今日もご訪問ありがとうございます。2020年最終の健康の在り方を考える「Health attitude blog」です。今年は2月から感染源となることを避ける意味でも、ほぼ自粛的な行動で過ごしてきました。さらに自らの年齢を考えるとやはり若い時よりは、体力も免疫力も低下していると考え、それらを科学的根拠に基づき再認識し、改めて健康とは?加齢とは?などまとめていきます。

老化は避けられない現実だからすべきこと

これも自らのこれからのキャリアを考える上において必要です。人と接することが少なくなったこの稀な年の最後のメッセージとして、この1年で何を学んだのか?今だからできること、未来につながるヒントになって戴けたら幸いです。

1.2021年は自分の健康スケールの見直すことから⁉

1-1 健康の定義にみる「ライフ・ワーク・バランス」

1-2 加齢と老化を受け入れることから考える健康のバランス

1-3 ライフ・ワーク・バランス(WLB)を考えることの必要性

今日のプラスα

2.稀だからこそ、必要な2021年に向けての棚卸し

3.WLBそして2021年をキャリアUPにつなげるために

生理検査アティテュード®からのメッセージ

・健康だという「思い込み」ありませんか?

 

1.2021年は自分の健康スケールの見直すことから⁉

COVID-19の感染拡大で終わりそうな2020年ですが、多くの人が「健康」への意識が高くなっているのではないでしょうか。

健康な社会生活の上に未来ビジョンが築ける

と私は考え、こんな特別な状況は頻回にあることではありません。今だからできること、チャンスにつなげることががある、そう考えています。

1-1 健康の定義にみる「ライフ・ワーク・バランス」

そこで、「健康」って何だろう…と問われると、

病気ではないこと

そう思う方も多いのではないでしょうか。

❍はじめに…「Attitude」の意味に込めるメッセージとは

このHPに投稿しているブログのタイトルを「Health attitude blog」としています。その意味は、私が伝えたいことは何か?というを考えたときに、メンタルヘルスのみでもなく、身体が病気では無いのみではなく、自分が自分らしく毎日を笑顔で過ごせる生活していけることでだということであり、そのために私が伝えたいこと、そう考えた上でのタイトルとして、

「Attitude(アティテュード):姿勢・ 在り方」

なのです。自分がどうあることが自然なのか?それは一人ひとり異なります。自分らしく生きる在り方を考えるためのヒントになって戴けたら幸いです。

心と身体の健康の上に未来は在る

❍「健康」という言葉が持つ多様性

そんな理由で「健康とは?」これまでもそんなことを何度もまとめています。COVID-19の感染が拡大する中で、さまざまな思いから、不安に感じている人が多い今だから健康という意味を考えてみることが必要なのではないでしょうか。

再掲になりますが、健康の定義は、

世界保健機関(WHO)の定義(要約)

健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあること

単に病気や虚弱ではないことにとどまるものではない

すべての人類の基本的人権の1つである

健康が持つ多様な意味

<健康が持つ多様な意味>

世界保健憲章の中では、上記のように定義され、

『Well-being』

の状態にあることとしています。多様な側面からの健康という意味が込められています。

❍やっと気づいた「ライフ・ワーク・バランス」

心のバランスを崩し、自分の健康に対する危機感を感じたことがあり、「これでは自分はダメになる…」そんな危機感を感じ、新たな行動を始める必要があるのでは…そんなことを考えはじめた頃と同じ時期に、

仕事と生活の調和:ワーク・ライフ・バランス

が制定されています。2009年のことです。しかし、社会人の生活は大きくは変わらなかったのではないでしょうか。ブラック企業や過労死が横行するのを見かねたのか、2018年にやっと働き方改革が成立し、2019年4月の施行となっています。さまざまな労働規制が設けられていますが、実際にはいかがなものなのでしょうか。

※情報関連サイト「仕事を生活の調和」推進サイト 内閣府 

 

1-2 加齢と老化を受け入れることから考える健康のバランス

前回までのブログでは「加齢・老化」に関する内容で、特に、循環器機能や視覚に関する内容で書いていました。

❍心臓・循環器系機能の老化

こんなことをご存知でしょうか。

循環器の機能は、20歳頃をピークとして

加齢とともに年1% 低下する

胎内にいるときから、心臓は動き続けています。心不全のことをまとめたときに左心室の心拍出量が正常でも心不全を発症するということをお伝えしています。拡張機能障害による心不全です。その原因は、高血圧や心筋を構成しているタンパク質の変性などによって、心臓の壁が厚くなることや、硬くなることによって心臓が広がりにくくなる、すなわち、拡張機能が低下することによって、体力も低下してしまいます。

細胞の変性ですから、致し方ありません。経年変化による老化現象は誰にでも生じる生理的現象でであり、変えることが出来ない事実となります。

❍加齢とともに体力が落ちるの原因とは?

その身体を自分の意志を持って、意識的に最高の状態にメンテナンスすることが必要だということも事実です。

そして、加齢とともに虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)や、慢性心不全、心房細動などさまざまな心疾患を発症することが増えてきます。これらはすべて体力の低下につながります。年齢の上昇とともに体力の低加速度は増し、その傾向は、女性よりも男性の方が大きい傾向にあります。

どうして加齢とともに体力が落ちるのか?

その原因は…

最高酸素摂取量が低下するため

結論は「最高酸素摂取量」が関係しています。

安静時にはさほどの変化を感じないのですが、何かの動作時にすぐに疲れてしまう、息切れがしてしまうなど一気に体力が低下していることを思い知らされたことがあるのではないでしょうか。

その理由は加齢とともに心筋が硬くなるとお伝えしていますが、その結果心臓は、心拍出量を保つ必要性から若いときよりも大きくなっています。しかし、最高酸素摂取量が加齢とともに低下しているために、動作時は息切れなどの疲労感となります。

❍では…最高酸素摂取量とは何?

1分間に身体が取り込むことができる酸素の量を酸素摂取量といいます。運動することによって、酸素需要量が増加すると、呼吸・循環器系の働きが亢進しますので、酸素摂取量も増加します。運動負荷が低~中等度の場合、運動負荷を増加させること伴い、換気量と酸素摂取量は直線的に増加していきます。さらにMAXまで運動を継続すると酸素摂取量の増加が頭打ちとなるポイントがあります。このときの酸素摂取量が最高酸素摂取量となります。

まとめると…

最高酸素摂取量とは?

体力の構成要素のうち全身持久力の指標

1分間に取り込める酸素量

体重1kgあたりで示される(ml/kg/分)

「VO2max」

*Volume(量)、O2(酸素)、max(最大値maximum)

最高酸素摂取量

<最高酸素摂取量>

❍最高酸素摂取量の決定に必要な「レベリングオフ」とは?

表中の「レベリングオフ」とは、運動強度を疲労困憊となる最高の状態まで続けたときに、酸素摂取量が横ばい状態となることをいいます。そして、この点での酸素摂取量の最大値が「最高酸素摂取量」となります。そして、最高酸素摂取量を決める際には、このレベリングオフの状態の確認が必要とされます。

❍持久性を示すFickの式

持久性体力を構成する要素として下記に示した「Fickの式」があります。

Fickの式

加齢に伴い、動静脈酸素較差および心拍出量が低下しますので、双方をかけ合わせて出される、最高酸素摂取量は低下します。心拍出量は、心拍数と1回拍出量で求められます。

心拍出量=心拍数✕1回拍出量

*心拍数:脈拍

*1回拍出量:心臓が1回に押し出す血液量

❍全身持久力とは?

全身持久力とは、運動強度が高くなることや、運動継続時間の延長によってもその運動に必要な酸素量を体内に十分に取り入れることができる能力です。このように、最大酸素摂取量は全身持久力の指標として用いられています。

❍加齢に伴い、心拍数は低下する

加齢に伴う心拍数の低下を防ぐことは出来ません。その理由は…

  • 洞結節:ペースメーカーの機能低下
  • 交感神経の刺激に対する感度の低下

この2点によって、心拍数は低下していきます。成人の最大心拍数を求める式は、

最大心拍数=220ー年齢

となります。加齢に伴い低下することは、この式からも納得できます。

加齢によって、洞結節のタンパク質変性、すなわち線維化していくことによって機能が低下していきます。さらに。洞結節から出される刺激によって心臓は収縮しますが、その刺激の対する交感神経の感度も加齢性変化によって低下していきます。この一連の反応には、アドレナリンも関与していますが、洞結節のアドレナリンへの反応も低下していくことも知られています。

この心拍数の低下も最高酸素摂取量の低下につながり、すなわち加齢によって体力が低下することの要因となっています。

加齢に伴い体力が低下する理由

<加齢に伴い体力が低下する理由>

❍老化は避けられない、だからこそ健康を考える

どうして、健康とライフ・ワーク・バランスとの間に「加齢性変化・体力の低下・老化」ということを今回取り入れたのか?

誰でも歳をとることは避けられない事実です。でも、最高酸素摂取量を高めることで健康寿命を延伸させることができます。この最高酸素摂取量を知ることで、自分の余命が推測することもできます。言い換えると自分の健康寿命を推測することにつながります。余命をベッド上で過ごす生活を選択するか?否か?ということでもあると考えます。

自らのワーク・ライフ・バランスを考える時、自己のキャリアUPのために、スキルを磨く時間を考えていかなければなりません。それらの行動は、健康的な生活を基盤としていることが必須であると私は考えます。

自分のライフ・ワークを見直す際には、意識して効率的かつ効果的に運動を組み込んで行くことも必要だと思うからです。

※関連ブログ「心不全と言われたら…そのときの対人は「動く」物、継続的に運動する意味とは

 

1-3 ライフ・ワーク・バランスを考えることの必要性

私自身がライフ・ワーク・インバランスとなっていた。

❍対義語のワーク・ライフ・インバランスの状態

ワーク・ライフ・インバランスとは、ライフ・ワーク・バランスの対義語の意味を持つ言葉です。

いつからだろうか、心のバランスが崩れていた…?

そんなことをいまさら振り返ると、家に帰るのが苦痛に感じられる以前から、奇異な行動に走ることが有ったのかも知れない、そしてそのアンバランスが堆積し続けていることに気づかなかったというよりも、改善の方法を私が知らなかったのだと、今ならそう考えることができます。いわば、異常にバランスを欠いた状態であり、体調を崩さなかったのが不思議だったとも思えます。私が元気でいなければ子どもを守れない、子どもが守れなければ仕事を続けることが出来なくなる、そのような無意識に感情を押し込め、仕事を最優先していたのかも知れません。

朝起きてから、座るのは朝食時間のみ、そのまま出勤してフルタイムで動き、スーパーを走って買い物後、保育園へよって帰宅、そのまま夕食の支度をして、座るのは夕食の時のみという生活でした。夜、洗濯をして、掃除は週末にまわし、さらにまとめ買いのために、フリーザーを冷蔵庫とは別買いして置いていました。

この状態では、ライフ・ワーク・バランスが保てないのは当然です。今、このような生活をされている働く女性多くないでしょうか?

❍ライフ・ワーク・バランスを考えるきっかけに「ステイホーム」

この法規制が滞りなくなく普及するために、今回のCOVID-19の感染拡大が寄与しているのではないか、私にはそう思えてなりません。半強制的に時短を要求される、テレワークによる通勤苦からの解放など、人を家に、家族の元に留める方向に向かわしているように思えてなりません。

❍非常な時間に思えてならない通勤時間

3年足らず、横浜から新宿まで首都圏での通勤を再度経験、今思い出しても、苦痛でしか無い時間だ思えてなりません。かつて、学校が新宿・渋谷という場所で、片道約90分をかけていましたが、数年前再び、新宿までの通勤約60分は、私にとってやはりストレスの時間でした。時間に余裕を持ち、山手線を1本見送ることでやや解消ということで対応していたことが思い出されます。

それより以前の横浜市内への通勤は、乗り換え駅となる横浜駅までの約10分の我慢でした。それでも下り方面は余裕があります。首都圏・都内への通勤はできれば避けたくあり、利用交通機関の遅延や運休などのトラブルがさらにストレスを増やす…

テレワークによって通勤がなくなることが、どれほど今の社会人にとってストレスからの解放になるのか、ということを通勤がなくなった私でも想像できます。

❍変化した働き方へのストレス・不安

しかしその反面、「通勤しないことのストレス」テレワークということへの新たなストレスを感じている方もいるのではなでしょうか。考え方、感じ方は人それぞれです。

その他、残業代が減ったことなどのよる、減収、ボーナスカット、非常勤勤務者の解雇など「収入減少」などの経済問題、ステイホームによる家族を取り囲む新たな人間関係、介護施設などにいる高齢者家族への想いなど、多くの心理的ストレスも生じているという問題が表面化しています。

正しい知識のないままに、感染既往者への心無い差別などの問題など、心の闇がつくりだすストレスも少なくありません。感染者数よりも、死亡者数よりも「自殺者」をもっと表面化させ、みんなで考えることも必要なのではないのか?そんなことを思わざるを得ません。

❍常勤をやめて得られた大切な時間

個人的なつぶやきですが…

自分のやりたいことが出来ないというジレンマに耐えかねたことも、退職理由の1つでした。仕事が休みの時は、すべて学びに時間を費やし、休養する時間を取らなかった、食事の時間が惜しかった、睡眠時間を削りセミナーのはしご…そんな生活に疲れたということも退職理由です。今から見直してみると、心はすごく元気だった、しかし、それはただ身体がストレスなど無い、感じない振りをしていただけなのかも知れません。

総合病院を退職して大きく変わったのは、生活時間が規則的になったことです。当直が無くなったことだけでも大きく変わります。起床時間が一定となり、自分の予定に合わせてスケジュール管理が出来ることもストレスの軽減になりました。土日は、検査技師としての勤務は絶対にしない、自分の未来ビジョンに向けた仕事に費やす。学びたいことを学ぶ、新しいことを知ることで自分自身のスキルアップになっていきました。ボランティアの時間も確保することができています。

大きくシフトチェンジされた日常がありました。その中で今の課題は、健康維持です。歳には勝てない、加齢とうまく付き合うのみです。このブログをお読み戴いているみなさまにお伝えしたいこと、

未来ビジョン

<未来ビジョン>

健康を意識した「ワーク・ライフ・バランス」を考えて欲しいと思います。若いときから運動習慣を持つことがさらに効果的です。

❍インターバルトレーニング

私の意識は大きく「運動習慣」に向いています。自分の循環器機能を意識しながら、ジムに通って1年が経過しました。姿勢を正すことから、今は心肺機能を向上させたい、最高酸素摂取量を上げることが目的です。

そのためにはインターバルトレーニングを行うことにしました。以前からジョギングを好まないのですが、意外と走れるなぁ~と思い、ならば、トレッドミルにランを加えて行こう、と決意しました。さらにトレーナーに相談して、バイクを用いたインターバルトレーニングをすることになりました。どうなるでしょうか…笑

また、このブログでお伝えできればと思います。

 

2.稀だからこそ、必要な2021年に向けての棚卸し

2020年甲子の年としてスタートした年でした…個人的にも飛躍につなげたいと、願うスタートでしたがあと数日で終わります。いよいよ、未来ビジョンへ向けて棚卸し…

❍稀な1年だからこそ…

2020年は、COVID-19の感染拡大で終始した1年となりましたが、100年前に大流行したインフルエンザのパンデミック以来といわれています。その意味を私たち人類がどう受けとめるのか?今までにない経験を世界中のすべての人類が経験しているのではないでしょうか。そこから自分が何を経験したのかを洗い出してみることから、次へのステップが見えてくることもある。

経済的なことを含めて、今までのようには動けない、ということに対して、多くの人がストレスとなっていることが山積み状態なのではないでしょうか。だからこそ、今の状態を俯瞰して自分を見つめ直してみることが必要であり、チャンスとも思えます。

人は、さまざまな局面でいろんなことを思い描きます。その連想を大切にすること、そこには自己の描きたい未来イメージへのヒントがあるのではないでしょうか、私はそう思っています。

❍情報や経験を整理することのすすめ

この時期、今年の10大ニュースとか、この1年を漢字に例えると?など聞くことや、言われることが多いのではないでしょうか。

今年はもう少し、深堀りしながら振り返りをしてみませんか?

どのようなことが変化したのか?

そしてそこから、

何を得ることが出来たのか?

新しくはじめたことは?

何を失ってしまったのか?

中断したこと止めたことは?

個人の持つリソースは膨大な記憶の中に眠っています。「知恵・メタ知識」とは、今まで脳細胞に書き込まれてきた情報量に比例していると考えます。どれだけ情報をインプットしてきたのか?ということです。1回のみインプットされた情報に対して、脳は重要性を感じることなく記憶の奥底に堆積してしまっているのかも知れません。けれども、同じような情報が何度ども何度も投げ込まれると、当然、そのものに対する注意度がかわってきます。頻回に使うものを、取り出しやすい位置に収納するのと同じように、情報も脳の出し入れしやすい位置に置かれ、すぐに想起され、関連情報をつなげていくことが出来るのだと私は考えます。

稀少な2020年だからこそ

いつもとは違うプラスの意味を見出せる!

嫌な経験、不安なことが多い年だったからこそ、そのことに意味があり、意識的に「プラスの意味」を考えることに意味がある、私はそう考えます。

心のホメオスタシスを信じる!

身体は常に自己メンテナンスを行い、恒常性・ホメオスタシスを維持しようとしています。心にもその機能は備わっています。そのことを信じることがさまざまな自分の行動への自信につながるのではないでしょうか。

どん底にあると思うとき、落ちきったと考え、自分の記憶を総動員させて後は這い上がるのみ、上を見据えて、脱出しきった時を思い描き、その方法を模索するのみ、自己の持つレジリエンスを信じ、その力を心のホメオスタシスが可能にします。

本来の意味として、健康であることが社会人としていちばん求められることなのだと私は考えます。

※関連ブログ 「レジリエンスとは?」「心のバランスを失うとき、自律神経失調症とは…

3.変化の2020年をキャリアUPにつなげるためにWLBそして

2020年は、誰もが経験したことが無い年となっています。

だから今、書き出してみてください。

❍2020年の意味とは何か?どのような意味があるのか?

自分自身にとって、この1年がどのような意味を持っているのか?ということを考えて明文化してみてください

  • 学んだこと、新しく始めたことから得たことは何か?
  • 手放したこと、失ってしまったことその意味とは?
  • 中断していること、それは来年以降どうするのか?

このようなことを考えるだけではなく、書き出してみてください。そして、1つずつチャンクダウンしていきます。その意味を考え、そこから連想できることも書き出します。

今はすぐには、気づくことがなくても、この先必ず役にたつことがあります。

今年最後に、ワーク・ライフ・バランス(WLB)の定義をまとめておきましょう。

❍仕事と生活の調和 ワーク・ライフ・バランスとは?

●仕事と生活の調和・ワーク・ライフ・バランス憲章

仕事と生活の調和が実現した社会とは、

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」
※情報引用サイト「「仕事を生活の調和」推進サイト」内閣府
1.就労による経済的自立が可能な社会
  • 経済的自立を必要とする者や若者がいきいきと働くことができる
  • 経済的に自立可能な働き方ができる社会
  • 結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて暮らしの経済的基盤が確保できる社会
2.健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
  • 働く人々の健康が保持されている
  • 家族・友人などとの充実した時間が確保できる
  • 自己啓発や地域活動への参加のための時間が確保できる
  • このような豊かな生活ができる社会
3.多様な働き方・生き方が選択できる社会
  • 性や年齢を問われることなく、誰もが自らの意欲と能力を活かせる様々な働き方
  • 様々な生き方に挑戦できる機会が提供されている
  • 子育て介護などに必要な時間を個々の状況に応じたかたちで柔軟な選択できる働き方
  • どのような状況においても、公正な処遇が確保される働き方ができる

とされています。

この内容をまとめながら、今の社会で働く人々は、「ワーク・ライフ・バランス」の実現はなされていないほうが多いよう私には感じられます。COVID-19の感染拡大は確かに懸念されますが、目一杯働いてもいるにも関わらず、生活苦を感じている人が、実際にどれほどいるのか、逆に仕事を奪われ、生きにくく、生きることを諦めてしまう人がどれほどの数実際にいるのか、ということにも、もっと社会全体が意識を向けて欲しいです。

個人に与えられた命をまっとうできる生活を誰もが笑顔で過ごせる社会を私は思い描きたいです。

2020年、今年もありがとうございました。

2021年がみなさまにとって幸豊な1年と成りますことを心から記念致します。

良いお年をお迎えください。

Pure Medical attitude

かたよし 純子

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生理検査アティテュード®からのメッセージ

・健康だという「思い込み」ありませんか?

私は、これまでの人生の中で大きな病気をすることもなく、大過なく生きてきています。自分は常に健康であり、丈夫に産んでくれた両親に感謝しています。

❍身体が悲鳴を上げるとき

実際に寝込むことは数えるほどで、病気もケガも大きなものはありません。体力にも自信があり、自分は健康だから…そう思っています。

それでも、振り返るとかなりのストレス状態であったということを今さらながら感じています。丈夫な身体と体力の影に、心の不健康が隠されていた状態が長かったということが表しているのが、潰瘍性大腸炎、帯状疱疹などの発症が、そのこと表す身体症状だったのだと思われます。

❍遊ぶために仕事をしている…そんな勘違い

振り返ると、私の30代は、息つく時間もないくらい動いていたのです。今だから俯瞰できる自分の行動

仕事を中心として考えていた時代

無意識が仕事を優先していた私の意識は、子どものために休みを消費している、自分は忙しい人であり、それが自分の中の美徳としていたのかも知れません。

子どもの保育園や学校行事などに合わせて自分の休暇を費やす生活、平日は子どもと過ごす時間が少ないという気持ちから、週末は意識的に河原にバーベキューに行き、連休は旅行に出かけ、夏休みは北海道へ1週間、カーフェリーで車を持ち込み移動しながらキャンプをかねて帰省し、冬になると年末年始や週末はスキー場で過ごす…365日そんな生活を続けながら、身体の疲労感から、心のどこかにヒビが入り始めていた、でもそのことにも気づかないふりをしていたのかも知れません。

❍犠牲にしていた自分の心

何のために仕事をしているのか?自由にレジャー消費するためなのか、自分の時間がまったくない事に気づかない振りをしてたのかも知れません。あれもしたい、これもしたい、けれども…子どもの世話があるし、家族のことを最優先し、1万円のコートを買うこともためらわれ、自分のために自分が働いて得たお金も使えない…

何で自分ばかり…?

すべてをやらなければならないの…?

年末近い休日にふらりと目的も無く、ひとりで出かけたことがあったなぁ…そんなことを思い出しています。どうしてそのような行動に出たのか今なら何となく分かるように思えます。

寝不足でも、前日飲みすぎても、体調が芳しく無くても、這ってでも、朝 出勤すればよい!そんな思いが常に意識にあったのです。

❍病んだときに初めて分かる健康の有り難さ

心でも身体でも、その立場にあるとき初めて気づくことがいろいろあります。そして、さまざまなことを考えることもあるのではないでしょうか。それでも人は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のです。

そのことを再度考えること、思いを馳せることで、今の行動を変えることは出来ないでしょうか?

人は学習できます。他者と同じような立場に置かれたときにしか分からない、得ることが出来ない「感情」があります。今まで考えることが無かった立場・環境に置かれたときに、初めてみる景色があり、その環境とともに伴う「心」が見えてくる…

人十分に想像する力を得ることが出来ます。考えることが出来ます。他者や周囲を思いやる心は、人の豊かな想像力から生まれてきます。だから、仲間とともに未来を切り開くことが出来るのだと私は考えます。

今、世界中の人類が、自分に出来る形、自分らしい形で、COVID-19と向き合うことで未来が切り開くことが必ず出来ると信じています。

2021年へのイマジネーション
Pure Medical attitude

生理検査アティテュード®

Junko Katayoshi

今日のまとめ

  • 健康とは身体的、精神的、社会的という多様性において、完全に良好な状態にあること
  • そのために自分により良いワーク・ライフ・バランスを整えることが必須となる
  • 人の循環器の機能は、20歳頃をピークとして加齢とともに年1% 低下する、これは避けられない事実
  • そのために最高酸素摂取量の維持するためにも運動が欠かせない

 

『Pure Medical attitudeからのお知らせ』

『 オンライン』で パーソナルセッション

気になる…だけど…

話してみたい…けれどもすごく高いハードルがある

申し込めない…そんなことが私にもあった

コロナですべてのイベントを閉じた状態での葛藤が続く…しかしながらオンラインをやっと決断した。

オンラインでもつながることが出来る?

オンラインでの会話の経験を重ねたのち…

初めの一歩がものすごく分厚い、高い壁に背後を阻まれて…

断崖絶壁の上に立たされている…そんな気分…

でも、今更ですが、思い出したのです自分自身もそうだった…

顔出ししなくてOKです。話せることだけでOKです。話すだけでどれだけ、どれほど心が救われるか…

電話の先の声が言ってくれた…「おかあさん 大変でしたね…」

涙が止まらなかった…そして、心が少し軽くなった、

そのことを過去の自分が思い出させてくれたのです。声だけでもいいです。聴かせてくださいませんか?話したいその気持ちを

『 オンライン』で パーソナルセッション

Pure Medical attitude

かたよし 純子

●情報引用サイト

『Pure Medical attitude』過去のブログ

●今日のテーマの関連ブログ
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Pure Medical attitude 生理検査アティテュード®

かたよし純子 Junchan♪  ※自己紹介はこちらから

臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級/介護予防運動指導員/米国NLP協会認定NLPトレーナー/臨床心理学 および 基礎エキスパート取得

今日も最後までありがとうございました。