『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

記憶を語る3日間の最終回、今週から月・水・金の3日間を1つのテーマでお伝えしています。「記憶」を扱おうと思ったきっかけは、「記憶」を学び「認知心理学」を学び、この2つが、私が初めに学んだNLPにスッと繋がったからです。NLP1日目に「記憶の概略」2回目には、その記憶の持つ特性「プライミング効果」をNLPのワークでの活かし方をお伝えしました。今日は、身近な日常での記憶特性の用い方をまとめて見たいと思います。そして、未来記憶への効果的応用方法も考えて見ましょう。記憶に残る自己紹介やプレゼンの方法にも応用できます。

 

1.記憶を日常に活かす3つの方法

1.1 モチベーションUP  日常に活かせるステートをつくる

1.2 自分のためのプラスの思い込み「自己暗示」

1.3 欲しいゴールへ記憶の使い方  未来記憶をつくる 

 

1.1 モチベーションUP  日常に活かせるステートをつくる

昨日お伝えした「アンカリングの方法で様々なアンカーをかけることが出来ます。アンカー、つまり記憶のプライミング効果を使う方法、意図的にアンカーを作るのです。アンカーにも様々な方法があります。私は、初めNLPプラクティショナーコースでアンカリングワークをした時に「何だかなぁ。。。」これが感想でした(苦笑)

自分自身が普段あまりしない「仕草(しぐさ)」をアンカーとして、アンカリングをするものでした。その時、身体感覚がいまひとつの私にとっては、アンカーを使うとそれだけで「ワクワク」するよね~と言われても「そんな気もするけどよく分からないなぁ。。。」これが実際の感想でした。

その私がアンカー良いですよと言っても説得力ないですよね。でもここで、再宣言します。アンカー良いです!視覚・聴覚・身体感覚これらを駆使してアンカーを作るのです。どの方法が良いかは、人それぞれです。優先感覚というものが何気にあるからです。五感のうち、その感覚が自分にとっていちばん馴染みが深いか否かです。早口な人とスローテンポの人では、恐らく優先感覚が異なります。だから昨日のアンカーが馴染み深い人と、そうではない人が必ずいます。みんな同じでな無いのです。

私が毎日使うアンカーは、朝、鏡に向かって自分にニッコリと笑いかけ「よし!Junchan元気!!」です。いい年をしたおばさんが本気で鏡に向かい自分自身に宣言しているのです。他からみたら「アホ」ですけど。。。(苦笑)でも、これもしっかりと視覚のアンカーなのです。この方法で自分から元気もらっています。とにかく自分のモチベーションが上がることを見つけてみてください。

自分の好きな曲を聞く方もいますよね。「朝のテーマはこれ」とか、好きな曲を聞きながら目覚めるというのもあります。ちゃんと無意識に「プライミング効果」を使っているのですよ。それを意図的に、意識して使ってください。翌朝「何時に起きる」これも使えます。無意識はちゃんと起こしてくれます。起ききれないという人は、目覚ましに頼りすぎている、おそらく無意識が起きたくないと決めているから聞こえないのです。

アンカーを周囲の人に対して作ってしまうことも可能です。「ベルが鳴ると、○○の時間」のような、いわば「パブロフの犬」です。私は、自宅のTVは、23時にOff機能を設定しています。TVが消えたら寝る時間に移行するというアンカーが、最近しっかりと出来上がりました。朝は、定時にちゃんと起きれるようになり、睡眠時間も確保されるようになりました。数年前の寝不足になりがちだった時に設定した目標「1日5時間は寝る」ということよりも、確実に睡眠時間が確保されるようになりました。夜無理をするよりも、朝のほうが脳がしっかりと機能し、効果的に時間を使うことができます。

自分の生活に意識的にアンカーを作るのも良いものです。

 

1.2 自分のためのプラスの思い込み「自己暗示」 

月曜日のブログでお伝えした、記憶エラーの「被暗示性」がありました。被暗示性とは、

『誘導や示唆により、誤った記憶が植え付けられる』

この記憶エラーを効果的に使うのが「自己暗示」です。自分にとって有益に用いられる「思い込み」です。エラーと言う表現をしているので、ネガティブに捉えられがちですが、脳には、時間認識がないということを表しています。過去も現在もまだ起こっていない未来も同じように「五感」で感じることが出来るということなのです。

「いつも目標を立てるけどいつも達成されたことがない」こんな方けっこういるのではないでしょうか。目標とは、「達成できないものだと思っている」そんな方もいたりして(笑)目標は、達成させるものです!達成出来ないと思っている人は、初めから立てないほうがよいです。「出来なかった」というネガティブな感情を残すだけです。そして、達成出来ると信じないと達成できないからです。その理由は、脳に自分自身で「目標は達成出来ないもの」と、そのように指示されているからです。

どうせ「こんな大それた計画なんて実現出来る分けが無い…」と思っていたら、どんな夢も叶いません。頭に中のイメージをよりリアルに、詳細に創り込むことがすごく大切なのです。その妄想力、それがすごく大切なのです。

自分の脳には、ちゃんと行き先「ゴール」を伝えないと連れていってくれません。いわば自分に自分で暗示を入れるのです。思い込みも大切です。昨日もお伝えしたこと、病気を直したいと思う気持ちがないと治らないということです。治らないからと病院を訴える人がいる時代なのですよね。医師も神様ではありません。病院は最善を尽くしますが、本人、相互の信頼と、本人の「治そう」「治ろう」という気持ちが一致しないと良くはならないのです。よく言われます、医師は、本人が治ろうとする力を引き出して、ほんの少しだけ手助けしているだけだと。

重病、難病だとそこまで簡単ではありませんが、基本は同じだと言う気持ちはあります。身体を作っているのは、過去から現在までの、行動や食べ物や生活習慣です。様々な要因が絡み合っています。自分が食べた物で身体は作られています。

テストや入試、資格試験も自己暗示を使えます。「合格イメージ」をしっかりと作りこみ、合格することでどんな毎日が待っているのかというイメージです。そしてそのイメージの感情を伴う感覚を、しっかりとアンカリングすると良いでしょう。暗示はすなわちアンカリングにもつながります。「何年何月何日に合格する。そしてそのために毎日〇〇をする」明確な日時と、毎日の習慣行動を決めて、毎晩宣言するのです。声に出して宣言しょう。自分の声は、いちばん初めに自分自身が聴いています。自分に言い聞かせるのです。

 

1.3 欲しいゴールへ記憶の使い方  未来記憶をつくる

今までのブログでもお伝えしてきました、Well Formed Goalよくまとめられたゴール」というものがあります。自分の目標をつくるときに必要なことです。このゴール設定にしたがってゴール、つまりは「メタアウトカム」を作ります。作ることが出来たら、しっかりとアンカリングをしてください。

1年の目標まで大きなことでなくても、日常些細なことでももちろん未来記憶を作ることによってストレスを削減することに使うことができます。

たとえば、数日後にプレゼンしなければならない、人前で話すのがすごく苦手そんなときにも、この自己暗示とアンカーを用います。

『プレゼンを落ち着いて、上手く終わることができ、高い評価を得ることができた』

そんなイメージを頭のなかに描きます。終わってホッとしている、その時の自分の表情、聞こえて来る声、見えるもの、そんな自分自身を視覚・聴覚・身体感覚でしっかりと思い浮かべます。その時の感情、充実感、達成感、安堵感などその感情の中に浸り十分に味わいます。そして、アンカリングします。プレゼンまでに何度もこのアンカースタッキング(積み重ねる)していきます。頭のなかで何度もリハーサルを繰り返すのです。暗示文を作ることも有効です。

『私は、プレゼンが特異でいつも高い評価を貰うことが出来る。今度のプレゼンの準備も確実に完了することが出来た。』

このように、自分にフィット感のある暗示文を作り、繰り返し声に出して宣言します。当日、アンカーを発火させながら本番を行ってみてください。きっと落ち着いて上手くプレゼン出来ることでしょう。

プレゼンを例に上げましたが、様々なことに使うことが出来ます。ちょっと自信がない、苦手な検査を受けなくてはならない、そんなときにも応用できます。上手くいったことを妄想し、アンカリングと暗示を使ってみてください。ストレスも軽減することができます。

初日にお伝えした、短期記憶から長期記憶への移行に用いられるリハーサルは、繰り返し本番まで行うことで短期記憶から長期記憶に移行させることができます。アンカリングも繰り返しリハーサルを行うことで、成功体験を自分の中ですでに起こったこととすることが出来るのです。「脳の時間の概念がない」という機能を利用するのです。

 

Stacking Anchors

<Stacking Anchors>

 

 

2. 自分だけのパワースポットを作る

NLPのワークに「サークルオブエクセレンス」というものがあります。自分で自分のパワースポットを自分の中に作るのです。そのスペースに入ると最高のパフォーマンスをすることが出来る空間や、自分にとって安全地帯となる安全の空間、リラックスできる空間でもOKです。なりたい状態に成れる「空間」です。

自分だけのサークルをつくり、アンカリングをします。いつでも自分の中からそのサークルを取り出してそのサークルのイメージの中に入ることが出来ます。自分自身のイメージの中にアンカーをつくるのです。先程のプレゼンのときに、このサークルを合わせて使えば、最高のパフォーマンスを行うことがきっと出来ます。

私は、このサークルを満員電車の中、すし詰め状態で身動き取れずすごくストレスに感じる時に用います。このときは、サークルではなく、バリアのようなカプセルをイメージして、自分自身がその中にいるような感覚です。自分が「バリア」の覆われてその中で守られている感覚です。これ、けっこう効果があります。また、花粉症の時期にも、自分の周りにバリアをイメージします。イメージとプラス、マスクなどの実際の予防はお勧めします。花粉症だということばも手放すこともお忘れなく。

 

3.脳は、1つのことしか考えられない

痛みや、かゆみなども神経感覚です。痛みも人によって感じ方や表現も様々です。歯の治療が苦手な人もいるかと思います。そんなときにも、別のことを考えるだけで痛みをあまり感じなかったこととかあるのではないでしょうか。脳は、1つの事しか考えることが出来ません。他のことに集中していると、他のことには意識が向きません。喧騒の中でも孤独でいられる。その状況をつくることが出来るのです。

注射が痛いから嫌だという子どもに、泣かずに注射をする方法。

  • 「頑張ったらお菓子を買ってあげる」

これでは、頑張らないことを選択すれば注射から逃げられますので、注射をすることを受け入れてはくれません。

ダブルバインド・二重拘束」というものを使います。2つのうちどちらかを選ばなければならないという選択肢を与えるのです。

  • 「痛い注射と」、「あまり痛くない注射」のどちらが良い?

この選択肢です。子どもはどちらかを選ばなければなりませが、選択肢はどちらも「注射をする」という前提が入っています。子どもの記憶には、注射もあまり痛くない、自分は頑張れるということが残ります。

この「ダブルバインド」部下に指示出しをする時にも使えます。自分でやることを選択させるのです。うまい営業マンも何気に使っています。TVショッピングでも見かけます。気持ちよく買わされているなぁ~と思いまながらも、楽しくお買い物が出来るのならそれも良いと思います。

仕事に関しては、モチベーションを挙げることにも繋がるのではないでしょうか。上司に与えられた選択肢ではありますが、自分自身で行うということを決めています。自分自身の課題として行動しているのですから、納得して完了すれば達成感が残ります。上司からただやれと言われたから行動したときとは、完了時の達成感が異なります。

脳や記憶の特性を知ることで毎日の過ごし方が少しでも改善されれば良いと私は思っています。

 

今日のまとめ

  • 自分の感覚にあった方法でアンカーを作り、プライミング効果を利用する
  • 記憶の被暗示性を使って、「思い込むこと」自分にかける自己暗示
  • 自分の未来は、自分で作る

 

<今週のblog>

『脳と記憶』

「§1 脳を効率的に使うための記憶の理解」       2017.5.8

「§2 過去から現在、未来につながる記憶の利用」    2017.5.10

 

<今日の関連グログ>

・よくまとめられたゴール 「実現できる目標設定に必要なものとは?」 2017.1.5

 

<今日の関連サイト>

・パブロフの犬         条件反射(Wikipedia

・ダブルバインド(二重拘束)  Wikipedia

 

今日も最後までありがとうございました。

 

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