『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

4月も後、1週間あまりで終わろうとしていますが、新しい仕事に就かれた方も多い時期、改めて「仕事」「仕事の力」という意味から、いっしょに考えてみませんか?新たな環境で過ごす中、日常で様々な問題や課題に出会う方も多いのではないでしょうか?では、今の自分自身に必要な「仕事の力」とは何かを考えてみたいと思います。そして、最終日は「仕事力を身につける」には、今、何をすることが必要なのか、大切なのかも考えてみたいと思います。今日は、「仕事」の意味を多方面から捉え、自分に必要な自分らしい「仕事力」を探すための5日間の1回目です。

1. 仕事とは?言葉の意味とそこから考えられる3つのこと

1.1 仕事とは何だろうか?

1.2 仕事から得られるものとは?

1.3 どうして働くの?自分と仕事の関係性

 今日のプラスα

2.「ゆとり」を得る、遊びも仕事のうち

3.大きな意味では「生きがい」もありなのか?

 

1. 仕事とは?言葉の意味とそこから考えられる3つのこと

1.1   「仕事とは?」改めて、考えたことありますか?

「仕事 しごと」とは、何だろうか?これをいつものごとく、ネット検索してみました。

  • 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
  • 生計を立てる手段として従事する事柄。
  • 職業。したこと。行動の結果。業績。
  • 悪事をしたり、たくらんだりすること。しわざ。所業。
  • 「針仕事」の略、縫い物。裁縫。
  • 力学で物体が外力の作用で移動したとき、移動方向への力の成分と移動距離との積。

また「仕事」の語源、「仕」の「し」は、「動作」「行為を行う」意味のサ変動詞「す(為)」の連用形「し」、「ごと」は「事」。しごとは「すること」の意味でしかなかったとあります。「すること」は「すべきこと」でもあり「すべきこと」は生きていくために働くことでもある (Goo辞書から、語源由来辞典 より引用)

よく言われる「働かざるもの食うべからず」ということは、実に理にかなっているようです。

では、仕事とは職業とも捉えがちですが、「職業」とは何なのでしょうか?ウィキペディアでの検索は、

「職業は、日常的に従事する業務や労働など、技能、知識、能力などをまとめた一群の職務。職、生業(すぎわい、せいぎょう、なりわい)仕事。日本では労務に従事することを就職、就労という。職業の目的は、ほとんどの場合、生計を立てるため、つまり生活するのに必要な金銭を得るためになされている」とあり、「職」とは、「しょく」「しき」と読みますが、職業、財産的な価値を伴った役職・権利・不動産など役職のこと。

「仕事」と捉えたほうがより、広域的な意味合い、その人のライフスタイルや社会での位置づけにより様々な解釈ができそうです。

家族、社会の中での役割から「仕事」をとらえると様々な「仕事」が浮かびます。家庭を基本に考えると、「生活費を稼ぐ」世俗的に言われる世帯主、生活という面から考えると、主婦やを母親の「家事」「育児」、これらはすべて大切な仕事だと言えます。そして、やはり子どもの仕事は「学業」なのでしょうか。学びは、自己成長には欠かせません。「学ぶ力、考える力」をつけるためには、未成年にとってやはり学業は仕事なのです。どうして、関数が三平方の定理が必要なのか?こんな質問をされたことがありますが、今ならその理由をしっかり言えますね(笑)

そしてさらに、ここで思い浮かんだワードは「遊び」です。「遊びも仕事のうち」とも言われることがあります。このことも後ほど触れておきましょう。

冒頭から大きく意味を広げてしまいました。。。

 

 1.2   仕事から得られるものとは?

親の働く姿を子どもは見て育つ…「親の背中を見ながら子どもは育つ」親が真面目に、懸命に家族のために働いている姿(親の背中)を見せていれば子どもは真っ直ぐに育つ。。。

仕事とは、「すること」という意味から、私自身の過去の記憶を遡る…私の両親は家で仕事をしていました。私の小学校の頃、家業、すなわち「両親の仕事」の手伝いで、伝票にハンコを押す、という雑用がありました。スタンプ台と住所の印鑑で押していきます。お小遣いをもらったかどうかもよく覚えていません。でも私にとっては、両親の仕事のお手伝いを「すること」だったのです。そして、母親は、家業と家事をこなす、その母親のお手伝い、「お米をとぐ」ということを時々していたと記憶しています。そこから私が学んだことは何だっただろうか?お小遣いが欲しくてやった記憶はないのです。褒められたかったのでしょうか…?覚えていることは、お米をこぼさずとぎ、家業の一部を間近で感じていた子どもの頃「両親の働く姿」を学んでいたようです。

自宅で工場を営んでいた父とその仕事を手伝う母をずっと間近で見ていたのでした。まさに、それは、朝から晩まででした。起きると父は、朝食前に機器を立ち上げ、夜は7時頃まで働いていたと記憶しています。機械の「音」は、かなりの音量で、「音」が止み、静寂が伴うとホッとした記憶がよみがえります。夕食は、いつも8時です。両親の働く背中を見ていた…以前のブログで、家ではいつも働いている母だから寂しかったと書いたことがありました。そこから「働くという意味」を両親から学んでいた事に今、あらためて気づかされています。子どもに一生懸命に働く姿を見せていれば子どもはちゃんと育つ、この私の中にある信念、その理由はここに端を発するようです。

自分が社会に出る前に、両親の仕事から学んだこと、

  • 「寸暇を惜しんで仕事をする」
  • 「仕事を一生懸命やることの大切さ」
  • 「仕事を通して、子どもの手本となること」

でしょうか。これは人それぞれです。今は、もう少し異なるというより、自分自身の過去から考えるとその時の自分の生活に必要なことを学んでいるということなのではないでしょうか。

このようなことを踏まえての検索「仕事から得られる物」そこから得られたことは、「働けることの幸せ」でしょうか。日経テクノロジーの古い記事から、僧侶のことばで『人間の幸せには、「人に愛されること」「人にほめられること』「人の役に立つこと」「人から必要とされること」の四つがあります。そして,人に愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られるのです」と。』この意味が仕事の本質につながると気づきました。

これは、裏返せば「その時の自分の生活に必要なこと」とは、自分に自身の幸せにつながるということです。仕事は何だろうか?この答えも、その人その人により得られる答えは異なるということにつながります。

 

1.3   どうして働くの?自分と仕事の関係性

では私自身にとっての社会との関わりの中での「仕事」とは?自分が何を得られたのか?高校の夏休みに近所のレコード・楽器店、でアルバイトをしました。姉が以前バイトしていたので、紹介してもらったと記憶しています。「労動に対する成果」としての「賃金」を社会から貰った初めての経験でした。そのときに思ったことは、お金を戴くのだからきちんと働かねばならない、そう思っていました。その時の「労働に対する賃金」という意味づけへの、価値観は、「精一杯働くこと」それから以降も私に中にあります。

専門学校時代にもバイトをしていました。高校を卒業後は、お小遣いを貰わなかったと記憶しています。自分でバイトをしたお金で、授業料以外は賄っていました。お金を戴くことの大変さ、一生懸命、人のためになることをするからお金につながる。「お金の価値観を学ぶこと」が私にとっての仕事だったのかもしれません。

仕事とは、労動 真面目に働く それに対する対価 社会との関わり 人とのコミュニケーション 楽しみにつながるお金 安心 自分のお金・・・

なども学んだことなのかも知れませんが、いちばんの大きな意味は「自己肯定感」なのかも知れません。自分が社会でのどのようなことで貢献できるのかを知る第一歩だったように思います。

お金の「価値観Value」は一度やってみると良いかも知れません、思わぬ気づきが得られるのかも知れません。

Work<Work>

 

2.「ゆとり」を得る、遊びも仕事のうち

では、社会に出てからの「仕事」からは何が得られたのでしょうか?

人が生まれて初めに出会う社会とは、幼稚園、保育園が挙げられるのでしょうか。家族、保護者と離れて初めて、1人で社会との関わりを持ちます。そこで幼いながら1人の人間としての人格を持ち、社会生活が始まります。そこでの遊びはある意味、子どもにとっては、生活することを学ぶための「仕事」です。子どもは子ども同士の遊びを通して多くのコミュニケーションを学びます。いわば、子どもたちにとっては、遊びを通して人生初めての人と人との駆け引きの学びなのかもしれません。

社会に出てからは、自分の働いた「労動に対する成果」いわば給与で、「余暇」「レジャー」を楽しみます。そこで支払われるお金は、「他の(自分以外)人の労動に対する成果」として支払われるという意味合いも含みます。人は、仕事を通して社会のシステムとして組み込まれていると言っても過言ではありません。

仕事の場で得た人間関係は、のちの自分のパートナーとなる場合もあったり、その後の人生の中で、かけがいのない友人となる場合もあるでしょう。様々な人とのつながりも「仕事」の場から得ることが出来るのです。最近職場の飲み会には参加はしない…仕方なく仕事だから参加、すごく淋しく感じます。私はよく言います。飲ミニュケーションも必要だと。仕事以外にも気軽に話せる、ざっくばらんの人間関係が得られることで、良い仕事が出来るきっかけにつながることも有るのではないでしょうか。職場の空気感が改善されることがあると私は思うのです。

ぜひ、プラスαの時間として、人生に「遊び」の時間「ゆとり」を入れてみてください。私が最初に勤務した職場では、仲間と車を2~3台連ねて週末は、仕事が終わったらそのままスキー場へ、楽しいひと時でした。遊びも人生の彩りとしての仕事です。

 

 3.大きな意味では「生きがい」もありなのか?

私が以前NLPを学び初めて頃、「仕事の価値観」のワークをしたことがあります。「生きがい」という意味あいのことばが出てきました。仕事があるから生きている意味を感じられたのです。自分のプラーベートで躓いた時、そこから立ち上がらせてきれたのは、生活の基本となる対価を得ていた「臨床検査技師」としての仕事でした。その時の職場環境が、私の存在性を認めてくれる場であったからです。私は、そこでバリバリと働くカッコいい人でありたかったのです。仕事の価値観=かっこよさ とも捉えていたのでした。自分の中の「理想のキャリアウーマン」を描いていたのかもしれません。

キャリアウーマンもありなのですが、今はちょっと捉え方が異なったように思っています。カッコよさとは、どのようにつくられているのでしょうか。バリバリテキパキ仕事をこなせる人、誰から目線のことばでしょうか?医療にカッコよさはいらないなぁ…それが、その後の私の価値観であることに気づいたことのほうが本来のカッコよさなのかもしれません。このあたりは、またお伝えする機会が生じましたら。。。

生きがいとは、人生の在り方につながります。

数年前の「生きがい」の意味と「今の生きがい」の意味が私に中でやや異なってきました。今の「生きがい」は、生きること、人生の意味につながります。以前の「生きがい」は、自己肯定感の残存でしかありえず、生きていくための最低限の意味、自分が自分らしくいるための最低限です。今は、私自身の在り方につながります。

「仕事」とは、何だろうか?ここからシンプルに捉えて書き始めましたが、「仕事」何だろう…?実にかなり広範囲に自分の中でチャンクアップされ、今まであまり深く考えたことがないことに気づき意味の深さを感じています。5日間の結末が楽しみでもあります。

 

今日のまとめ

  • 仕事の得られるものの意味は、人それぞれ答えの正解はその人しだい
  • 仕事は、「幸福感」人生の生きる意味につながる学び
  • 仕事をとは、自分の人生の在り方(attitude)

 

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今日も最後までありがとうございました。

 

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