元気&HealthのJunchanのblogにご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪かたよし純子です♪ 今週のテーマは、脂肪肝です。初回は、肝臓のしくみと機能、2日目はアルコール性脂肪肝、肝臓とアルコールとの関連性でした。そして今日は、アルコール以外の原因で脂肪肝となる、非アルコール性の脂肪肝のいろいろをまとめていきます。健康診断で、脂肪肝を指摘されて、アルコール飲まないのにどうして脂肪肝なの?と思う方もいるのではないでしょうか。アルコール性は、断酒により改善されますが、この非アルコール性のほうが、肥満や糖尿病などが原因となりやっかいとも言えるのかも知れません。
1. 非アルコール性の肝障害を理解、改善のポイント3つ
1-1 非アルコール性脂肪性肝疾患、非アルコール性脂肪肝炎とは
1-2 非アルコール性の肝障害のメカニズム とは?
1-3 非アルコール性脂肪性肝疾患と生活習慣との関連性
今日のプラスα
2.NAFLD、NASHの改善と治療
3.薬物性肝障害(健康食品:サプリメント)
1. 非アルコール性の肝障害を理解、改善のポイント3つ
アルコールを飲まないにも関わらず、脂肪肝となる状態を非アルコール性脂肪肝とされます。
1-1 非アルコール性脂肪性肝疾患、非アルコール性脂肪肝炎とは
NASH(ナッシュ)ということば、健康に興味がある方は最近良く聞くのではないでしょうか。NASHとは、Non-alcoholic steatohepatitisの略、非アルコール性脂肪性肝炎のことをいいます。今日のテーマは非アルコール性とは?からまとめていきましょう。
【非アルコール性脂肪肝炎:NASH】
肝臓に脂肪が蓄積することで起こる脂肪肝です。NASHは、アルコール以外の原因、肥満や糖尿病など、インスリン分泌の機能低下により、肝臓に中性脂肪がたくわえられ、脂肪肝となった状態です。肥満体型でない場合も運動不足と栄養バランスの悪い食事不規則な食生活などが原因と考えられ、脂肪性肝炎や肝硬変へとの以降が懸念されています。また、薬物や妊娠、循環障害が原因で脂肪肝になることも少数みられます。薬物が原因となるNASHの発症は、薬物性肝障害となります。
【非アルコール性脂肪性肝疾患:NAFLD】
肥満や糖尿病などを原因とする非アルコール性脂肪肝から脂肪性肝炎や肝硬変に進行した場合の肝臓病を非アルコール性脂肪性肝疾患:NAFLD(ナッフルディー) nonalcoholic fatty liver diseaseといわれています。
【非アルコール性脂肪性肝疾患や非アルコール性脂肪肝炎とは?】
〔非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、アルコールを1滴も飲まないのに脂肪肝〕
脂肪肝とは肝臓に多くの中性脂肪が蓄積された状態です。アルコールを飲まないのにも関わらず脂肪が蓄積され、肝炎や肝硬変と以降することもあるということです。NAFLDとは、アルコール以外の原因で起こる脂肪肝の総称となります。その原因として、メタボリックシンドロームによる肝臓疾患と考えられ、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧を伴っていることが多く見られます。
〔NAFLDとNASHとの違いとは?〕
アルコール性の脂肪肝とは、前回お伝えしたように大量飲酒が原因となる脂肪肝のことを言います。
しかし少量のアルコール習慣がある場合に見られる脂肪肝は、非アルコール性脂肪性肝炎:NAFLDとなります。NAFLDのうちの多く、90~80%は、長期経過にても脂肪肝のままとされるようですが、NAFLDの病気・疾患の意味D:Diseaseを除いてNAFL(ナッフル)といわれています。残りの10~20%は、肝硬変やさらに肝がんを発症する場合もあるということです。この脂肪肝から徐々に進行する肝臓病のことを非アルコール性脂肪肝炎 NASHとなります。ややこしいので下記にまとめると、
- 非アルコール性脂肪性肝疾患:NAFLD ナッフルディー
- 非アルコール性脂肪肝炎:NASH ナッシュ
- 非アルコール性脂肪肝:NAFL ナッフル
NAFL お酒を飲まないのに発症する脂肪肝 ※アメリカの肝臓学会ガイドライン
- 肝臓に脂肪が蓄積されている
- 目立ったアルコール習慣がない
- 脂肪肝を発症する他の要因がない
- B・C型肝炎ではない
【自覚症状無し!深刻な状態となり、初めて気づくNASH】
沈黙の臓器:肝臓は、初期症状はとしての特別な自覚症状は、ほとんど現れません。なかには、だるさなどを訴える場合もあるようですが、特有の症状はなく、NASHから肝硬変などへ進行した状態で初めて、黄疸や足のむくみ、腹水などの腹部膨満感で気づくこともあるようです。
つまり、たとえNASHになっていても、かなり進行しない限りは、ほとんど症状がないということです。そして、自覚症状だけで単なる脂肪肝(NAFL)と脂肪肝炎(NASH)を鑑別することができないということになります。
1-2 非アルコール性の肝障害のメカニズムとは?
初日のブログで説明したように、肝臓は、腸管から吸収されたさまざまな栄養素を門脈から取り込み、分解と合成を行い、身体の臓器に必要とされる状態とし、バランス良く全身に供給する機能を担っています。
【貯蔵庫としての肝臓の役割】
食事で摂取された糖質は、肝臓に一時的にグリコーゲンとして通常蓄えられます。しかし、過剰となった糖質は、中性脂肪として肝臓に蓄積されていきます。食事で過剰に摂取された脂肪やタンパク質も分解されアミノ酸から脂質に変換された状態で蓄積していくことになります。つまり、
過剰に摂取されたエネルギーは、体内での消費エネルギーを上回ると、
肝臓で中性脂肪として蓄積され脂肪肝になる
〔肥満に見られるインスリン抵抗性〕
肥満にみられる、インスリン抵抗性の問題もあります。
血糖値を下げるホルモンであるインスリンの機能が低下するために、肝臓での中性脂肪の合成を促進している状態となっていることも原因となります。
[インスリン抵抗性とは?]
インスリン抵抗性とは、インスリンの量は、十分に分泌されているにも関わらず、インスリンに対する感受性が低下し、インスリンの効果を発揮できずに血糖値が上昇している状態となり、中性脂肪の合成を促進することになるとされます。このインスリン抵抗性にために、筋肉や脂肪組織での糖取り込み機能が低下して肝臓での糖新生の抑制ができなくなります。血糖値が低下しにくくなり、血糖値コントロールのためにさらに多くのインスリンが必要となります。この状態の継続が、膵臓にインスリン分泌機能低下を促進し、血糖値の上昇、Ⅱ型糖尿病発症への悪循環を生み出します。こうしたインスリン抵抗性が出てくる原因として、遺伝、肥満、運動不足、高脂肪食、ストレスなどとされています。
※関連ブログ 「知って欲しい糖尿病の基礎」
〔脂肪蓄積のさまざまな要因〕
- 体質による違い:遺伝性の要因
- 栄養障害 :極度の痩せ
- 医薬品に副作用
- 活性酸素による酸化ストレス:肝細胞への影響
- 腸内細菌のバランスの変化
- 免疫反応などの影響
【NAFLD・NASHの診断方法】
- アルコール性否定の場合、下記の鑑別でNAFLDと診断
- 生活習慣病の有無、飲酒状況の確認、サプリメント、薬物服用の有無
- 血液検査などでの肝機能異常値の指摘
- 画像診断による他疾患の排除:腹部超音波検査、CT、MRIなどなどによる脂肪肝の有無
- ウイルス性肝疾患(B型肝炎・C型肝炎)の有無、自己免疫性肝炎、薬物性肝障害などの他疾患の確認
NAFLDと診断され、45歳以上、高度肥満、糖尿病などの合併、肝機能のAST/ALT比が1以上の高値、血小板数低値、肝線維化マーカー高値などでNASHの線維化の進行の可能性が疑われます。その際は、肝生検による組織診断により、NASHの確定や進行度の判定を行うことになります。肝臓の細胞を 顕微鏡で確認すると、肝細胞のなかに油粒がぎっしりとつまっている状態が確認されます。NAFLDの確定診断後も、定期的な採血、画像診断での経過観察は必須となります。
※関連ブログ 感染症検査のウイルス肝炎の最新情報
<NAFLD・NASH診断チャート>
1-3 非アルコール性脂肪性肝疾患と生活習慣との関連性
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、生活習慣との関係性が深いとされています。
【生活習慣病とは】
生活習慣病とは、糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称をいいます。そして、脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積された状態です。 ※関連ブログ 「よく聞くけど生活習慣病とは」
2.NAFLD、NASHの改善と治療
NAFLDは、このように肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧を伴うことが多く、またメタボリックシンドロームとも密接な関連性を有しています。
【メタボリックシンドロームの各疾患との合併】
NAFLDの治療には、心疾患や脳血管疾患などをさまざまな疾患を合併することが多く、メタボリックシンドロームの疾患の状態と肝障害の進行と双方への注意が必要とされるとのことです。脂肪肝のみに注視するのではなく、合併する疾患を診断し、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧症を改善することが求められます。NAFLDの治療の原則も、食事療法、運動療法などによる生活習慣の改善となります。脂肪肝(NAFL)の場合は、NASHを発症していないかを確認することを前提として、食事療法や運動療法などの日常生活の改善が中心となります。
〔メタボリックシンドロームの改善のための数値を知る〕
生活習慣がもたらす異常のために、食事療法、運動療法による生活習慣に改善は必須となります。初めに、メタボリックシンドロームの基準を確認します。肥満の改善に向け、自分のさまざまなサイズ、数値の確認を行います。
〔メタボリックシンドロームの基準〕
〔BMI(Body mass indexボディマスインデックス〕体格を表す指数
BMI=体重÷(身長m×身長m) ※BMI 25以上を肥満となる基準です
〔標準体重〕
BMI=22となる体重を理想としたのが標準体重となります。。
標準体重kg =(身長m×身長m)×22
〔腹囲の確認〕ウエスト周囲径
腹囲は、内臓脂肪の量を示します。男性85cm以上、女性90cm以上が異常となります。
〔数値の基準値との比較〕
BMIが25以上になっていないか、腹囲 が増えていないかに注意をします。
〔肥満の改善〕
NASHで肥満の指摘がある場合は、徐々に体重を標準体重への減量が目的となります。上記のさまざまな数値の改善が目標となります。NASHの場合は、放置により、進行リスクの危険性が高いため、初期段階から積極的に取り組むことが求まられるとされます。
【薬物療法】
減量の効果があまりえられないときには、薬剤の使用が検討されます。しかし、薬物療法としてNAFLDやNASHにたいする特効薬は無く、抗酸化作用があるビタミンE、インスリン作用を高める効果がある糖尿病薬などがあるとされます。さらに脂質異常症や高血圧の薬剤もNASHに有効性が期待できるものがあるようです。そのため、合併症となる糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病に対する治療薬のNAFLDへの効果を期待することになります。
【NAFLD、NASHの予防】
〔現状を知る〕
脂肪肝診断のために、血液検査、超音波検査などの画像検査を定期的に受け、肝臓の状態をチェックする
〔食事療法〕
- 食生活を見直す、食べ過ぎに注意し、果糖を含む多くの清涼飲料水、果物の取りすぎなどにも注意する。
- バターやラードなどの飽和脂肪酸が多い動物性油脂の過剰摂取、紅花油、コーン油などのリノール酸を多く含む食品の過剰摂取も避けるようにします。
- トランス脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニングを使用した菓子パンや洋菓子などの食品を避ける
- 多価不飽和脂肪酸を多く含む青魚や、ビタミンやミネラル多く含む緑黄色野菜、食物繊維を積極的に摂る
- 健康ドリンクと言われるものは、カロリーが高いものもあり、撮り過ぎには注意が必要です。
〔運動療法〕
筋肉トレーニングやヨガなど、関節への負担が少ない運動を行う。筋肉は第2の肝臓と言われ、筋肉量を増やすことは、代謝の向上も効果が期待されます。適度な運動で活動量を増やしやバランスの取れた食事と適度な量を心がけ、月に1kgぐらいのペースでの減量で、目標まで少しずつ落としていくようにします。継続することを心がけ、目標を少しずつ達成していくようにすることが大切です。
特に糖代謝においては、糖質の約7割はが骨格筋で消費されると考えられています。運動することで、骨格筋量を増やすことは、NAFLDの改善につながります。有酸素運動が望まれますが、レジスタンストレーニングも必須となります。レジスタンストレーニングとは、筋肉に負荷をかけたトレーニングのことを言います。
いちばん大切なことは、自分に合った方法で継続的に行うことが大切です。1日5分でも10分でも、自分にできることで身体をより多く動かすということです
3.薬物性肝障害(健康食品:サプリメント)
薬物性肝障害とは、薬の副作用により、肝機能障害が引き起こされることをいいます。
【薬剤性肝障害とは?】
薬剤の直接作用により中毒性肝障害と、アレルギー性肝障害とに区別されます。特定の薬に対して過敏症がある場合、アレルギーを起こして肝障害を起すとされます。
原因となる薬剤には、抗生物質、解熱鎮痛薬、精神神経系の薬、抗がん剤、漢方薬など、いわゆる健康食品と言われているもの、サプリメントなども原因となることが多くあります。
〔薬物性肝障害の症状〕
薬物性肝障害が発症すると、全身倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、発疹、吐き気、嘔吐、かゆみなどの症状がみられることがあり、脂肪肝(NAFL)、非アルコール性脂肪性炎(NASH)を発症することもあるとされています。
〔薬物性肝障害の診断と治療〕
肝機能障害の指標となる血液検査に数値、ALT(GPT)・AST(GOT)がおもに上昇し、胆汁のうっ滞が伴う場合は、ALPやγ-GTPが著明に上昇します。薬物が原因となる肝障害のため、対象となる薬物を中止することで改善されます。
〔中毒性肝障害〕
薬の大量投与、長期服用により引き起こすとされています。放置すると脂肪肝や胆汁のうっ滞を引き起こし、肝硬変に移行する場合もあるとされます。肝臓での代謝産物が肝障害を起すと考えられています。
〔アレルギー性肝障害〕
体質に合わない薬剤の場合、過敏な反応を引き起こし肝障害を引き起こすとされています。アレルギー体質の人に多くみられ、細胞性免疫が関与していると考えられています。
[細胞性免疫とは?]
細胞性免疫とは、体内に入った抗原(この場合薬物)に対して、T細胞が増殖、活性化されて直接、抗原と特異的に反応する免疫反応のことをいいます。
【サプリメントによる肝障害】
知人に「ウコンで肝障害」を起こしたということを聞いたことがあります。サプリメントは薬ではなく、健康食品ですが、非健康な状態を引き起こすこともありますので周囲が必要です。医薬品ではないので、薬事法などの規制がありません。そのため誰でも自由に購入することができます。手軽に入手出来るために、美容や健康によいと聞き、飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
〔サプリメントにみられる健康障害〕
サプリメントの過剰摂取、ビタミンEの過剰摂取やビタミンCなどによる健康被害も報告されているようです。栄養を食品から摂取せずに、面倒だからと食事ほとんど摂らずにサプリメントで賄おうとする人もいると聞きます。サプリメントは、あくまでも補助食品となります。特に女性の過剰摂取は、ホルモンバランスにも関わるとされています。サプリメントは、自分の不足分の栄養を正しく理解したのち、食品でどうしても補えないもののみを補助的に用いることをお勧めいたします。
〔必要以外な成分を確認〕
もし、不足分をサプリメントで補う場合は、自分の不足しているもののみを摂るようにすることが大切です。何か含まれているかをよく確認したから用いるように心がけることを強くお勧めいたします。
【身近な疾患、脂肪肝への再認識】
生理検査アティテュード®からのメッセージ
3回にわたり、脂肪肝に関するあれこれを自分なりにまとめてきました。そして、改めて思うこと、非常に多くの脂肪性肝疾患を有する人の腹部超音波検査を担当させてもらってきて、非常に多くの症例を経験してきたことを再認識しています。脂肪肝はもとより、脂肪肝から脂肪肝炎の状態と思われるもの、脂肪沈着よりも、線維化が進行してる状態、肝硬変となってしまっている状態、それぞれがすべて異なる症例です。同じ人の検査でも、人の細胞は常に変化しています。まったく同じ状態はありえないということになります。
でも、最前線で超音波検査を行っていたときには、そんなことは考えていなかったよなぁということです。前回同様と所見欄には記載しますが、決してまったく同じと言うことはありえないのです。その認識がもしあったら、現状維持なのか、進行しているのか、改善しているのかもう少し受けとめ方が違っていたのかもしれないなぁと、そんなことを今、思っています。
だからこそ、若い技師さんたちには、病識をもっともっと理解し、単なる脂肪肝の指摘のみではダメだということをお伝えしたい。検査をさせていただいている人の背景を理解し、肝臓に今そのような状況が起きているのか、他の臓器との関連性も類推しながらを検査を進めていくことが出来ると思うし、やらなければならないのだと私は思っています。
痩せているから、脂肪肝では無い?!
この考え方は危険です。
食生活や生活習慣、運動不足でも脂肪肝はあります。そして、その状態は、身体が危険な状態にあるということを認識して欲しい。肥満にみられる脂肪肝よりもある意味危険です。
今日のまとめ
- 非アルコール性脂肪性肝疾患をNAFLD、非アルコール性脂肪肝炎をNASHといいます。少量の飲酒習慣は、アルコール性とはならない
- 過剰に摂取されたエネルギーは、肝臓で中性脂肪として蓄積され脂肪肝になる
- 非アルコール性脂肪性肝疾患の場合、生活習慣病の背景が多く存在している。肥満や糖尿病が原因となる
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代表 かたよし純子 Junchan♪ ※自己紹介はこちらから
臨床検査技師/超音波検査士/健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級
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共同代表 Junko Katayoshi
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