『元気の出るJunchanのblog』ご訪問ありがとうございます。医療スタッフのメンタルパートナー かたよし純子です♪

オープンマインドにつながる1週間をお伝えしています。今日はその2回目です。月曜日にお伝えしたセンサリーアウェアネスやってみたでしょうか?感性を開くことで知らない自分に出会えることが出来ることもあります。自分でも知らなかった自分の心に意外に、気がつかないことがあります。その理由となるものを知り、新たな選択肢を得ることから変容へと繋がることができます。今日は、自分の見えていなかった心に気づき、新たな自分発見につながる行動変容へと誘うステップづくりです。

 

1. 自分変容へのホップ・ステップ・ジャンプ 

1-1 自分の心に気づくには

1-2 気づくことで得られたことは?

1-3 変わるためのステップを作る 

今日のプラスα

2.自己肯定感をUPする

3.過去の自分に出会うこともプラスになる

 1-1 自分の心に気づくには

月曜日にお伝えした「センサリーアウェアネス」では、思いの外、自分の内面に気づくことが出来たのではないでしょうか。自分の五感を日常生活の中では意外に意識していないことが多いものです。意識的に音を気にすること、自分の感覚に意識を向けることなど、自分と会話をすることが少ないのではないでしょうか。自分の中の価値観が行動のブレーキになっていることもあります。

人は、生まれた時から意図せずに、両親や周囲の環境から様々な価値観をその成長過程で刷り込まれています。両親から受け継いだ遺伝子と、生まれ育った生活環境が様々な価値観のいわば基になっていると言っても過言ではないと私は思っています。そして、どのような社会で育ったかも影響しています。「朱に交われば赤くなる」という諺のごとく、人は、関わる相手や環境によって、良くも悪くもなるということで、意図せずに自分の中での判断基準を決めてしまっているということです。どのようなところで、どのような人と出会い、関わるのかも大きく人格形成に影響するということなのです。

大人になれば、意識的に自分自身の行動を決めることも出来ますが、物心がつくまでは両親や養育者の価値・信念の基に育てられるわけです。3歳までにどのような周囲と関わってきたか、どのような接し方をされてきたのかで、大きくその後の人格形成にも影響しているのです。 (関連blog)

親からもらう気質や環境は、良くも悪くも様々な影響をもたらします。気づかないうちに刷り込まれた様々なネガティブなビリーフ、リミッティングビリーフもあるのだということに気づくことから変容が始まります。だからこそ、自分の内面の声に耳を傾けて欲しいのです。変わりたい、何かを達成したいと思う時には、自分自身の声を内省することも必要なのだと私は思います。自分の信念や価値観ということを、あまり考えたことが無いのではないでしょうか。

ちなみに「仕事で大切なことは何だろうか?」この質問を自分にしたことありますか?仕事に対する価値観は、「これだ!」として仕事を決めた人、価値観を意識してお仕事されている方は、自分の目標のために頑張れていると思うのです。何となくこんな仕事が出来たらいいなぁ~とか、給料がいいからとかで、職種など仕事内容に関係なく決めたというような、明確な目的意識の無い状態で決めた場合は、こんなはずでは無かったのに…と思っている方もいるのではないでしょうか。ただし、給与金額で決めた場合でも、働いたお金で将来の目標が明確化している場合は、頑張れるでしょう。全員がそうだとは思いませんが、そのような傾向に有るのではないかと私は思います。

思いの外、自分と会話していないのです。自分のことを知るための方法でお勧めなのが、「ニューロ・ロジカル・レベル」です。自分自身が何を考え、何を基本に毎日の行動をしているのかということに、気づくことから変化は生まれます。

センサリーアウェアネスやマインドフルネスとともに利用すると良いと思います。

 

1-2 気づくことで得られたことは? 

では、どうして「気づき」が必要なのでしょうか?

気づくことにより「今の自分」と「成りたい自分」の差が見えてくるのではないかと思います。私の場合は、変わりたい、変わらないとこのままでは、自分はダメになると思ったことが行動へと繋がりました。変わりたいという気持ちは、自分の現状に満足できなかったからです。私の場合は、ダメになるという危機感からです。自分の中の自己否定が強く、必要とされることが無いという思念に囚われたからです。人は、存在価値を認められないとある意味、生きていけません。人は、ひとりでは生きていくことが出来ないのです。新たな居場所、自己の存在を受け入れてくれる場所が欲しくて、新しい行動選択を必要としたのです。私の場合、自らの無意識が行動を促していたのかも知れません。いわば、自分が自分でいるため、生きるために必要な選択を「恒常性維持・ホメオスタシス」が促したのです。自分自身から新たな行動をすることを勧められたのです。

変わりたいという気持ちが行動変化に繋がります。新しい行動は、新たな人間関係とともに、知識や、気づきが得られます。新しい人間関係は、自分と周囲との価値観の違いにも気づかせてくれます。どうしてそのような考え方が出来るのだろうか?疑問は、思考へと繋がります。疑問が自分の課題になり、新たな興味や関心にもつながることにもなります。人の輪が拡がります。

全く関わることが無かったような様々な職種の人たちとの会話が新鮮で、いかに自分が世の中の様々なことに対して何も知らずにいたのか、いわば、大きなカルチャーショックを受けたのです。「井の中の蛙大海を知らず」そのまま自分に向けられたことばだと痛感したことから、学ぶことの大切さと、必要性と、楽しさを知りました。学ぶことに年齢は関係ないのです。知りたい時が適齢期、すべてはタイミングです。

タイミングは、必ずありますし、必要とされますが、自分の興味や関心を拡げることが自己成長につながるのです。自分は何者で、何を成し遂げたいのか?この疑問と人は、人生で自己の課題として、付き合う必要があるのだと、私は強く思います。

いくつになっても学ぶことは出来るのです。

人は、死ぬ直前まで成長できるのです。

 

1-3 変わるためのステップを作る 

では、実際にどのように変容ステップを作るのかが問題となります。1日目のセンサリーアウェアネスは、自分の内面に意識を向けるためにはとても良い方法です。マインドフルネスと最近紹介されている方法でも良いでしょう。瞑想やヨガ、催眠なども効果的です。

自己対話をして、現状の自分自身に目を向ける。いかに自分のことを知らなかったのかということに気づくのではないでしょうか。自分の人生は、自分で決めなければ成りません。それは生まれた時から決まっています。人は、生まれてすぐでも、ちゃんと泣くことで自己主張をしています。お腹が空いた、排便、排尿もちゃんと伝えてきましたよね。そして、養育者の手を借りて成長していきます。成長の過程で、自分で決断することを奪われてしまっている、養育者の必要以上の過保護が、ちゃんと自己主張することをしなくてもよくなってしまっているのです。だから過保護は、よくない、過保護と愛情を注ぐことは異なります。過保護は、考える力、自分で決断する力を奪ってしまっています。

自分を知ることで、現状を変えたいという気持ちがどの方向に向いているのかを探ります。

簡単に言っていますが、これがなかなか大変なのではないかと思います。なぜなら先程の、「ホメオスタシス」が有るからです。変わることに大きな不安を感じることがあるのが普通なのです。だからよく言われるベイビーステップが必要になります。

でもさらに、ベイビーステップを決める前に、未来が分からない、何をしたらよいのかが分からない…そんな問題にも気づくのではないでしょうか。実際私も目の前が霧の覆われた状態で動けないこともありました。そんな時には、様々な無意識にアクセスする行動をしてみるをお勧めします。ほんのちょっと勇気を出して、自分が気になること、やってみたいなぁと思うことをやってみるのです。

気になるイベント、気になる場所、気になる人に会いに行く、自分自身のアンテナを高く掲げて行動してみることです。そして、アンテナのセンサーにビビッと来るものをセレクトするのです。そして、取捨選択していく、自分の興味関心の幅を拡げることで、新たな自分発見に必ず繋がります。あとは、過去の趣味を思い出すこと。好きだったけど、忙しくて時間が無くなって、何となくやらなくなったこととかありませんか?ちょっとやり方を変えて、新たな再チャレンジも新鮮な感覚で出来ることが有るのではないでしょうか。

そして、常に自己と会話しながら行動するのです。常に自分に質問を投げかけておくことで、無意識もちゃんと自分のために考えてくれています。さらに親しい人との会話も思わぬことへの気づきにつながることもあります。「最近ねぇ~」こんな、気軽な感じで、気になることや思うことを思う浮かぶことを話す。気づいたら話してたり、何気に宣言しているような自分のことばにハッとしたりすることも。こんなところに旅行に行ってね、そこで気になることが…など、無意識から意識レベルに上がってきたイメージを話したり、自分で書き出して見ることも良いかもしれませんよ。

興味・関心、価値観、好きなことなどの共通点を見つけて見てください。自分の方向性が見えるかもしれません。行動しはじめて違和感があったら、さらに別の選択肢をチョイスするのです。行動したことは、自分自身の新たなリソースの棚にストックしておけば良いのです。自分磨きのツールになります。そして、それらは、未来の自分と何処かでつながることもあるのです。気持ちが動くままに行動してみるのも自分発見、マインドを拡げることに繋がります。

 

2.自己肯定感をUPする 

人は否定され続けると、「自分はダメな人間なのだ」「必要のない人間なんのだ」と、自己肯定感を失い、うつになってしまうこともあります。だから褒めて育てようということが言われはじめ始めたのでしょう。人に対して注意喚起を促すときには、環境や、行動を注意しましょう。人は、自己の人格を否定されると自己否定に陥ります。能力がない、お前が悪い、どうして出来ない、などこのようなことばを毎日浴びせられると植物でも枯れてしまいます。

ことばは、エネルギーです。ことばは言霊と言われます。良い言葉、プラスのことばはプラスのエネルギーを持ちます。マイナスのことば、ネガティブなことばは破壊のエネルギーになります。自分が言う言葉も同じです。罵倒することばかり周囲に対して言っていると、そのことばをいちばん初めに聞いているのは、他人に対して言っているつもりでも、自分自身なのです。

自分自身にも良いことばを使いようにしてください。大きな失敗をしてしまった。夜、寝ながら、反省しなければ、と考え、失敗したことばかり考えがち、しまいには眠れなくなる悪循環は手放しましょう。反省も大切ですが、そこから何を学ぶことが出来たか?うまくいくためにはどうしたら良かったのか?という質問に変えてみてください。失敗したことを意識しながら考えると、「失敗」ということばが記憶に残ります。すると、仕事=失敗、という記憶の連鎖、先週お伝えしたプライミング効果が作られてしまいます。

どうせ作るなら、プラスの連鎖を作りましょう。今日の出来事から何を学ぶことが出来たかです。脳には「出来事」でしかありません。失敗というネガティブな感情を「事実」にセットするか、新たな学びというプラスの感情をセットするかの違いです、どちらが良いですか。考えなくてもプラスの感情の方を選択したいですよね。だから夜は、「今日できたことは何だろうか?」「今日、学んだことは何だろうか?」これを考えながら眠りにつくことをすすめします。脳は、眠りません。意識は眠りについても、無意識は、自分のためにちゃんとお仕事してくれています。

この積み重ねが、「自己肯定感」につながります。周囲の罵声にもし脅かされているようなことがあれば、右から左に、左から右に聞き流し、この出来事はどのようにプラスに考えることが出来るのだろうか?と自分に質問してみてください。愚痴ばかりのときは、意味のない言葉を話すロボットだとでも思うことをお勧めします。笑えるイメージに変えてしまうこともきっと効果的です。

 

自己肯定感

<自己肯定感>

 

3.過去の自分に出会うこともプラスになる

自分探しの方法としてNLPのワークも多くあります。その中での「タイムラインワーク」過去の自分のリソース探しをしたりとかします。自分の目標達成に役に立つようなリソースを探しに現在から過去に戻り、過去の自分からパワーを貰って、現在の自分に活かします。

ワークをしなくても自分の過去の経験や学んだことなど様々な体験が大きなリソースなのです。人は、毎日多くのことを学んでいることに意外に気づいていません。毎日が成長だということに気づくことを初めに認知することからです。

ここのお店は、この商品がお勧め、この食材の活かし方は食べ合わせがポイント、このお店はこの時間帯がいちばん空いている…こんな日常の情報もリソースになることもあります。息子の小学校の時に、「一発芸をやろう」みたいなことがありました。ゆとり教育と言われ時代の産物です(笑)でも、この一発芸とは、子どもの可能性を拡げることを目的としたのではないでしょうか。子どもに「出来る」ことを無意識に刷り込むことが出来るのです。

私の息子は、私がエジソンの母と呼ばれるほどの様々な突飛な行動をしてくれた子どもでした。大人が考えないこと、普通に考えれば子どもでも分かりそうなことを実際にやってみてしまうのです。アルコールランプに落とし物の靴下をかざす。丸餅をローソクで焼こうとする…など、ちょっと危険な行動もあるので、よく学校に呼ばれた私は、「なんで普通ではないのだろうか。。。」と頭を抱えていました。

実に、素朴な疑問をやってみているだけなのですが、頭の硬かった私は、そのことが理解できなかったのです。NLPを学んだことで、それが彼の好奇心からで、彼の探究心なのだということ、彼の個性だと理解できていたら掛ける言葉がもっと変わっていたのではないか、ということに初めて気づくことが出来たのです。大人から見たら確かに問題行動ですが、どうしてそう考え、行動を起こしたのか?ということに意識を向ければ掛ける言葉が変わります。

私は、そんな息子の行動を受けとめてあげていなかったことを、すごく反省しています。母親である私の対応がもう少し異なっていたら、もっともっと彼の可能性を引き出すことが出来たのではないかと今さらながら思うのです。

でも、その息子のお陰で今の私がいます。今は、只々、成長した息子に、感謝するだけです。

よく「私、何も出来ないから」という方がいます。自分の才能に気づいていないか、使っていないだけだということに気づくことがいちばん大切なのです。

 

今日のまとめ 

  • センサリーアウェアネスで自分の心に気づく、自己対話が必要
  • 自己成長を促すことが、人生の課題につながる
  • 気になることをはじめることから、自分の中の興味関心に気づくこと

 

今週のblog 

『マインドを拡げる』

「§1 上手くいかない時の心のスキャニング」   2017.5.15

 

<関連blog>

・三つ子の魂 百まで  「決断出来ない人の作られ方」        2017.3.7

・リミッティングビリーフ「親から受け継いだから捨てられない」   2017.3.8

・ニューロ・ロジカル・レベル「あなたは、何者ですか?」アメブロ 2016.11.25

・ホメオスタシス「変っても戻ってしまう訳がある。。。」アメブロ 2016.11.18

・プライミング効果「過去から現在、未来につながる記憶の利用」  2017.5.10

・タイムライン「退職・転職を考えるとき~タイムライン~」アメブロ 2016.12.5

 

 

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今日も最後までありがとうございました。

 

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