今日もHealth attitude blogにご訪問ありがとうございます。新型コロナ流行の今「with コロナ」とか「新しい生活様式」言われる時代ですが、この言葉たちは好きではありません。でも、確かに生活習慣を変えるきっかけにはなると思っています。
「良い習慣を得るきっかけとするためのチャンス」
今だから変えることが出来る「自分にあった生活習慣」ということに対しても見直すきっかけにはなると思います。習慣とは何か、習慣化されたことが依存症となることもあります。そうならずに今回の「きっかけ」をプラスに活かすための方法を考えてみませんか。
1.コロナ時代の今が、生活習慣を見直すタイミングだ⁉
1-1 生活習慣とは人間の欲求行動の基礎、物理的欲求に基づく
1-2 日常の中でいちばん大切にしたいこととは?
1-3 今、いちばん求められるのが「物理的欲求」を満足させること
今日のプラスα
2.今までやったことが無いことにチャレンジしてみる
3.withコロナでも、新しい生活様式でもないオリジナルを
生理検査アティテュード®からのメッセージ
・変化へのタイミングそして、アプローチは人それぞれ
1.コロナ時代の今が、生活習慣を見直すタイミングだ⁉
よく「生活習慣」と言われるけれど…?
習慣(habit)とは?
日常の決まりきった行い、後天的に得られた反応様式
繰り返して行われることで固定化され、
少ない努力で繰り返せる固定行動
※引用サイト「習慣」Wikipedia
1-1 生活習慣とは人間の欲求行動の基礎、物理的欲求に基づく
生活習慣とは、日常生活の中で行われる、固定化された決まった生活様式といえます。
❍生活習慣とは、人間の生理的欲求を充たすための基本的行動
では、生活習慣とは何か?検索すると乳幼児時期での基本的習慣として、
「食事」「睡眠」「排泄」「清潔」「衣服の着脱」
などの習慣行動があげられています。「食事」「睡眠」「排泄」これらはマズロー心理学で示された人間の5段階欲求のうちの、生理的欲求に相当します。
※情報引用サイト「基本的生活習慣」コトバンク
マズローの5段階欲求
「アブラハブ・マズロー心理学」
高次の欲求から
- 自己実現の欲求 :Self-actualization
- 承認(尊重)の欲求: Esteem
- 社会的欲求 / 所属と愛の欲求 :Social needs / Love and belonging
- 安全の欲求:Safety needs
- 生理的欲求:Physiological needs
生理的欲求とは、人間の基本的欲求とされ最下層の欲求、すなわち生命維持ためには必ず必要とされる基本的行動であり「睡眠」「食欲」「排泄」がこれにあたります。
※関連ブログ「人の感情形成の再確認」
❍最下層から形成されていく欲求
マズローの5段階欲求は、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものとされています。
人間は自己実現に向かって絶えず成長する
という仮定に基づいています。
乳幼児期に必要とされる基本的生活習慣は、生理的欲求とされる「睡眠」「食欲」「排泄」に「清潔」「衣服の脱着」があげられていますが、これは、その上位階層の「安全の欲求」となります。基本的生活習慣を幼少期に形成するために、養育者となる親からの適切な養育が必要となり、愛情をもって接することによって習慣化され、その後の生活習慣にも大きく影響すると考えます。
そのなかでも「基本的生活習慣」とよばれる食事、睡眠、排泄、着脱衣、清潔についての習慣さらには「社会的習慣」とされる挨拶、後片づけ、物を大切にする心、生活のルールを守ることなどに対して、習慣形成されることが求めらます。
子どもの養育時期では周囲にいる者、養育者、とくに親が習慣化させたい行動形成に対して、日常的に良いモデルとなっていることが大切です。子どもは見様見真似、模倣しながら学習していきます。乳幼児期の習慣形成では特に、親の日常的生活態度が強く子どもの習慣行動に影響を及ぼすことは言うまでもありません。
❍気づいたら、楽な方へスライド?していませんか
「習慣」を検索していくとこんな一文もあります。
習慣は、形成時に一定の要求をその状況に応じて実現する行動として習得されても、「癖」として定型化し、状況が変化しても自動化した行動が固執されることがあり、かならずしも合理的適応性を示すものではない。
すなわち癖、それも悪癖となっていることもあるということです。
でも、気づいて欲しいことは、悪癖と思われてしまっていることにも
「利得となる感情」
があることに気づくこと、それが習慣を変えるためのファーストステップとなります。
その感情をどうしたら他の方法で得ることが出来るのか?
1-2 不安が変える人生観?今、いちばん大切にしたいことは?
2月頃からじわじわと始まった不安な日常生活、そして、強いられたさまざまなことそして、そこから得られたこととを考えたことありますか。
❍便利なことを最優先してしまうと…
現在社会では、さまざまなものが、IT化されつつ有る時代です。今も、下の部屋では、お掃除ロボが働いている…そんな時代でもあります(笑)
食生活も便利で美味しいなレトルト食品スーパーには並べられています。その分、家事労働から解放されたことは言うまでもありません。実際私自身も、食洗機を愛用し、お惣菜やレトルト食品を用いていました。
でも、そのツケ、代償もあります。楽な家事による運動不足、偏った食生活を継続することによる飽食の時代の栄養失調、この結果として生活習慣病というものを現代人の多くが貰ってしまっているのではないでしょうか。
とかく、美味しいと感じるものは、味が濃く、塩分、脂肪分、糖質、カロリーが高く、食品添加物なども多い傾向にあります。これらの味覚は脳にとって常習化しやすい「魅惑的な情報」としてインプットされます。そのため依存性が高い食品となってしまいます。食品添加物は体内から基本排泄されますが、基本的な排便習慣が無く、便秘に悩まされいる状態では、大腸での滞在時間が長くなり、本来排泄されことで影響を受けない刺激を受けることになり、大腸がんなどの原因にもなります。すなわち、食習慣や運動習慣が適切に行われないことによって悪循環が生じ、さらにさまざまな疾患の原因になることにつながります。体調不良はメンタルにも悪影響を及ぼしています。
❍コロナで得た「おうち時間」
外食から内食・中食が増えたことによって、食材から料理をする人が増えたと聞きます。本来の食パターンへとコロナは戻しているようにも私には感じられるのです。時間が出来たことで、新しいことを始めようとされている方も多いと聞きます。
いつどこで感染するかわからない、さらに高齢者はいつまで生きられるのか、そんな不安を持つ方も少なく有りません。人生観が大きく変化し、今までの生活を見直す人も少なくないように感じています。
❍個人の人生観が表面化されるとき
見えないものへの不安感、さらには今回の自粛という誰もがはじめての状況下でいちばん感じたことは、
いちばん大切にしたいこと
信念・価値観の顕在化
自分では無意識に行っていること、そしてそのことに気づいていないのかも知れません。自分の行っていること、選んでいる行動を見直すことで知ることができます。
どうしてこんなことをしているのか?
この質問を自分に問いかけることによって、気づくこともあります。
個人的には、コロナが流行しなければ、早朝に歩こうとは思わなかったでしょう。
❍「不安」という感情が行動スイッチをON「朝ウォーキング」
今回のコロナのお家生活の半強制に悩みながらも人を避けて日中歩くがまるで挙動不審者のようだったのです。動かねばならないという、ジレンマにいたことは事実なのです。そんな思いが人のいない時間帯へウォーキングタイムをスライドさせていました。
歩くなら朝だ…
とりあえず、目覚めたら歩こうか…くらいの気持ちで始めたのですが、ちゃんと眼が覚めるのです(笑)
そして、何気に思うこと、
プラス効果が思っている以上に大きいぞ~!
ということです。
さまざまなプラス効果を実感できると継続させることが出来ます。約1ヶ月で気づくと体脂肪の減少していたのです。さらに、雨でウォーキングしなかった日との身体的なモチベーションが異なることも実感できています。
1-3 今、いちばん求められるのが「物理的欲求」を満足させること
今回のテーマの目的、何をお伝えしたいのか?それは、
『生活習慣』
ということを
❍今回のテーマ「生活習慣」の上に築かれる自己実現
目先の問題に意識が向きがちですが、その問題解決のためにも、基盤から立ち上げること、創ることが大切だと考えるからです。
今回、初めに示した「マズローの5段階欲求」のピラミッドを見直してください。
生理的欲求(睡眠・食・排泄)は最下層で三角形の土台にあたります。生理的欲求が充たされ、その上が「安全」さらにその上層階が、「精神的欲求」とされる、社会に所属すること、その社会の中での承認されることに対する欲求、そして最上階が「自己実現」です。
❍習慣化された行動に意識を向けると見えてくること
自粛期間中の4月のブログで「依存症」を扱ったブログがあります。
好きでよくやることが、習慣化してコントロール出来なくなった状態が依存です。そこで取り上げたのがアルコールやゲームなどよく依存症として取り上げられていることですが、人の行動では、さまざまなものが習慣化されます。行動のみならず、言葉などの言語習慣、物事に対する考え方などの思考習慣など象徴的なことに対しても習慣として見られることもよくあります。
気づいたら、親と同じことを言っていること、行っていることありませんか?
習慣は個人に限らず、社会集団の中で見られることや、文化的活動面でも同様にある行動・言動になどに対して「習慣」的なことがよくあります。集団の中では、暗黙の了解として「しきたり」となっていることや、「ならわし」としてみられることもよくあります。お歳暮やお中元などは、過去からの風習として、習慣的の行っている人もあるかと思います。
繰り返し行われる行動によって、さらにその行動が鋭敏化されることと、慣れによる悪習慣として低下し、悪習慣として顕在化してくることもあるために、客観的に自己の行動を評価することも必要なことだと私は考えます。
※関連ブログ「心、疲れていませんか?趣味と依存の境界線」
2.混乱から何を掴むのか?掴みたいのか?
今までとは異なることを初めたという方も多いようです。
❍リモートで「変容スイッチ」ON
この数ヶ月思うこと…
コロナに引っ掻き回されている⁉
そんなことを思います。そう、強制的に混乱させられているというこの状況は、ヒプノセラピーで言えば、混乱によって自己対話を行うことが出来るようになる、意識を混乱させることによって脳は無意識にアクセスするようになります。
そんなときに、今まで行ったことが無いことに対して、気軽に参加できる、自宅で「リモート」という方法で足を運ぶこと無く、体験できる気軽さが新しい世界に導くことができると思います。足を運ぶということはものすごいエネルギーを使うけれども、リモート参加は気軽に出来るのではないでしょうか。
興味をもつことが出来たら、もう一歩、その先へ進むことも出来るのではないでしょうか。
❍マジョリティからマイノリティへ、自己対話で見えてくること
今だからこそ、自分の新たな個性を発掘することが出来るタイミングだとも考えられます。どのようにして自分の個性を活かすことが出来るのかを問われているように思っています。
※関連ブログ「弱者・少数派が生きやすい社会」
3.withコロナでも、新しい生活様式でもないオリジナル
「withコロナ」よく聞く新しい言葉であり、意味もよくわかります。
❍境界が明確化された関係性
私の中には、その言葉に対して何故か
受け入れることが出来ない心がある
コロナといっしょは、同レベルにされることか?その意味には「共存」という意味があり、共存は、「二つ以上のものが同時に生存・存在すること」となり、「在」には場所の所有という意味も持つとあります。
「共」にはどうしても拒否感があるのです。
私にとってのコロナに対する感覚は、境界で仕切られたパラレルな関係性というイメージでしょうか、常に境界を保っている状態、存在を認めながら意識している、たとえ体内に侵入されても、体内で「免疫」という、個のバリアに守られ、決して組織に障害を加えさせることのが出来ない「守り・境界」を有している状態でしょうか。
❍ウイルスは宿主がいないと生きられない
ウイルスの特性を3月のブログ「ウイルスの特性を理解する、細菌との違いとは?」でまとめていますが、ウイルスは寄生する宿主がいないと増殖することが出来ません。侵入されても、発症させない強い免疫力を持つことが望まれます。
❍「ウイルス保有者という意識」での行動
現在、東京都内で感染が落ち着かない状態ですが、若い人の感染が目立つということ、いわゆる不顕性感染と考えますが、だからこそ「自分は既にウイルスを保有している」という意識を持つことなのだと考えます。他者に感染させないための努力です。
潜在的な感染者から、高齢者に感染させ重篤な肺炎を発症することを避けるためにも「自分がうつさない」という意識がもっとも必要だと私は考えます。
❍新しく生活様式より、人間本体の生活様式
自己免疫力をあげるためにどう改善したら良いのかということに視点をおいて、自己の生活習慣を見直すことです。新しい生活様式ではなく人間本体の生活様式、自分の身体は自分で守ることが出来る、そのための生活習慣であり、生活様式ではないかと考えます。
※関連ブログ「自己免疫を上げるために心がけたいゆるゆるの時」
❍健康な身体を持つ心で考えることの大切さ
心と身体は常に無意識にバランスを取っています。心も免疫力を持っています。そのために自分の心を守ろうとします。心を守るためには、健康な身体でいることが必要です。
心と身体の健康を有する人であるならば、生まれながらさまざまな体質や障害を持つ人たちのため、弱者となる少数派の「withパーソン」として行動できるのではないでしょうか。
7月中旬頃まで『Health attitude blog』をお休みさせて戴きます。
Pure Medical attitude かたよし 純子
生理検査アティテュード®からのメッセージ
変化へのタイミングそして、アプローチは人それぞれ
朝の5時に起きて、歩くなんてムリ…
朝、窓の外から母の声で目覚める…6時に散歩を終えて帰宅する母、かつてそんな夏の朝があった。何で5時に起きて散歩なんで出来るんだろう…その分まだ私は寝ていたいよ!だからムリ~!
かつての私は、1日中、時計を睨めつけるように、時間を気にして、時間に追われる生活をしていた。
❍時間に追われることを切り離す時
エコー中も常に、次の方の予約時間を気にしながら検査を行い、従業間際には、保育園へのお迎え時間を気にしながら、さらに子育て後も仕事が終わった後の夜のセミナー、講習会への参加、時間を気にして電車に飛び乗る…そんな毎日を気づけば、何十年も過ごしていたのです。
卒業後、仕事に就いて結婚しも続き、唯一、産休中くらいだろうか時間に追われることのない生活を送れたのは…などと思い出す。子どもとのんびり家で過ごすのも悪くない…そんなことも、ほんのちょっと思ったことも確かにあるけれど、すぐに産前産後のみの休暇で復職、どうやら主婦向きでは無い自分の性格、家事の手抜きは日常茶飯事でそれは現在も進行形なのですが、時間に追われる生活にはもう戻れないよなぁ…そんなことを実感している。
思い返すと、無意識が常勤職を切り離したように思う。ある日突然、当直中の深夜、辞めたいなぁという言葉が「辞めよう」と変わった。そう大分前の6月のことだったか。今年いっぱいで退職しよう、その決心は硬かった。退職後、何をするかなど決めてはいないのに。笑
退職理由といえば、表向きは「体力的にムリなので」としていたと思う。潜在的な理由は、自分のやりたいこと、現状が「仕事の価値観に反する」ということがあったのです。
❍土日は自由に自分の時間に
あのセミナー行きたいけど、仕事だ...当直を変えてもらうのもストレス、休みを取るのもストレス…そんなことも理由だったかと思うのです。
その後、常勤で勤務することは希望せず、パートで週5日のみ土日は絶対仕事しない…こんな条件のところ無いよなぁ…でも、自分の意思を明確にするとちゃんとあるものなのです。それも、ほぼ同時に希望にぴったりの職場に出会うことが出来ました。
大切なのは
本当の『Value・価値観』を明確にする
このひと言に尽きます。
❍半強制から行動変容、そして気づくこと…ありませんか?
今、自分の年令を考え、必要なことは「運動習慣」だということを実感したこと、そして、有限実行で在りたいと思うこともあります。ブログの中でも、健康寿命延伸には、生活習慣、運動習慣と言っている自分が、ジョギングはどうもなぁ…と思っている、通勤という行動が無くなったことは痛く運動不足に、ならば歩くことを常としよう!そう決めてジムとウォーキングを始めたのです。
自分に合う認知行動型ジムと出会うことが出来たということもあります。入会を決め、プラス往復1時間のウォーキングをセットとしました。場所が徒歩でしっかり片道30分という距離感、これも考えようによっては、Goodなことなのです。インナーマッスルのジムでの運動に、必然的に有酸素運動がプラスされるからです。
自分のライフスタイルは自分で描くもの、
そしてその、下書きはすでに自分の中にある
Pure Medical attitude
生理検査アティテュード®
Junko Katayoshi
今日のまとめ
- 基本的生活習慣とは、生理的欲求を充たすこと「睡眠」「食」「排泄」
- 生活の変化を強いられた「混乱の時」だから気づくことがある、変容のチャンス
- 自己実現を成したいと思う時、基盤となるのが、生理的欲求とされる生活習慣
Pure Medical attitude と雑談してみませんか?
ブログの内容に関して疑問・質問・ご意見・ご批判
何でもOK
日常の不平不満、愚痴でも何でも、おしゃべりOK
手離さないと溜め込むだけではパンクする!
ここだけの話としてのおしゃべりタイム
ステップ1は、メッセージからつながりましょう!
「オンライン雑談希望」とお書きください(^^)
お友だちといっしょでもOKです。
話をするだけでスッキリと、心の整理ができることがきっとあります。
Pure Medical attitude
かたよし 純子
情報サイト・資料
『Pure Medical attitude』過去のブログ
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生理検査アティテュード®
かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得
今日も最後までありがとうございました。