今日も 『誰でも元気の出るJunchanのblog』に、ご訪問ありがとうございます。

医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

 

今週の5日間のテーマは、

「新しい環境での新人コミュニケーション」です。

 

桜の定番、ソメイヨシノの開花の頼りが待ち遠しい季節です。

そして、企業も学校も、もうすぐ新年度がスタートします!

 

そうなるとテーマは?  と考え、

やはり「コミュニケーション」でしょうか^^

 

NLPとは? と聞かれ私がよく言うこと、

  • 人とのコミュニケーション
  • 自分自身とのコミュニケーション

この2つです。

 

そして今日は、

  1. 何も知らない、わからない、それが当たり前
  2. 人を育てることも仕事です

 

新たな環境がスタートする側も

新たなスタッフを受け入れる側も

 

ともに『新しい環境』です。

双方から見た「NEW」です。

 

初めに、コミュニケーションの大前提

 

『笑顔には笑顔が返ってきます♪』

 

 

1.何も知らない、わからない、それが当たり前

 

『医療の質はコミュニケーションの質にある』

もう数年前の社会保険医学会で発表したタイトルです。

生理検査室の新人教育、コミュニケーションアプローチ

 

3つのコミュニケーションの必要性をまとめました。

  • スタッフとのコミュニケーション
  • 自分自身とのコミュニケーション
  • 患者さまとのコミュニケーション

 

中でも、スタッフとコミュンケーションはすごく大切です。

 

まず最初に、受け入れる側が「居場所」を創る必要性、

これは、必須だと私は思っています。

 

右も左もわからない新人

物の場所も、スタッフの名前も

職場の地図も頭に入っていないような状況

 

仕事以前の問題が様々あります。

 

そんな状況で、

「何も聞くなよ!」

こんな空気を出していませんか?

 

聞きたくても聞けない...

 

「分からなかったら聞いてください」 と言いながら。

「こんなこともわからないの?」

「学生じゃないんだから、自分で考えて」

「あなたの指導係じゃない」

「さっき言ったよね」

「教えても意味ないし」

 

こんな「心の声」で新人に対応していませんか。

 

いくら表向き隠しても、非言語情報は相手に伝わっています。

聞かないでオーラをバンバン出していませんか?

 

ここまであからさまにことばとしては、言わなくても、

これに近いことを言っていませんか?

 

実際、これらの文言を言われたことがある人もいます。

ことばは、刃物になることもあります。

 

言われた方の心は、大きなストレスとして受け取っていることもある。

そのことを意識してください。

 

 

新しい環境、1日終わるとぐったりでしょう...

 

環境とは「空気」です

 

心を開いて、笑顔で

そして、

 

自然に学べる環境づくりから

 

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『インプットとアウトプット』

この関係性サイクルは学びの必須

これは、大切だと私は思っています。

 

以前お伝えした学習の4段階です。

 

『学習の4段階』とは?

知らない・出来ない(無知の無意識)

   ↓   

知っている・出来ない(意識)

   ↓   

知っている・意識すれば出来る(意識)

  ↓   

無意識で出来る(有識の無意識)

 

この学習の4段階、無意識から学び始め、再び無意識に戻ります。矢印青

 

新人に分かりやすく伝えるということは、

この段階を逆に移行することを行うようなものではないでしょうか。矢印赤

 

自分が学習し、無意識で行っていることが、

理論的にきちんと説明できますか?

 

 

自分の無意識から自由自在に情報を取り出し、意識的に

その情報をまとめ、相手がきちんと理解できるように、

分かりやすく噛み砕き、詳細に伝えることが出来るか否か。

 

そこでの自分自身のスキルの理解度が分かるのです。

 

認知からメタ認知として、応用することが出来るか否かです。

これは、自分自身のスキルにつながります。

 

再構築し、詳細に説明できるまで自分が理解しているか否か

 

何気に毎日スキャンニングしている超音波検査。

無意識レベルで行なっているスキャンニングでした。

 

私は多くの人に超音波検査を教えてきました。

初めのうちは、「見て覚えて! やるしかないから~~♪」

 

これ、ひどいですよね...笑

 

でも、それに近い状態でした。

 

無意識で行なっている動作を、伝えようとすると、

意識レベルで言語化するのが結構難解なのです。

 

教えることは、学びとは別の作業です。

 

自分自身のスキルをさらにUPさせたいと思ったら、

若い後輩たちの指導をしてみてください。

そこから新たな自分自身の進化が得られます。

 

教えることは、自分自身の学びです

 

私は、そう考えています。

 

 

Freshman education

 

 

質問されて、自分なりに説明する。

この作業、明確に答えられるまで理解していますか?

 

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2.人を育てることも仕事です

ことわざで、 「門前の小僧 習わぬ経を読む」

 

ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。

環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。

 

新人や後輩に教えることは余計な仕事だ

こう考える人もいるようです。

 

社会の中で年長者や先に行くもの、先人者たちは、

後に続く人材を育てるのも社会人としての役割だと私は思っています。

 

さらに、

教えることは自分の学びになると考えています。

 

そして、

新たな環境の場では、「門前の小僧」であるべきだと、

このことわざの意味は、学ぶ側の姿勢であるべきと受け取るように感じます。

 

「門前の小僧」の姿勢は受け入れてもらう側、

つまり教わる立場の者の在り方として、必須の姿勢だと思います。

教わる側は、周囲のキャリブレーション(観察)することが必須です。

 

1から10まで、手とり足取り、受け身では、

それは、先輩たちには、お荷物でしかありません。

 

常に周囲の動きを観察し、必要なことは記録し、

見ていてわからないことは逆に質問をする。

 

理解しようとしないと質問は出来ません。

この場合の質問「疑問」

わからないことが、わからなければ質問は出来ないですよね。

 

教える側、受け取る側

双方のオープンマインドでラポールが築けます。

 

ラポールとは、信頼関係と言われますが、広義の意味です。

このことは、またのちほど。

 

自分との会話が、次のステップアップに必要になってきます。

  • 今日1日、何を学んだか?
  • わかったことは何か?
  • そこから生まれた疑問は何か?

 

 

 

明日は、この

「自分とのコミュニケーション」を考えていきましょう!

 

 

今日のまとめ

  • 笑顔には、笑顔が返ってきます
  • 新人を心から受け入れてください
  • 教えることは大きな学び、スキルUPしたければ教える

 

今日も最後までありがとうございました。

 

※ご意見・ご質問は、こちらからお気軽にどうぞ

みなさまのお声を楽しみにしております。

 

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かたよし純子 Junchan♪

 

 

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