Health attitude blogに今日もご訪問ありがとうございます。コロナウイルスの感染拡大がこのところ再び心配な毎日ですが、家に引き込もってばかりいるわけにはいきません。そして、心配されているのが、高齢者の閉じこもりです。高齢者関連のイベントが再開されない所も多いようです。
人の認知機能を見直すと見えてくるもの
2016年に「認知心理学」を学んでいますが、再度見直すことから見えて来ることも改めて、認知と知覚を説明しろといわれるといささか考えてしまうのでは、そして「話す」という情報伝達法を見直してみることから何がみえるのか。プラスαでは「認知症」と「高次機能障害」をまとめましたが、両者の違い理解できていますか?
1.認知とは?知覚とは?説明してみると
1-1 認知症をイメージさせる?「認知」とは
1-2 人の情報収集する機能「知覚」とは
1-3 情報伝達の方法としての「話す」とは
今日のプラスα
2.認知機能障害とされる認知症
3.高度な脳障害、高次機能障害とは?
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・何となく検査していたかも…神経伝導速度
1.人の情報処理を改めて「認知とは?」「知覚とは?」
何となく使っていませんか?よく聞くけれども…
1-1 認知症をイメージさせる?「認知」とは
認知症ということばはよく聞きますが、人の機能として「認知」という言葉を正しく説明できるだろうか?そんなことを思うので…この辺りから今回はまとめ直していきたいと思います。
ちなみに「認知症」という言葉が「痴呆」から使われはじめたのは、2004年からとのことです。
❍認知:cognition とは?を説明すると
認知心理学を学ぶ中で、
『認知とはものごとを知ること』
といい「認め知る」と漢字で書いたままです、検索をかけると、
ある事柄をはっきりと認めることということであり、心理学上では知識を得る働き、知覚・記憶・推論・問題解決などの知的活動に対する総称とあります。
生体のもつ情報収集や情報処理活動の総称とされ、知識の獲得過程や知識それ自体の意味もあります。
認知とは感覚、知覚、記憶など、生体が持って生まれた先天的な機能や経験によって獲得した既存の情報に基づいて、外部からの情報を選択して取り入れ、その情報をふるいわけ処理して、新しい知識として蓄積し、さらにこの情報を必要に応じて外部からのさまざまな状況に適した行動そ行うための情報処理の一連の過程をいいます。
〔認知・情報処理の過程〕
外部からの情報を獲得する際の選択、情報処理に関わるフィルター、そして必要に応じた行動行う時の情報処理などの一連の情報処理に関わりふるいわけしているフィルターが「信念・価値観」とされます。
※関連ブログ「混沌という状況にある感情、危機の行動心理」
❍認知機能という言葉が示すのものは?
そしてこれらの一連の過程、理解、判断、論理などの知的機能のことを認知機能といっています。しかし、一般的に「認知」と聞くと「認知症」をイメージすることが多いのではないでしょうか。それは、認知機能という言葉が主に、認知症における障害の程度を表す場合に用いられることが多いことからのようです。そして、認知機能と聞くと、認知症の程度を示すスケールのようにとらえられているのではないでしょうか。
脳の高次機能障害とは「記憶障害」(ものわすれなど)のほか「判断」「計算」「理解」「学習」「思考」「言語」などを含む脳の障害です。このような脳の高次機能を認知機能と表現し、その障害を認知症とされます。
心理学的に認知は、知能というような意味であり、知覚を中心とした概念とされています。心理学では心理学的には知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・言語理解といったさまざまな要素が含まれますが、これらをまとめて認知と呼ばれるようになったとあります。
※情報サイト「認知機能」e-ヘルスネット「認知機能」「認知」コトバンク
❍社会的意味での「認知」
検索で得られる「認知」には社会的認知もあり、これは婚姻関係のない男女間で生まれた子に対して、その子の父または母であることを認めること、法律上の親子関係を発生させることを認知するといいます。
1-2 人の情報収集する機能「知覚」とは
人はさまざまな環境の中で生活していますが、その環境の情報を取り入れるプロセスが知覚となります。環境を認知するための機能が知覚機能となります。
❍知覚:perceptionとは?を説明すると
人は「眼」「耳」「鼻」「皮膚」「舌」などさまざまな感覚器官を持ち、視覚をはじめ、聴覚や嗅覚、触覚や味覚などの感覚情報を得ています。
知覚とは?ということを今年の8月のブログでもまとめていますが、再掲すると
知覚(perception)とは?
さまざまな物理化学的情報を「感覚」として見分けること
外界を認識する過程、一般的に五感と呼ばれる
※情報サイト「知覚」脳科学辞典
※関連ブログ 人はさまざまな錯覚を作る!知覚で起きている錯覚
知覚とは、外界からの刺激を感覚として自覚し、脳はその刺激の種類を分別し、意味づけをしていますが、今回はもう少し詳しくまとめていきましょう。
私たちは日常生活の中で、さまざまな情報を、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、体性感覚、平衡感覚などの感覚情報をもとに、ものの表面的な性状、大きさ、固さ、温度、色、重量や、動作、食物の味、音色などのような自覚できる体験・経験として感覚として受け入れ、再構成している脳の情報処理が知覚機能です。
❍人が持つ感覚の分類
人は五感といわれる感覚以外にも、さまざまな感覚を持っていますが3種類に大別されます。
- 体性感覚:身体の表面や深部にある受容器の興奮によって生じる感覚さらに2つに分類
- 表在性感覚:皮膚の粘膜の触覚、圧覚、痛覚、温覚など
- 深部感覚 :筋、腱、骨膜、関節に関する感覚
- 特殊感覚:視覚、聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚
- 内臓感覚:内臓由来の感覚、空腹感、満腹感、口渇感、悪心、尿意、便意、内臓痛などの内臓の生理的な状態
〔深部感覚とは?〕
皮膚や粘膜よりも深部に位置する受容器(刺激を受ける器官)による感覚、位置感覚、運動感覚、振動感覚、重量感覚、抵抗感覚などがある
〔内臓痛とは?〕
内臓に生じる痛みのことをいいます。皮膚よりも神経が少ないために、刺激されている部位がはっきりない感覚とされ、臓器が広範囲で損傷した場合に感じられる痛みとなります。
※関連ブログ「 皮膚の機能と体性感覚」
❍その他によく聞く感覚として…
〔運動感覚〕
筋や腱などの深部感覚に含まれます。身体の緊張や運動にかんする感覚、おもに活動中の筋、関節および腱の受容器からの感覚とされます。内耳前庭器官からの感覚も加わることがあります。閉眼時でも、身体の姿勢や位置、運動などの方向性の判断、物の重量の判断など。
※情報サイト「運動感覚」コトバンク
〔平衡感覚〕
身体の運動しているときなど重力に対しての傾きなど姿勢を保持する平衡調節の感覚、直進運動や回転運動に対して、運動速度への感覚も含まれます。姿勢反射や眼球運動と密接に関連している感覚です。
この平衡機能に異常が生じると、めまいなどの症状が出現します。
※情報サイト「平衡感覚」コトバンク
※関連ブログ「耳・聞こえのトラブル」
<感覚の分類>
❍知覚と認知の違いとは?
厳密には認知と知覚ということと区別することはむずかしいともありました。説明するのも簡単ではないかと思うのですが、狭い意味では、感覚、知覚と認知ということを考えたときに、認知とは、外界からインプットされた情報の意味をとらえて、自己の中にある蓄積された、体験や経験などによる記憶、思考、言語などの既存の情報などによって、意味づけされる一連の過程となります。
1-3 情報伝達の方法としての「話す」とは?
コミュニケーション手段として「伝える」とい視点から「話す」ということを考えてみたいと思います。
『話すことはやはりコミュニケーションの基本」
❍言葉は「7%」と言われるけれども…
過去に何度もお伝えしていますが「メラビアンの法則」によると、言語情報は7%しか伝わらないとされています。
だったら会話なんて必要ない!
そう思われるでしょうか。言葉で会話するよりも話をしている時の非言語情報の方がはるかに多くのことを相手に伝えているという意味です。
●視覚情報として
笑顔ですごくリラックしている、眼が笑っている、親しみのある微笑み、自分のことを気にかけてくれているような優しいまなざし、さらには重要さを訴えているような身振り、手振りなどなど、表情や話しいる身体のポジションやそのときの身振りによるジェスチャー表現などが「言葉」以上の多くの情報を視覚的に表現しているのです。
●聴覚情報として
さらに、話す声のトーン、大きさや強さや弱さなどから会話の重要度、テンポ、抑揚から伝えられる感情など、聴覚情報も多くの非言語の情報を伝えています。
このような意味しっかりと考えていなくても、自分の無意識レベルでは「身体感覚」としてしっかりと受け取っていることも少なくないのではと考えます。
※関連ブログ「何を伝えますか?言葉では伝わらないこともある
❍会うこと、言葉を交わすことの大切さ
この春のステイホームやリモートワークの拡大により、人と会うなということによって、今コミュニケーションの在り方が問われているとも言えるのではないでしょうか。
GoToキャンペーンによって、緩和された部分もありますが、高齢者への影響が予想以上に拡がりをみせた部分もあるのではないでしょうか。高齢者が気軽に参加出来る場所がかなりの制限を受けているように感じられます。個人の判断で、外出を控えることも多く、私個人でも外食をしなくなりました。
❍話さずにはいられない⁉
言葉で何か自分の意志を表すことの大切さを再確認しています。
食事中の会話を控えて!
というように制限されると、何とももどかしさを感じるのも事実です。食べ物が口に入っている状態で話すことはマナーに反するという気持ちは確かにありますが、しかし…
❍食の記憶、味覚のエッセンスとして
箸休めのように、会話を楽しむことはやはり、味覚のエッセンスになると私は思うのです。味覚は味だけではないと思うのです。楽しい会食の想い出のワンシーンとして、言葉を一字一句覚えていることは無くても、どのような内容の話だったのか、その時の感情とともにメモリされているのではないでしょうか。会食とは会って食べると書き、その時の状況として、○月○日、Aさんとすごく楽しく想い出として記憶され、そのときの食べた味や香りも思い出されるのではないでしょうか。
言葉を記憶していなくても味の記憶とともに、話しの内容は記憶に残る。
❍言葉を伝えているのではない
プレゼンテーション関連のセミナーもかなりの回数を受講していますが、その時学んだことは、会話の内容を論理的に伝えることは当然必要なのですが、それ以上に大切なことは、どんな気持ちを伝えたいのか?そのことをすごく指導されました。
言葉に加えられる非言語が重要であるということです。そして、話を聞いている時、言葉よりも伝わってくるのが「心」なのです。伝えたいことの内容にどのような「感情」を相手に伝えるのかということです。
2.認知機能障害とされる認知症
「認知症」という言葉は、痴呆症に変わって2004年から厚労省から提唱されたものです。
認知症は脳機能の障害です。
認知症の定義
脳の障害によって生じる持続的な認知機能障害
その障害が社会的、日常的な行動上、明らかに支障となるもの
※関連ブログ「受け入れたくない…その行動は認知症?!」
❍認知症の専門医師が認知症を伝える意味
「長谷川式認知症スケール」という認知症の簡易検査があります。
※関連ブログ「認知症は突然に…」
この検査は、認知症関連の講座などでよく紹介されることや、過去のブログの中でも取り上げた検査ですが、この検査法を作った精神科医 長谷川和夫医師のドキュメント「認知症の第一人者が認知症になった」の再放送が放映されていました。今年1月にも見ていますが、再度見ていて思うこと、自分に出来ることを残したいという気持ちです。
認知症の研究とともに多くの人々と向き合ってきた医師がその疾患にかかる時、ほんとうの意味患者さんの気持ちが理解でできる、当事者としてこのことを伝えなければばらない、そのようなことを言われていました。家族の複雑な心情も自分自身の経験とともに、さまざまなことを考えるきっかけにもなりました。
想像以上に認知症という疾患がどのような心情をもたらすのか、自分の肉親のときと照らし合わせてみたときに、後悔ということばでは言い表せない感情があります。
❍自分だったら…
加齢とともに誰でも発症する可能性がある認知症です。さまざまな場面で「認知症予防には○○が良い」というフレーズを眼にすることや耳にすることもよくあるのではないでしょうか。
私自身、認知症への不安は加齢とともに増すように感じます。
かつて「恍惚の人」という小説が出版され、映画化されたときには、痴呆症と言われ、ボケ老人というような揶揄することばや、精神病院はキチガイ病院とも言われた時代もありました。ボケてしまえば、家族は大変だけど、本人はボケているとは、わからないからいいよね…そんなことがいわれたこともあったのです。しかし、そんなことは決して無いのです。曖昧な認知機能となっているためにわけが分からない、出来ていたことが出来なくなるという不安、周囲の物や人の名前がわからない。わからない人が自分の側にいるの不安になる…
母がつぶやいていたことがあると姉が言っていたことが…「キチガイ病院に入れられてしまう…」私はそのとき、母の中の闇のような不安を受け取ってあげることが出来なかったのです。自分が壊れていく感覚を感じていたのかも知れません、どのような心がそこにあったのか、今は知る由も無い。誰もがそうなる可能性が無いとは言い切れないのです。
少しでも安心を与えてあげたいと思いながらも、コロナで施設などでの高齢者への面会が大幅に制限されています。世代が上がるほど「今」という時代が生きにくくなっているようにも感じられます。
❍使わない機能は退化する
9月のブログで「使わない機能退化する」といことを書いています。会話の機会が減ることで、
声も老化していく
という心配も生じています。
声も歳をとります。筋肉はもとより、人間の器官・五感もすべて加齢による変化が生じています。これは誰にでも起こっていることであり、自覚して使い続けることが大切です。
言葉を発しない、声帯を使わないと声も出しづらくなります。声帯も筋肉です。声を出さなくなると声帯が使われないために萎縮していき、声も出し難くなり、声質も変化していきます。一人でいることが多い時には、歌を歌うなど声を出すことも必要です。
認知症の詳細は過去のブログをご参照ください。
「認知症は突然に…」「受け入れたくない…その行動は認知症?!」「高齢期の抱える問題 §3 高齢期物忘れ 認知症 」
3.高度な脳障害、高次機能障害とは?
何となく聞いたことがあるけれど、ということの中にこの「高次機能障害」ということも含まれるのではないでしょうか。
❍高次機能障害とは?
高次機能障害とは?
おもに脳が損傷を受けることによって
記憶・意思・感情などの高度な脳機能の障害
※情報サイト「高次機能障害」Wikipedia
高次脳機能障害とは、主に脳の損傷によって起こされる様々な神経心理学的症状のことをいいます。厚生労働省による行政上の疾患区分として導入された概念とされ、交通事故や転倒などに異なった原因による複数の疾患が含まれるとされています。
❍脳の中でも特に高度な機能の障害
外見上は何の異常も見られないのに、脳の損傷部位によってさまざまな症状がみられ、気づかれにくく、見落とされることも少なくない疾患です。
交通事故や転倒などによる外傷性脳損傷や脳血管障害、脳腫瘍、脳炎、低酸素性脳症などの疾患が原因となって発症することがあります。記憶、意思、感情などの高度とされる脳の機能障害です。受傷、発症後でも身体的な後遺症を残さない場合が多いために、外見上は健常者と見られ、障害があることに対して理解が得られ難く、周囲の理解を得られにくいといった問題もあります。
❍高次機能障害の症状
症状は多岐にわたり、注意障害、記憶障害、失語識障害、失行識障害、見当識障害などがあげられますが、脳の損傷部位によってその部位の特徴が出現します。
●注意障害とは?
- 集中力の低下、仕事や勉強を長く続けることが困難になる
- 外見的にもぼんやりすることが多くなる
- 周囲の呼びかけに反応しない
- 同時に2つ以上のことが出来ない、考えられない など
- 交通事故で脳に損傷を受けた場合にも発症する
症状によって、以下の4種類の注意障害に分類される「全般性注意障害」「容量性注意障害」「持続性注意障害」「選択性注意障害」
●記憶障害とは?
- 記憶全般に関して発症するさまざまな障害の総称
- 新しい記憶の蓄積ができなく
- 覚えたことをすぐに忘れてしまう
- 過去の記憶や、知っているはずの人や物の名前が思い出せない
●失語識障害とは?
- 脳の損傷によって生じる言語障害、失語症
- 大脳の言語機能を司る言語領域の障害
- 聴く・話す・読む・書くという言語障害
- 他者とのコミュニケーションが困難となる
- 日常生活に支障をきたす
●失行識障害とは? 失行症
- 四肢の障害は無いが、着替え、食事などの日常生活での動作が困難になる
- 交通事故直後の検査では症状が無くても、出現することがある
●見当識障害とは?
- 時間・場所がわからなくなる
- 人の判断が不確かになる
- 季節感がなくなる
- 昼夜の区別がなくなる
- 歩きなれている道に迷う など
<高次機能障害の症状>
❍認知症と高次機能障害の違い
認知症は発症時期が不明瞭なのに対して、高次機能障害は、原因が明確なために発症時期があきらかなだということです。さらに、高次機能障害の場合は、リハビリや治療によって回復することも期待できる場合があるということです。
私の父は生前80歳半ばで脳梗塞から高次機能障害を発症しています。高齢のため認知症とも言われましたが、頸動脈のプラークが脳に飛び、脳梗塞を発症したことが原因と診断されています。受傷時は玄関の鍵が開けられない、という症状から異常に気づきました。ぼんやりとした表情、インスリンの自己注射も当然出来ない、文字が書けない、短期記憶を失っている、年齢が分からないなどの症状が見られましたが、歩行障害や日常生活に大きな障害はなく、2ヶ月くらいでほとんど元の状態にまで回復しています。
その時のことを後日、頭がぼやっとしていたと言っていました。文字が読めない状態にも関わらず、本や新聞を読もうとすること(どこまで読めていたかは不明)歩くことを積極的に行い、その後母の介護をするまでに元の状態まで回復しているのです。尊敬する父の晩年の姿です。
今週木曜日12日と来週は「Health attitude blog」はお休みさせていただきます。次回は、23日を予定しています。
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・何となく検査していたかも…神経伝導速度
❍好きではない検査「神経伝導速度」の想い出
どうにも実施する立場として、避けたい検査の中にこの神経伝導速度があります。誘発電位を測定する検査です。神経を刺激してその反応を波形にする検査です。
何とも嫌な痛みのある検査なのです。個人的には出来ればやりたくない検査の1つです。過去に必要に迫られて、運動神経伝導速度を行うことになり再研修に参加したことがあり、Facebookのノートに「うれしくない学び」として書いたこともあります。
公開で投稿していませんが…
再度、自分の書いたものを読み直すと…面白い(笑)
以下に抜粋…
「イヤイヤ参加セミナーで得たもの♪」
自分が得意では無いとする「誘発筋電図」よく分らない…あえて苦手と言ってしまう。 自腹では無いが 25000円のセミナー…高い。休日に行きたくない。 ほかに行きたいセミナー有るのに…ぶつぶつ…でも、ふと思う…業務命令とは言え、時間を割いての参加だ…楽しもう♪ もったいない!そう考えると、ちょっと楽しくなってきた♪ NLPで学んだこと…フレームチェンジ!楽しまなければ、損!はじめから、イヤだと思ったら そこですでにマイナスだ! 学びも半減してしまう。 何か 自分にプラスになるものがあるはず! 良く考えたら、NLPは「神経言語プログラミング」今回のセミナーの学びは「神経」「運動神経伝導速度」「知覚神経伝導速度」そうだ!神経だ! そう考えると、ますます楽しくなってきた。よし しっかり学べ! 質問しないと損!そして 生きるすべを得たぞ!「人間の痛みに対する防御反応」が波形になる様相を見た! すごい!人間の反応! 心の中で「あ~~~~~これ!トランスに入ればOKだ~~~♪」 思わず 閃きが!「うん!これ検査で使おう!」 そんなことを考えていたら、すごく楽しくなっていた♪今回の学び、得意で無い仕事が楽しくなる予感…「神経」を五感で感じた。そして改めて、枠を変える、視点を変える、立場を変える、それだけで 得意で無い仕事も自分の内面の基本に置き換えると、理解度が増すことを得た。❍9年前を振り返り
NLPトレーナーライセンスを取得後に書いています。そして、今、人の身体の基本に立ち返り感覚神経のメカニズムを再度学びなおしています。学生の時に一通り学んでいるはずなのだが…いささかあやしい記憶となっていることも否めない。
基礎に立ち返ることの大切さ、学び直すことで新たな気づきを得ることも少なくない。
「知っている」と思いながら講義を聞くのと、自分の知識と摺合せながら、確認しながら聞くのとでは、まったく入ってくる言葉から受け取る情報が異なるのです。メラビアンの法則によると言葉からの情報は「7%」に過ぎないということの意味がここにもあるように思えます。
❍伝える人の感性・解釈の仕方には個人差がある
同じことを説明してもまったく異なることもよくあるのです。伝える人の「脳の情報処理の仕方」が異なるからです。ある人が解りやすい!というAさんの話を、よくわからない、Bさんのほうが解りやすいということもよくあるのです。それが個性の表れなのだと私は思うのです。
向き不向きは人それぞれ、合う人も、合わない人もいると思う
でもね…いいじゃん♪ それでも、あたらず、さわらず、臨機応変に(^_-)-☆
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 認知とはものごとを知ること、知識を得る働き知的活動に対する総称
- 知覚とは五感と呼ばれ、物理化学的情報を感覚として見分ける、外界を認識する過程
- 話すとは、言語として伝える情報はわずかだが、どんな非言語とともに話すかが大切
『Pure Medical attitudeからのお知らせ』
『 オンライン』で パーソナルセッション
気になる…だけど…
話してみたい…けれどもすごく高いハードルがある
申し込めない…そんなことが私にもあった
コロナですべてのイベントを閉じた状態での葛藤が続く…しかしながらオンラインをやっと決断した。
オンラインでもつながることが出来る?
やらず嫌いの心を手放すことも…
オンラインでの会話の経験を重ねたのち…
初めの一歩がものすごく分厚い、高い壁に背後を阻まれて…
断崖絶壁の上に立たされている…そんな気分…
でも、今更ですが、思い出したのです自分自身もそうだった…
顔出ししなくてOKです。話せることだけでOKです。話すだけでどれだけ、どれほど心が救われるか…
電話の先の声が言ってくれた…「おかあさん 大変でしたね…」
涙が止まらなかった…そして、心が少し軽くなった、
そのことを過去の自分が思い出させてくれたのです。声だけでもいいです。聴かせてくださいませんか?話したいその気持ちを
Pure Medical attitude
かたよし 純子
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
11月の『+1℃一会』企画
人間関係・コミュニケーションの達人への道
~あなたの説明はわかりやすい!
そう言われたい人へ~
医療技術職限定イベント
企画「メドフィット」*医療技術職専門転職サイト
メドフィットさんとのコラボ「+1℃一会」がスタートしています
今月から受講者特典(限定2名様)が有り!
早いもの勝ちで~~す!
イベントサイトはこちらから
Pure Medical attitude/生理検査アティテュード®
●情報引用サイト
『Pure Medical attitude』過去のブログ
●今日のテーマの関連ブログ
- 混沌という状況にある感情、危機の行動心理 2020.3.9
- 身体のバリア・皮膚 §1 皮膚の機能と体性感覚」 2018.10.29
- 何を伝えますか?言葉では伝わらないこともある 2020.4.2
- 人はさまざまな錯覚を作る!知覚で起きている錯覚 2020.8.10
- 耳の健康を考える §3 耳・聞こえのトラブル 2018.9.14
- 受け入れたくない…その行動は認知症?! 2019.12.16
- 認知症は突然に… 2019.12.19
- 高齢期の抱える問題 §3 高齢期物忘れ 認知症 2017.10.6
●最近のブログ
- いつも中途半端で…その意味を探ると 2020.11.5
- 思考が完全フリーズ、何も浮かばない時どうしますか? 2020.11.2
- 劣等コンプレックスを未来に活かすためには 2020.10.24
- 人はどうして比べるのか?落ち込まない比べ方のススメ 2020.10.20
- 人はどうして比べるのか?比べてしまうそのわけとは? 2020.10.17
- それ、説明出来ますか? 説明力を得るために 2020.10.15
- それ、説明出来ますか?説明力を考える 2020.10.12
- 目標の先に何を描くのか?メタアウトカムを描こう 2020.10.8
- 目標は、ゴール設定はどうして必要なのか? 2020.10.5
Pure Medical attitude 生理検査アティテュード®
かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。