Health attitude blogに今日もご訪問ありがとうございます。今週はビリーフ、自分の持つマイナスのビリーフ、制限となっているリミティング・ビリーフに気づきましたか?ビリーフ・チェンジとして前回は「言葉を変える」推進システムをまとめておきましたが、今回は別の方法につなげるためにもう少しリミティング・ビリーフをまとめておきます。
自分には何も制限なんてないから大丈夫
そんなことを思った方こそ、ぜひお読み戴きたいかと考えます。誰にでもあると私は思っています。気づいているか、いないかということが重要なのではないでしょうか。
1.隠れている自分のリミティング・ビリーフに問う3つの「?」
1-1 それ、ホント?そのビリーフは誰に言われたの?
1-2 マイナスのビリーフの目的は?それを得るためには?
1-3 マイナスのビリーフを持ち続けると
今日のプラスα
2.先延ばし行動に隠れてるリミティング・ビリーフ
3.先延ばしから予定行動への昇格
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・自分を過信してもダメ…
ラベンダーが枯れてしまった…悲しいです
1.隠れている自分のリミティング・ビリーフに問う3つの「?」
リミティング・ビリーフにも大切な意味・意図があることは前回もまとめましたが、もう少し掘り下げていきましょう。
1-1 それ、ホント?そのビリーフは誰に言われたの?
大切だと信じていることば「誰が言っていたんだっけ…」と思うようなことが、誰にでも気づくとあるのではないでしょうか。
❍理由?分からないけど信じていること
そう思うこと、みんなが言っているから何となく信じていること、いわば「都市伝説的」なことを信じていることありませんか?
そうなんだぁ~(何となくだけど)大切なんだよね
何となく記憶されていること、子どもの頃から親や身近な大人に言われ続けて来たこと以外にも、幼児期でも社会という新しい環境の中で、親以外からさまざまな情報をえる機会が生じます。幼稚園や保育園では、保育士さんやお友だちやその保護者から、学校に通うようになるとさらに拡大され、先生や地域の人々、尊敬している人が、有名人がなどなど理由もなく言われ続けていることに対して信じていることありませんか?
ダイエットには△△がよいとか、痩せているほうがモテる、〇〇大学への入学近道とか、情報過多の時代はよくありがちです。雑多な情報が無意識に蓄積され続け、無意識がよく入ってくる情報だから、これは大切なことだよと言わんばかりに意識レベルに上がってくる。そして、何となく自分自身をいつの間にか、がんじがらめにしている…そのようなこと、ありませんか?
「〇〇さんがこんな事を言っていたよ~怖いね…」
「◇が大切なんだってねぇ!そうなんだぁ~」
こんな囁きが、いつの間にか無意識に入り込み自分の中の判断基準につながっているということも、あるのではないでしょうか。そして、その情報が正しいと思い込み、その暗闇「情報の落とし穴」から抜け出せなくなっているということにも気づかないまま、出られなくなっていることもあるのかも知れません。
❍「なんで?どうして?その理由は?」という質問
少しでも自分の中に「本当だろうか?」そんな違和感として意識された時考えてみてください。浮上した疑問に対して、明確に答えが得られ無い時、
「みんなが言っている」
というような、自分の意志で言い切れない基準には、「思い込み」や「錯覚」の場合もあります。答えが曖昧な場合はさらに、
「みんなとは?誰が?」
「誰と、誰と…そして誰が」
言っているのか?
それでもスッキリとしない場合には、そのビリーフを自分はいつ、どこで、聞いたのか?どんな理由だと聞いたのか?ここまで掘り下げて質問してみたください。
そして、自分から得られた、ことば・答えを反芻し「自分にとって大切なのか」と、さらに質問を重ねてみてください。
※関連ブログ「やめませんか? 何となく大切にしている…」
❍情報化時代の落とし穴に嵌まり込む前に
今の時代、簡単に検索することで、あらゆる媒体から情報を得ることも出来ます。否応なしにさまざまな「思想」とも接してしまうこともあります。
「正・誤」の関係なく
「要・不要」の関係なく
選択の余地なく情報提供されてしまうこともある時代です。情報選別のフィルターがない状態、正しい選別知識がない状態でも誤った情報に触れてしまうこともあるということです。
自分が欲しい情報なのか、自分には必要ない不要な情報なのかをきちんと区別しなければなりません。自分には必要のない情報も無意識に飛び込んできます。
思わぬ空きにその情報は不用意に飛び込み
いつの間にか、心に住み込む
<心のスキマ>
1-2 マイナスのビリーフの目的は?それを得るためには?
制限のビリーフはどうして自分に制限をかけているのでしょうか?
制限=ブレーキ=危険回避
となることに気づいていますか?
❍制限することで守りたい価値とは何か?
ビリーフは自分の価値を守るためにあるものです。それが実際に役に立たなくなっているものであっても、かつてそのために信じられたことです。
今、この瞬間に自分がやりたいと思っていること、成し遂げたい目標へ向けての行動を制限しているものであるならば、そこにある「心のブレーキ」を緩める必要があります。ブレーキからアクセルに踏み変えなければなりません。
行動を止めている心のブレーキ
制限となっているものは何ですか?
❍心のブレーキ・制限は自分を守るためにあります
車を運転している時赤信号を見たら、ブレーキを踏み込みます。危険を感じたら立ち止まり、逃げるのではないでしょうか。ブレーキは危険を回避するためには必要です。ブレーキの壊れた車は危険で運転出来ないのと同じです。
しかし、ブレーキは安全装置ですが「停止」という指示をかけてしまいます。踏み込んだままでは、目的地に行くことが出来ません。自分の成長をとめてしまうことになります。青信号が確認できたら、ブレーキを緩めなければ前に進めませんよね。
急発進をしなくても、緩急を心得てゆっくりでいいから前に進むためには、ブレーキを解除することも必要不可欠、ブレーキ解除をする勇気が必要です。与えられたチャンスを掴むために、ブレーキを解除しなければチャンスも見逃してしまうことになります。
ブレーキが無いと車は、大破してしまう
ブレーキはとても大切なものです
自分持つ心のブレーキに磨きをかけること、そしてブレーキを信頼してうまく使いこなすこと、すばらしいブレーキが有ることに感謝しましょう。そして、どのような場面でそのブレーキを使っているのかを知ることも必要です。
もし、行動できない自分に気づいたときは、ブレーキを緩める勇気が足りない時は、自分に質問してみてください。
「どうして、行動できないのか?やらないのか?」
「動けない時、現状にどのような感情があるか?」
❍メンタルブロックとなっている制限・ブレーキの感情
どんな答えが出てきましたか?人は感情で動きます。
制限となる感情 ↔ やりたい推進力
守りたい感情 ↔ 達成したい行動力
そこにはどのような感情があるのでしょうか?自信がない、不安だとかでしょうか?ネガティブな感情は自分を守るため、自分自身を肯定するために存在しています。
- 失敗した大変なことになる
- 強いプレッシャー
- すごく高いハードルが眼に前ある
- 自信がない
- 強い不安感
- 難しい
- 能力不足
- スキルがない
などなどきっといろいろ出てくるのでしょう
<矛盾する2つの行動・感情>
天秤のように、手放したいと思う葛藤があるということが意識できたのであるならば、自分の中で何らかの折り合いをつけなければなりません。
どうしたら不安を解消し、自信が持てるかという方法を考えなくてはなりません制限となっているブレーキを作り出している「自分を守るための感情」がわかったのならば、その感情を別の方法で得ることもひとつの手段です。
❍ブレーキを緩めるためイメージ方法
方法はさまざま、前回のブログでまとめた「言葉を変える」という方法も1案ですが、自分に合った方法を選ぶことが必要です。自分で行動につなげることが出来る方法です。
●イメージトレ-ニングで脳を慣れさせて安心を得る
すでに記憶された知識とその知識を熟成させることが出来るのがイメージトレーニング・イメトレです。
- 脳は時間認識が曖昧
- 脳の第一言語はイメージ
不安の解消には、得られた知識を使いこなす術を考え、知識を自分のすでに持つリソースと融合させることです。イメージトレーニングは、効率の良い方法だと私は考えています。
初めてのことに対する不安の解消
誰でも初めてのことに対しての不安が、多かれ少なかれ有るものです。知らないことへの不安感は、自己を守るための人間の持つ原始脳、原始的な反応です。脳は空白、未知、知らないことに対して不安感じるということはごく自然な反応です。自分の欲しい未来イメージ、成功のした時のイメージを「既知の記憶」として、自分の脳への学習させること、それがイメージトレーニングです。
❍自分が持つマイナスのブリーフを書き出す
自分の中の制限になっている「心のつぶやき」を書き出してみてください。その中に「因果関係」となっているものや「複合等価」になっているものはありませんか?
●因果関係:「原因」と「結果」の関係性にあるもの
AだからBである A→B の関係
しかし、必ずしも A→B ではなく、A↛B なのです
●複合等価の関係
AはBである A=B の関係
しかし、必ずしも A=B ではなく、A≠B なのです
このような関係となっているビリーフです。因果関係が錯覚でもあることは過去の「錯覚」のところでも「思い込み」であることをまとめています。「A」が必ずしも「B」にはならないこと「C」「D」にも別のものにも成ることが出来る。Aは、Aでしかなく、BはBでしか無い。世の中にまったく同じは無いのです。AならばBには成らないのです。 どうなりたいのかを決めるのは自分自身です。複合等価も同様です。人も物も肉眼では同じに見えても「100万分の1」とかの違いは絶対にあるのです。同じに見えるのは単に錯覚でしかありません。
バラのタネからは、バラが咲きますが、同じバラは咲きません。どのようなバラを咲かせるかは、育てる人の技量とその思いをバラのタネがどのように受け取ることが出来るかということは関係すると私は思っています。
❍心のなかに「でも」があるのなら
確かに一筋縄ではいかないこともあります。
がんじがらめになっている心のブレーキを踏み込む力をほんのちょっと緩めて、あたりを見回すことから始めれば良いと思います。ブレーキを踏み込みすぎて身動き取れない、でも窮屈で仕方がない…怖いよなぁ…不安だよなぁ…でも…
きっかけは「でも」というその気持から
大きな変化は、すごく不安で大きなエネルギーを必要とします。小さな、ごく僅かな行動からそれを続けていくことが大切だと思うのです。ふと気がつくと必ず大きな変化につながります。自分の道を未来のロードマップを創るのは自分自身です。
自分の価値基準を決めるのは自分です
人の能力、可能性は無限大だと私は思っています。自分の能力に気づいていないだけ、自分を知らないだけなのです。
❍成長とともにビリーフも成長させる
自分の成長とともに、ブレーキも変更しなくてはなりません。自分の行動・目的に見合ったものでなければ、万が一のときにブレーキとして役に立たないものになってしまいかねません。役に立たないどころか、マイナスなのです。ブレーキにも改善させ、成長させていくことが必要なのです。
心のブレーキをちょっとだけ緩めて前に進みましょう!進みだすときっと景色が変わって来ることに気づくのは自分自身です。
※関連ブログ「さあ!才能に目覚めよう!」「気づいてますか?足かせのマイナスビリーフ 」
1-3 どうなる?マイナスのビリーフを持ち続けると
では、もし子どもの頃、幼少期に持たされたビリーフを持ち続けていると、そのビリーフの種類によっては、いつもブレーキに足が載っているような状態になっていることもあるのでなないでしょうか。
大人になれきれない、独り立ちできない状態
になっていることあるのではないでしょうか。
❍幼少期から成長していないビリーフ
幼少の頃、両親や身近な保護者となる大人たちがどのように制限・ブレーキをかけていたかによって、その後の価値・価値観の形成が左右されることは先週まとめてきたことですが、自分で決められない、決断できないということにも幼少期のリミティング・ブレーキを持ち続けていることが多いようです。
どうしてこのようなことが生じてしまうのでしょうか。
❍過保護の親?が育てた子どもたち
少子化と言われる現代社会、1人の子どもに対して、保護者から大切に育てられてきた子どもたち、大事な大事な宝物として、構い過ぎで、何でもすべてに手を差し伸べ、欲しいものを与えられて続けて過ごして来たとしたらどうでしょうか?
自分で決断することもなく、親が決めたレールの上を言われるがまま、要するに自分で「決断」することも殆どないような状態で社会に出てきたとしたならば、自立できない性格形成に繋がることが有るのかもしれません。自立できない人は、決断出来ない人につながります。
人の人格形成は幼少期になされる
過去のブログでまとめていますが、よく言われる「三つ子の魂 百まで」という言葉があります。
〔第1次反後期〕
人の発達段階で第1次反抗期といわれる「イヤイヤ時期」が2歳ころから始まります。自分と他者をしっかり分けて考える「自我」の芽生えの時期です。
この「自分は〇〇だ」という 自立へとつながる時期に、保護者に言われたことに対しての反抗、言い換えると、自分はやりたいか、やりたくないかを決めています。そして、反抗しながら相手の関心を観察しているとされます。
この時期をどう過ごしてきたか、周囲の大人がどのように対応してきたかが、その後の将来・人格形成へつながるとされます。周囲の対応よっては、意志薄弱、自己の弱さ、いわば「決められない人」「自己肯定感の低い人」へとつながっていることもあるのです。
人生で生まれて初めてのこの「自立の時期」にしっかりと、自立できなかったことがその後の思春期での問題になることも多く、成人してからの自立にもつながっているとも考えられます。
第1次反抗期とされる2~3歳のときの記憶、再想起記憶(人の一番初めの記憶)は、3歳くらいの時期にあたり、人の発達上、劇的な変化を遂げる時期だと言われています。
この頃にしっかりと自己主張できなかったことは、しっかりとその後の人格形成に影響しているといえるのだと考えられます。そして、その時の記憶は無意識レベルとして蓄積され、その後の性格に色濃く表出されているとも考えられます。
※関連ブログ 三つ子の魂 百まで「決断出来ない人の作られ方」
じゃぁダメじゃない!そう思っていますか?でも
自分の人生は、自分が決めるもの!
❍自分の脳のドライバーは自分自身
子どもの頃のビリーフが、成長した今の自分には合わなくなっていることに気づけたのです。すでにビリーフチェンジはスタートできたのです。
自由に自分で運転することが出来るように、成長とともにビリーフの更新も必要です。
大人だと思うならば、自分のことは自分で責任を持って決めなければなりません。大人の免許証が欲しければ、車には隣でブレーキを踏み込んでこれる教官はもういません。相談をすることは出来ても、道案内のアドバイスを貰うことはできても、ハンドルを握るのは自分自身、自分の意志と判断で、必要な時にブレーキとアクセルも使いこなせるようにならなければなりません。
仮免許中に必要な時にブレーキを踏んでくれる教官にお礼を告げて教習車を降りなければならないのです。
❍親に決められてきた人生…ではないですか?
人間は未熟な状態で誕生してきます。親や他の養育者の手が無いと死んでしまいます。
そして、よく言われるのは
「親を決めることは出来ない」
とされていますが、胎内記憶でのお話では「子どもが親を選んで生まれてくる」とも言われています。そして、そのことは当然忘れてしまっていますよね。ここまでくると、輪廻転生、魂の話になってしまうのでやめておきますが、誕生から幼少期は、親(保護者)がさまざまなことを決めていることがほとんどです。
❍意志を伝える能力は持っている
ではいつから自分で決めるようになったのか?ということを以前にも書いていますが、「生きる」ために、泣き声をあげ自分の意思を訴え、人の手をかりて成長していきます。
生まれながらに持つ行動として…
空腹を感じると泣く
オムツが汚れる、湿るなど不快になると、泣く
不快な状態、気分が悪くても、泣く
このような、生命維持のために必要なことを「泣く=知らせる」という行動で自分の感情表現をしています。
人は生まれながらに「泣く」という
意志を伝える行動を決め、実践している
泣くことで自己の意志表示を伝えることが出来ている
❍親から貰った幼少期のビリーフからの変容
マイナスのビリーフの中にこの「親から貰ったビリーフ」がかなりあることに気づいていないこともよくあるようです。育った環境による価値観のズレとして、社会に出た時にさまざまな問題となっていることも少なくありません。
さまざまな場面で、自分と周囲の人の考え方や行動に違いや違和感を受けることがあるのならば、立ち止まって自分の信念・価値観を見直すことも必要です。
そして、必要があるならば、良い方向へと自分の行動を少しづつ変化させて行くことです。いきなり他者の価値観やビリーフを自分で体験するとかなりの違和感となり、ストレスを感じるということは言うまでもありません。価値観のところでもお伝えしたように、初めは相手の価値観を知り、受け入れることから初めてみてください。
そして、自分の親や祖父母など幼少期に育てられた価値観や信念と照らし合わせてみること、改善が必要ならばどうなりたいのか?どうこの先の未来をどのように描くのかによって、自分の未来にふさわし価値・信念へと変容させていくことです。
簡単ではないです。でも、もし今回知ることが出来たのなら、すでにスタートに立ち歩み始めているのです。
※関連ブログ「決断出来ない人たちへ、2つの「決める」の違いから」
2.先延ばし行動に隠れてるリミティング・ビリーフ
自分には制限のような、リミティング・ビリーフなんてないから~と思っている方いますか?先延ばしにしている気になるようなことがあるのならば、そこにリミティング・ビリーフがあるのではないでしょうか。
<先延ばし>
❍先延ばしにしているその理由は?
先延ばしすることで、リスク回避やネガティブな結果となる可能性を回避するという場合もあります。しかし、それ以外の場合は、意図する理由がそこにあると考えます。先延ばしすることが必要な場合以外は、本当にひつようなことかどうかを考えることも必要です。
- 何となくやりたくない
- 今やる気が起きないから
- 気分が乗らない
- 他にもやることあるから今でなくてもよい
- 面倒だから
- 苦手だから
などさまざまなことが並べられるのかも知れません。先延ばしにされている行動がに対して実行できないということは、その行動を行うことの目的を認識できていないからだと私は考えます。その「先延ばし」されているやなければならない「行動」は、自分にとってどのような目的があるのか、ということです。目的はすなわち、感情を伴うことが必然です。
その「先延ばしにされている行動」をするか、しないかで得られる、相反する2つの行動の肯定的な意味を考えることが必要となります。やりたくないということに対する自分の中のプラスの意味です。
すなわち、
先延ばししたい感情=自分にとってプラスの意味
これが行動制限をしている理由になります。
❍先延ばしにすることによって得ている「感情」は?
私がよく言うことばに
「人は常に、最良の選択をしている」
ということをよく言いますが、選んだことには、自分にとって何らかの利得があるはずなのです。先延ばしすることの利得が、実行する利得よりも勝っているから先延ばしにしているとも考えられます。
それでも、先延ばしとしていることは「〇〇しなければならない」未完了の行動となっている、ということに意識をむけてください。そこにはやらないこと、出来ないことなどへの何らかの心の葛藤があるのでは ないでしょうか。
- 「しっかりと計画されたことだし、決められたことだし…」
- 「やらないといけないのだけど、でも、明日でもいいかぁ…」
こんなつぶやきがあるのかも知れません。行動を制限している無意識の「リミティング・ビリーフ」があると考えられます。
❍先延ばしすることが、必要か?否か?
先延ばしを選択することで利得を得ることが出来るということはわかったとして、では、先延ばしにしたことでどの様な影響が生じたのかということを考えてみてください。
先延ばしされたことをしないことで、どのような弊害を被っているのか?
この事実を確認することが必要です。
❍先延ばし行動への対処法
先延ばしされている行動の利得を知るための質問を自問自答してみてください。
●質問その1「〇〇の行動をすることによって、何が得られるのか?」
この質問を感情が出てくるまで、何度も繰り返して、掘り下げていきます。
例「自分の評価が上がる」
「評価が上がることで、何が得られるのか」
「周囲から称賛される」→「周囲から称賛されることで、何が得られるのか」
「査定があがる」→「査定があがることで、何が得られるのか」
「昇進できる」→「昇進できることで、何が得られるのか」
「家族が喜ぶ」→「家族が喜ぶことで、何が得られるのか」
「幸福感をえることができる」
とこんな感じでしょうか。
●質問その2「〇〇の行動をしないことにより、何を失いますか?」
質問1と同じように、感情が出てくるまでチャンクダウンしてください。
❍質問その3 先延ばししてしまう理由、どうして実行に移せないのか?
さまざまな答えが出てくるのかもしれません。そして、その理由を考えてみてください。
例として…
- まだやらなくても大丈夫 →では、期限はいつですか?
- 今日は時間が無い →準備だけでも出来ないのか?
- 疲れたから休みたい →ではどれくらいの休養が必要なのか?
- 優先することが有る →それは何か?ほんとうにそれが優先されるべき?
- 気分がのらない →気分が乗らない理由は?(難しい、面倒くさい、つまらない など)
このように、その行動により様々な、「どうして?」とう心の言い訳が出てきますよね。
ファーストステップは、無意識のり有で、先延ばしされていることの理由を意識することからです。自分の中にある言い訳を検証してみてください。その言い訳が「リミティング・ビリーフ」につながります。
3.先延ばしから予定行動への昇格
先延ばし状態は、やる時期を遅らせているわけですから、行動に移す時期が「延長されている」という意味を含み、すなわち、行動するということが前提となる状態、未完了の行動となります。
そこで、
脳は「未完了」が気になる
脳は空白が嫌いです
先延ばしすることは、行動することが前提になっています。そのため、なかなか実行に移されないことが、脳にとっては気になること、心配に成るということです。
脳にとって「未完了」はストレス
となるということです。
未完了から、実行日時を確定することで「予定行動」となるために、それだけでストレスから開放されます。出来たことやすっきり感を意識することはすごく大切であり、自分で出来る「脳へのサプリメント」です。
❍未完了となっている「先延ばし行動」はいつ完了させるのか?
ということを決めることが大切です。
「いつまでに完了する必要があるのか?」
という質問をして、自分自身に「期限」を認識させてることが大切です。
その時点で、先延ばし行動からの宣言です。
『○月○日にやる!』
〇年〇月○日に実行する『予定行動』になる
『先延ばし行動』を『○月○日、予定行動』に格上げすることで確実に行うことです。行うことができれば、その行動によって、確実に自己肯定感を得ることができます。
脳の好物は『完了!』です。「出来た!」という自己肯定感は、脳のサプリメントになります。
❍自分を過信すること無く、評価することの大切さ
自己を信頼すること、ビリーフを必要に応じて変容させ、自己信頼、自信をもつことは大切です。強い信念を持つことは必要です。
でも、過信し過ぎることにも注意が必要だと私は思っています。
過信すること無く、自己の目標・目的に見合った、価値・信念を持つことが大切ですね。
Pure Medical attitude
Junko Katayoshi
生理検査アティテュード®からのメッセージ
自分を過信してもダメ…
ラベンダーが枯れてしまった…悲しいです
今週月曜日の朝、ウォーキングから戻り、その足でそのまま行動に…
思い切って、気になっていた玄関先のラベンダーをバッサリ切り始めました。
❍植物を育てる、動物を飼うということ
今年は花が少なく、すごく気になっていました。この数週間、枯れた枝が目立ち、枝払いのつもりで始めたのですが、すでに深刻な状況…基から枯れていることに気づき、諦めながら作業を終了。涙
うまく育てられなかったんだよね。この夏の過酷な暑さを思いやってあげることが出来なかった。責任はすべて私にある。植物も生きています。きちんと管理してあげないと死んでしまう。これまでもいくつも枯らしてしまったものがあるのに…
犬を飼いたいなぁ…そんなことを娘につぶやいたことがあるのですが、始めは「私が散歩に連れてってあげるよ~♪」そう言って賛成していたのですが…
次に私が「世話が大変だよね…」とつぶやくと「そうだぁ!おかんにはムリだ!!可愛そうだから止めな!」と(笑)
確かに的を射ると思われる娘の助言。かわいいだけでは動物は飼えない。すべて面倒をみる覚悟がなければ、動物虐待になってしまいかねない。自分の時間を費やし、世話をしなければならないのです。そのことをへの覚悟無くして飼ってはいけないのです。
自分を過信しないことも大切だ、なぜなら…
飼えない自信があるかも知れない
そう思うからです。帰宅後まっしぐらに走り寄って来たら、相手をせざるを得ない。そして、自分の時間を失うことになる。そのジレンマに陥り、後悔することも容易に想像つくからです(笑)
来るものは拒まず
そんな、安請け合い的な心が自分の中に存在しているのかも知れません。アプローチされたら、放置できないのです…笑
人も動物も一緒にしてしまっているようですが、私の中では生き物はみな同じなのかも知れません。だから自分から、一時の感情で動物にアプローチすること、飼ってはいけない。自由人を自称し、自己中の私にはムリだよなぁと、思う自己分析です(笑)
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 気づかないうちに持っているリミティング・ビリーフもある
- ブレーキとなるリミティング・ビリーフもかつて必要だったものであり、利得を得ていた
- 親からもらっているビリーフも、今の自分に見合ったビリーフに書き換えが必要
『Pure Medical attitudeからのお知らせ』
2020 年『 オンライン』で パーソナルセッション
2020年...
コロナ下でのオンラインをやっと決断した。
きちんとクライアントの心と向き合いたいそう思う気持ちが、オンラインへの抵抗感が根強く、なかなか決断できませんでした。試行錯誤しながらも自分のことを振り返り、オンラインでやることを決断いたしました。
オンラインでの会話の経験を重ねたのち…
初めの一歩がものすごく高いハードルなんだよなぁ…
でも、自分自身もそうだったじゃん!
そんなことを今更ですが、思い出したのです。顔出ししなくてOKです。話せることだけでOKです。話すだけでどれだけ、どれほど心が救われるか…そのことを過去の自分が思い出させてくれたのです。声だけでもいいです。聴かせてくださいませんか?こころの叫びを。
Pure Medical attitude
かたよし 純子
情報引用サイト
- 過信 コトバンク
『Pure Medical attitude』過去のブログ
●今日のテーマの関連ブログ
- やめませんか? 何となく大切にしている… 2017.3.9
- 気づいてますか?足かせのマイナスビリーフ 2017.2.8
- さあ!才能に目覚めよう! 2017.1.9
- 三つ子の魂 百まで「決断出来ない人の作られ方」 2017.3.7
- 決断出来ない人たちへ、2つの「決める」の違いから 2017.3.6
- 自分の脳へサプリメントを 2017.2.7
●最近のブログ
- 自分の制限ビリーフ、意識したことありますか? 2020.8.24
- 価値観はどうやって形成されているのか? 2020.8.20
- 今さらながら、自分の価値とは?価値観とは何? 2020.8.17
- 人が創る心の錯覚、自分のためのポジティブ・イリュージョン 2020.8.13
- 人はさまざまな錯覚を作る!知覚で起きている錯覚 2020.8.10
- 2020も暑い夏がやってくる、細菌性食中毒への対応 2020.6.11
- 2020も暑い夏がやってくる、コロナ回避?熱中症回避? 2020.6.8
Pure Medical attitude 生理検査アティテュード®
かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。