今日もHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。今週は「ネガティブな自己対話」ということで、前回はそこからの脱却をワーク形式でまとめていきましたが、「やはりムリ」「どうせ自分には出来ない…」とグルグルされていることが多いかと思います。価値観の変容は一筋縄ではいきません。ホラ…こんな自分の声が聴こえてきませんか…?

だって…大切に育てられた価値観だよ

何十年かかっていると思ってんの?むり!ムリ!!無理~~!!!

価値観・信念は自分を守るための基準でもあります。今日はこんな声への対応策、自分の大切なストッパーとして機能しているのですから、感謝しつつ自己変容のステップを踏み出しましょう。

1.夢中になれる好きなこと、そこにある「心」とは?

1-1 才能を発揮させるには夢中になること

1-2 やってみたけど「やはりムリ…」これが多くの反応です

1-3 より多くの情報を得ることで結果の精度も上がるよね

今日のプラスα 

2.成果は後からついてくる、努力無しでは実は成らない

3.モチベーションUPに「推進システム」

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・価値観の変化は簡単ではない、リアルな実体験

 

1.夢中になれる好きなこと、そこにある「心」とは?

もし、冒頭に書いたような『ムリ』

そんな「自己対話」が聴こえてきたら…

どうぞ、この先を読んでみて戴けませんか?

脱却につながる光が見えるかも…

1-1 才能を発揮させるには夢中になること

今、夢中になれることありますか?

好きなことはある、だけれども自分にはどうせ才能ないからなぁ…

夢の中と書く『夢中とは?』

我を忘れ、心を奪われ、他のことが考えられない状態

寝食をも忘れ、没頭できる…

そこまで、のめり込めることありますか?

好きだと思うことはけっこうたくさんあるけれども、のめり込むほどではない。まぁ、趣味の範囲だよねぇ…というのが多くの人ではないでしょうか。

前回のブログ「今日のプラスα」で「才能は誰にでもある」ということを書いています。

❍好きだけど…でもそこまではやはり…ムリでしょ

この「夢中になれるもの」に人が出会った時、才能が開花されると私は思っています。

やりたい!やろう!やってやるぞ!絶対にやり抜く!という段階的に感情が徐々に強まっていくような境地に落ちいたときに才能は、努力に見合った花が咲くということです。

この「夢中になれるもの」寝食を忘れて無我夢中になれるもの、人が出会った時に、才能が開花されると私は思っています。言い換えると

集中して持続的に行えること

どれだけの『時間を費やす』ことができるか?

ではないでしょうか。お伝えしたいことの意味は、

何度も何度も、同じことを持続的に繰り返すことによって、

脳に強い刺激としてインプットされるまで

繰り返し記憶情報を与え続けるということです

これが自分もつ才能を伸ばすためには、必要不可欠「努力せずして名は取れない」でしょうか。

弛まぬ努力

でも、そんなのムリだょ…そんなつぶやき… では…

ネガティブな自己対話を繰り返す価値観を

変えることは出来ないのか?

 

1-2 やってみたけど「やはりムリ…」これが多くの反応です

でも「そこまでは…ムリ」それが、第一人者となれるか、否かの違いだと理解したのが、今の私自身でもあります。

❍自己開示できる、安心できる心の安全地帯

そのままで良いじゃない、

知らないことは誰でもいっぱいあるんだよ

はじめに…こんな言葉を何気に伝えてくれる「場所・仲間」を見つけてください。

ひとりじゃないよ

自分のことを受け入れてくれる人、仲間、そんな人たちがいる場所をみつけてください。自分が自分らしく行動できる、発言できる場所です。

人は社会の中では多くの着ぐるみを来ている、よくネコを被っているとも言いますがネコどころではない、分厚い着ぐるみ、鎧のような強硬なもので心を守っていたりすることも、以前の自分がそうでした。重い、ずっしりと鉛のような心のプロテクターです。

安全地帯で自分のペースで自己開示していくこと、

自分の自分らしい思考が必ず戻ります

❍「自分のことが好き~~♪」そんな凡人になればよい

自分のことを凡人だと思っている私、多くの人の場合は私のようにそのことに気づくのが遅く、私個人に至ってはまさに、ネガティブな半生を過ごして来ています。弛まぬ努力を持続させるだけの体力も気力もいささか、下降傾向となるお年頃なのです(苦笑)。

心理学を学び始める前は「自分のことが好きではなかった」のです。けれども「今の自分でも良いんだ~」そう思うことが出来る様になったことで、世界が拡がりました。さまざまな業種の人、年齢の違い、そのような今まで出会うことがなかった人々に出会い、いろいろなことを語る。いかに自分が狭い世界で生活していたのか?そのことに愕然としたことを記憶しています。

でも、それも自分なのです。知らねければ、教えて貰えば良い、学べば良いと思う気持ちが原動力となったのです。そして、いろんなことに興味を持つことができました。そして、だったら今の私に何が出来るのさぁ~~という、ことを考えて、その結果現在に至る…です。

❍好きだけど…でもそこまではやはり…ムリでしょ

好きなことに出会ったときに、どこまで自分の感情が動かれたか。その情動の強さによって左右されると思っています。情動が伴わない行動には、人は動かない、また、動かせないということです。

やりたい!やろう!やってやるぞ!絶対にやり抜く!という段階的に感情が徐々に強まっていくような境地に落ちいたときに才能は開花されるということです。それでは、

ネガティブな自己対話を繰り返す価値観を

変えることは出来ないのか?

ということになってしまいますので、それでは困ります。

ネガティブな自己対話を断ち切り

ポジティブな思考に切り替える

そのための方法を

❍自信が持てる「好きなこと」のプロを目指す

人は先の見えない道は不安になります。そぅ…今の新型コロナウイルスへの対応がまさに、その状態です。

自分を信じられる自分でいるために

自己肯定感を持つための目標と目的を明確にする

という状態になってください。

そのために前回のブログでまとめたワークが「ファーストステップ」としてあります。

 

1-3 より多くの情報を得ることで結果の精度も上がるよね

好きが見つかったら、そのことにかけて、その時の自分が出来る限りのことをやれば良いと私は思っています。

❍自分は自分、他人は家族でも自分とは異なる人格

周囲からさまざまなことを言われても、自分は自分です。自分のルールは自分が決めることが大切です。他と自分は、能力も体力も、好みも、価値観も何もかもまったく同じはありません。

アドバイスとしての他者意見として聞けばよいのです。そして、そこから、自分に合うものを選び取りその方法を行えばよいのです。

❍情報は多いほうが良い

私は統計学に関しては無知に等しい知識ですが、「平均」ということを考えて見てください。ある事実の一般的な方向を見る時に、「平均」を参考にすることがよくあります。平均を算出する時に、対象となる件数「n」が多いほうがより、平均として受け入れられるのではないでしょうか。社会の一般的な考え方として「n」が100件よりも、10,000件の方がより多くの人の意見として納得できるというようなこともあります。

そしてばらつきを見るために、2SDというものも評価されますが、その部分にも多くの情報が含まれています。「n」は多いほうがより、情報としての意味を成す、自分の脳細胞にインプットされる情報も同様だよなぁ、と私は考えるのです。

その情報が正しいか、誤った情報かということも、自分自身が判断をしなければならない時に役立ちます。

❍失敗したことも、自分には良い情報・必要な情報

よく失敗することを恐れて行動しない、ということを聞きます。

「失敗」はその時の状況での結果に過ぎません。行動した内容の事実は変わらないのです。その行動したということが、自分自身のリソースになります。リソースは自分の財産であり、スキルに必ず繋がります。

その失敗があるから、今の自分がいる

思い出したくもない「失敗」と形容される「うまくいかなかった」ことが、誰にもあるでしょう、私にもいくつもあります。明瞭に記憶された行動は、避ける行動、回避しようとする行動になっていることがあります。後悔という感情が伴っていることも少なくありません。そして、その後悔の先に「今」があります。

今ならば、その行動をどの様に今の自分に活かすことが出来るのか?ということにも気づくことが出来ると私は思っています。

うまくいかなかった方法を学習している

うまくいかなかったのは、結果です。うまくいかなかった結果となるプロセスのどこか一か所を変えることで、新しいプロセスとなります。人はさまざまなうまくいかない方法を、学習しながら成長していると私は思っています。

ようやく歩き始めたよちよち歩きの小さな子どもが、途中で転んでしまう…でも、その先に笑顔で待つおかあさんが居たら、そこに行きたい、母親に抱きしめられたいという目標があるから、母親の愛情が欲しいから、再び立ち上がる、その姿に母親が笑顔で喜ぶ、だから頑張れる、「歩く」という行動をすることが出来る。

感情を充たすために 

 2.成果は後からついてくる、努力無しでは実は成らない

好きなこと見つけてやればよい!

よし!分かった!! 頑張るぞ~

❍スタートはいつですか?ゴールはいつですか?

いつから始めるか?そして、目標を明確にして、目標の先のゴール・目的も明確にしておくことも必須です。「目標・目的」に関しては過去にも何度もまとめていますので、お読み戴ければ幸いです。目的には感情を行動につながる感情が伴うことが前提となります。

※関連ブログ「夢を夢で終わらせないために目標達成へつながる記憶の使い方

❍でも、面倒くさいよなぁ…先延ばしグセが…

なかなか出来ないのが世の常だと私もそう思います。

今日は何となくだるい、気分がのらない、明日の方がよさそうだ…

自分のためにこのような都合のよい「言い訳」を脳はちゃんと考えてくれます。えー?どうして?

だって自分を守らないと

過去にも、3年前のブログで「先延ばし行動」を書いています。再掲すると先延ばしとは?

「先延ばし」とは?

しなければならない行動を遅らせることによって、事態が悪くなると予想される場合でも、理由もなくダラダラと、意図して遅らせること。社会全体のどこにでも存在する、誰にでも問題の解決を引き延ばすことがある。

※引用サイト 先延ばし Wikipedia

❍先延ばしをすることによる、プラスの理由

人の行動には何らかの意図、すなわち意識する・意識しないに関わらず、そこには必ず目的があります。

その行動を今やらないことによって、自分は何が欲しいのか?ということです。

その行動を「今、行わない」

という選択によって何を得るのですか?

❍ここでちょっとアドラー心理学を…

過去のブログでもアドラー心理学を取り上げています。アドラー心理学の目的論「人は目的のために行動をする」というアドラー心理学の目的論が上げられます。

アドラー心理学 目的論

人は目的を立て、目的達成のために行動する

目的のために感情を表す

人は、怒るから大声を出すのではなく、大声を出すために怒る。怒りを爆発させたいがために大声を出す、楽しいから笑うのではなく、楽しい感情を得たいから笑うのです。

そして、不安だから引きこもるのではなく、引きこもるという行動によって、不安を得たいのではないですか?ネガティブな脳はそう考える脳だからです。底からの脱却をすることです。

※関連ブログ「自分の本音で、どこまで語れますか?

❍先延ばしにも意味がある

話を戻すと…

先延ばしにしていることを「行動A」とします。その「行動A」が目の前にあるとして、

「どうして行動Aをやらないのか?」

という質問をしてみてください。

そこにはさまざまな理由があるのでしょう。

  • 行動Aをやる気分ではない、やりたくないから、やらない
  • 行動Aをやることが大変そう、疲れそう
  • 行動Aよりも行動Bの方が好きなことだから
  • 行動Aより、行動Bのほうが簡単そう、すぐ出来るから
  • 行動Aは今やらなくても大丈夫だから明日にして、行動Bをやる
  • 行動Aを自分がやらなくても、きっと何とかなるから
  • 行動Aをやるより、行動Bのほうが目立つから、周囲から称賛される
  • 他にやりたいことがあるから…

このようにいろいろ出てくるのかも知れません。すべて、自分にとって何らかのプラスの意味があるのです。それ意味は、周囲からみれば、良くも悪くもです。そして、自分自身にとってもです。

❍やること、やらないこと、両方の理由・意図を考えると…

先延ばしにされている「行動A」ができないということは、「行動A」の本来の目的、やることに対する意味を認識できていない、ということも考えられます。自分にとってAの目的・感情が伴わないために実行できないということもよくあります。

そして、その逆に「行動A」をやらないということの意味を考え、意識してみてください。そしてそのやらない選択を認めてあげてみてください。そこには自分にとっての肯定的な意味が必ずあります。

❍先延ばしにしている理由は何ですか?

すべて自分の選択したことにはすべて、自分にプラスになる肯定的な意味が存在します。他の人から見ると、何やってんだ!と言われるような理由でも、自分にとってはすごく大切な意味があるのです。ただ、その理由を自分自身でも気がついていないことも多いのです。

意識せずに行動していることで、後からよく冷静に考えてみるとどうしてあの時あのような行動をしてしまったのだろうか?と思うことがあるのではないでしょうか。

そのようなことを少なくするために、日常から自分と会話をすることが大切だと私は思っています。

自分自身を知る・理解する

❍「やる」or「やらない」この2択ならば…

自分の中の心理戦に打ち勝つには

『人は常に、最良の選択をしている!』

そして、再度お聞きします。

その行動を行わない

という選択によって何を失いますか?

その「行動」をしないことで、自分自身がどのような弊害を被っているのか?このことも確認しないとならないと私は考えます。

日常の身の回りの小さなことから、仕事に関することまで、人は様々な課題を持っています。出来ればやりたくないというその行動が、自分にとってどのような位置に、どのような感情を伴って有るのだろうか?ということを考えて欲しいのです。

自分の心の中に「どのような葛藤?」があるのか?

両方ともに必要な感情がそこに存在し、その両方をしっかりと自己認識することから、何かが変わるのではないでしょうか。

そろそろ家の前の草取りをしないとなぁ…外に出るたびそう思います。

そして、自問自答…いつやるの?さっさと決めなさいよ…Junchan

葛藤 草取り

ご褒美となるスッキリとした達成感・成果は

行動の後にやってくる

 

3.モチベーションUPに「推進システム」

最後に、感情を変化させるために言葉を変えるということをお勧めいたします。

❍やる気を起こさせる「5段階の推進システム」

そんなとき過去のブログでもお伝えしている「推進システム」を用いて、意識的に自分の言葉を変えてみてください。

声を出して、実際に言ってみることが大切です。そして、さらに大切なことは感情を伴った状態で声に出すことです。自分の意識を変えるために、自分の声で、自分自身に言い聞かせるように伝えるのです。

リミティング・ビリーフを変えて、意識改善をする言葉を使う。マイナスのビリーフ(信念)を、言葉を換えて徐々に変化させるための、そんな推進システムです。

自分の目標・目的をイメージして言葉にしてみてください。

〔推進システム5段階〕
  1. Hesitation 「もじもじ」行動にすることに対する躊躇、ためらいがある
  2. Frustration  「イライラ」出来ない自分に対して、苛立ち、欲求不満
  3. Impatient  「我慢できない、混乱」行動できない歯がゆさに対する混乱、我慢できない
  4. Desire   「やりたい」行動に対する、強い欲求、意欲、欲望
  5. Go for it! 「やっちゃえ!」さあ! やれ~!

この5段階の感情を段階的に言葉に出して味わってみてください。その後、心の中の状態を客観的に自分の言葉で表現してみてください。

※関連ブログ「マイナスの思い込み信念を変えるには?

Go for it! 私の好きな言葉です

 

自分につぶやく言葉は、大切、聞いているのは「自分」です。

Go for it

 

生理検査アティテュード®からのメッセージ

価値観の変化は簡単ではない、リアルな実体験

私個人の経験談…

❍魔法のことば?それは呪文にすぎない⁉

よく「一瞬で変われます」そんなキャッチを見聞きしませんか?

私の「心の学び」との出会いは、NLP:Neuro-Linguistic Programming、神経言語プログラミングです。

学びはじめて、すぐにポジティブ思考に変わったわけではありません。プラクティショナー60時間、マスタープラクティショナー60時間、約半年かかっています。

ドラマオタクの私がその年の秋、いつも口ずさんでいた曲

ドラマ「リアル・クローズ」のテーマ曲

「きっと大丈夫」

「大丈夫♪ 大丈夫♪」そう、自分自身に言い聞かせていました。そう、自己暗示でもあります。魔法の言葉を知ったら、その言葉をずっと言い続けてください。言い続けることで、脳にインプットされる「情報量」刺激は増強され、初めて魔法の効力を発揮できます。

魔法使いは自分自身、

自分で自分に魔法をかける

それでも、完全ではなく、時に、ネガティブな思考の脳が鎌首をもたげるようにムクムクと…

❍「明文化」であきらかに変わった価値観

自分の仕事に対する価値観があきらかに変わったことを実感できたのは、学び始めてから1年後です。マスタープラクティショナーで行ったワーク、半年前と同じワークを行い、まったく異なる思考・言葉によりる「ワード」を自分自身が発したときです。

NLPからさらに、これ!これをやってみたいと思うことを次から次へと、可能な限り行動し続けた結果です。何気に資格マニアのようにもなっていました。学ぶことが楽しくて仕方がなかったとも言えるのです。年齢の割には、まさに寝食を忘れて、休むことなくどこにでもスケジュールが許させる限り、行動し続けました。

情報が知識になり、メタ知識となっていくことで、はじめて自分の知識から生きるための知恵となり自分自身の糧、財産となっていくことを感じることができたのです。

今、私は自分の身体といちばん向き合っています。メンタルに見合う体力を含めた「身体」を維持することへの持続的な努力です。身体を酷使して、心を育てた分、その心を維持していくための実際的な器としての身体です。

心と身体のバランスが崩れると、脳は強制休養という処置をとりますよ(^_-)-☆

価値観の変化

Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • 集中して持続的に時間を費やすことができる好きなことにことを見つける
  • ネガティブな自己対話を断ち切り、ポジティブな思考に切り替える
  • 失敗は結果であり、自分の貴重な財産、その行動があるから今の自分がいる

Pure Medical attitudeで

今日のワークセッションを受けられます

残念だけど…

不本意だけど…

「オンラインでの対応」となります。

お申し込みはメッセージでどうぞ

情報サイト・資料

『Pure Medical attitude』過去のブログ

関連ブログ
●最近のブログ
Pure Medical attitude 生理検査アティテュード®

かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。