『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

月・水・金の週3回、1つのテーマでお伝えしていきます。今週は、「オープンマインド」心を開くことをテーマに1週間、お伝えしていきたと思います。連休明けの1週間が終わりました。4月から新たな環境での生活を初められた方も、少し慣れた時期でしょうか。そんな方は、5月に入りいかがですか?自分が思っていたこととちょっと違和感を感じたり、疲れが出る頃でしょうか。そんな時のためのマインドスキャンです。疲れを溜め込み、違和感に気づかなくなる前にセルフチェックをしませんか?自分に「今」必要なことを知るための1週間になって戴ければと思います。

1.今、自分にいちばん必要なことに気づくための3ステップ

1-1 センサリーアウェアネス 五感を開く

1-2 自分の中の足りないものに気づく

1-3 身体の栄養と心の栄養

今日のプラスα

2.コミュニケーションとは、心を開く、声を受け入れること

3.心の自由を得られる空間、居場所

 

1.今、自分にいちばん必要なことに気づくための3ステップ

1-1 センサリーアウェアネス 五感を開く 

最近の私のプチブームは、「感性」です(笑)自分の感性を磨くこと、何をどう感じ、自分が何をしたいのか?何をしなければならないのか?そのことにまず気づき、出来ることを考える。頑張ることは、頑張るが、不必要なムリをしないことを大切にする。過大な負荷をかけると歪が来ることを実感しています。手放す選択の勇気を持つことで、心の余裕が出来ます。心の余裕が出来ると感覚、五感が拡がります。ギリギリ、キツキツの状態では目の前のことも見えなくなってしまいます。欲しがり過ぎは、すべてを失うことにもなってしまいます。自分の目の前にある出来ることから、少しずつ取り組むことが大切です。「急がば回れ」なのです。

NLPのプラクティショナーの初日に、「センサリーアウェアネス」というワークをしました。私が、心理などとは全く無縁の時、シンプルなのにすごく新鮮な感覚だったことを記憶しています。そして、今改めてそのことの大切さを実感しています。視覚情報を閉じて「聴覚」と「身体感覚」をオープンにします。無意識で聴いていたこと、無意識で感じていた感覚がよみがえります。研ぎ澄まされて身体全体で感じるような新鮮な感覚に包まれます。そしてその情報に対して意識が働くことを実感できるのです。この音の音源は何だろうか?好きな音か?耳障りな音か?身体の中の拍動に気づくこと、足裏の感覚、腕の重さ、温度、空気の匂い、何かの振動を感じることがあるかも知れない。そんな、日常で意識していない感覚に心を開き、「生きていること」を意識する時間でした。

身体の声を聴くこと、血液の流れ、心臓の鼓動、頸のあたりにコリがある、左右の身体や感覚のアンバランス、自分の体温などそんなことにも気づくかもしれません。

自分の身体の内面を、自分の感性でスキャンしてみてください。すっと背筋を伸ばして、ゆっくりと深呼吸をしながら、頭のてっぺんから、ゆっくり、ゆっくり、足先まで、すーっと流れるように意識を向けます。どこかに違和感がないかどうか、体の中の自分の臓器や筋肉や関節にひとつずつに感謝をしながら、意識してみてください。「いつもありがとう」そんな気持ちでスキャンします。自分中の何かに気づくことがあるのではないでしょうか。

最近TVなどでも取り扱われる「マインドフルネス」です。自分の感覚をフルオープンにする時間を持つことから多くのことを気づくきっかけになります。

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<scanning>

1-2 自分の中の足りない五感に気づくこと

五感とは

<視覚>

見えるもの、色や形、大きさなど、視界に入って来るもの以外にも、心の目で見ているものがあります。日常多くのものを、意識的に、無意識的に見ています。それは、目を閉じた時に見ている映像です。夢に見ている映像もあります。

<聴覚>

聞こえるもの、聞こえてくるものと、聴くものです。

<触覚>

手触り、皮膚感覚など実際に触った時の感覚と、そこから派生する感覚も有ると思います

<味覚>

味覚には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが基本味を舌が感じることが出来ます。とすると食感、舌触りは味覚に含まれるのか?

<嗅覚>

臭い、香りの感覚、嗅覚は、他の感覚とは異なり 大脳辺縁系、「情動系」に直接届き、匂いは人間の本能や、特に感情と結びついた記憶と密接な関係を持つ。匂いは、最も感情を刺激する感覚とされています。

これらの五感をバランスよく用いるようにしましょう。ストレスが溜まってくるとその根源となる感覚を無意識に脳は、閉じようとします。1つの感覚に荷重がかかると、感覚は麻痺してきます。臭いをずっと嗅ぎ続けると、臭いを感じなくなりますよね。同じ刺激を受け続けると感じなくなるのです。脳の防衛反応の1つです。大音量を長時間聞き続けると聴覚神経は麻痺してきます。ヘッドフォンなどで大音量を聞き続けると、雑音性難聴(騒音性難聴)になります。電車などで他の人に聞こえるような大音量で聞き続けると聴覚に負荷がかかり聞こえづらくなります。

そして、突然聞こえづらくなる、様々な難聴、病院勤務をしていたときにも多くの突発性難聴の患者さまの聴力検査をしてきました。これは、聴力にも影響し、ストレスが原因とされる様々な難聴があります。精神的ストレスからくる心因性難聴や、ストレスや疲労、睡眠不足などが原因とされる低音障害型突発難聴は、ストレス、几帳面な性格、睡眠不足、疲労、気圧の変化などが原因とされるメニエール病などもあります。(引用:ヘルスケア大学

ストレスと難聴との関連性は明確にはなっていないものの、これだけの原因としては、ストレスが挙げられている難聴が増えていることは事実です。めまいや吐き気が伴うことがあります。聞こえづらくなったら早急に耳鼻科受診をしてください。そして、休養が必要です。手遅れになると聴力を失うことになりかねません。

ストレスによる大量の処理しきれない問題・過大から脳が自分自身を守ろうとしているのです。聞きたくない、聞かないという情報をシャットダウンすることを脳が選択しています。そこまで荷重なストレスが心にかかっているという自分自身のサインです。

視覚は、眠っているときは、情報入力はありませんが、聴覚は、眠ってはいません。

視覚、聴覚は負荷がかかりやすい感覚です。触覚や嗅覚、味覚もバランスよく刺激することをお勧めします。心地の良い肌ざわりも良いですが、スキンシップをお勧めします。人との触れ合いが、感性を育みます。

最近、家族がバラバラで食事をする個食が増えています。家族や親しい友人との食事はお互いの感性に触れ合うことが出来ます。味覚と嗅覚、そして会話をしながらお互いの感性を磨くこと。私がよく言うこと、「飲みュニケーションも大切」だということです。職場の人と食事の時まで仕事なんか真っ平だ!との声が聞こえてきそうですが、日常では見えない個性が見えたり、思いがけない共通点が見つかったりすることもあるのです。そこから新たな人間関係が築けることもあるのではないでしょうか。多方向からの人間関係がより豊かな感性を育てることにも繋がります。

美しいものを見て感動する、好きな曲を聴く、好きな食物を味う、自然の香りに接する

そして、人とのふれあいです。この五感をバランスよく味わってください。

 

1-3 身体の栄養と心の栄養

食事の話も出てきましたね。身体の栄養、自分が食べたもので身体は、作られます。食品栄養学を少しかじるとその大切さを実感します。近年大腸がんが増えたことは、食生活と密接に関連します。食品に何気に含まれる添加物、日本は添加物にやや規制が緩いように感じます。加工食品ばかり摂取していると、いっしょに否が応でも、多くの添加物を摂取しています。その添加物が、がんの発生にも繋がります。ストレスによる便秘も腸管内の添加物の停滞時間を助長させます。様々な要因が、生活習慣病を促進させていることを思い知らされます。毎日の食生活には、多少ならずとも関心を持ちたいところです。毎日の食事は、食材からの調理を心がけたいものです。

では、「心の栄養」はいかがでしょうか?それなぁに?と言われそうですね。私は、時々おかしな表現をしますよね、メタファー(比喩)感覚でことば遊びをしています(笑)「心の栄養」、身体の栄養バランスが大切なことは分かっているし、けっこう気遣っているのに、心の栄養をおざなりにしていませんか?サプリメントでは、補えませんよ。喜びや、愛情など心震えるような慈愛の心、無批判の心、感動することポジティブな感性です。美しいと感じる心、心の底から笑えること、身体全体で感じる喜び、そしてその感覚を素直に受け入れることができる感性です。あえてサプリメントというならば、「笑い」が心のサプリメントでしょうか。

心の代謝は、感性の起伏「喜怒哀楽」を表現すること、感情を出すことで得られると私は思っています。失った悲しみは、人の心を優しくします。その悲しみが深い分だけ。心の奥深くまで優しさが浸透します。心折れそうなつらい体験も有ることでしょう。でも、心は必ず再生できます、辛さを感じたことで人の愛を受けとめることが出来るのではないでしょうか。ブロックしないでください。慈愛と無批判の心で、必ず代謝することができます。

怒りの根底には、どんな1次感情があるのでしょうか?自分を守るためですか?相手を思いやる気持ちですか?怒りは、2次感情です。1次感情を受け止めれば、怒りはきっと静まります。何かを守るために怒りがあるのです。怒りを感じている自分自身の感情を受けとめてみてください。客観的に自分を見つめることをしてみてください。そして、怒りを鎮めることができたら、自分自身を褒めてあげることを忘れないでください。ちゃんと自己肯定感につながります。

自分の感情表現をすることをためらう人が多いのでしょうか。でも時には、思いっきり叫ぶときっとスッキリします。

 

2.コミュニケーションとは、心を開く、声を受け入れること

先日のNLP仲間との会話、職場で企画が上手く行かない時の反省として必ず出てくる「コミュニケーション不足」。アドラーは言っています。人の悩みのほとんどが「人間関係」だと、つまりは、コミュニケーションです。

対人関係、上手くいかないコミュニケーション、なぜなのでしょうか?

「自分は、きちんと判断し、正しいことを伝えている。相手が理解してくれて当然だ」

この考えが無意識にあるのではないでしょうか。

NLPの初日に、前提の1つ

Map is not territory 地図は領土ではない

と学びます。自分の頭の中のイメージと相手の頭の中のイメージは異なる価値観・信念が異なるので、同じ考え、理解ではないということ伝えている。分かっているようで分かっていない思考のズレが有るということを受けとめられていないのです。同じ職場で同じ仕事をしていても仕事に対する価値観がそれぞれ異なるのです。そのことからの理解が成されて初めて会話が成立するのではないでしょうか。

さらに、言われたことが自分と異なる意見だと、バンバン打ち返す。職場がバッティングセンター状態になっていては、仕事は成立しません。切磋琢磨出来るような信頼関係が成り立っていればOKですが、それが確立されていない状態では、崩壊してしまいます。投げられたことばが悪送球、それは違う!と心の中で思っても、ちゃんと受けとめなければ仕事は成立しません。このときは、相手の言葉を一旦受けとめて、接続詞をうまく使います。

こんな上司がいます。口調は穏やかなのですが、もれなくセットされている接続詞が「でもね」なのです。柔らかな否定を投げられるのです。いつも受けとめる相手は、何か苦手で、やる気モードをいつも失う、近づきたくない存在としてモヤッとしたストレスを感じていました。「でもね」「だけど」「イヤしかし」などの否定の意味が含まれる接続詞は、避けたいものです。

では、どのような接続詞を用いればよいのでしょうか。相手の意見を柔らかく逃したい時の接続詞、前後が同等になるものを使います。「そうですね」「さらに」「それもいいけど」など受け流せることばでつないでみてください。一旦感情を受け入れるのです。建前として、聞く耳を持ってください、聞きたくないことばがますます自分に飛び込んできます。聴覚に荷重不可がかかります。心のバランスが崩れてしまい、耳を閉ざしたくなる状況に自らを追い込んでしまうことになりかねません。

そして、もし指示出ししたいときには、心を込めてください。ねぎらいのことばと、ちゃんと心を添えて伝えてください。部下を守るのも上司の仕事です。ことばは凶器にもなりえます。何気ない自分のことば一言が、凶器になることもあるということに気づいてください。

 

3.心の自由を得られる空間、居場所

ちゃんと自分の居場所、ありますか?落ち着ける場所、本来の自分を取り戻せる場所です。

私は、「自由だなぁ~」最近そう思えるようになりました。自由とは何でしょうか?時間の自由でしょうか。「勤務」という形態を手放した時に、自由だと感じたこともありました。でも、給与の保証がありません。自分の生活費は自分で稼がないとならないのです。すると、ちょっと窮屈さを感じることも、何だか本当の自由ではないようにも感じます。

とすると、本当の自由とは何なのだろうか?という疑問が生じてきます。自由人は、よくけっこう不自由だ、とも言われたりもします。自由とは、自分の心が決めることなのだと私は、思うのです。「心の自由」です。心の自由とは、ムリをせず、自分の考えの赴くままに行動し、思いを伝える。でも、この時に周囲への配慮を忘れてはなりません。よく言われる「エコロジー」をきちんと考えなくてはダメだと思うのです。行動や意思をムリに通すと、それは、エゴイストの塊になってしまい、自由ではないからです。忙しくても、自分の意思で毎日を過ごせれば「自由」なのではないでしょうか。自分の行動を自分の意思で考え、決めて、実行できることだと私は思っています。自由と時間的余裕が有るは、異なります。自由とは、「心の自由」であることだと私は思います。

自分を客観視することも大切です。自分の感情を表現できることも、自由な心が大切なのです。悲しみや苦しみをほんの少しだけでも良いのです、脇における場所、ありますか?そして、自分の身体の声を聴きましょう。本当の自分が迷子になっていたりしていませんか?

本当に毎日が、目が回るような忙しさで、様々な行動や思いが空回り、思考が閉ざされ、心も閉ざされる、そこから逃れたい心のみが残される。ほんの少しだけ行動を変えてみてください。小さなことでも、心が安らぐ場所を見つけることをお勧めします。自分の本音を受けとめてくれる場所です。無批判で自愛に見た場所である必要があります。あるがままの自分自身、飾ること無く思いを伝え、そのまんままるごとの思いを受け入れて、肯定してくれる場所、「心の自由」です。

私が見つけた場所がNLPの空間でした。人は肯定されることで自分自身を取り戻すことが出来ます。心が自由でいられる場所です。

今日のまとめ

  • マインドフルネスで五感をオープンにする
  • 五感のバランスを知り、荷重不可を避ける
  • 豊かな感情表現で感性の振り幅を得る

 

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・心の表現方法

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