今日も『誰でも元気の出るJunchanのblog』に、ご訪問ありがとうございます。

医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

 

今週も月~金の5日間ひとつのテーマでお伝えしていきます♪

今週のテーマは、「決める」です。

効果ある「決断」で、成りたい自分になる。

自分で決めてモチベーションUPで~~す!

 

「決める」にまつわる問題、課題を考えていきましょう!

「決断」も「決定」も決めることには違いがなさそうですが、

実際には、どのような違いが有るのでしょぅか?

 

さて、 今日のテーマは、

1.「決断」と「決定」のその違いとは?

2.人は、生まれつき「決める」能力を持っている

 

 

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1.「決断」と「決定」のその違いとは?

 

「決断」と「決定」の違いからみていきましょう!

自分の人生の中で「決める」こと、

選択をしなければならないこと 度々迷いながらも

さまざまなことを決めてきたことと思います。

 

私も自分の人生をさまざまな場面で「決断」し、今ここにいます。

 

初めに、意味からしっかりと把握していきたいと思います。

例のごとく、「決定」と「決断」の違いを調べてみました。

 

【決定】

(広辞苑)     はっきりときめること

(岩波国語辞典)  はっきり決めること

(三省堂国語辞典) 〔ひとつの方向に〕 き・め(ま)ること

【決断】

(広辞苑)     きっぱりときめること

(岩波国語辞典)  きっぱり決めること

(三省堂国語辞典) 何かをするために、はっきり心をきめること

似たような、異なるような…笑

異なるのは、どうやら決め方のようです。

 

「決断」と「決定」の 異なる部分は、「断」「定」の漢字です。

 

「断」は、きりはなす たつ 絶える という意味があります。

「定」は、定める

 

決断とは、自分自身の意思を持って、きっぱりと決めること。

決定とは、きめること、決まること

 

その意味では、三省堂国語辞典の解釈がいちばんしっくりときます。

 

決断は、自分自身が明確にその方向性をきっぱりと意思を持ち、

決定は、選択肢の中から選ばれる(選ぶ)、他者から決められるニュアンスもある

 

 

「決める」という同じ意味合いを持つ「決断」「決定」の意味が

かなり違うということは日本語の面白いことでしょうか?

 

 

前置きが長くなりましたが、

よく言われるのは、 「親を決めることは出来ない。」

 

でも、生まれてからは、

さまざまなことを決めてきたのではないでしょうか。

 

決めることでさまざまな方向性が示されます。

 

子どもの頃は、親(保護者)が決めていることがほとんどです。

では、いつから自分で決めるようになったのでしょうか?

 

この世に生を受けて、産声をあげます。

そして、生きるために肺に 空気 を送りこみます。

 

すぐに、母乳を飲むと言う行為を当たり前のように行います。

 

まさに、生命の不思議だと感じるのは私だけでしょうか(笑)

 

生命維持のための無意識の 生まれながらに持つ行動です。

でも、「生きる」ために、泣き声をあげ自分の意思を訴え、

保護者の手をかりて成長します。

 

ここに、自己の生きるための明確な「決断」があるのだと私は思います。

 

生まれたときから人は、「決断」しているのです。

「決断力」は、誰でも持っているのです。

 

 

自己感 訴える

 

 

そして、「決定」

こちらは、他者から決められるもあり、自分自身の意思が伴わない場合も。。。

 

自分で決定する

他者に決定される

 

入学試験を受けたけど、合格を決めるのは、学校側です。

 

でも、合格した学校でも、

 

入学するか否かを決めるのは、自分自身の「決断」を必要とします。

 

 

「決断」は、「きっぱり」自分自身の意識決定を伴います。

他の選択肢と区別し、他の意思を断ち切るという選択が「決断」です

 

 

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1月の「怒りのテーマ」でのブログでも少しご紹介しました、

人格心理学(大山泰弘京都大学准教授・放送大学客員准教授)からの抜粋です。

 

人格心理学

《新生自己感》

新生自己感とは、生後2ヶ月までの子どもに支配的な自己感。

自分の中のネットワーク構成をしていくための大切な期間です。

誕生後2ヶ月までに生まれ持った五感を使い、

自分と外界との連携を構成していると言われています。

 

《中核自己感》

中核自己感とは、他者から区別された存在であること、

生まれて2~5ヶ月の乳児のときにはもう「わたし」を自己認識しています。

そして、母親などとともに有ることも体験し始めます。

 

《主観的自己感》

主観的自己感とは、他者の情動を理解し、対応しようとし、

さらには内的主観体験を共有可能となること。

5~6ヶ月では、この情動交流が始まっています。

 

《言語的自己感》

そして15ヶ月頃には言語的自己感が始まるとされています。

言葉を使用することで他者と意味交流し、

自己の願望を伝達出来るようになります。

 

このことを考えると、いかにこの頃の保護者、両親の関わりが、

その後の人格形成に大きく関与しているのかが説明できます。

 

この月齢にしっかりと子どもの感性を育ててあげたいです。

その後の人格形成にも大きく関わっています。

 

 

私は今から子育てし直したい! と心から思いましたが、

こればかりは、これも、子どもたちの人生の課題です。

 

今、学んだことを伝え拡げていくことが私の役目だと感じています。

だから、「よし!」といたしま~す(笑)

今 ここからの変容が、それも人生の学びです。

 

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2.人は、生まれつき「決める」能力を持っている

 

さて、人格心理学での学びをすこし抜粋させていただきましたが、

人間て、やはりすごくないですか^^?

 

このように考えると、人は生まれながらにして

「決断力」をちゃんと持って生まれてきているのだと私は感じました。

 

この決断力を、この世に「生」を受け、

両親や周囲の大人からのサポートを受けながら、

「決断」忘れてしまっている…?

 

それが、成長過程で自我を意識し「反抗期」としての行動になっているように私には思えました。

 

自分で決めたい… でも、周囲の大人から、危険だから、まだはやい、

さらには、 保護者の価値観 信念 での教育方針などにより、

 

その結果、 周囲から刷り込まれた価値観をたくさん抱えて、

しっかりと着込んだほうが安全だからと、

身にまとい身動きできない状態で、毎日生活しているのです。

 

 

「発達理論の4つの自己感」

生まれてから、「わたし」とは? という「自己感」を持つのは、

D.スターンの「発達理論」と「4つの自己感」によると

①新生自己感(0~2か月)

②中核自己感(2~6ヶ月)

③主観的自己感(7~9か月)

④言語的自己感(15~18か月)

 

おそらく、自分を認識した時から人は、

自己の意識で思考し、自己表現をします。

 

言い返すと自分の意思を決めているのです。

人は、生まれながらにして

自分自身を守るために欲求を満たそうと行動します。

 

 

マズローの欲求5段階説があります。

その、初めの欲求が、「生理的欲求」

生理的欲求を充たすために行う行動、

食べることを決める

排泄することを決める

眠ることを決めています

 

すべて、自分の意思で決定して行動しているのです。

 

親や周囲の人間が話すのを聞き、

ことばを覚え、話ことをちゃんと脳は決めているのです。

 

そして、成長段階として「反抗期」があります。

明日は、この「反抗期」から扱ってみたいと思います

 

今日のまとめ

  • 決断とは、自分の意思を持ちきっぱりと心を決めること
  • 決定に従うか否かは、自分自身の決断による
  • 人は、生まれたときから無意識で決断している

 

今日も最後までありがとうございました。

 

※ご意見・ご質問は、こちらからお気軽にどうぞ

みなさまのお声を楽しみにしております。

 

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かたよし純子 Junchan♪

 

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