Health attitude blogにご訪問ありがとうございます。メンタルも語る 臨床検査技師・超音波検査士かたよし純子です♪ 比較的ポジティブ思考の私でも心は疲弊します。客船ダイヤモンド・プリンスが、同じ区内に停泊した頃から、危機感を持ち、ウイルスがどこにいても不思議ではないという感覚があります。早期からイベントは中止、2月からすでに引きこもっています。この危機に対する感覚は、長年の病院勤務によって培われた私個人の感覚「感染症対策」に対する肌感覚です。
病院はウイルス・細菌が集まる、感染しやすい場所
常にその意識があります。今、新型コロナウイルスは街中の至るところに存在している、私はそんな感覚を持っています
1.心は自由で!「心の感染」を防ぐために何ができるか?
1-1 今いちばん不安なことは?不安に抱く感情の違い
1-2 家族で行うシミュレーション
1-3 感情の起伏が激しいのではないですか?
今日のプラスα
2.イライラする毎日からの脱出
3.見えない敵「ウイルスの特性」を再確認
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・ときにはめちゃめちゃ沈む…怒鳴っている自分
『でも、人間だから!生きているんだからさぁ♪』
1.心は自由で!「心の感染」を防ぐために何ができるか?
今、世界中の人が、誰もが思う…早く終わって欲しい、そう願っている
だから、みんないっしょに頑張ろう!
1-1 今いちばん不安なことは?不安に抱く感情の違い
私がよく言うこと、心と身体はひとつのシステムで相互に関係しています。そして、個人の無意識にある「恐怖や不安」にもその理由となる意識されたものが異なることによって、対応の仕方が違うということです。
もし、感染してしまったら…
そんな不安を多くの人が持っているでしょう。私にも当然あります。だから今日の目的は、
心が先に感染してしまう…これを予防しよう!
❍感染リスクによる意識の違い
免疫力の低下が影響すると考えますが、高齢者や基礎疾患がある人たちは、「新型コロナウイルス」に対して、感染・発症した場合、重症化リスクが高いとされています。
以下、厚生労働省のHP「新型コロナウイルス感染症の現時点で把握している特徴」からの抜粋です。
- 罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例も多い。
- 重症度は、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高い。
- 特に、高齢者や基礎疾患を持つの場合では重症化するリスクが高い
※引用サイト:厚生労働省HP 新型コロナウイルス感染症の現時点で把握している特徴(3月28日時点)
このような情報は、初期段階から報じられていました。
❍不安・怖さの質の違いが生じているのだろう
「不安・怖さの質」と表現しましたが、きっとこの個人差は、非常に大きいのだということを感じています。今のこの社会的な混乱ともいえる、誰も体験していない「異常な状態」に対して、抱く感情も異なるのは当然です。
自分がもし、新型コロナウイルスに感染してしまったらということに対する…
この「誹謗中傷」がいちばん怖いと思っていること、不安なことでしょうか。若い人は、もし感染してしまったら、周囲の人からどんな非難を受けるのだろうか…というようなことを思うのかも知れません。
これは私の個人的な意見ですが、心のない人は、自分のことしか考えられない人は数えきれないほどいます。人間誰しも、自分が大切なのです。割り切って、人は人、自分は自分、非難したことは、すべてその人の元に戻ってくる、私はそう思っています。
しかし、これが高齢者になると、この誹謗中傷よりもむしろ
命、生命への危機感やもしかしたら自分は死んでしまうのではないか?というような、命の存続に関わる恐怖・不安なのかも知れません。
高齢者、特に基礎疾患がある人の多くが、重症化しやすいという傾向があるとされているからです。高齢者や基礎疾患がある人たちは、重症化リスクが高いようです。免疫力の低下が影響すると考えます。
以下、厚生労働省のHPからの抜粋です。
- 罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例も多い。
- 重症度は、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高い。
- 特に、高齢者や基礎疾患を持つの場合では重症化するリスクが高い
※引用サイト:厚生労働省HP 新型コロナウイルス感染症の現時点で把握している特徴(3月28日時点)
このような情報は、初期段階から報じられていました。
●年齢に見る受けとめ方の違い ~個人的な意見として~
私見をお伝えするなら、年齢的には高齢者に近い立場であり、現在フリーランス、どこにも勤務していません。そのため、もし私が感染していても仕事上で濃厚接触者となる人は、ほとんどいない状態です。
これに対して、先日娘がつぶやいていたことは、「絶対に罹りたく無い、もし感染したら何を言われるか分からない」という言葉でした。都内病院の医療事務で勤務していますが、関連病院では他疾患の救急患者から発症した院内感染が起こっているそうです。もし、自分が市中感染によって、持ち込んでしまったらそんな非難を受けるのかということに対していちばん不安を持っているのです。
さて、自分はどうだろうか?免疫力には比較的自身があるものの、若くはない。高齢者として、分類される方に限りなく近い…笑 しかし、「私はカゼをひかないことにしている」そのように言いはじめてかなりの年数。実際に発熱で休むことも皆無に等しい、3年ほど前に15年ぶりくらいにめずらしく熱発したくらいです。
それでも、もし自分が発症したら、生き延びられるのか?その不安の方が大きいのです。
高齢者が抱くのは
新型コロナ感染 =「死」
「今日も生きている」「今日も生き延びられた」そんな気持ちで毎日生活している方も多いのです。
前回のブログでまとめた「嗅覚・味覚異常」などの症状はまったく皆無ですが、これが感染初期症状のサインとすると、高齢になるほどこれらの機能低下も生じてくるのです。自覚が遅れることは、重症化してからの発覚となるのです。
感染者が増加している現在はすでに、軽症の場合は入院ではなく隔離された状態での生活です。中途半端な年齢の自分がもし、感染発覚となったら自宅で過ごすのか?入院できるのか?自宅待機で症状が急変したら?食材のストックは?さまざまな不安があります。
少し前は、早く発症して早期に入院させてもらい、退院したほうが生き延びられるよなぁ…そんなことまで考えています。
❍高齢者が鬱になると
自宅で過ごす時間が増えて、認知機能への刺激が低減すると高齢者の場合、またたく間に鬱となることも有りえます。動かなことで、筋力も低下、話さなくなると嚥下などの口腔機能も低下します。悪循環サイクルに陥りやすくなります。
●遠方で生活されているご高齢のご家族の心のケア
仕事帰りの娘から夜、電車の待ちの時間なのでしょう、電話がかかってきます。他愛のない用事なのですが、彼女なりに気を使っているのかなぁと思っています。私からすれば、病院勤務の娘の方が心配なのですが、娘はきっと若くない親を気遣ってくれているのだろうなぁ…などと勝手にそのように思っています。
もし、遠方に住むご家族がいらっしゃる場合には、どうぞこまめに連絡してあげてください。できれば映像で会話が出来ると良いでしょう。
1-2 家族・個人で行うシミュレーション
緊急事態宣言が出されていても、なかなか8割の自粛が見えていない現状、全国規模での感染拡大、これが事実です。だからこそ、事実を客観的に受け入れて考えてみることが必要だと思うのです。
もし自分が発症したら…?
そのときに抱く感情は?
❍見えない不安をできる限り 見える化・家族と共有
これを始めに、「自分の身に起こる事」としてぜひ考えて欲しいと思います。そして、ご家族で過ごす時間も増えているかと思いますが、
自分が感染したら…
ということを、家族の中でこのシミュレーションをして、話し合って見てください。症状が無い、軽症の場合、濃厚接触者の場合は、自宅でとされています。自宅で家族との生活をどうするか?ということを実際に話しをすることで、それぞれが持つ不安を家族間で共有することができます。家事や食事はどうするのか?仕事はどうなるのか?ご家庭によって話し合われる課題や問題を出し合い、予め対応しておくことで不安も軽減されるのではないかと私は考えます。
❍身近な家族の中でできること…危機管理の共有
もし、ご家庭で、お母さんが感染したら?お父さんが感染したら?…どうなりますか?など家族間で話し合ってみてください。
- いちばん困ることは何か?
- 家で過ごすなら、誰が看病するの?その方法は?
- 食事は?家事は?どうやってリスクを分けるの?
- その問題に対してどんな対応が可能か?
- 役割分担やそのために今から出来ることは何か?…などなど
家族構成によって、課題や問題が異なります。もし、濃厚接触が疑われて、自宅の中で距離をおいて生活することになったら、どこで感染リスクを下げながら生活するのか、これだけでも家の作りによっていろんな問題が生じることはあきらかです。
既に降って湧いてきた問題ではない、いつでも起こる段階にある
個人的にはここまで、感染拡大が拡がっていると思っています。
●家族だからこそ不安を共有して欲しい
さまざまな準備や、気持ちの整理を予め行うことで随分と不安も解消できるのではないでしょうか。起こりうる問題をわかることだけでも明文化して、家族で共有しておくことです。そして、その予測される「問題・課題」に対して意見交換しておくことです。
「新型コロナ対策、家族会議」
これをぜひ行ってください。
ステイホームの指示で、家族で顔を合わせる時間が増えたと感じるなら、ゲームやビデオ一緒にみることも楽しいでしょう。それとともに、なかなか話せないことをゆっくりと話し合ってみることもぜひお勧めいたします。
●お子さんがいらっしゃるご家庭、ご両親にぜひお勧めしたいこと
ご両親、大人の意見だけではなく、お子さんにもぜひ意見を聴いてみてください。お子さんの年齢に関係なく、現状をわかりやすく説明してあげて、その説明への理解の有無や、疑問・質問、そして意見を聴いてあげてください。年齢やお子さんの個性によっては、言葉にすることが難しく、なかなか言うことができないかも知れません。
お子さんも、ご両親や身近な人たちの心を受け取っています。ミラーニューロンが親のイライラなどの不穏な感情をキャッチしています。お母さまがイライラしていると、子どもたちもイライラして、よけいに騒ぐことも…
小さくてもさまざまな感情を抱いています。お母様、お父様など身近な大人が丁寧に聴いてあげること、わからないということにきちんと向き合い、説明してあげることによって、お子さんの不安も少なくしてあげることができます。
子どもなりに考え
さまざまな感情を持っている
さらに、お子さんの話を聴くことで、我が子の成長を垣間見ることが出来るのではないでしょうか。
人は今回のような危機的な状況におかれると、さまざまな能力を発揮させることが必ずできます。それが、人間の持つレジリエンスです。
※関連ブログ「レジリエンスとは?」
❍高齢者は何を考えているのか?
志村けんさんのお兄さんの言葉を思い出してください。弟は、
「自分がコロナウイルスで死んだとはきっと思っていない」
そう言われていました。会うこと出来ず、遺骨となってからの再開でした。そのお兄さんに「今、どんなお気持ちですか」その無神経な質問にいささか言葉を失いましたけれども、
新型コロナウイルスで亡くなると、
会うことも出来ない、骨壷に収められて帰宅
現実問題として、誰でも感染・発症することがある、その段階だと私は思っています。日常会話で「カゼひいちゃったみたい」のような話の中で「私、新型コロナウイルスみたい」一瞬引きますが、こんな感じです。
1-3 感情の起伏が激しいのではないですか?
今、世界中の人々が願うこと…
いつになったらもとの生活に戻るのか?
不安を抱かせる相手が見えない、未来地図が描けない…そんな漠然とした不安にのみ込まれているのではないでしょうか。
❍誰にでもある、感情の起伏
3月末、外出自粛が都知事から出され「ステイホーム」と言われ神奈川もそれに準ずる…
その後は、個人的には「緊急事態宣言」が、いつ出されるのか?さっさと出して欲しい…そんなことを思う日々でした。
今、冷静に自分の感情を鑑みると、さまざまな報道に振り回されている「心」が見えてみま。不安のレベルがさまざまに変化しているのです。日によってその起伏はさまざまで、変化しているのです。
その感情にどっぷりと浸ってしまうと、どれほど疲れるのかという判断もできなくなっていたのです。それが、この数日の出来事です。
❍ネガティブな思考の連鎖を断ち切る
落ち込むなぁ…イライラする!何だか虚しい…そんなネガティブな感情に囚われたときは、連鎖を断ち切る、思考停止をさせることです。考えることをやめて、早々に寝ることにしています。
そして、翌朝はいつものように起床する、それで心もリセットされます。これは私の場合ですが、後は歌って踊っています。ひとりだと誰に気兼ねをすることも無いのです。大声で好きな曲を歌うことで、スカッと致します(笑)
1日の終りに、ゆっくりと入浴、湯船に浸かって鼻歌も良いものです。身体の緊張を温まりながら解きほぐすことで、心の緊張も解れていきます。温めのお湯で、ゆったりと温まり副交感神経が優位になります。そのままぐっすりとお休みください。
入眠は楽しいことを考えながらにしてくださいね。
❍それでも日々心は変わる
それでも、心の浮き沈みは誰でもあります。だけども、沈み込んだままにしないことです。何だか気持ちがネガティブだと、自ら気づける状態に保つことも必要です。自分の感情を客観的に受け入れることが必要です。お友だちにLINEをしてみるのもよし、今どきでは、オンライン飲み会もあるとか、PCやスマホでの飲み会です。確かにそれも有りですよね。
❍個食は淋しい…マジで涙がでます
飲み会は、コミュニケーションの場、あれば必ず参加致します。
すべてのイベント類をキャンセルし、食事もほぼ2ヶ月、自宅で朝・昼・晩…
個食・孤食です。前よりもちゃんと料理なるものをしています。ひとりですが作っています。ひとりでの食事は味気なく、なんでひとりなのだろうか?そんな訳のわからないことを考えることもあります。外出すれば、外食して帰ったので、安上がりなのでしょうが、淋しいですね。とじこもりも高齢者が鬱になるのもよくわかります。
※関連ブログ「コミュニケーション」
この、感染症が終息したら、もし、ご高齢のご両親が居るなら会いに行ってあげてください。そして、いっしょに食事をしながらいろんな会話を楽しんでください。今からその約束をしておくのもきっとプラスになります。
2.イライラする毎日から脱出するには?
コロナなんぞなくても、日常では、人の心はさまざまな出来事で一喜一憂するのが常です。まして、今回は誰もがはじめてのことです。今日は、この自粛生活・ステイホームをどう過ごしたらよいのか?
リモートワークを行うことで、通勤時間分の余裕が生まれます。この時間をどう活かすのか?ということも
❍不自由は自由です
自由は不自由とこのブログでも言っていましたが、今回はこの逆です。家で過ごせと不自由で囲まれたのですから、その中身を自分好みにデザインするのです。
●自分ルールを自由にデザイン
24時間をデザインするための
『自分ルールを作る』
これをお勧めいたします。日にちや曜日感覚が無くなるという方は、日常やらなければならないことを、曜日で動くようにします。ゴミ出しはその最たるものかと思います。個人的には、曜日でこのブログ配信を決めているのも、良い傾向かと思っています。
曜日が決まれば、後は、時間管理です。毎朝決まった時間に起きて、決まった時間に就寝、これで免疫力もUPさせることができます。さらに、3度の食事です。
❍食事の時間を決めましょう
決まった時間に起きることから1日をスタートさせる。そしてたっぷりの朝陽を浴びる。
起床してから、1時間以内に朝食、そして昼食、夕食後も決まった時間に摂るようにすることで体内リズムが整います。体内リズムを整えることで、自律神経バランスが整い免疫力を上げることにもつながります。
この機会を利用して食のリズムから、生活習慣を見直すことも出来るのではないでしょうか。
※関連ブログ「朝食の大切さを知る体内時計」
❍食も楽しんで作ることで、脳は活性化
収入が減っていますので、支出も抑えなければなりません。そのため、時間も比較的自由に使えるので食材から料理することをほんとうに久しぶりのように行っています。
安いとついつい買ってしまう性格、あまり考えずに食材を購入してしまう。だからあるものから何を作ろうか考えながら作っています。
ある日の夕食はこんな感じになっています。
●自分好みの夕食
LDL-コレステロールがやや高めなので、脂質を抑え、塩分を控えてなど、加工食品を使わないことで自分の好みの味付けをすることができます。
家にいると、人に会うという刺激が大きく減少します。ぼーっとTVを見ていても、会話が無く、脳への刺激が激減してしまいます。そんな状況から鬱やフレイルとなっていきます。
※関連ブログ「口腔ケアの大切さ、老化は口からやってくる?! 」
❍好きなこと、趣味の時間、必要なことなど
自分ルールで自由にデザインを楽しむこと、たとえば趣味の時間を1日の中で割り振ること、週単位で、お天気に合わせて計画をすることも楽しいです。
地元商店街のお花屋さんで大葉の苗を見つけて、即、購入。ホームセンターよりも、お花屋さんの方が断然安いのです。昨年の種をまこうとも思ったのですが、いろいろ調べると、美味しくないらしいのです。苗を買ったほうが美味しい大葉が食べられる、これで今年の夏もちょっと1枚畑からができます。
●やりたいこと、やらなくてはならないことをピックアップ
衝動買してしまった、苗たちもプランターに植え替え出来たし、伸びてきた住人たちも天気予報を眺めながら計画を植え替えの計画を立てようと思っています。
読書の時間も入れたいし、いろいろやりたいこと、やらなければならないこととして、冬物のクリーニングもあるのです。
❍流されない日常過ごすために
「やりたいこと」「やらなければならないこと」大きく2段階に分類してもよいでしょう。さらに、この機会に「できればやりたい」を加えることも良いかも知れません。新たな趣味の探索もできるのではないでしょうか。
生活に計画性を持つことです。自粛と言われた、連休明けまで、週毎の計画を立ててみてください。毎週ができたら、その予定を1日の中に組み込むのです。
ご家族で楽しいことを計画するための家族会議もお勧めです。
3.見えない敵「ウイルスの特性」を再確認
3月12日のブログの一部の再編集です。見えない敵ウイルス
❍ウイルスは寄生して生きのびる
ウイルスは非生物の特徴と生物の特徴、その両方を持っています。
ウイルスは自己増殖ができない!
他の生物に住み着いて増える
ウイルスの大きな特徴はとしては、遺伝子を持つが、自己増殖が出来ないということです。ウイルスはエネルギー産生・ATP産生もタンパク質を合成することも出来ないのです。
●寄り添わないと生き続けることができないウイルス
自己増殖ができないウイルスは、いわゆる「宿主」といわれる他の生物に寄生して、その寄生先に安住の地を得て、その生物の細胞の中に侵入し、利用して自己複製を行っています。
❍COVID-19・新型コロナウイルスは、RNAウイルスです
このウイルスは細胞膜を持っていません。ウイルスは、カプシドという、タンパク質の外殻で構成された粒子という、すごくシンプルな構造でできています。
●ウイルス核酸:ウイルス遺伝子
ウイルスの遺伝子情報、ウイルス核酸は、通常、DNAかRNAのどちらか一方となり、問題とされる新型コロナウイルスは「RNAウイルス」です。
ウイルスは増殖のために寄生して増殖します。増殖するためには宿主とされる人の体内に侵入しなければなりません。
宿主細胞にウイルスが侵入すると、このカプシドからウイルス核酸が脱殻(外殻が壊れる)することで、ウイルスの複製が始まります。
❍新型コロナウイルスは石鹸・アルコールで破壊
新型コロナウイルスの場合、エンベロープという脂肪でできた膜に覆われています。
●新型コロナウイルスへの対応が手洗いという理由
そのためこの脂肪で出来た膜を融解できれば、エンベロープは細胞膜に相当しますので、ウイルスは死滅します。脂肪は石鹸で融解させることが可能です。アルコールに頼りすぎること無く、石鹸でよく手を洗うことも有効です。今回のコロナウイルスに対しては、アルコール、次亜塩素酸ともに対策としていずれも可能です。
手指の手洗いが重要となること、ウイルスが入り込みやすい指先や指の間の洗い残しに注意して欲しいという理由です。家族間では、タオルを個別にすると良いでしょう。
❍ウイルスが他の生物と異なる部分
- 細胞質を持たない粒子:基本形がタンパク質と核酸からなる
- ウイルス核酸は、粒子内に、DNAかRNAの基本的にどちらか片方のみ
- ウイルスは一段階増殖で大量に増殖する
- ウイルス粒子が見かけ上、消失したかのようにみえる「暗黒期」が存在する
- 代謝系を持たないため、ウイルス単独での増殖ができない
- エネルギー産生できないため、宿主細胞が作るものを利用する
※関連ブログ「ウイルスの特性を理解する、細菌との違いとは? 」冬になると増えるノロウイルス、食中毒・感染性胃腸炎」
そして、最後に
ウイルスの移動手段は『人』
『人』が『ウイルス』を運んでいる
寄生する人がいない状態
⇓
ウイルスは増殖できない
ゆえに、感染を縮小できる
人が離される…
COVID-19は、人間を孤立させる
Pure Medical attitude 生理検査アティテュード®
生理検査アティテュード®からのメッセージ
ときにはめちゃめちゃ沈む…怒鳴っている自分
でも、人間だから!生きているんだからさぁ♪
❍先週は、こんなこともあった…
あまり変わらない、街の様子に個人的には危機感を感じた。スーパーにおける「ソーシャルディスタンス・社会的距離」の問題、スーパーの列に並び、まったく危機感のない周囲の人々の様子を見て、感じて思わず言ってしまった。
「もう少し距離とりませんか?」と私
「わかるけど、ここだけやっても無駄でしょ」と私より高齢のオバちゃん
その言葉に怒りを感じている自分、怒りを通り過ぎて悲しくなってくる…感染しないでね…涙
どこで貰うか分からない、感染源の不明な症例が急増している、追えなくなっている現状を理解しているのだろうか。その怖さが身にしみて、自分の無力さに嫌気がさしてくる。私ひとりが、吠えても何にもできない…涙
❍無力な自分に涙が止まらない
神奈川県や横浜市の対応にも不満をあげたら切りがない。でも何も出来ない…無力感に襲われ、そんな自分の腹が立っていた…
そして、書きかけた文章をやめようと決めた時、心がリセットされたことを感じたのです。
自分の感情に振り回され過ぎたいたということに気づいたのです。今日はやめよう!なるようにしかならないのが今の状態なのだと理解し、情報に惑わされないことに気をつけようと思う。
自分は既にウイルス保有者(かも知れない)」だけど元気
どのような不安を持つのかということは、ここまでに書いたとおりです。人それぞれに違うのです。
同じ不安でもそこには、心の温度差があります。「心の温度差」よく私が使う言葉かも知れません。同じ言葉・ことば・Wordで表現されても、その「ことば」には込められた感情には個人差があるということです。
そんな温度差を今回出された「緊急事態宣言」というものを「政府から出されたWord」として聞いた時、いわば地球規模の生命に関わる危機的な状況の中で、日本政府から国民に出された「緊急事態宣言」なのですが、出されたという事実に対して人々の反応を「心の違い」を温度差として感じています。
国や民族、国内でも、感染拡大地域によっても、そしてその中でも、生まれ育った生活環境、生育環境、受けてきた教育や年齢、性別、現状の職業が異なり、個人の持価値観もさまざま違うということです。
これらの違いは、先月書いた「コミュニケーション」でも何度もお伝えしています。見えないウイルス感染症に対して「見えない影」となり、個人の本能に奥深い部分で形成された価値観として前面に出されるのではないかと私は考えます。個人の心理に基づくに行動に大きく影響しています。
最後にもう一度、
もし、感染していたら…
どのような感情で、どのように行動しますか?
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード
Junko Katayoshi
今日のまとめ
心まで感染をしないために…
- もし、感染したらという意識で考えてみる。事前に家族間で話し合っておくことで不安も軽減される
- 子どもたちにもわかることばで正しく説明、疑問や不安を家族で共有する
- やること、やるべきことをリスト化し、メリハリのある生活を心がける
♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡
心と身体のトータルパーソナルセッション
health attitude session
心と身体をトータルサポート
『心の荷降ろし』
Pure Medical attitudeのカウンセリングともコーチングとも受け取れる、自分の可能性を引き出す独自の「心と身体の個人セッション」です。
話せることだけで大丈夫
話しながらこんがらがった糸がほぐれていく…
こんな時だからこそ、人と会話をすること
そこから大きなエネルギーが得られる
じっくり、しっかりと寄り添いながら、新しい自分発見のケアとカウンセリングそして「自分基準」を明確にしていくサポートをさせて戴きます。
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、オンラインで行います。ご希望をメッセージでどうぞ。
今のストレスを軽減させるためのカウンセリング・アドバイスなども致します。
心と身体のパーソナルセッションは、こちらから。
「健診結果」の評価・対策もいたします。年間サポートもぜひ、ご相談ください。
※ブログやセミナーに関する、ご意見・ご質問などお問合せは、こちらからお気軽にどうぞ
みなさまのお声をぜひ、お寄せください!楽しみにしております!
情報引用サイト・資料
- 感染症 画像・映像アーカイブ 国立感染症研究所 *新型コロナウイルス写真引用
『Pure Medical attitude』過去のブログ
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Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
代表 かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。