『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

昨日まで「仕事」、その仕事に必要な「仕事力」という広義な意味からみてきました。3日目の今日は、自分自身の中での仕事の位置づけを考えてみたいと思います。最終日の自分が持つべき「仕事力」をいきなり考えても見つからない、そこに行き着くまでの前段階として3日目、4日目では、頭の中の整理です。3日目の今日は、自分の中の仕事バランスを考えてみましょう。時間的にはわずかな仕事でもストレスを伴うことも少なくありません。連休前に心もスッキリと片付けて、心と身体のバランス力も仕事力UP、自分整理のそんな2日間です。

 

1. 最良パフォーマンスを保つ仕事力、そのためのポイント3つ

1.1 ライフスタイルの中でのポジションからみた「仕事力」

1.2 見えていない仕事の悩みに気づくこと

1.3 自分の持つ多種の仕事を意識する必要性

今日のプラスα

2. 連休明けに多いといわれる?5月病とは?

3.ストレスチェックのウィークポイント

 

1. 最良パフォーマンスを保つ仕事力、そのためのポイント3つ

1.1 ライフスタイルの中でのポジションからみた「仕事力」

新しい環境でのサイクルもそろそろ安定してきた頃でしょうか。ちょっとここで深呼吸のお勧めです(^^)新しいライフスタイルが始まった方も、引き続きの方も、自分の仕事の棚卸しをちょっとしてみませんか。先週月曜日(時間の視覚化)お伝えした「24時間」を見直すという方法でも良いでしょう。自分の中で負担になっている「仕事」はないですか?たとえ仕事量としてウエイト的に低くても、自分自身の能力を超えている仕事力を必要とされていることはないでしょうか?

日常の何気ないストレスとの付き合い方もその人の「仕事力」に影響します。与えられたいわば「課題」に対してどのような「仕事力」を使うのかということが「仕事」をこなしていく中でその都度問われることになるのです。(ストレスのブログは、最後にまとめてあります。)

他愛のない仕事…以前住んでいた場所の自治会ではゴミ当番も持ち回り、カラス避けのネットを、朝ゴミが置かれる前に出し、収集車が帰ったらネットを直ぐに片付けるというルールになっていました。常勤でメインワークを持つ私には片付けることが当然できません。大した仕事ではないのですが、その当時の私にはかなりのストレスです。町内会長に掛け合ったこともあったのです。会長の対応に怒りまくり区役所に質問までしました。家族にその話をしたことでややストレス解消されましたが、その当時は、心理学とは無縁の私でしたので、周囲に怒りまくることで解消…自分の中で、ストレスコントロールしてメンタルバランスを取っていくことも「仕事力」の一部だと今の私ならそう考えます。

そして、他の仕事とのバランスです。特に常勤として「メインワーク」を持つ人は、毎日の生活の中で時間を広範囲に費やします。他の仕事とメンタルバランスもみることは必須となります。子どもが入ればそこでの役割もあります。子どもの保育園や学校行事とのバランス、役員も回ってくるでしょう。そんななかでも「仕事力」が問われます。子どもの親という顔は、私自身の経験から思っている以上のウエイトがあると思います。子育ても、親の介護も仕事と捉えることが必要だと今では思っています。

 

1.2 見えていない仕事の悩みに気づくこと

「仕事に行きたくない」「起きたくない」こんなことをつぶやいていませんか?そしてその原因に気づいていますか?見えないものを知る力=自分を知る力

もし、自分の中にこんな気持があったら、早めにそのつぶやきの意味を考えてみてください。つぶやきを重ねだす前に、気づくことが大切です。

仕事を職業と捉えて「どうして仕事に行きたくないのか?」という問に対して、

  • 「自分はこの仕事に向いていない」
  • 「職種、選択を間違えた」
  • 「誰にも相談できる人がいない」
  • 「能力ないと思われている」
  • 「また失敗したらどうしよう」

きっとまだまだ似たようなことばが出てくるのでしょう、自分の中のネガティブな「仕事」に対するネガティブなことばを客観的に質問してみてください。

「自分はこの仕事(職業)に向いていない」と思うのなら、

  • どのようなところが向いていないのか?
  • 誰に言われたのか?
  • 自分に向いている仕事(職業)は何か?
  • この仕事の本質は何なのだろうか?
  • この仕事に求められるスキルは何か?
  • 自分がどうなったらこの仕事を楽しむことができるのか?

などなど、考えてみることは出来るのではないですか?自分の頭のなかで無意識に「省略」「一般化」「歪曲」されている情報を意識的に考えてみてください。NLPのワークの中の「メタモデル」の質問です。省略された情報を拾い出してみるのです。思考の道順を変えることが出来ます。自分の中の選択肢を増やすのです。

いかがですか?自分自身を客観的にみることが出来るのではないでしょうか。実際には、上司が気に入らないとか、他意のないちょっとした一言が気になっていたりということなのかもしれません。「石の上にも三年」とは言いますが、目の前の3ヶ月を目標に頑張るのも大切なのではないでしょうか。一般的に試用期間も3ヶ月です。6月にはボーナスも出ますよね(^_-)-☆

見えないものを知る力も養いましょう!

 

1.3 自分の持つ多種の仕事を意識する必要性

冒頭でお伝えした、様々な日常の仕事も切り離せないということに気づいていますか?気づかずに、自分の感情をないがしろにすると必ず歪がきます。そしてメインの仕事にも影響が出ることも有るということに気づいているようで気づかない。

見たくないものを避ける、直接的に影響の無いものはそれでも構いません。ですが、自分の身近な関わりを持たなければならない範囲で見ぬふりをして、感情に蓋をした状態で過ごすとどうなるでしょうか?蓋をされた中の置き去りにしたもう一人の自分です。張り切って仕事を始めても心なかの押し込められている小さな自分が意外なウエイトにつながるのです。「先程の見えてない悩み」につながりませんか?脳は、無意識に未完了を探し続けます

1人の人間は様々な仕事ということから考えると多くの「顔」を持ちます。メインワーク以外でも人は、小さな重しを持っていると負荷がかかっているのです。人は様々な組織(システム)に所属し、それぞれのリーダーが自分自身です。言い換えると自分のリーダーは、自分自身、いわば「自分の脳」が、自分のリーダーです。昨日のブログ、リーダー力をお読みいただけましたか?自分のいちばんのサポーターは、自分自身です。様々な顔、役割をまとめなければなりません。それが自分の脳の仕事力です。どこかに歪が生じると他にも影響がくることが、これでわかるのではないでしょうか。

蓋の中味にカビが生えない内に風通しよくしましょう。

Stress balance

<Stress balance>

 

2. 連休明けに多いといわれる?5月病とは?

この季節によく聞かれることばです。「5月病」という疾患はありません。「鬱 うつ」や「適応障害」です。新たな環境に適応出来ずに自分を追い込み、自信を失い、自分自身を見失ってしまう。始めは出来ないのがあたり前、資格があっても初めの1歩に上がっただけだと昨日もお伝えしました。一生懸命勉強してきた知識と、実戦は異なります。同じではないのは、人間だからです。仕事とは、人が世の中の他の人(生物)のためになす事です。そこには、それぞれ異なる「個体」があるのですから、ひとつひとつ対応が異なってあたり前、異なる心を有する仕事が必要なのです。

機械ならば、同じ仕事が直ぐに出来ますが、人が行う仕事には、機械的な作業にも人の心・感情が必ず現れます。速さではかなわなくても、機械には無い心が、人には有ると私は思っています。だから「手作り」が機械に勝てることも有るのです。

超音波診断装置が造られた頃の乳腺エコー「メカニカルスキャン」という方法で行っていたことがありました。流石に私はその機械は使っていませんが、機械的に一定の幅で超音波ビームを出して画像を得る方法。今はもう使わなくなった理由は、人の手によるスキャン(走査)に勝るものは無いからではないでしょうか。小さな病変は、CTスキャンよりもエコーの方が発見できる確立が高いと私は思っている技師です。CTは、機械的にスライスしていきますが、超音波診断(エコー)は、人(技師)の目です。技師の五感プラス無意識の第六感でスキャンしているのです。少なくても私は、第六感有ると思っている技師の1人です。ベテランの技師さんならご理解いただけるかと…

新しい環境では、組織の場、「空間」に慣れることからです。指導側の人や1年先輩の方々にお願いしたい、新しい空気感の中に新しい人をちゃんと入れて上げてください。いっしょに同じ空気を味わってみてください。仕事に行きたくないと思ったら、上を向いて深呼吸しましょう。新しい空気を吸いに行くのです。匂いを感じ、温度を感じ、心を拡げてみてください。すべては、自分自身のリーダーの声を聞いてみてください。自分自身がここまで頑張ってきた自分もいます。その時の自分と会話してみてください。

心があるから、AI(人工知能)では無い。造られた感情ではない、感性があるから人間なのです。

 

3.ストレスチェックのウィークポイント

2015年の12月から、50名以上の企業に対して「ストレスチェック」が義務化されました。50名未満は、努力義務です。受けられた方も多いのではないでしょうか。3月にストレスチェックの関連講座を受講してその現状を聞く機会がありました。事業者は、実施の義務がありますが、労働者に受ける義務は無く、自由意志。

そこまで知らなかった私は、何だかなぁ…という感じ。そして、いちばん不甲斐なく感じたのは、ストレスチェックの内容に、「個人の要因」「仕事(職業)以外のストレス」この項目が抜けているという…ここが、なんだかなぁ…なのです。

人は、プラーベートもトータルで考えないと片手落ち、24時間さまざまな役割を持ち、多種の仕事をこなしています。切り離せない問題も山積みではないですか?初日から語ってきましたが、様々な仕事をバランス良くこなす。1つの問題に固執すること無く、その時点でフレーム(見方・捉え方)を変えて置くことだけでも心のウエイトは異なります。そして心と身体をバランス良く整える。自分の持つ仕事それぞれをバランス良く、遊びの仕事も加えてこなしていくことです。以前もブログでお伝えしました。その日のストレスその日の内に、ちゃんとフレームチェンジをしておきましょう。

 

今日のまとめ

  • 自分の中の悩みの本質を見つけること、見えないものを知る力
  • 自分の感情の蓋を取り、他との連携バランスをとる
  • 「脳」の仕事力とは、複数の仕事を管理する自分自身のリーダーとしての力

 

<今日の関連blog>

今週のblog 「仕事力を身につける5日間

<今日の関連サイト>

『ストレスに強いメンタル作りの5日間』

 

<厚労省の関連サイト>

ストレスチェックに関する 厚労省PDF こちらから

厚労省ポータルサイト「こころの耳」

 

今日も最後までありがとうございました。

 

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