今日もHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。緊急事態宣言がすべて解除されてもなお、さまざまな対策に関わることを言われる日々が続きます。この状態は恐らく数年間継続されると考えます。自分の健康は自分で意識して守らなければならない、あたりまえのことなのですが、意外と気にしていないのが現実なのかも知れません。そのためには
情報を常に更新し、理解する努力をすること
私はそう考えています。アンテナを立て、自分に必要な情報をキャッチできるように常にセンサーを研ぎ澄ましていることも大切なのだと考えます。視点を変えることで、受けとめ方も変えることが可能です。
1.楽しいこと…どうやって見つけますか?
1-1 手持ちのリソースを見直して…
1-2 サブモダリティを入れ替えてみると…
1-3 楽しいことを考えてみると…
今日のプラスα
2.しあわせ力をUPさせる神経伝達物質「セロトニン」
3.目線を上げませんか?
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・楽しさを決めるのは自分の気持ち在り方
~ネガティブな思考からは、ネガティブなアイデアしか得られない~
1.楽しいこと…どうやって見つけようか?
私はこのように考えています…
どんな『心』が欲しのかな?
それだけで楽しいことも決まるよね(^_-)-☆
緊急事態が解除されましたが、手放しでは喜べない、楽しめないどうやって日常を楽しむ方法を模索するのかを考えていきましょう。
1-1 手持ちのリソースを見直して…
空をよく見上げます。青空に浮かぶ雲を眺めて、「気持ちいいなぁ~~♪」そんな感覚であまり考えずに写真を撮ります。スマホを使うようになってから、何枚もパシャパシャと撮ることが習慣化しています(笑)
❍脳は連想ゲームの達人
脳の第一言語は「イメージ」です。そして、右脳と左脳はバランス良く機能されています。右脳に浮かんだイメージを左脳が言語化してくれます。
そして、その連想はさまざまな発見の宝庫となることもあるのです。そのためには、日常からメタファーを意識することをお勧め致します。頭の柔軟性UPさせ、発想力を豊かにすることができます。
メタファー metaphorとは?
隠喩(いんゆ)・暗喩(あんゆ)のこと
「たとえ」として表現することと言ったほうがわかりやすいでしょうか。直接表現することよりも、より感性ある表現と思うことや、その時の気持ちをイメージしやすいこともあります。
頭の中のイメージは個人の財産でもあります。当然のことですが、何を思い浮かべているのか、そのときにどのような心持ちでいるのかも、誰にも知られることが無いものですよね。脳のイメージは自由な存在なのです。
❍有り得ないこともイメージ・妄想は自由な次元
私は鳥が滑空する様子が好きで、よく空を飛びたいと思うのです。鳥を見ると羨ましいと思うのです。
「飛翔」ということばが好きでなのですが…
飛翔して、風に乗り青空をス~っと流れるように滑空する。風を肌で感じ、匂いを楽しむ、空からの風景を眼下に、雲の合間から街の様子を眺めながら空の旅を堪能する…
頭の中ではこのように、空を謳歌することも出来るのです。海まで飛んで行くのも、山の緑を眺めるのも自由自在です。
❍まさに「うふふ。。。」
雲は芸術的な表現者です。空を見上げて「良い雲だなぁ~」そんなことを感じて無意識に撮った1枚、
見直して見ると…
私には楽しげな龍のように見えるのです。まさに、うふふの1枚です。
まぁ、あるあるのこのですが、ちょっと楽しくなりませんか(^_-)-☆?
1-2 サブモダリティを入れ替えてみると…
サブモダリティ・様相を替えることですごく容易く感情が変わることもあります。サブモダリティとは様相のこと、ものごとの有様、ようすのことをいいます。
❍モダリティ「modality」とは?
ウィキペディアでモダリティを検索すると、法性、様相性とあります。「計測、限界、方法、手段、様式」とウィクショナリーでは説明されています。
生理学では、五感とされる、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚などの知覚・感覚情報のことをいいます。会話の際に、相手に伝えたい情報、たとえばめちゃめちゃ楽しかった様子を相手により理解してもらえるように、
「最高に楽しかったよ1万人の参加者全員がノリノリで総立ちだよ、暗い会場が一気に明るくなり、会場全体の温度が一気にわぁ~っと、急上昇してね、熱気がすごくてその状態がグングンヒートUP…」
など、話し手の会話の内容がリアルに感じられ、イメージ出来るような言語表現でもあります。
❍自分のプラス感情になるサブモダリティ
サブモダリティが自由に変化させることが出来ます。より自分の心の有り様を快適にするために、より良い感情に変容させることが出来ます。
上記で示したように、脳の中でイメージ、妄想することは自由自在ですから、多くの可能性ある未来イメージをすることが出来るのです。
<サブモダリティチェンジ>
同じ写真でもスマホのアプリで簡単に色相を変えることができます。上記の写真は、枠組みをそれぞれのイメージで今回はセレクトしていますが、枠組み・フレームを替えるだけでも、写真から受ける印象が変化することもあります。下の写真はすべて同じ写真ですが、フレーム色相を変えています。煮豆に色味の印象が変わって見えるのではないでしょうか。
<フレームの様相>
このような変化はイメージの中では自由自在です。色で例を示しましたが、五感すべてを替えることが自由自在なのです。そして、頭の中にあるイメージを変化させるだけなのですが、その時に抱く感情をひとときでも変えることが出来るのです。
❍時間空間も自由自在
夢をみることは自由であり、夢を夢で終わらせるか、終わらせること無く、実現させるかは個人の信念に関係します。
脳には、時間の概念がありません。過去に起こったことで、リアルに今まさに起こっているかのように感じられることが日常の中でもあるのではないでしょうか。
サブモダリティは、3種あるとされています。
- 現実的:実際あること
- 可能的:未来に起こり得る可能性をもつこと
- 必然的:それ以外ではありえない必然として
楽しい未来イメージを創りあげることが出来たのならば、後はそのイメージを手に入れたいとどこまで思うか、本気で実行に移すのかのみです。
今お伝えできるのは、
楽しいことをイメージすることは
誰でも簡単に実行することができる
1-3 子どもに学べる好奇心
人は生まれたとき、何も知らない状態からさまざまなことを学びながら成長してています。
子どもの瞳、それは好奇心の輝き
❍きっとみんな、忘れていますよね?はじめて知った時こと
大人になるとあたりまえだと思っていること、それは、繰り返しインプットされることに対していつの間にか「あたりまえ」として無意識に行うようになっているのではないでしょうか。生まれてはじめて知ったときの好奇心に充ちたキラキラの感情は、大人になるといつのまにか失っていることが多いのが現実です。
子どもたちの自由な発想力、「何で?」「どうして」そんな純粋な心に学んで見ることです。
もし、お子さんに「どうして?」と聞かれたら、いっしょにその「どうして?」を考えてみてください。あたりまえで片付けないで、道理で説明しないでいっしょに「やってみよう!」と言ってみてください。もしかしたら、そこから新たな発見が得られることがあるかも知れません。
❍日常のあたりまえを見直してみる
オンラインがあたりまえ、出勤せずに会社の仕事ができる時代です。
でも、先日のブログで、100年前のパンデミック「スペイン風邪」のことを書いていますが、100年前はオンラインなど夢の中の話だったのではないでしょうか。それでも、人類は「インフルエンザ」に対応出来る術を得ることによって現在では、インフルエンザ予防ワクチンがほぼ定着するに至っています。
100年前よりは、格段に科学は進化しています。それはすべて過去の先人たちのレジリエンスによるものです。ひとりでは何も出来なくても、地球上のさまざまな国が、それぞれの国民性活かし、目先のことにとらわれずに、協力しあうことでCOVID-19へも対抗することができると考えます。
目的をこれからの子どもたちのキラキラの瞳の中の未来として描き、今どのような目標を掲げることが大切なのかをひとり、ひとりが考えることが大切だと考えます。
2.しあわせ力をUPさせる神経伝達物質「セロトニン」
前回のブログでもまとめている喜びに作用する「セロトニン:serotonin」ですが、今日はこのプラスαでもう少し具体的に再掲しておきましょう。
❍別名「しあわせホルモン」といわれる「セロトニン」
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつです。2つの拮抗するホルモン「喜び・快楽」の関与するドパミンと、「恐怖・驚愕」の関与するノルアドレナリンの情報コントロールに作用することで心の安定・バランスを司っています。
と、ここまでは、前回のブログでもまとめています。
❍今の状態は、セロトニンが欠乏しやすい状態
緊急事態宣言が解除されてはいるものの、まだ多くの不安が残ります。
前回もまとめているように、情報が「コロナ関連」に偏っています。心から楽しめることが少なく、人との接触も不安を伴うことが多い今、セロトニンの分泌量は必然的に低下傾向なのではないかと推測されます。
❍セロトニンが低下することによって生じること
このセロトニンが低下することによって、ドパミンとノルアドレナリンのコントロールが不安定な状態になります。そのためにホルモンバランスが崩れることになり、攻撃的な行動を引き起こしやすくなることや、不安やうつ、パニック障害などの症状につながることが懸念されます。
●過剰防衛につながるキレる行動の背景
ノルアドレナリンは興奮物質とされていますが、人の突発的な感情変動に関与しています。
この情動抑制しているセロトニンが欠乏することによって、アドレナリンの作用が強まることが考えられます。すなわち、キレやすく、攻撃的な性格になりやすいと考えられます。SNSへの過剰な書き込みや、自粛を強要するような過激な行動の背景には、このセロトニンの欠乏もあるのかも知れません。
セロトニンは、人の心が過剰なストレスに接した際に、非常に不快な感情や興奮した状態などのさまざまな攻撃性に対して、脳の前頭前野のセロトニン受容体の働きにより、過度の興奮状態に陥ることを抑制しています。
セロトニンは「キレる」状態を抑制している
●過食や依存行動をまねく
セロトニンの欠乏は衝動を抑えられなくなり、過食による肥満やギャンブル、アルコールやタバコなどさまざま依存症になりやすいと考えられています。これらは、今、もっとも気をつけたい行動なのではないでしょうか。
通勤時間分、自宅で過ごすことが多くなり、飲酒量が増えること、仕事量が減少し、収入が減少などネガティブな状態から生じる抑うつ気分、依存性の高い行為を続けることになります。依存行動はさらにセロトニンの欠乏を助長することにつながり悪循環をまねくことになります。
セロトニンは快感と報酬を司る神経伝達物質ドパミンの衝動的な欲求を抑制し、食欲や性欲も抑制するように作用しするために、感情をコントロールすることが可能となり、衝動的な行動や過食を抑え、さまざまな依存を抑制する効果があります。
❍交感神経に作用するセロトニン
セロトニンは交感神経を刺激し、血管の収縮や拡張をコントロールし、血圧や心拍数を上昇させ、体温調節など覚醒状態を維持する働きを持ちます。セロトニンが不足すると痛みを感じやすくなることも分かっています。
❍眠りに関与するセロトニン、睡眠ホルモンメラトニンとの関係性
セロトニンは夜間、睡眠中はほとんど作用していません。睡眠時は睡眠ホルモンのメラトニンが分泌され眠くなります。このメラトニンは、セロトニンを材料としてつくられています。すなわち、セロトニンが欠乏するとメラトニンにも影響を及ぼし、睡眠障害の原因とも関与しています。
セロトニンは太陽光で作用し、脳と身体を覚醒させる作用を持ちます。朝、たっぷりの陽射しが良質の睡眠確保に関係しているのはこのセロトニンの影響によります。
❍セロトニンのその他の作用
●痛みへの関与
セロトニンは痛みを感じにくくする働きがあります。セロトニンによる痛覚の抑制機能が衰えることで疼痛や線維筋痛症など、原因不明の痛みを感じるようになることがあると推測されます。
●記憶の形成
セロトニンは記憶の形成にも関係しています。記憶された情報の取捨選択を行い、管理をしています。集中しているときと、レム睡眠中にセロトニンの働きが弱くなるとされ、睡眠中はセロトニンの働きがほとんど無くなります。この睡眠中に、脳内で記憶の整理、長期記憶が定着されています。
●消化に関与
セロトニンは体内ではおもに小腸の蠕動亢進に作用しています。そのため、消化管のセロトニンが過剰分泌すると下痢をおこし、分泌が少ないと便秘になります。また消化管で生成されたセロトニンの一部は血小板中に取り込まれ、血液凝固・血管収縮、疼痛閾値の調節、脳血管の収縮活動の調節などに働きます。
喜びの感情がセロトニンの分泌を促し、正常に機能することで心の安定も得られることにつながります。
<セロトニンの欠乏>
3.目線を上げませんか?
今、いちばん必要なことは、目線を上げることだと私は思っています。
目の前に拡がる世界は自分の未来です。
そして、その自分の未来を見据え、思い描くことがいちばん必要なときだと考えます。
人は前しか歩むことが出来ない、後ろに戻ろうと思っていても、それは未来です。
過去を振り返って立っても、そこが新しい、新たな進むべき未来になるのだから。
必然として存在する、過去とは異なる、時空で創られている新しい未来、だから、まっすぐに前を見据えること、そして思いっきり自由な自分を描いていくことも出来る。
どのような、自分の未知を描くのかは自由、けれども自由ほどシビアなものもない。
自由は、自分で自分を知ることから始まるからです。
人の生き方は何も変わっていない。それは太古の昔から、変わったのは周囲の環境だけだということ。
雑草でよい。いや、雑草が良い。枯れてもちゃんと根を残している。
未来に育つ根を残している、そして未来につなげる…人間の叡智として。
生理検査アティテュード®からのメッセージ
楽しさを決めるのは自分のこころの在り方
ネガティブな思考からは、ネガティブなアイデアしか得られない
ブログを書くためには、時間も費やしていることはもちろんなのですが、それなりに心のエネルギーを必要とすることを今回は改めて感じています。
❍今を意識して決めているテーマ
毎回書きながら何を思うのか…
「このことを伝えたい、もっと知って欲しい」
こんなエネルギーが必要だということを今回、自分なりに再認識しています。
前回も少し触れていますが、インプットされる情報が減少すると、思考が刺激されないということもあります。さらには、ネガティブな情報ばかりで心まで疲弊してくる、人との会話が減少することが、これほどまでに心に影響するのか…そんなことを再認識しています。
そんな状態、心が低空飛行している状態で、伝えたいテーマなど思いつくはずもなく、休むことを選択いたしました。自分が必要だと感じたことを再度学び直し、基礎力を強化、その選択に中でもつ知識がながることが意識されました。結果、2週間休むことに至りました。
❍緊急事態は解除されたけれども
マスクをしながらウォーキングもしっかり汗をかく季節、どれだけの人が耐えられるのか…疑問
宣言解除!…でも本音は気鬱⁉
私の本音はそんなところでしょうか。
人とのふれあいを重視したい立場として、大きな課題があることを認識しています。自分が人の手を介して育てられていたということに基づいているからなのかも知れません。
目の前の分厚い壁をどのようにして乗り越えるのか?
❍本音を脇に置くことから
ネガティブな思考からは、ネガティブなアイデアしか得られないよなぁ…
そんなサブタイトルを上げましたが、楽しいことを見つけたいと思うのなら、楽しんでいる自分をイメージすることから始めよう!頭に中にはいつでも自由な空間、自分だけの場所であり誰にも見ることが出来ない場所、それがイメージの世界、色彩も、大きさも、形も、触感も、聴こえるものも、匂いも、創造することは自由自在な空間、何にでもなることができる、どこへでも行くことが出来るのです。
リアルでも妄想でも脳にとっては勘違いをすることもあり、けれども伴う感情はリアルも妄想も脳にはわからない。分かるのは、意識だけ。
だから楽しい未来をイメージする、本音を脇に置くことから始めてみよう!
楽しさを決めるのは自分のこころの在り方
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 人のイメージは自由自在、日常からメタファーを意識することを勧めます
- そのためには、意識的にサブモダリティを変化させてみる
- 子どものような好奇心をもち、あたりまえのことを「どうして」の視点でやってみる
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Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。