Health attitude blogにご訪問ありがとうございます。メンタルも語る 臨床検査技師・超音波検査士かたよし純子です♪ 先週から「コミュニケーション」をまとめています。前回は「コミュニケーションとは?」というタイトルでまとめています。今回は、対人コミュニケーションをどのようにして上手く対応していくかということを考えて生きたいと思います。
あの人、苦手…何も話せなくなってしまう…
そんなときどうするのか?その感情はどこから生じているのか?そのことを考え、見ることから対応の仕方が見えてくることもあるのかも知れません。
1.苦手な人と気が合う人、何が?どうして?違うの?
1-1 苦手だなぁ…どうしてそう思うのでしょうか?
1-2 初めて会ったのに、何で?そんなに気が合うの?
1-3 何で?どうして?その行動…根底にあるもの
今日のプラスα
2.良好な関係性の根底にあるのは『自己肯定感』
3.相手は変えられないから…
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・記憶の中の小児科医
1.気が合う人と苦手な人、何で?どうして?違うの?
何となく近寄り難い人、誰にでもありますよね。私もいます。でもそうも言っていられないこともあります。そんなときにどのように対応していますか?
1-1 苦手だなぁ…どうしてそう思うのでしょうか?
日常生活の中で、人にはさまざまな人間関係があります。
苦手だと感じる理由を考えたことありますか?
出来れば関わり合いたくないと思う人とでも、話さないわけにはいかないのだけれど…そのような場合、その人とどのように接していますか。
❍苦手だと思う気持ち、そこにある感情は何か?
前回のブログで挙げた私の「何となく近寄りたくない」例では、「ソフトな否定形ワード」ということでお伝えしています。そこまで考えることが出来たのは、心理学を学び、「あぁ…否定されているからなのだ」ということに気づいてからです。その中でも書いていましが、どうして「でもね」からその相手は話し始めるのか?ということを考えてみると答えが見えてきます。
●会話の中での自分の感情がどのように推移しているか?
相手の言ったことに対して、自分がどのような意見や考え方を持つのかに寄って、相手の話の内容を受け入れられるか否かということが関係すると思います。一例をあげていくと
- 自分が知らないこと ⇨ 「そうなんですか」
- ⇨ 称賛、尊敬出来る、安心できる人、支持したい
- 自分と同じ考えの時 ⇨ 「そうですよね~」「嬉しいです!」
- ⇨ 仲間意識、気が合う、居心地が良い、安心感
- 自分が迷う考え方の時 ⇨ 「ふうん…」「…」無言
- ⇨ よくわからない、同調していいのかという疑問、完全に気を許せない人、無意識なの警戒心、不信感 など
- 自分と違う考え方の時 ⇨ 「でも」「しかし」「だけれども」「イヤ…」
- ⇨ 反論したい、意見が合わない、受け入れてもらえない、怒り、悲しみなどネガティブな感情
上記は例えばですが、このような感情の推移が、意識されない状態でも、自分の受け答えとして「返事」をしているということが生じているのではないでしょうか。
❍人は感情の生き物ですよね
人は心のままに生きている。
そんなのは理想論だと言われそうですが、心が動かないと人は行動に移さない、移せないこともあります。
- 尿意を感じて、トイレに行く。不要なものを排泄する。
- 空腹を感じて、食事をする、もしくは生きるために食べる。
- 物が飛んできたら、瞬時に避ける etc
これらはマズローで言うところの生理的欲求であり、物理的欲求でもありますので、心が動かなくても行動できます。
図にある、上位の欲求は「個人の心」が関与している「精神的欲求」です。人間関係はこの精神的欲求に部分が関係していると考え、心が関係しています。
すなわち、「心とともに行動する」ことになると考えられます。
『人は感情で動く』
❍「苦手と感じる理由」を紐解くことから
上記に挙げた「苦手な相手」の言葉や行動に自分の感情を言葉に置き換えてみることです。
過去のブログでもまとめたことがありますが、感情のことばはいろいろあります。同じ「Word・ことば」で表現されていても、その人個人の感情であり、同じような表現でしかありません。私は感情も個性の現れだと思っています。
感情をことばで表現するのは簡単ではないのですが、ネガティブな感情なのか?ポジティブな感情なのか?その中間あたりなのか?ということを意識することは出来るのではないでしょうか。
<さまざまな感情>
ここに挙げたものはごく一部です。ワードの位置は、参考程度でその感情の温度差は個々に異なると考えます。
❍相反する感情の表現
過去のブログでも紹介しましたが、「Plutchikの感情の輪」というものがあります。基本感情とされる8つの感情と応用感情の8つの感情、8つの感情は逆の感情として表現され4つに分けられています。
<感情のことば>
その感情を共有し、受け入れることが出来ることでその相手との関係性が築かれるのだと思っています。よくいう「ラポール」と表現されることもあります。
苦手だと思う相手に対してどのような「感情」を自分が持っているのだろいうか?ということを客観的に考えてみることも、関係性を改善させるためには必要なこともあると思います。その感情を「Word・ことば」にしてみてください。どんなことばにフィット感があるかどうかということです。
※関連ブログ「こころのマネジメント「哀しみ・悲しみ・愛しみ」涙」「感情の輪と色彩表現」
※関連情報サイト「感情の一覧」Wikipedia
❍冷静に感情の自己分析
自己分析が有効なこともきっとあると私は考えます。自己分析出来るということは、自分を客観的に捉えることができるようになります。客観視することで、自己対話、自分自身とのコミュニケーションが出来るようになります。自分のことを分かっているようで、意外と知らないこと、分析されていないと思ったこともあると、私自身も気づいたことがあるからです。
自分のことを冷静に客観視して考えることによって、自分自身の「今ある感情」を受け入れることもできるようになります。自分を受け入れることによって、周囲の人のことも受け入れることが出来るようになると私は思っています。
これは、かつての自分自身の振り返りから学んだことです。かつての自分は、怒りのままに周囲に感情を速攻でぶつけていたこともあったからです。
※関連ブログ「自己理解の必要性」「さぁ~自己理解を深めよう」「自己理解へのアプローチ」
1-2 初めて会ったのに、何で?そんなに気が合うの?
初対面の人とどのようなコミュニケーションをしていますか?
初めて会ったのに、ずっと前からいっしょにいたような気がする
人の出会いは一期一会とよく言われます。ご縁があったからともいわれますが、そんな関係の方が私にも何人かおります。
❍脳は「おんなじ」が好き
人は「ミラーニューロン」を持つということを過去のブログでまとめたことがあります。
ミラーニューロンとは
『共感・エンパシー』
他の人の行動を見て自分自身も
同じ行動をとっているかのように
「鏡」のように反応をする神経細胞
このようにまとめています。
他者との共通点を見つけると何となく親しみを感じることや、「あっ!同じですね~」と初対面でもそこから話がつながることがあるのではないでしょうか。同じ出身や共通の趣味があったりすることだけで、親近感を持つことがよくあります。会話をしていて、話題に尽きることが無いということも理由かも知れません。まったく別の場所に居ながらも、故郷の小さな街のすごくローカルな話に盛り上がるだけで、もう相手がすごくいい人に思えてくることも在るのかも知れません。
「同じ」ということに安心感があるとも考えられます。自分が知っていることを相手もよく知っていて、共感してもらえるということから得られる、安心感だとも考えられます。
※関連ブログ「こころのマネジメント 笑うから楽しくなれる」「心のキーワード」
❍同じ趣味を持つ
自分の持ち物、身の回りで使うもの、自分のスタイリングそのひとつですが、例外もあるのかもしれませんが、おおよそ自分の好みで決めているものとなると考えます。
同じ物を好んで使う人を見つけた瞬間、脳は「おんなじ~♡」と反応しているのではないでしょうか。その相手は自分と同じようなものを好み、同じような趣味をもつ可能性が高くなります。そして、同じ趣味を持つという傾向は、似たような価値観を持つことが多いことがよくあります。
●行きたい場所で出会う人
セミナーやワークショップは自分の興味関心で参加しますので、気の合う人と出会う確率が高くなります。
仕事を離れて心理学・コミュニケーション関連のセミナーや講座で出会う人たちと会話がよく合います。自分が興味を持っていることを実践されている人に出会うと、興味津々で話をしたくなることもよくあります。その逆も、同様ですが思わずのめり込むように会話が弾むこともよく経験します。
❍無意識にある価値観の一致
人の価値観は無意識で形成されていることがよくあると考えます。ふと、このブログで「価値観」ということを頻回にあげています。
『価値観』とは
sense of values
何に価値があるのか、あると認めるのか、ということの考え方・判断
価値を判断するときの根底となるものの見方、評価・基準
※価値とは、ものごとの「善・悪」「好ましい・好ましくない」
Wikipediaより引用
この価値観には、その人個人の信念が、無意識に関係していることが多い。
1-3 何が?どうして?その行動…根底にあるもの
さて、タイトルに挙げた「何が?」「どうして?」ということを挙げましたが、
・何でそんなことを言うのか?
・どうしてそんなことをするのか?
そう思う時、その根底あるものを想像してみてください。
❍『人は感情で動く』
こう冒頭でお伝えしています。
感情で動く時、無意識に行動していることがありませんか?相手の言葉に「怒り」という感情を持った時、瞬時に怒鳴ったことや…人間ですから、私にもあります(苦笑)
無意識の感情は、自己評価する間もなく、
自分に合わないものなどに対して、
否定し、排除しようする行動を起こす
このようなこともあるということです。この無意識には、前項でまとめた「価値観」が関係しています。感情は、価値観に繋がります。相手の行動に対して、不快や否定的なネガティブな感情を持つ時に、自分中の価値観と反することがどこかにあるのではないでしょうか。
そのときの自分の感情の推移を模索してみてください。そして、そのことが可能ならば、相手の行動を起こしている感情を客観的に受け取ることからです。「あぁ、そういうことも一案かも知れない」くらいの受け入れです。自分の心に受け入れる場所・余裕を作ってみてください。「保留場所」としてもよいかも知れません。
この保留場所に「棚上げ」してみて、自己感情の自己分析をしてみてください。どこが自分の価値観とズレているのかということです。自分が大切にしていることとのズレが見いだせれば、解決が見つかることもあるのではないでしょうか。
<是認すること>
❍対象相手を観察する
関係性を保つ必要がある場合、その人の日常行動を観察することから始めてみたください。そして、その人のどのようなところに対して、どのようなところが苦手だと感じられるのか?自分中にある相手に対してどのようなネガティブな感情を生じることがあるのか?というところをチェックしてみたください。
- 話の内容、言葉の使い方
- 声のトーン
- 手や身体の位置、姿勢・態度 など
❍対象相手に求めている感情
そして、その相手に対して、何か求めていることありませんか?
- 認めてもらいたい → 承認欲求
- 相手より優位な立場でいたい→ 勝てない相手である、虚栄心
- 傷つけられたくない → 自己保身が強い、本心を突かれるのが怖い など
- 距離を置きたい → 安心できない、気を許せない、自己保身からの不安
挙げてみたのは一例に過ぎません。自分が受け入れることが出来ないものを持っている人なのかも知れません。もしかしたら、自分が無意識に欲しいと思うものを持っている人なのかも知れません。自分に自信がないという潜在的な気持ちが生み出した感情のこともあるのかも知れません。
アドラー心理学でいわれるところの、相手に対する劣等コンプレックスです。
- 苦手な人を観察してみる
- 苦手な部分とは自分に無い部分のこともある
- そして、そこには劣等コンプレックスがあるということも否定できないことがある
❍『人生の質は、コミュニケーションの質である』
世界的な、№1コーチと言われている、アンソニー・ロビンス氏は、そう言っています。前回のブログでもまとめている NLPの前提、
〔 NLP の前提 〕
相手の今の反応がコミュニケーションの成果である
コミュニケーションの意味は、受け取る反応にある
この根底には「価値観」があります。自分とコミュニケーションの相手の「価値観」のズレの間にどのような価値観の違いがあるのかということに気づくことが、『うまくいく対人コミュニケーション』のファーストステップです。
❍価値観の変容
「価値観」の変容は、なかなかハードです。
人の心にも、自己恒常性維持「ホメオスタシス」本能のこのシステムがあるからです。初めに知ること、理解することは、人は自分の価値観を無意識で大切にしているということです。
この自分の持つ価値観を知らないことが多く、この価値観を知り、理解することができなければ、行動を変えることは出来ません。そのため、認知すること、知ることからです。自己変容を起こし、「人生の質」を向上させ望む人生を送るために必要なことだと私は考えます。
2.良好な関係性の根底にあるのは『自己肯定感』
価値観は、自己肯定感に影響しています。
私はときどどき質問の中で
『自分が好きですか?』
ということをお聞きすることがあります。自分が嫌いだとしたら、その理由は何なのでしょうか?
❍自己否定に在る心とは
私の経験の中に、自己理解から自己否定が減少することに気づきました。自分を受け入れることができないと、他の人を受け入れることも出来ないと思っています。
自己を否定する理由は、物事に対する向上心、最高の自分を創造したいという無意識があると考えます。理想や意識が高く、その理想に近づけないもどかしさがあるのではないでしょうか。無意識の目標が高く、その自分の目標に近づけないもどかしさから、自分はダメな人間だ、何をやっても認められない、能力が無い、無意味な存在…こんな感情から生じているのではないでしょうか。
その「基準」は誰が決めたのでしょうか?
自己否定は、無意識にある基準、ネガティブな価値観です。
❍自己肯定感ということ
自分が好きだといえること、好きだと思える感情は、自分のことを受け入れることが出来るか、否かということにつながります。よく言われる「自己肯定感」自分のこと、行動や発言など、自分の良いところも、問題があってもその改善するべき行いや考え方などそっくりそのまま自分自身で受け入れる、すなわち責任を負うことができるかというとだと私は理解しています。
自己肯定感とは?何か?
自己肯定感を検索すると、実にさまざまな解釈、定義があるようです。個人的にさまざまな学びの中から理解していることは…
人には、良いところも、悪しきところ、是正するべきところも「両面性」がある。その「あるがままの自分」をそのまま受け入れるということが、自分を肯定するということだと私は思っています。
社会の中で生活していく上では、人にはさまざまな役割や姿がある、矛盾する行動や考え方も日常の中で生じることもある。だけれども、それはごく普通のことなのだと考える。良いところも、反省するべきところも、さまざまな姿があるからこそ、そこから学べることも多く、その学びから人は、成長することもできると考えます。
❍人間の持つ両面性を受け入れる
私自身、さまざまな欠点を持っています。
●今の問題は?
そして、日々、葛藤することも多く、気分の浮き沈みもありますし、それが人の心です。まったくストレス無い人などいないと思っています。
「今、何か問題となることありませんか?」
このような質問に対して「みんな解決したから今はありません」そう答える方もいます。けれども、無意識の中にはちゃんと「もっとこうなったら…」「こうしたいなぁ…」そのようなことがきっと隠されている、ということに気づいていないだけなのではないでしょうか。
●自分のことを自分自身が受け入れること
もし、目の前のその人が、「苦手な人・好きになれない人」だなぁ…そう感じているならば、その人も「さまざまな顔」を持っているということに気づきませんか?
『人は多面性・複数の顔を持つ』
自分の目の前にいる人も多くの役割を持つ人、「今、会話している【顔】とは【別の顔】もあるよね。」ということを受け入れることが出来ると、私は考えることが出来るようになりました。
例えば、道を歩いて来て、いきなりぶつかって来た人に、
- 「ムッ」としていた自分 → ぶつかったら謝れよ!:怒りを持つ自分
- 「急いでいるのか」と解釈 → 容易く想像できる自分:相手目線で考える自分
最悪の印象から、相手の行動に対して理解しよう、受け入れようという思考の変化です。
❍自分を受け入れるということ
自分のことを嫌いでもよいのです、その嫌いな自分を受け入れることが出来ればそれでよいのです。
自分を受け入れることができることで、他の人も受け入れる器の余裕が出来ると私は思っています。受け入れるためには心の余裕が必要だからです。受け入れる心の器を大きくすること、自分で自分を受け入れる器を大きくすることで、余裕が生じます。
小さい器に自分が入っていると、心は窮屈な状態で、他のものを受け入れることは不可能な状態なっているのです。器を育てることから、良好な対人関係を育むことが出来るのではないでしょうか。
3.相手は変えられないから…
SNS上で炎上する理由のひとつに、
「あの人の言っていること絶対に違う!」
こんな、怒りに近いような感情を持ち、そのまま投稿してしまう…結果、炎上、ということなのでしょうか。そんなときは、ひと息ついて、アンガーマネジメント、深呼吸です。
❍NLPワークでは…
アメブロで以前こんなタイトル「変われるのは、自分だけです。」(2016年11月)で投稿しています。その中で書いたことですが、
「無視出来ない人間関係、どうしてますか?」ということで、その相手に対して「どうして苦手なのか」そこにある感情を変える方法として、相手との関係性を
- その相手を客観的に眺め、その人の良い面を探してみる
- 相手の立ち位置で考えてみる
- 相手のイヤだと感じる部分のイメージを変えてみる
※関連ブログ「変われるのは自分だけ」アメブロ投稿
とまとめています。そして、その当時のブログでは、NLPワークの一部、実際にやり方を紹介しています。もし、ご興味ある場合はぜひご訪問ください。
❍感情にセットされている「記憶は?」ありませんか?
上記の1のワークでの方法は、相手に対する自分の持つ感情を変えていくワークです。
人の記憶は感情で想起される
記憶は感情と結びついて、いわば頭の中でコード化されているようなことがあります。
犬に吠えられて怖い思いをしたことがある人は、「犬=怖い」というようなことを脳が学習しています。犬をみたら怖い思いをするから近寄らない、逃げなさいという無意識のサインが脳から送られます。
このように、感情は過去のある記憶と結びついていることが多いものです。
相手のイヤな行動など、自分の価値観と異なるものをキャッチしてしまい、そのときに植え付けられた感情が相手のイメージに結びついているからです。いわゆる「第一印象」などがあげられます。
- 大声で誰かを罵倒している
- 怒鳴られた
- 耐え難い光景を見てしまって
などなど、強烈なワンシーンのことも在るのではないでしょうか。そのときの感情が想起され、相手のイメージとセットになって記憶されているということもあります。
❍相手の視点・目線を体験する
上記の2は、相手の立ち位置で物事を受けとめてみること、相手の価値観を借りてみることによって相手の視点で意識的に考えて見ることによって、見えてくる別のイメージが得られることもあると考えます。
感情も頭の中のイメージ創られていることが多く、実際に起こっていないことが、あたかも起こっているようにも脳はイメージしてそのイメージに対して感情を持つことが出来るのです。
❍他人は変えることが出来ない
社会の中での人間関係、改善するべきだと思うのであるならば、自分の相手に対する感情を変えないと改善することは不可能だと私は思っています。確かに簡単ではありません。
その理由は、冒頭でお伝えした
人は感情で行動選択している
変えることが出来るのは自分だけです。その場合、大切なのは相手の価値観を認める、受け入れると言うことだと考えます。
生理検査アティテュード®からのメッセージ
記憶の中の小児科医
正直なこととして、誰でも好き嫌いがある。だから…
苦手な人、嫌いな人がいるもOK
それは、それでよいと、さまざまな学びの中から見出した答えです。だからこそ、対人コミュニケーションを考えたいのではないでしょうか。嫌いだと自分の感性が感じてもOKなのだと私は思います。それが人の心だと思いからです。ただそこに必要なことは、
その感情を持つ理由が明確にされていること
私がお伝えしたい「理由が明確」ということは、自分の価値観とどのような違いがあるのかということです。価値観の違いを認知し、受け入れをすることを前提に、関わる必要がある場合は、相手の価値観を認めることが必要であり、同調しながらも、自分の意見とのすり合わせを行うことで妥協点を見出す方向性で対応することができると考えます。
無理に好きにはなれない相手に対して、可能ならば関わりを持つ必要はないと私は思います。
❍明確な理由を言っていた小児科医師
小児科医師になる方は、子どもが好きだから小児科の医師になった…そう私は勝手に思っていました。
もうかなり以前の記憶ですが、何かの折に、ある小児科医師が、「高齢者が苦手だから小児科を選んだ」そう聞いたことがありました。そんなことを、好きな人、嫌いな人とのコミュニケーションをまとめていて、今回思い出したのですが、この理由をどう受け取りますか?
患者さんが子どもだと、高齢者と受け答えする確率はかなり下がります。患者さんとなる子どもに付き添われる祖父母くらいだからです。
今なら、どうして高齢者が苦手なのか、推測してしまうでしょう。高齢者の持つ疾患が苦手なのかも知れません。今になっては、推測の域を出ることが出来ませんが、人の個性は、創造の域を出ることは無いと私は思っています。人の感性はその人、個人の個性で、あり敢えて性格とはせず「個性」と私は表現します。
個性は、多くの多面性を持ち、誰にも一致することはありません。
だから、その人との会話が楽しく、自分自身の可能性を引き出すきっかけになることがあるのだと思うし、人の個性に魅力を感じるのです。
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 苦手だと思う感情を自己分析、「Word・ことば」にしてみる
- 行動の根底には意識されない価値観が存在することがある
- 受け入れなくても、受けとめる、相手を是認することから
『Pure Medical attitudeからのお知らせ』
生活リズムを改善させるために、
バランスをUPさせるワークを企画
♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡
この学びをどう活かすのか?私の『後悔』からの企画
『高齢者ケア『サポートカウンセリング』
高齢者に関わる方々の笑顔のために
*パーソナルセッションとは、別料金を設定いたしました
出張サポートも致します。
詳細はこちらをご覧ください。
今、必要なことをへ導く行動選択へのサポート
もし、行き詰まりを感じているのなら…
『現状からの脱却方法をいっしょに探す』
セッション後の表情は...
その晴れやかな笑顔を見送る時間...
それは『Office Pure』の至福の時間、最幸のギフト
心と身体のトータルパーソナルセッション
health attitude session
心と身体をトータルサポート
『心の荷降ろし』
変われない理由は何もない。
必要なスイッチは個々に異なり、1つとして同じものはありません。
共通することは「変わりたい意思と行動」
そして必要なのは変化への望み・気持ちのみです。
Pure Medical attitudeのカウンセリングともコーチングとも受け取れる、自分の可能性を引き出す独自の「心と身体の個人セッション」です。
話せることだけで大丈夫
話しながらこんがらがった糸がほぐれていく…
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そこから大きなエネルギーが得られる
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心と身体のパーソナルセッションは、こちらから。
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※ブログやセミナーに関する、ご意見・ご質問などお問合せは、こちらからお気軽にどうぞ
みなさまのお声をぜひ、お寄せください!楽しみにしております!
情報引用サイト・資料
『Pure Medical attitude』過去のブログ
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Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
代表 かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。