元気&HealthのJunchanのblogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪ 今週のテーマは「春 Spring」4月も2週目に入りました。日本ではやはり新年度、さまざまスタートの時期でもあります。学生は、入学や進級、新たな人間関係の形成や環境の変化がある時期、社会人も新たな人を迎えて、空気感が変わるなど、多くの変化がある季節、体調を崩しやすい時期でもあります。そんな春を季節的に、心と身体の両面から今週はみていきたいと思います。自己メンテナンスが必須となる時期だということをお伝えできればと思います。自分の身体はもちろんのこと、家族の健康にも気遣う立場からもアドバイスできたらと思います。

1. 最近よく聞く「春バテ」を理解するポイント3つ 

1-1 春 Spring:スプリングの意味とイメージとは? 

1-2 「春バテ」ということば聞いたことありますか?   

1-3 春を楽しく過ごしましょう  

今日のプラスα

2.温度変化から守ってくれる体温調節機能を知る

3.三寒四温は、冬の季語だそうですが。。。

  

1. 最近よく聞く「春バテ」を理解するポイント3つ 

夏バテならぬ、「春バテ」ということばがあるのですね。ことばの多さに唖然ともしますが、ある意味納得できる「春バテ」です。

1-1 春 スプリングの意味とイメージとは? 

春が待ち遠しくて、温かくなり春分の日が過ぎ、夜明けが早く、夕暮れが遅くなると、私はそれだけでルンルンなのです。でも、今年の寒暖差にはいささか身体がついていかないなど…そんな方も多いのではないでしょうか。

【春とは?いつ?】

どうでも良いことかもですが、豆知識として…春とはいつを示すのでしょうか?太陽暦でいうと3月から5月まで、二十四節気では春分の日から立夏の前日までだそうです。今年の立夏は、5月5日なので、今年の春は、3月21日から5月4日が、春ということになります。

「春夏秋冬」ということばからも、春は、始まりを示し、お正月、新年を初春と表現したりしますよね。そして、英語ではスプリングSpringです。Spring の意味は、  (goo辞典より)

  • 動詞 :跳ぶ、跳びはねる、跳び上がる、(急に)はじける、跳ね返る、わき起こる、急に吹き出す、噴出する、芽を出す
  • 名詞 :跳躍、飛び立つこと、跳ねる、反動、弾力、弾性、柔軟性、勢い、元気、活力、張り、はずみ、スプリング、ばね、反り、源泉、根源、動機、鉱泉、青春、始まり、幕あけ
  • 形容詞:春らしい、バネの有る、バネじかけの、跳ね返る

などの意味があります。調べるだけで楽しくなるのは、私だけでしょうか(笑)

【パーソナルカラーの意味】

私のもう一つの顔、イメージコンサル目線からも「春」の持つイメージがあります。人のもつイメージは、「形」「デザイン」「素材」そして「カラー」で診断していきます。個性を示す構成要素としてのカラー診断が「パーソナルカラー」となります。色の持つイメージもとても大きいのです。

私が学んだパーソナルカラーは、「Spring 春」「Summer 夏」「Autumn 秋」「Winter 冬」の4シーズンで分けられます。その中のSpring 春のイメージは、鮮やかな明るい色調の、エメラルドグリーンや、元気なイメージを持つ、ビビッドなイエロー、の黄色若アクティブなイメージの明るいマンゴオレンジ、トルコ石のような鮮やかな緑味のブルーなど、彩度(鮮やかさ)、明度(明るさ)の高い黄色みをもつ色たちです。春の花壇の色をイメーシして戴ける良いかも知れません。パーソナルカラーにSpringを持つ人は、外見的な個性としての印象にもそんなイメージを持つともいえると思います。イメージコンサルも、なりたい自分イメージへとご希望が、パーソナルセッションとしていつでもお受け致します^^

Spring 春のイメージ

春は、始まりを表す意味もあり、躍動感や沸き起こるイメージをもちます。高揚感も感じる春、その春のイメージとは裏腹に、春バテということばがあります。春の前置きはこのあたりで、今日の本題「春バテ」にまいりましょう。

 

1-2 「春バテ」ということば聞いたことありますか?  

春バテということばがあることをご存知でしたか?夏バテならぬ春バテです。そして、この春バテにも意識を向けたいものです。

【今年の気温変化とは?】

今年は、一気に春になったように私は感じています。そして、メディアでも実際に春バテの人が多いと言われているようです。さまざまストレスを感じる季節に、プラスされる温度変化が影響しているようです。Goo天気に都内の最高気温と最低気温を見つけましたので下記のグラフと表をにしてみましたので参考にしてみてください。最低気温、最高気温の差が、7℃以上あると春バテの症状が起こりやすいとされています。

今年の最低気温と最高気温

 

最低気温と最高気温 グラフ

<最低気温と最高気温 2018年 東京都>

一目瞭然かと思います。今年の温度差のアップダウンの激しさは、例年よりも激しいとされています。そして、体調不良を訴える人も多いとか言う話をききます。

【ルンルンの春♪、最大のストレッサーとは?】

今週のテーマを考えながら、春に起きやすい体調不良を検索していると、引っかかったのが「春バテ」ということばでした。夏バテならぬ、春バテなのです。そうです、春の、特に今年のアップダウンの激しい温度差にみなさんついていけていますか?

上記のグラフでみてもよく分かるように、1日の中での最低気温と最高気温の差が10℃以上の日が、連日のように続きます。そして、1日の気温差が無い日は、前日との気温差が非常に極端な気温で真冬のような寒いでした。前日の装いででかけてしまうとアウトです。1日震えて過ごすことにもなりかねません。この様な温度変化を示す日が今年の春は、ザラにある状況なのです。

この気温変化が春バテを引き起こす最大の原因とされています。気温が不安定な時期に身体がついていかないのです。温度変化も身体にとってかなりのストレスとなります。人の身体は、温度差に対しても恒常性を保とうとする働きを自律神経と内分泌で行っています。寒いと感じる時、頚をすぼめて、身体を無意識に縮こませる反応していませんか。血管を収縮させて体温を逃さないように反応しているのです。最低気温と最高気温の差が7℃以上あると、身体はストレスとして感じます。

【寒暖差以外のさまざまなストレスの春】

新人はもちろんのこと、受け入れる側もそれなりのストレスが生じています。人が変わると新たなコミュニケーションが必要となります。そして、新しい仕事に就くこともあるのではないでしょうか。以前のブログでもお伝えしましたが、人が感じるストレスには、いろいろあります。ストレスの原因となるものをストレッサーといいます。このストレッサーは、その原因から大きく2種類にわけられます。

〔外因性ストレッサー〕
  • 物理的ストレッサー     寒暖の差、騒音、高低音などによる刺激 など
  • 社会的ストレッサー     経済情勢の変化、人間関係の変化
〔内因性ストレッサー〕
  • 心理的・情緒的ストレッサー 緊張、不安、悩み、焦り、寂しさ、怒り、憎しみなど
  • 生理的・身体的ストレッサー 身体的、生理的なもの 疲労、不眠、健康障害 など

このようにストレッサーは、コミュニケーションの問題だけではなく、生活環境などの要因も生じます。春はこの外因性ストレッサーもさまざまな影響を及ぼすと考えられます。そして、外因性ストレッサーとしの社会環境のみならず、身近な問題、課題としての家族関係でも季節性の変化が影響しやすい時期でもあります。親ならば子どもの学校などの生活環境の変化を、子どもを通してその感情に触れたり、子どもに関係した新たな人間関係も生じてきたり、家族の社会的な変化が、間接的に関係しあいさまざまなストレスへと波及したりすることもあると考えられます。

〔ストレスから生じるストレス〕

そして、外因性ストレスが内因性ストレッサーを作りだすこともあります。外部から受けたさまざまな因子が精神面に影響することもあります。日中のストレッサーを考え続けるあまり、不眠の原因となり、悪循環を生み出します。慣れない人混みの通勤や交通機関の混雑、電車の遅れもストレスの原因になることがあるのではないでしょうか。

私には、朝の通勤混雑がすごくストレスでした。電車の遅れもすごく気になり、途中で運転中止のために他の交通手段を考えたり、遅れることを懸念して、仕事へ差し支えることが無いように配慮したりと、あらゆることを想定して考えたりしてしまいます。また、その様な状況を避けるために異様に早く出勤している方もいるのではないでしょうか。長い通勤時間かけている人も少なくありません。これらもまた、身体への負担となり、不眠につながることや、疲労の蓄積原因となることもあります。ストレッサーは、ストレス同士も影響していることを意識しないと雪だるま式にどんどん膨れ上がることがあるということをます知り、理解していだけたらと思います。このように人は常にさまざまなストレスと接していることが理解できるのではないでしょうか。

 

1-3 春も楽しく過ごしたい!

春バテは、気温の変化、寒暖差がもっとも大きい要因とされています。春バテの症状とはどのようなものがあるのでしょうか?

【春バテの原因と症状とは?】

春バテは、気温差の大きい春に起きやすい寒暖差疲労と同じ様なイメージとして捉えられています。人の身体は、微妙な温度変化に対しても、体温を一定に保つ働きをおこなっています。気温、温熱条件に対する反応ホメオスタシス(恒常性維持)の働きです。この温熱条件の説明は、今日のプラスαのところでまとめますので合わせてお読み戴けたらと思います。

春バテの症状には、身体のだるさ、胃腸の具合が悪くなる、さらに便秘、不眠、過眠、頭痛、イライラ、不安感などの症状が多いようです。これらの症状をみていくと自律神経が関与していることに気づく方もいるのでは無いでしょうか。

〔体温調節をおこなうホメオスタシスとは?〕

気温が上昇した暑い日には、体温が上がらないようにし、逆に寒い日は体温が下がらないよう、人の身体は常に体温を一定に保つように身体が調節しています。その機能は、自律神経と内分泌機能により行なわれています。今年のように寒暖差が大きいと、自律神経が気温の変化の激しさに追いつけなくなるのです。さらに花粉症などの要因や、上記に上げた、内因性のストレッサーも加担したり、身体も休まる暇がありません。常に交感神経優位の戦闘状態となっているのです。自律神経が追いつかない状況が春バテの原因とされ、さまざまな不調を引き起こしているとされます。

【自律神経のバランスを取り戻すには】

4月 新年度がスタートして今日から2週目です。春バテに対してどのようなことに気をつけたら良いのかをまとめていきましょう。春バテの人は、めまい、肩こり、首こり、頭痛、全身の倦怠感、そしてやはり女性に多くみられるようです。

  • 身体の不調:肩こり、手足の冷え、便秘や下痢、疲労感、倦怠感、めまい、眠気、不眠、過眠 など
  • 心の不調 :不安感、憂うつ感、抑うつ気分、イライラなどの気分の落ち込み など

春は、温度差からの自律神経の乱れが起きやすい時期でもあります。寒暖差以外のストレスマネジメントも大切な予防策となります。症状は人によりさまざまですが、身体と心の両方に出る人もいます。外因性ストレッサーと内因性ストレッサーとが相乗的にあらわれないように、内因性ストレッサーを出来る限り排除することが予防のためには必要です。

〔自律神経のサポートを自分自身でも意識する〕

自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、両者のバランスを整えることが大切です。この自律神経が全身のさまざまな働きをコントロールしてくれています。交感神経と副交感神経には、下記の表のような働きがあります。初夏のような気温上昇がみられる日は、交感神経優位となります。血管を拡張させ、身体から熱を発散させます。逆に、寒の戻りなどで冷え込むと、副交感神経優位となり、血管は収縮し、熱の放散を避け、体温を維持するために下がらないようにします。このような機能はごく一部ですが、目まぐるしく体温調節のためにこの機能がフル回転しているといっても過言ではありません。このことをちゃんと理解して、自分の身体を労る工夫も、春バテから身体を守るためには必要です。

〔花粉症も追い打ちをかけている〕

自律神経は、日常でもさまざまな反応をしています。気温差に対して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起きることがあると思います。冬場急激に、温かい部屋に入ると鼻水が出ることがあるのではないでしょうか。鼻粘膜でもちゃんと体温調節としての役割を担っているのです。(※関連ブログ「かぜとアレルギーの鼻水」)

鼻水の症状は、寒暖差アレルギーとも考えられます。寒暖差アレルギーに関しては、次回まとめていきたいと思います。ただし、このアレルギー反応にも自律神経が関わっていますし、花粉症ももちろん身体には、ストレスだということも覚えておく必要があります。

【春バテ対策】

自分で出来る自律神経の整え方を覚えましょう。自律神経は、下記の表のように、血管、汗腺、消化器、循環器など、身体中の全ての臓器に関わりコントロールしています。この交感神経と副交感神経とがバランスを保ちながら人の身体の均衡を保っています。この機能のバランスが崩れると、体調不良となるさまざまな不調が起きるようになります。

自律神経と身体の働き

<自律神経>

〔炭酸ガス入りの入浴剤〕

炭酸ガス入りの入浴剤を用いた入浴、温めのお湯(38~40℃)に10~20分、温浴効果を高める効果があり、末梢血管の拡張により、血流を促し、体温をあげる。寝る前の入浴により、副交感神経を促進させ、寝つきをよくして睡眠の質を高める効果が期待できます。熱いお湯での入浴は、逆の効果になります。

〔 頚を温める工夫をおこなう〕

寒さを感じない工夫として、太めの血管が走行する部分を温めるようにする。頸部、手首、足首、腹部、腰、太ももなどを温める。そのための服装を意識することが重要です。見た目も大切ですが、ジャケットやカーディガン、ストールなどでの対応を心がけるようにする。

〔食事も大切です〕

冷たい飲食を避け、温かいものを摂取し、食事はよく噛むことが大切です。よく咀嚼することで、内臓脂肪を燃焼させ、体温を上昇させるホルモンの分泌が促されます。

  • 寒暖差の感じにくい外気温を意識した服装や対策のを心がける。
  • ストレスをため込まない。その日の疲れはその日の内にリセットする。
  • 睡眠の質を上げることを意識する
  • 十分は睡眠を取る、眠気は身体の休養サインです。
  • 蒸しタオルを用いて目元を温める(副交感神経優位に導く)
  • 入浴剤を用いて、温めのお湯(38~40℃)でゆっくりと温まる

【毎日気にする天気予報、その理由とは】

天気予報を気にする方は、どれくらいいるのでしょうか?私はけっこう気にするほうです。お天気はもちろん気になりますが、それ以上に「温度」を確認します。とくに春先のこの季節は特別に気にかけます。そして、その気温と、お天気で外出時のスタイリングを決めるからです。その理由は、自分のパフォーマンスが温度差で左右されたくないからです。とくに寒さは、筋肉量が少ない高齢者や女性には大きく影響します。

気温の上昇には、脱ぎ着できるスタイリングで、ジャケット着用が必須のときは、インナーでの調節もします。気温が低めの予報の時は、ストールで調節をしたりもします。バッグにストール1枚準備しておくだけで随分役に立つことがあります。夏場の空調による冷え対策にもストールは役立ちます。

※関連ブログ

 これ以外にもさまざまな解消方法をご紹介しています。

【医療の質とコミュニケーション】

生理検査アティテュード®からのメッセージ

「医療の質はコミュニケーションの質にある」以前、学会で発表したタイトルです。新人敎育の第一歩として、新人を受け入れる器をつくることが大切だというメッセージを込めました。

〔苦い経験からの学び〕

私の中のミスコミュニケーションのひとつとして、新人の指導を任せきりにしてしまい、その結果退職につながってしまったということがありました。詳しい情報は、控えますが、医療にいちばん必要なのは信頼できるチームであるということです。それは、新人の受け入れるための器を全員で作るということです。

〔聞ける空気感の大切さ〕

初めてのことこそ、人は期待と不安を併せ持っていると私は思っています。はじめての場所は、知らないことばかりです。そこにはもちろん頑張ろうという期待感やワクワクするような感情もあると思います。それと同時に不安感もあります。そこで、受け入れ側がどのような対応や言葉掛けをするかで、チームが作られつと私は思っています。検査技師は、ある意味個人商店と同じだと私は思っています。だからこそ個人同士が協力しあって行くことが望まれるのではないでしょうか。気楽に何でも質問できる空気感です。

〔ミスコミュニケーションの空気とは〕

先日のこと、私がいつも行くお店があります。もうかれこれ10年以上になるでしょうか、定期的に訪れる場所です。人の入れ替えがあり、その新人さんのミスマッチなコミュニケーションが私のセンサーが…そして、オーナーのボヤキがあり、その原因を感じたのです。新人さんの非言語コミュニケーションにその場の空気感を感じた瞬間でした。そして、その違和感が、その店舗全体の空気を変えていたのです。

空間イメージ、居心地の良い空間とは、その場の人で作られると私は思っています。どんなに腕のよい超音波検査士でも居心地のよい空間が作ることができないと、最良の検査を行うことはできないと私は思っています。ちゃんと受ける側の心を受けとめていることはもちろんなのですが、それ以前に検査室の空気感がすごく大切だと思っています。それを作るのが、ひとりひとりの個性が合わさったハーモニーを作りだすことが大切だと私は思っています。新人を受け入れる空間を作るのは、先人たちの約目です。技術指導ももちろんですが、空間のもつ居心地の良さを作るのも役割だと私は考えています。

 

2.温度変化から守ってくれる体温調節機能を知る

人の体温調節に関する以前のブログを再掲しておきましょう。

【人の恒常性維持、体温ホメオスタシス】  

人は、さまざまな条件から温度を感じています。そして、その感じ方にも個人差があります。同じ空間に居ても、ある人は心地よい温度だと感じますが、ある人はすごく寒いと感じる。真夏のオーランドのセミナーに行ったときのこと、「オーランドは寒いからね」と言われたのです。真夏なのにどうして?冷房がガンガンに効かされているために、日本人の多くは、真冬のような出で立ちに、薄手のニットは必須だったのです。でも海外からの参加者は平然としている。休憩時間の外の暑さが心地よく感じたことを今でも記憶しています。

「気温」「湿度」「気流」「輻射熱」この4つの温熱条件で人は暑さや寒さを感じ、このさまざまな温熱条件から私たちの身体は、ホメオスタシス、体温調節機能で体温を一定に保ってくれています。健康な人は、上記のような温熱条件の元でも一定の体温を保っています。それは、以前にもお伝えした、ホメオスタシス(生体恒常性)があるからです。私たちの身体の体温は、常に代謝機能を円滑に行うための温度、約37℃前後に保たれるように外気温の変化に対して、産生される熱産生量と、熱放散量とのバランス調整をおこなってくれているのです。

人は、身体の皮膚の温度受容体から温度刺激を受け取ると、脳の視床下部の体温調節中枢に温度情報として送られます。視床下部の体温調節中枢では、送られた温度情報の内容に応じて、熱産生または、熱放散を促進または抑制して体温調節をおこないます。この体温調節は、自律神経と内分泌とによって支えられています。(ホメオスタシス)

体温調節 ホメオスタシス

 

<体温調節 ホメオスタシス>

〔高温の時〕 身体から熱を放散させて体温を保つ
  • 皮膚血管を拡張させ皮膚温度を上昇させる
  • 発汗を促して熱放散を高める
  • 骨格筋や肝臓の熱産生を抑える

※限界を超えると体温上昇が続き熱中症を引き起こします

〔低温の時〕 身体から熱を奪われないように保温機能が働き体温を保つ
  • 皮膚の血管と立毛筋を収縮させ、皮膚からの熱放散を減少させる
  • 筋肉の収縮、肝臓の代謝を促進させ熱産生を増やす

※極度の寒冷下ではバランスが取れず低体温症で凍死(直腸温が35°C以下)に至ることもある。

 

3.三寒四温は、冬の季語だそうですが。。。  

三寒四温(さんかんしおん)とは、冬に用いることばとのことです。冬場に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返されることを言うそうです。朝鮮半島や中国北東部に典型的に現れる現象のようです。一般に寒い日は晴れで、暖かい日は天気が悪いとされ、本来は冬の気候の特徴として使われとのことですが、最近では春先に使われることが多ということです。 ウィキペディアより引用

もとは中国の東北部や朝鮮半島北部では、冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることからだそうです。

【日本での三寒四温とは】

しかし、なぜよく三寒四温といわれるのか?日本の冬では、この周期はほとんど無いとのことです。早春に低気圧と高気圧が交代で日本周辺にやっきます。そのために寒気と暖気がやってきて、周期的な寒暖差を繰り返すとされています。この、早春の寒暖差に対して使われるようになったとか。。。

調べてみて私も初めて知りましたが、2月から3月ころのと天気でよく現れる寒暖の変化がはっきりとした春先に用いられているとのことです。何気に聞いている、天気予報から聞き覚えているのかも知れませんね。

とにかく、この季節は朝晩の寒暖差にも要注意です。ジャケットやスプリングコート、女性はストールも重宝しますので上手く自分の体温調節をサポートしてあげてください。

次回は、「春に起こしやすい体調不良」をまとめていく予定です。ぜひ次回もお待ちしております。

 

今日のまとめ

  • 春は、始まりの季節、変化の季節、跳躍的に温度も変化する
  • 春バテの原因は、寒暖差、そしてさまざまなストレッサーも関与している
  • 春バテ対策は、身体が感じる温度変化を最小限とし、自律神経を整える

 

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