今日もHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。メンタルも語る 臨床検査技師・超音波検査士かたよし純子です♪ 前回の月曜日のブログでは「免疫力」をまとめていきました。では、具体的に今どのようなことが必要なのかということを今までまとめてきた内容を基に、再編集していきます。

抱える問題が多すぎてムリ

でもやることは、「動く」「食べる」「ぐっすり眠る」この3つ、プラス「ブレない心」のみです。今に視点を置くのではなく、半年後、1年後そして5年、10年先を意識してみませんか。顔を上げて、前を向いている方向が未来です。

1.自分を守るために、いちばん自然な生活が基本

1-1 意識的な身体活動を基本とした日常生活

1-2 腸内細菌の喜ぶバランスの良い食事

1-3 良質な睡眠を得るために気をつけたいこと

今日のプラスα

2.石鹸で手を洗いましょう♪

3.生活の中で「ホッとできる時」を持つこと

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・ブレない・正しい判断力 そのための情報収集

 

1.自分を守るために、いちばん自然な生活が基本

1-1 意識的な身体活動を基本とした日常生活

先月末、北海道で出された緊急事態宣言の中でのことば

『不要不急の外出を控えて』

と、ありました。

『外出できない』=『動いてはいけない』

と受け取っていませんか?

❍「外出を控えて」の解釈

この意味はイコールでは無いと個人的にはお伝えしたいです。何を目的とした外出を控えることを今、私たちに求めているのか?ということを考えた上での「外出」です。

人が多く集まる場所、接触感染が起こる可能性がある場所への外出という意味だと私は受け取ります。駅には用がない限り、近づくことを避けています。でも、運動不足にならないように、家の中では動きますが、それだけでは足りませんので、意識的にウォーキングは行います。坂道や階段を利用して筋肉を動かします。

❍家の中にいなければならない?

屋外に出て、外気に触れることで、皮膚は刺激され 新鮮な空気は細胞が活き返ります。

3月に入り、お天気がよい日は気温も上昇傾向、私は暖かい日には風を感じながら、ウッドデッキでPC作業をすることもあります。学校がお休みになった子どもたちもバルコニーや庭が使えるご家庭では、屋外で出された課題学習も気分転換になります。窓を開放するだけで、新鮮な空気が流れます。仲の良いお友だちと数人ならば、きちんと手洗いを心がけて行うことで楽しく過ごせるのではないでしょうか。

外で身体を動かすことも必要です。少人数での外遊び、家族でウォーキングや公園でキャッボールなどもいかがでしょうか。

❍道を歩いて感染することはない

今「コロナウイルスの感染経路」として指摘されていることは、

『飛沫感染』と『接触感染』

とのことです。

※厚生労働省HP「新型コロナウイルスに関するQ&A」令和2年2月27日時点版

先日の日曜日はとても良いお天気でした。鶴見川を超えて多摩川まで、旧東海道を歩くと自宅から1時間ほどで行くことができます。青空が美しく陽射しもたっぷりでとても暖かい日でしたので、気持ちよく歩くことが出来ました。水辺の屋外では、マスクも必要ありません。新鮮な空気で深呼吸することで細胞もリフレッシュされます。

多摩川に架かる六郷橋に立つと、昨年10月の台風による水害の後が痛々しく感じられました。私自身も川が氾濫するかも知れないという不安な時間を、過ごした記憶があります。しかし、多くの人の記憶は、そのときの不安な時間もうたかたのように既に単なる記憶の一片として感じられているのではないでしょうか。

辛い記憶は過去の出来事として、人の心は立ち直る力を持っています。ただ、その心の影には今も苦しんでいる人がいるということもしっかりと認識することも忘れてはならない、そう思います。

❍継続的な運動の勧め

運動も体温を上げるためには効果があり、身体も温まります。筋肉は、もっとも多く熱を発生します。生活の中で運動を取り入れることも冷え対策に繫がります。筋トレやウォーキングなどを継続的に行い、意識的に通勤途中の駅などでも階段を上るなど、ほんのちょっとの意識の変化で、運動するチャンスをつくることもできます。

光

 

1-2 腸内細菌の喜ぶバランスの良い食事

バランスの良い食事として、これまでにまとめたブログを再編集します。

免疫力の60~70%は腸にあるともいわれますが、その理由は食物を消化し、栄養素を吸収、さらに使われなくなったものや、有害物質を排泄してくれているのが腸です。

❍免疫力のUPには「腸内環境」が鍵となる

ウイルスから守るために、こんなことをメディアで聞いたことありませんか?

こまめな水分補給でウイルスを流す

朝起きたら、水を飲むと良い、カゼやインフルエンザが流行する冬の季節は、こまめに水分補給で口腔内や咽頭のウイルスを胃まで流し込み胃酸で殺菌してしまうようにする、ということです。

私たちが口にする食物には、病原菌やウイルスが付着している危険性もあります。このような有害物質の体内への侵入を防ぐために、腸は免疫力をしっかりと保たなければならないという機能が必要となります。そのためには、腸内環境を良好に保つことで、免疫力が低下してしまうことを防げます。

以前のブログでも腸内バランスをまとめていますが、この腸内細菌バランスの黄金比とされるのは、

善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7

・善玉菌 :乳酸菌、ビフィズス菌

腸の蠕動運動を亢進させ、消化吸収や便通の改善、免疫力を高める、アレルギー症状の緩和効果

・悪玉菌 :大腸菌、ウェルシュ菌

肌荒れの原因、便秘、肥満などの不調をひき起こす

・日和見菌:バクテロイデス

善玉菌と悪玉菌の優勢の方に作用し、どちらにもなりうる日和見的な腸内細菌

  • 日和見菌は、腸内細菌の約7割をしめる
  • 善玉菌が優位となるようにする
  • 善玉菌優位となる食生活を心掛ける

腸内細菌

<腸内細菌バランス>

❍善玉菌を増やす方法

善玉菌を増やすためには、食物繊維や発酵食品を多く食事に摂り入れることが基本です。一般的に勧められているのが、乳酸菌やビフィズス菌など整腸作用のある生菌が含まれるとされる、プロバイオティクスです。

善玉菌のエサとされる食物繊維やオリゴ糖を摂ることで腸内環境が改善されます。腸内環境を整えることによって、免疫力を上げることにつながります。

ヨーグルト、漬物、味噌などの発酵食品、食物繊維、オリゴ糖は、免疫細胞のバランスを改善すると考えられています。食物繊維をエサとして増える酪酸菌は、腸の粘膜を修復し、免疫機能を高めてくれます。ポリフェノール類といわれるトマトやリンゴ、お茶、青背魚に多く含まれるEPAなどのn-3系不飽和脂肪酸も、炎症を抑える効果がありますので腸の免疫力に関わります。

●注意したいのは「バランス」

更年期の女性など脂質異常となりやすい女性が注意して欲しいのは、ヨーグルトや乳製品を毎日取ることです。乳脂肪分の摂り過ぎは、LDLコレステロールを上昇させてしまうことがあり、動脈硬化の原因となります。脂質0と表示されているものにするなど「成分表示」を確認することが必要です。漬物や味噌にも使い方を工夫して、塩分を摂り過ぎないように注意することも大切です。

そして、CMに載せられてしまいそうなのが、ポリフェノールです。ワインやチョコレートに含まれるという、ことをご存知の方も多いのではないでしょうか。カカオを多く含むチョコレートを「1日○○枚食べてください」ということに。確かに多く含まれているのですが、それ以外の乳脂肪成分や糖質なども含まれているということを考え、ストレスなく楽しみながら食を楽しんで欲しいと思います。

偏った食事ではなく、少量ずつ、バランスよく多種の食品摂取を心掛けることが大切です。

※関連ブログ「脂質異常症、LDLコレステロールが高いと言われたら… 」

❍免疫細胞を活性化させる食品

免疫細胞を活性化させるためにタンパク質が必要となります。さらに、ビタミン類のビタミンAやビタミンEも、細胞の免疫機能を保持するといわれ、微量ミネラルといわれている、亜鉛やセレン、銅、マンガンなどのミネラル類も、免疫細胞を保護するためには必要となります。

発酵食品の味噌には、亜鉛も含まれ、免疫力をUPする効果が期待できます。亜鉛の欠乏は、皮膚疾患、食欲不振、味覚障害をはじめ、さまざまな症状の原因となります。味噌は、塩分も含みますので、摂りすぎには注意が必要ですが、うまく活用することで免疫力をあげましょう。

免疫力を高めるためには、古い細胞から新しい細胞へと新陳代謝も大切ですが、新たな免疫細胞の細胞膜の構成には、コレステロールも欠かすことができません。

❍自分に合った腸内細菌フローラ

「これ、とっても身体に良いのよ~」そう言って、友人に勧められたけど、効果がまったく感じられない…

このような経験ありませんか?腸内細菌に限らず身体をつくる細胞はそれぞれ異なります。似て非なるものということです。「基本があり基本をベースにどのような個性を持つのか?」ということです。人の顔は、目があり、眉毛、まつげ、鼻、耳、頭髪…を持ちますが、受ける印象はさまざまです。顔がみんな違うように身体の中身・組織や臓器の顔も異なるのです。

●「腸内住環境」や「工場の機能」が異なれば必要な「原料」も異なる

人の体内組織・臓器にも個性がある。

エコーで言うならば、肝臓の大きさはもちろん、その肝臓に栄養を届ける血管の走行も太さも異なります。そうなると、肝臓の機能も異なります。腸管も長さが異なり、ヒダの状態も粘膜の機能も、そこに常在する細菌叢も違うのが当たりませなのです。住んでいる常在菌が異なれば、常在菌の機能も異なり、「良い住人・善玉菌」に住んでもらうためには、善玉菌が好む腸内住環境を整備していかなければならないのではないでしょうか。それを作るのが肝臓やその他の臓器です。作る工場が異なれば、必要とする材料が異なることもあるのではないでしょうか。

腸内細菌の構成は1人、1人異なる「個性」

Aさんにとっては効果的な食材でも、Bさんにはまったく効果がないということもあります。同じ食材を2週間くらい続け、効果がなかった場合は、ほかの食材に切り替えるのも一つの方法です。どれが自分に合っているのかを知ることが効果的な方法となります。

※関連ブログ「気をつけたい食中毒と食の安全

 

1-3 良質な睡眠を得るために気をつけたいこと

小さな子どもが眠たそうにしているとき、子どもの手が温かくなっていることにお母さんは気づくのではないでしょうか。

❍人の持つ「生体リズム」、体温と眠気の関係

昨年(2019年)5月に睡眠に関することをまとめていますが、人は概日リズムという生体リズムを持ち、この生体リズムともに体温の日内変動があり、眠気と関係していることが分かっています。

夜になると体温が下降して自然に眠りに導かれます。人の体温の日内変動は、夕方から徐々に上昇し、就寝時間のおよそ3時間前の 20:00~21:00 頃に最高体温のピークをむかえます。この時間帯にストレッチなどの軽い運動をすることにより入眠が促進され、入眠直後の徐波睡眠が増加し、熟睡感も高まるという報告があります。

※関連ブログ「生まれながら身体がもつ生体リズム 」

最高体温のピーク

<最高体温のピーク>

❍良質な睡眠と運動の関係

良質の睡眠を得るためには、免疫力を上げるために欠かすことが出来ません。健康な心と身体を保つためにはやはりしっかりと毎日身体を動かすこと、運動は欠かすことが出来ません。日常から運動習慣を持つということが睡眠の質を向上させることに対して、作用することは言うまでもありません。

●運動習慣は徐波睡眠を増やす

運動習慣の無い人が運動習慣化することで、深睡眠といわれる徐波睡眠、つまり 睡眠段階の3と4とされる睡眠深度が深まるという報告があります。さらに寝つきが早くなり、睡眠時間が増えるということも分かっています。

●睡眠に対する運動効果には個人差がある

そかしながら、運動すればすべての人に対して効果的に反応するというわけでも無いようです。つまり、この運動習慣は睡眠内容が劇的に変化するわけではなく、年齢や性別、そして運動の内容によって異なるとされています。

運動内容とは、運動の種類、運動強度、運動した時間の長さや運動を行った時刻などが関係しています。過度の運動が、睡眠を悪化させる場合もあるために注意が必要だということにつながります。個人に合った運動強度・内容であることが必要だということです。

●運動による体温上昇が促進される時間帯

その理由は運動そのものでは無く、運動することによって身体が温まる効果によるものだと考えられます。

就床前に軽度の運動することによって、体温が0.5~1.0℃上昇します。上記に示したように、1日の最高体温付近(20~21時頃)である夜に軽いストレッチなどの運動することにより、概日リズムによる体温低下とともに、プラス効果で体温低下が促されます。この急激な体温低下が入眠を促進し、質の高い睡眠が得られるということのようです。

逆に、就寝直前の体温下降が始まる時に運動してしまうと、運動によって体温が高いままとなってしまうために、入眠が妨害されてしまいます。そのため、就寝直前の運動は控えた方がよいことになります。

●間接的な睡眠への運動効果

そして運動による身体加熱や運動そのものが間接的に快眠につながることもあります。

高齢者の中には、夕方の居眠りをすることが多いともいわれていますが、そのような夕方の居眠り防止のためにも、散歩やストレッチなどの軽く身体を動かすことが効果的なこともあります。運動による体温上昇や身体運動そのものにより覚醒レベルがあがり、眠気が覚めるという効果が期待されます。

 

2.石鹸で手を洗いましょう♪

アルコールが街中の店頭から消えました。棚にあるのは、「ノンアルコール」です。確かにアルコールはウイルスのエンベロープを破壊、コロナウイルスには効果があります。

❍石鹸の違いによる効果を確認して欲しい

前回のブログで書きましたが、アルコールで頻回に手に対して使用すると、手荒れの原因にもつながることがあります。帰宅時に初めに行うこととして、アルコールよりも、石鹸を用いてしっかりと手洗いをすることをお勧めいたします。石鹸類の成分表示を確認してみてください。エタノールと記載されています。

※関連ブログ「予防を知ってシャットアウト!

❍手指消毒にはアルコールが効果的⁉

今回のコロナウイルスやインフルエンザウイルスにはアルコール消毒が有効とされ、効果が期待できます。しかし、胃腸炎の原因ウイルスとされる、ノロウイルス、ロタウイルスには、アルコールは効き目がありません。

アルコールが品切れ状態となる今、次亜塩素酸が用いられるようになっています。この次亜塩素酸は、コロナウイルス、インフルエンザウイルスそして、ロタウイルスにも効果があります。

次亜塩素酸はキッチンや洗濯で日常使われる、漂白剤が次亜塩素酸です。100均に並ぶ「キッチンハイター」「ブリーチ」などと表示されている商品です。商品に書かれている「成分表示」で確認するとよいと思います。

❍固形石鹸の効果

本来、固形石鹸は汚れを落とすことのほうが目的とされていることが多く、効果は含まれる成分によります。

よく泡立てることが必要とされますので、そのことを考えると液体石鹸の方が使いやすいのではないでしょうか。固形石鹸の表面に汚れが付着したままになっていると、石鹸そのものが細菌感染しているということも聞いたことがあります。使用している石鹸を培養したところ、かなりの細菌増殖が確認されたということもあるようです。

石鹸の成分による違いもあるかと思いますので、自分の眼で確認して使うことをお勧めいたします。

❍石鹸を使っても逆効果もある

メディアで言われている「手洗い方法」では、

よく泡立てて、最低20秒以上

とされています。院内感染対策上では、30秒以上といわれています。

いちばんNGなのは、形式的に石鹸を手に取り、両手を合わせて、数回こすり合わせただけというパターンです。この方法では、逆に流水のみで洗ったほうがまだ良いということもいわれています。

❍液体石鹸の容器を洗っていますか?

液体石鹸のポンプ式のものがお勧めです。ここで注意したいのが、詰め替えタイプの購入時の継ぎ足しです。ポンプ式のものが空になった時、詰め替え用を購入することが多いと思います。少なくなったからとそのまま継ぎ足すことも石鹸の中の雑菌を増やすことになります。詰め替え用を入れるときには、容器をよく洗い乾燥させてから新しいものを入れる必要があります。

※関連ブログ「予防を知ってシャットアウト!

手を洗いましょう♪

<手を洗いましょう♪>

 

3.生活の中で「ホッとできる時」を持つこと

毎日忙しい日々を過ごす中で、ホッと息をつげる時間を持つことで緊張も緩みます。そんな時間を数分間でも意識的に取ることで心のバランスも保つことができます。

❍深呼吸をお勧めします

私がお勧めする方法で簡単に誰でもできる方法は、

『深呼吸』

意識的にゆっくりと「呼気=吐く息」を意識して、ゆっくりと息を吸い、その倍のスピードで息を吐きます。深呼吸はいつでもどこでも簡単に行うことができる方法です。以下は、過去のブログのピックアップです。

●吸気:息を吸う 交感神経を刺激

息を吸うことで空気とともに酸素が肺に取り込まれ、心臓のポンプ機能によって、全身の細胞に酸素送り込みます。組織・細胞が生命活動を行うために必要な働きを促すために必要とされる酸素です。

●呼気:息を吐く 副交感神経を刺激

息を吐く時は、心臓は、ちょっとほっと出来る時間となっています。心拍も当然、ゆっくりになります。ゆっくりと時間を掛けて呼気の時間を長くすることによって、心臓の筋肉は弛緩していることになりますので、吐く時間を長くすることは、心臓にゆとりが与えられるということになるのです。心臓がほっと出来る時間が長くなるということになります。当然、心拍もゆっくりとなり、ドキドキがおさまる、緊張から解き放たれる時間となります。呼気は、副交感神経を優位にさせることが出来るということになります。

※関連ブログ「気にしてくださいストレスの様子

❍緊張を緩める方法は人それぞれ

好きなこと、リラックスできる方法は人によってそれぞれ異なります。

私は、自然の中を散歩することが好きな時間の過ごし方でもあり、公園や植物園などにも時間があるとでかけて行きます。

そんな中で私がお勧めしたいのが「お風呂」です。私がいちばんホッとできる時間が入浴です。

「幸せだなぁ~」日常の中でほっとできる瞬間・場所

私にとっての「幸せだなぁ~~」そんな時間は1日の終り

湯船に浸った瞬間

単純なものなのですが、心がゆるゆるとなる「もっともリラックスした時」でもあります。

❍良質な睡眠へと誘う、入浴方法

過去のブログでまとめた内容の再掲ですが、入浴を効果的に用いて、体温上昇させることで良い睡眠へと誘導することが期待できます。入浴や温水シャワーにより、0.5~1.0℃の上昇が期待され、体温を上昇させることで、容易に眠りにつなげることができます。シャワーのみで済ませる方も多いようですが、夏場も温めのお湯、湯船に浸かることが勧められ、入眠直後の徐波睡眠の増加が期待できます。

●ぬるめの低温入浴は副交感神経が刺激される

この脳波の変化を用いて、良質な睡眠につながる入浴を行うとよいと思います。就寝の1~2時間くらい前に入浴することによって、副交感神経を優位にすることができます。温水の温度は、ぬるめの温水 38~40℃ 20分程度が勧められます。

●高温の入浴は交感神経が刺激される

42℃の熱い温水の場合は、交感神経が刺激され、逆効果となり徐波睡眠の減少が報告されています。

そして、就寝直前の高温の入浴や長風呂は逆効果です。就寝時まで身体の体温が下がらず、入眠を妨げてしまうことになります。特に冬場の入浴は熱めのお湯で身体を温めたくなりますが、良質の睡眠にはぬるめでゆっくりがポイントです。睡眠のための入浴ポイント

<睡眠のための入浴ポイント>

❍入浴の冷え予防の効果

冷えの予防にも、ぬるめ(38~40℃)のお湯にゆっくり浸かることがいちばん効果的です。

ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、副交感神経優位となりますので、血管が拡張し末梢まで血流が行き届き、深部体温が上昇しますのでリラックスできます。40℃以上の熱いお湯に入ると交感神経優位となり、末梢血管は収縮してしまいます。

さらに足湯は非常に効果があります。足を温めることで全身の血液循環が改善し、手も温かくなります。40℃のお湯に20分くらい足をつけることで効果があります。

※関連ブログ「良質な睡眠を確保しませんか

❍その他のリラックスタイム「嗜好品の落とし穴には注意」

甘いものが好きだという人は、好きなスイーツを食べることで至福の時を得ているということもあるのではないでしょうか。でも、健康上の理由からムリに我慢をしているならば、それもストレスになることがあります。

嗜好品は「過ぎたるは及ばざるが如し」となることもあります。ドーパミンが分泌されますので、依存関係が生じてしまうこともあるからです。自分でコントロールできる範囲で楽しみたいものです。

※関連ブログ 「ゲーム症(障害)は病気です 依存症その2

生理検査アティテュード®からのメッセージ

忘れていたネガティブな感情

自分の書いた過去のブログの検索、いつ書いたかそこまでは覚えていられませんので…笑、リンク先とするためによく行います。

❍昨年秋の台風19号で経験した不安

今回ちょっと自分で完全に失念していた「蕁麻疹」をまとめたことがあったのを忘れていました。そして、蕁麻疹を扱ったきっかけが自分の体験だったということも、ブログに教えられるまで封じ込められていたのです。すっかりそのときのさまざまなストレスを手放していることにいまさらながら気づく次第。

先日もインスタで朝つぶやいていますが、

喉元過ぎれば熱さを忘れる

昨年秋のことなのに、あらぁ…認知症?かいなぁ…(・・;) 私はこんな感じです(笑)

この数年の異常気象がもたらす驚異に私たちは右往左往しています。そして、その傷跡もまだ残る多摩川を先日、目にしています。今でもまだ、心も現実も災害の中にいる方も少なくない… 心からお見舞い申し上げます。

❍大きな変化は、最大のチャンス!そしてトライ!!

今回のコロナウイルスも自然災害の一環のように私には感じられます。奇しくも2020年はネズミ年、そして干支は「庚子:かのえねです。始まりの年なのです。自然界が一掃しようとしているかのようにも感じられます。

そんなことを思いながらも、自然がもたらす異変に対して、人はさまざまな変化を強いられますがそれでも新たな「安定」に向けて毎日、コツコツと「あらたな時」「再生へのアプローチ」を刻み始めることができる力を人間の遺伝子の中に持っています。

その歩みのために人は、知恵を使います。新たなるチェレンジもそこには存在します。休校に追い込まれた多くの人々の記憶の中にこの2020年の記憶ははっきりと刻み込まれ、そして何年か後に、大人も子どもも、その先の自分自身や社会のためのリソースとして活かすことが出来ると私は考えます。

この、混乱をチャンスとしている多くの人や企業がすでにたくさんいます。発想を転換させることで生み出された知恵です。

❍ブレない感性・姿勢「attitude:在り方」

民放のワイドショー、先日いささか言いたい放題のコメンテーターに「憤り」を感じたののブチッ!と消したことがありました。個人的な感情丸出しのコメントが多すぎるのです。10人いたら、10通り感情があり、コメントが出されます。それは、他者の意見を聞くためにはよいのですが、批判ばかりで自分の意見が1番正しく、聞け!そんな感情表現をともなう言い方だったのです。思わずそれを聞いていて「アホか!」と怒鳴る自分…(笑)

すぐに我にかえると、

「あぁ…視聴するに値しない番組だ…」

そう気づくことが出来たのでその場でOFF。TVはすぐに怒りの相手を「消す」ことができますので便利です(笑)冷静に考えると、不安を増強させる内容がてんこ盛りです。行政や研究機関が発表した内容にいちいち反論する、視聴率をかせげるからでしょうかねぇ…涙

トップダウンで降りてきた内容を自分なりに受け取り、自分で意味を考えることは大切です。その情報が理解できなければ自分で学ぶことが必要なのではないでしょうか。

私が知りたいのは、正しい情報のみです。トイレットペーパーもティッシュペーパーもどこから出たのか…

不安のスパイラルは、

自分で切る・OFFにする

心のホメオスタシスもちゃんと私たちの遺伝子ま持っています。だから、自分を信じて正しい情報選択を行うことで不安な感情を忘れることも出来、「心のやすらぎ」へとちゃんと導くことが出来るのです。

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Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • 人混みを避けて、屋外で身体を動かす
  • 食物繊維をしっかりとって、腸内環境を整える
  • 体温上昇のピーク(20~21時)を用いて、入浴やストレッチで睡眠の質を上げる
  • 自律神経バランスを整え、ストレスフリーの生活が免疫力をUPさせる

 


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情報参考サイト

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生理検査アティテュード®

代表 かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。