医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪今週も『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。

月・水・金の週3回、1つのテーマでお伝えしていきます。今週は、「時間の管理」を考えていきたいと思います。4月から新しい生活が始まった方も、慣れてきて少し余裕も出てくる頃でしょうか。仕事や勉強とプライベートを上手く回すためには、時間の使い方を見直して見ることも良いかも知れません。何か始めたいと思っているけど、時間ないからなぁ…そんな方にもお勧めします。時間に追われるのではなく、時間を使いこなすために、初めに自分の時間に対する思考のクセを知ることから始めてみたいと思います。

1.自分の中の時間思考のクセを知るための3つのポイント

1-1 時間に対する考え方

1-2 自分に合った、スキマ時間の使い方

1-3 時間が足りないと思っている、本当に足りていませんか?

 

1-1 時間に対する考え方

人は、1日24時間、みんな平等に時間を与えられていますけれど、時間に対する考え方や、感じ方は人それぞれです。このブログのタイトルに興味を持たれた方は、きっともっと上手く時間を使いたいと思っている方や、忙しくて自分の時間が無いと思っている方が多いのではと思います。実際、私自身、もっと時間が欲しいなぁと、思っていたりする1人です。

先週のブログのテーマは、「マインドを拡げる」でしたが、裏テーマには、「もっと自由になる」というテーマを設定していました。私自身、臨床検査技師として資格取得後ずっと常勤で病院勤務、働きながら、結婚、出産、育児という生活をしてきましたが、いわば自他共に「忙しい人」「時間に追われている人」でした。でも今は、自分の時間を自分の思うように使えるいわば「自由人」なのかなぁ~と思うのですが、ここで「自由」とは、何だろうか?という疑問が起こったのです。私は果たして、「今、自由なのだろうか?」という疑問です。それに対する自分の答えは、「心が自由であることが自由人だと思うが、果たして、自分はどうだろうか?」でした。

自由とは、時間ではなく、心が自由であること、分刻みの仕事をしていても時間に縛られない「心のゆとりが自由」だと私は思ったのです。こんな経過が自分の中であり、今週は何を書いてみようか?ということを考えて、浮かび上がったのが「時間」というテーマです。ちょっと時間を見直したいという感覚から、「時間」を決めるのは、自分自身だ、「自分の時間に対する感じ方だ」と思うところからこの「時間管理」というテーマなのです。

周囲からは時間に追われているように見えても、自分で管理が出来ているという自覚が必要なのではないかということなのです。自分の中に時間に対する意識を見極めることが、時間の管理に繋がると私は考えます。ですから、時間を制するために、初めに自分自身の時間に対する思考のクセを意識する、認知する必要が有るのです。

自分自身の行動傾向、過去に遡り、自分の中にどのような時間に対する「クセ」があるのか、ということを知ることです。日常の中で約束の時間、決められた時間に対してどのように感じて、対応しているのかをちょっと考えてみてください。

→ 早めに行動している

→ 時間ちょうど、ピッタリに行動する

→ だいだい遅れてしまう

こんなところにその人の考え方が表れるのではないかと私は思います。絶対に遅れたくないと思う人、時間ギリギリで行動をすることをストレスに感じる人も、逆にギリギリをよしとする人、遅れても気にしない人も、人それぞれ、さまざまな考え方があると思います。

遅れてしまうのは、基本、私に中ではどうかなぁ…とやや否定的な考えがありますが、地域によっては遅れることがあたり前のようなところもあると聞きました。国によってもあるようですね。

約束事の内容にもよりますが、いつも余裕をもって行動するか、1分でも惜しんで行動するかで、その人のい時間に対する考え方や捉えからが見えてくると私は思っています。どれが良いと言うのではありません。時間にたいする感覚や、感じ方、捉え方は、人それぞれです。自分でその習性を知っていることが自分にあった時間管理が出来るのではないかと思っています。

しかし、ビジネスの場では、時間にルーズな人は、いかがなものでしょうか。仕事に対する姿勢もルーズだと思われても仕方がないかと私は考えますし、仕事上のお付き合いはいかがなものでしょうか。

1-2 時間が足りないと思っている、本当に足りていませんか?

さて、自分自身の日常での時間への考え方が少し分かってきたでしょうか。思いついたらパパっと動いてしまう人は、比較的せっかちで、早めに行動しがちでしょうか。私には、比較的そのような傾向が有るのですが、周囲からは、いつも忙しい人だと思われているようです。でも、実際はさほどでもないと自分では思っています。以前は、確かに、自ら忙しいですから…と言っていました。でも、今は少し違っているのに関わらず、周囲の人からは、忙しそうに見られているのは、私の思考のクセが、行動の特長にとして表れているからだと思っています。

ゆっくりマイペースの人は、自分の身体感覚を大切にしているのだと私は思います。目先のことよりも、心地よさ、感情など、自分の内面にフィットする感覚です。日常でも使うことばひとつひとつに対する感覚を大切にしていて、ことばを選びながら発言する。それに対して私の場合は、イメージで浮かんだことをアレもこれも伝えないといけない、と思い込み、気持ちが焦り、早口になる。矢継ぎ早にことばを発していないと何となく不安になるのです。言いたいことはすべて伝えてしまおうみたいな…笑

だから、自分のことばの速さに心も常に急いでいる感覚になっているところがあるのだと思っています。

以前は、足りていないと思う感覚のほうが強く、焦りがありました。しかし今は、実際には思っている、感じているほど足りなくは無いのだと、最近はそのように考え方も変わってきています。

時間が足りないと感じている、思っている方、いつも何かに追われているような感覚があったりしませんか?私自身がどちらかというと、やることはやってしまわないと気がすまない性格です(笑)意思決定が素早く、片付けてしまいたい、ロジカルよりもオプションタイプの思考です。

未来を必要以上に先読みしがちで、起こっていないことをいつもあれこれ心配している。そのために必要ないことの準備までしてしまう。そして、あれもこれもと抱え込む。結果、時間がない、足りない、常に起きていないことに心を病み、辟易してしまっている。私自身、未来志向が強いためか、その傾向があるからよく分かるのです。

イベントに際しても心のどこかに不安があり、準備を山のようにしてしまう。でも、自分の無意識はそんな準備もお構いなしに実行、実践しているのです。すべて自分のリソースに組み込まれていることで、ことは足りていることに気づくことが必要なのです。準備は、必要最低限。今、目の前のことに集中することが一番大切です。自分の中にあるリソースを、どんな気持ちを日常でプレゼンテーションするかを常に意識すれば、ことはすべて足りるのではないでしょうか。

このことを私は、超音波検査の中で学びました。「今、目の前で何が起きているのか?」このことに意識を集中させることがいちばん大切だと思います。

起きていない未来に振り回されている、そんな傾向の方いませんか?「今ここ」に足をちゃんとつけて、自分の必要な行動に意識をシフトしてみてください。きっと見えるもの、目の前の景色が変わってきます。

不意のお休み、与えられたような、突然の時間をどう使っていますか、時間が出来たらあれもこれもやりたいと思いながら、どこまで出来ていますか?そして、与えられた「時間」をまた、無駄に過ごしてしまった、何も出来なかったという、後悔と反省に陥っていたりしているのではないでしょうか。自分の無意識が選択した時間だと見直して見てください。しっかりと休養をとることを脳は必要としています。脳を休めせることも大切です。その理由は「脳疲労」を招いてしまうからです。

忙しいことの弊害は、「脳疲労」が起こってしまうことです。忙しいからあれもこれもと考え続けること自体が「脳疲労」を引き起こしてしまいます。思い込みからの時間が無いは手放したいものです。

 

1-3 自分に合った、スキマ時間の使い方

時間が無い、と思っている方は、スキマ時間を効率的に使うこともお勧めです。時間が出来たときにこれをやろう、あれをやろうと考えていても、出来ないことがほとんどでは無いでしょうか。でも、ちょっとの工夫、30分かかる仕事を10分3回に分ければ意外と出来てしまうのではないでしょうか。「ちりも積もれば山となる」です。通勤時間を使うのも、昼休み時間の5分、10分を使うのも効率的です。30分の確保よりも、5分、10分の確保なら出来るのではないでしょうか。家事には、この方法が思いの外効率的にはかどります。整理整頓に苦手意識が有る方へは、5分間だけ片付ける、タイマー設定の5分間のお片付けが効果的かも知れませんよ。

勉強にお勧めなのが、通勤時間などの移動時間です。通信教育を受けていますが、移動中の時間や、出先でのスキマ時間を利用します。聴覚優位の方には、ICレコーダーもお勧めですね。

健康のために運動したいけど、でも時間がない。そう思っている方も多いのではないでしょうか。そんな時は、エスカレーターやエレベーターの利用を階段にしましょう。なかなかGoodな有酸素運動になります。職場のエレベーターは、階段を利用します。省エネにもなります。交通手段も利用できます。近い距離の移動なら、歩くことを心がけましょう。地下鉄駅間は、意外に近いものです。一駅前で下車して、町並みを楽しみながら私はよく歩きます。多少時間がかかることもありますが、そこから得られるリフレッシュ感の方が多いことが多々あります。歩くという行動は、思考が動くのです。様々なアイデアが閃くことも多いのです。電車移動よりも得ることがプラスであることが多い気がします。「健康によし」、「感性によし」だと思っています。

毎日の時間の使い方、見直すことからスキマ時間が見えてきます。時間に対して、緩急の心を持つことが自身のなかの様々なバランスを保ってくれます。

※以前「時間」に関するブログを書いています。こちらから

 

Time management

<Time management>

 

2.繰り返しが脳に刷り込まれている

毎日忙しい、自分の時間がまったく無い、と思っている方。私がまさにそうでした。結婚後も常勤で働きながら、「家」「職場」「保育園」この3ヶ所を毎日往復するだけの生活。朝起きて、朝食の準備とお弁当を作る。帰宅途中でスーパーを走り抜けての買い物、帰宅後は、そのまま夕食準備。座るのは、食事の時のみ、そんな状態を毎日繰り返す生活、日中の仕事も分刻みの仕事、予約検査と緊急検査の対応で常に時計を睨みつける毎日でした。

子どもの成長とともに保育園と学校行事の予定を調べあげて、先々まで行事予定を休みに組み込み、さらに当直予定が入り、あっという間に1年が終わる。目まぐるしい毎日にまさに「追われていた」時がありました。その習性が、私の時間管理になってしまっていたことに気づくのです。だからその慌ただしさにたいする反発が今の行動志向に表れているように感じています。

リピートされることは、脳に馴染み深く感じるのです、違和感があるような行動にもあたり前のこととして、違和感と受け取られるこうな行動に対しても脳は気づきかないのです。疲れていることにも感覚麻痺が起こっているのかもしれません。そのために、脳疲労が起こっていても、自分では気がつきにくいのではないでしょうか。

時間に対する感覚は、人それぞれです。歩く速さや話すスピードにその人の優先感覚も表れています。優先感覚とは、視覚V・聴覚A・身体感覚Kのどの感覚を主に使う傾向があるかということです。馴染みが深いと理解されたほうが良いと思います。感覚は、バランスよく使ったほうが良いと私は思っています。バランスよく使うためには、自分の日常の行動パターンを自己分析してみることをお勧めします。意外に自分のことを分かっていないものです。忙しいと感じるときには、余裕を持つことで見えて来るものが変わります。いや、見えていることは変わらないのですが、意識する時間があるかないか、意識するための時間を持つか持たないか、この違いで、全く別の脳細胞が活性化されることもあるのです。使う感覚により、使われる脳細胞のエリアが異なるからです。意識と無意識、左脳と右脳をバランスよく使う意識を持ちたいものです。

 

3.日頃のコミュンケーションの癖を見直す  

この優先感覚は、実に自然に行っています。日常のコミュンケーションの場で、けっこう使えるのです。第三者に何かを説明するときに、VAK(視覚・聴覚・身体感覚)を散りばめたことばを使い説明するのです。検査の説明をするときに、よく視覚的なことばに擬音語や体感覚的なことばを合わせて使います。検査のために服をめくり腹部や胸部を出して欲しい時に、手を使いして欲しい動作の格好を見せる、ことばで、「グッとまくってください」とか、身振り手振りや動作で伝えます。特に高齢者には、年齢とともに可聴域が下がるため、ゆっくりと低めの声で伝えます。

日常で会話が噛み合わない、そんな人いませんか?きっと、頭の中のイメージが異なるのです。会話のスピードがあっていないのではないですか。話す速さがゆっくりな人に、早口で伝えてもきっと伝わらないのではないでしょうか。早口な人は、視覚優先の場合が多い傾向が有るようです。話す速さがゆっくりの人は、自分の身体の感覚にアクセスしながらことばを選び、話をする傾向があります。身体感覚優位な方が多いので、感覚的なことばで伝えるときっと聞いていてフィット感があり、理解してくれると思います。温度や触感など感覚を味わうようなことばです。やわらかな、ここちよい、冷たい、ひんやりなどです。聴覚優位の方は、擬音語や擬態語、ブランド志向の場合も多いようです。

この優先感覚を意識すると、自分自身の感性も豊かさを得られます。

 

今日のまとめ

  • 自分の日常の行動から、時間に対する習性を知ることが出来る
  • 優先感覚を知り、馴染みがない感覚を意識し、出来れば行動につなげる
  • 1日の行動を見直すことからスキマ時間は、見えてくる。

 

《関連ブログ》

心の自由『マインドを拡げる』

マインドを拡げる §1 上手くいかない時の心のスキャニング 2017.5.15

マインドを拡げる §2 意外に知らない自分の心                      2107.5.17

マインドを拡げる §3 感情表現することの大切さ                   2017.5.19

・変化のための選択肢 §1 時間の視覚化で変える生活パターン     2017.4.17

・優先感覚「認識してますか?言ったこと 伝わったことの違い」 2017.1.26

 

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今日も最後までありがとうございました。

 

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