『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

自分を知って、マインドを拡げる、もっと自由になることが今週の目標です♪先にお伝えした、1日目は自己対話の方法2日目は変容のためのステップ、そして今日は、豊かな感性を、育てることのお勧めです。日常で意図的に自分の感情を出すことにためらいがあるという意見が、なるほどそうかも知れません。演じることに抵抗がある、そうかもしれません。でも、その思い込みを一旦外すと思いの外、自分の表現力が上がるのではないでしょうか。今日はそんな、ワンランク上のトライを考えて見ましょう。

 

1.成りきることで、変容スタートまでポイント3つ

1-1 出来ないことに対する意識改善

1-2 心と行動の関係性

1-3 ゼロからの推進システム

 今日のプラスα

2. 出来るところからステップをつくる

3. ハッタリやポーカーフェイスも大切だという時がある

 

1.成りきることで、変容スタートまでポイント3つ

1-1 出来ないことに対する意識改善

前回のブログでは、自分自身と対話をすることをお勧めしました。自分の心に気づくことのお勧めです。

与えられている課題が上手くいかずなかなか出来ない、そんな時には、みなさんはどうしていますか?恐らく、出来ない状況にドップリ浸ってしまっているのでしょうか。自分の中でどのような会話を聴いてみてください。前回の自己対話です。上手く行かない、何で自分は出来ないのだろうか、周囲からも無能呼ばわり、自分には荷が重すぎる、ムリだ、何度やっても、いつまでたっても上手く出来ない、才能が無い、時間の無駄、無能な人間、存在価値もない、いなくても誰にも気づかれない…

こんな自己対話になっていたりしませんか?とんでもないことです!自分で自分は「出来ない」と決めたら何も出来ません。脳に「出来ない」と伝えているわけですから。

前回お伝えしたこと、事実は変わらない

『失敗してしまったという感情を結びつけるか、

今日の事実から何が学べたかというポジティブな感情を結びつけるか、

この違いは大きくことなる』

そんな時にこそ客観視してみることです。自分の行動を客観視して、他人を見るようにしてみることです。眼の前にいる自分自身は、どのように見えているのでしょうか。

そして、初めにことばを変えることからです。難しい、大変、自分にはムリと言うことばをやめることからです。簡単ではないけれど、やりがいがある、ハードルは低くは無いけどなどに変換してみてください。そこからです。ことばを変えると気持ちが変わります。気持ちが変わると行動が変わります。意識を変えることで、行動変化を促すことが出来るのです。

客観視した自分に、行動変化を促すことばをかけてあげてください。

そして、心のブレーキを離してください。出来ないという思い込みのブレーキを外さないかぎりは、「出来る」にチェンジ出来ません。どうして上手く行かないのかということ、今、出来ることを考えてみるのです。今日は何が出来たか、何を学んだか。そして「出来る」を積み重ねていくのです。

 

1-2 心と行動の関係性

NLPの前提に、「心と身体はひとつの有機システム」というものがあります。心と身体は、システムである、つまり、どちらかがトラブルを抱えると、システムダウンをしてしまう。バランスが大切であるということ。

私は、両親からけっこう丈夫な身体を授かって生まれてきました。病気らしい病気は、無かったと言えます。ここ数年風邪も引いていません。「私は風邪を引かないことにしている」とよく言っているほど(笑)

それほど丈夫な私でも、寝込むことが数回、それは大きなストレスを抱えてメンタルに大きなダメージを受けたときでした。1度は、インフルエンザに罹患し、強制的に休養せざるを得ない状態でした。子ども2人を連れて、別居がスタートして約1年後のこと大きな転換期でした。他には、断捨離のときでした。自宅の建て替え、夢のセミナールームへのステップでの過程で、別居後越してきた家の断捨離、ほぼ10年分の過去の断捨離を連休中ずっとやっていました。連休最終日に腹痛と発熱でダウンし、強制休養状態。動くことすら出来ない状態、食べられず、動けず、復調まで10日間かかりました。いちばんつらい時期の10年分の過去の精算は、自分では大丈夫だと思っていたけれど、思っていた以上にきつかったようです。

大きなストレスを抱えている時、思っている以上に体力も消耗しているのです。身体が休養を欲していることを、元々体力があると、自分は大丈夫だと過信してしまう、必要以上にムリをしてしまうのです。

自分の身体のサインを知りましょう。肩が凝る、腰が痛い、腕が痛むなど、身体が痛みを訴える時は、サインを出しているのです。ストレスから私は、緊張性頭痛を起こします。恐らく、うつむきがちな姿勢が続き、肩凝りから頸に負担がかかるからでしょう。エコーから来る疲れは腰痛か腱鞘炎です。自分の身体のサインを知ることで、早めに休養を撮ることが出来るようになります。ムリをしても成果は出ません。むしろ逆効果で、早めの休養を取ることで、効率的に仕事もはかどります。

耳閉感、耳が聞こえにくいという方、「聞きたくない」という心のサインのこともあります。突発性難聴のお話を月曜日にしていますが、お読みいただけたでしょうか。ストレスが原因のことも多く見られます。めまいと難聴を伴う方も多くいます。

腹痛、下痢の症状や発熱や頭痛も見られます。どこに症状が出るかはその人によって異なります。その人の身体の弱い部分に症状が出てくるのです。超音波検査をしていると決まったような時期に具合が悪くなり、検査に見える方がいます。検査をしても特別に異常所見はいつも見られないのです。でも、ご本人は辛いのです。こんな時は、メンタルからの症状だと私は思います。

心にストレスを感じたとき、感情のリセットには、身体を動かすことをお勧めします。姿勢と心も繋がっています。落ち込んでいるときに、どのような姿勢をしているかを考えてみてください。上を向いて落ち込んでいる人はいないのではないでしょうか。気分が滅入ってきたら、姿勢を正してみてください。そして、両手を挙げて天を仰いでみてください。それだけでも気分が変わるのではないでしょうか。

自分の身体の声を聞いてください。自分の呼吸に意識する。緊張し、ドキドキした時は、深呼吸と言われます。その理由は、呼気(吐く息)とともに、心拍(脈)は、ゆっくりになるからです。吸気(吸う息)で心拍は速くなります。息はなるべくゆっくりと吐きます。呼吸を整えると、脈も落ち着くのです。脈が落ち着けば、心も落ち着きます。人が唯一自分で意識して、調節出来る臓器です。

そして、体幹を意識し、関節を意識し、筋肉を意識する。姿勢を整えましょう。姿勢が悪くなるとメンタルも歪みます。真っ直ぐな身体に真っ直ぐな心が宿るのではないでしょうか。

 

Balance of mind and body

 

<Balance of mind and body>

 

1-3 ゼロからの変容ステップ(推進システム)

ここまで、マイナスからプラスへのチェンジ出来たでしょうか。思考を変え、行動を変えることで、プラスにまでならなくても、ゼロになることができましたか?ゼロからのスタートを始めましょう。踏み出すには、大きなPowerが必要です。自分の中にあるPowerを信じましょう!そして自らの力でそのPowerを引き出すのです。そしてそのPowerを充電していくような感覚です。少しずつボルテージを挙げていくのです。

以前、人は、欲しい感情を得るために行動をしているのだ、怒るために大声を出しているということをお伝えしました、アドラー心理学の「目的論」です。ステート(状態)のワークで、感情を出すことをためらう方を多く見かけます。「恥ずかしくてそこまで出来ない」という感覚です。感情表現することへの抵抗感、を払拭するためのご提案です。初めに行動を起こすのです。行動することで、そのときの感情移入が出来るようになるのです。笑っているうちに楽しくなりますよね。

変容への感情ステップです。

【Hesitation】 でもなぁ…変わりたいけどなぁ
【Frustration】変われないことへの欲求不満
【Impatient】 ウゥ…どうしよう、やろうか、でも、いや…ウゥ じれったい!
【Impatient】 変わりたい! 欲求、願望
【Go for it】  目標に向かって進む(努力する)

 

この段階的な行動表現をまず、行ってみてください。そして、行動から感情移入へと段階を追いながら移行していきます。きっと、自分の感情を表に出すことへの抵抗感も、この段階徐々に追うことで解消されるのではないでしょうか。

この5段階のステート(状態)表現を、NLPワークの中でおこないます。全身を使い、表現するのです。それぞれの段階の感情を身体全体でその状態に入り込みます。しっかりと味わってみてください。自分の感情を表に出すことにためらいがあっても、1人でなら出来るのではないでしょうか。それぞれの段階を、頭の位置、角度、表情、手や足の使い方、姿勢などの全身です。全身で感情表現してみてください。場所を決めて、その段階を味わうのです。

今週の裏テーマ「自由になること」とは、時間の自由さではなく、心が縛られること無く自らの感性を拡げることだと私は思っています。自分の人生を自分で見つけ、自らの意識で自分の人生の主役を演じることです。

 

2.  出来るところからステップをつくる

いかがでしたか、5段階のステップを味わうことが出来たでしょうか。この、感情の5段階スタートが自然に出来るようになることで行動に移せるようになるのではないでしょうか。豊かな感情表現は、自らの感性を育ててくれると思いっています。

先日のNLP練習会で、感情表現をすることが苦手だという方が何人かいらっしゃいました。確かに全くなにもない状態で、喜怒哀楽をいきなり表現することには、抵抗感を感じ、ムリだよというようなこともわかります。以前の私がそうでした。でも、喜びを表現する、両手を目一杯挙げて、手の指もしっかりと開き、バンザイをして、仰ぎ見る。口角を挙げて大声で叫ぶ!「わおぉ~~~!」いかがですか? 楽しくなってきませんか?

人は、楽しいから楽しい行動を取るのではなくて、楽しくなりたいから行動するのです。映画をみるのが趣味だとします。映画をみることで、感動したり、好きな俳優が見てドキドキしたりしたいから映画を見るという行動をしているのではないでしょうか。欲しい感情のために行動するのです。

「変わりたい」という気持ちが有るのなら、変わることでどうなりたいのか?どのような感情が欲しいのか、ということを考えてみてください。その感情のために変わるための行動をするのです。すこし複雑でしょうか。変わることでどうなりたいか?ということのためになら行動出来るのではないでしょうか。だから「Go for it!」という行動開始のための感情の表現をためらわずにやってみて欲しいのです。

演じることが苦手、抵抗感があった私が、NLPワークをしていくことで、演じる、感情表現をすること、がだんだん楽しくなってきたのです。思い出したのです。高校の時の文化祭で、アルベール・カミュの小説「異邦人」から脚本を起こし、自ら演じたことを思い出したのです。演じることの楽しさを知っていたのでした。

人は、自分自身の人生を毎日演じているのです。

感情豊かな毎日を、自分自身の人生を素敵に演じませんか?

 

3. ハッタリやポーカーフェイスも大切だという時がある

女優は、仕事で演じています。役者として、役柄の人物になりきり、ストーリーを、感情を込めて演じています。だから人は、その感情を演じられているストーリーに感動することが出来るのです。そして、女優になることも必要なときがあるのです。

私は、検査技師として病院で様々な検査をしてきました。検査をしている技師が、おどおどと、しどろもどろの説明で、ぎこちない様子で対応されたらみなさんどうですか?不安になりますよね。診察している担当の医師が挙動不振で「本を片手にえ~と…」と始めたら逃げ出したくなりますよね。

誰でも初めての時があります。病院の医師や技師は、命の関わることもありますから、全く1人で初めては、ないと思いますが、心臓バクバク、心の中で「どうしよう…」というような緊張した状況は有るかと思います。新人に教えるときによく言います。ハッタリも大切だと、言っています。ハッタリと言うと聞こえが悪いですが、勉強して、練習してということは必要以上に、十分に行っているのです。その上での対応ですが、やはり緊張はあります。その時の「ハッタリ」です。いわば、「自己暗示」や「イメージトレーニング」を十分に駆使して、身振り手振り表情、出来るというステート(感情移入)に入り込むのです。そう、女優になり熟練のプロをちゃんと演じるのです。演じることで、真のプロフェッショナルへと成れるのです。プロの技をモデリングして、そのモデリングしたプロを演じるのです。それが目標達成への早道となるのです。

そして、もう一つ大切なこと、プロはポーカーフェイスを装うことが大切だということ、不安を見せるとお客様は不安になったり、イラッとしたり、不愉快な思いをします。人は、思っている以上に、非言語をキャッチしています。

日常、何気なく発している自分の感情にも気を配りたいものです。

 

今日のまとめ

  • 「出来ない」ということばを変え、意識を変える
  • 心と身体はつながっている、バランスを意識する
  • 身体全体で感情表現をしてみることで、ブレーキを外す。

 

<今週のblog>

『マインドを拡げる』

<今日の関連サイト>

・目的論 「腹が立つ!怒りと行動どちらが先?」 2017.1.16

 

今日も最後までありがとうございました。

 

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