『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし 純子です♪今週5日間は、ストレスを考えてみたいと思います。
その1日目「ストレスを感じる瞬間とは?ストレスの種類とは?」
この内容で5日間お伝えしていきたいと思います。ストレスもさまざま、そしてその対処法も人それぞれです。ストレス解消と思って行なっている行動がさらにストレスの原因になり、さらなる蓄積になってはいませんか?人は、どのような時にストレスを感じ、どうしてストレスと感じることになるのか? そこから初めていきましょう。みなさんは、どのような時にストレスを感じますか? そして、今日は、私からのGIFTとして花粉症のストレス解消法をお伝えします。
1.強いメンタルを手に入れるための初めの3ステップ
1-1 メンタルとは? ストレスとは? その定義から
1-2 ストレスを感じる瞬間とは? 身体のストレス、心のストレス
1-3 なぜそれがストレス?ストレスと感じる人、そうでない人の違いとは?
今日のプラスα
2.花粉症の方へ 花粉もストレス、花粉症も手放しませんか?
3.花粉症もストレスです。痛みも痒みも感情です。
1.強いメンタルを手に入れるための初めの3ステップ
1-1 メンタルとは? ストレスとは? その定義から
「メンタル」ということば、日常的に使われていますが、一応調べると、
「精神的な・心的・内的・気違い」です。
かく言う私自身が「メンタルパートナー」と表記しています(笑)
心に寄り添う人で在りたいという意味で、私自身は使っています。
そして「ストレス」の意味は、
『身体に何らかの刺激が加わった時の生体反応。
外傷・中毒・寒冷・感染・誹謗中傷など精神的なダメージ、身体の緊張状態』
心身に対する、外的な刺激への反応と捉えられます。
1-2 ストレスを感じる瞬間とは? 身体のストレス、心のストレス
定義で上げたように人は、外的な力が身体や心に加わった時にストレスと感じます。
簡単に分けると
- 外的原因のストレス 怪我や荷重労動、身体への過大な負荷やダメージ
- 内的原因のストレス 誹謗中傷などのイライラ、怒り、家族や親しい人の心配や不安
大きくこの2種類に分けられるでしょうか。
【外的原因ストレス】 身体へのストレス
外的原因の外傷は、手当を受けることと、他者の手を借りる、自分自身で、皮膚をケアすることでストレスは軽減されます。
注意したいことは、外傷に対してはケアされていても、同時にメンタル面でもそれなりのストレスを受けているということです。外傷も様々状況から心に負担を負います。心は大丈夫と過信しすぎることは禁物です。
例えば、包丁で指先をちょっと切っただけでも脳はちゃんと痛みを感じ、血がでます。身体はその瞬間修復しようとすぐに反応し始めます。身体を守ろうと免疫機能も亢進します。
そして、自らの行動にも変化があるのではないでしょうか。ぶつけないようにとか、意識的にも、無意識的にもさまざまなかばうような動作をしているのではないですか?
メンタルも同時に身体のバランスを取ろうと反応しているのです。
心と身体は一つの有機システムです(NLPの前提)
さらに私が付け加えたいのは、「自己免疫」も忘れないで欲しいということです。
怪我をした部分を消毒し、必要な第三者の力を借りるケアは大切ですし、欠かせません。
しかし、過度の薬に頼ることにはいささか過保護なような気がします。
自己免疫機能をサポートする自分自身の行動を見直すことが最優先。
風邪気味だと言い、漢方ならまだしもすぐに薬に頼る。身体に異物を多く入れて良いわけがありません。
安易に薬物やサプリメントに頼りすぎるということです。
【内的原因ストレス】 心へのストレス
心・メンタルで直接扱われるストレスです。心へダイレクトに加えられるのダメージです
誹謗中傷などに対して人は、イライラや怒りなどの感情を生じ、ストレスに感じる。
悪口、陰口、クレーム、罵声、暴言、怒鳴る、喚く…
心を攻撃された時に、扁桃体が恐怖や不安といった、身体に危険を感じた時に反応します。
その他、環境要因も見逃せませんが、外因、内因それぞれが加味されて身体に影響を与えるものでしょうか。
身体に影響を及ぼす暑い、寒い、騒音、地震、台風などの自然災害も見逃せません。
ここで大切なこと!
怒りで、勢い相手に怒鳴っているそんな“あなた”がもしもいたら、その罵声は、あなた自身に言っているのです。初めに聞いているのは、“あなた自身です”
※「怒りのマネジメント」は過去のblogでご紹介しました。下記に関連blogのまとめサイトからお読みください。
1-3 なぜそれがストレス?ストレスと感じる人、そうでない人の違いとは?
同じ出来事に対しても、人によって過度のストレスになる人、ならない人があり人それぞれです。
その原因の一つに私は、過去のトラウマ体験が挙げられと思います。
近年日本を襲った数々の大震災を体験された方々にとっては、小さな揺れでも大きなストレスにつながります。
台風の被害に遭われた方々も同様です。
以前、自身の身に起こった状況がトラウマとなっている方々には、小さな誘引でも大きな恐怖や不安に繋がるトリガーになりかねません。
過去のトラウマ体験が解消されていない場合は、小さなトリガーでも、一瞬でその恐怖、不安を感じた時に脳が引き戻されるからです。
脳に時間感覚(過去・現在・未来)はありません。
- 過去に起きたことなのか?
- 今起きていることなのか?
- 未来起きることなのか?
この、3つの時間感覚を脳は、持ち合わせていないのです
過去の体験が今、実際に起こっているかのような鮮明な記憶として脳に記憶されているからです。このようなトラウマ体験は、その時の記憶の書き換えが必要になります。
さらには、家族や親しい人が同じような心因的ストレスを抱えていると、相手を気遣う感情から同じように心配し、不安になり心の中におりのようにストレスを感じる。
トラウマ以外でも、ある重要と思われる事実に対する時に、物事の捉え方、見方、解釈の仕方によりポジティブにもネガティブにも、人さまざまです。
例えば同じ電車に乗った2人
『電車が遅れてしまい遅刻ギリギリ、全力で走らなければならなくなった。』
- 今日はついていないと思うか?
- 良い運動になったと思うか?
前者:この路線は、いつもよく遅れる。今日も朝からついていない。余計に走らされて疲れただけだ。自分は悪くないのに何をやって自分にツキはない
後者:事実をそのまま受け入れ、結果に意識を向け、自分に何がプラスされたかという意味付けをする
事実の意味付けのフレームチェンジ(リフレーミング)が出来るか否かで、同じ事実がストレスになってしまうのです。
リフレーミングとは、事実は変えられませんが枠組みは変えることができます。
同じ絵でも、枠組みを変えるだけで受け取るイメージが変わりますよ。
簡単なストレス解消法のひとつとして、リフレーミングはシンプルで手っ取り早い方法です。アハハ~と笑えることで脳はシンプルにストレスを手放してくれます。
<Reframe>
これ、すべて同じサイズの「かもめ」の写真ですが、印象が異なりませんか?
自分の記憶に残されているフレームを変える。
どのようなフレームに入れるかでその記憶から得られる捉え方も異なることがあるのです。
2.花粉は身体のストレス、花粉症も手放しませんか?
「私は花粉症やめました♪」シーズン突入時、Facebookの朝投稿で宣言しました。
どうやって(^^)?
「自己免疫機能」 人はちゃんと自分を守るための働きを、生まれたときからみんな持っています。
※(自己免疫疾患の方は、ゴメンナサイm(_ _)m)
セルフイメージで、心地よい空気感を創ります。
そして、自分自身がバリアで覆われ、外敵、花粉から守られていることをイメージします。
自分は、花粉症では無い、心地よい春の風、肌を通して感じている。
このような自己暗示を用い、薬は一切飲みません。洗濯物も外干し、太陽の光で気持ちよく乾きます。
実際に、身体は頑張っていてくれていることを実感しています。
目やにも出ます。肌のかゆみは多少感じます。でも、皮膚を清潔に保ち、保湿する。
身体が疲れていることを認知し睡眠をとる。
よく眠れるのは、やはり身体が闘ってくれている証拠だと思っています。
自己免疫を促す食事も意識し始めました。添加物をとらないようの加工食品は極力避ける。
添加物も薬物も身体にはみんなストレスになります。
3.花粉症もストレスです。痛みも痒みも感情です。
花粉症は、身体が花粉を異物と捉えて抗原抗体反応を起こしている。
- 抗原=花粉=異物 自分を攻撃するもの
- 抗体=目やに鼻水、かゆみ=身体の免疫機能 自分を守ってくれている
自分はこれらの免疫反応を辛い、ストレスだと感じると脳は、今すごく辛いことが自分に起きているんだ…と、認知します
毎年この季節を迎えてストレスに感じている方々へ
春=花粉=憂鬱=鼻詰まり=やだなぁ=痒い=辛い=外出どうしよう
また、今日は花粉が多い! あ~辛い1日になるなぁ…
これらの連想が一気に毎年花粉が飛び始まる前から無意識に頭のなかで準備されているのです。そう、自分自身がわざわざ、脳に指示出しをしているのです。
このストレスサイクルの発想を切り替えてみてください。
花粉が飛び始める前から鼻水、かゆみ、憂鬱…この準備をしてしまっているのです。
今日のまとめ
- ストレスは身体の防御反応、過去の記憶もストレスの誘引になっている
- プチリフレーミングでもプチストレス解消に
- 花粉症ストレスを手放すには、心と身体のケアで改善
《関連ブログ 感情コントロール》2017年01月16日~20日
- 「腹が立つ!怒りと行動どちらが先?」 2017-01-16
- 「怒りのパワーをどう使いますか?」 2017-01-17
- 「これを使わない手はないです!イライラ軽減法」 2017-01-18
- 「いつも怒られてばかり…意味と対処は?」 2017-01-19
- 「感情豊かに過ごすには」 2017-01-20
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