が少なく、効率的に摂取できます。ビタミンCは酸化し易いために、鮮度が大切です。

〔ビタミンCを多く含む食品〕

赤ピーマン、ピーマン、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモなどのイモ類、野菜、キウイ、パイン、オレンジ、いちごなど果物類

❍ビタミンE

ビタミンEは強い抗酸化作用をもちます。体内では不飽和脂肪酸の酸化を防ぐとともに、LDLコレステロールの酸化を防ぎ、過酸化脂質の生成を抑制する働きを有します。血行を改善し、頭痛や不眠の防止、手足の冷え予防、肌の老化防止に役立ちます。抗酸化作用による生活習慣病予防、ホルモン分泌を円滑にし、血行改善、抗アレルギー作用などさまざまな効果を持つとされています。

〔ビタミンEを多く含む食材〕

落花生、アーモンドなどナッツ類、サフラワー油、コーン油、米油、枝豆、モロヘイヤ、いくら、大根、唐辛子、抹茶、かぼちゃ、赤ピーマン、バジル、アボガド、うなぎ、するめ など

※関連ブログ「元気のもと ビタミン」 

ビタミンACE

❍中性脂肪にも注意をしたい食品

エネルギーの過剰摂取、暴飲暴食、運動不足などがおもな原因です。

過食、揚げ物類、アルコール、砂糖の入った飲料を飲む習慣にも注意が必要です。これらを改めて運動や減量を行うことで、中性脂肪を下げることができます。青魚に多く含まれるn-3系(ω-3系)多価不飽和脂肪酸は、中性脂肪を下げる働きがあります。

HDLコレステロールの低値は、中性脂肪の高値と連動することが多く、その要因は、肥満や喫煙・運動不足です。運動や減量・禁煙によりHDLコレステロールの上昇が見込まれます。

鶏卵はバランスの良い食品です。適量とし、肉の脂身を除く、バター、砂糖や果糖を控え目にし、減塩で食べることを意識してみてください。

❍意識したい、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸のバランス

脂質異常症の原因として、飽和脂肪酸の過剰摂取量があげられています。脂質も必要な栄養素のため、バランスよく摂ること、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とを正しく理解したいものです。

不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸のバランス

不飽和脂肪酸2:飽和脂肪酸1

この割合がベストとされています。

このバランスの逆転が多くなっていることが問題だといわれています。不飽和脂肪酸も過剰に摂取すると、脂質ですから全体のエネルギー量が多すぎてしまいますので注意が必要です。飽和脂肪酸を減らすこと、そしてコレステロールを減らすことを意識した食生活に改善してみてはいかがでしょうか。

最近よく聞く「オメガ3」とされる多価不飽和脂肪酸は、中性脂肪も下げる働きが期待できます。

※関連ブログ「中性脂肪も意識して!

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・私も悩める高コレステロールの数値保持者です

冒頭でお伝えしたように、先日9月に入って健診を受けてきました。昨年末からすごく頑張って食に気をつけ、ジムに通いその成果は…?

❍成果への期待感

頑張って健診を受けた方の検査を行い、

脂肪肝が改善されている!

すごく、すご~~く嬉しいですよね。検査をさせて戴いてる私も、すご~~く嬉しいのです(^^)v

人は目指す目標に、感情が伴うときに具体的に実践できる

努力した結果があきらかな成果につながるとき、「達成感」として身になり、大きなパワーを得ることが出来ます。

❍目標に到達できない時、どうしていますか?

昨年末の講座で、

  • LDLは下げられるだけ下げた方が良い
  • 乳製品に入っている、乳脂肪成分も脂肪

自分の食生活を振り返るとき、毎朝のヨーグルト、さらにチーズが大好き、チョコレートを止めて加糖でない純ココアも毎朝飲んでいました。これらすべて、かなりの脂肪成分が含まれています。

今年はじめのLDLコレステロールに関するブログ「脂質異常症、LDLコレステロールが高いと言われたら…」をまとめたのは、個人的に私自身が LDLコレステロールのみが高く気になっていたからです。若いときからコレステロールがやや高め、アルコール好きなので仕方ないなぁ~と、言い訳していました(笑)

そして、今回の検診結果…LDLコレステロール値…

確かに…前年と比較したら低下だが…

はい、検査技師ですから「5」下がっても、そりゃぁ…誤差範囲じゃ!と理解できます。すなわち、変わらないのです。涙

低脂肪のヨーグルトにして、豚肉の脂身外して、鶏皮も除いて、洋菓子がまん、ケーキも食べない…変わらないのなら、食べてもいっしょじゃん!そんなことをつぶやいてます。でも、中性脂肪は基準値以下まで下がり、HDLはやや上昇、L/Hは、1.6です。総コレステロールが測定されていないため、non-HDLコレステロールは計算できないのですが、これが自分の基準値かと考えています。

若いときから総コレステロールは常時、210~220mg/dl をウロウロ、正常上限という数値で、200を切ることは無く、HDLは高めで 90~100くらいだったのです。それから考えると加齢による LDLの上昇はさほど無いと考えるのです。

❍ストレスになっては逆効果

今回、コレステロール関連をさまざま調べました。更年期以降、女性の脂質異常症が非常に多く、LDLの上昇も指摘されています。必要以上に下げる必要のないことも指摘」している文献も多くあります。若い時には、LDLコレステロールは測定されず、総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪のみでした。おそらく、私の場合、LDLコレステロールは高かったのだと考えられます。

気にしすぎてもストレスになるだけです。ならば、好きなだけ乳製品を摂るかというと、過去の自分の食生活に戻す気にはなれません。加工食品の表示をみると、購買意欲が低下するものばかりです。自分の身体に合った食品を選び、食材からの調理して自分に合う、味付けで戴くことが、身体が喜ぶ食につながります。

ちなみに、身長また 2mm 伸びたぞ~~ヽ(^o^)丿DSC_0302

骨盤を起こすこと、美しい姿勢を意識することで、より自然な脊椎のS字が描けることをイメージしています。

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • non-HDLコレステロールとは総コレステロールからHDLコレステロールを引いたもの
  • 動脈硬化を引き起こすのは活性酸素のよるLDLの変性「酸化 LDL」です
  • 活性酸素に対抗する抗酸化作用の食品「ビタミンACE」で予防する

 

『Pure Medical attitudeからのお知らせ』

『 オンライン』で パーソナルセッション

気になる…だけど…

話してみたい…けれどもすごく高いハードルがある

申し込めない…そんな時が私にもあった

コロナ下でのオンラインをやっと決断した。

きちんとクライアントの心と向き合いたいそう思う気持ちが、オンラインへの抵抗感が根強く、なかなか決断できませんでした。試行錯誤しながらも自分のことを振り返り、オンラインでやることを決断いたしました。

オンラインでの会話の経験を重ねたのち…

初めの一歩がものすごく分厚く、高い壁に阻まれて…

断崖絶壁の上に立たされている…そんな気分…

でも、今更ですが、思い出したのです自分自身もそうだった…

顔出ししなくてOKです。話せることだけでOKです。話すだけでどれだけ、どれほど心が救われるか…そのことを過去の自分が思い出させてくれたのです。声だけでもいいです。聴かせてくださいませんか?話したいその気持ちを

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Pure Medical attitude

かたよし 純子

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かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。